JP5261125B2 - チャックテーブルの原点高さ位置検出方法 - Google Patents

チャックテーブルの原点高さ位置検出方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5261125B2
JP5261125B2 JP2008264506A JP2008264506A JP5261125B2 JP 5261125 B2 JP5261125 B2 JP 5261125B2 JP 2008264506 A JP2008264506 A JP 2008264506A JP 2008264506 A JP2008264506 A JP 2008264506A JP 5261125 B2 JP5261125 B2 JP 5261125B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chuck table
height position
height
grinding
holding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008264506A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010089243A (ja
Inventor
英和 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Disco Corp
Original Assignee
Disco Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Disco Corp filed Critical Disco Corp
Priority to JP2008264506A priority Critical patent/JP5261125B2/ja
Publication of JP2010089243A publication Critical patent/JP2010089243A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5261125B2 publication Critical patent/JP5261125B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、半導体ウエーハ等の被加工物を研削する研削装置に装備されるチャックテーブルの原点高さ位置検出方法に関する。
当業者には周知の如く、半導体デバイス製造工程においては、IC、LSI等のデバイスが複数個形成された半導体ウエーハは、個々のチップに分割される前にその裏面を研削装置によって研削して所定の厚みに形成されている。半導体ウエーハの裏面を研削する研削装置は、被加工物としてのウエーハを保持する保持面を有する保持部と該保持部を囲繞して支持する基部を備えたチャックテーブルと、該チャックテーブルの保持部の保持面に保持されたウエーハを研削する研削ホイールを備えた研削ユニットと、該研削ユニットをチャックテーブルの保持部の保持面に対して垂直な方向に研削送りする研削送り機構を具備している。
このような研削装置においては、チャックテーブルを構成する保持部の保持面に保持された被加工物としてのウエーハの厚みを計測する厚み計測手段を備えている。この厚み計測手段は、チャックテーブルを構成する基部の上面の高さ位置を検出する第1の高さ検出器と、チャックテーブルを構成する保持部の保持面に保持された被加工物の上面の高さ位置を検出する第2の高さ検出器とを具備している。そして、第2の高さ検出器によって検出された被加工物の上面の高さ位置と第1の高さ検出器によって検出されたチャックテーブルの基部の上面の高さ位置との差をもって被加工物の厚みを求めている。(例えば、特許文献1参照)
特開昭63−102872号公報
このような厚み計測手段においては、経時的に生ずる機械的歪の影響を無くすために、定期的にチャックテーブルの基部の上面に第1の高さ検出器の計測針を接触させてチャックテーブルの基部の原点の高さ位置を検出するとともに、チャックテーブルの保持部の保持面に第2の高さ検出器の計測針を接触させて保持部の原点の高さ位置を検出し、第2の高さ検出器によって検出された保持部の上面の原点の高さ位置(H2)と第1の高さ検出器によって検出された基部の上面の原点の高さ位置(H1)との差を補正値(S)として算出している(S=H1−H2)。そして、チャックテーブル構成する保持部の保持面に保持された被加工物の厚みを上述したように検出した際に、上記補正値(S)によって補正することにより経時的に生ずる機械的歪の影響を無くしている。
而して、チャックテーブルの基部の原点の高さ位置とチャックテーブルの保持部の原点の高さ位置の検出は、第1の高さ検出器の計測針と第2の高さ検出器の計測針をそれぞれチャックテーブルの基部の上面と保持部の保持面に接触させてチャックテーブルを回転させながら所定角度毎に検出して、その平均値を算出しているために、この原点検出を複数回実施しているとチャックテーブルの基部の上面と保持部の保持面に環状の凹みが形成される。特に、保持部の保持面に環状の凹みが形成されると、この環状の凹みが研削された被加工物に転写され、被加工物の品質を低下させるという問題がある。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主たる技術課題は、チャックテーブルの保持部の保持面に環状の凹みを生ずることなく原点の高さ位置を検出することができるチャックテーブルの原点高さ位置検出方法を提供することにある。
上記主たる技術課題を解決するため、本発明によれば、被加工物を保持する保持面を有する保持部と該保持部を囲繞して支持する基部を備えたチャックテーブルと、該チャックテーブルの該保持部の保持面に保持された被加工物を研削する研削手段と、該研削手段を該チャックテーブルの該保持部の保持面に対して垂直な方向に研削送りする研削送り機構を具備している研削装置におけるチャックテーブルの原点高さ位置を第1の高さ検出器と第2の高さ検出器とからなる厚み計測手段を用いて検出するチャックテーブルの原点高さ位置検出方法であって、
該第1の高さ検出器の計測針を退避位置から該チャックテーブルの該基部の上面に接触させて該基部の高さ位置を検出するとともに、該第2の高さ検出器の計測針を退避位置から該チャックテーブルの該保持部の保持面に接触させて該保持部の高さ位置を検出する高さ位置検出工程と、
該第1の高さ検出器の計測針と該第2の高さ検出器の計測針をそれぞれ該退避位置に位置付けるとともに、該チャックテーブルを所定角度回転して次の検出位置に位置付けるチャックテーブル位置付け工程と、
該高さ位置検出工程と該チャックテーブル位置付け工程とを繰り返し実施し、該基部の複数の高さ位置を検出してその平均値を求めるとともに、該保持部の複数の高さ位置を検出してその平均値を求める原点高さ位置算出工程と、とを含む、
ことを特徴とするチャックテーブルの原点高さ位置検出方法が提供される。
本発明によるチャックテーブルの原点高さ位置検出方法は、上記高さ位置検出工程とチャックテーブル位置付け工程とを繰り返し実施し、高さ位置検出工程はチャックテーブルを間歇的に回転し停止した状態で実施するので、第2の高さ検出器の計測針がチャックテーブルの保持部の保持面に接触しても保持部の保持面に環状の凹みを発生させることはない。従って、チャックテーブルの保持部の保持面に保持されて研削加工された被加工物の被研削面に環状の凹みが転写されることはない。
以下、本発明によるチャックテーブルの原点高さ位置検出方法の好適な実施形態について、添付図面を参照して更に詳細に説明する。
図1には、本発明によるチャックテーブルの原点高さ位置検出方法を実施するための研削装置の斜視図が示されている。
図示の実施形態における研削装置は、略直方体状の装置ハウジング2を具備している。装置ハウジング2の図1において右上端には、静止支持板21が立設されている。この静止支持板21の内側面には、上下方向に延びる2対の案内レール22、22および23、23が設けられている。一方の案内レール22、22には荒研削手段としての荒研削ユニット3が上下方向に移動可能に装着されており、他方の案内レール23、23には仕上げ研削手段としての仕上げ研削ユニット4が上下方向に移動可能に装着されている。
荒研削ユニット3は、ユニットハウジング31と、該ユニットハウジング31の下端に回転自在に装着されたホイールマウント32に装着された荒研削ホイール33と、該ユニットハウジング31の上端に装着されホイールマウント32を矢印32aで示す方向に回転せしめる電動モータ34と、ユニットハウジング31を装着した移動基台35とを具備している。荒研削ホイール33は、周知のように環状の砥石基台と、該砥石基台の下面に装着された複数の砥石セグメントとによって構成されており、砥石基台が上記ホイールマウント32に締結ボルトネジ331によって取付けられる。移動基台35には被案内レール351、351が設けられており、この被案内レール351、351を上記静止支持板21に設けられた案内レール22、22に移動可能に嵌合することにより、荒研削ユニット3が上下方向に移動可能に支持される。図示の実施形態における研削装置は、荒研削ユニット3の移動基台35を案内レール22、22に沿って移動する研削送りする研削送り機構36を具備している。研削送り機構36は、上記静止支持板21に案内レール22、22と平行に上下方向に配設され回転可能に支持された雄ねじロッド361と、該雄ねじロッド361を回転駆動するためのパルスモータ362と、上記移動基台35に装着され雄ねじロッド361と螺合する図示しない雌ねじブロックを具備しており、パルスモータ362によって雄ねじロッド361を正転および逆転駆動することにより、荒研削ユニット3を上下方向(後述するチャックテーブルの保持面に対して垂直な方向)に移動せしめる。
上記仕上げ研削ユニット4も上記荒研削ユニット3と同様に構成されており、ユニットハウジング41と、該ユニットハウジング41の下端に回転自在に装着されたホイールマウント42に装着された仕上げ研削ホイール43と、該ユニットハウジング41の上端に装着されホイールマウント42を矢印42aで示す方向に回転せしめる電動モータ44と、ユニットハウジング41を装着した移動基台45とを具備している。仕上げ研削ホイール43は、周知のように環状の砥石基台と、該砥石基台の下面に装着された複数の砥石セグメントとによって構成されており、砥石基台が上記ホイールマウント42に締結ボルトネジ431によって取付けられる。移動基台45には被案内レール451、451が設けられており、この被案内レール451、451を上記静止支持板21に設けられた案内レール23、23に移動可能に嵌合することにより、仕上げ研削ユニット4が上下方向に移動可能に支持される。図示の実施形態における研削装置は、仕上げ研削ユニット4の移動基台45を案内レール23、23に沿って移動する研削送り機構46を具備している。研削送り機構46は、上記静止支持板21に案内レール23、23と平行に上下方向に配設され回転可能に支持された雄ねじロッド461と、該雄ねじロッド461を回転駆動するためのパルスモータ462と、上記移動基台45に装着され雄ねじロッド461と螺合する図示しない雌ねじブロックを具備しており、パルスモータ462によって雄ねじロッド461を正転および逆転駆動することにより、仕上げ研削ユニット4を上下方向(後述するチャックテーブルの保持面に対して垂直な方向)に移動せしめる。
図示の実施形態における研削装置は、上記静止支持板21の前側において装置ハウジング2の上面と略面一となるように配設されたターンテーブル5を具備している。このターンテーブル5は、比較的大径の円盤状に形成されており、図示しない回転駆動機構によって矢印5aで示す方向に適宜回転せしめられる。ターンテーブル5には、図示の実施形態の場合それぞれ120度の位相角をもって3個のチャックテーブル6が水平面内で回転可能に配置されている。このチャックテーブル6は、図2に示すように被加工物を保持する保持面を有する保持部61と、該保持部61を囲繞して支持する基部62とからなっている。基部62はセラミック材によって円盤状に形成され、上面に円形状の嵌合凹部621が設けられており、この嵌合凹部621に保持部61を構成する吸着保持チャックが嵌合するようになっている。保持部61を構成する吸着保持チャックは、ポーラスセラミック材によって円盤状に形成されており、基部62の嵌合凹部621に嵌合される。このように基部62の嵌合凹部621に嵌合された保持部61を構成する吸着保持チャックの上面(保持面)は基部62の上面と面一に形成され、この保持部61を構成する吸着保持チャックの上面(保持面)に被加工物が載置される。なお、チャックテーブル6を構成する基部62に形成された嵌合凹部621は図示しない吸引手段に接続されている。従って、保持部61を構成する吸着保持チャックの上面(保持面)に被加工物を載置し、図示しない吸引手段を作動することにより、保持部61を構成する吸着保持チャックの上面(保持面)に被加工物を吸引保持することができる。このように構成されたチャックテーブル6は、パルスモータ60によって回転せしめられるようになっている。
図1に戻って説明を続けると、上記ターンテーブル5に配設された3個のチャックテーブル6は、ターンテーブル5が適宜回転することにより被加工物搬入・搬出域A、荒研削加工域B、および仕上げ研削加工域Cおよび被加工物搬入・搬出域Aに順次移動せしめられる。
図示の研削装置は、被加工物搬入・搬出域Aに対して一方側に配設され研削加工前の被加工物である半導体ウエーハをストックする第1のカセット7と、被加工物搬入・搬出域Aに対して他方側に配設され研削加工後の被加工物である半導体ウエーハをストックする第2のカセット8と、第1のカセット7と被加工物搬入・搬出域Aとの間に配設され被加工物の中心合わせを行う中心合わせ手段9と、被加工物搬入・搬出域Aと第2のカセット8との間に配設されたスピンナー洗浄手段11と、第1のカセット7内に収納された被加工物である半導体ウエーハを中心合わせ手段9に搬出するとともにスピンナー洗浄手段11で洗浄された半導体ウエーハを第2のカセット8に搬送する被加工物搬送手段12と、中心合わせ手段9上に載置され中心合わせされた半導体ウエーハを被加工物搬入・搬出域Aに位置付けられたチャックテーブル6上に搬送する被加工物搬入手段13と、被加工物搬入・搬出域Aに位置付けられたチャックテーブル6上に載置されている研削加工後の半導体ウエーハを洗浄手段11に搬送する被加工物搬出手段14を具備している。なお、上記第1のカセット7には、被加工物としての半導体ウエーハWが表面に保護テープTが貼着された状態で複数枚収容される。このとき、半導体ウエーハWは、裏面を上側にして収容される。
図示の研削装置は、荒研削加工域Bおよび仕上げ研削加工域Cにそれぞれ隣接して配設された被加工物の厚み計測手段としての第1の高さ検出器15aおよび第2の高さ検出器15bを備えている。この被加工物の厚み計測手段としての第1の高さ検出器15aおよび第2の高さ検出器15bについて、図3を参照して説明する。第1の高さ検出器15aおよび第2の高さ検出器15bは、それぞれ計測針151aおよび151bと、該計測針151aおよび151bを図3において実線で示す作用位置と2点鎖線で示す退避位置に位置付ける作動手段152aおよび152bを具備している。作動手段152aおよび152bは、例えば電磁ソレノイドによって構成されており、除勢(OFF)されている状態では計測針151aおよび151bを自重によって図3において実線で示すようにチャックテーブル6の基部62の上面および保持部61の上面である保持面(または保持部61の保持面に保持された被加工物の上面)に接触される作用位置に位置付けており、附勢(ON)されると計測針151aおよび151bを図3において2点鎖線で示すように作用位置から離隔した退避位置に作動せしめる。このように構成された第1の高さ検出器15aおよび第2の高さ検出器15bは、それぞれ計測針151aおよび151bを作用位置に位置付けているときにおけるチャックテーブル6の基部62の上面および保持部61の上面である保持面(または保持部61に保持された被加工物の上面)の高さ位置を計測し、その計測信号を後述する制御手段に送る。
図示の研削装置は、図4に示す制御手段10を具備している。制御手段10は、制御プログラムに従って演算処理する中央処理装置(CPU)101と、制御プログラム等を格納するリードオンリーメモリ(ROM)102と、演算結果等を記憶する記憶手段としての読み書き可能なランダムアクセスメモリ(RAM)103と、入力インターフェース104および出力インターフェース105を備えている。このように構成された制御手段10の入力インターフェース104には上記第1の高さ検出器15aおよび第2の高さ検出器15b等からの検出信号が入力され、出力インターフェース105から上記荒研削ユニット3の電動モータ34および仕上げ研削ユニット4の電動モータ44、上記研削送り機構36のパルスモータ362および研削送り機構46のパルスモータ462、チャックテーブルを回転駆動するパルスモータ60、等に制御信号を出力する。
図示の実施形態における研削装置は以上のように構成されており、以下その作用について説明する。
研削作業を開始するに先立って、上記チャックテーブル6の原点高さ位置を検出する原点高さ位置検出工程を実施する。この原点高さ位置検出工程は、例えばその日の研削作業を開始する前に実施する。原点高さ位置検出工程は、先ず図1に示すように荒研削加工域Bに位置付けられているチャックテーブル6に対して実施する。そして、チャックテーブル6が荒研削加工域Bで停止している状態で、制御手段10は第1の高さ検出器15aおよび第2の高さ検出器15bの作動手段152aおよび152bを制御して計測針151aおよび151bを図3において実線で示すようにチャックテーブル6の基部62の上面および保持部61を構成する吸着保持チャックの上面(保持面)に接触する作用位置に位置付ける。このようにして計測針151aおよび151bが作用位置に位置付けられた第1の高さ検出器15aおよび第2の高さ検出器15bは、それぞれ基部62および保持部61の高さ位置を検出し、その検出信号を制御手段10に送る(高さ位置検出工程)。第1の高さ検出器15aおよび第2の高さ検出器15bからそれぞれ送られた検出信号を入力した制御手段10は、それぞれの高さ位置をランダムアクセスメモリ(RAM)103に一時格納する。
次に、制御手段10は、第1の高さ検出器15aおよび第2の高さ検出器15bの作動手段152aおよび152bを制御して計測針151aおよび151bを図3において2点鎖線で示す退避位置に位置付ける。そして、上記パルスモータ60を駆動してチャックテーブル6を図1において矢印6aで示す方向に例えば30度回転して次の検出位置に位置付ける(チャックテーブル位置付け工程)。
上述したチャックテーブル位置付け工程を実施し、チャックテーブル6を次の検出位置に位置付けたならば、上記高さ位置検出工程を実施する。このようにして上記高さ位置検出工程とチャックテーブル位置付け工程を12回実施することにより、チャックテーブル6の基部62および保持部61の高さ位置を30度毎に計測することができる。そして、制御手段10は、チャックテーブル6の基部62および保持部61のそれぞれ12個所の高さ位置の平均値を求め、それぞれの平均値を基部62の原点高さ位置(H1)および保持部61の原点高さ位置(H2)としてランダムアクセスメモリ(RAM)103に一時格納する(原点高さ位置算出工程)。このようにして基部62の原点高さ位置(H1)および保持部61の原点高さ位置(H2)を求めたならば、制御手段10は基部62の原点高さ位置(H1)と保持部61の原点高さ位置(H2)との差を補正値(Sa)(Sa=H2−H1)として求め、この補正値(Sa)をランダムアクセスメモリ(RAM)103に一時格納する。
また、仕上げ研削加工域Cに位置付けられたチャックテーブル6に対しても上述し高さ位置検出工程とチャックテーブル位置付け工程および原点高さ位置算出工程を実施し、基部62の原点高さ位置(H1)および保持部61の原点高さ位置(H2)と補正値(Sb)をランダムアクセスメモリ(RAM)103に一時格納する。次に、ターンテーブル5を120度回動せしめて、荒研削加工域Bおよび仕上げ研削加工域Cに位置付けられたチャックテーブル6に対してもそれぞれ上述し高さ位置検出工程とチャックテーブル位置付け工程および原点高さ位置算出工程を実施し、基部62の原点高さ位置(H1)および保持部61の原点高さ位置(H2)と補正値(Sa)および補正値(Sb)をランダムアクセスメモリ(RAM)103に一時格納する。そして、更にターンテーブル5を120度回動せしめて、荒研削加工域Bおよび仕上げ研削加工域Cに位置付けられたチャックテーブル6に対してもそれぞれ上述し高さ位置検出工程とチャックテーブル位置付け工程および原点高さ位置算出工程を実施し、基部62の原点高さ位置(H1)および保持部61の原点高さ位置(H2)と補正値(Sa)および補正値(Sb)をランダムアクセスメモリ(RAM)103に一時格納することにより、ターンテーブル5に配設された3個のチャックテーブル6に対して荒研削加工域Bおよび仕上げ研削加工域Cにそれぞれ配設された第1の高さ検出器15aおよび第2の高さ検出器15bにより基部62の原点高さ位置(H1)および保持部61の原点高さ位置(H2)と補正値(Sa)および補正値(Sb)を求めることができる。
以上のように、上述した高さ位置検出工程はチャックテーブル6を間歇的に回転し停止した状態で実施するので、第2の高さ検出器15bの計測針151bがチャックテーブル6の保持部61の上面である保持面に接触しても保持部61の保持面に環状の凹みを発生させることはない。
上述したようにチャックテーブル6の原点高さ位置を検出する原点高さ位置検出工程を実施したならば、研削作業を実施する。
即ち、第1のカセット7に収容された研削加工前の被加工物である半導体ウエーハWは被加工物搬送手段12の上下動作および進退動作により搬送され、中心合わせ手段9に載置され6本のピン91の中心に向かう径方向運動により中心合わせされる。中心合わせ手段9に載置され中心合わせされた半導体ウエーハWは、被加工物搬入手段14の旋回動作によって被加工物搬入・搬出域Aに位置付けられたチャックテーブル6の保持部61を構成する吸着保持チャックの上面(保持面)に載置される。そして、図示しない吸引手段を作動して、半導体ウエーハWを保持部61を構成する吸着保持チャックの上面(保持面)に吸引保持する。次に、ターンテーブル5を図示しない回転駆動機構によって矢印5aで示す方向に120度回動せしめて、半導体ウエーハWを載置したチャックテーブル6を荒研削加工域Bに位置付ける。
このようにして半導体ウエーハWを載置したチャックテーブル6が荒研削加工域Bに位置付けられたならば、制御手段10は図5に示すように第1の高さ検出器15aの作動手段152aを制御して計測針151aをチャックテーブル6の基部62の上面に接触する作用位置に位置付ける。また、制御手段10は図5に示すように第2の高さ検出器15bの作動手段152aを制御して計測針151bをチャックテーブル6の保持部61の上面(保持面)に保持された被加工物である半導体ウエーハWの上面(裏面)に接触する作用位置に位置付ける。
次に、制御手段10は、上記パルスモータ60を駆動してチャックテーブル6を図1において矢印6aで示す方向に例えば300rpmの回転速度で回転せしめる。一方、上記制御手段10は、荒研削ユニット3の電動モータ34を駆動し荒研削ホイール33を図1において矢印32aで示す方向に例えば6000rpmの回転速度で回転せしめるとともに、研削送り機構36のパルスモータ362を正転駆動して荒研削ユニット3を例えば3μm/秒の荒研削送り速度で下降(前進)せしめる。この結果、チャックテーブル6の保持面に保持されている半導体ウエーハWの裏面(上面)に研削ホイール33が押圧され荒研削加工が施される。
上記荒研削加工においては、荒研削加工域Bに隣接して配設された被加工物の厚み計測手段としての第1の高さ検出器15aおよび第2の高さ検出器15bによって検出されたチャックテーブル6を構成する基部62の高さ位置(Ha1)および保持部61の上面(保持面)に保持された被加工物である半導体ウエーハWの上面(裏面)の高さ位置(Ha2)が制御手段10に入力されている。そして、制御手段10は、半導体ウエーハWの高さ位置信号(Ha2)とチャックテーブル6を構成する基部62の上面の高さ位置信号(Ha1)および半導体ウエーハWの表面に貼着された保護テープTの厚み(t)と上記ランダムアクセスメモリ(RAM)103に格納された補正値(Sa)に基づいて半導体ウエーハWの厚み(h)を演算する。この半導体ウエーハWの厚み(h)は、h=Ha2−Ha1−t−Saによって求めることができる。そして、制御手段10は、半導体ウエーハWの厚み(h)が設定された第1の所定厚み(h1:例えば半導体ウエーハの仕上がり厚みプラス50μm)に達したら、研削送り機構36のパルスモータ362の駆動を停止して所定時間(例えば15秒)スパークアウト研削を実行した後、研削送り機構36のパルスモータ362を逆転駆動して荒研削ユニット3を例えば10mm/秒の退避速度で上昇(後退)せしめる。
なお、上記荒研削加工を実施している間に被加工物搬入・搬出域Aに位置付けられた次のチャックテーブル6の保持部61を構成する吸着保持チャックの上面(保持面)には、上述したように研削加工前の半導体ウエーハWが載置される。そして、図示しない吸引手段を作動することにより、半導体ウエーハWをチャックテーブル6の保持部61を構成する吸着保持チャックの上面(保持面)に吸引保持する。次に、ターンテーブル5を矢印5aで示す方向に120度回動せしめて、荒研削加工された半導体ウエーハWを保持しているチャックテーブル6を仕上げ研削加工域Cに位置付け、研削加工前の半導体ウエーハWを保持したチャックテーブル6を荒研削加工域Bに位置付ける。
このようにして、荒研削加工域Bに位置付けられたチャックテーブル6の保持部61を構成する吸着保持チャックの上面(保持面)に保持された荒研削加工前の半導体ウエーハWの裏面には、荒研削ユニット3によって上記荒研削加工が実行される。一方、仕上げ研削加工域Cに位置付けられたチャックテーブル6の保持部61を構成する吸着保持チャックの上面(保持面)に保持され荒研削加工された半導体ウエーハWの裏面15bには、仕上げ研削ユニット4によって仕上げ研削加工が施される。即ち、上記パルスモータ60を駆動してチャックテーブル6が矢印6aで示す方向に例えば300rpmの回転速度で回転せしめられる。一方、制御手段10は、仕上げ研削ユニット4の電動モータ44を駆動し仕上げ研削ホイール43を図1において矢印42aで示す方向に例えば6000rpmの回転速度で回転せしめるとともに、研削送り機構46のパルスモータ462を正転駆動して仕上げ研削ユニット4を例えば1μm/秒の仕上げ研削送り速度で下降(前進)せしめる。この結果、チャックテーブル63の保持部61を構成する吸着保持チャックの上面(保持面)に保持されている半導体ウエーハWの裏面 (上面)に 仕上げ研削ホイール43が押圧され仕上げ研削加工が施される。
上記仕上げ研削加工においては、仕上げ研削加工域Cに隣接して配設された被加工物の厚み計測手段としての第1の高さ検出器15aおよび第2のハイトゲージ17bによって検出されたチャックテーブル6を構成する基部62の高さ位置(Hb1)および保持部61の上面(保持面)に保持された被加工物である半導体ウエーハWの上面(裏面)の高さ位置(Hb2)が制御手段10に入力されている。そして、制御手段10は、半導体ウエーハWの高さ位置信号(Hb2)とチャックテーブル6を構成する基部62の上面の高さ位置信号(Hb1)および半導体ウエーハWの表面に貼着された保護テープTの厚み(t)と上記ランダムアクセスメモリ(RAM)103に格納された補正値(Sb)に基づいて半導体ウエーハWの厚み(h)を演算する。この半導体ウエーハWの厚み(h)は、h=Hb2−Hb1−t−Sbによって求めることができる。そして、制御手段10は、半導体ウエーハWの所定厚み(h)が設定された第2の所定厚み(半導体ウエーハの仕上がり厚み)に達したら、研削送り機構46のパルスモータ462の駆動を停止して、所定時間(例えば15秒)スパークアウト研削を実行した後、研削送り機構46のパルスモータ462を逆転駆動して仕上げ研削ユニット4を例えば10mm/秒の退避速度で上昇(後退)せしめる。
上述したように荒研削加工域Bに位置付けられたチャックテーブル6に保持された荒研削加工前の半導体ウエーハWに荒研削加工が実行され、仕上げ研削加工域Cに位置付けられたチャックテーブル6に保持された半導体ウエーハWに仕上げ研削加工が実施されたならば、ターンテーブル5を矢印5aで示す方向に120度回動せしめて、仕上げ研削加工した半導体ウエーハWを保持したチャックテーブル6を被加工物搬入・搬出域Aに位置付ける。なお、荒研削加工域Bにおいて荒研削加工された半導体ウエーハWを保持したチャックテーブル6は仕上げ研削加工域Cに、被加工物搬入・搬出域Aにおいて研削加工前の半導体ウエーハWを保持したチャックテーブル6は荒研削加工域Bにそれぞれ移動せしめられる。
なお、荒研削加工域Bおよび仕上げ研削加工域Cを経由して被加工物搬入・搬出域Aに戻ったチャックテーブル6は、ここで仕上げ研削加工された半導体ウエーハWの吸着保持を解除する。そして、被加工物搬入・搬出域Aに位置付けられたチャックテーブル6上の仕上げ研削加工された半導体ウエーハWは、被加工物搬出手段14によってスピンナー洗浄手段11に搬出される。スピンナー洗浄手段11に搬送された半導体ウエーハWは、ここで裏面(被研削面)および側面に付着している研削屑が洗浄除去されるとともに、スピン乾燥される。このようにして洗浄およびスピン乾燥された半導体ウエーハWは、被加工物搬送手段12によって第2のカセット8に搬送され収納される。
上述した荒研削加工および仕上げ研削加工において、半導体ウエーハWを保持するチャックテーブル6の保持部61の上面(保持面)は上述した高さ位置検出工程を実施しても環状の凹みが形成されないので、チャックテーブル6の保持部61の上面(保持面)に保持されて荒研削加工および仕上げ研削加工された半導体ウエーハWの裏面(被研削面)に環状の凹みが転写されることはない。
以上、本発明を図示の実施形態に基いて説明したが、本発明は実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の趣旨の範囲で種々の変形は可能である。例えば、図示の実施形態においては、荒研削ユニットと仕上げ研削ユニットを備えた研削装置に本発明を実施した例を示したが、研削手段としての研削ユニットが1個の研削装置に本発明を適用してもよい。
本発明によるチャックテーブルの原点高さ位置検出方法を実施するための研削装置の斜視図。 図1に示す研削装置に装備されるチャックテーブルの要部を破断して示す正面図。 図1に示す研削装置に装備されるチャックテーブルと被加工物の厚み計測手段としての第1の高さ検出器および第2の高さ検出器との関係を示す説明図。 図1に示す研削装置に装備される制御手段の構成ブロック図。 本発明によるチャックテーブルの原点高さ位置検出方法における高さ位置検出工程の説明図。
符号の説明
2:装置ハウジング
3:荒研削ユニット
33:研削ホイール
36:研削送り手段
4:仕上げ研削ユニット
43:研削ホイール
46:研削送り手段
5:ターンテーブル
6:チャックテーブル
61:チャックテーブルの保持部
62:チャックテーブルの基部
7:第1のカセット
8:第2のカセット
9:仮置きテーブル
10: 制御手段
11:スピンナー洗浄手段
12:被加工物搬送手段
13:被加工物搬入手段
14:被加工物搬出手段
15a:第1の高さ検出器
15b:第2の高さ検出器
W:半導体ウエーハ
T:保護テープ

Claims (1)

  1. 被加工物を保持する保持面を有する保持部と該保持部を囲繞して支持する基部を備えたチャックテーブルと、該チャックテーブルの該保持部の保持面に保持された被加工物を研削する研削手段と、該研削手段を該チャックテーブルの該保持部の保持面に対して垂直な方向に研削送りする研削送り機構を具備している研削装置におけるチャックテーブルの原点高さ位置を第1の高さ検出器と第2の高さ検出器とからなる厚み計測手段を用いて検出するチャックテーブルの原点高さ位置検出方法であって、
    該第1の高さ検出器の計測針を退避位置から該チャックテーブルの該基部の上面に接触させて該基部の高さ位置を検出するとともに、該第2の高さ検出器の計測針を退避位置から該チャックテーブルの該保持部の保持面に接触させて該保持部の高さ位置を検出する高さ位置検出工程と、
    該第1の高さ検出器の計測針と該第2の高さ検出器の計測針をそれぞれ該退避位置に位置付けるとともに、該チャックテーブルを所定角度回転して次の検出位置に位置付けるチャックテーブル位置付け工程と、
    該高さ位置検出工程と該チャックテーブル位置付け工程とを繰り返し実施し、該基部の複数の高さ位置を検出してその平均値を求めるとともに、該保持部の複数の高さ位置を検出してその平均値を求める原点高さ位置算出工程と、とを含む、
    ことを特徴とするチャックテーブルの原点高さ位置検出方法。
JP2008264506A 2008-10-10 2008-10-10 チャックテーブルの原点高さ位置検出方法 Active JP5261125B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008264506A JP5261125B2 (ja) 2008-10-10 2008-10-10 チャックテーブルの原点高さ位置検出方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008264506A JP5261125B2 (ja) 2008-10-10 2008-10-10 チャックテーブルの原点高さ位置検出方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010089243A JP2010089243A (ja) 2010-04-22
JP5261125B2 true JP5261125B2 (ja) 2013-08-14

Family

ID=42252454

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008264506A Active JP5261125B2 (ja) 2008-10-10 2008-10-10 チャックテーブルの原点高さ位置検出方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5261125B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6058308B2 (ja) * 2012-07-26 2017-01-11 株式会社ディスコ 研削装置
JP6109010B2 (ja) * 2013-08-14 2017-04-05 株式会社ディスコ 研削装置
JP7128070B2 (ja) * 2018-09-25 2022-08-30 株式会社ディスコ 研削装置
JP2021079518A (ja) * 2019-11-22 2021-05-27 株式会社ディスコ 加工装置、及び加工装置に用いる算出基板

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH042776Y2 (ja) * 1986-03-04 1992-01-30
JPS63102872A (ja) * 1986-10-21 1988-05-07 Nisshin Kogyo Kk 研削方法
JP4464668B2 (ja) * 2003-12-03 2010-05-19 株式会社ディスコ ダイシング方法,及びダイシング装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010089243A (ja) 2010-04-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5149020B2 (ja) ウエーハの研削方法
JP5180557B2 (ja) 加工装置
JP2006021264A (ja) 研削装置
JP5491273B2 (ja) ウェーハの面取り装置
JP2010186863A (ja) 位置合わせ機構、加工装置および位置合わせ方法
JP6377433B2 (ja) 研削方法
JP2018058160A (ja) 研削砥石のドレッシング方法
JP5436876B2 (ja) 研削方法
JP5261125B2 (ja) チャックテーブルの原点高さ位置検出方法
JP5215159B2 (ja) 位置合わせ機構、研削装置、位置合わせ方法および研削方法
JP5554601B2 (ja) 研削装置
JP6251614B2 (ja) 被加工物の研削方法
JP2011235388A (ja) 研削された被加工物の厚み計測方法および研削装置
JP2009160705A (ja) ウェーハの研削方法および研削加工装置
JP2011143516A (ja) 加工装置
TWI651163B (zh) 磨削方法
JP5350127B2 (ja) 被加工物の研削方法
JP2009302369A (ja) 板状物の加工方法及び加工装置
JP5036426B2 (ja) 研削装置
JP2000354962A (ja) 研削装置におけるチャックテーブルの修正方法および修正装置
JP2018027594A (ja) 研削装置
JP2001001261A (ja) 研削装置におけるセットアップ用の基準チャックテーブル設定方法および基準チャックテーブル設定装置
JP6074154B2 (ja) 加工装置
JP2012169487A (ja) 研削装置
JP5001133B2 (ja) ウエーハの搬送装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110921

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130314

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130402

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130426

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160502

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5261125

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250