JP5262161B2 - 半導体集積回路装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体集積回路装置に関する。
半導体集積回路装置として、ダブルゲートトランジスタを光電変換素子として用いた固体撮像素子がある(例えば、特許文献1参照)。ダブルゲートトランジスタはボトムゲート電極、ソース電極、ドレイン電極及びトップゲート電極等を有するものであり、ボトムゲート電極は基板とボトムゲート絶縁膜との間に形成され、ソース電極及びドレイン電極はボトムゲート絶縁膜とトップゲート絶縁膜との間に形成され、トップゲート電極はトップゲート絶縁膜と保護絶縁膜との間に形成されている。ボトムゲート電極は配線とともにパターニングされており、その配線の端部がコンタクトホールを通じて端子となっている。具体的には、図10に示すように、ボトムゲート電極に通じる配線141がボトムゲート絶縁膜122に覆われ、ボトムゲート絶縁膜122にはコンタクトホール151が形成され、コンタクトホール151に中継パッド152が形成され、配線141の端子と中継パッド152が接触している。また、トップゲート絶縁膜129にもコンタクトホール153が形成され、そのコンタクトホール153に中継パッド154が形成され、保護絶縁膜131にコンタクトホール155が形成され、そのコンタクトホール155に表面パッド156が形成されている。従って、配線141、中継パッド152、中継パッド154、表面パッド156の順に積層され、表面パッド156が端子となる。
特開2002−94040号公報
ところで、配線141の端子、中継パッド152、中継パッド154、表面パッド156が接続する際に、配線141の端子の周縁と、中継パッド152の周縁と、中継パッド154の周縁と、表面パッド156の周縁と、介在する絶縁膜122、129、131のコンタクトホール151、153、155のそれぞれの周縁との位置が同じであると、段差が大きくなってしまうため、これらの位置が互いに異なるような7つパターンにすることが好ましい。パターンは、フォトリソグラフィーのレジストマスクによって微細加工することができるが、位置ずれによるばらつきの考慮や、フォトリソグラフィーの最小解像度等の要因によって、各パターン間の幅の差を著しく小さくすることが難しかった。
一方、上下間のパッド同士、あるいは表面パッド156が駆動ドライバの端子と、良好に接続するためには、十分な接続面積を確保しなければならないが、例えば、配線141の端子、中継パッド152、中継パッド154、表面パッド156のいずれかのパターン幅を広くしようとすると、隣接するパッドとショートし製造歩留まりが低くなる恐れがあり、パッドの面積の拡大には制限があった。このような要因によって、例えば図10のように、表面パッド156を最大パターンとして、配線141の端子、中継パッド152、中継パッド154、絶縁膜122、129、131のコンタクトホール151、153、155の各パターンを任意の順で徐々に小さくしていくと、結果としてコンタクトホールが小さくなってしまいコンタクトホール内での接触抵抗が増大するといった問題を生じていた。
そこで、本発明は、良好に接続できるようにすることである。
以上の課題を解決するため、請求項1に係る発明によれば、
配線部及び前記配線部の一端に設けられ、前記配線部よりも幅が広い接続端子を有する複数の配線と、
各々が、前記各配線の前記接続端子をそれぞれ被覆し、前記接続端子より幅が広い複数の中継パッドと、
前記複数の配線を被覆するとともに、前記複数の配線の接続端子及び前記複数の中継パッドの周縁を含む全体を開口する一つの第1のコンタクトホールが形成された層間絶縁膜と、
前記層間絶縁膜を被覆するとともに、前記複数の中継パッドを開口し、前記中継パッドより幅が狭い複数の第2のコンタクトホールが形成された保護絶縁膜と、
前記各第2のコンタクトホールを介して前記各中継パッドと接続するとともに、前記接続端子、前記中継パッド及び前記第2のコンタクトホールと幅のサイズ異なる複数の表面パッドと、を備えることを特徴とする。
前記層間絶縁膜は、ダブルゲートトランジスタのボトムゲート絶縁膜とトップゲート絶縁膜を有していてもよい。
前記表面パッドは、前記ダブルゲートトランジスタのボトムゲートライン端子、トップゲートライン端子、ドレインライン端子の少なくともいずれかに形成されていてもよい。
前記第2のコンタクトホールの幅のサイズは前記接続端子、前記中継パッド及び前記表面パッドのそれぞれの幅のサイズより小さくてもよい。
互いに隣接している前記配線同士は、延在方向の長さが互いに異なり、前記表面パッドは、前記配線の延在方向と直交する方向において部分的に重なっていてもよい。
本発明によれば、接触抵抗が著しく増大することなく良好に接続することができる。
以下に、本発明を実施するための好ましい形態について図面を用いて説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
図1は、半導体集積回路装置1の全体を示した平面図である。図2は、図1に示されたIIの領域を示した平面図である。図3は、図2に示されたIII−IIIに沿った面の矢視断面図であり、図4は、図2に示されたIV−IVに沿った面の矢視断面図である。なお、図1では、配線や電極を示す。
この半導体集積回路装置1は、固体撮像デバイスである。つまり、半導体集積回路装置1は、大別して、光電変換用の半導体素子であるダブルゲートトランジスタ2を行方向及び行方向と直交する列方向にマトリクス状に配列してなるアレイ領域3と、アレイ領域3の周辺の端子領域4と、を有する。アレイ領域3は、各画素の光電変換により画像を取り込む領域であって、端子領域4はドライバ等の周辺回路と電気的に接続する領域である。
アレイ領域3においては、基板5の上に複数のダブルゲートトランジスタ2がパターニングされている。この基板5は、絶縁性を有し、無アルカリガラス等といったガラス基板又はポリカーボネート等といったプラスチック基板である。
ダブルゲートトランジスタ2は、ボトムゲート電極21、半導体膜23、チャネル保護膜24、不純物半導体膜25,26、ドレイン電極27、ソース電極28、トップゲート電極30等を有するものである。
ボトムゲート電極21は基板5上に形成されている。このボトムゲート電極21の上にボトムゲート絶縁膜として機能する窒化シリコン等の透明な層間絶縁膜22が成膜され、絶縁性の層間絶縁膜22によってボトムゲート電極21が被覆されている。層間絶縁膜22の上に例えばアモルファスシリコンからなる半導体膜23が形成されている。半導体膜23はボトムゲート電極21に対応する位置にあり、半導体膜23がボトムゲート電極21との間に層間絶縁膜22を挟んで相対している。半導体膜23の中央部上には、絶縁性のチャネル保護膜24が形成されている。半導体膜23の一端部の上には、例えば不純物を含むアモルファスシリコンからなる不純物半導体膜25が一部チャネル保護膜24に重なるようにして形成されており、半導体膜23の他端部の上には、例えば不純物を含むアモルファスシリコンからなる不純物半導体膜26が一部チャネル保護膜24に重なるようにして形成されている。不純物半導体膜25,26は半導体膜23の両端部上に互いに離間して形成される。不純物半導体膜25の上には、ドレイン電極27が形成されている。不純物半導体膜26の上には、ソース電極28が形成されている。チャネル保護膜24、ドレイン電極27及びソース電極28の上には、トップゲート絶縁膜として機能する窒化シリコン等の透明な層間絶縁膜29が成膜されている。層間絶縁膜29の上には、トップゲート電極30が形成されている。このトップゲート電極30が半導体膜23に対応する位置にあり、このトップゲート電極30が半導体膜23との間に層間絶縁膜29及びチャネル保護膜24を挟んで相対している。トップゲート電極30の上には、窒化シリコン等の透明な保護絶縁膜31が成膜されている。
層間絶縁膜22、層間絶縁膜29及び保護絶縁膜31は、全てのダブルゲートトランジスタ2にわたって連続して形成された共通したものである。一方、半導体膜23、チャネル保護膜24、不純物半導体膜25及び不純物半導体膜26は、ダブルゲートトランジスタ2ごとに独立して形成されたものである。
基板5と層間絶縁膜22との間には、行方向に沿って互いに平行な複数のボトムゲートライン41が形成されている。横方向(行方向)に一行に配列された複数のダブルゲートトランジスタ2のボトムゲート電極21は、共通のボトムゲートライン41と一体となって形成されている。ボトムゲート電極21及びボトムゲートライン41は、導電性及び遮光性を有し、例えばクロム、クロム合金、アルミ若しくはアルミ合金又はこれらの合金からなる。これらボトムゲート電極21及びボトムゲートライン41は気相成長法、フォトリソグラフィー法及びエッチング法等を経てパターニングされたものである。エッチング液としては、リン酸水溶液が用いられる。ボトムゲートライン41の一端には配線端子41aが一体的に形成されている。
層間絶縁膜22と層間絶縁膜29との間には、互いに平行な複数のドレインライン42が形成されている。縦方向(列方向)に一列に配列された複数のダブルゲートトランジスタ2のドレイン電極27は、共通のドレインライン42と一体となって形成されている。ドレイン電極27及びドレインライン42は、導電性及び遮光性を有し、例えばクロム、クロム合金、アルミ若しくはアルミ合金又はこれらの合金からなる。
層間絶縁膜22と層間絶縁膜29との間には、互いに平行な複数のソースライン43が形成されている。縦方向に一列に配列された複数のダブルゲートトランジスタ2のソース電極28は、共通のソースライン43と一体となって形成されている。ソース電極28及びソースライン43は、導電性及び遮光性を有し、例えばクロム、クロム合金、アルミ若しくはアルミ合金又はこれらの合金からなる。これらドレイン電極27、ソース電極28、ドレインライン42及びソースライン43は、蒸着法やスパッタ法等により成膜された導電膜をフォトリソグラフィー法及びエッチング法等を経て一括してパターニングされたものである。エッチング液としては、リン酸水溶液が用いられる。
層間絶縁膜29と保護絶縁膜31との間には、互いに平行な複数のトップゲートライン44が形成されている。横方向に一行に配列された複数のダブルゲートトランジスタ2のトップゲート電極30は、共通のトップゲートライン44と一体となって形成されている。トップゲート電極30及びトップゲートライン44は、透光性を有した金属酸化物等といった透明導電体であり、例えば、酸化インジウム、酸化亜鉛若しくは酸化スズ又はこれらのうちの少なくとも一つを含む混合物(例えば、錫ドープ酸化インジウム(ITO)、亜鉛ドープ酸化インジウム)で形成されている。これらトップゲート電極30及びトップゲートライン44は、気相成長法、フォトリソグラフィー法及びエッチング法等を経てパターニングされたものである。アレイ領域3には、被検体が半導体集積回路装置1に載置する際に被検体に帯電した静電気を除去するための、例えば、酸化インジウム、酸化亜鉛若しくは酸化スズ又はこれらのうちの少なくとも一つを含む混合物(例えば、錫ドープ酸化インジウム(ITO)、亜鉛ドープ酸化インジウム)で形成されている放電用透明電極45が形成されている。
ダブルゲートトランジスタ2は光電変換素子であり、透明のトップゲート電極30を介して半導体膜23に光が入射されると、半導体膜23に電子正孔対が形成され、このとき、各表面パッド57に接続されたトップゲートドライバからの信号によってトップゲート電極30が負電位になることで光量に応じて形成される電子正孔対のうちの正孔を保持することになる。一定の保持期間を経て、各表面パッド58に接続されたデータドライバからの信号によってドレインライン42には所定の電圧が印加された状態になり、あわせて表面パッド56に接続されたボトムゲートドライバからの信号によってボトムゲート電極21に、半導体膜23にnチャネルが形成されるための正電圧が印加される。ここで、半導体膜23に光が入射されていなければ、電子正孔対が形成されないので、トップゲート電極30による負電界がボトムゲート電極21の正電界を相殺してしまうため、半導体膜23にnチャネルが形成されずに、ドレインライン42の電圧は、データドライバからの信号による電圧のままとなる。これに対して半導体膜23に光が入射されていれば、電子正孔対が形成され、そのうちの正の電荷を持つ正孔がトップゲート電極30による負電界により保持されるとともにトップゲート電極30による負電界を緩和する方向に働くため、半導体膜23への影響が減少する。このため半導体膜23に入射される光の量に応じて半導体膜23にnチャネルが形成されてドレインからソースに電流が流れるので、ドレインライン42の電圧がソースライン42の電位(例えば接地電位)に近づく。このように、半導体膜23に光の量に応じてドレインライン42の電圧が変調するので、このドレインライン34の電位を読み取ることでダブルゲートトランジスタ2に入射される光の量を計測することができる。
端子領域4内の端子構造について説明する。
ボトムゲートライン41が端子領域4まで延びている。端子領域4においては、複数のボトムゲートライン41の配線端子41aの全面が露出するように1つのコンタクトホール51が層間絶縁膜22に形成されている。コンタクトホール51は第1のコンタクトホールに相当する。このため、配線端子41aの周縁部41bは、コンタクトホール51内にて層間絶縁膜22と離間している。
ボトムゲートライン41の各配線端子41a上には、それぞれ中継パッド52が重なるように積層されている。ボトムゲートライン41のうちコンタクトホール51の内側の部分全体及び配線端子41a全体が、導電性の中継パッド52によって被覆されている。中継パッド52は、ドレイン電極27、ソース電極28、ドレインライン42及びソースライン43とともにパターニングされたものである。つまり、中継パッド52、ドレイン電極27、ソース電極28、ドレインライン42及びソースライン43は、同一の導電膜をフォトリソグラフィー法・エッチング法等をパターニングしてなるものである。各中継パッド52は、先端がコンタクトホール51内にて層間絶縁膜22と離間し、配線端子41aより一回り大きい。
また、端子領域4において、層間絶縁膜29には、コンタクトホール51と重なるように1つのコンタクトホール53が形成されている。コンタクトホール53は、コンタクトホール51より一回り大きく、各配線端子41aの全面及びコンタクトホール51全体を開口している。
コンタクトホール53内においては、各中継パッド52上にはそれぞれ導電性の中継パッド54が重なるように積層され、中継パッド52全体が中継パッド54によって被覆されている。中継パッド54は、トップゲート電極30及びトップゲートライン44とともにパターニングされたものである。つまり、中継パッド54、トップゲート電極30及びトップゲートライン44は、同一の透明導電膜をフォトリソグラフィー法・エッチング法等によりパターニングしてなるものである。各中継パッド54は、先端がコンタクトホール51内にて層間絶縁膜22と離間し、中継パッド52より一回り大きい。
また、保護絶縁膜31には、複数のコンタクトホール55が形成されている。1つの中継パッド54につき1つのコンタクトホール55が重なっている。コンタクトホール55には導電性の表面パッド56が埋め込まれ、表面パッド56の一部が中継パッド54の一部に重なっている。表面パッド56の面積はコンタクトホール55の面積よりも広く、表面パッド56が保護絶縁膜31の表面を突出してコンタクトホール55の周囲において保護絶縁膜31に重なっている。表面パッド56は、透明導電膜をパターニングすることによって放電用透明電極45とともに一括して形成される。
複数の表面パッド56はそれぞれが互いに離間しており、列方向において二列に配列され、これらの列が奇数行において同列となし、また偶数行において同列となしている。したがって表面パッド56は行ごとに互い違いに位置がずれている。このため隣接している表面パッド56間では、図2に示すように、長さCだけ列方向に重なっている。このため、表面パッド56が全て一列で配列されている場合に比べて、表面パッド56の列方向の幅を長さC程度或いは長さC以上長くすることが可能である。なお、表面パッド56が三列以上に配列されてもよい。
ドレインライン42及びソースライン43もボトムゲートライン41と同様に、複数本が組となっている。ソースライン43は、放電用透明電極45とともに接地されていてもよい。
従来では、図10に示すように、配線141の端子、中継パッド152、中継パッド154、表面パッド156が接続する際に、配線141の端子の周縁と、中継パッド152の周縁と、中継パッド154の周縁と、表面パッド156の周縁と、介在する絶縁膜122、129、131のコンタクトホール151、153、155のそれぞれの周縁とがアライメントによる位置合わせのために互いに大きさの異なる7つパターンにしており、また配線141の端子、中継パッド152、中継パッド154、表面パッド156の何れかを大きくすると、隣接している端子又はパッドとショートしてしまうので大きくできず、このため、形状が最も小さいパターンをコンタクトホールにすると、コンタクトホールでの接触抵抗が増大し、信号遅延等の問題が生じてしまっていたが、半導体集積回路装置1では、層間絶縁膜22のコンタクトホール51のパターン及び層間絶縁膜29のコンタクトホール53のパターンを、配線端子41a、中継パッド52、54、表面パッド56のパターンよりも十分大きくしているため、表面パッド56の形成領域では、配線端子41a、中継パッド52、54、保護絶縁膜31のコンタクトホール55、表面パッド56の5つの構成における5段階のパターンを形成すればよいので、これらのうち最小パターンである保護絶縁膜31のコンタクトホール55は最大パターンである表面パッド56より4回り小さいだけで済む。このため、最小面積の保護絶縁膜31のコンタクトホール55における接触面積は、図10に示す従来の最小パターンであるコンタクトホール151よりも2回り大きくすることができ、全体としての接触抵抗を低くすることができる。
次に、この半導体集積回路装置1の製造方法について説明する。
まず、基板5の上に複数のボトムゲート電極21及びボトムゲートライン41をフォトリソグラフィーによりパターニングする。次に、気相成長法により層間絶縁膜22を一面に成膜し、これらボトムゲート電極21及びボトムゲートライン41を窒化シリコンからなるボトムゲート絶縁膜として機能する層間絶縁膜22によって被覆する。このとき、層間絶縁膜22はメタルマスクにより、図5(A)、図5(B)に示すように、コンタクトホール51が形成されたパターンとなっている。図5(A)は、図5(B)に示すV−V断面矢視図である。全てのボトムゲートライン41の配線端子41aは、コンタクトホール51内で露出している。なお、精度向上のため、メタルマスクに代えてフォトリソグラフィーによって層間絶縁膜22をパターニングしてもよい。次に、ダブルゲートトランジスタ2ごとに半導体膜23、チャネル保護膜24、不純物半導体膜25,26をフォトリソグラフィーによりパターニングする。
次に、蒸着やスパッタ等により導電性膜を層間絶縁膜22の上に一面に成膜する。その導電性膜をフォトリソグラフィーによって形状加工することによって、中継パッド52、ドレイン電極27、ソース電極28、ドレインライン42及びソースライン43を形成する。中継パッド52をパターニングするためのフォトレジストマスクは、ボトムゲートライン41及び配線端子41aをパターニングするためのフォトレジストマスクよりも一回り大きいので、中継パッド52は、図6(A)、図6(B)に示すように、ボトムゲートライン41及び配線端子41aよりも一回り大きい。図6(A)は、図6(B)に示すVI−VI断面矢視図である。
次に、気相成長法により層間絶縁膜29を一面に成膜し、これら中継パッド52、ドレイン電極27、ソース電極28、ドレインライン42及びソースライン43を窒化シリコンからなるトップゲート絶縁膜として機能する層間絶縁膜29によって被覆する。このとき、層間絶縁膜29はメタルマスクにより、図6(A)、図6(B)に示すように、コンタクトホール53が形成されたパターンとなっている。全てのボトムゲートライン41の配線端子41aは、コンタクトホール53内で露出している。なお、精度向上のため、メタルマスクに代えてフォトリソグラフィーによって層間絶縁膜22をパターニングしてもよい。
次に、蒸着やスパッタ等により透明導電性膜を層間絶縁膜29の上に一面に成膜する。その透明導電性膜をフォトリソグラフィーによって形状加工することによって、中継パッド54、トップゲート電極30及びトップゲートライン44を形成する。中継パッド54をパターニングするためのフォトレジストマスクは、中継パッド52をパターニングするためのフォトレジストマスクよりも一回り大きいので、中継パッド54は、図7(A)、図7(B)に示すように、中継パッド52よりも一回り大きい。図7(A)は、図7(B)に示すVII−VII断面矢視図である。
次に、気相成長法により窒化シリコンからなる保護絶縁膜31を一面に成膜し、中継パッド54、トップゲート電極30及びトップゲートライン44を保護絶縁膜31によって被覆する。次に、フォトリソグラフィーによって図8(A)、図8(B)に示すように、コンタクトホール55を保護絶縁膜31に形成する。図8(A)は、図8(B)に示すVIII−VIII断面矢視図である。ここで、コンタクトホール55をパターニングするためのフォトレジストマスクは、中継パッド54をパターニングするためのフォトレジストマスクよりも一回り小さい。
次に、蒸着やスパッタ等により導電膜を保護絶縁膜31の上に一面に成膜し、その導電膜をフォトリソグラフィーにより形状加工することによって、表面パッド56を形成する。その際、1つのコンタクトホール55につき1つの表面パッド56を形成する。表面パッド56をパターニングするためのフォトレジストマスクは、中継パッド54をパターニングするためのフォトレジストマスクよりも一回り大きいので、表面パッド56は、図2〜4に示すように、中継パッド54よりも一回り大きい。
以上のように、本実施形態によれば、端子部分において、各層間絶縁膜22、29のコンタクトホールを個々の表面パッド56ごとに分割してパターニングせずに、それぞれ複数の表面パッド56に対してまとめて1つのコンタクトホール51、53としたのでフォトリソグラフィーによって一番小さいコンタクトホールの開口面積を著しく小さくしなくてもよいため、接触抵抗を低くできる。
なお、上記実施形態では、コンタクトホール51、53の両方を複数の表面パッド56に対してそれぞれ1つだけ形成したが、いずれか一方のみ複数の表面パッド56に対して1つだけ形成し、他方を各表面パッドごとに形成しても従来よりも接触抵抗を低くできることはいうまでもない。
また上記実施形態では、表面パッド56が複数の列に配列されたが、一列であっても効果を奏することができる(図9参照)。
上記実施形態では、ボトムゲートライン41の表面パッド56に適用したが、トップゲートライン44の表面パッド57群やドレインライン42の表面パッド58群にも適用可能である。また、ソースライン43の表面パッド59群は、いずれも等電位であるので互いにショートするように接続されていればよいので必ずしも上記実施形態のボトムゲートライン41と同様の端子構造でなくてもよいが、表面パッド59群に異なる信号が入力されるのであれば、上記実施形態のボトムゲートライン41と同様の端子構造としてもよい。
本発明の実施形態における半導体集積回路装置を示した平面図である。 図1におけるII領域を示した平面図である。 図2におけるIII−III線に沿った面の矢視断面図である。 図2におけるIV−IV線に沿った面の矢視断面図である。 上記半導体集積回路装置の製造方法の一工程を示した図面であって、(A)は図3に対応する断面図であり、(B)は図2に対応する平面図である。 図5の後の工程を示した図面であって、(A)は図3に対応する断面図であり、(B)は図2に対応する平面図である。 図6の後の工程を示した図面であって、(A)は図3に対応する断面図であり、(B)は図2に対応する平面図である。 図7の後の工程を示した図面であって、(A)は図3に対応する断面図であり、(B)は図2に対応する平面図である。 (A)は変形例における端子の縦断面図であり、(B)は変形例における端子の配列状態を示した平面図である。 (A)は従来の端子部分を示した平面図であり、(B)はその端子部分を示した縦断面図である。
符号の説明
1 半導体集積回路装置
2 ダブルゲートトランジスタ
41 ボトムゲートライン
51、53、55 コンタクトホール
52、54 中継パッド
56 表面パッド

Claims (5)

  1. 配線部及び前記配線部の一端に設けられ、前記配線部よりも幅が広い接続端子を有する複数の配線と、
    各々が、前記各配線の前記接続端子をそれぞれ被覆し、前記接続端子より幅が広い複数の中継パッドと、
    前記複数の配線を被覆するとともに、前記複数の配線の接続端子及び前記複数の中継パッドの周縁を含む全体を開口する一つの第1のコンタクトホールが形成された層間絶縁膜と、
    前記層間絶縁膜を被覆するとともに、前記複数の中継パッドを開口し、前記中継パッドより幅が狭い複数の第2のコンタクトホールが形成された保護絶縁膜と、
    前記各第2のコンタクトホールを介して前記各中継パッドと接続するとともに、前記接続端子、前記中継パッド及び前記第2のコンタクトホールと幅のサイズ異なる複数の表面パッドと、を備えることを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 互いに隣接している前記配線同士は、延在方向の長さが互いに異なり、前記表面パッドは、前記配線の延在方向と直交する方向において部分的に重なっていることを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路装置。
  3. 前記第2のコンタクトホールの幅のサイズは前記接続端子、前記中継パッド及び前記表面パッドのそれぞれの幅のサイズより小さいことを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体集積回路装置。
  4. 前記層間絶縁膜は、ダブルゲートトランジスタのボトムゲート絶縁膜とトップゲート絶縁膜を有していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の半導体集積回路装置。
  5. 前記表面パッドは、前記ダブルゲートトランジスタのボトムゲートライン端子、トップゲートライン端子、ドレインライン端子の少なくともいずれかに形成されていることを特徴とする請求項4に記載の半導体集積回路装置。
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