JP2001176751A - 積層電子部品の製造方法 - Google Patents

積層電子部品の製造方法

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JP2001176751A JP35844799A JP35844799A JP2001176751A JP 2001176751 A JP2001176751 A JP 2001176751A JP 35844799 A JP35844799 A JP 35844799A JP 35844799 A JP35844799 A JP 35844799A JP 2001176751 A JP2001176751 A JP 2001176751A
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green sheet
carrier
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哲也 久我
Kichiyoshi Oyabu
吉致 大藪
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Abstract

(57)【要約】 【課題】シート欠陥があってもその影響を受けにくく、
高精度で高容量の積層電子部品の製造方法を提供する。 【解決手段】第1のキャリアフィルム1上に第1のセラ
ミックグリーンシート2を成形し、乾燥させ、第2のキ
ャリアフィルム3上に第2のセラミックグリーンシート
4を成形し、乾燥させる。第1と第2のセラミックグリ
ーンシート2,4をそれぞれ第1,第2のキャリアフィ
ルム1,3に付けた状態で、その露出面どうしを対面圧
着させ、複数層シート5を得た後、第1のキャリアフィ
ルム1に複数層シート5を付けたまま、第2のキャリア
フィルム3を剥がす。複数層シート5の剥離面5aに内
部電極用ペースト6を塗布し、内部電極用ペースト6を
塗布した複数層シート5を複数枚積層して積層体を得
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は積層セラミックコン
デンサのような積層電子部品の製造方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】通常、積層セラミックコンデンサは、次
のような工程を経て製造される。まず、所要組成に調整
されたセラミック原料粉末と、バインダ溶液とを互いに
混合することによってセラミックスラリーを得た後、ド
クターブレード法や、引上げ法、リバースロールコータ
などを用いてセラミックスラリーをキャリアフィルム上
に薄膜状にシート成形し、薄層のセラミックグリーンシ
ートを得る。このセラミックグリーンシートに内部電極
を形成し、これを複数枚積み重ね、圧着,焼成を行った
後、外部電極を塗布,焼付けすることで、積層セラミッ
クコンデンサを製造している。
【0003】コンデンサの高容量化が求められる今日、
セラミックグリーンシートの一層の薄層化が必要とされ
ている。シート成形技術の向上により、シート膜厚が
0.3〜5μm(乾燥後)という薄層シートの成形が可
能になってきた。ところが、シートが薄過ぎるあまり、
別な問題が生じてきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】グリーンシートが薄く
なると、グリーンシートの作製過程において微小なピン
ホールが発生し易くなり、積層されたシートの表裏の電
極がピンホールを介して短絡する、所謂ショート不良を
起こすという問題がある。また、グリーンシートの中に
バインダ樹脂の凝集物が存在していた場合、焼成過程で
バインダ樹脂の凝集物が消失し、そこに空間ができる。
また、グリーンシートに気孔が残った場合も同様であ
る。シートの厚みが比較的厚い場合は問題ないが、薄い
シートになるとピンホールなどのシート欠陥の影響が大
きく、ショート不良が起きやすい。
【0005】また、内部電極は電極ペーストをセラミッ
クグリーンシートの表面に所定のパターンでスクリーン
印刷などによって塗布することにより、形成される。し
かし、セラミックグリーンシートの表面は、シート成形
により形成された成形面であるから、表面粗さが大き
い。このような粗面に電極ペーストを塗布すると、電極
形状を精度よく形成できないばかりか、厚み精度が悪い
ためにカバレッジ(電極の有効面積)が小さく、高容量
化を実現できない。
【0006】そこで、本発明の目的は、シート欠陥があ
ってもその影響を受けにくく、高精度で高容量の積層電
子部品の製造方法を提供することにある。また、他の目
的は、内部電極を高精度に形成できかつ電極の有効面積
を大きくできる積層電子部品の製造方法を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、第1のキャリアフィルム
上に第1のセラミックグリーンシートを成形し、乾燥さ
せる工程と、第2のキャリアフィルム上に第2のセラミ
ックグリーンシートを成形し、乾燥させる工程と、第1
と第2のセラミックグリーンシートをそれぞれ第1,第
2のキャリアフィルムに付けた状態で、セラミックグリ
ーンシート同士を対面圧着させ、複数層シートを得る工
程と、第1のキャリアフィルムに複数層シートを付けた
まま、第2のキャリアフィルムを剥がす工程と、第2の
キャリアフィルムを剥がした後で、複数層シートの剥離
面に内部電極用ペーストを塗布する工程と、上記内部電
極用ペーストを塗布した複数層シートを複数枚積層して
積層体を得る工程と、を有する積層電子部品の製造方法
を提供する。
【0008】ピンホールやバインダーの凝集物はセラミ
ックグリーンシートのランダムな位置に発生する。この
ようにランダムな位置にシート欠陥がある2枚のセラミ
ックグリーンシートを重ねて圧着すると、一方のセラミ
ックグリーンシートのシート欠陥は他方のセラミックグ
リーンシートで閉じられ、シート欠陥同士が重なる確率
が非常に低くなる。そのため、複数層シートの段階では
シート欠陥がほぼ解消され、ショート不良の発生を極端
に少なくできる。
【0009】セラミックグリーンシートに内部電極を形
成する場合、従来のように表面の成形面に電極ペースト
を塗布すると、成形面が粗面であるため、均一な厚みで
ペーストを塗布しにくく、カバレッジの低下を招く。ま
た、粗面に対してペーストを内部電極の形状を精度よく
制御しながら塗布することは難しい。これに対し、本発
明ではキャリアフィルムを剥離した後の複数層シートの
剥離面に内部電極用ペーストを塗布している。剥離面は
成形面より平滑であるため、形状および厚み共に高精度
に内部電極を形成できるとともに、カバレッジが増加
し、高容量化を実現できる。
【0010】第1のキャリアフィルムに複数層シートを
付けたまま、第2のキャリアフィルムを剥がす方法とし
て、請求項2のように、第1のキャリアフィルムと第1
のセラミックグリーンシートの剥離力(剥離に要する
力)に比べて、第2のキャリアフィルムと第2のセラミ
ックグリーンシートの剥離力を小さくすればよい。この
場合、剥離力の差を与えるために、第1のキャリアフィ
ルムには離型層を形成せずに、第2のキャリアフィルム
にのみ離型層を形成しておく方法や、請求項3のように
第1のキャリアフィルムの離型層と、第2のキャリアフ
ィルムの離型層との材質を変えてもよい。例えば、前者
の離型層にポリジメチルシロキサンのメチル基の一部を
フェニル基で置換したものを主成分として用い、後者の
離型層にポリジメチルシロキサンを主成分としたものを
用いる方法などがある。
【0011】また、剥離力の差を与えるために、請求項
4のように、第1のセラミックグリーンシートと第2の
セラミックグリーンシートのバインダー樹脂量に差異を
与えてもよい。一般にバインダー樹脂量が多いと、セラ
ミックグリーンシートとキャリアフィルムとの付着力が
大きくなるので、第1のセラミックグリーンシートのバ
インダー樹脂量を第2のセラミックグリーンシートのバ
インダー樹脂量より多くすればよい。
【0012】本発明のセラミックグリーンシートの乾燥
後の厚みは、請求項5のように0.3〜5μmの厚みと
するのが望ましい。このような薄層なシートを成形する
ことで、多層化が可能となり、高容量化を実現できる。
【0013】本発明の複数層シートは2層に限るもので
はなく、2層以上の複数層であれば何層でもよい。層数
が増えれば、それだけピンホールの発生確率を低下させ
ることができる。第1のセラミックグリーンシートと第
2のセラミックグリーンシートを圧着する場合、平板の
圧着板を用いてもよいし、加圧ロールを用いてもよい。
ロールを用いる場合には、例えば連続的なテープ状のキ
ャリアフィルムにセラミックグリーンシートを長手方向
に連続的に成形しておき、このセラミックグリーンシー
トを対向させて圧着し、一方のキャリアフィルムを剥が
しながら他方のキャリアフィルムに複数層シートを形成
して巻き取るようにすれば、量産性の高い積層電子部品
の製造方法を得ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1実施例である
積層セラミックコンデンサの製造工程を示す。工程1
は、第1のキャリアフィルム1の上に第1のセラミック
グリーンシート2を成形した状態を示す。第1のキャリ
アフィルム1は例えば厚みが50μmのPETフィルム
で構成されている。セラミックグリーンシート2は、例
えばBaO・SiO2 ・ZrO2 系セラミック材料に有
機バインダであるブチラール樹脂を加え、さらに可塑剤
や分散剤などを添加・混合してセラミックスラリーを得
る。これをリバースロールコータやダイコータなどを用
いてキャリアフィルム1上に成形し、その後、乾燥させ
て厚さが0.3〜5μmのグリーンシート2としたもの
である。
【0015】工程2は、上記と同様にして第2のキャリ
アフィルム3の上に第2のセラミックグリーンシート4
を成形した状態を示す。第2のキャリアフィルム3は第
1のキャリアフィルム1と同様の材料で形成されてい
る。また、第2のセラミックグリーンシート4も第1の
セラミックグリーンシート2と同様の材料でかつ同様の
方法で成形されている。
【0016】工程3は上記のように成形した第1,第2
のセラミックグリーンシート2,4をそれぞれ第1,第
2のキャリアフィルム1,3に付けた状態で、その露出
面どうしを対面圧着させ、2層シート5を得た状態を示
す。この圧着工程では、例えば平板状の金型で第1,第
2のキャリアフィルム1,3を背面から加熱しながら圧
着する方法を用いてもよい。セラミックグリーンシート
2,4にシート欠陥(ピンホール,バインダーの凝集
物)があっても、2つのセラミックグリーンシート2,
4を重ねることで、シート欠陥が重なる確率が非常に低
くなる。そのため、2層シート5の段階ではシート欠陥
が実質的に解消される。
【0017】工程4は第1のキャリアフィルム1に2層
シート5を付けたまま、第2のキャリアフィルム3を剥
がす工程を示す。このとき、第2のキャリアフィルム3
が2層シート5から容易に剥れるようにするため、第2
のセラミックグリーンシート4を成形した第2のキャリ
アフィルム3の表面に予めポリジメチルシロキサンやシ
リコーンなどからなる離型層を形成しておくのが望まし
い。また、セラミックグリーンシート2,4のバインダ
量を変えることで、セラミックグリーンシート2,4と
キャリアフィルム1,3との剥離力に差を設けてもよ
い。
【0018】工程5は2層シート5の剥離面5aに内部
電極用ペーストを塗布して内部電極6を形成する工程を
示す。内部電極6の厚みは、例えば0.3〜2μm程度
である。内部電極用ペーストを塗布する時、剥離面5a
は第2のキャリアフィルム3に面していたので、表面が
平滑であり、ペーストを塗布厚みのむらが少なく、高精
度に塗布できるとともに、カバレッジ(電極の有効面
積)が大きくなる。
【0019】工程6は、カッティングヘッドなどを用い
て第1キャリアフィルム1から電極付きの2層シート5
を所定の大きさ(例えば縦横各200mm程度)で剥離
し、ステージ7の上に積層した状態を示す。ここでは2
層シート5を2枚積層した状態を示すが、実際には例え
ば1000〜2000枚程度積層する。積層に際し、例
えば荷重100〜400N/cm2 、温度70〜120
℃、これを5秒程度保持して圧着する。
【0020】以上のようにして得られた積層体を所定の
大きさにカットし、所定温度で焼成することにより焼成
体を得るとともに、これに外部電極を塗布,焼付けする
ことで、積層セラミックコンデンサを製造する。
【0021】従来のように単層のセラミックグリーンシ
ートに内部電極を形成し、これを500枚積層した構造
の積層セラミックコンデンサの場合、内部電極のショー
ト不良などのあるコンデンサが約10%程度発生してい
たが、上記方法で製造すれば、ショート不良による不良
品は0.5%以下に低減できた。これは1000個のサ
ンプル数で実験した結果である。
【0022】図2,図3は本発明の第2実施例である製
造装置を示す。10は第1供給ロールであり、長尺な第
1キャリアフィルム1の上に第1セラミックグリーンシ
ート2を成形し乾燥させ、このキャリアフィルム1を巻
き付けたものである。11は第2供給ロールであり、長
尺な第2キャリアフィルム3上に第2セラミックグリー
ンシート4を成形し乾燥させ、このキャリアフィルム3
を巻き付けたものである。
【0023】それぞれの供給ロール10,11から供給
されたセラミックグリーンシート付きのキャリアフィル
ム1,3は、セラミックグリーンシート2,4を対面さ
せて一対の加熱圧着ロール12,13の間に導かれる。
これら加熱圧着ロール12,13は、例えば直径が15
0mmのロールであり、荷重100N/cm2 ,温度9
0℃でキャリアフィルム1,3を背後から圧着する。
【0024】加熱圧着ロール12,13を通過すること
で、キャリアフィルム1,3の間に2層シート5が形成
される。このとき、一方のセラミックグリーンシートの
シート欠陥は他方のセラミックグリーンシートで閉じら
れ、シート欠陥同士が重なる確率が非常に低くなるの
で、2層シート5の段階ではシート欠陥がほぼ解消され
る。また、加熱圧着ロール12,13の圧着によってセ
ラミックグリーンシート2,4の熱流動が起き、ピンホ
ールを埋めることができる。また、バインダーの凝集物
が熱で消失する。これにより、シート欠陥が一層是正さ
れる。
【0025】圧着された2層シート5はキャリアフィル
ム1,3と一体に剥離ロール14まで運ばれ、ここで第
2のキャリアフィルム3が剥離される。すなわち、図3
に示すように剥離ロール14は例えば直径が10mm程
度の小径なロールで構成されているので、第2のキャリ
アフィルム3が搬送方向Xに対して角度を持ち、2層シ
ート5からキャリアフィルム3を剥離しやすくしてあ
る。なお、第2のキャリアフィルム3を剥離しやすくす
るため、第2のキャリアフィルム3の表面にのみポリジ
メチルシロキサンやシリコーンなどからなる離型層を形
成してもよいし、第2のキャリアフィルム3の離型層の
剥離力が第1のキャリアフィルムの剥離力より小さくな
るように、第1,第2のキャリアフィルム1,3の双方
に異なる離型層を形成してもよい。さらに、セラミック
グリーンシート2,4に含まれるバインダ量に差を設け
てもよい。いずれにしても、キャリアフィルム1,2の
剥離力の比を2:1以上にするのが望ましい。
【0026】剥離された第2のキャリアフィルム3はガ
イドロール15を介して巻取ロール16に巻き取られ
る。また、2層シートが付着した第1のキャリアフィル
ム1はガイドロール17を介して巻取ロール18に巻き
取られる。その後、巻取ロール18は、内部電極の形成
工程,積層工程へ順次運ばれ、図1の工程6と同様に多
層の積層体となる。
【0027】本発明は上記実施例に限定されるものでは
ない。図2では、2層シートを形成した第1キャリアフ
ィルム1を巻取ロール18に巻き取るようにしたが、巻
き取る前に2層シートの上に内部電極を連続的に形成す
るようにしてもよい。本発明の積層電子部品は積層セラ
ミックコンデンサに限るものではなく、複数のセラミッ
クグリーンシートを積層するとともに、内部に電極を備
えた構造の電子部品であればよい。
【0028】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、請求項1
に記載の発明によれば、第1と第2のセラミックグリー
ンシートをそれぞれ第1,第2のキャリアフィルムに付
けた状態で、その露出面どうしを対面圧着させ、複数層
シートを得るようにしたので、一方のセラミックグリー
ンシートのシート欠陥は他方のセラミックグリーンシー
トで閉じられ、シート欠陥同士が重なる確率が非常に低
くなる。そのため、複数層シートの段階ではシート欠陥
がほぼ解消され、ショート不良の発生を極端に少なくで
きる。
【0029】また、第1のキャリアフィルムに複数層シ
ートを付けたまま、第2のキャリアフィルムを剥がし、
その剥離面に内部電極用ペーストを塗布して内部電極を
形成するようにしたので、剥離面が平滑であり、高精度
に内部電極を形成できるとともに、カバレッジが増加
し、高容量化を実現できるという特徴がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる積層電子部品の製造方法の第1
実施例の工程図である。
【図2】本発明にかかる積層電子部品の製造装置の第2
実施例の概略構造図である。
【図3】図2のA部の拡大図である。
【符号の説明】
1 第1キャリアフィルム 2 第1セラミックグリーンシート 3 第2キャリアフィルム 4 第2セラミックグリーンシート 5 2層シート 6 内部電極

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のキャリアフィルム上に第1のセラミ
    ックグリーンシートを成形し、乾燥させる工程と、第2
    のキャリアフィルム上に第2のセラミックグリーンシー
    トを成形し、乾燥させる工程と、第1と第2のセラミッ
    クグリーンシートをそれぞれ第1,第2のキャリアフィ
    ルムに付けた状態で、セラミックグリーンシート同士を
    対面圧着させ、複数層シートを得る工程と、第1のキャ
    リアフィルムに複数層シートを付けたまま、第2のキャ
    リアフィルムを剥がす工程と、第2のキャリアフィルム
    を剥がした後で、複数層シートの剥離面に内部電極用ペ
    ーストを塗布する工程と、上記内部電極用ペーストを塗
    布した複数層シートを複数枚積層して積層体を得る工程
    と、を有する積層電子部品の製造方法。
  2. 【請求項2】第1のキャリアフィルムに複数層シートを
    付けたまま、第2のキャリアフィルムを剥がす工程を行
    なうために、第1のキャリアフィルムと第1のセラミッ
    クグリーンシートの剥離力に比べて、第2のキャリアフ
    ィルムと第2のセラミックグリーンシートの剥離力を小
    さくしたことを特徴とする請求項1に記載の積層電子部
    品の製造方法。
  3. 【請求項3】第1のキャリアフィルムと第2のキャリア
    フィルムの表面に形成される離型層の材料の違いによっ
    て、第1のキャリアフィルムと第1のセラミックグリー
    ンシートの剥離力に比べて、第2のキャリアフィルムと
    第2のセラミックグリーンシートの剥離力を小さくした
    ことを特徴とする請求項2に記載の積層電子部品の製造
    方法。
  4. 【請求項4】第1のセラミックグリーンシートと第2の
    セラミックグリーンシートのバインダー樹脂量の違いに
    よって、第1のキャリアフィルムと第1のセラミックグ
    リーンシートの剥離力に比べて、第2のキャリアフィル
    ムと第2のセラミックグリーンシートの剥離力を小さく
    したことを特徴とする請求項2に記載の積層電子部品の
    製造方法。
  5. 【請求項5】第1のセラミックグリーンシートと第2の
    セラミックグリーンシートの乾燥後の厚みは、それぞれ
    0.3〜5μmであることを特徴とする請求項1ないし
    4のいずれかに記載の積層電子部品の製造方法。
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