JP3698209B2 - テレビジョンセット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、テレビジョンセットに関し、特に、本体にステレオ内蔵スピーカーを具備するとともに外部にステレオ音声出力が可能な音声出力端子を具備するテレビジョンセット関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のテレビジョンセットとして、チャンネルの異なる5個のスピーカーを視聴者を中心に取り囲むように配置するものが最も一般的なものとして知られている(例えば、特許文献1参照。)。
かかる構成により、視聴者は音源に取り囲まれて、あたかもその場にいるような臨場感のあるサラウンド効果を楽しむことができる。
【特許文献1】
特開平10−13987号公報
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来のテレビジョンセットにおいては、それぞれのチャンネルに対応した音声信号を生成するデジタル信号処理が必要となるため装置が高価となるほか、再生ソースも多チャンネル再生に対応する一部のDVD等でないと最大限のサラウンド効果が発揮されない。
一方、現状テレビジョンに入力されている通常のステレオ音声でもサラウンド効果が得られるテレビジョンセットが望まれていた。
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、安価で擬似的なサラウンド音響が実現可能なテレビジョンセットの提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1にかかる発明は、テレビジョンキャビネットに備えられた外部ステレオ音声出力端子と、同外部ステレオ音声出力端子を介して電気的に接続されつつ、上記テレビジョンキャビネットに着脱自在な左右一対の付属スピーカーと、上記テレビジョンキャビネットに内蔵された左右一対の内蔵スピーカーとを具備するテレビジョンセットであって、上記外部スピーカーおよび上記付属スピーカーにおいて汎用的に備えられ上記外部ステレオ音声出力端子に接続可能な端子によって操作可能な第一のスイッチと、上記付属スピーカーに設けられた突起によって操作可能な第二のスイッチと、上記第一のスイッチが操作されないとき上記外部ステレオ音声出力端子に何も接続されない第一状態であると判別し、上記第一のスイッチが操作され、かつ、上記第二のスイッチが操作されないとき上記外部ステレオ音声出力端子に外部スピーカーが接続された第二状態であると判別し、上記第一のスイッチおよび上記第二のスイッチが操作されたとき上記外部ステレオ音声出力端子に上記付属スピーカーが接続された第三状態の各状態を判別可能な認識手段と、同認識手段による判別結果に基づいて、第一状態においては上記内蔵スピーカーからステレオ音声を出力し、第二状態においては上記内蔵スピーカーからモノラル音声を出力し、第三状態においては上記内蔵スピーカーからステレオ音声を出力するように上記内蔵スピーカーに伝達される音声信号を切り換える信号切換手段とを具備する構成としてある。
【0005】
上記のように構成した請求項1の発明は、上記認識手段は、上記外部ステレオ音声出力端子に何も接続されない第一状態と、上記外部ステレオ音声出力端子に上記付属スピーカーとは異なる外部スピーカーがケーブル等を介して接続された第二状態と、上記外部ステレオ音声出力端子に上記テレビジョンキャビネットに着脱自在な左右一対の上記付属スピーカーが接続された第三状態とをそれぞれ判別する。具体的には、上記外部スピーカーおよび上記付属スピーカーにおいて汎用的に備えられ上記外部ステレオ音声出力端子に接続可能な端子によって操作可能な第一のスイッチと、上記付属スピーカーに設けられた突起によって操作可能な第二のスイッチとを備え、上記第一のスイッチが操作されないとき上記外部ステレオ音声出力端子に何も接続されない第一状態であると判別する。さらに、上記第一のスイッチが操作され、かつ、上記第二のスイッチが操作されないとき上記外部ステレオ音声出力端子に外部スピーカーが接続された第二状態であると判別する。上記第一のスイッチおよび上記第二のスイッチが操作されたときには上記外部ステレオ音声出力端子に上記付属スピーカーが接続された第三状態であると判断する。さらに、同判別結果に基づいて、上記信号切換手段は上記内蔵スピーカーに伝達される音声信号を、第一状態および第三状態においてはステレオ音声信号として、第二状態においてはモノラル音声信号とするように音声信号を自動的に切り換える。
【0006】
すなわち、上記外部ステレオ音声出力端子に上記外部スピーカーを接続したときのみ、上記内蔵スピーカーはモノラル音声を発することとなる。ここで、上記外部スピーカーを接続するにあたり、所定の長さを有するケーブルを介して接続した場合、上記外部スピーカーは視聴者に対して左右広角に配置することが可能となる。従って、視聴者はそれぞれの音源を左、右側に配置することが可能となる。さらに、このとき上記内蔵スピーカーからはモノラル音声が発せられるため擬似的なサラウンド効果を得ることができる。また、上記内蔵スピーカーはミュートされないためテレビジョンの正面の音量が弱くなることもない。むろん、再生される音声ソースはステレオ音声で足りるため、通常のアナログ地上波であっても擬似的なサラウンド効果を楽しむことができる。
【0007】
なお、上記認識手段は上記外部ステレオ音声出力端子に上記付属スピーカーおよび上記外部スピーカーが接続されたことを認識できればよく、端子部の押圧等を機械的に検出するものであってもよいし、接続される機器の抵抗値を検出する等の電気的な手段であってもよい。さらに、上記外部ステレオ音声出力端子が光学的な接続方式とするものであれば、光学的に検出するものとするのが好適である。また、上記外部ステレオ音声出力端子はステレオ音声信号を出力することができればよく種々の態様が採用できる。例えば、左右一対のRCAピン/ジャックを採用するものとしてもよいし、ヘッドフォン等に用いられるステレオミニジャックを採用してもよい。さらに、上記外部ステレオ音声出力端子は、外部スピーカー用と付属スピーカー用が個別に設けてあってもよいし、単一の上記外部ステレオ音声出力端子をそれぞれのスピーカーが共用するものとしてもよい。
【0008】
また、請求項2にかかる発明は、テレビジョンキャビネットに備えられた外部ステレオ音声出力端子と、上記テレビジョンキャビネットに内蔵された左右一対の内蔵スピーカーとを具備するテレビジョンセットであって、上記外部スピーカーおよび上記付属スピーカーにおいて汎用的に備えられ上記外部ステレオ音声出力端子に接続可能な端子によって操作可能な第一のスイッチと、上記付属スピーカーに設けられた突起によって操作可能な第二のスイッチと、上記第一のスイッチおよび上記第二のスイッチの状態に基づいて、上記外部ステレオ音声出力端子に何も接続されない第一状態、上記外部ステレオ音声出力端子に外部スピーカーが接続された第二状態および上記外部ステレオ音声出力端子に上記付属スピーカーが接続された第三状態の各状態を判別可能な認識手段と、同認識手段に基づいて、第一状態においては上記内蔵スピーカーからステレオ音声を出力し、第二状態においては上記内蔵スピーカーからモノラル音声を出力するように、上記内蔵スピーカーに伝達される音声信号を切り換える信号切換手段とを具備する構成としてある。
【0009】
上記のように構成した請求項2の発明は、上記認識手段は、上記外部ステレオ音声出力端子に何も接続されない第一状態と、上記外部ステレオ音声出力端子に上記付属スピーカーとは異なる外部スピーカーがケーブル等を介して接続された第二状態とをそれぞれ判別する。具体的には、上記外部スピーカーおよび上記付属スピーカーにおいて汎用的に備えられ上記外部ステレオ音声出力端子に接続可能な端子によって操作可能な第一のスイッチと、上記付属スピーカーに設けられた突起によって操作可能な第二のスイッチとを備え、これらの操作状態に基づいて各状態を判断する。さらに、同判別結果に基づいて、上記信号切換手段は上記内蔵スピーカーに伝達される音声信号を、第一状態においてはステレオ音声信号として、第二状態においてはモノラル音声信号とするように音声信号を自動的に切り換える。
【0010】
すなわち、上記外部ステレオ音声出力端子に上記外部スピーカーを接続したとき、上記内蔵スピーカーはモノラル音声を発することとなる。従って、上述と同様の理由により、広範囲にわたって擬似的なサラウンド効果を発揮させることが可能となる。また、再生される音声ソースはステレオ音声で足りるため、通常のアナログ地上波であっても上記のサラウンド効果を楽しむことができる。
【0011】
さらに、請求項3にかかる発明は、上記外部ステレオ音声出力端子を介して電気的に接続しつつ、上記テレビジョンキャビネットに着脱自在な左右一対の付属スピーカーを具備するとともに、当該付属スピーカーが取り付けられた状態を判別可能な認識手段と、同認識手段に基づいて、上記内蔵スピーカーからステレオ音声を出力するように、上記内蔵スピーカーに伝達される音声信号を自動的に切り換える信号切換手段とを具備する構成としてある。
【0012】
上記のように構成した請求項3の発明は、上記付属スピーカーは、上記テレビジョンキャビネットに取り付けられるとともに、上記外部ステレオ音声出力端子を介して電気的に接続することによりステレオ音声を発することが可能となる。さらに、上記認識手段は、上記付属スピーカーが取り付けられたことを判別するとともに、それに基づいて上記内蔵スピーカーにステレオ音声信号が供給される。従って、共に上記テレビジョンキャビネットに配設されることとなる上記付属スピーカーと上記内蔵スピーカーは視聴者に対する位置がほぼ同位置となるため、共にステレオ音声を発して互いに強調し合う関係となる。
【0013】
また、請求項4にかかる発明は、上記信号切換手段は、上記認識手段の判別結果に基づくほか、視聴者の指令に基づいても上記内蔵スピーカーに伝達される音声信号をモノラル音声信号およびステレオ音声信号のいずれかに切り換える構成としてある。
上記のように構成した請求項4の発明は、モノラル音声信号とステレオ音声信号との切り換えは、上記認識手段の判別結果のほか、視聴者の指令に基づいても行われる。すなわち、視聴者が任意に上記内蔵スピーカーから発せられる音声を切り換えることが可能となる。
【0014】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1および請求項2にかかる発明によれば、臨場感のあるサラウンド効果の高いテレビジョンセットを提供することができる。
請求項3にかかる発明によれば、ステレオ音声を強調することができる。
請求項4にかかる発明によれば、出力される音声を視聴者が選択することが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、下記の順序に従って本発明の実施形態を説明する。
(1)使用状態の説明:
(2)スピーカー配線の説明:
(3)変形例:
(4)まとめ:
【0016】
(1)使用状態の説明:
図1は、本発明の第一の実施形態にかかるテレビジョンセットを正面から見て示している。同図において、モニター40を有するテレビジョン10の前面には、左右一対の内蔵スピーカー30が組み込まれている。また、テレビジョン10の前面および背面には、図示しない電源スイッチ、リモコン受信部やアンテナ端子、電源端子等の各種入出力端子等が配設されている。一方、テレビジョン10の上面には、左右一対のRCAジャック11a,11b等の後述する付属スピーカーを接続するための接続機構が備えられている。なお、本実施形態にかかるテレビジョン10はステレオ音声回路を内部に具備しており、内蔵スピーカー30からステレオ音声を出力することが可能となっている。
【0017】
図2は、本発明の第一の実施形態にかかるテレビジョンセットを正面から見て示している。同図において、テレビジョン10の上面には左右一対の付属スピーカー20a,20bが載置固定されている。ここで、図1で示すテレビジョンセットの状態と図2で示すテレビジョンセットの状態との相違は、付属スピーカー20a,20bが載置固定されているか否かであり、以下、前者を第一の状態として、後者を第三の状態と表現する。なお、第三の状態において、付属スピーカー20は、電気的にも接続されていてステレオ音声を出力することが可能となっている。
【0018】
図3は、第三の状態における付属スピーカー20およびテレビジョン10の断面を見て示している。同図において、付属スピーカー20のスピーカーキャビネット23から下方に向かって突出したRCAピン21が、テレビジョンキャビネット15に埋め込まれて設けられたRCAジャック11に挿入されている。なお、RCAピン21は、スピーカーユニット22と図示しない配線により電気的に接続されている。一方、テレビジョン10の前面側には、付属スピーカー20を位置決めするための位置決め突起23aが形成されており、その先端は、同位置決め突起23aに対応させてテレビジョンキャビネット15に設けられた穴15aを貫通している。さらに、付属スピーカー20とネジ穴15b15を固定するために、付属スピーカー20の後方にて、ネジ26がスピーカーキャビネット23に設けられた穴23bを貫通しつつネジ穴15bに螺合させられている。なお、テレビジョン10の左右に備えられた左右のRCAジャック11a,bには、一対の左右の音声信号が伝達されて双方でステレオ音声を出力する。
【0019】
かかる構成により、位置決め突起23aと穴15aおよびRCAピン21とRCAジャック11とにより位置合わせをしつつ、付属スピーカー20をテレビジョン10に接近させていくと、RCAピン21とRCAジャック11は電気的に接続する。その後、ネジ26をネジ穴15bに螺合させることによりネジ穴15b15に対して付属スピーカー20を固定することができる。一方、付属スピーカー20を取り外す場合は、ネジ26とネジ穴15bによるネジ止めを解除して、付属スピーカー20をRCAピン21の軸方向にテレビジョン10から引き離せばよい。このように、付属スピーカー20はテレビジョン10に対して着脱自在となっている。
【0020】
従って、工場出荷時等の運搬を要するときには、付属スピーカー20を取り外してかさばらないようにして、使用時には付属スピーカー20を取り付けて臨場感のある音声を楽しむ等、状況に応じて都合良く使い分けることが可能となる。なお、RCAジャック11に伝達される音声信号により、付属スピーカー20からはステレオ音声が発せられる。
【0021】
図4は、RCAジャック11にRCAピン21が挿入される状態を示している。
RCAジャック11の奥側にはRCAピン21の先端部位にて押圧されて接続状態が変化するスイッチW1が備えらている。同スイッチSW1は、可動切片27と、一対の固定切片28,29を有している。
【0022】
可動切片27は、一対の帯板状金属片27a,27bを平行に並べつつ長手方向の両端を除いて可撓性を有する絶縁性樹脂にて被覆してあり、一方の端部を固定端としてネジ穴15bに固定されている。この固定端の側における上記金属片27a,27bの端部には一対のスピーカーケーブル27cが半田付け固定されており、反対側の自由端は可動片として上記固定切片28,29に対して当接して接続可能となっている。
【0023】
固定片28,29は、可動切片27とほぼ同様にそれぞれ一対の帯板状金属片28a,28b,29a,29bを平行に並べつつ長手方向の両端を除いて絶縁性樹脂にて被覆してあり、ほぼ中程にてテレビジョンキャビネット15に固定されている。各金属片28a,28b,29a,29bにおける上記可動切片27に近い側は同可動切片27における自由端を挟む位置に保持されており、上記可動切片27に遠い側には後述する切り換えのための二対のケーブル28c,29cが半田付け接続されている。なお、可動切片27は、RCAピン21が挿入されていない状態のときに上記金属片28a,28bに当接し、RCAピン21が挿入されたときには押圧されて撓み、上記金属片29a,29bに当接する。むろん、それぞれの当接状態においては露出している金属部分同士が接触し、電気的に接続することになる。なお、RCAジャック11にもスピーカーケーブル11cが接続され音声信号を供給するため、RCAジャック11にRCAピン21を挿入すれば、付属スピーカー20からは音声が出力されることとなる。
【0024】
なお、以下、同図表に示すように、RCAピン21がRCAジャック11に挿入されて、可動切片27が金属片29a,29bに接触した状態をSW1が端子▲2▼に接続した状態とし、一方、RCAピン21がRCAジャック11に挿入されないで、可動切片27が金属片28a,28bに接触した状態をSW1が端子▲1▼に接続した状態と表現する。
【0025】
図5は、テレビジョンキャビネット15に設けられた穴15aに位置決め突起23aが挿入される状態を示している。
穴15aの奥側には位置決め突起23aの先端部位にて押圧されて接続状態が変化するスイッチSW2が備えらている。同スイッチSW2は、可動切片24と、一対の固定切片25,26を有している。
【0026】
可動切片24は、一対の帯板状金属片24a,24bを平行に並べつつ長手方向の両端を除いて可撓性を有する絶縁性樹脂にて被覆してあり、一方の端部を固定端としてテレビジョンキャビネット15に固定されている。この固定端の側における上記金属片24a,24bの端部には一対のスピーカーケーブル24cが半田付け固定されており、反対側の自由端は可動片として上記固定切片25,26に対して当接して接続可能となっている。
【0027】
固定片25,26は、可動切片24とほぼ同様にそれぞれ一対の帯板状金属片25a,25b,26a,26bを平行に並べつつ長手方向の両端を除いて絶縁性樹脂にて被覆してあり、ほぼ中程にてテレビジョンキャビネット15に固定されている。各金属片25a,25b,26a,26bにおける上記可動切片24に近い側は同可動切片24における自由端を挟む位置に保持されており、上記可動切片24に遠い側には後述する切り換えのための二対のケーブル25c,26cが半田付け接続されている。なお、可動切片24は、位置決め突起23aが挿入されていない状態のときに上記金属片25a,25bに当接し、位置決め突起23aが挿入されたときには押圧されて撓み、上記金属片26a,26bに当接する。むろん、それぞれの当接状態においては露出している金属部分同士が接触し、電気的に接続することになる。
【0028】
なお、以下、同図表に示すように、位置決め突起23aが穴15aに挿入されて、可動切片24が金属片26a,26bに接触した状態をSW2が端子▲4▼に接続した状態とし、一方、RCAピン21がRCAジャック11に挿入されないで、可動切片24が金属片25a,25bに接触した状態をSW2が端子▲3▼に接続した状態と表現する。
【0029】
図6は、第二の状態として、テレビジョン10のRCAジャック11にケーブル51を介して外部スピーカー50が取り付けられた状態を示している。同図において、ケーブル51は所定の長さを有しているため、外部スピーカー50の配置位置はケーブル51の長さに応じて選択可能となる。なお、ケーブル51は一端にRCAピンが備えられることにより、RCAジャック11に接続可能となっている。このとき、ケーブル51には位置決め突起23aが備えられないため、スイッチSW2は端子▲3▼に接触したままで、スイッチSW1は端子▲2▼に接触している。
【0030】
かかる構成により、RCAジャック11には、ステレオ音声が出力されているため外部スピーカー50はステレオ音声を発することが可能であるとともに、左右の外部スピーカー50を視聴者に対して広角に配置することが可能となるため、視聴者により臨場感のある音響効果を与えることができる。また、接続端子としてRCAジャック11を採用しているため、汎用性が高く、外部スピーカー50の選択の幅が広い。従って、外部スピーカー50として質の高いものを使用すれば、より音響効果を向上させることができる。むろん、ケーブル51として一端にRCAオス端子、もう一端にRCAメス端子を有するケーブルを用いれば、付属スピーカー20そのまま利用して、広角に配置することも可能である。
【0031】
(2)スピーカー配線の説明:
図7は、本実施形態にかかるスピーカー配線の回路を模式的に示している。なお、音声IC80は図示しないチューナー,VIF回路,マイコン等が接続され信号等の入出力が適宜行われている。同図において、上述したRCAジャック11には常時音声IC80からの左右のステレオ音声信号がアンプにより増幅させられつつ供給されている。従って、上述したように、RCAジャック11に付属スピーカー20が接続された第三の状態、RCAジャック11に外部スピーカーが接続された第二の状態のいずれにおいても、付属スピーカー20および外部スピーカー(ケーブルを介して付属スピーカー20を接続した場合も含む)からはステレオ音声が発せられる。
【0032】
一方、内蔵スピーカー30については、音声IC80からアンプに至るまでに、スイッチSW1,SW2が介在するとともに、LおよびRの音声信号を混合させてモノラル音声を生成する切換回路90も形成されている。なお、スイッチSW1,SW2は上述したスイッチであって、付属スピーカー20の取り付けやRCAピンの差し込みに起因して、それぞれの接続が切り換えられる。ここで、回路の構成からスイッチSW1が端子▲2▼に接続し、スイッチSW2が端子▲3▼に接続した場合には、内蔵スピーカー30にモノラル信号が供給される。一方、スイッチSW1が端子▲1▼に接続し、スイッチSW2が端子▲3▼に接続した場合および、スイッチSW1が端子▲2▼に接続し、スイッチSW2が端子▲4▼に接続した場合には、内蔵スピーカー30にステレオ信号が供給される。
【0033】
さらに、図8は、上述した第一から第三の状態と、スイッチSW1,SW2の動作を関連づけて整理した表を示している。同図において、RCAジャック11に何も接続しない第一の状態では、スイッチSW1は端子▲1▼に接続され、スイッチSW2は端子▲3▼に接続されるため、内蔵スピーカー30からはステレオ音声が発せられる。また、RCAジャック11に付属スピーカー20を直接接続した第三の状態でも、スイッチSW1は端子▲2▼に接続され、スイッチSW2は端子▲4▼に接続されるため、内蔵スピーカー30からはステレオ音声が発せられる。一方、RCAジャック11に外部スピーカー50を接続した第二の状態では、スイッチSW1は端子▲2▼に接続され、スイッチSW2は端子▲3▼に接続されるため、内蔵スピーカー30からはモノラル音声が発せられる。すなわち、ステレオスピーカーを広角的に配置可能な外部スピーカー50を接続した第二の状態のみ、自動的に内蔵スピーカー30からはモノラル音声が発せられることとなる。
【0034】
ここで、第二の状態における視聴者と各スピーカーとの位置関係を示した図6において、視聴者の右側に外部スピーカー50R(右側スピーカー)が配置されるとともに、左側には外部スピーカー50L(左側スピーカー)が配置されている。これにより、視聴者は右側音声と左側音声をそれぞれの側から聞くことができて、より臨場感が増すこととなる。
【0035】
さらに、本実施形態のように、外部スピーカー50を接続すると自動的に内蔵スピーカー30からはモノラル音声が発せられるようにすれば、テレビジョン10の正面に位置する左右の外部スピーカー50R,50Lに加えて、正面に擬似的なセンタースピーカーを備えることとなるため、擬似的なサラウンド効果を得ることができる。また、内蔵スピーカー30は消音することはないため、正面の音量が弱まることがない。また、この内蔵スピーカー30の音声出力の切り換えは自動的に行われるので設定等が煩雑となることもない。
なお、以上音声ソースがステレオ音声であることを前提として説明したが、音声ソースがモノラル音声のときは、いずれの状態においても内蔵スピーカー30からはモノラル音声が出力されることは言うまでもない。
【0036】
(3)第二の実施形態:
図9は、第二の実施形態にかかるスピーカー配線の回路を模式的に示している。同図において、前実施例の切換回路90と同様の切換回路190のほか、IC160が同回路中に組み込まれている。IC160は、切換回路190からの入力I1L,I1Rと、音声ICからのステレオ信号が直接引き出された入力I2L,I2Rと、マイコン170からの入出力I3とが入力信号として接続されている。さらに、内蔵スピーカーに対する出力O1R,O1Lも接続されている。
【0037】
なお、ICは、マイコン170の指令に基づいて、入力されたステレオ音声信号I2L,I2Rからモノラル音声信号を生成可能であるとともに、当該モノラル音声信号および切換回路190からの入力I1L,I1Rからの音声入力のいずれかを切り換えることにより、出力O1R,O1Lを介して内蔵スピーカーに出力する。また、マイコン170はビデオIC,モニター,リモコン受信部等と連携しており、視聴者はモニターを確認しながらリモコンを操作して上記の指令をIC160に与えることができる。
【0038】
図10は、上記の構成により内蔵スピーカーの出力が切り換えられる手順を示すフローチャートを示している。同図において、ステップS105にて、自動モードが選択されるとIC160は、ステップ125において切換回路190からの入力I1L,I1Rをそのまま内蔵スピーカー130に出力する。このとき、前実施例において説明したように切換回路190によって内蔵スピーカー130から出力される音声は、スピーカーの接続状況に応じてステレオ/モノラルのいずれかとなっている。
【0039】
一方、ステップS105にて自動モードを選択しなかった場合、ステップS110により視聴者はステレオ/モノラルのいずれかを選択することができる。ここで、モノラル音声が選択されると、ステップS115により音声ICからのステレオ信号が直接引き出された入力I2L,I2Rからモノラル音声信号を生成しつつ、当該モノラル音声信号を内蔵スピーカー130に出力する。また、ステップS110においてモノラル音声が選択されないと入力I2L,I2Rをそのまま内蔵スピーカー130に出力する。
【0040】
かかる構成により、スピーカーの接続状況に応じて最適な音響効果が得られる自動モードを選択可能となるとともに、視聴者の意向に基づいてもステレオ/モノラルのいずれかを選択することができる。例えば、視聴者がモノラル音声のみを楽しみたいと思った場合にも、外部ステレオ音声出力端子に何も接続しないで、ステップS105,S110にてモノラル音声を選択すればよく、視聴者の意向に柔軟に対応することが可能となる。
【0041】
(4)まとめ:
以上説明したように、本発明においては、外部ステレオ音声出力端子等の接続状況に起因して、内蔵スピーカーからの音声出力がステレオ/モノラルのいずれかに切り換わることにより、上記接続状況に応じた最適な音響効果を自動的に実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の実施形態にかかるテレビジョンの第一の状態を示した正面図
【図2】第一の実施形態にかかるテレビジョンの第三の状態を示した正面図
【図3】第一の実施形態にかかる付属スピーカーの断面図
【図4】第一の実施形態にかかるRCAジャックを横から見て示した図
【図5】第一の実施形態にかかる位置決め突起を横から見て示した図
【図6】第一の実施形態にかかるテレビジョンの第二の状態を上から見て示した平面図
【図7】第一の実施形態にかかるテレビジョンのスピーカー配線を示す回路図
【図8】第一の実施形態にかかる各状態と内蔵スピーカーの音声出力との関係を示した表
【図9】第二の実施形態にかかるテレビジョンのスピーカー配線を示す回路図
【図10】第二の実施形態にかかる内蔵スピーカーの出力設定の手順を示すフローチャート
【符号の説明】
10…テレビジョン
15…テレビジョンキャビネット
20,120…付属スピーカー
30,130…内蔵スピーカー
40…モニター
50,150…外部スピーカー
51…ケーブル
60…IC
170…マイコン
80,180…音声IC

Claims (4)

  1. テレビジョンキャビネットに備えられた外部ステレオ音声出力端子と、同外部ステレオ音声出力端子を介して電気的に接続されつつ、上記テレビジョンキャビネットに着脱自在な左右一対の付属スピーカーと、上記テレビジョンキャビネットに内蔵された左右一対の内蔵スピーカーとを具備するテレビジョンセットであって、
    上記外部スピーカーおよび上記付属スピーカーにおいて汎用的に備えられ上記外部ステレオ音声出力端子に接続可能な端子によって操作可能な第一のスイッチと、
    上記付属スピーカーに設けられた突起によって操作可能な第二のスイッチと、
    上記第一のスイッチが操作されないとき上記外部ステレオ音声出力端子に何も接続されない第一状態であると判別し、上記第一のスイッチが操作され、かつ、上記第二のスイッチが操作されないとき上記外部ステレオ音声出力端子に外部スピーカーが接続された第二状態であると判別し、上記第一のスイッチおよび上記第二のスイッチが操作されたとき上記外部ステレオ音声出力端子に上記付属スピーカーが接続された第三状態の各状態を判別可能な認識手段と、
    同認識手段による判別結果に基づいて、第一状態においては上記内蔵スピーカーからステレオ音声を出力し、第二状態においては上記内蔵スピーカーからモノラル音声を出力し、第三状態においては上記内蔵スピーカーからステレオ音声を出力するように上記内蔵スピーカーに伝達される音声信号を切り換える信号切換手段とを具備することを特徴とするテレビジョンセット。
  2. テレビジョンキャビネットに備えられた外部ステレオ音声出力端子と、上記テレビジョンキャビネットに内蔵された左右一対の内蔵スピーカーとを具備するテレビジョンセットであって、
    上記外部スピーカーおよび上記付属スピーカーにおいて汎用的に備えられ上記外部ステレオ音声出力端子に接続可能な端子によって操作可能な第一のスイッチと、
    上記付属スピーカーに設けられた突起によって操作可能な第二のスイッチと、
    上記第一のスイッチおよび上記第二のスイッチの状態に基づいて、上記外部ステレオ音声出力端子に何も接続されない第一状態、上記外部ステレオ音声出力端子に外部スピーカーが接続された第二状態および上記外部ステレオ音声出力端子に上記付属スピーカーが接続された第三状態の各状態を判別可能な認識手段と、
    同認識手段に基づいて、第一状態においては上記内蔵スピーカーからステレオ音声を出力し、第二状態においては上記内蔵スピーカーからモノラル音声を出力するように、上記内蔵スピーカーに伝達される音声信号を切り換える信号切換手段とを具備することを特徴とするテレビジョンセット。
  3. 上記外部ステレオ音声出力端子を介して電気的に接続しつつ、上記テレビジョンキャビネットに着脱自在な左右一対の付属スピーカーを具備するとともに、
    当該付属スピーカーが取り付けられた状態を判別可能な認識手段と、
    同認識手段に基づいて、上記内蔵スピーカーからステレオ音声を出力するように、上記内蔵スピーカーに伝達される音声信号を自動的に切り換える信号切換手段とを具備することを特徴とする請求項2に記載のテレビジョンセット。
  4. 上記信号切換手段は、上記認識手段の判別結果に基づくほか、視聴者の指令に基づいても上記内蔵スピーカーに伝達される音声信号をモノラル音声信号およびステレオ音声信号のいずれかに切り換えることを特徴とする請求項2〜請求項3のいずれかに記載のテレビジョンセット。
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