JP5260917B2 - 三相交流電動機システム、並びに三相交流電動機の駆動装置およびその制御方法 - Google Patents

三相交流電動機システム、並びに三相交流電動機の駆動装置およびその制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、三相交流電動機システム、並びに三相交流電動機の駆動装置およびその三相交流電動機の制御方法に関する。
従来、大容量の電動機を駆動するための、標準化された容量の三相インバータの出力を加え合わせる手法は、複数の三相インバータ電源を並列結合リアクトルで加え合わせて3本リードの電動機に給電する方式、電動機の極対毎に複数の三相インバータ電源から給電する方式、および複数の三相インバータ電源を組み合わせて多相電源を構成して多相電動機に給電する方式などが一般的である。
しかし、PWMインバータ等で駆動される三相交流電動機では、5次、7次、11次、および13次等の低次の高調波磁束以外にも、インバータキャリア周波数に起因するキャリア高調波磁束に起因する高調波損失により、効率低下等の問題を発生する場合がある。また、上記の高調波磁束は、電磁加振力の原因となり、電磁騒音、トルク脈動等の悪影響がある。
上記問題を解決する例として、特許文献1に開示されているように、極数が4以上の交流電動機の巻線を少なくとも1つの極対を含むN個の巻線群に分割し、この巻線群の各々へ個々の三相単位電圧形PWMインバータから個別に電力供給するとともに、各単位インバータの電圧裁断位相を決定するための変調信号の位相を互いに、360度をN分割した値の位相差により制御する方法がある。
特公平7−67310号公報
しかし、上記の背景技術には、以下のような問題がある。
上記例により2組以上の三相巻線を位相差巻きすることで、トルク脈動を低減して滑らかな回転が得られるとされているが、キャリア周波数の1倍付近の高調波および2倍付近の高調波をキャンセルすることは困難である。さらに、多重インバータでは、キャリア周波数に起因する高調波磁束はリアクトルの効果で低減することは可能であるが、低次、例えば5次、7次等の高調波磁束を抑制することはできない。
本発明は上記のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、インバータキャリア波形に起因する低次高調波、キャリア高調波、および交流電動機の三相固定子巻線に起因する空間高調波の発生を抑制し、高効率でトルク脈動の抑制を可能にする。
上記目的を達成するため本発明に係る三相交流電動機システムは、内周側にスロットが設けられた環状の固定子鉄心と、前記固定子鉄心に装着された電気角が15度位相差となる4組の三相固定子巻線を有する固定子と、前記固定子の内側に設けられた回転子と、を具備する三相交流電動機と、前記4組の三相固定子巻線のそれぞれと一対となるように配置される4組のインバータと、を有する三相交流電動機システムにおいて、前記インバータの電圧裁断位相を決めるための変調信号の位相が、1組目の巻線群から15度位相差の2組目で135度位相差、1組目と30度位相差の3組目で270度位相差、および1組目と45度位相差の4組目で45度位相差、または、1組目と15度位相差の2組目で225度位相差、1組目と30度位相差の3組目で90度位相差、および1組目と45度位相差の4組目で315度位相差、となるように構成される制御手段を有することを特徴とする。
また、本発明に係る三相交流電動機システムは、内周側にスロットが設けられた環状の固定子鉄心と、前記固定子鉄心に装着された電気角が12度位相差となる5組の三相固定子巻線を有する固定子と、前記固定子の内側に設けられた回転子と、を具備する三相交流電動機と、前記5組の三相固定子巻線のそれぞれと一対となるように配置される5組のインバータと、を有する三相交流電動機システムにおいて、前記インバータの電圧裁断位相を決めるための変調信号の位相が、1組目の巻線群から12度位相差の2組目で108度位相差、1組目と24度位相差の3組目で216度位相差、1組目と36度位相差の4組目で324度位相差、および1組目と48度位相差の5組目で72度位相差、または、1組目と12度位相差の2組目で252度位相差、1組目と24度位相差の3組目で144度位相差、1組目と36度位相差の4組目で48度位相差、および1組目と48度位相差の5組目で288度位相差、となるように構成される制御手段を有することを特徴とする。
また、本発明に係る三相交流電動機システムは、内周側にスロットが設けられた環状の固定子鉄心と、前記固定子鉄心に装着された電気角が20度位相差となる3組の三相固定子巻線を有する固定子と、前記固定子の内側に設けられた回転子と、を具備する三相交流電動機と、前記3組の三相固定子巻線のそれぞれと一対となるように配置される3組のインバータと、を有する三相交流電動機システムにおいて、前記インバータの電圧裁断位相を決めるための変調信号の位相が60度または120度の位相差となるように構成される制御手段と、前記変調信号の位相が、1組目の巻線群から20度位相差の2組目で180度位相差、1組目と40度位相差の3組目で同位相となるように構成される制御手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明に係る三相交流電動機の駆動装置は、内周側にスロットが設けられた環状の固定子鉄心と、前記固定子鉄心に装着された電気角が15度位相差となる4組の三相固定子巻線を有する固定子と、前記固定子の内側に設けられた回転子と、を具備する三相交流電動機を、前記4組の三相固定子巻線のそれぞれと一対となるように配置される4組のインバータにより駆動する三相交流電動機の駆動装置において、前記インバータの電圧裁断位相を決めるための変調信号の位相が、1組目の巻線群から15度位相差の2組目で135度位相差、1組目と30度位相差の3組目で270度位相差、および1組目と45度位相差の4組目で45度位相差、または、1組目と15度位相差の2組目で225度位相差、1組目と30度位相差の3組目で90度位相差、および1組目と45度位相差の4組目で315度位相差、となるように構成される制御手段を有することを特徴とする。
また、本発明に係る三相交流電動機の駆動装置は、内周側にスロットが設けられた環状の固定子鉄心と、前記固定子鉄心に装着された電気角が12度位相差となる5組の三相固定子巻線を有する固定子と、前記固定子の内側に設けられた回転子と、を具備する三相交流電動機を、前記5組の三相固定子巻線のそれぞれと一対となるように配置される5組のインバータにより駆動する三相交流電動機の駆動装置において、前記インバータの電圧裁断位相を決めるための変調信号の位相が、1組目の巻線群から12度位相差の2組目で108度位相差、1組目と24度位相差の3組目で216度位相差、1組目と36度位相差の4組目で324度位相差、および1組目と48度位相差の5組目で72度位相差、または、1組目と12度位相差の2組目で252度位相差、1組目と24度位相差の3組目で144度位相差、1組目と36度位相差の4組目で48度位相差、および1組目と48度位相差の5組目で288度位相差、となるように構成される制御手段を有することを特徴とする。
また、本発明に係る三相交流電動機制御方法は、4組の三相固定子巻線を配置した固定子を有する三相交流電動機に、前記4組の三相固定子巻線のそれぞれと一対となるように4組のインバータを接続し、これらのインバータによって前記三相交流電動機を制御する方法において、前記インバータの電圧裁断位相を決めるための変調信号の位相を、1組目の巻線群から15度位相差の2組目で135度位相差、1組目と30度位相差の3組目で270度位相差、および1組目と45度位相差の4組目で45度位相差、または、1組目と15度位相差の2組目で225度位相差、1組目と30度位相差の3組目で90度位相差、および1組目と45度位相差の4組目で315度位相差、となるように制御することを特徴とする。
また、本発明に係る三相交流電動機制御方法は、5組の三相固定子巻線を配置した固定子を有する三相交流電動機に、前記5組の三相固定子巻線のそれぞれと一対となるように5組のインバータを接続し、これらのインバータによって前記三相交流電動機を制御する方法において、前記インバータの電圧裁断位相を決めるための変調信号の位相を、1組目の巻線群から12度位相差の2組目で108度位相差、1組目と24度位相差の3組目で216度位相差、1組目と36度位相差の4組目で324度位相差、および1組目と48度位相差の5組目で72度位相差、または、1組目と12度位相差の2組目で252度位相差、1組目と24度位相差の3組目で144度位相差、1組目と36度位相差の4組目で48度位相差、および1組目と48度位相差の5組目で288度位相差、となるように制御することを特徴とする。
本発明によれば、インバータ電圧波形に起因する低次高調波、キャリア高調波、および回転機の固定子巻線に起因する空間高調波の発生を抑制し、高効率でトルク脈動の抑制を可能にする。
以下、数式および図面を用いて本発明に係る三相交流電動機システムの実施形態を説明する。
PWMインバータ駆動される三相交流電動機において、1組の三相固定子巻線に電流が流れることにより、三相交流電動機内に発生する高調波磁束Bは、式(1)で表される。
Figure 0005260917
ここで、A(k、n、m):各高調波磁束の振幅、θ:空間位置、ω:基本角周波数、t:時間、ω:キャリア角周波数、k:空間高調波次数、n:基本波に対する時間高調波次数、m:キャリアに対する時間高調波次数、α:空間位相、β:時間位相、γ:インバータの電圧裁断位相を決定するための変調信号の位相、である。
[第1の実施形態]
本発明に係る第1の実施形態として、4組の三相固定子巻線により発生する高調波磁束の低減方法について説明する。本実施形態の三相交流電動機システムは、内周側に等間隔にスロットが設けられた環状の固定子鉄心と、固定子鉄心に装着されて、電気角が15度位相差の4組の三相固定子巻線を有する固定子と、この固定子の内側に回転自在に設けられた回転子などを備えた三相交流電動機と、この三相交流電動機の出力および回転数などを制御するために三相固定子巻線が接続されるインバータなどの制御装置等により構成されている。この4組の三相固定子巻線を制御するインバータは、各組の巻線にそれぞれ対応するように、4組配置される。なお、直列配置されたインバータを1組としてもよい。
キャリア周波数を無視した場合は、低次高調波磁束、例えば空間5次高調波(k=5、n=−1、m=0)、空間7次高調波(k=7、n=1、m=0)、時間5次高調波(k=1、n=−5、m=0)、および時間7次高調波k=1、n=7、m=0)はそれぞれ、式(2−1)〜式(2−4)、式(3−1)〜式(3−4)、式(4−1)〜式(4−4)、および式(5−1)〜式(5−4)となる。
この例では、三相固定子巻線であるため、問題となる高調波磁束は、空間高調波の次数
と時間高調波の次数との関係は、空間次数が(6i±1)次で時間次数が±1次、または、空間次数が1次で時間次数は(±6j+1)次となる。ただし、複合同順でiおよびjは自然数である。
本実施形態における巻線の組数が4組であることから、αは、0、15、30、および45度の4組となる。また、時間位相βはαに等しい。
空間5次高調波は、k=5、n=−1、m=0、となり、以下のように表される。
B1(5,−1,0)=A(5,−1,0)cos[5θ+ωt−0] … (2−1)
B2(5,−1,0)=A(5,−1,0)cos[5θ+ωt−90] … (2−2)
B3(5,−1,0)=A(5,−1,0)cos[5θ+ωt−180] … (2−3)
B4(5,−1,0)=A(5,−1,0)cos[5θ+ωt−270] … (2−4)
同様に、空間7次高調波は、k=7、n=1、m=0、となり、以下のように表される。
B1(7,1,0)=A(7,1,0)cos[7θ−ωt−0] … (3−1)
B2(7,1,0)=A(7,1,0)cos[7θ−ωt−90] … (3−2)
B3(7,1,0)=A(7,1,0)cos[7θ−ωt−180] … (3−3)
B4(7,1,0)=A(7,1,0)cos[7θ−ωt−270] … (3−4)
同様に、時間5次高調波は、k=1、n=−5、m=0、となり、以下のように表される。
B1(1,−5,0)=A(1,−5,0)cos[θ+5ωt−0] … (4−1)
B2(1,−5,0)=A(1,−5,0)cos[θ+5ωt−90] … (4−2)
B3(1,−5,0)=A(1,−5,0)cos[θ+5ωt−180] … (4−3)
B4(1,−5,0)=A(1,−5,0)cos[θ+5ωt−270] … (4−4)
同様に、時間7次高調波は、k=1、n=7、m=0、となり、以下のように表される。
B1(1,7,0)=A(1,7,0)cos[θ−7ωt−0] … (5−1)
B2(1,7,0)=A(1,7,0)cos[θ−7ωt−90] … (5−2)
B3(1,7,0)=A(1,7,0)cos[θ−7ωt−180] … (5−3)
B4(1,7,0)=A(1,7,0)cos[θ−7ωt−270] … (5−4)
上記の式(2−1)〜式(2−4)において、B〜Bを合計すると0となる。他の、式(3−1)〜式(3−4)、式(4−1)〜式(4−4)、式(5−1)〜式(5−4)においても同様で、B〜Bを合計すると0となり、高調波磁束がキャンセルされる。同様に、空間11次、空間13次、空間17次、空間19次、時間11次、時間13次、時間17次、時間19次の高調波に関しても、4組の発生する磁束を合計するとキャンセルされる。
すなわち、4組三相巻線で、15度の位相差による制御により、低次高調波磁束がキャンセルされる。
PWMキャリアによる高調波の角周波数は、nω±mωc、と表され、mが奇数のとき、
n=±(6i+3±1) 複号同順
となり、mが偶数のときは、
n=±(6j±1) 複号同順
と表される。ここで、iおよびjは自然数である。
ここで、特にキャリア高調波磁束として顕著となる場合が多い、m=±1およびn=−2の状態をキャリア周波数の1倍付近の高調波磁束と定義し、m=±2およびn=1の状態をキャリア周波数の2倍付近の高調波磁束と定義する。
上記例を式で示すと、式(6−1)〜式(6−4)、式(7−1)〜式(7−4)、式(8−1)〜式(8−4)、および式(9−1)〜式(9−4)、と表される。キャリア周波数の1倍付近の高調波磁束は、
B1(1,−2,1)=A(1,−2,1)cos[θ+2ωt−ωct−0] … (6−1)
B2(1,−2,1)=A(1,−2,1)cos[θ+2ωt−ωct−(45−γ2)] … (6−2)
B3(1,−2,1)=A(1,−2,1)cos[θ+2ωt−ωct−(90−γ3)] … (6−3)
B4(1,−2,1)=A(1,−2,1)cos[θ+2ωt−ωct−(135−γ4)] … (6−4)
および、
B1(1,−2,−1)=A(1,−2,−1)cos[θ+2ωt+ωct−0] … (7−1)
B2(1,−2,−1)=A(1,−2,−1)cos[θ+2ωt+ωct−(45+γ2)] … (7−2)
B3(1,−2,−1)=A(1,−2,−1)cos[θ+2ωt+ωct−(90+γ3)] … (7−3)
B4(1,−2,−1)=A(1,−2,−1)cos[θ+2ωt+ωct−(135+γ4)] … (7−4)
また、キャリア周波数の2倍付近の高調波磁束は、
B1(1,1,2)=A(1,1,2)cos[θ−ωt−2ωct−0] … (8−1)
B2(1,1,2)=A(1,1,2)cos[θ−ωt−2ωct+2γ2] … (8−2)
B3(1,1,2)=A(1,1,2)cos[θ−ωt−2ωct+2γ3] … (8−3)
B4(1,1,2)=A(1,1,2)cos[θ−ωt−2ωct+2γ4] … (8−4)
および、
B1(1,1,−2)=A(1,1,−2)cos[θ−ωt+2ωct−0] … (9−1)
B2(1,1,−2)=A(1,1,−2)cos[θ−ωt+2ωct−2γ2] … (9−2)
B3(1,1,−2)=A(1,1,−2)cos[θ−ωt+2ωct−2γ3] … (9−3)
B4(1,1,−2)=A(1,1,−2)cos[θ−ωt+2ωct−2γ4] … (9−4)
上記の式(6−1)〜式(6−4)におけるB〜Bの和、式(7−1)〜式(7−4)におけるB〜Bの和、式(8−1)〜式(8−4)におけるB〜Bの和、および式(9−1)〜式(9−4)におけるB〜Bの和、をすべて0とするγは、γ=135、γ=270、γ=45、または、γ=225、γ=90、γ=315、のいずれかを満たす場合である。
この4組間に電気角15度毎の位相差がある三相交流電動機において、インバータ電圧裁断位相を決定するための変調信号の位相が、1組目と15度位相差の2組目で135度位相差、1組目と30度位相差の3組目で270度位相差、および1組目と45度位相差の4組目で45度位相差となるように制御する方法、または、1組目と15度位相差の2組目で225度位相差、1組目と30度位相差の3組目で90度位相差、および1組目と45度位相差の4組目で315度位相差となるように制御することにより、19次までの低次高調波磁束を低減することが可能となる。
さらに、キャリア周波数の1倍付近および2倍付近の高調波磁束が低減されることにより、この付近の周波数における電磁加振力が低減され、電磁騒音が低減される。よって、高効率でトルク脈動の抑制が可能となる。
[第2の実施形態]
本発明に係る第2の実施形態の三相交流電動機システムは、内周側に等間隔にスロットが設けられた環状の固定子鉄心と、固定子鉄心に装着されて、電気角が12度位相差の5組の三相固定子巻線を有する固定子と、この固定子の内側に回転自在に設けられた回転子を備えた三相交流電動機と、この三相交流電動機の出力および回転数などを制御するために三相固定子巻線が接続されるインバータなどの制御装置等により構成されている。この5組の三相固定子巻線を制御するインバータは、各組の巻線にそれぞれ対応するように、5組配置される。なお、直列配置されたインバータを1組としてもよい。
この5組間に電気角12度毎の位相差がある三相交流電動機において、インバータ電圧裁断位相を決定するための変調信号の位相が、1組目と12度位相差の2組目で108度位相差、1組目と24度位相差の3組目で216度位相差、1組目と36度位相差の4組目で324度位相差、および1組目と48度位相差の5組目で72度位相差となるように制御する方法、または、1組目と12度位相差の2組目で252度位相差、1組目と24度位相差の3組目で144度位相差、1組目と36度位相差の4組目で36度位相差、および1組目と48度位相差の5組目で288度位相差となるように制御することにより、19次までの低次高調波磁束を低減することが可能となる。
さらに、キャリア周波数の1倍付近および2倍付近の高調波磁束が低減されることにより、この付近の周波数における電磁加振力が低減され、電磁騒音が低減される。よって、高効率でトルク脈動の抑制が可能となる。
[第3の実施形態]
本発明に係る第3の実施形態の三相交流電動機システムは、内周側に等間隔にスロットが設けられた環状の固定子鉄心と、固定子鉄心に装着されて、電気角が20度位相差の3組の三相固定子巻線を有する固定子と、この固定子の内側に回転自在に設けられた回転子を備えた三相交流電動機と、この三相交流電動機の出力および回転数などを制御するために三相固定子巻線が接続されるインバータなどの制御装置等により構成されている。この3組の三相固定子巻線を制御するインバータは、各組の巻線にそれぞれ対応するように、3組配置される。なお、直列配置されたインバータを1組としてもよい。
第1の実施形態と同様の計算を3組の三相固定子巻線において行うと、キャリア周波数の1倍付近の高調波磁束は、次式で表される。
B1(1,−2,1)=A(1,−2,1)cos[θ+2ωt−ωct−0] … (10−1)
B2(1,−2,1)=A(1,−2,1)cos[θ+2ωt−ωct−(60−γ2)] … (10−2)
B3(1,−2,1)=A(1,−2,1)cos[θ+2ωt−ωct−(120−γ3)] … (10−3)
および、
B1(1,−2,−1)=A(1,−2,−1)cos[θ+2ωt+ωct−0] … (11−1)
B2(1,−2,−1)=A(1,−2,−1)cos[θ+2ωt+ωct−(60+γ2)] … (11−2)
B3(1,−2,−1)=A(1,−2,−1)cos[θ+2ωt+ωct−(120+γ3)] … (11−3)
また、キャリア周波数の2倍付近の高調波磁束は、次式で表される。
B1(1,1,2)=A(1,1,2)cos[θ−ωt−2ωct−0] … (12−1)
B2(1,1,2)=A(1,1,2)cos[θ−ωt−2ωct+2γ2] … (12−2)
B3(1,1,2)=A(1,1,2)cos[θ−ωt−2ωct+2γ3] … (12−3)
および、
B1(1,1,−2)=A(1,1,−2)cos[θ−ωt+2ωct−0] … (13−1)
B2(1,1,−2)=A(1,1,−2)cos[θ−ωt+2ωct−2γ2] … (13−2)
B3(1,1,−2)=A(1,1,−2)cos[θ−ωt+2ωct−2γ3] … (13−3)
上記の式(10−1)〜式(10−3)におけるB〜Bの和、式(11−1)〜式(11−3)におけるB〜Bの和、式(12−1)〜式(12−3)におけるB〜Bの和、および式(13−1)〜式(13−3)におけるB〜Bの和、をすべて0とするγは、γ=180、γ=0の場合のみである。この場合は、13次以下の低次高調波磁束は低減されるが、キャリア周波数の2倍付近の高調波磁束は低減されない。
したがって、本実施形態における制御方法は、キャリア周波数の1倍付近で、機械共振ある三相交流電動機においては、上記のγ=180、γ=0となるように制御して、高調波磁束を低減する。
これに対して、キャリア周波数の2倍付近で、機械共振がある三相交流電動機においては、インバータ電圧裁断位相を決定するための変調信号の位相を60度として制御するように、(γ=60、γ=120)、(γ=300、γ=240)、(γ=120、γ=240)、および(γ=240、γ=120)のいずれかの組み合わせを行うことが望ましい。
この3組間に電気角20度毎の位相差がある三相交流電動機において、インバータ電圧裁断位相を決定するための変調信号の位相が、1組目と20度位相差の2組目で180度位相差、1組目と40度位相差の3組目で0度位相差(同位相)となるように制御することにより、例えば13次などの低次高調波磁束を低減することが可能となる。さらに、キャリア周波数の1倍付近の高調波磁束が低減され、この付近の周波数における電磁加振力が低減され、電磁騒音が低減される。
また、キャリア周波数の2倍付近の高調波磁束を低減するためには、インバータの電圧裁断位相を決定するための変調信号の位相を60度とすることにより、2倍付近の高調波磁束を低減できる。
すなわち、本実施形態では、使用する三相交流電動機の機械共振に応じて、キャリア周波数の1倍付近の高調波磁束を低減する場合と、キャリア周波数の2倍付近の高調波磁束を低減する場合とのどちらかを行うことにより、電磁音を低減することが可能となる。よって、高効率でトルク脈動の抑制が可能となる。
[第4の実施形態]
本発明に係る第4の実施形態の三相交流電動機システムは、内周側に等間隔にスロットが設けられた環状の固定子鉄心と、固定子鉄心に装着されて、2組の三相固定子巻線を有する固定子と、この固定子の内側に回転自在に設けられた回転子を備えた三相交流電動機と、この三相交流電動機の出力および回転数などを制御するために三相固定子巻線が接続されるインバータなどの制御装置等により構成されている。この2組の三相固定子巻線を制御するインバータは、各組の巻線にそれぞれ対応するように、2組配置される。なお、直列配置されたインバータを1組としてもよい。
図1は、本実施形態におけるインバータの接続例である。
第1インバータ31および第2インバータ32を2極の巻線群を有する三相交流電動機4に接続し、直流電源1から電力を、平滑コンデンサ2を介して、第1インバータ31および第2インバータ32に供給する。第1インバータ31および第2インバータ32は、それぞれが独立して制御されるように構成されており、2極の巻線群を有する三相交流電動機4に電力を供給する。
第1の実施形態等と同様の計算を2組の三相固定子巻線において行うと、キャリア周波数の1倍付近の高調波磁束は、次式で表される。
B1(1,−2,1)=A(1,−2,1)cos[θ+2ωt−ωct−0] … (14−1)
B2(1,−2,1)=A(1,−2,1)cos[θ+2ωt−ωct−(90−γ)] … (14−2)
および、
B1(1,−2,−1)=A(1,−2,−1)cos[θ+2ωt+ωct−0] … (15−1)
B2(1,−2,−1)=A(1,−2,−1)cos[θ+2ωt+ωct−(90+γ)] … (15−2)
また、キャリア周波数の2倍付近の高調波磁束は、次式で表される。
B1(1,1,2)=A(1,1,2)cos[θ−ωt−2ωct−0] … (16−1)
B2(1,1,2)=A(1,1,2)cos[θ−ωt−2ωct+2γ] … (16−2)
および、
B1(1,1,−2)=A(1,1,−2)cos[θ−ωt+2ωct−0] … (17−1)
B2(1,1,−2)=A(1,1,−2)cos[θ−ωt+2ωct−2γ] … (17−2)
本実施形態の場合、上記の式(14−1)および式(14−2)におけるB+B、並びに式(15−1)および式(15−2)におけるB+B、をともに0とするγは存在しない。よって、キャリア周波数の1倍付近の高調波磁束を低減することはできない。一方、キャリア周波数の2倍付近の高調波磁束は、γが90または270の場合において、式(16−1)および式(16−2)におけるB+B、並びに式(17−1)および式(17−2)におけるB+B、をともに0とすることができるため、低減可能である。また、本実施形態では、7次以下の低次高調波磁束を低減することが可能である。
また、式(14−1)から式(17−2)において、空間位相αを時間位相βに置き換えることにより、次式を得る。
キャリア周波数の1倍付近の高調波磁束は、
B1(1,−2,1)=A(1,−2,1)cos[θ+2ωt−ωct−0] … (18−1)
B2(1,−2,1)=A(1,−2,1)cos[θ+2ωt−ωct−(α+2β−γ)] … (18−2)
および、
B1(1,−2,−1)=A(1,−2,−1)cos[θ+2ωt+ωct−0] … (19−1)
B2(1,−2,−1)=A(1,−2,−1)cos[θ+2ωt+ωct−(α+2β+γ)] … (19−2)
また、キャリア周囲端数の2倍付近の高調波磁束は、次式で表される。
B1(1,1,2)=A(1,1,2)cos[θ−ωt−2ωct−0] … (20−1)
B2(1,1,2)=A(1,1,2)cos[θ−ωt−2ωct+β−α+2γ)] … (20−2)
および、
B1(1,1,−2)=A(1,1,−2)cos[θ−ωt+2ωct−0] … (21−1)
B2(1,1,−2)=A(1,1,−2)cos[θ−ωt+2ωct+β−α−2γ)] … (21−2)
αとβが等しい場合において、上記の式(20−1)および式(20−2)におけるB+B、並びに式(21−1)および式(21−2)におけるB+Bは、γ=90またはγ=270のときに、キャリア周波数の2倍付近の高調波磁束が低減できる。ただし、キャリア周波数の1倍付近の高調波磁束は式(18−1)および式(18−2)におけるB+B、並びに式(19−1)および式(19−2)におけるB+Bのどちらか一方が合成されて強めあい、他方がキャンセルされ低減することになる。
このキャリア周波数の1倍付近の高調波磁束を強めあわないようにするためには、Nを巻線組数としたときに、組間の空間位相が、60度をN分割する値を採用しなければよい。本実施形態では、60度を2分割する値で、すなわち30度以外の値を用いればよい。
よって、本実施形態では、空間位相αは、不等ピッチとなる。ただし、この場合においても、空間位相αと時間位相βは等しいものとする。
2組の三相巻線による個別に制御することで、組間の基本波に位相差をつけることができるため、5次、7次などの低次の高調波磁束が低減できる。さらに、インバータの電圧裁断位相を決定するための変調信号の位相差を90度または270度とすることにより、インバータキャリア高調波の2倍付近の高調波磁束がキャンセルされ、高調波による損失を低減することができる。したがって、このキャリア高調波の2倍付近の周波数における電磁加振力が低減され、電磁騒音が低減される。
しかし、本実施形態が2組の三相巻線であるため、キャリア周波数の1倍付近の高調波磁束をキャンセルすることはできない。このため、低次高調波である11次、13次高調波を低減することができる不等ピッチを採用することで、キャリア周波数の1倍付近の高調波磁束を低減でき、電磁騒音を低減させることも可能である。よって、高効率でトルク脈動の抑制が可能となる。
[その他の実施形態]
上記実施形態の説明は、本発明を説明するための例示であって、特許請求の範囲に記載の発明を限定するものではない。又、本発明の各部構成は上記実施形態に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。
例えば、第2の実施形態の変形例として、3の倍数でない7組より多くの組数で運転する場合についても、同様にキャリア周波数の1倍付近および2倍付近の高調波磁束を同時に低減することが可能な、インバータの電圧裁断位相を決定するための変調信号の位相が存在する。
さらに、第3の実施形態の変形例として、6組以上の3の倍数組の三相巻線を用いる場合についても、同様にキャリア周波数の1倍付近か2倍付近の高調波磁束を低減することが可能な、インバータの電圧裁断位相を決定するための変調信号の位相が存在する。
本発明に係る三相交流電動機システムの第4の実施形態の構成の概略を示す図である。
符号の説明
1…直流電源、2…平滑コンデンサ、4…三相交流電動機、31…第1インバータ、32…第2インバータ

Claims (7)

  1. 内周側にスロットが設けられた環状の固定子鉄心と、前記固定子鉄心に装着された電気角が15度位相差となる4組の三相固定子巻線を有する固定子と、前記固定子の内側に設けられた回転子と、を具備する三相交流電動機と、
    前記4組の三相固定子巻線のそれぞれと一対となるように配置される4組のインバータと、
    を有する三相交流電動機システムにおいて、
    前記インバータの電圧裁断位相を決めるための変調信号の位相が、
    1組目の巻線群から15度位相差の2組目で135度位相差、1組目と30度位相差の3組目で270度位相差、および1組目と45度位相差の4組目で45度位相差、または、1組目と15度位相差の2組目で225度位相差、1組目と30度位相差の3組目で90度位相差、および1組目と45度位相差の4組目で315度位相差、
    となるように構成される制御手段を有することを特徴とする三相交流電動機システム。
  2. 内周側にスロットが設けられた環状の固定子鉄心と、前記固定子鉄心に装着された電気角が12度位相差となる5組の三相固定子巻線を有する固定子と、前記固定子の内側に設けられた回転子と、を具備する三相交流電動機と、
    前記5組の三相固定子巻線のそれぞれと一対となるように配置される5組のインバータと、
    を有する三相交流電動機システムにおいて、
    前記インバータの電圧裁断位相を決めるための変調信号の位相が、
    1組目の巻線群から12度位相差の2組目で108度位相差、1組目と24度位相差の3組目で216度位相差、1組目と36度位相差の4組目で324度位相差、および1組目と48度位相差の5組目で72度位相差、または、1組目と12度位相差の2組目で252度位相差、1組目と24度位相差の3組目で144度位相差、1組目と36度位相差の4組目で48度位相差、および1組目と48度位相差の5組目で288度位相差、
    となるように構成される制御手段を有することを特徴とする三相交流電動機システム。
  3. 内周側にスロットが設けられた環状の固定子鉄心と、前記固定子鉄心に装着された電気角が20度位相差となる3組の三相固定子巻線を有する固定子と、前記固定子の内側に設けられた回転子と、を具備する三相交流電動機と、
    前記3組の三相固定子巻線のそれぞれと一対となるように配置される3組のインバータと、
    を有する三相交流電動機システムにおいて、
    前記インバータの電圧裁断位相を決めるための変調信号の位相が60度または120度の位相差となるように構成される第1の制御手段と、
    前記変調信号の位相が、1組目の巻線群から20度位相差の2組目で180度位相差、1組目と40度位相差の3組目で同位相となるように構成される第2の制御手段と、
    を有することを特徴とする三相交流電動機システム。
  4. 内周側にスロットが設けられた環状の固定子鉄心と、前記固定子鉄心に装着された電気角が15度位相差となる4組の三相固定子巻線を有する固定子と、前記固定子の内側に設けられた回転子と、を具備する三相交流電動機を、前記4組の三相固定子巻線のそれぞれと一対となるように配置される4組のインバータにより駆動する三相交流電動機の駆動装置において、
    前記インバータの電圧裁断位相を決めるための変調信号の位相が、
    1組目の巻線群から15度位相差の2組目で135度位相差、1組目と30度位相差の3組目で270度位相差、および1組目と45度位相差の4組目で45度位相差、または、1組目と15度位相差の2組目で225度位相差、1組目と30度位相差の3組目で90度位相差、および1組目と45度位相差の4組目で315度位相差、
    となるように構成される制御手段を有することを特徴とする三相交流電動機の駆動装置。
  5. 内周側にスロットが設けられた環状の固定子鉄心と、前記固定子鉄心に装着された電気角が12度位相差となる5組の三相固定子巻線を有する固定子と、前記固定子の内側に設けられた回転子と、を具備する三相交流電動機を、前記5組の三相固定子巻線のそれぞれと一対となるように配置される5組のインバータにより駆動する三相交流電動機の駆動装置において、
    前記インバータの電圧裁断位相を決めるための変調信号の位相が、
    1組目の巻線群から12度位相差の2組目で108度位相差、1組目と24度位相差の3組目で216度位相差、1組目と36度位相差の4組目で324度位相差、および1組目と48度位相差の5組目で72度位相差、または、1組目と12度位相差の2組目で252度位相差、1組目と24度位相差の3組目で144度位相差、1組目と36度位相差の4組目で48度位相差、および1組目と48度位相差の5組目で288度位相差、
    となるように構成される制御手段を有することを特徴とする三相交流電動機の駆動装置。
  6. 4組の三相固定子巻線を配置した固定子を有する三相交流電動機に、前記4組の三相固定子巻線のそれぞれと一対となるように4組のインバータを接続し、これらのインバータによって前記三相交流電動機を制御する方法において、
    前記インバータの電圧裁断位相を決めるための変調信号の位相を、
    1組目の巻線群から15度位相差の2組目で135度位相差、1組目と30度位相差の3組目で270度位相差、および1組目と45度位相差の4組目で45度位相差、または、1組目と15度位相差の2組目で225度位相差、1組目と30度位相差の3組目で90度位相差、および1組目と45度位相差の4組目で315度位相差、
    となるように制御することを特徴とする三相交流電動機制御方法。
  7. 5組の三相固定子巻線を配置した固定子を有する三相交流電動機に、前記5組の三相固定子巻線のそれぞれと一対となるように5組のインバータを接続し、これらのインバータによって前記三相交流電動機を制御する方法において、
    前記インバータの電圧裁断位相を決めるための変調信号の位相を、
    1組目の巻線群から12度位相差の2組目で108度位相差、1組目と24度位相差の3組目で216度位相差、1組目と36度位相差の4組目で324度位相差、および1組目と48度位相差の5組目で72度位相差、または、1組目と12度位相差の2組目で252度位相差、1組目と24度位相差の3組目で144度位相差、1組目と36度位相差の4組目で48度位相差、および1組目と48度位相差の5組目で288度位相差、
    となるように制御することを特徴とする三相交流電動機制御方法。
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