JP6058308B2 - 研削装置 - Google Patents

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Description

本発明は、被加工物の高さを測定しながら、被加工物を所定の厚みに研削することができる研削装置に関する。
被加工物である板状ワークを研削する研削装置は、板状ワークを回転可能に保持する保持テーブルと、研削砥石が装着された研削手段とを備えており、保持テーブルが保持する板状ワークの厚みを監視しつつ所定の厚みに至るまで研削する。研削装置では、例えば、保持テーブルの上面に接触する保持テーブルゲージと、板状ワークの上面に接触する板状ワークゲージとを用い、保持テーブルゲージが測定した保持テーブルの上面の高さと、板状ワークゲージが測定した板状ワークの上面の高さとの差を板状ワークの厚みとして求めることができる。
研削装置の保持テーブルに板状ワークが保持されると、保持テーブルゲージと板状ワークゲージとを用いて研削前の板状ワークの厚みが測定された後、保持テーブルが回転するとともに、研削砥石が回転しながら研削手段が降下し、回転する研削砥石が板状ワークに接触することにより研削が行われる。
研削手段が降下する際、板状ワークから所定距離だけ離間した研削準備位置までは、研削手段を高速移動させる。そして、研削準備位置から研削開始位置までは、所定の研削送り速度にて研削手段を降下させ、その後も所定の研削送り速度にて研削手段を降下させて板状ワークを押圧することにより、板状ワークを所定の厚みに形成する。板状ワークの研削中も、上記の保持テーブルゲージと板状ワークゲージとを用いて板状ワークの厚みの測定を行っている。
図8に示すグラフは、板状ワークにインフィード研削を実施する場合であって、従来の研削手段のZ軸方向における作用位置の変化状態を示している。まず、図8のA〜Bに示すように、研削手段を降下させてZ軸方向に研削送りする。次いで、B〜Cに示すように、エアーカットと呼ばれる研削手段に装着される研削砥石の空回転を実施する。研削砥石が研削前の板状ワークの上面に接触したら、図8のC〜Dに示すように、高速の研削送りによるカット1を実施する。
次に、研削砥石によって板状ワークを研削し、所定の作用位置Dに達すると、図8中のD〜Eに示すように、低速の研削送りによるカット2を実施する。
さらに、図8中のE〜Fに示すように、スパークアウトを実施する。スパークアウトは、
研削手段の研削送りを停止した状態で研削砥石と板状ワークとを相対的に回転させて、板状ワークの上面を平坦化する加工である。そして、図8中のF〜Gに示すように、エスケープカットを実施する。すなわち、スパークアウトが終了すると、研削手段を上昇させ、板状ワークから離れる方向に研削砥石を退避させる(例えば、下記の特許文献1及び特許文献2を参照)。
特開2009−101451号公報 特開2003−236736号公報
しかしながら、上記した板状ワークゲージは、所定の位置に固定されていることから、保持テーブルを回転させて板状ワークの上面を測定しても板状ワークの一部分のみを測定しているに過ぎない。すなわち、回転する板状ワークにおいて板状ワークゲージが接触するのは、板状ワークの半径方向の特定の部分であり、板状ワークの上面において半径方向に高さの差が発生した時には、板状ワークの最も高い上面部分を正確に測定することができない。
例えば、板状ワークの半径方向における上面の一部分が高くなっているために、固定された保持テーブルゲージと板状ワークゲージとによって測定した板状ワークの厚さよりも、板状ワークに厚い部分がある場合には、研削手段の高速移動中に板状ワークと研削砥石とが接触してしまうという問題がある。一方、板状ワークの半径方向における上面に低い部分があるために、固定された保持テーブルゲージと板状ワークゲージとによって測定した板状ワークの厚さよりも板状ワークに薄い部分がある場合には、板状ワークの上面より離れた位置に研削砥石が位置づけられてしまうため、図8に示したエアーカットの量が多くなり、研削砥石が板状ワークに接触するまでに無駄な時間がかかってしまうという問題がある。
本発明は、上記の事情にかんがみてなされたものであり、板状ワークの半径方向において、板状ワークの上面の高さが一定でない場合において、板状ワークの上面の高さが最も高い部分を正確に測定することができるようにすることに発明の解決すべき課題がある。
本発明は、板状ワークを保持して自転可能な保持テーブルと、保持テーブルが保持した板状ワークに研削砥石の接触面を接触させて研削する研削手段と、研削手段を保持テーブルに対して接近および離反する研削送り方向に研削送りする研削送り手段と、研削手段に装着される研削ホイールに配置される研削砥石に対面する研削位置と保持テーブルに板状ワークを搬入出する搬送位置とに保持テーブルを位置づける位置づけ手段と、保持テーブルが保持する板状ワークの上面高さを測定する第1のゲージと、保持テーブルの上面高さを測定する第2のゲージと、情報を記憶する記憶部と、を備える研削装置において、第1のゲージは、保持テーブルの半径方向に走査可能とする走査軸を備え、第1のゲージに備える走査軸によって保持テーブルが保持する板状ワークの上面を走査し、保持テーブルの上面高さに対して相対的な板状ワークの上面高さを測定し、研削送り手段は、接触面を板状ワークの上面の直上まで接近および離反させる高速送り速度と、接触面を板状ワークの上面に接触させて研削送りする研削送り速度とを少なくとも切り換え可能であり、板状ワークを保持する保持テーブルが自転し、第1のゲージを保持テーブルの半径方向に走査して保持テーブルが保持する板状ワークの上面高さを保持テーブルの上面に対して相対的に測定し、板状ワークの上面高さの最も高い値を第1の値として該記憶部に記憶し、研削送り手段は、高速送り速度で研削手段を移動させることにより、記憶部が記憶する第1の値の直上に接触面を移動させた後、研削送り速度で研削送りされる研削手段によって保持テーブルが保持する板状ワークを研削する。
第1のゲージは、研削位置に位置づけられた保持テーブルが保持する板状ワークの上面を測定する。また、記憶部に記憶された値を対象とした演算を行う算出部を備え、研削位置に位置づけられた保持テーブルの上面の高さを第2のゲージが測定した第2の値と、搬送位置に位置づけられた保持テーブルの上面の高さを第1のゲージが測定した第3の値とを用いて、第2の値と第3の値との差を補正値として記憶部に記憶させ、第1のゲージは、搬送位置に位置づけられた保持テーブルが保持する板状ワークの上面高さを保持テーブルの上面に対して相対的に測定し板状ワークの上面の最も高い値を第4の値として記憶部に記憶させ、第1の値は、記憶部が記憶する第4の値と補正値とから算出部によって算出される。さらに、第1のゲージを走査させる走査軸は、研削砥石をリング状に配置した研削ホイールにおける円弧形状の研削領域を走査可能とする。
本発明に係る研削装置は、保持テーブルが保持する板状ワークの上面高さを測定する第1のゲージと、保持テーブルの上面高さを測定する第2のゲージとを備え、第1のゲージは、保持テーブルの半径方向に走査可能とする走査軸を備えるため、保持テーブルに保持される板状ワーク毎に板状ワークの上面を走査軸によって半径方向に走査することができ、板状ワークの上面のもっとも高い部分を特定することができる。したがって、研削砥石を板状ワークの直上まで移動させることができ、エアーカット量を短縮することが可能となり、研削砥石が板状ワークに接触するまでの時間を低減することができるとともに、研削手段の高速移動中に板状ワークと研削砥石とが接触するのを防止することができる。
また、研削位置に位置づけられた保持テーブルの上面の高さを第2のゲージが測定した第2の値と、搬送位置に位置づけられた保持テーブルの上面の高さを第1のゲージが測定した第3の値と、第2の値と該第3の値との差である補正値とを記憶部に記憶させ、さらに、搬送位置に位置づけられた保持テーブルが保持する板状ワークの上面の最も高い値を第4の値として記憶部に記憶させることにより、第1の値は、記憶部が記憶する第4の値と補正値とから算出部によって算出することができる。したがって、研削位置において板状ワークの上面の高さを測定しなくとも、板状ワークの上面の最も高い高さを算出することができるとともに、板状ワークが搬送位置にいる待機時間において測定を行うことができる。
第1のゲージに備える走査ゲージは、研削ホイールの下部においてリング状に配置された研削砥石が作用する円弧状の研削領域を走査可能となっているため、板状ワークの上面の高さがもっとも高くなっている部分を正確に測定することができる。
Y軸方向の移動機構を備える研削装置において、板状ワークの研削位置で第1のゲージが板状ワークの上面の高さを測定する状態を示す断面図である。 板状ワークの研削位置において、第1のゲージを板状ワークの上面の半径方向に走査し、この上面の高さを測定する状態を示す平面図である。 板状ワークをインフィード研削する一連の工程において、研削手段の接触面の位置の変化を示す説明図である。 ターンテーブルを備える研削装置において、板状ワークの研削位置において第1のゲージが板状ワークの上面高さを測定する状態を示す平面図である。 Y軸方向の移動機構を備える研削装置において、搬送位置において第1のゲージが板状ワークの上面の高さを測定する状態を示す断面図である。 板状ワークの搬送位置において、第1のゲージを板状ワークの上面の半径方向に走査し、この上面の高さを測定する状態を示す平面図である。 ターンテーブルを備える研削装置において、板状ワークの搬送位置において第1のゲージが板状ワークの上面の高さを測定する状態を示す正面図である。 板状ワークにインフィード研削する一連の工程において、従来における研削砥石の接触面の位置の変化を示す説明図である。
1 第1の実施形態
図1に示す研削装置10Aは、板状ワークWにインフィード研削を実施する研削装置である。研削装置10Aは、Y軸方向にのびるテーブル11を備えており、このテーブル11の上面にY軸方向と平行なガイドレール12が延設されている。図1に示す保持テーブル14は、ガイドレール12上に配設されている。保持テーブル14の上面14aは、円錐形状に形成されており、中心軸7が通る部分を頂点として半径方向に所定角度傾斜を設けて形成されている。図1及び図2に示すように、保持テーブル14は、自転可能であるとともに、例えばモータによって駆動されてガイドレール12に沿ってY軸方向に移動することが可能となっており、保持テーブル14に対する板状ワークWの搬入出が行われる位置である搬送位置P1と、研削手段15による板状ワークWの研削が行われる位置である研削位置P2との間を移動することができる。保持テーブル14をY軸方向に駆動する機構は、保持テーブル14を搬送位置P1と研削位置P2とに位置づける位置づけ手段として機能する。
研削装置10Aは、板状ワークWに研削を施す研削手段15を備えている。図1に示すように、研削手段15は、Z軸方向の軸心を有するスピンドル150と、スピンドル150を回転可能に支持するハウジング151と、スピンドル150の下端に取り外し可能に装着された研削ホイール152と、研削ホイール152の下部においてリング状に固着された研削砥石153と、を備えている。研削砥石153の下面は、板状ワークWと接触する接触面153aとなっている。さらに、研削装置10Aには、研削手段15が保持テーブル14に対して接近及び離反する方向であるZ軸方向に研削手段15を研削送りする研削送り手段16を備えている。
図1に示すように、研削装置10Aは、保持テーブル14に保持される板状ワークWの上面Waの高さを測定する第1のゲージ1aを備えている。第1のゲージ1aには、図2に示すように、保持テーブル14の半径方向に円弧を描くようにして第1のゲージ1aを走査する走査軸2を備えている。この第1のゲージ1aは、保持テーブル14の板状ワークWの上面Waを半径方向に走査することで、上面Waの最も高い位置を測定することができ、これによって、保持テーブル14の上面14aの高さに対して相対的な板状ワークWの上面Waの高さ位置を測定することが可能となる。
図1及び図2に示すように、研削装置10Aには、保持テーブル14の上面14aの高さを測定する第2のゲージ3を備えている。第2のゲージ3は、その先端部が保持テーブル14の上面14aの外周部分に接触できるように、保持テーブル14の近傍に配設されている。
図1に示す第1のゲージ1aには、各種情報を記憶する記憶部4が接続されている。記憶部4は、第1のゲージ1aが測定した板状ワークWの上面Waのもっとも高い測定値を記憶することができる。また、第2のゲージ3にも記憶部4が接続され、第2のゲージ3が測定した保持テーブル14の上面14a高さの測定値を記憶することができる。
以下では、研削装置10Aにおいて、第1のゲージ1aを使用して研削位置P2において板状ワークWの上面Waの高さを測定し、板状ワークWを所定の厚みにインフィード研削する動作について図1乃至図3を参照しながら説明する。なお、被加工物である板状ワークWは、特に限定されるものではなく、例えば、シリコンウエーハ、SiCウエーハ及びサファイアウエーハなどを使用することができる。なお、研削装置10Aは板状ワークWの研削加工前においてセットアップを行い、研削砥石153を保持テーブル14の上面14aに接触させ、上面14aの高さHを研削送り手段16に認識させておく。
まず、図1に示す搬送位置P1に位置する保持テーブル14の上面14aに板状ワークWを載置する。次いで、図1及び図2に示すように、板状ワークWを保持した保持テーブル14は、ガイドレール12に沿って矢印Y1方向に水平に移動し、研削ホイール152に配置される研削砥石153に対面する研削位置P2で停止する。
保持テーブル14が研削位置P2に移動した後、第1のゲージ1aによって板状ワークWの上面Waの高さを測定する。なお、板状ワークWには、10μm〜30μmの厚み差が発生していることがある。
具体的には、図1に示すように、回転する板状ワークWの上面Waに走査軸2が接触する。次いで、図2に示すように、第1のゲージ1aは、走査軸2によって円弧状の研削領域8を走査する。研削領域8とは、図1に示した研削ホイール152に固着された研削砥石153が板状ワークWを押圧しながら円弧状に摺動する領域を意味する。
板状ワークWの上面Waに高さの異なる部分がある場合は、走査軸2が研削領域8に沿って走査することにより、上面Waにおいてもっとも高くなっている部分を特定することができる。そして、図1に示すように、第1のゲージ1aは、走査軸2によって上面Waの高さがもっとも高い部分が特定されると、この部分を第1の値H1として記憶部4に記憶させる。
板状ワークWの厚みを測定するために、第2のゲージ3を保持テーブル14の上面14aの外周部に接触させて上面14aの高さを測定する。上面14aの高さの測定値を第2の値H2として記憶部4に記憶させる。そして、板状ワークWの厚みは、第1の値H1と第2の値H2との差により求めることができる。
図1に示す研削送り手段16は、記憶部4に記憶された第1の値H1にもとづいて、図3のA〜Bに示すように、研削手段15を所定の高速送り速度で研削位置P2に位置する板状ワークWの上面Waにむけて下降させる。そして、図1に示す研削手段15に備える研削砥石153を板状ワークWの上面Waのもっとも高い部分の直上に移動させる。
研削手段15が、板状ワークWの上面Waのもっとも高い部分の直上となる図3中のBに位置に達すると、エアーカットを実施する。すなわち、研削砥石153が研削前の板状ワークWの上面Waに接触するまでのB〜Cの間において研削ホイール152の空回転を行う。研削送り手段16は、板状ワークWの上面Waの高さのもっとも高い部分を把握しているため、エアーカットの量を少なくすることができる。エアーカットの量は、例えば10μmにして研削送り手段16に設定しておくことが望ましい。
エアーカットを実施して研削砥石153が板状ワークWの上面Waに接触した後、研削送り手段16は、高速送り速度から研削送り速度に切り換える。そして、図3のC〜Dの間では、板状ワークWに対して高速の研削送りによるカット1を実施する。
高速の研削送りによるカット1が終了して、研削砥石153の接触面153aが所定の位置Dに達すると、研削送り手段16は、研削手段15の研削送り速度を減速する。そして、図3のD〜Eに示すように、粗研削が施された板状ワークWに対して低速の研削送りによるカット2を実施する。
低速の研削送りによるカット2が終了して、所定の位置Eに研削手段15が達すると、研削送り手段16は、研削手段15の研削送りを停止する。そして、図3のE〜Fに示すように、図1に示した研削砥石153と該研削砥石153と接触する板状ワークWとを相対的に回転させることで、板状ワークWの上面Waを平坦面に加工するスパークアウトを実施する。
スパークアウトを実施して板状ワークWの上面Waが平坦面に仕上がった後、研削送り手段16は、研削手段15を上昇させる。そして、図3のF〜Gに示すように、研削手段15を板状ワークWから離反させながら加工するエスケープカットを実施する。このようにして、板状ワークWが所定の厚みに加工されると研削を終了する。
上記の第1のゲージ1aは、図4に示す研削装置10Bにも適用することができる。研削装置10Bは、保持テーブルの位置づけ手段として円盤状のターンテーブル13を備える研削装置である。図4に示すように、円盤状のターンテーブル13には、複数の保持テーブル14が自転可能に支持されている。ターンテーブル13は、例えば矢印A方向に回転可能となっており、複数の保持テーブル14を、保持テーブル14の移動経路6に沿って公転させることができる。
ターンテーブル13の外周側には、板状ワークWに粗研削を施す第1の研削手段15aと、第1の研削手段15aによって粗研削が施された板状ワークWに仕上げ研削を施す第2の研削手段15bと、粗研削および仕上げ研削が施された板状ワークWの研削面を平坦化するための第3の研削手段15cと、第1の研削手段15aを板状ワークWに接近および離反させる第1の研削送り手段17と、第2の研削手段15bを板状ワークWに接近および離反させる第2の研削送り手段18と、第3の研削手段15cを板状ワークWに接近および離反させる第3の研削送り手段19と、を少なくとも備えている。さらに、第1のゲージ1aは、第1の研削手段15aによる研削位置P2の近傍に配設されている。
研削装置10Bの動作例を説明する。まず、板状ワークWの搬送位置P1に位置する保持テーブル14において板状ワークWを保持する。次いで、ターンテーブル13が、例えば矢印A方向に回転し、保持テーブル14を移動経路6に沿って公転させる。板状ワークWが保持された保持テーブル14が第1の研削手段15aの研削位置P2に移動した後、研削装置10Aにおけるものと同様の第1のゲージ1aを用いて板状ワークWの上面Waの高さを測定する。
具体的には、図4に示すように、走査軸2を回転する板状ワークWの上面Waに接触させ、走査軸2は第1のゲージ1aを研削領域8に沿って走査させる。図1に示した研削装置10Aと同様に、第1のゲージ1aが板状ワークWの上面Waを走査して、上面Waの高さがもっとも高い部分を特定すると、この部分を第1の値H1として記憶部4に記憶させる。第1の研削送り手段17は、記憶部4に記憶された第1の値H1にもとづいて、第1の研削手段15aを板状ワークWの上面Waのもっとも高い部分の直上に移動させる。
図4に示す第1の研削送り手段17は、記憶部4に記憶された第1の値H1にもとづいて、図3のA〜Bに示すように、第1の研削手段15aを高速送り速度で研削位置P2に位置する板状ワークWの上面WaにむけてZ軸方向に下降させ、研削砥石153を板状ワークWの上面Waのもっとも高い部分の直上に移動させる。
第1の研削手段15aが、板状ワークWの上面Waのもっとも高い部分の直上となる図3中のBの位置に達すると、図3中のB〜Cに示すエアーカットを実施する。図4に示す第1の研削送り手段17は、板状ワークWの上面Waの高さのもっとも高い部分を把握しているため、エアーカットの量を少なくすることができる。したがって、エアーカットの量を、例えば10μmとして第1の研削送り手段17に設定しておくことが望ましい。
エアーカットを実施して研削砥石が板状ワークWの上面Waに接触した後、第1の研削送り手段17は、高速送り速度から高速の研削送り速度に切り換える。そして、図3のC〜Dに示すように、板状ワークWに対して高速の研削送りによるカット1を実施する。
高速の研削送りによるカット1が終了した後、第1の研削送り手段17は、高速の研削送り速度から低速の研削送り速度に切り替え、図3のD〜Eに示すように、低速の研削送りによるカット2を実施する。そしてその後、図3のE〜Fに示すように、板状ワークWの上面Waを平坦面に加工するスパークアウトを実施する。さらに、スパークアウトを実施した後、第1の研削送り手段17は、第1の研削手段15aを上昇させ、図3のF〜Gに示すように、研削砥石を板状ワークWから離反させながら加工するエスケープカットを実施する。このようにして、第1の研削手段15aによる粗研削が終了する。
次に、図4に示すターンテーブル13が矢印A方向に回転して、保持テーブル14を第2の研削手段15bの下方に位置づける。そして、第2の研削送り手段18は、第2の研削手段15bを所定の研削送り速度で粗研削が施された板状ワークWの上面Waにむけて下降させ、仕上げ研削を行う。仕上げ研削においても、図3に示したA〜Gの各ステップを実行する。
仕上げ研削が終了した後、図4に示すターンテーブル13が矢印A方向にさらに回転して、保持テーブル14を第3の研削手段15cの下方に位置づける。次いで、第3の研削送り手段19は、第3の研削手段15cを所定の研削送り速度で粗研削及び仕上げ研削が施された板状ワークWの上面Waにむけて下降させて研削を行い、上面Waを平坦化する。
2 第2の実施形態
図5に示す研削装置20Aは、板状ワークWにインフィード研削を実施する研削装置である。研削装置20Aでは、研削装置10Aにおけるものと同様の構成となっている第1のゲージ1bを用い、板状ワークWの上面Waの高さを板状ワークWの搬送位置P1において測定する。
研削装置20Aの構成は、上記の研削装置10Aと同様となっており、Y軸方向にのびるテーブル21と、このテーブル21の上面にY軸方向と平行して延設されたガイドレール22と、ガイドレール22上に配設された保持テーブル24と、板状ワークWに研削を施すための研削手段25と、研削手段25を保持テーブル24に接近および離反させるZ軸方向に研削送りする研削送り手段26と、を備えている。研削手段25は、Z軸方向の軸心を有するスピンドル250と、スピンドル250を回転可能に支持するハウジング251と、スピンドル250の下端に取り外し可能に装着された研削ホイール252と、研削ホイール252の下部においてリング状に固着された研削砥石253と、少なくとも備えている。研削砥石253の下面は、板状ワークWと接触する接触面253aとなっている。保持テーブル24を搬送位置P1から研削位置P2に移動させるための機構も図1の例と同様である。
第1のゲージ1bには、記憶部4が接続されている。記憶部4は、第1のゲージ1bが測定した測定値を記憶することができる。また、第2のゲージ3にも記憶部4が接続されている。記憶部4は、第2のゲージ3が測定した保持テーブル24の上面24aの高さの測定値を記憶することができる。図5に示すように、記憶部4には、記憶部4に記憶された測定値に基づいて、板状ワークWの上面Waの最も高い部分となる第1の値H1を算出する算出部5が接続されている。この算出部5は、研削送り手段26に接続されており、記憶部4に記憶された値を対象とした演算を行うことができる。
以下では、研削装置20Aにおいて、第1のゲージ1bを使用して搬送位置P1において板状ワークWの上面Waの高さを測定し、板状ワークWを所定の厚みにインフィード研削する動作について説明する。
まず、保持テーブル24は、矢印Y1方向に水平に移動して研削位置P2に移動する。次いで、第2のゲージ3で保持テーブル24の上面24aの高さを測定する。そして、第2のゲージ3は、この測定した値を第2の値H2として記憶部4に記憶させる。
次に、保持テーブル24は、矢印Y2方向に移動して搬送位置P1に移動する。次いで、第1のゲージ1bで保持テーブル24の上面24aの高さを測定する。そして、第1のゲージ1bは、この測定した値を第3の値H3として記憶部4に記憶させるとともに、第2の値H2と第3の値H3との間に差があるときには、これを補正値H4として記憶部4に記憶させておく。
第1のゲージ1bは、搬送位置P1にある保持テーブル14に保持された板状ワークWの上面Waの高さを測定する。図5に示すように、走査軸2は回転する板状ワークWの上面Waに接触する。次いで、図6に示すように、走査軸2は第1のゲージ1bを研削領域8に沿って走査する。
板状ワークWの上面Waに高さの異なる部分が発生していても、走査軸2が研削領域8に沿って走査することにより、保持テーブル24の上面24aに対して相対的な板状ワークWの上面Waの高さを測定することができるため、上面Waにおいてもっとも高くなっている部分を特定することができる。そして、図5に示すように、第1のゲージ1bは、走査軸2によって上面Waの高さがもっとも高い部分を特定すると、この部分を第4の値H5として記憶部4に記憶させる。そして、算出部5は、記憶部4に記憶された補正値H4と第4の値H5とにより、研削位置P1における板状ワークWの上面Waのもっとも高い部分となる第1の値H1を算出する。
図5に示すように、保持テーブル24は、ガイドレール22に沿って矢印Y1方向に水平に移動して研削位置P2に移動する。図5に示す研削送り手段26は、算出部5によって算出された第1の値H1にもとづいて、図3のA〜Bに示すように、研削手段25を高速送り速度で研削位置P2に位置する板状ワークWの上面Waにむけて下降させ、研削砥石253を板状ワークWの上面Waのもっとも高い部分の直上に移動させる。
研削手段25が、板状ワークWの上面Waのもっとも高い部分の直上となる図3中のBの位置に達すると、図3中のB〜Cに示すエアーカットを実施する。研削送り手段26は、板状ワークWの上面Waの高さのもっとも高い部分を把握しているため、エアーカットの量を少なくすることができる。例えば、エアーカットの量を10μmとして研削送り手段26に設定しておくことが望ましい。そのあと、上記の第1の実施形態に示した研削装置10Aと同様の粗研削、仕上げ研削及び平坦化加工を施して板状ワークWを所定の厚みに研削する。
上記の第1のゲージ1bは、図7に示す研削装置20Bにも適用することができる。研削装置20Bは、保持テーブルの位置づけ手段として円盤状のターンテーブル23を備え、第1の実施形態で示した研削装置10Bと同様の構成となっている。第1のゲージ1bは、板状ワークWを搬入出する搬送位置P1の近傍に配設されている。
研削装置20Bの動作例を説明する。まず、図7に示すターンテーブル23が、例えば矢印A方向に回転し、板状ワークWを保持した保持テーブル24を第1の研削手段25aの研削位置P2に移動させる。そのあと、第2のゲージ3で保持テーブル24の上面24aの高さを測定し、この測定した値を第2の値H2として記憶部4に記憶させる。
研削装置20Bは、図7に示すターンテーブル23をさらに回転させ、保持テーブル24を搬送位置P1に移動させる。次いで、第1のゲージ1bで保持テーブル24の上面24aの高さを測定する。そして、第1のゲージ1bは、この測定した値を第3の値H3として記憶部4に記憶させるとともに、第2の値H2と第3の値H3との間に差があるときには、この差を補正値H4として記憶部4に記憶させておく。
次に、第1のゲージ1bは、搬送位置P1にある保持テーブル14に保持された板状ワークWの上面Waの高さを測定する。図7に示すように、第1のゲージ1bの走査軸2は回転する板状ワークWの上面Waに接触する。次いで、図7に示すように、走査軸2によって第1のゲージ1bを研削領域8に沿って走査する。
図7に示す第1のゲージ1bは、走査軸2によって上面Waの高さがもっとも高い部分を特定すると、この部分を第4の値H5として記憶部4に記憶させる。そして、算出部5は、記憶部4に記憶された補正値H4と第4の値H5とにより、研削位置P1における板状ワークWの上面Waのもっとも高い部分となる第1の値H1を算出する。
第1の研削送り手段27は、算出部5が算出した第1の値H1にもとづいて、第1の研削手段25aを板状ワークWの上面Waのもっとも高い部分の直上に移動させる。第1の研削手段25aが、板状ワークWの上面Waのもっとも高い部分の直上となる図3中のBの位置に達したら、図3中のB〜Cに示すエアーカットを実施する。第1の研削送り手段27は、板状ワークWの上面Waの高さのもっとも高い部分を把握しているため、エアーカットの量を少なくすることができる。したがって、エアーカットの量を、例えば10μmとして第1の研削送り手段27に設定しておくことが望ましい。エアーカットを実施した後、上記の第1の実施形態に示した研削装置20Aと同様に粗研削、仕上げ研削及び平坦化加工を板状ワークWに施して板状ワークWを所定の厚みに研削する。
以上のように、第1のゲージ1a及び1bは、保持テーブル14に保持される板状ワークW毎に板状ワークWの上面Waを走査軸2によって半径方向に走査することができ、板状ワークWの上面Waの高さのムラを把握して、板状ワークWの上面Waのもっとも高い部分を特定することができる。そのため、研削砥石を板状ワークWの直上まで移動させることができ、エアーカット量を少なくすることが可能となる。したがって、研削手段に備える研削砥石が板状ワークWに接触するまでの時間を低減することができる。
まず、実施形態に示した第1のゲージ1a及び1bで板状ワークWの上面Waのもっとも高い位置を測定し、下記の表1から表3までのそれぞれの被加工物に対して、所定の研削送り速度でエアーカットを実施しつつ研削加工を施した。そして、1カセットに収容された25枚のウエーハ全てを研削するのに要した処理時間を計測し、エアーカットの量によって処理時間にどの程度の差が生じるかどうかを実験した。
[表1]
シリコンウエーハを研削した場合
Figure 0006058308
表1に示すように、従来では、研削装置にエアーカット量を50μmに設定して、研削手段を研削送り速度7μm/秒で研削手段を研削送りすると、研削砥石がシリコンウエーハに接触するまでの時間が7.14秒かかり、1カセットを研削処理するまでに3.0分かかる。一方、研削装置のエアーカット量を10μmに設定して、研削手段を研削送り速度7μm/秒で研削手段を研削送りすると、研削砥石がシリコンウエーハに接触するまでの時間は1.43秒であり、1カセットを研削処理するまでの時間は0.6分であることが分かった。したがって、エアーカット量が50μmの場合に比べてエアーカット量を10μmに設定したときの方が、処理時間を2.4分も短縮できることが分かった。
[表2]
SiCウエーハを研削した場合
Figure 0006058308
表2に示すように、従来では、研削装置にエアーカット量を50μmに設定して、研削手段を研削送り速度3μm/秒で研削手段を研削送りすると、研削砥石がSiCウエーハに接触するまでの時間が16.67秒かかり、1カセットを研削処理するまでに6.9分かかる。一方、研削装置にエアーカット量を10μmに設定して、研削手段を研削送り速度3μm/秒で研削手段を研削送りすると、研削砥石がSiCウエーハに接触するまでの時間は3.33秒であり、1カセットを研削処理するまでの時間は1.4分であることが分かった。したがって、エアーカット量が50μmの場合に比べてエアーカット量を10μmに設定したときの方が、処理時間を5.5分も短縮できることが分かった。
[表3]
サファイアウエーハを研削した場合
Figure 0006058308
表3に示すように、従来では、研削装置にエアーカット量を50μmに設定して、研削手段を研削送り速度1μm/秒で研削手段を研削送りすると、研削砥石がサファイアウエーハに接触するまでの時間が50.00秒かかり、1カセットを研削処理するまでに20.8分と長時間かかっている。一方、研削装置にエアーカット量を10μmに設定して、研削手段を研削送り速度1μm/秒で研削手段を研削送りすると、研削砥石がサファイアウエーハに接触するまでの時間は10.00であり、1カセットを研削処理するまでの時間は4.2分であることが分かった。したがって、エアーカット量が50μmの場合に比べてエアーカット量を10μmに設定したときの方が、処理時間を16.6分も短縮できることが分かった。
1a、1b:第1のゲージ
2:走査軸
3:第2のゲージ
4:記憶部 5:算出部 6:移動経路 7:中心軸 8:研削領域
10A,10B:研削装置 11:テーブル 12:ガイドレール
13:ターンテーブル 14:保持テーブル 14a:上面
15:研削手段 150:スピンドル 151:ハウジング
152:研削ホイール 153:研削砥石
15a:第1の研削手段 15b:第2の研削手段 15c:第3の研削手段
16:研削送り手段
17:第1の研削送り手段 18:第2の研削送り手段 19:第3の研削送り手段
20A,20B:研削装置
21:テーブル 22:ガイドレール
23:ターンテーブル
24:保持テーブル 24a:上面
25:研削手段 250:スピンドル 251:ハウジング
252:研削ホイール 253:研削砥石
25a:第1の研削手段 25b:第2の研削手段 25c:第3の研削手段
26:研削送り手段
27:第1の研削送り手段 28:第2の研削送り手段 29:第3の研削送り手段
H1:第1の値 H2:第2の値 H3:第3の値 H4:補正値 H5:第4の値
W:板状ワーク Wa:上面

Claims (4)

  1. 板状ワークを保持して自転可能な保持テーブルと、該保持テーブルが保持した板状ワークに研削砥石の接触面を接触させて研削する研削手段と、該研削手段を該保持テーブルに対して接近および離反する研削送り方向に研削送りする研削送り手段と、該研削手段に装着される研削ホイールに配置される該研削砥石に対面する研削位置と該保持テーブルに板状ワークを搬入出する搬送位置とに該保持テーブルを位置づける位置づけ手段と、該保持テーブルが保持する板状ワークの上面高さを測定する第1のゲージと、該保持テーブルの上面高さを測定する第2のゲージと、情報を記憶する記憶部と、を備える研削装置において、
    該第1のゲージは、該保持テーブルの半径方向に走査可能とする走査軸を備え、該第1のゲージに備える該走査軸によって該保持テーブルが保持する板状ワークの上面を走査し、該保持テーブルの上面高さに対して相対的な該板状ワークの上面高さを測定し、
    該研削送り手段は、該接触面を板状ワークの上面の直上まで接近および離反させる高速送り速度と、該接触面を板状ワークの上面に接触させて研削送りする研削送り速度とを少なくとも切り換え可能であり
    板状ワークを保持する該保持テーブルが自転し、該第1のゲージを該保持テーブルの半径方向に走査して該保持テーブルが保持する板状ワークの上面高さを該保持テーブルの上面に対して相対的に測定し、該板状ワークの上面高さの最も高い値を第1の値として該記憶部に記憶し、
    該研削送り手段は、該高速送り速度で該研削手段を移動させることにより、該記憶部が記憶する該第1の値の直上に該接触面を移動させた後、該研削送り速度で研削送りされる該研削手段によって該保持テーブルが保持する板状ワークを研削する研削装置。
  2. 前記第1のゲージは、前記研削位置に位置づけられた前記保持テーブルが保持する板状ワークの上面を測定する請求項1記載の研削装置。
  3. 前記記憶部に記憶された値を対象とした演算を行う算出部を備え、
    前記研削位置に位置づけられた保持テーブルの上面の高さを第2のゲージが測定した第2の値と、前記搬送位置に位置づけられた該保持テーブルの上面の高さを該第1のゲージが測定した第3の値とを用いて、該第2の値と該第3の値との差を補正値として該記憶部に記憶させ、
    該第1のゲージは、該搬送位置に位置づけられた該保持テーブルが保持する板状ワークの上面高さを該保持テーブルの上面に対して相対的に測定し該板状ワークの上面の最も高い値を第4の値として記憶部に記憶させ、
    該第1の値は、該記憶部が記憶する該第4の値と該補正値とから算出部によって算出される請求項1記載の研削装置。
  4. 前記第1のゲージを走査させる前記走査軸は、前記研削砥石をリング状に配置した研削ホイールにおける円弧形状の研削領域を走査可能とする請求項1、2及び3いずれか一項に記載の研削装置。
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