JP5266398B2 - 車両用室内トリム部品のヒンジアッセンブリー - Google Patents

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Description

この発明は、「サンバイザーミラーカバー」の名称で、2009年1月9日に出願された米国仮特許出願第61/143680号の優先権を主張し、その内容をこの出願に合体する。
本発明は、概して車両用室内トリム部品のヒンジアッセンブリーに関する。
多くの車両では、車両走行中そうしないと乗員の気が散るので乗員を日差しから守るためにサンバイザーを用いている。例えば、ある車両では、サンバイザーを前面ガラスの上部に隣接した位置に設けてドライバーおよび/または前部座席乗員がサンバイザーに容易にアクセスできるようにしている。多くのサンバイザーには、その展開位置では乗員から視認できるバニテイミラーがサンバイザーの内側面に設けられている。また、カバーを設け、バニテイミラーを使用しないときにはバニテイミラーをカバーで隠して保護できるように構成したものもある。例えば、バニテイミラーカバーをヒンジによりサンバイザーに装着し、サンバイザーに対してカバーを回転させてカバーがミラーを選択的に曝したり、隠したりすることが出来るようにしても良い。
理解されるように、通常の回転式バニテイカバーアセンブリーは、ヒンジアセンブリーを備え、カバーが開位置に接近するとカバーを開位置側に偏せ、および/またはカバーが閉位置に接近するとカバーを閉位置側に偏せるように構成される。このようにヒンジアッセンブリーは、車両の動作にかかわらず、カバーを開および/または閉位置に保持することができる。しかしながら、カバーを開および/または閉位置側に偏せるように構成された通常のヒンジアセンブリーは、このような構成に対して通常使用される部品点数のため、製造やアセンブリーが高価になる。更にこのようなヒンジアセンブリーは、スプリング、ピン等容量のある要素やその他比較的大きな部品を使用するため、薄くおよび/または軽量なサンバイザーに適さない可能性がある。
本発明は従動子と該従動子に隣接して配置されるカムを備えたヒンジアセンブリーに関する。該カムは前記従動子に対して垂直方向に移動すると共に回転軸を中心として回転することが出来るように構成される。前記ヒンジアセンブリーは更にカムを通して配置されたアクスル(axle)を備え、その回転軸を中心としたカムの回転を促進している。前記アクスルは、前記垂直方向で前記カムを従動子側に偏せるように構成されている。
本発明はまた従動子と、その回転軸の周りに位置する開口部を備えると共に前記従動子と接触するように構成された担持面を備えるカムとを有するヒンジアセンブリーに関する。前記ヒンジアセンブリーは更に前記開口部を通るようにして配置されたアクスルを備え、前記回転軸を中心とした前記カムの回転を促進している。前記アクスルは、垂直方向で前記カムを前記従動子側に偏せるように構成され、前記担持面の一部の外形は、前記従動子と前記担持面との接触が前記カムを回転させるように形成される。
本発明は更に従動子と、その回転軸の周りに位置する開口部を備えると共に前記従動子と接触するように構成された担持面を備えるカムとを有するヒンジアセンブリーに関する。前記ヒンジアセンブリーは更に前記開口部を通して配置されたアクスルを備え、前記回転軸を中心とした前記カムの回転を促進している。前記アクスルは、前記カムを前記従動子側に偏せるように構成される。前記ヒンジアッセンブリーは更に前記アクスルが前記従動子に対して垂直方向に移動できるように構成されるアクスル支持部を備え、その結果前記カムの回転に応じた前記担持面と前記従動子の接触が前記カムを前記垂直方向に移動させるようになっている。
バニテイミラーカバーを備える1つまたは複数のサンバイザーを有する車両の例を示す斜視図である。 図1の車両の室内の一部を示す斜視図である。 一方に偏る回転軸を備えるヒンジを使用できるバニテイミラーカバーを有するサンバイザーの例を示す斜視図である。 図3に示されるサンバイザー内で利用されうるバニテイミラーアッセンブリーの斜視図である。 図4に示されるバニテイミラーアッセンブリーの展開図である。 図4に示されるバニテイミラーアッセンブリーの背面斜視図である。 図4に示されるバニテイミラーアッセンブリーの背面展開図である。 図6の線8−8についての、バニテイミラーアッセンブリーの断面斜視図である。 図6の線9−9についての、バニテイミラーアッセンブリーの断面斜視図である。 図6の線10−10についての、バニテイミラーアッセンブリーの断面斜視図である。 図6の線11−11についての、バニテイミラーアッセンブリーの断面斜視図である。 図6の線12−12についての、バニテイミラーアッセンブリーの断面図である。 図10の線13−13についての、バニテイミラーアッセンブリーの断面図であり、バニテイミラーカバーは閉位置にある。 図13に示される、バニテイミラーアッセンブリーの断面図であり、バニテイミラーカバーは部分的閉位置にある。 図13に示される、バニテイミラーアッセンブリーの断面図であり、バニテイミラーカバーは部分的開位置にある。 図13に示される、バニテイミラーアッセンブリーの断面図であり、バニテイミラーカバーは開位置にある。
図1はバニテイミラーカバーを備える1つまたは複数のサンバイザーを有する車両の例を示す斜視図である。図示のように、車両10は、その室内12に座席14、アームレスト16、およびセンターコンソール18を備える。下記に詳細に説明するように、車室12内の座席14、アームレスト16、センターコンソール18または他のエリアはベース構造に対して回転するように構成されるドアーを備えても良い。例えば、ある実施態様では、車両10は車両乗員を日差しから保護するように構成されたサンバイザーを備えることができる。理解されるように、サンバイザー構造はミラー不使用時にはミラーを隠すように構成されるカバーを備えるバニテイミラーを含む。バニテイミラーカバーはサンバイザーに対して回転し、選択的にミラーを曝したり、隠したりするように構成される。理解されるように、そのようなバニテイミラーカバーは回転を促進するヒンジを備え、カバーを閉および/または開位置側に偏せるように構成することができる。
本発明の実施態様は、バニテイミラーカバーを閉および/または開位置側に偏せるように構成されるヒンジアセンブリーの製造コスト、サイズ、および/または重量を減じるように構成される。例えば、ヒンジアセンブリーは従動子と、この従動子に隣接して配置されたカムを備える。前記カムは第1面、例えばバニテイミラーカバーに結合され、一方前記従動子は第2面、例えばバイザーに結合される。該カムは従動子に対して垂直方向に移動すると共に回転軸を中心として回転することが出来るように構成される。前記ヒンジアセンブリーは更にカムを通して配置されたアクスルを備え、回転軸を中心としたカムの回転を促進している。前記アクスルは、前記垂直方向で前記カムを従動子側に偏せるように構成されている。実施態様では、前記カムの外形は、前記従動子と前記カムの第1部との接触が前記カムを第1方向に回転させ、前記従動子と前記カムの第2部との接触が前記カムを前記第1方向と反対側の第2方向に回転させるように形成される。このようにして、アクスルによりカムへ付加される力がカバーを開および/または閉位置側に回転的に偏せる構成である。
図2は図1の車両10の室内12の一部を示す斜視図である。図示のように車両室内12はバニテイミラーカバー22を備えるサンバイザー20を有する。下記に詳細に説明するようにバニテイミラーカバー22は、開位置と閉位置との間でヒンジアッセンブリーを中心として回転するように構成される。このヒンジアッセンブリーは、通常の構造に比べて製造コストおよび/または重量を減じる一方、カバー22を開および/または閉位置側に偏せるように構成されたユニークな特徴部を有する。好ましくは、サンバイザー20は、照明部、制御部、表示部等の他の部品を備えることができる。
加えて、以下に記述されたヒンジアッセンブリーは車両室内12の他のエリア内に使用しても良い。例えば、オーバーヘッドコンソール24は収容室26、例えば、サングラスを収容するビンを備える。ある構成では、この収容室26がそれを取り囲むように構成される回転ドアーを備えることができる。このような構成では、以下に記述される実施態様に類似するヒンジ機構を使用しても良い。例えば、このヒンジ機構は、前記ドアーが閉位置に近づくにつれてドアーを閉位置側に偏せ、および/または前記ドアーが開位置に近づくにつれてドアーを開位置側に偏せるように動作することができる。以下に記述されるヒンジアッセンブリーは車両室内12に無関係な他の装置または機械に使用することができることに留意されたい。
図3は偏向回転アクスルを備えるヒンジを使用できるバニテイミラーカバー22を有するサンバイザー20の例を示す斜視図である。図示されるように、バニテイミラーカバー22が開位置にあるときバイザー20内のミラー30が外部に曝される構成である。以下に詳細に記載されるように、ヒンジアッセンブリーは、カバー22を開位置側に偏せるように構成する特徴部を備え、そのため車両10の動作にかかわらずカバー22を開位置に維持することができる。乗員がカバー22を閉じたいときには、乗員はカバー22を回転軸34を中心として方向32に回転すれば良い。カバー22が開位置側に偏せられるので、乗員はカバー22を閉じようとする付勢力に打ち勝つ必要が出てくる。しかしながら、方向32の回転中のある点において、ヒンジアッセンブリーはカバー22を閉位置側へ偏せるように変位する。このような構成では、車両10の動作中、カバー22は閉位置に維持されうる。バニテイミラーカバー22は、カバー22を回転軸34を中心として方向36へ回転させることにより開くことができる。以下に詳細に記述されるように、ヒンジアッセンブリーは、カバー22を回転させ、開および閉位置側への偏せ力を生じさせることができるように構成された偏向回転アクスルとカム・従動子を備える。
図4は 図3に示されるサンバイザー20内で利用されうるバニテイミラーアッセンブリー38の斜視図である。図示されるように、バニテイミラーアッセンブリー38はバイザー20の本体に固定(接着、粘着結合、ボルト止め等)されるフレーム40を備える。前述したように、ヒンジアッセンブリー42はカバー22をフレーム40に固定すると共にフレーム40に対してカバー22が回転できるように機能する。以下に詳細に記述するように、ヒンジアッセンブリー42はまたカバー22が閉位置に近づくにつれてカバー22を閉位置側に偏せし、および/またはカバー22が開位置に近づくにつれてカバー22を開位置側に偏せるように機能する。加えて、ヒンジアッセンブリー42は、バイザー20に加わる振動および/または他の力とモーメントにかかわらず車両10の動作中にカバー22を閉位置と開位置に保持するように構成される。
図5は 図4に示されるバニテイミラーアッセンブリー38の展開図である。図示されるように、ヒンジアッセンブリー42は2つの凹部46を有するバニテイカバー支持部44を備える。ヒンジアッセンブリー42はまたカバー支持部44の溝50内に配置される回転アクスル48を備える。更にヒンジアッセンブリー42はバニテイカバー22に固着した1対のカム52を備える。下記に詳細に記述するように、アクスル48はカム52内の開口部を通り、それによりカバー22をカバー支持部44に固定している。例えば、バニテイミラーアッセンブリー38のアッセンブリー中、カム52内の開口部はカバー支持部44の溝50と整列している。アクスル48はさらに溝50と開口部に挿入され、カバー22をフレーム40に装着する。このようにアクスル48は凹部46内でカム52に対する回転軸として機能する。更に下記に詳細に記述するようにアクスル48はカム52をカバー支持部44内で従動子側に偏せるようになっている。カム52の外形は、カバー22を開および/または閉位置側へ回転させるように形成されるので、そのアクスル偏せ力がカバー22を開位置および/または閉位置に保持する、および/または開および/または閉作動を促進するように機能する。2つのカム52と凹部46が本実施態様では示されているが、別の態様ではより多いまたはより少ないカムや凹部が使用されても良いことに留意すべきである。例えば、ある構成では、1、2、3、4、5、6、またはさらに多くのカム52と凹部46を使用してカバー22をフレーム40に固定すると共にフレームに対するカバーの回転を促進するようにしても良い。
図6は、図4に示されるバニテイミラーアッセンブリー38の背面斜視図である。図示されるように、アクスル48は、カバー支持部44内の溝50とカバー22のカム52を通り延在し、それによりカバー22をフレーム40に結合させる。さらにカバー支持部44は凹部46の基端側に従動子アッセンブリー54を備える。この従動子アッセンブリー54は、開および/または閉位置への偏り力を生じせしめるカム52と係合する従動子を支持するように構成される。この構成では、カバー支持部44がアクスルキャリアー58を有する端部キャップ56を備える。以下に詳細に記述されるように、アクスルキャリアー58はアクスル48の水平方向の動き(例えば、アッセンブリー38の上部から底部に延びる軸に沿った動き)を阻止するように構成され、一方端部キャップ56はアクスル48の縦方向の動き(例えば、回転軸34に沿った動き)を阻止すように構成される。また、カバー支持部44の中心部62内にあるアクスルキャリアー60はアクスル48の挿入を促進すると共にアクスル48が垂直方向(例えば、アッセンブリー38の前部から後部に延びる軸に沿った動き)に動けるように作用する。
本構成では、アクスル48がカバー22の回転中心の揺動点として作用する。以下に詳細に記述するように、本実施態様では、溝50内でのアクスル48の垂直方向の限定された量の動きを促進することにより、従動子との接触に基づいてカム52の垂直方向位置が変化可能となっている。更に端部キャップ56の形状により、アクスル48は曲げられて曲面形状になる。この曲面形状がアクスル48内に曲げモーメントを生ぜしめて、従動子アッセンブリー54の従動子側にカム52を偏せる。本実施態様では、従動子とカム52が接触すると、カバー22を開位置および/または閉位置に移動させる回転方向偏せ力が生じる。
図7は、図4に示されるバニテイミラーアッセンブリー38の背面展開図である。図示のように、アクスル48は溝50から取り外されると、アクスルキャリアー60ははっきりと視認できる。前に説明したように、カム52内の開口部はアクスル48の挿入前に溝58と整列できる。本構成では、アクスル48は端部キャップ56の形状により曲げられる前には略真っ直ぐである。しかしながら、他の実施態様では、アクスル48は予め曲げられ、従動子とカム52との望ましい接触力を生成しても良い。
図示のように、カム52は従動子アッセンブリー54の従動子と接触するように構成された担持面64を備える。本構成では、担持面64は、第1の移動止め領域66、第2移動止め領域68、と偏向領域70を備える。以下に詳細に記述するように、第1移動止め領域68が従動子を捕らえるように構成され、それによりカバー22を閉位置に保持する。乗員がカバー22に充分なモーメントを与えてカバーを誘導して閉位置から離れるように回転させると、従動子が偏向領域70に移動する。本構成では、この偏向領域70は、カバーを閉位置側に偏せる第1部と、カバーを開位置側に偏せる第2部を備える。第1部は前記第1の移動止め領域66に隣接して位置し、第2部は前記第2の移動止め領域68に隣接して位置する。本構成では、カバー22がより閉位置側に方位づけられると、カバー22は閉位置側へ回転しながら偏せられる。逆にカバー22がより開位置側に方位づけられると、カバー22は開位置側へ回転しながら偏せられる。一旦カバーは開位置に移動すると、前記第2の移動止め領域68は従動子を捕まえると共にカバー22を開位置に保持する。このようにカバーは作動中の車両による動きにかかわらず、望ましい位置に保持できる。さらに偏向領域70がカバー22を自動的に開または閉位置に移動させて、カバー22が中間位置に留まる可能性を減少させるように機能する。
図8は、図6の線8−8についての、バニテイミラーアッセンブリー38の断面斜視図である。図示のように、アクスル48は溝50内に設けられ、フレーム40に対するバニテイカバー22の回転を促進する。前に説明したように、アクスル48の水平方向の動きはアクスル48とアクスルキャリアー60の接触により止められる。具体的にはアクスルキャリアー60はアクスル48の水平方向対抗側にある第1面72と第2面74を備える。その結果、アクスル48と第1面72の接触は方向76に沿ったアクスル48の水平方向の動きを妨げ、アクスル48と第2面74の接触は方向78に沿ったアクスル48の水平方向の動きを妨げている。しかしながら、下記に詳細に説明するように、アクスルキャリアー60は方向76と78に対して略垂直な方向で垂直方向動きが可能になるように構成されている。
図9は、図6の線9−9についての、バニテイミラーアッセンブリー38の断面斜視図である。図示のように、従動子80は従動子アッセンブリー54に結合される。前に説明したように、従動子80はカム52の担持面64と係合し、カバー22を開および/または閉位置側に偏せる。本構成では、溝50は凹部46まで延び、それによりアクスル支持部82はカム52に隣接して形成される。アクスル支持部82によりアクスル48は方向84と86に垂直方向に動くことができる。アクスル48はカム52に結合しているので、支持部82がアクスル48の垂直方向の動きを促進する。例えば、アクスル48がカム52を従動子80側に偏せると、カム52の回転がカム52を誘導して担持面64の形状に基づき方向84と86に動かされる。前に説明したように、カム52は、従動子80と接触する担持面64の領域に基づき、カバー22を開位置に保持したり、カバー22を閉位置に保持したり、開または閉位置に偏せたりする。本実施態様では、アクスル48により誘導された偏向力が担持面と従動子80間に十分な接触力を与え、回転偏向を誘導し、および/またはカバーを望ましい位置に保持するものである。
図10は、図6の線10−10についての、バニテイミラーアッセンブリー38の断面斜視図である。図示のように、アクスル48はカム52の開口部を通り、それによりカム52は従動子80に対して回転でき、カム52を垂直方向で従動子側に偏せることができる。図示の閉位置では、従動子80は、第1移動止め領域66に位置している。その結果、従動子80に対するカム52の回転が第1移動止め領域66と従動子80の面間の接触により止められる。カバー22を開位置側に回転させるため、乗員はカバーに力を与えて方向36にカム52を回転させる十分なモーメントを生ぜしめる。具体的には、アクスル48を中心としてカム52を回転させると、従動子80と第1移動止め領域66との接触により、カム52は誘導され、方向84へのアクスル偏向に抗して垂直方向に移動する。カム52が方向86に移動し、方向36に回転すると、従動子80は担持面64の偏向領域70に移動する。前に説明したように、偏向領域70は第1移動止め領域66に隣接する第1部と第2移動止め領域68に隣接する第2部を備える。従動子80が第1部に接触している一方で、アクスル48により方向84に誘導される力は、第1部によりカム52を方向32に回転させるように再方向づけ、それによりカバー22を閉位置側に偏せるようにしている。逆に従動子80は第2部と接触する一方、アクスル48により方向84に誘導される力は、第2部によりカム52を方向36に回転させるように再方向づけ、それによりカバー22を開位置側に偏せるようにしている。一旦カバー22が閉位置まで回転すると、従動子80は第2移動止め領域68と係合し、そのためカバー22を閉位置に保持するように構成される。
図11は、図6の線11−11についての、バニテイミラーアッセンブリー38の断面斜視図である。図示のように、アクスル48は溝50内に設けられ、フレーム40に対するバニテイカバー22の回転を促進する。前に説明したように、アクスル48の水平方向の動きはアクスル48とアクスルキャリアー58の接触により止められる。具体的にはアクスルキャリアー58はアクスル48の水平方向対抗側にある第1面90と第2面92を備える。その結果、アクスル48と第1面90の接触は方向76に沿ったアクスル48の水平方向の動きを妨げ、アクスル48と第2面92の接触は方向78に沿ったアクスル48の水平方向の動きを妨げている。また、アクスル48の縦方向の動きはアクスル48の端部と端部キャップ56の内側面との接触により妨げられる。下記に詳細に説明するように、端部キャップ56とアクスル48が接触すると、アクスル48は垂直方向で下方に曲げられように誘導され、それによりカム52上に下方の力を与えると共にアクスル偏向を生ぜしめる。
図12は、図6の線12−12についての、バニテイミラーアッセンブリー38の断面斜視図である。図示のように、アクスル48はカム52とカバー支持部44を通って延び、それによりカバー22をフレーム40に固定している。さらにカム52とカバー支持部44の周囲構造との接触により、カバー22がアクスル48の縦方向軸に沿って移動することが妨げられる。しかしながら、前に説明したように、カバー22は、カム22の担持面64が従動子80に沿って回転すると、垂直方向84,86へ移動する。
前に説明したように、端部キャップ56の形状はアクスル48をその端部で方向84下方に曲がるように誘導する。図示のように、アクスル48の端部94と端部キャップ56が接触すると、端部94は強制的に下方に曲げられ、カム52と接触するアクスル48の一部96を下方向84に偏せる。理解されるように、アクスル部96からの下方側への力はカム52を従動子側に付勢し、それによりカバー22を開および/または閉位置に保持すると共に回転偏向を生ぜしめる力を供給する。以下に詳細に説明するようにカム52が回転すると、アクスルは方向86で上方に駆動される。アクスルは両端で支持されているので、この上方への動きは曲げられたアクスル48の下方偏向により抵抗を受ける。更にアクスル48が曲がると、中心部98は上方に偏せられる。その結果、本実施態様では、カム52と従動子支持部54は下方偏向を利用するためアクスル48の両端部94側に位置する。
理解されるように、下方への偏向はアクスル48および/またカバー支持部44の性質を調整することで変更できる。例えば、アクスル48の厚みは曲げ抵抗に影響を与える。その結果、太いアクスル48は細いアクスル48より大きな下方力を与えることが出来る。また、他の要素の中で長さ、慣性のエリアモーメント、材質、および磨耗がカム52に対するアクスル48による付加力に影響を与える。また、前に説明したように、カム52の位置もアクスルによる付加力に影響を与える。例えば、端部94の近くに位置するカム52は中心98の近く位置するカムより、大きな下方力を受ける。更には端部キャップ56の形状は、アクスル力を変更できる。例えば、下方力はアクスル48に隣接する端部キャップ56の傾斜に左右される。アクスル48の端部94は、本実施態様では端部キャップ56に固定されていないが、別の実施態様ではアクスル48の端部94に固定される端部キャップ56を使用することができることは留意すべきである。このような構成でアクスル48の曲げ特性を変更することが可能であり、これによりヒンジアッセンブリー42のトルク特性に影響を与えることが出来る。
図13は、図10の線13−13についての、バニテイミラーアッセンブリー38の断面斜視図であり、バニテイミラーカバー22は閉位置にある。前に説明したように、第1移動止め領域66は、従動子80を捕まえてカバー22を閉位置に保持するように構成される。図示のように、従動子80は第1接触面100、先端部102、および第2接触面104を備える。それに対応して、第1移動止め領域66は第1接触面106、先端部108、および第2接触面110を備える。理解されるように、従動子80の第1接触面100と第1移動止め領域66の第1接触面106との接触がカバー22の方向36への回転を防ぐことが出来る。同様に、従動子80の第2接触面104と第1移動止め領域66の第2接触面110との接触がカバー22の方向32への回転を防ぐことが出来る。しかしながら、ある実施態様では、一旦カバーが閉位置に達すると、バニテイカバーアッセンブリーが方向32への回転を制限するように構成される特徴部を備える。
従動子80は第1移動止め領域66により捕えられている間、カバー22は、安定した位置にある。即ち、カバー22がほんの少しでも方向32または36へ回転すると、カバー22は閉位置に戻されてしまうことになる。その結果、カバー22は車両10の運転中、サンバイザー20に付加される可能性のある振動や他の力、モーメントにかかわらず図示の閉位置に保持することができる。カバー22を開くため、乗員はカバー22に力を付加してカム52を方向36へ回転させるようにする。具体的には、カム52が回転すると、第1移動止め領域66の第1接触面106と従動子80の第1接触面100の接触がカム52をアクスル48の下方偏向に抗して垂直方向86で上方に駆動させる。理解のとおり、カバー22を閉位置から離れる方向に回転するようにさせる十分な力は、アクスル48の下方力、従動子80の第1接触面100の形状および/または第1移動止め領域66の第1接触面106の形状に左右される。
図14は、図13と同様バニテイミラーアッセンブリー38の断面図であり、バニテイミラーカバー22が部分的閉位置にある。図示の通り、部分的に閉位置にある間、アクスル48はアクスル支持部82内で図13に示される位置から上方に移動している。具体的にはアクスルは垂直方向86に沿って距離Aだけ移動し、そのためアクスル48の下方偏向に抗して作動している。乗員がカバー22を開方向に回転させると、従動子80は、第1移動止め部66の係合から外れ、偏向領域70と接触する。その結果、従動子80の先端部102が偏向領域70の第1部112と接触することになる。この第1部112の外形により、アクスル48によって下方向84に付加された力はカムの回転を方向32、即ち閉位置側へ誘導するように再び方向づけられる。その結果、本図示態様では、カバー22は不安定な位置にある。そのため、もしカバー22を開位置側に移動させようとする乗員が、カバー22を開放すると、カバーは閉位置側に戻ってしまうことになる。更にもし乗員がカバー22を閉じる途中にあれば、乗員はカバー22を開放すれば、カバー22は自動的に閉位置側に移動することになる。アクスル48の下方力により引き起こされる方向32への回転偏向は少なくとも部分的には偏向領域70の第1部112の形状に左右される。そのため、その回転偏向は、第1部112の形状を変更することによって調節することができる。
図15は、図13と同様バニテイミラーアッセンブリー38の断面図であり、バニテイミラーカバー22が部分的開位置にある。図示の通り、部分的に開位置にある間、アクスル48は図13に示される位置から垂直方向86に沿って距離B だけ離れて位置する。乗員がカバー22を開方向に継続して回転させると、従動子80の先端部102は、偏向領域70の第1部112との接触と第2部114との接触間に移動することになる。この第2部114の外形により、下方向84にアクスル48により付加された力はカム52の回転を方向52、即ち開位置側へ誘導するように再び方向づけられる。その結果、本図示態様では、カバー22は不安定な位置にある。そのため、もしカバー22を開位置側に移動させようとする乗員が、カバー22を開放すると、カバーは自動的に開位置側に移動することになる。更にもし乗員がカバー22を閉じる途中にあり、図示の方位でカバー22を開放すると、カバー22は開位置側に戻ってしまうことになる。アクスル48の下方力により引き起こされる方向36への回転偏向は少なくとも部分的には偏向領域70の第2部114の形状に左右される。そのため、その回転偏向は、第2部114の形状を変更することによって調節することができる。理解されるように、偏向領域70は、従動子80により接触されても、略何らの回転偏向をも生じさせない、第1部112と第2部114間にある、部分を備える。
図16は、図13と同様バニテイミラーアッセンブリー38の断面図であり、バニテイミラーカバー22が開位置にある。前に説明したように、第2移動止め領域68は従動子80を捉えて、カバー22を開位置に保持するように構成されている。図示の通り、第2移動止め領域68は、第1接触面116、先端部118、および第2接触部120を有する。理解のとおり、従動子80の第1接触面100と第2移動止め領域68の第1接触面116の接触は、カバー22の方向32への回転を阻止する。同様に従動子80の第2接触面104と第2移動止め領域68の第2接触面120の接触は、カバー22の方向36への移動を阻止する。しかしながら、ある実施態様では、バニテイカバーアッセンブリーは、一旦カバーが開位置に達すると、カバー22の方向36への回転を規制するように構成される特徴部を備える。
従動子80が第2移動止め領域68により捕られている間では、カバー22は安定位置にある。即ち、カバー22がほんの少しでも方向32または36へ回転しても、カバー22は開位置に戻されてしまうことになる。その結果、カバー22は車両10の運転中、サンバイザー20に付加される可能性のある振動や他の力、モーメントにかかわらず図示の開位置に保持することができる。カバー22を閉じるため、乗員はカバー22に力を付加してカム52を方向32へ回転させるようにする。具体的には、カム52が回転すると、第2移動止め領域68の第2接触面120と従動子80の第2接触面104の接触がカム52をアクスル48の下方偏向に抗して垂直方向86で上方に駆動させる。理解されるとおり、カバー22を開位置から離れる方向に回転するようにさせる十分な力は、アクスル48の下方力、従動子80の第2接触面104の形状および/または第2移動止め領域68の第2接触面120の形状に左右される。
本実施態様では、2つの移動止め領域66と68を備えているが、他の実施態様ではより多い、またはより少ない領域を使用することができることに留意すべきである。例えば、ある実施態様では、好ましい移動止め位置の数によって、0、1、2、3、4、5、6、それ以上の領域を用いることができる。更に、従動子80内の表面および/または軸受表面64の形状を種々変更することによって、ヒンジアッセンブリー42のトルク特性を調節することができる。例えば、従動子表面の形状を種々変更することにより、カバー22を開および/または閉位置から離れる方向に移動させるに十分な力を増加または減少させることができる。同様に、移動止め領域表面の形状を種々変更することにより、カバー22を開および/または閉位置に保持する力を変更することができる。また、偏向領域70の形状を種々変更することにより、開および/または閉位置側への偏向を調節することができる。例えば、ある実施態様では、偏向領域はカバー22に略なんらの回転偏向を付加していない。更なる実施態様では、従動子80とアクスル48はカバー22に結合する一方で、カム52がフレーム40に結合している。このような構成は、前述した実施態様と同じように作動する。更にヒンジアセンブリー42はバイザー20に関連して上述されているが、ヒンジアッセンブリー42は互いに対して回転する2つの表面を有する機械または装置内に使用しても良いことは留意すべきである。
本発明のいくつかの特徴と実施態様のみを図示し、説明してきたが、当業者は、請求の範囲に記載された主題の新規な教示と利点から実質的に逸脱することなく、多くの変形や変更(例えば、種々の構成要素のサイズ、寸法、構造、形状、および比例関係、パラメーターの値(例えば、温度、圧力等)、取り付け配置、材質の使用、色、方向等の変更)を思いつくことができる。プロセスや方法のステップの順序、即ちシーケンスは他の実施態様では変更したり、再シーケンスしたり出来る。そのため、本特許請求の範囲は、発明の概念に属するすべての変形例や変更を含むことを意図していることに留意されたい。更に例示の実施態様の正確な記述を行うため、実際に実施されるすべての特徴を記述することは出来ていないかもしれない(例えば、この発明を実施するためにここで記述されたベストモードに関連しない構成や特許請求の範囲を実施可能にすることに関連しない構成)。そのような実際の実施の展開では、任意の技術上の、あるいは設計上のプロジェクトにあるように、多くの実施固有の決定がなされうることを留意すべきである。そのような展開上の努力は、複雑であり、時間の要するものであるが、本開示の利益を享受する当業者にとっては、不当な実験をすることなく、設計、作成および製造上の通常作業になるものである。

Claims (20)

  1. 従動子と、該従動子に隣接して配置され、前記従動子に対して垂直方向に移動すると共に回転軸を中心として回転することが出来るカムと、該カムを通して配置され、前記回転軸を中心とした前記カムの回転を促進するアクスルとから構成される車両用室内トリム部品ヒンジアッセンブリーにおいて、該アクスルは前記垂直方向で前記カムを前記従動子側に偏せるように構成されることを特徴とする車両用室内トリム部品ヒンジアッセンブリー。
  2. 前記カムの一部の外形は、前記従動子と前記カムとの接触が前記カムを回転させる形に形成されることを特徴とする請求項1に記載の車両用室内トリム部品ヒンジアッセンブリー。
  3. 前記カムの外形は、前記従動子と前記カムの第1部との接触が前記カムを第1方向に回転させ、前記従動子と前記カムの第2部との接触が前記カムを前記第1方向と反対側の第2方向に回転させるように形成されることを特徴とする請求項2に記載の車両用室内トリム部品ヒンジアッセンブリー。
  4. 前記カムは、移動止め面を有する少なくとも1つの移動止め領域を備え、その移動止め面が前記従動子を捕らえると共に前記移動止め領域と一致する方向に前記カムを偏せることを特徴とする請求項1に記載の車両用室内トリム部品ヒンジアッセンブリー。
  5. 前記カムの周囲に配置される複数の移動止め領域を有することを特徴とする請求項4に記載の車両用室内トリム部品ヒンジアッセンブリー。
  6. 前記カムは、前記第1方向に沿って前記第1部に隣接する第1移動止め領域と前記第2方向に沿って前記第2部に隣接する第2移動止め領域とを備え、前記第1、第2移動止め領域が前記従動子を捕らえると共に前記それぞれの移動止め領域と一致する方向に前記カムを偏せるように構成された移動止め面を有することを特徴とする請求項3に記載の車両用室内トリム部品ヒンジアッセンブリー。
  7. 前記アクスルが前記従動子に対して垂直方向に移動することができるようにすると同時に水平方向、即ち前記垂直方向に対して略直角方向のアクスルの動きを阻止するように構成されるアクスル支持部を有することを特徴とする請求項1に記載の車両用室内トリム部品ヒンジアッセンブリー。
  8. 複数の従動子と、対応する複数のカムとを備え、前記アクスルが各カムを通して配置され、夫々の回転軸を中心にして各カムの回転を促進することを特徴とする請求項1に記載の車両用室内トリム部品ヒンジアッセンブリー。
  9. 従動子と、該従動子の回転軸の周りに位置する開口部を備えると共に前記従動子と接触するように構成された担持面を備えるカムと、該開口部を通して配置され、該回転軸を中心とした前記カムの回転を促進するアクスルとを備える車両用室内トリム部品ヒンジアッセンブリーにおいて、該アクスルは垂直方向で前記カムを該従動子側に偏せるように構成され、該担持面の一部はその外形が該従動子と該担持面との接触が前記カムを回転させるように形成されることを特徴とする車両用室内トリム部品ヒンジアッセンブリー。
  10. 前記担持面の外形が、前記従動子と前記担持面の第1部との接触が前記カムを第1方向に回転させ、前記従動子と前記担持面の第2部との接触が前記カムを前記第1方向と反対側の第2方向に回転させるように形成されることを特徴とする請求項9に記載の車両用室内トリム部品ヒンジアッセンブリー。
  11. 前記担持面は、移動止め面を有する少なくとも1つの移動止め領域を備え、その移動止め面が前記従動子を捕らえると共に前記移動止め領域と一致する方向に前記カムを偏せることを特徴とする請求項9に記載の車両用室内トリム部品ヒンジアッセンブリー。
  12. 前記担持面は、前記第1方向に沿って前記第1部に隣接する第1移動止め領域と前記第2方向に沿って前記第2部に隣接する第2移動止め領域とを備え、前記第1、第2移動止め領域が、前記従動子を捕らえると共に前記それぞれの移動止め領域と一致する方向に前記カムを偏せるように構成される移動止め面を有することを特徴とする請求項10に記載の車両用室内トリム部品ヒンジアッセンブリー。
  13. 前記アクスルが前記従動子に対して垂直方向に移動することができるようにすると同時に水平方向、即ち前記垂直方向に対して略直角方向のアクスルの動きを阻止するように構成されるアクスル支持部を有することを特徴とする請求項9に記載の車両用室内トリム部品ヒンジアッセンブリー。
  14. 前記カムは第1面に固定的に結合し、前記従動子は第2面に固定的に結合し、その結果回転軸を中心とする前記カムの回転が前記第1面を前記第2面に対して回転させることを特徴とする請求項9に記載の車両用室内トリム部品ヒンジアッセンブリー。
  15. 従動子と、該従動子の回転軸の周りに位置する開口部を備えると共に該従動子と接触するように構成された担持面を備えるカムと、該開口部を通して配置され、該回転軸を中心とした該カムの回転を促進するものであって、該カムを従動子側に偏せるように構成されるアクスルと、該アクスルが該従動子に対して垂直方向に移動できるように構成され、その結果該カムの回転に応じた該担持面と該従動子の接触が該カムを垂直方向に移動させるように構成されるアクスル支持部とを備えることを特徴とする車両用室内トリム部品ヒンジアッセンブリー。
  16. 前記担持面の外形の一部は、前記従動子と前記担持面との接触が前記カムを回転させる形に形成されることを特徴とする請求項15に記載の車両用室内トリム部品ヒンジアッセンブリー。
  17. 前記担持面の外形は、前記従動子と前記担持面の第1部との接触が前記カムを第1方向に回転させ、前記従動子と前記担持面の第2部との接触が前記カムを前記第1方向と反対側の第2方向に回転させるように形成されることを特徴とする請求項16に記載の車両用室内トリム部品ヒンジアッセンブリー。
  18. 前記担持面は、移動止め面を有する少なくとも1つの移動止め領域を備え、その移動止め面が前記従動子を捕らえると共に前記移動止め領域と一致する方向に前記カムを偏せることを特徴とする請求項15に記載の車両用室内トリム部品ヒンジアッセンブリー。
  19. 前記担持面は、前記第1方向に沿って前記第1部に隣接する第1移動止め領域と前記第2方向に沿って前記第2部に隣接する第2移動止め領域とを備え、前記第1、第2移動止め領域が前記従動子を捕らえると共に前記それぞれの移動止め領域と一致する方向に前記カムを偏せる移動止め面を有することを特徴とする請求項17に記載の車両用室内トリム部品ヒンジアッセンブリー。
  20. 複数の従動子と、対応する複数のカムとを備え、前記アクスルが各カムの開口部を通して配置され、夫々の回転軸を中心にして各カムの回転を促進することを特徴とする請求項15に記載の車両用室内トリム部品ヒンジアッセンブリー。
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