JP5264810B2 - シートを曲げ加工するためのプレスブレーキ - Google Patents

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Description

本発明は、変形が制御されたテーブルを有する曲げプレス又は「プレスブレーキ」に関する。
曲げプレスは、それ自体周知であるタイプの工作機械である。添付の図1Aに示すように、工作機械は、下部テーブル12と、下部テーブル12に対して移動可能な上部テーブル14とを含む。通常、下部テーブル12は動かず、上部テーブル14は、上部テーブルの端部14a及び14bに作用するアクチュエータV及びVからの駆動を受けて、下部テーブル12に向かって移動させられるのに適している。通常、下部テーブル12は、ベンディング・マトリックス18を固定するための固定手段16が取り付けられた自由端縁12aを有する。同様に、上部テーブル14の端縁14cには、曲げパンチ22を固定するための固定手段20が取り付けられる。
金属シート又は積層Fが、下部テーブル12のベンディング・マトリックス18上に配置される。シートFは、状況に応じて長さLが大きく変化し得る。アクチュエータV及びVのピストンからの駆動を受けて、上部テーブルに取り付けられたパンチ22は、下部テーブルのマトリックス上に配置されたシートFに向かって移動する。パンチがシートと接触するとすぐに、最初は弾性域で、その後は塑性域で、パンチが入り込むにつれて金属積層又はシートFの内部で力が増大し始め、それによりシートを永久的に曲げることができる。
テーブルの端部に作用するアクチュエータV及びVによって上部テーブルに力が加えられるので、テーブルの2つの端部の間に分配される線形負荷は、テーブルの中央平面の近くに変形の最大値を有する凹弧の形のラインに沿って変形する上部テーブルに対応する。これは、曲げ加工の目的で、曲げ加工が終わったとき、パンチの中央部は端部よりもシートに入り込まないこと意味する。その結果、それ自体は曲げ加工の間完全にまっすぐのままであるマトリックス上で曲げ加工を行なうと、その端部でよりもその中央部でより広い曲げ角度を有する金属積層又はシートFが得られる。このような結果は、当然容認できない。
実際には、下部テーブルによって、又はより正確には下部テーブルの自由端縁によって支持されるマトリックスは、曲げ加工の間、事実上、同様に中央部にその最大値を有する凹形の変形を受ける。これらの2つの変形の結果は、実際には、シートに得られる曲げがプレスの中央部では極めて開いており、端部では極めて閉じているということである。実際には、その差は、数度の角度、例えばテーブルの中央平面で93°、端部で90°に達し得る。出来上がったシートは、従ってその曲げの直線性に関して低い精度を示し、従っていわゆる「ボート」形状となる。
この欠点を改善するため、曲げ加工された金属積層又はシートFの全長にわたって実質的に等しい曲げを得るために、様々な手段を用いてテーブルの端縁でこれらの変形を制御する目的で、様々な解決法が提案されてきた。
通常、これらの解決法は、例えば図1Aに示されるスロット24及び26のような、プレスの中央平面に関して対称に下部テーブル内に形成されたスロットを設けることを含む。その結果、これらのスロットは、各々長さaの2つのスロット24及び26と共に、スロットのない、長さlを有する下部テーブルの中央領域28を画定する。
従来のタイプのスロット24及び26、すなわちそれらの間に長い長さlのスロットなし部分28を残すスロット24及び26によって、図1Bに示すように、実際には、上部及び下部テーブル12、14の端縁に対して、実質的に平行な変形D及びDが得られる。これにより、適切な曲げ加工が達成されることが確実になる。それでもなお、この結果は、曲げ加工用の金属積層又はシートが、下部又は上部テーブルの全長に実質的に等しい長さを有する場合のみ得られる。一方、既知の解決法では、図1Cに示すようにシートの長さが下部又は上部テーブルの全長より短い場合、変形D’及びD’の両方が凹形である。株式会社アマダ名義の日本の実用新案第2558928号は、下部テーブルの両方のスロットに、スロット内で位置調節可能なそれぞれの移動部材が設けられている解決法を記載している。それらの移動部材は、直接スロットの下端縁及び上端縁と接触している。それでもなお、その解決法は、他のものについてではなく、プレスの全長に対してある長さの金属シートについてのみ、満足な結果を得ることを可能にする。更に、その解決法は、金属シートが曲げプレスの中央平面に対して非対称の位置を占める可能性があっても、金属シートの全長に沿って等しい曲げが得られることを可能にすることに関連する問題を考慮に入れていない。
欧州特許EP1112130号では、下部テーブルの自由上部と固定下部を相互接続する移動部材を下部テーブルの各スロットに取り付け、それによりスロットの上部壁をスロットの下部壁に、下部壁が動かないと仮定して、接近させる解決法が提案されている。これにより、テーブルに加えられる応力がない場合に、マトリックスを支持する下部テーブルの自由上部の変形の曲率を、制御された方法で変更することが可能になる。この解決法の欠点は、複雑な油圧制御装置を所定の位置に配置することが必要なことである。
類似の解決法は、文献JP2001−71033、JP2000−343125、及びWO01/43896に開示される。
本発明の目的は、テーブルの端縁の変形を修正するためのシステムを含む曲げプレスを提供することである。このシステムは、上述の欠点を改善し、詳細には、プレスのテーブルの長さと比較して、曲げ加工用の金属シートの長さの非常に広い範囲にわたって、また、機械の所定の調整に対して、曲げ加工用の金属シートが中央平面に対して対称に配置されるか非対称に配置されるかにかかわらず、上部及び下部テーブルの端縁の実質的に平行な変形を得ることを可能し、及び/又は、非常に大きい長さの、曲げ加工するのが困難であるという評判がある材料できたシートに対してさえ、非常に高い曲げ精度を得ることを可能にする。
この目的を達成するために、本発明の第1の態様において、金属シートを曲げ加工するための曲げプレスは、
第1の曲げ工具を支持する下端縁を有する上部テーブルと、第2の曲げ工具を支持する上端縁を有する下部テーブルとを備え、2つのテーブルはシート上に曲げ力をかけるために互いに対して移動可能であり、
前記プレスは垂直な中央平面を有し、前記テーブルの一方は、その全厚を貫いて中央平面に対して対称に配置された2つのスロットを有し、各スロットは、テーブルの側端縁に開いている第1の開端部と、長さlのスロットなしテーブル部を画定する閉端部とを有し、
前記プレスは偶数個のストッパーを更に含み、各ストッパーはスロットの一方に閉端部から一定の距離で配置され、ストッパーは中央平面に関して対称に配置され、前記ストッパーは所定の弾性係数を有し、
各ストッパーは、ストッパーが設置されたスロットの領域内において、スロットを含むテーブルに加えられる荷重の影響のもとで、スロットの2つの端縁の制御された接近の可能性を定め、前記接近は、加えられる荷重がないときにスロット内の前記ストッパーによって最初に提供されるクリアランスjと、前記ストッパーの弾性変形とである2つのパラメータの少なくとも1つによって生じ、閉端部に近いストッパーによってもたらされる接近の可能性は、開端部に近いいずれかのストッパーの接近の可能性よりも小さく、
ストッパーに対応するスロットの端縁の接近の可能性とスロット内におけるストッパーの位置とは、移動可能なテーブルがシートを介して他方のテーブルに曲げ力を加え終わったときに、テーブルの端縁の曲線が互いに実質的に平行であるように決定されることを特徴とする。
移動可能なテーブルが上部テーブルであるか下部テーブルであるかにかかわらず、本発明はあらゆるタイプの曲げプレスに適用できる。同様に、修正スロットは、上部テーブル内か又は下部テーブル内に形成され得る。
それでもなお、最も代表的な構成は、上部テーブルが移動可能なテーブルであり且つスロットが下部テーブル内に形成されるものである。
当然のことながら、各スロット内のストッパーの存在により、大きい長さの(すなわち、テーブルのスロットなし部分じゅうにだけでなく、スロットの実質的な部分を覆って延在する)金属シートに作用するときに、上部及び下部テーブルの端縁の実質的に平行な変形が得られる。これは、(テーブルに加えられる応力がない場合に)最初のクリアランス及び/又はストッパーの弾性変形を所与として、スロットを含むテーブルに加えられる応力が、次第にスロットの端縁の制御された接近を生じさせるからである。初めに各スロット内におけるストッパーの位置、次に各ストッパーによって作られるクリアランス及び/又はストッパー自体の弾性変形能力を適切に適合させることによって、曲げ加工用の金属シートの長さが長いときでも、シートがプレスの中央平面P’Pに対して偏心している場合でも、実際に上部及び下部テーブルの端縁の平行な変形を得ることが可能である。
少なくともいくつかのストッパーが、荷重が加えられていないときにそれらの対応するスロット内に大きなクリアランスなしで配置され、その結果スロットの変形が単にストッパーの変形能力のみに関連するように備えられていてもよい。また、このようなクリアランスが存在し、その結果まず始めにスロットが自由に変形し、続いてストッパーが変形するように備えることもできる。
一実施例において、曲げプレスは、移動可能なテーブルに加えられる力が、同じ移動ストロークが両端に加えられるように、テーブルの両端に加えられること、及び2つの対称形のストッパーが同じ制御された接近の可能性をもたらすことを特徴とする。
この実施形態は、曲げ加工用の金属シートがプレスの中央平面に対して対称形の位置を占める状況に特によく適応する。
本発明の第1の態様の実施形態において、曲げプレスは、移動可能なテーブルに加えられる力が、異なる移動ストロークが両端に加えられるように、テーブルの両端に加えられること、及び2つの対称形のストッパーが同じ制御された接近の可能性をもたらすことを特徴とする。
本発明によって利用可能となる1つの可能性によれば、2つの対称形のストッパーは、異なる制御された接近の可能性をもたらす。
この実施形態は、金属シートがプレスの中央平面P’Pに対して非対称である位置を占める状況によく適応する。これは、シートの位置の非対称性がその結果、移動可能なテーブルの2つの端部の異なる移動長さによって補償されるからである。
より好ましくは、プレスは4つのストッパーを有し、各スロット内に2つのストッパーが設けられる。ストッパーは、制御可能であるクリアランスjを定め得る。
この配置は、テーブルの変形がスロット内の異なる2点で制御されることを可能にする。従って、大きな長さ、典型的には2.5メートル(m)、3m、又はそれより長い長さを有するテーブルに特によく適応する。
スロット内におけるストッパーの位置の初期調整は、非常に多くの曲げ加工状況に適している。それでもなお、特定の状況では、これらの調整を変更することが必要な場合があり、従って、ストッパーにより、ストッパーが画定するクリアランスを容易に変更することができることが有利である。
1つの可能性によれば、少なくとも1つのストッパーは、ゼロに等しいクリアランスを画定する。好ましくは、ストッパーは、1ミリメートル(mm)未満のクリアランスを画定する。ほとんどの状況において、クリアランスは、実際に0.3mm未満である。
好ましい実施形態において、ストッパーは、曲げ加工用のシートの特定の長さの関数として、制御可能な方法で位置を占めることができると共に、プレスが使用中の間固定された位置を有するように備えることができる。ストッパーが占める位置は、曲げ加工用のシートの関数として、三次元数学モデルを用いて決定され得る。
曲げプレスの好ましい実施例において、本発明の第1の態様によれば、各ストッパーは、スロットの第1の端縁に接続された第1の固定端部、及びスロットの方向に対して傾いた第1の斜面を形成する第2の端部を有する第1のウェッジと、スロットの第2の端縁に接続されるがスロットの方向に沿ってスロットの端縁に対して移動可能である第1の端部、及び第1の斜面と平行な斜面を形成する第2の端部を有する第2のウェッジとを備え、テーブルに加えられる荷重がない場合に前記面の間にクリアランスがあり、それにより、前記第2のウェッジを移動することによって、スロットを含むテーブルに加えられる荷重がない場合に2つのウェッジの間のクリアランスの値を調整することができる。
本発明の第2の態様の曲げプレスは、上部工具用の固定具が設けられた上部テーブルと、下部工具用の固定具が設けられた下部テーブルとを備え、2つのテーブルは垂直方向に端縁を向かい合わせて配置され、テーブルの一方が他方に対して垂直方向に移動可能であり、テーブルの一方が中央平面に対して対称に配置されたスロットを有し、各スロットは開いた外端部を有し、前記スロットの各々は、第1のスロット部分と、第1のスロット部分に対して内側に位置し且つ第1のスロット部分に接続された第2のスロット部分とを備え、前記スロット部分の形状は、スロットと工具固定具との間に位置するテーブルの部分の剛性が、第2のスロット部分と工具固定具との間でよりも、第1のスロット部分と工具固定具との間でより大きいようになっており、前記テーブルのたわみを調整するための少なくとも1つの要素が第1のスロット部分に配置されることを特徴とする。
詳細な説明を読んで理解されるように、これらの特徴は、下部及び上部テーブルの端縁が実質的に平行に変形することを確実にすることによって、テーブルの長さと同等の大きな幅のシート及びより小さい幅のシートで高い曲げ精度を得ることを可能にする。
有利には、第1のスロット部分が第2のスロット部分に接続される第1のスロット部分の内側端部と工具固定具との間の垂直距離は、第2のスロット部分の内側端部と工具固定具との間の垂直距離より大きい。
有利には、第1及び第2のスロット部分は、互いに対して傾いている。このような状況で、有利には、第1のスロット部分は、前記第1の部分の少なくとも一部にわたって、全体的な方向が水平であり、一方、第1のスロット部分から遠く離れた第2のスロット部分の少なくとも内側端部は、工具固定具の方へ向けられる。従ってまた、第2のスロット部分は工具固定具の方へ傾いていることが有利である。
更に、有利には、第2のスロット部分は、工具固定具の方へ向けられた凹形側面を有する曲線形状を有する。
有利には、第2のスロット部分は階段形状を有する。
有利には、第1のスロット部分は全体的な方向が水平であり、第2のスロット部分の内側端部はテーブルの垂直な中央平面の方へ実質的に水平に向けられる。
有利には、第2のスロット部分は、第1のスロット部分から遠ざかりつつ広げられる少なくとも1つの部分を有する。
有利には、第1のスロット部分は、第1のスロット部分の内側部分よりも工具固定具に近くなるように傾いている外側スロット部分を含む。
有利には、スロット部分の少なくとも一方が垂直に測定される幅を有し、幅は幅が測定される前記スロット部分の領域に沿って変化する。
有利には、第1のスロット部分の内端は、上部又は下部のテーブルの長さに実質的に等しい幅のシートを曲げ加工する間、下部テーブルの中央の上向き凸形たわみの頂点と下部テーブルの2つの側端部との間の高さの差が所定の許容差の範囲内にあるように配置される。
有利には、第2のスロット部分の内端は、テーブルの長さの中央に配置された、上部又は下部のテーブルの長さより短い幅のシートを曲げ加工する間、下部テーブルの中央の上向き凸形たわみの頂点とシートの側端に接触する下部テーブルの部分との間の高さの差が所定の許容差の範囲内にあるように配置される。
有利には、長さlは、スロットの閉端部間のテーブルの部分が、スロットが設けられたテーブルの弾性変形を引き起こさずに、シートの曲げ加工の間に加えられる最大応力に実質的に等しい応力を吸収するのに適するように定められる。用語「最大応力」は、曲げプレスがそれに対して必要な大きさにされ、いかなる塑性変形も引き起こさない制限応力として理解されなければならない。
好ましくは、スロットの端部間の長さlは、前記スロットを含むテーブルの長さLの35%未満である。より好ましくは、前記長さlは、前記スロットを含むテーブルの長さLの20%±15%、好ましくは20%±5%に実質的に等しい。
テーブルのスロットなし部分のこの特定の長さは、平均して、長さlに近い、短い長さの機械加工用の金属シートに対して、シートの中央とその端部との間に事実上変形を得ないことを可能にする。
好ましくは、曲げプレスは、前記長さlが、プレス上に中心があるシートの長さの約80%に等しく、移動可能なテーブル(30)の作用を受けたシートの変形曲線が、実質的にごくわずかであることを特徴とする。
本発明の他の特徴及び効果は、非限定的な例として与えたいくつかの発明の実施形態の以下の説明を読むことにより明らかとなる。説明は添付の図を参照する。
上記のように、既知のタイプの曲げプレスの立面図である。 曲げプレスのテーブルの長さに実質的に等しい長さを有するシートに作用する標準的な曲げプレスのテーブルの端縁の変形を示す。 短い長さの曲げ加工用シートに作用する場合の既知のタイプの曲げプレスのテーブルの端縁の変形曲線を示す。 本発明の曲げプレスの立面図であって、停止状態で示される。 曲げプレスの立面図であって、短い長さの曲げ加工用シートの場合の変形曲線を示す。 図3と類似の図であって、中間の長さのシートに作用する場合の変形曲線を示す。 図3の曲げプレスの立面図であって、テーブルの長さに近い長さのシートに作用する場合の変形曲線を示す。 プレスの下部テーブルの部分図であって、スロットの好適な形状を示す。 様々な異なる初期設定に対して、スロットの端縁の間の距離が加えられる力の関数としてどのように変化するかを示す曲線である。 ストッパーの好ましい実施形態の立面図である。 ストッパーに関連したクリアランスの位置を調整するためのモータ駆動制御システムが設けられた2つのストッパーの立面図である。 本発明の異なる曲げプレスを示す。 本発明の第2の態様における他の異なる曲げプレスを示す。 異なる実施形態におけるスロットのより大きいスケールの図である。 異なる実施形態におけるスロットのより大きいスケールの図である。 異なる実施形態におけるスロットのより大きいスケールの図である。 比較テストを行なった更なる従来のプレスを示す。 比較テストを示す。 比較テストを示す。 比較テストを示す。 比較テストを示す。 比較テストを示す。 比較テストを示す。
最初に図2を参照し、曲げプレスに適用される、本発明に従う変形補償システムの具体的原理を説明する。
図2には、テーブルに荷重が加えられない場合の本発明に従う曲げプレスの必須の構成要素が示される。曲げプレスは、アクチュエータV及びVによって駆動される移動可能な上部テーブル30と、動かない下部テーブル32とを備える。この図は、上部テーブル30と下部テーブル32のそれぞれの自由端縁30a及び32aに当然取り付けられる工具キャリヤ又は固定具を示していない。下部テーブル32には、2つのスロット34及び36が形成され、各々が、下部テーブル内で外に開いている開端部36a及び34aと、更に閉端部34b及び36bとを有する。それらの間で、スロット34及び36の閉端部34b及び36bは、スロット34及び36より上にあるテーブル32の上部40と下部42との間の係合要素を構成する、テーブルの中央スロットなし部分38を画定する。スロット34、36の閉端部34b、36b間の距離はlに等しい。
当然のことながら、テーブル30及び32の端縁30a及び32aには、図1Aに示される工具キャリヤが取り付けられる。
スロット34及び36は好ましくは自由端縁32aと平行である。それらはプレスの中央平面P’Pに関して対称に配置され、この平面はテーブル30及び32の長さに対して直交する。スロット34及び36は、従って、上端縁34c及び36cと、下端縁36d及び34dとを画定する。
本発明によれば、ストッパー44、46、48、及び50が、スロット34及び36の各々に取り付けられ、それらは中央平面P’Pに関して対称に配置される。従って、必ず偶数個のストッパーがある。図2に示される実施例では、各スロット34、36にはそれぞれ2つのストッパー、スロット34のための44及び46と、スロット36のための48及び50とが取り付けられる。それらのそれぞれの下部テーブルの端部からの距離は、l及びlに等しい。ストッパーの機能は、それらが配置される場所において、上部テーブル30によって加えられる力の作用のもとで、スロット34、36の各々の上端縁34c、36cと下端縁34d、36dの間の制御された接近をもたらすことである。これらのストッパー44、46、48、及び50は、スロット内で固定された位置をとる。以下に、最初のクリアランスを画定するのに役立つ、或いはより一般的には単一スロット34、36の2つの端縁34c及び34d又は36c及び36dの接近を制御するのに役立つストッパーの好ましい実施例を詳細に説明する。スロットの閉端部34b、36bに近いストッパー46及び48は、スロット34又は36の端縁34c及び34d又は36c及び36dの接近能力を画定し、この能力はスロットの開端部34a及び36aに近いストッパー44及び50によって画定される能力より小さいことをここに明記する必要がある。各ストッパー44、46、48、50は、適した材料で作られ、ストッパーに対して加えられる力の影響を受けたストッパーの弾性変形が、得ることが望ましい修正に少なくとも部分的に対応する十分に定められた関係に従うような横断面を有する。
上部及び下部テーブル30及び32の変形を安定させるシステムの一般的な定義の説明を終えるために、2つのスロット34及び36の間の係合領域38の長さlが既知の装置における同じ領域の長さよりかなり短いことを付け足さなければならない。
係合領域38は、短いが、それでもなおシートを曲げ加工する間に加えられる最大応力を吸収するのに十分な長さlを有する。
好ましくは、長さlは、スロット34及び36を含むテーブル30又は32、一般には下部テーブル32の全長の90%未満である。当然ながら、この長さlは、図の面に対して直交する方向のテーブルの厚さに依存する。より好ましくは、長さlは、テーブル32の全長の15%〜25%の範囲にある。また、短い長さ、例えば2mより短い長さのプレスについては、パーセンテージが範囲の上限の方になることが容易に理解される。
また好ましくは、長さlを以下の通り、
長さlは、金属シート又は積層の長さの少なくとも80%に対応し、金属シート又は積層の中心が中央平面P’P上にある場合には、その全長にわたって曲げ加工される間、上部及び下部テーブル30及び32の自由端縁30a及び32aの著しい変形を生じない、と定めてもよい。実用的な観点から、曲げプレスの標準的な長さに対応する3mに等しい全長を有する上部及び下部テーブル30及び32に対して長さlが65cmのオーダーであるように、このようなシート又は積層の幅は約80センチメートル(cm)である。
従って、上述のように、各ストッパー44、46、48、及び50の機能は、曲げ力が加えられる間、各スロット34及び36の端縁34c及び36cの接近を制御することにある。スロット34又は36の端縁34c及び34d又は36c及び36dの接近を制御することによって、スロット34又は36の上端縁34c又は36cの変形が制御され、その結果、スロット34及び36が設けられるのが下部テーブルであるとすれば、下部テーブル32の上端縁32aの変形が制御される。
この接近は、ストッパーによって画定される最初のクリアランスj、又は応力の影響を受けるストッパーの弾性変形のいずれか、或いは両方の組合せの結果として、ストッパー44、46、48、及び50を用いて制御される。従って、これらの2つのパラメータに作用することによって、非常に多様な長さの金属シートに対して下部テーブルの変形の高い精度を得ることができる。
図7A〜7Dは、上記パラメータの異なる組合せについて、スロットの端縁の間の距離の減少dを力Fの関数としてプロットしたグラフである、。
行なわれたテストは、適切な最初のクリアランスjが、あるとしても、一般的に6mの大きな長さの曲げプレスでさえ、1mm未満であることを示す。3mのオーダーのより標準的な長さのプレスでは、このクリアランスは、あるとしても、0.8mm未満であるとわかる。
図7Aは、最初のクリアランスjの除去及びストッパーの弾性変形Dの両方を含む状況で、スロット34又は36の2つの端縁34cと34d又は36cと36dとの間の距離dの減少を(横座標に沿って)、加えられた力F(縦座標)の関数として示す。グラフ上で、位置FPは、曲げ加工の終了に対応する。
図7Bは、クリアランスjが完全になくなる前に、曲げ加工の終了FPが起こる状況に対応する。ストッパーの弾性変形はない。この状況は、非常に短い金属シートで、又はスロット毎に2つ以上のストッパーがある場合に引き起こされ得る。また、図7Bが設定されている領域はロットの閉端部から遠くにある。
図7Cは、ストッパーの初期調整がいかなるクリアランスjも与えない状況に対応する。従って、距離dの減少は、ストッパーの弾性変形Dのみから生じる。
図7Dは、最初のクリアランスがなく、ストッパーの弾性変形がない特別な状況に対応する。この状況は、中央平面P’Pに対して偏心した金属シートを折り曲げる場合にのみ見られる。
上記タイプの曲げプレスで実行されたテストは、シートの長さに関係なく、ある程度は中央平面P’Pに対して中心に置かれることに関係なく、ストッパー44、46、48、及び50の作用の仕方によって、スロット34及び36におけるそれらの正しい位置決め1及び2によって、及び、与えられる最初のクリアランスjによって、上部及び下部テーブル30及び32の自由端縁30a、32aの実質的に平行な変形が得られることを示す。
図3に示すように、短い長さLのシートの場合は、上部及び下部テーブル30及び32の端縁30a、32aの2つの変形D及びDは、詳細には、係合領域38の長さlの特定の選択をすることによって、実質的に平行である。
図4に示すように、テーブルの全長と最小長さの間にある長さLのシートについては、上部テーブル30によって加えられる応力の影響を受けて、下部テーブル32の上部40の変形によって、スロット34及び36の閉端部34b及び36bに最も近いストッパー46及び48に対応するクリアランスjが除去され、及び/又はストッパー46及び48が弾性的に変形する。一方、検討中のシートの長さの場合、図4に示すように、一定量のクリアランスjがストッパー44及び50に残り、すなわち、弾性変形がない。シートのこの長さについて、行なわれたテストは、上部及び下部テーブル30及び32の自由端縁30a及び32aの変形が実質的に平行であること示す。
図5は、上部及び下部テーブル30及び32の全長に実質的に等しい長さLの金属シート又は積層を加工するときの上部及び下部テーブル30及び32の自由端縁30a及び32aの変形を示す。このような状況では、ストッパー46及び48におけるクリアランスjが除去され、及び/又はストッパー46及び48が変形し、それから加力が終わる頃、ストッパー44及び50によって画定されるクリアランスが同様に除去され、及び/又はストッパー44及び50が弾性的に変形する。従って、行なわれたテストが示すように、上部及び下部テーブル30及び32の自由端縁30a及び32aは、それらが変形するとき実質的に平行のままである。
上記タイプの機械を用いて行なったテストは、プレスの中央平面P’Pに対して偏心しなければならない部品を曲げ加工する必要があるときに、上記のものと非常に類似し且つ中心の位置にある曲げ加工用のシートに対応する動作モードが得られることを示す。
図8は、ストッパーの好ましい実施形態を示す。図8のストッパー59は、向かい合う2つのウェッジ60及び52によって構成される。好ましい実施形態において、上部ウェッジ60は、移動の自由なしでスロット34の上端縁34cに固定された上端部60aを有する。ウェッジ60の他方の端部60bは、わずかに傾いた面を有する。第1のウェッジ60と共にストッパー59を形成する第2のウェッジ62は、スロット34の下端縁34d上をスライドするように取り付けられた底端部62aを有する。下部ウェッジ62はまた、スロット34の端縁34dに対して傾いた、上部ウェッジ60の斜面60bと平行な第2の端部62bを有する。上記ストッパー59の機能的位置は、固定されたものであり、平面P’Pと平行な上部ウェッジ60の中央平面Q’Qに対応する。矢印F、F’によって示される下部ウェッジ62の限られた移動により、平面Q’Qにおける2つのウェッジ60及び62のそれぞれの傾斜端部60b及び62bの間の距離jを変化させることが可能である。前述したようにこの下部ウェッジ62を移動する可能性は、いかなる状況でも、ストッパー59の機能的位置が移動されることを可能にするのには役立たず、ストッパーによって画定されるクリアランスj、すなわち、2つのウェッジ60及び62のそれぞれの傾斜した端部60b及び62bの間の距離を非常に正確に調整することのみに役立つ。図6に従う実施形態において、クリアランスは、100分の1ミリメートルの範囲で調整され得る。ストッパー59を構成する2つのウェッジ60及び62は、アクチュエータV及びVによって加えられる力に関係なく、数十万ニュートンの力が、下部テーブル32のスロット34及び36の2つの端縁34cと34d又は36cと36dとの間に伝達されることを可能にする材料で作られる。
図9は、移動がモーター駆動であるウェッジ62の実施形態を示す。ストッパー59の上部ウェッジ60は、スロット34又は36の上端縁34c又は36cに対して動かない。ストッパー59の下部ウェッジ62は、スロット34又は36の下端縁34d又は36dに対して平行移動で移動可能である。アクチュエータ70及び72は、移動可能ウェッジ62の移動を制御する。
上記の好ましい実施形態において、下部テーブル32は動かないが、上部テーブル30は移動可能である。当然ながら、逆の構成、すなわち、下部テーブルは移動可能であるが、上部テーブルは動かない構成は本発明の範囲を超えない。
同様に、スロット34及び36は下部テーブル32内に作られる。当然ながら、ストッパー44、46、48、50、又は59を配置するのに、及び2つのスロット34及び36の閉端部34bと36bとの間に係合領域38を画定するのに同じ法則が適用されるならば、これらのスロット34及び36は上部テーブル30内に、それが移動可能であるか動かないかに関係なく作られることができる。
上記の図において、スロット34及び36は下部テーブル32の端縁32aと実質的に平行であり、その幅は実質的に一定であるものとして示されている。それでもなお、特に、他方のテーブル30への力の作用のもとで、スロットを有するテーブル、好ましくは下部テーブル32の応力を低下させるために、異なる形状のスロットを提供することが有益な場合がある。これは、図6に示されるものである。
図において、下部テーブル32の上部40及びテーブル32の下部42を見ることができる。図において、スロットには、符号80が与えられている。
この実施形態において、スロット80は、テーブル32の側面へ外に開いている第1の部分82と、中央部分84と、スロット80の閉端部88で終わっている第3の部分86とを有する。
スロットの第1の部分82は、実質的に直線状で、実質的に高さが一定であり、テーブルの端縁32aに対して角度αで傾いている。このことは、下部テーブル32の上部40の端部の断面二次モーメントを低下させるのに役立つ。
中間部84は本質的に、ストッパー、例えばストッパー44及び46の位置決め及び組み立てを容易にするように決定される。このために、その高さは部分82の高さより大きい。
第3の部分86は、応力を低減するように決定された半径の円の一部の形態である閉端部88を有する。第3の部分86の残り80は、好ましくは2つの曲線状の領域C及びCによって定められ、これらもまた応力を制限するのに役立つ。
ストッパーの調整、すなわち、最初のクリアランス及び/又は弾性変形によってスロットの端縁の接近を制御するためのストッパーの能力は、曲げ加工用のシートがプレスの中央平面に対して対称に配置される状況に特によく適応する。このような状況では、対称的なストッパーの調整は全く同じである。シートがわずかに非対称に配置されるとき、ストッパーの対称的な調整は十分である。
大きく非対称である場合には、中央平面に関して対称に配置されたストッパーに異なる調整が提供され得る。他の解決法は、全く同じ調整を対称形のストッパーに提供し、且つ移動可能なテーブル、通常は上部テーブルの2つの端部の異なる移動量を提供することである。この結果は、アクチュエータV及びVに、それらのストロークが終わったときに移動可能なテーブルの端部の移動が異なるように、異なる制御を加えることによって得られ得る。
当然のことながら、対称形のストッパーに対する異なる初期調整と、移動可能なテーブルの2つの端部に対する異なる移動量とを組み合わせることが可能である。
続いて、図10を説明する。この図において、上記の図の構成要素と類似の構成要素は、同じ符合に100を加えて示す。下部テーブル132は、プレスの中央平面P’Pに関して対称に配置された2つのスロット、それぞれ134及び136を有する。
スロット134及び136のそれぞれの外側端134a及び136aは開いている。
調整要素180がスロット134及び136内に配置されることが分かる。例えば、各調整要素は、特に図8に関して先に述べた実施例のようにウェッジによって構成されてもよく、第1に、スロットの上部に取り付けられ、且つ下部テーブル132内で横方向に調節可能な上部ブロックと、第2に、スロットの下部に取り付けられ、且つ前記テーブル内で横方向に調節可能な下部ブロックとを含み得る。更に、それらの実施例のように、下部及び上部ブロックは傾いた接触面を有してもよい。上述の如く、下部及び上部ブロックのこれらの斜面間における接触の横方向位置を調整することによって、曲げ加工の間、下部及び上部ブロックの斜面間のクリアランスがなくなるまで、及び/又はシートが曲げ加工される間の垂直方向におけるそれらの圧縮のレベルまで、下部テーブル132のたわみが上部テーブル130の凸状のたわみに従うように調整を行うことが可能である。
当然のことながら、調整要素180は上記の構成以外のものであってもよい。下部及び上部ウェッジ要素のいかなる決定された組合せも含まれ得る。
スロット134及び136の各々が、それぞれの第1のスロット部分135a及び137aと、それぞれの第2のスロット部分135b及び137bとを有することに留意すべきである。各スロットについて、それぞれの第2の部分135b又は137bは、第1のスロット部分に対して内側に位置する(より中央平面P’Pに近い)部分である。各スロットについて、第2のスロット部分は、第1のスロット部分に接続される。より正確には、各第1のスロット部分、それぞれ135a及び137aは、その内側端部、それぞれ135’a及び137’aを介して、第2のスロット部分、それぞれ135b及び137bに接続される。第1のスロット部分間の下端部、それぞれ135’a及び137’aとテーブル132の工具固定具132aとの間の垂直距離Dは、第2のスロット部分の内側端部、それぞれ135’b及び137’bと前記工具固定具132aとの間の垂直距離Dよりも大きいことが分かる。
第1及び第2のスロット部分は、互いに対して傾いていることが分かる。
より正確には、第1のスロット部分、それぞれ135a及び137aは、全体的な方向が水平であり、一方、第2のスロット部分、それぞれ135b及び137bは、工具固定具132aに向かって傾いている。ここに示した実施例では、第2のスロット部分、それぞれ135b及び137bは、第1のスロット部分の水平方向に対して約45°の角度αで傾いている直線状セグメントの形である。一例として、角度αは10°〜60°の範囲であり得る。
上記調整要素180は、第1のスロット部分、それぞれ135a及び137a内に位置する。
続いて、図11を説明する。図11において、図10の構成要素に対応する構成要素は同じ符号に100を加えて示す。図11の曲げプレスは、わずかに異なる形状のスロット234及び236を有することにより、図10の曲げプレスと異なっている。スロット234及び236の各々のそれぞれの第1の部分235a及び237aは、それぞれの内側端部235’a及び237’aで、それぞれの第2のスロット部分235b及び237bに接続された全体として水平方向のそれぞれのセグメント235c及び237cを含む。セグメントは第1のスロット部分の内側部分を形成する。全体として水平方向のセグメントに加えて、第1のスロット部分はまた、それぞれの外側のスロット部分235d及び237dを含む。外側部分は、上記セグメント、それぞれ235c及び237cよりも工具固定具232aに近づくように傾いている。詳細には、下部テーブルに形成されるスロットの場合、スロットの外側部分は、それらがそれぞれの第2のスロット部分から離れるにつれて上に向かって上がっている。
ウェッジ要素280が、全体として水平方向に延びる第1のスロット部分のセグメント235c及び237c内にあることが分かる。
垂直に測定した各スロットの幅Eが、幅を測定するスロットの領域に応じて異なることが分かる。この点について、スロット234をより詳細に説明する。スロット部分235a及び235bの少なくとも一方は、前記部分の幅を測定する領域に応じて変化する幅を有する。詳細には、幅Eは、全体として水平方向に延びる第1のスロット部分235aのセグメント235cにおいて、最小であり且つ実質的に一定である。一方、幅は、外側スロット部分235d及び第2のスロット部分235bの両方において変化する。詳細には、幅Eは、外側スロット部分235dにおいてセグメント235cから外側へ離れて行くとき規則的に増大することが分かる。詳細には、スロット234の上端縁及び下端縁、それぞれ234c及び234dは、外側スロット部分235dにおいて、外側に向かって広がる非平行な斜面の形状を有する。
同様に、第2のスロット部分235bは、第1のスロット部分235aから離れて行きながら広がる少なくとも1つの部分を有する。従って、幅Eは、前記第2のスロット部分235bの内側端部の近くで、第1のスロット部分235aの内側端部235’aに相当する、その外側端部の近くでよりも大きいことが分かる。詳細には、スロット234の上端縁及び下端縁234c及び234dは、第2のスロット部分235bにおいて、球の一部の形状である内端部分235eまで、中央平面P’Pの方へ広がる非平行平面の形状を有する。
当然ながら、スロット236は、中央平面P’Pに関してスロット234と対称を成している。
図12を参照すると、スロット334はスロット234の形状とわずかに異なる形状であってもよいと理解することができる。ここに示した実施例では、スロット334の第1のスロット部分335aは、スロット234の第1のスロット部分235aに類似している。第2のスロット部分335bは、この第2のスロット部分335b、上端縁及び下端縁334c及び334dが、工具固定具の方へに向けられた凹状側面を有する曲線形状であることを除いては、第2のスロット部分235bの形状と非常に近い形状である。従って、全体として、第2のスロット部分335bは、工具固定具に向けられる凹状側面を有する曲線形状を有する。幅Eは、スロット234と同じようにスロット334内で変化してもよい。図示の実施例のように、スロット外側部分335dがあってもよいし、又はこれに反して、スロット外側部分335dがなく、従って第1のスロット部分335aが、図12に見られるセグメント335cのように、全体として実質的に水平である方向を有していてもよいことに留意すべきである。これは、このセグメントが、図10の第1のスロット部分135aのように、外側に向かって直線的に(図12において左側に)続くことを意味する。
図13において、スロット434はわずかに異なる他の形状を有することが分かる。第1のスロット部分435aは、第1のスロット部分335aに類似している。それでもなお、その第1のスロット部分と同様に、セグメント435cのように、単に全体として水平方向のものであってもよい。一方、第2のスロット部分435bは、この実施例では球の一部の形状を有する内端部分435eに近づくにつれて工具固定具の方へ上昇する階段形状を有する。階段部分において、階段の段を形成している水平面の間で垂直に測定されるスロットの幅Eは、実質的に一定でもよいし、又は内端部分435eに近づくにつれて少し増大してもよい。
図14に示されるスロット534は、わずかに異なる他の形状を有する。詳細には、第1のスロット部分535aは、実質的に全体的な方向が水平である単一のセグメントによって構成される。それでもなお、この第1の部分は、図13の外側スロット部分435dに類似した外側スロット部分を有してもよい。第2のスロット部分535bは、丸みのある端部を有する内端部分535eに向かって広がる(全体として円錐台の形の)フレアーの形状を有する。円錐台形状の部分は、図14に示すように、実質的に直線的な母線によって作られてもよいし、或いは曲線状の母線によって作られてもよい。従って、第2のスロット部分の上端縁は、第1のスロット部分の上端縁よりも工具固定具に近くなる。
図12、13及び14を参照すると、図11のスロット234に相当する、1つのスロットのみが示されることが理解される。当然ながら、他のスロットは、示されるスロットと中央平面P’Pに関して対称を成している。更に、上記の形状は、ある垂直平面における断面で検討されており、スロットは、図の平面と平行な垂直平面において一定の垂直断面を有している。これらの実施例において、要素280に類似したウェッジ要素は、第1のスロット部分に配置される。
図15は、図11の曲げプレスと比較して比較テストを行なうために使用された、更なる従来式の曲げプレスを示す。図15において、図2と同じ符号が600を加えて使用される。この図において、下部テーブル632のスロット634及び636は、中央平面P’Pの方に向けられたそれらの内端に向かって工具固定具から離れていくように傾いている。スロットの傾斜の角度は15°のオーダーであり、テーブルの長さAは図11と同一であり、スロット634及び636の内側端部の間の距離Bは図11の第1のスロット部分235a及び237aの内側端部235’a及び237’aの間の距離Bと同一である。テストは、12mmの厚みを有するグレード304のステンレス鋼シートで行った。曲げプレス工具(マトリックス)は、全てのテストについて同じものであった。
図16A〜Dは、図15の曲げプレスPA(図16A及び16B)及び図11の曲げプレスPI(図16C及び16D)を使って行なった比較テストの結果を示す。これらのテストのために、水平方向に測定した(図の平面において)幅LのシートWを使用した。幅Lは、図11のプレスPIのスロット234及び236の内側端部の間の距離Cより小さかった。シートは90°まで折り曲げた。
図16A〜Dから図21A〜Dに示される全てのテストについて、シートは中央平面P’Pに対して対称に配置した。
図16B及び16Dのグラフについて、横座標はミリメートルで測定した下部又は上部テーブルの長さであり、基準0が中央平面P’Pの位置を示す。縦座標は、ミリメートルで測定したテーブルのたわみである。凸状のたわみの頂点が最も大きい測定値である。
曲線LTはそれぞれ、プレスPAの下部テーブル632(図16B)及びプレスPIの下部テーブル232(図16D)のたわみを示す。曲線UTはそれぞれ、プレスPAの上部テーブル630及びプレスPIの上部テーブル230のたわみを示す。図16B及び16Dにおいて、曲線SAは、上部テーブルのたわみと下部テーブルのたわみとの差を示す。
図において、曲げプレスPIのスロットの内側端部間の距離Cより小さい幅LのシートWを曲げ加工するのに、曲げプレスPAと曲げプレスPIとの間に有意差はないことが分かる。
図17A〜Dは、図16A〜Dに対応し、この実施例における折り曲げは、C<2L<Bであるような幅2LのシートWで行った。BはプレスPAのスロットの内側端部間の距離であることが思い出されなければならない。図17B及びDを比較することによって、このような幅のシートの場合は、曲線UTによって示されるように、上部テーブルが凹形となる傾向があることが分かる。これに対して、曲げプレスPAについて、図17Bは、図16Bの対応する曲線に非常に近い曲線LTによって示されるように、下部テーブルが実際にはこのたわみに従う傾向がないことを示す。その結果、この曲げプレスでは、曲線SAによって表される下部テーブルと上部テーブル間のたわみの差が大きい。一方、図17Dにおいて、曲げプレスPIのスロットの特別な構成によって、下部テーブルは、前記下部テーブルに関するたわみ曲線LTで示されるように、上部テーブルの凹形のたわみにより厳密に従う傾向がある、。従って、この実施例では、曲線SAによって表されるたわみの差は、図17Bで見られる差よりもかなり小さい。
図18Dは、3L>Bであるような幅3LのシートWに関することを除いて、同じテストを示す。この実施例では、図18Bにおいて上部テーブルに関する曲線UT及び下部テーブルに関する曲線LTで示されるように、プレスPAの下部テーブルは、依然として上部テーブルの凹形のたわみに従わない。従って、曲線SAによって表されるたわみの差は大きい。一方、図18Dにおいて曲線LT及びUTで示されるように、プレスPIの下部テーブルは、上部テーブルのたわみにより厳密に従う。従って、この図において、曲線SAによって表されるたわみの差は非常に小さい。
図19は、幅4Lのシートでの同じテストを示す。図19Bにおいて、このような幅から、プレスPAの下部テーブルが、曲線LTによって示されるように少したわみ始めることが分かる。それでもなお、これは小さい範囲でのみ起こり、曲線SAによって表されるたわみの差は図19Bにおいて依然として大きい。これは図19Dには当てはまらず、図19においては、プレスPIの下部テーブルがはるかに厳密に上部テーブルのたわみに従うことが分かる。
図20は、幅5Lのシートでの同じテストを示す。今回は、図20Bの曲線LTが曲線UTに近いことによって、プレスPAの下部テーブルがよりよく上部テーブルのたわみに従うことが分かるが、曲線SAはたわみの差が依然としてかなり著しいことを示している。図20Dにおいて、曲線LT及びUTは互いにより接近し、その結果、曲線SAはプレスPIのたわみの差がはるかに均一であることを示している。
これらの2つのプレスの動きは、図21A〜Dに示すように、幅6Lのシートではいくらかより類似している。
上記比較テストにより、本発明の曲げプレスを用いることで、特に図11に示すようなものの場合、曲げ加工動作は、多種多様な幅のシートに関してはるかに均一であることが理解できる。従って、曲げ加工は、結果として生じる曲げの直線性に関してはるかに良好な精度で行なわれる。言い換えれば、曲げ角度は、本発明の曲げプレスによればシートの全幅にわたって事実上同一である。
図11に示される曲げプレスについて、スロットの外側部分でのスロットの幅の増大により、下部テーブルの横方向端部がより容易に変形するのを確実にすることができることに留意すべきである。スロットの外側部分の傾斜角度は、好ましくは約15°のオーダーであり、例えば、水平方向に対して10°〜20°の範囲にある。選択される傾斜角度は、テーブルの形状及び/又は寸法、及び/又はスロットを有するテーブルの変形に受け入れられる許容差範囲、及び/又は部品の曲げ加工に要求される精度に特に依存する。この形状を有するスロットでは、スロットと工具固定具との間の距離は、第1のスロット部分の実質的に水平なセグメントの領域において最も大きい。従って、この水平セグメントの領域において、下部テーブルの剛性は、他のスロット部分の領域で前記テーブルが有する剛性よりも大きい。
一般に、本発明において、曲げプレスは、スロットを有するテーブルの剛性が(いずれにしても前記第1のスロット部分の実質的に水平セなグメントのために)第2のスロット部分に対応する領域よりも第1のスロット部分に対応するスロットの領域で大きいように作られる。第1のスロット部分に適切に配置されたウェッジ要素180又は280の存在が、この剛性を更に増大する働きをする。
第1スロット部分がわずかに傾斜した又は波打つ形状であることができることに留意されたい。それでもなお、これらの形状は、第1のスロット部分が対応するテーブルの領域に第2のスロット部分に対応するテーブルの領域の剛性より大きい剛性を与えるように選択されるべきである。中央平面P’Pに垂直に測定される第2のスロット部分の長さがスロットの全長の約1/3と半分との間にあることが有利である。選択される長さは、テーブルの形状及び/又は寸法、及び/又はスロットを有するテーブルの変形に受け入れられる許容差範囲、及び/又は部品を曲げ加工するのに要求される精度に特に依存する。スロットの形状及びそれらの長さを決定することにより、またウェッジ要素及びそれらの位置を適切に選択することにより、下部テーブルの中央の上向き凸形たわみの頂点と下部テーブルの2つの横方向端部との間の高さの差がなんらかの所定の許容範囲内にとどまることを確実にできることを理解されたい。このことは、曲げプレスを用いて曲げ加工されるシートの幅が上部又は下部テーブルの長さに実質的に等しい場合、及び前記シートの幅が上部又は下部テーブルの長さより小さい場合に同様に適用できる。
図10〜14の曲げプレスにおいて、スロットの内側端部間の長さは図2を参照して上述した長さlと同程度の大きさでもよいことに留意されたい。

Claims (13)

  1. 金属シート(F)を曲げ加工するための曲げプレスであって、
    前記曲げプレスは、第1の曲げ工具を支持する下端縁(30a)を有する上部テーブル
    (30)と、第2の曲げ工具を支持する上端縁(32a)を有する下部テーブル(32)
    とを備え、前記2つのテーブル(30,32)は前記シート(F)上に曲げ力をかけるた
    めに互いに対して移動可能であり、
    前記プレスは垂直な中央平面(P’P)を有し、前記テーブル(30,32)の一方は
    、その全厚を貫いて前記中央平面(P’P)に対して対称に配置された2つのスロット(
    34,36)を有し、各スロット(34,36)は、前記テーブルの側端縁に開いている
    第1の開端部(34a,36a)と、長さlのスロットなしテーブル部(38)を画定
    する閉端部(34b,36b)とを有し、
    前記プレスは偶数個のストッパー(44,46,48,50,59)を更に含み、各ス
    トッパーは前記スロット(34,36)の一方に前記閉端部(34b,36b)から一定
    の距離で配置され、前記ストッパー(44,46,48,50,59)は前記中央平面(
    P’P)に関して対称に配置され、前記ストッパーは所定の弾性係数を有し、
    各ストッパー(44,46,48,50,59)は、前記ストッパーが設置された前記
    スロット(34,36)の領域内で、前記スロット(34,36)を含む前記テーブル(
    32)に加えられる荷重の影響のもとで、前記スロット(34,36)の2つの端縁(3
    4c,34d及び36c,36d)の制御された接近の可能性を定め、前記接近は、加え
    られる荷重がないときに前記スロット(34,36)内の前記ストッパー(44,46,
    48,50,59)によって最初に提供されるクリアランスjと、前記ストッパー(44
    ,46,48,50,59)の弾性変形とである2つのパラメータの少なくとも1つによ
    って生じ、前記閉端部(34b,36b)に近いストッパー(46,48)によってもた
    らされる前記接近の可能性は、前記開端部(34a,36a)に近いいずれかのストッパ
    ー(44,50)の前記接近の可能性よりも小さく、
    前記ストッパー(44,46,48,50,59)に対応する前記スロット(34及び
    36)の端縁(34c,34d及び36c,36d)の接近の可能性と前記スロット(3
    4、36)内における前記ストッパーの位置とは、前記移動可能なテーブル(30)が前
    記シート(F)を介して他方のテーブル(32)に曲げ力を加え終わったときに、前記テ
    ーブル(30,32)の端縁(30a,32a)の曲線が互いに実質的に平行であるよう
    に決定されることを特徴とする曲げプレス。
  2. 前記長さlは、前記スロット(34,36)の閉端部(34b,36b)間の前記テ
    ーブル(32)の部分(38)が、前記スロット(34,36)が設けられた前記テーブ
    ル(32)の弾性変形を引き起こさずに、前記シートの曲げ加工の間に加えられる最大応
    力に実質的に等しい応力を吸収するのに適するように定められることを特徴とする、請求
    項1に記載の曲げプレス。
  3. 前記スロット(34,36)の端部(34b,36b)間の前記長さlは、前記スロ
    ット(34,36)を含む前記テーブル(32)の長さLの35%未満であることを特徴
    とする、請求項1又は請求項2に記載の曲げプレス。
  4. 前記長さlは前記プレス上に中心があるシートの長さの約80%に等しく、前記移動
    可能なテーブル(30)の作用を受けた前記シートの変形曲線は、実質的にごくわずかで
    あることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の曲げプレス。
  5. 前記長さlは、前記スロット(34,36)を含む前記テーブル(32)の長さLの
    20%±15%、好ましくは20%±5%に実質的に等しいことを特徴とする、請求項1
    〜4のいずれか1項に記載の曲げプレス。
  6. 前記移動可能なテーブル(32)に加えられる力は、同じ移動ストロークが両端に加え
    られるように、前記テーブルの両端に加えられること、及び前記2つの対称形のストッパ
    ー(46,48及び44,50)は同じ制御された接近の可能性をもたらすことを特徴と
    する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の曲げプレス。
  7. 前記移動可能なテーブル(32)に加えられる力は、異なる移動ストロークが両端に加
    えられるように、前記テーブルの両端に加えられること、及び前記2つの対称形のストッ
    パー(46,48及び44,50)は同じ制御された接近の可能性をもたらすことを特徴
    とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の曲げプレス。
  8. 前記2つの対称形のストッパー(46,48及び44,50)は、異なる制御された接
    近の可能性をもたらすことを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の曲げプレ
    ス。
  9. 前記プレスは4つのストッパー(44,46,48,50)を有することを特徴とする
    、請求項1〜8のいずれか1項に記載の曲げプレス。
  10. 前記ストッパーは制御可能なクリアランス(j)を画定することを特徴とする、請求項
    1〜9のいずれか1項に記載の曲げプレス。
  11. 各ストッパー(44,46,48,50,59)は、前記スロット(34)の第1の端
    縁(34c)に接続された第1の固定端部(60a)、及び前記スロットの方向に対して
    傾いた第1の斜面を形成する第2の端部(60b)を有する第1のウェッジ(60)と、
    前記スロット(34)の第2の端縁(34d)に接続されるが前記スロット(34)の方
    向に沿って前記スロット(34)の端縁(34d)に対して移動可能である第1の端部(
    62a)、及び前記第1の斜面と平行な斜面を形成する第2の端部(62b)を有する第
    2のウェッジ(62)とを備え、前記テーブルに加えられる荷重がない場合に前記面(6
    0b、62b)の間にクリアランスがあり、それにより、前記第2のウェッジ(62)を
    移動することによって、前記スロット(34,36)を含む前記テーブル(32)に加え
    られる荷重がない場合に前記2つのウェッジ(60,62)の間の前記クリアランスの値
    を調整することができることを特徴とする、請求項10に記載の曲げプレス。
  12. 前記ストッパー(44,46,48,50,59)の少なくとも1つがゼロに等しいク
    リアランスを画定することを特徴とする、請求項1〜11のいずれか1項に記載の曲げプ
    レス。
  13. 前記ストッパー(44,46,48,50,59)は1mm未満、好ましくは0.3m
    m未満のクリアランスを画定することを特徴とする、請求項1〜11のいずれか1項に記
    載の曲げプレス。
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