JP5262017B2 - オーディオ信号出力装置 - Google Patents
オーディオ信号出力装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5262017B2 JP5262017B2 JP2007210308A JP2007210308A JP5262017B2 JP 5262017 B2 JP5262017 B2 JP 5262017B2 JP 2007210308 A JP2007210308 A JP 2007210308A JP 2007210308 A JP2007210308 A JP 2007210308A JP 5262017 B2 JP5262017 B2 JP 5262017B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- zone
- output
- signal
- monaural
- audio signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Stereophonic System (AREA)
Description
本発明は上述した事情に鑑みてなされたものであり、複数チャネルによるサラウンド機能を備えた装置において、複数のゾーンのそれぞれへのオーディオ信号の出力を、ゾーン毎に個別にモノラル出力にすることのできる技術を提供することを目的とする。
また、上述の態様において、前記入力端子選択手段、前記モノラル化手段、前記切り替え手段および前記出力端子が複数系統分設けられていてもよい。
<A:構成>
本発明は、AVアンプやホームシアター向け商品などの各種AV装置に適用することができるが、ここでは、AVレシーバ(チューナ付きのAVアンプ)に適用した実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態であるAVレシーバ1の全体構成を示すブロック図である。図において、制御部11は、CPU(Central Processing Unit)やROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)を備え、ROM又は記憶部12に記憶されているコンピュータプログラムを読み出して実行することによりAVレシーバ1の各部を制御する。記憶部12は、制御部11によって実行されるコンピュータプログラムやその実行時に使用されるデータを記憶するための記憶手段であり、例えばEEPROM(Electronically Erasable and Programmable ROM)である。表示部13は、LEDパネルや液晶パネルなどの表示パネルを備え、制御部11による制御の下に各種の画像を表示する。操作部14は、テンキー等の各種キーを備え、AVレシーバ1の操作者による操作に応じた信号を制御部11に出力する。なお、この実施形態では、表示部13と操作部14とがAVレシーバ1に含まれている場合について説明するが、表示部13や操作部14がAVレシーバ1に外付けされる形式であってもよい。
図4は、ゾーン設定データの内容の一例を示す図である。図示のように、ゾーン設定データは、「ゾーンID」と「ゾーン名称」と「入力ソース」と「音量」と「トーンコントロール設定」と「音響設定」と「出力端子」と「ゾーンON/OFF状態」と「モノラル出力」との各項目が互いに関連付けて記憶されている。これらの項目のうち、「ゾーンID」の項目には、ゾーンを識別する識別情報が記憶される。「ゾーン名称」の項目には、「リビング」や「キッチン」といった、ゾーンの名称を示すデータが記憶される。「入力種別」の項目には、「DVD」や「CD」といった、電源オン時に選択される入力ソースの種別を示すデータが記憶される。「音量」の項目には、電源オン時に設定される音量を示すデータが記憶される。「トーンコントロール」の項目には、画像のトーンスケールを調整するための調整値を示すデータが記憶される。「音響設定」の項目には、音場付加処理、エフェクト処理等の各種の音響処理の設定内容を示すデータが記憶される。「出力端子」の項目には、各ゾーンに割り当てる出力端子を示す識別情報が記憶される。「ゾーンON/OFF状態」の項目には、各ゾーンのON(出力あり)/OFF(出力なし)状態を示すデータが記憶される。「モノラル出力」の項目には、各ゾーンへのオーディオ信号の出力をモノラルにするか否かを示す設定値(「ON」又は「OFF」)が記憶される。この設定値が「ON」の場合には、各ゾーンへモノラルオーディオ信号が出力され、一方、「OFF」の場合には、ステレオのオーディオ信号が出力される。このゾーン設定データは、AVレシーバ1の利用者が、操作部14を用いて変更できるようになっている。操作部14は、操作された内容に応じた操作信号を制御部11へ出力する。制御部11は、操作部14から供給される信号に基づいて、ゾーン設定データをゾーン設定データ記憶領域121に記憶する。なお、この実施形態では、メインゾーンZ1,ゾーンZ2,ゾーンZ3,ゾーンZ4の4つのゾーンを用いる場合(図3に示す利用態様の場合)について説明するが、ゾーンの数はこれに限定されるものではなく、これより多くても少なくてもよい。
次に、この実施形態の動作について説明する。以下の説明では、(1)メインゾーンZ1でAVレシーバ1を11.2chで利用する場合、すなわち、11個のメインアンプを全てメインゾーンZ1で利用する場合と、(2)メインゾーンZ1で5.1chで利用し、ゾーンZ2、ゾーンZ3、ゾーンZ4の3つのゾーンでそれぞれ個別に利用する場合、すなわち、メインゾーンZ1で5個のメインアンプを利用し、ゾーンZ2〜Z4でそれぞれ2個のメインアンプを利用する場合(利用するメインアンプはこの場合も全部で11個)について説明する。また、特に(2)の場合にあっては、(3)メインゾーンZ1、ゾーンZ2、ゾーンZ3、ゾーンZ4の4つのゾーンで同じ入力ソースを流す場合、の3つの場合におけるそれぞれの動作例について説明する。
まず、メインゾーンZ1でAVレシーバ1を11.2chで利用する場合の動作の一例について、図2を参照しつつ説明する。まず、AVレシーバ1の利用者は、操作部14を用いて、オーディオ信号を再生するための操作を行う。操作部14は、操作された内容に応じた操作信号を制御部11へ出力し、制御部11は、操作部14から供給される信号に基づいて、各種の入力端子に入力されるオーディオ信号を、メインゾーンZ1に設置された各スピーカへ出力する。なお、2つのサブウーファーSWには、端子からプリアンプ部の出力信号が直接供給され、サブウーファーのエンクロージャー内に設けられた内蔵アンプによって増幅される。これにより、メインゾーンZ1では、11.2chのサラウンドが実現される。
次に、ゾーン毎に個別のソースを再生する場合の動作の一例について、図3を参照しつつ以下に説明する。まず、AVレシーバ1の利用者は、操作部14を用いて、各ゾーンと出力端子との対応関係を設定するための操作を行う。図4に示す例においては、利用者は、出力端子82,83をゾーンZ2に割り当てるとともに、出力端子71,72をゾーンZ3に割り当て、出力端子80,81をゾーンZ4に割り当てるための操作を行う。操作部14は、操作された内容に応じた操作信号を制御部11へ出力し、制御部11は、操作部14から供給される信号に応じて、ゾーン設定データを記憶部12のゾーン設定データ記憶領域121記憶する。また、利用者は、操作部14を操作して、各ゾーンと入力ソースとの対応関係を設定するための操作を行う。操作部14は操作された内容に応じた操作信号を制御部11へ出力し、制御部11は、操作部14から供給される信号に基づいてゾーンと入力ソースとの対応関係を示すゾーン設定データをゾーン設定データ記憶領域121に記憶する。
次に、メインゾーンZ1,ゾーンZ2,ゾーンZ3,ゾーンZ4の4つのゾーンで同じ入力ソースを再生する場合(以下「パーティモード」という)の動作の一例について説明する。上述のようにゾーン毎に個別の入力ソースを再生するAVレシーバ1において、複数のゾーンで同じソースを再生したい場合がある。具体的には、例えば、複数の部屋を用いてホームパーティを行う場合等において、複数の部屋で同じBGMを流したり、同じタイミングである楽曲を流したりといったことが容易にできれば好適である。この動作例においては、ゾーン毎で個別の入力ソースを再生するAVレシーバ1において、複数のゾーンで同じソースを再生する場合の動作例について説明する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、他の様々な形態で実施可能である。以下にその一例を示す。なお、以下の各態様を適宜に組み合わせてもよい。
(1)上述の実施形態では、図1に示すように、モノラル変換部96,97,98を、ボリューム調整部59,60,61の後段に設ける構成としたが、モノラル変換部96,97,98の位置はこれに限らず、例えば、図1においてスイッチ回路51,52,53とボリューム調整部59,60,61との間に設ける構成としてもよい。また、例えば、ゾーンセレクタ58とスイッチ回路51,52,53との間にモノラル変換部96A,97A,98A(図1に鎖線で図示)を設ける構成としてもよい。要するに、モノラル変換部は、ゾーンセレクタ58又はスイッチ回路51,52,53が選択した入力端子から供給される信号の各チャネルの成分を混合してモノラル信号を生成し、出力端子の各チャネルに生成したモノラル信号を共通に供給するものであればよい。
Claims (5)
- 複数のゾーンのそれぞれについて、各ゾーンへのオーディオ信号の出力をモノラルにするか否かを示す設定値を記憶するとともに、各ゾーンに割り当てる出力端子を示す識別情報を記憶する記憶手段と、
複数チャネルを有した複数の入力端子を選択する入力端子選択手段と、
1以上のチャネルを有する出力端子と、
前記入力端子選択手段が選択した入力端子から供給される信号の各チャネルを前記出力端子の対応するチャネルに供給する第1のモードと、前記入力信号選択手段が選択した入力端子から供給される信号の各チャネルの成分を混合してモノラル信号を生成し、前記出力端子の各チャネルに前記モノラル信号を共通に供給する第2のモードとを有するモノラル化手段と、
前記モノラル化手段のモードを、前記記憶手段に記憶された設定値及び識別情報に従って前記ゾーン毎に切り替える切り替え手段と
を有することを特徴とするオーディオ信号出力装置。 - 複数のサブゾーンのそれぞれについて、各サブゾーンへのオーディオ信号の出力をモノラルにするか否かを示す設定値を記憶するとともに、各サブゾーンに割り当てる出力端子を示す識別情報を記憶する記憶手段と、
入力される信号に対して所定の処理を行い複数チャネルの出力信号をメインゾーン用の出力信号として出力する処理手段と、
複数チャネルを有した複数の入力端子を選択する入力端子選択手段と、
前記サブゾーン用の出力信号を出力する1以上のチャネルを有する出力端子と、
前記入力端子選択手段が選択した入力端子から供給される信号を前記出力端子の各チャネルに供給する第1のモードと、前記入力信号選択手段が選択した入力端子から供給される信号の各チャネルの成分を混合してモノラル信号を生成し、前記出力端子の各チャネルに前記モノラル信号を共通に供給する第2のモードとを有するモノラル化手段と、
前記モノラル化手段のモードを、前記記憶手段に記憶された設定値及び識別情報に従って前記サブゾーン毎に切り替える切り替え手段と
を有することを特徴とするオーディオ信号出力装置。 - 所定の命令信号が供給された場合には、前記処理手段が処理を行った複数チャネルのオーディオ信号をダウンミックスして前記出力端子と同じチャネル数にするダウンミックス手段を有し、
前記入力端子選択手段には、選択対象の一つとして前記ダウンミックス手段の出力信号が設定されていることを特徴とする請求項2記載のオーディオ信号出力装置。 - 前記入力端子選択手段、前記モノラル化手段、前記切り替え手段および前記出力端子が複数系統分設けられていることを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載のオーディオ信号出力装置。
- 前記入力端子と前記出力端子はステレオのLチャネルとRチャネルを有し、
前記モノラル化手段は、前記切り替え手段からモード切替のための制御信号が供給されてオン、オフ制御される第1のスイッチング素子と、
一方の電源端と他方の電源端との間に介挿されるとともに、前記第1のスイッチング素子を介して制御端子に所定の電圧が印可されると、オン状態となって前記一方の電源端から前記他方の電源端に向けて電流を流す第2のスイッチング素子と、
前記LチャネルとRチャネルの間に直列に介挿され、制御端子が前記第2のスイッチング素子の一方の電源端側に接続される第3、第4のスイッチング素子と、
前記第3、第4のスイッチング素子の接続点から前記第2のスイッチング素子の一方の電源端側に順方向に接続されるダイオードと
を有し、前記第3、第4のスイッチング素子および前記ダイオードは、前記第2のスイッチング素子がオン状態のときにオン状態となり、前記第2のスイッチング素子がオフ状態の時にオフ状態となることを特徴とする請求項1乃至4いずれかに記載のオーディオ信号出力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007210308A JP5262017B2 (ja) | 2007-08-10 | 2007-08-10 | オーディオ信号出力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007210308A JP5262017B2 (ja) | 2007-08-10 | 2007-08-10 | オーディオ信号出力装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009044685A JP2009044685A (ja) | 2009-02-26 |
JP5262017B2 true JP5262017B2 (ja) | 2013-08-14 |
Family
ID=40444879
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007210308A Expired - Fee Related JP5262017B2 (ja) | 2007-08-10 | 2007-08-10 | オーディオ信号出力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5262017B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5488478B2 (ja) | 2011-01-18 | 2014-05-14 | オンキヨー株式会社 | 音声処理装置 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6128427Y2 (ja) * | 1980-05-09 | 1986-08-23 | ||
JPS60135804U (ja) * | 1984-02-20 | 1985-09-09 | 三洋電機株式会社 | 音声多重録音テ−プの再生装置 |
JPH0739099U (ja) * | 1993-11-30 | 1995-07-14 | 日本コロムビア株式会社 | カラオケ再生装置 |
JP3703580B2 (ja) * | 1996-09-18 | 2005-10-05 | ブラザー工業株式会社 | 楽音再生システム |
JP2004112762A (ja) * | 2002-07-24 | 2004-04-08 | Yamaha Corp | 音響再生装置 |
JP3922123B2 (ja) * | 2002-07-19 | 2007-05-30 | ヤマハ株式会社 | 音響再生装置 |
JP3698209B2 (ja) * | 2003-03-14 | 2005-09-21 | 船井電機株式会社 | テレビジョンセット |
JP4368210B2 (ja) * | 2004-01-28 | 2009-11-18 | ソニー株式会社 | 送受信システム、送信装置およびスピーカ搭載機器 |
JP2006287574A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Fujitsu Ten Ltd | 音響再生装置 |
-
2007
- 2007-08-10 JP JP2007210308A patent/JP5262017B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009044685A (ja) | 2009-02-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5380804B2 (ja) | オーディオ信号出力装置 | |
JPH0623119Y2 (ja) | サラウンド方式ステレオ再生装置 | |
JP4089020B2 (ja) | オーディオ信号処理装置 | |
JP2010164970A (ja) | オーディオシステム及びその出力制御方法 | |
JP3246347B2 (ja) | カラオケシステム | |
WO2005089018A1 (ja) | 立体音響再生システムおよび立体音響再生装置 | |
JP5262017B2 (ja) | オーディオ信号出力装置 | |
JP2005252597A (ja) | 複数音声再生装置 | |
Reveillac | Recording and Voice Processing, Volume 2: Working in the Studio | |
US5631964A (en) | Audio apparatus | |
JP4967916B2 (ja) | 信号処理装置 | |
JP5892043B2 (ja) | 音声処理装置 | |
US20090022342A1 (en) | Digital decoder box with multi-channel audio source format indentification function | |
JP2001218300A (ja) | 音場表示方法および音声信号出力装置 | |
JP5488478B2 (ja) | 音声処理装置 | |
JPH06245299A (ja) | 補聴器 | |
KR20060131784A (ko) | 오디오 장치 | |
JP4292933B2 (ja) | 映像音響機器の制御装置 | |
Kumin et al. | Three Dolby digital receivers: what do you get for your money? | |
JP2023098384A (ja) | スピーカ装置、及びその制御方法 | |
JP2003023688A (ja) | オーディオ機器および音声出力制御方法 | |
JP2002374600A (ja) | 音声信号処理装置 | |
KR20090007889A (ko) | 외부 음원의 믹싱이 가능한 카 오디오 장치 | |
RANADA | Kenwood: VR-5900 Digital Surround Receiver. | |
Kumin | In good taste: Yamaha serves up a surround sound feast. |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100622 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120523 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120605 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120806 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130402 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130415 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |