JPH06284665A - 電気自動車用駆動装置 - Google Patents
電気自動車用駆動装置Info
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- JPH06284665A JPH06284665A JP5070582A JP7058293A JPH06284665A JP H06284665 A JPH06284665 A JP H06284665A JP 5070582 A JP5070582 A JP 5070582A JP 7058293 A JP7058293 A JP 7058293A JP H06284665 A JPH06284665 A JP H06284665A
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- phase
- rotor
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- torque
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K1/00—Arrangement or mounting of electrical propulsion units
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K17/00—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles
- B60K17/04—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles characterised by arrangement, location, or kind of gearing
- B60K17/043—Transmission unit disposed in on near the vehicle wheel, or between the differential gear unit and the wheel
- B60K17/046—Transmission unit disposed in on near the vehicle wheel, or between the differential gear unit and the wheel with planetary gearing having orbital motion
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K17/00—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles
- B60K17/04—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles characterised by arrangement, location, or kind of gearing
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- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K16/00—Machines with more than one rotor or stator
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K29/00—Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices
- H02K29/03—Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices with a magnetic circuit specially adapted for avoiding torque ripples or self-starting problems
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/64—Electric machine technologies in electromobility
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/70—Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Brushless Motors (AREA)
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
- Control Of Multiple Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】トルク変動を低減させることができるととも
に、作業効率やエネルギの利用効率を低下させることが
ない電気自動車用駆動装置を提供する。 【構成】第1モータ24の第1ロータ41の組付位置と
第2モータ25の第2ロータ42の組付位置を回転方向
において設定角度だけずらし、界磁タイミングを設定角
度だけずらすとともに、設定角度を、トルク変動のあら
かじめ選択された次数及び極対数に基づいて求める。第
1、第2モータ24,25のコイル31,32に相電流
を供給したとき、第1モータ24における選択された次
数のトルク変動を示す正弦波と、第2モータ25におけ
る選択された次数のトルク変動を示す正弦波を合成する
と、正弦波が相殺されてトルク変動が低減させられる。
また、永久磁石43,44やステータポールに所定のス
キュー角度を形成する必要がなく、コストを低くするこ
とができる。
に、作業効率やエネルギの利用効率を低下させることが
ない電気自動車用駆動装置を提供する。 【構成】第1モータ24の第1ロータ41の組付位置と
第2モータ25の第2ロータ42の組付位置を回転方向
において設定角度だけずらし、界磁タイミングを設定角
度だけずらすとともに、設定角度を、トルク変動のあら
かじめ選択された次数及び極対数に基づいて求める。第
1、第2モータ24,25のコイル31,32に相電流
を供給したとき、第1モータ24における選択された次
数のトルク変動を示す正弦波と、第2モータ25におけ
る選択された次数のトルク変動を示す正弦波を合成する
と、正弦波が相殺されてトルク変動が低減させられる。
また、永久磁石43,44やステータポールに所定のス
キュー角度を形成する必要がなく、コストを低くするこ
とができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気自動車用駆動装置
に関するものである。
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電気自動車用駆動装置において
は、例えば永久磁石を備えたロータの周囲にステータを
配設したブラシレスのモータを使用し、該モータが発生
させたトルクを利用して電気自動車を走行させるように
している。この場合、ロータに固定された永久磁石やス
テータに形成されたステータポールギャップによって磁
気リアクタンスが変動し、この変動によって高調波から
成るコギングトルク(スロットリップル)が発生し、ト
ルクが変動してしまう。
は、例えば永久磁石を備えたロータの周囲にステータを
配設したブラシレスのモータを使用し、該モータが発生
させたトルクを利用して電気自動車を走行させるように
している。この場合、ロータに固定された永久磁石やス
テータに形成されたステータポールギャップによって磁
気リアクタンスが変動し、この変動によって高調波から
成るコギングトルク(スロットリップル)が発生し、ト
ルクが変動してしまう。
【0003】すなわち、前記ロータの永久磁石はステー
タの鉄心の内周表面との間に一定の回転ギャップを形成
するように固定されている。また、前記鉄心は環状のス
テータヨーク、及び該ステータヨークから径方向内方に
突出して形成された複数個のステータポールから成る。
したがって、ロータが回転すると、あるステータポール
を通っていた磁束線が隣接するステータポールに移動す
るが、この時、各ステータポール間には所定のステータ
ポールギャップが形成されているので、永久磁石のコー
ナ部が前記ステータポールギャップを通過する時に磁束
線の移動が不連続となり、ステータとロータの間の吸引
力が脈動し、コギングトルクが発生する。
タの鉄心の内周表面との間に一定の回転ギャップを形成
するように固定されている。また、前記鉄心は環状のス
テータヨーク、及び該ステータヨークから径方向内方に
突出して形成された複数個のステータポールから成る。
したがって、ロータが回転すると、あるステータポール
を通っていた磁束線が隣接するステータポールに移動す
るが、この時、各ステータポール間には所定のステータ
ポールギャップが形成されているので、永久磁石のコー
ナ部が前記ステータポールギャップを通過する時に磁束
線の移動が不連続となり、ステータとロータの間の吸引
力が脈動し、コギングトルクが発生する。
【0004】そして、電気自動車用駆動装置に搭載した
場合、モータは停止又は低回転から高回転までの使用範
囲で駆動される。この場合、車両本体の懸架系などの固
有振動周波数とモータの振動周波数が共振することがあ
る。そこで、永久磁石のコーナ部が前記ステータポール
ギャップを一度に通過しないようにステータ又はロータ
をスキューさせ、磁束線の移動を滑らかにしたブラシレ
スモータが提供されている(特開昭64−8853号公
報参照)。
場合、モータは停止又は低回転から高回転までの使用範
囲で駆動される。この場合、車両本体の懸架系などの固
有振動周波数とモータの振動周波数が共振することがあ
る。そこで、永久磁石のコーナ部が前記ステータポール
ギャップを一度に通過しないようにステータ又はロータ
をスキューさせ、磁束線の移動を滑らかにしたブラシレ
スモータが提供されている(特開昭64−8853号公
報参照)。
【0005】また、磁束分布が例えば正弦波分布になる
ように永久磁石を着磁させることによって、磁束分布を
調整し、コギングトルクの発生を防止するものが提供さ
れている。
ように永久磁石を着磁させることによって、磁束分布を
調整し、コギングトルクの発生を防止するものが提供さ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の電気自動車用駆動装置においては、ステータ又はロ
ータをスキューさせるものの場合、永久磁石やステータ
ポールを所定のスキュー角度が形成されるように配設す
る必要があり、巻線工程の作業が困難になって自動化す
ることができなくなり、コストが高くなってしまう。特
にステータをスキューさせる場合は、著しく作業効率が
低下してしまう。
来の電気自動車用駆動装置においては、ステータ又はロ
ータをスキューさせるものの場合、永久磁石やステータ
ポールを所定のスキュー角度が形成されるように配設す
る必要があり、巻線工程の作業が困難になって自動化す
ることができなくなり、コストが高くなってしまう。特
にステータをスキューさせる場合は、著しく作業効率が
低下してしまう。
【0007】また、磁束分布を調整するものの場合、磁
束分布を適切に調整することが困難であり、磁束分布が
例えば正弦波分布になるように永久磁石を着磁させる
と、方形波になるように着磁させたものに比べてエネル
ギの利用効率が低下し、発生するトルクが小さくなって
しまう。本発明は、前記従来の電気自動車用駆動装置の
問題点を解決して、トルク変動を低減させることができ
るとともに、作業効率やエネルギの利用効率を低下させ
ることがない電気自動車用駆動装置を提供することを目
的とする。
束分布を適切に調整することが困難であり、磁束分布が
例えば正弦波分布になるように永久磁石を着磁させる
と、方形波になるように着磁させたものに比べてエネル
ギの利用効率が低下し、発生するトルクが小さくなって
しまう。本発明は、前記従来の電気自動車用駆動装置の
問題点を解決して、トルク変動を低減させることができ
るとともに、作業効率やエネルギの利用効率を低下させ
ることがない電気自動車用駆動装置を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の電
気自動車用駆動装置においては、少なくとも一対の第
1、第2モータを有し、該第1、第2モータのコイルに
相電流を供給することによって駆動するようになってい
る。そして、前記第1モータの第1ロータの組付位置と
前記第2モータの第2ロータの組付位置を回転方向にお
いて設定角度だけずらすとともに、該設定角度は、トル
ク変動によってあらかじめ選択されたモータ周波数の次
数及び極対数に基づいて求められる。
気自動車用駆動装置においては、少なくとも一対の第
1、第2モータを有し、該第1、第2モータのコイルに
相電流を供給することによって駆動するようになってい
る。そして、前記第1モータの第1ロータの組付位置と
前記第2モータの第2ロータの組付位置を回転方向にお
いて設定角度だけずらすとともに、該設定角度は、トル
ク変動によってあらかじめ選択されたモータ周波数の次
数及び極対数に基づいて求められる。
【0009】また、前記第1モータの相電流の位相と前
記第2モータの相電流の位相を設定角度だけずらすとと
もに、該設定角度は、トルク変動によってあらかじめ選
択されたモータ周波数の次数及び極対数に基づいて求め
られる。
記第2モータの相電流の位相を設定角度だけずらすとと
もに、該設定角度は、トルク変動によってあらかじめ選
択されたモータ周波数の次数及び極対数に基づいて求め
られる。
【0010】
【作用及び発明の効果】本発明によれば、前記のように
電気自動車用駆動装置においては、少なくとも一対の第
1、第2モータを有し、該第1、第2モータのコイルに
相電流を供給することによって駆動するようになってい
る。前記第1モータと第2モータのトルク変動の位相を
ずらすことにより問題となるモータ周波数のトルク変動
を相殺して、共振などによる振動を低減させる。
電気自動車用駆動装置においては、少なくとも一対の第
1、第2モータを有し、該第1、第2モータのコイルに
相電流を供給することによって駆動するようになってい
る。前記第1モータと第2モータのトルク変動の位相を
ずらすことにより問題となるモータ周波数のトルク変動
を相殺して、共振などによる振動を低減させる。
【0011】そのため、前記第1モータの第1ロータの
組付位置と前記第2モータの第2ロータの組付位置を回
転方向において設定角度だけずらすとともに、該設定角
度は、トルク変動によってあらかじめ選択されたモータ
周波数の次数及び極対数に基づいて求められる。さら
に、前記第1モータの相電流の位相と前記第2モータの
相電流の位相を設定角度だけずらすとともに、該設定角
度は、トルク変動によってあらかじめ選択されたモータ
周波数の次数及び極対数に基づいて求められる。
組付位置と前記第2モータの第2ロータの組付位置を回
転方向において設定角度だけずらすとともに、該設定角
度は、トルク変動によってあらかじめ選択されたモータ
周波数の次数及び極対数に基づいて求められる。さら
に、前記第1モータの相電流の位相と前記第2モータの
相電流の位相を設定角度だけずらすとともに、該設定角
度は、トルク変動によってあらかじめ選択されたモータ
周波数の次数及び極対数に基づいて求められる。
【0012】したがって、第1、第2モータのコイルを
励磁する界磁タイミングを互いにずらすことができ、第
1モータにおける選択された次数のトルク変動と、第2
モータにおける選択された次数のトルク変動を合成する
と、その次数のトルク変動が相殺されて出力トルク変動
が低減させられるとともに、共振などによる振動も低減
させられる。
励磁する界磁タイミングを互いにずらすことができ、第
1モータにおける選択された次数のトルク変動と、第2
モータにおける選択された次数のトルク変動を合成する
と、その次数のトルク変動が相殺されて出力トルク変動
が低減させられるとともに、共振などによる振動も低減
させられる。
【0013】また、永久磁石やステータポールを所定の
スキュー角度が形成されるように配設する必要がなく、
巻線工程の作業が容易になって自動化することができ、
コストを低くすることができる。そして、磁束分布を調
整する必要がなく、エネルギの利用効率を向上させるこ
とができ、発生するトルクが大きくなる。
スキュー角度が形成されるように配設する必要がなく、
巻線工程の作業が容易になって自動化することができ、
コストを低くすることができる。そして、磁束分布を調
整する必要がなく、エネルギの利用効率を向上させるこ
とができ、発生するトルクが大きくなる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本発明の実施例を示す電
気自動車用駆動装置の概略図、図2は本発明の実施例を
示す電気自動車用駆動装置の制御回路図である。図1に
おいて、10は駆動装置ケース、11は円筒状の第1セ
ンタケース、12は円筒状の第2センタケースであり、
第1、第2センタケース11,12の互いに対向する端
面が接合される。また、13は前記第1センタケース1
1に接合される皿状の第1サイドカバー、14は第2セ
ンタケース12に接合される皿状の第2サイドカバーで
ある。前記第1、第2センタケース11,12の中央寄
りにはそれぞれ軸心方向に延びる隔壁16,17が形成
される。
ながら詳細に説明する。図1は本発明の実施例を示す電
気自動車用駆動装置の概略図、図2は本発明の実施例を
示す電気自動車用駆動装置の制御回路図である。図1に
おいて、10は駆動装置ケース、11は円筒状の第1セ
ンタケース、12は円筒状の第2センタケースであり、
第1、第2センタケース11,12の互いに対向する端
面が接合される。また、13は前記第1センタケース1
1に接合される皿状の第1サイドカバー、14は第2セ
ンタケース12に接合される皿状の第2サイドカバーで
ある。前記第1、第2センタケース11,12の中央寄
りにはそれぞれ軸心方向に延びる隔壁16,17が形成
される。
【0015】そして、前記第1、第2センタケース1
1,12を図示しないボルトによって接合するととも
に、第1、第2センタケース11,12に対して第1、
第2サイドカバー13,14をボルト9a,9bでいん
ろう接合することによって、前記隔壁16,17間にデ
ィファレンシャル装置室20が、前記隔壁16と第1サ
イドカバー13の間及び隔壁17と第2サイドカバー1
4の間にモータ室21,22がそれぞれ形成される。そ
して、前記ディファレンシャル装置室20内にはディフ
ァレンシャル装置23が、前記モータ室21,22内に
は複数、例えば一対の第1、第2モータ24,25がそ
れぞれ収容される。前記隔壁16,17は軸心部が第
1、第2モータ24,25の軸方向におけるホイール側
(図の左右方向)に突出した形状を有しており、前記デ
ィファレンシャル装置室20の軸心部でディファレンシ
ャル装置23を収容するようになっている。
1,12を図示しないボルトによって接合するととも
に、第1、第2センタケース11,12に対して第1、
第2サイドカバー13,14をボルト9a,9bでいん
ろう接合することによって、前記隔壁16,17間にデ
ィファレンシャル装置室20が、前記隔壁16と第1サ
イドカバー13の間及び隔壁17と第2サイドカバー1
4の間にモータ室21,22がそれぞれ形成される。そ
して、前記ディファレンシャル装置室20内にはディフ
ァレンシャル装置23が、前記モータ室21,22内に
は複数、例えば一対の第1、第2モータ24,25がそ
れぞれ収容される。前記隔壁16,17は軸心部が第
1、第2モータ24,25の軸方向におけるホイール側
(図の左右方向)に突出した形状を有しており、前記デ
ィファレンシャル装置室20の軸心部でディファレンシ
ャル装置23を収容するようになっている。
【0016】前記第1、第2モータ24,25のステー
タ27,28は、鉄心29,30及びコイル31,32
から成り、前記鉄心29,30が前記第1、第2センタ
ケース11,12の内周壁に固定されている。一方、前
記第1モータ24の第1ロータ41及び第2モータ25
の第2ロータ42は、前記鉄心29,30の径方向内側
に回転自在に配設された永久磁石43,44、及び該永
久磁石43,44を支持する回転軸45,46から成
り、該回転軸45,46が前記ディファレンシャル装置
23によって支持される。
タ27,28は、鉄心29,30及びコイル31,32
から成り、前記鉄心29,30が前記第1、第2センタ
ケース11,12の内周壁に固定されている。一方、前
記第1モータ24の第1ロータ41及び第2モータ25
の第2ロータ42は、前記鉄心29,30の径方向内側
に回転自在に配設された永久磁石43,44、及び該永
久磁石43,44を支持する回転軸45,46から成
り、該回転軸45,46が前記ディファレンシャル装置
23によって支持される。
【0017】すなわち、ディファレンシャル装置23
は、十分な剛性を有する材料で形成されたディファレン
シャルケース51、該ディファレンシャルケース51内
を貫通して配設されたピニオンシャフト52、該ピニオ
ンシャフト52に対して回転自在に配設されたピニオン
53、該ピニオン53と噛合(しごう)して配設された
第1、第2サイドギヤ54,55から成っている。
は、十分な剛性を有する材料で形成されたディファレン
シャルケース51、該ディファレンシャルケース51内
を貫通して配設されたピニオンシャフト52、該ピニオ
ンシャフト52に対して回転自在に配設されたピニオン
53、該ピニオン53と噛合(しごう)して配設された
第1、第2サイドギヤ54,55から成っている。
【0018】該第1、第2サイドギヤ54,55はディ
ファレンシャルケース51に伝達された回転を差動し
て、車両本体の左右に延びる第1、第2駆動軸(シャフ
ト)56,57に伝達する。そして、ディファレンシャ
ルケース51は、前記第1、第2駆動軸56,57を包
囲して延びる筒状部51a,51b、及び該筒状部51
a,51b間の本体部51c,51dを有しており、該
本体部51c,51dをボルト9dで固定することによ
って形成され、前記筒状部51a,51bによって前記
回転軸45,46を支持する。
ファレンシャルケース51に伝達された回転を差動し
て、車両本体の左右に延びる第1、第2駆動軸(シャフ
ト)56,57に伝達する。そして、ディファレンシャ
ルケース51は、前記第1、第2駆動軸56,57を包
囲して延びる筒状部51a,51b、及び該筒状部51
a,51b間の本体部51c,51dを有しており、該
本体部51c,51dをボルト9dで固定することによ
って形成され、前記筒状部51a,51bによって前記
回転軸45,46を支持する。
【0019】前記筒状部51a,51bの外周面と回転
軸45,46の内周面はスプライン61,62によって
スプライン嵌合(かんごう)され、また、筒状部51
a,51bの根元部分の外周面と各隔壁16,17の間
にはベアリング63,64が配設され、ディファレンシ
ャル装置23が回転自在に支持される。そして、前記筒
状部51a,51bと第1、第2駆動軸56,57は、
両者間に適宜量の間隙(かんげき)を有していて、相対
回転自在に配設される。したがって、前記ディファレン
シャル装置23が差動する際には、前記筒状部51a,
51bに対して第1、第2駆動軸56,57が相対回転
する。
軸45,46の内周面はスプライン61,62によって
スプライン嵌合(かんごう)され、また、筒状部51
a,51bの根元部分の外周面と各隔壁16,17の間
にはベアリング63,64が配設され、ディファレンシ
ャル装置23が回転自在に支持される。そして、前記筒
状部51a,51bと第1、第2駆動軸56,57は、
両者間に適宜量の間隙(かんげき)を有していて、相対
回転自在に配設される。したがって、前記ディファレン
シャル装置23が差動する際には、前記筒状部51a,
51bに対して第1、第2駆動軸56,57が相対回転
する。
【0020】前記ディファレンシャル装置室20内にお
けるディファレンシャルケース51の本体部51cの外
周には図示しないセンサと連結するためのセンサギヤ6
5が、本体部51dの外周にはパーキングギヤ66が一
体形成されている。前記第1、第2駆動軸56,57の
先端近傍には環状の支持片56a,57aが配設され、
該支持片56a,57aと前記筒状部51a,51bの
間にスラストベアリング67,68が配設される。
けるディファレンシャルケース51の本体部51cの外
周には図示しないセンサと連結するためのセンサギヤ6
5が、本体部51dの外周にはパーキングギヤ66が一
体形成されている。前記第1、第2駆動軸56,57の
先端近傍には環状の支持片56a,57aが配設され、
該支持片56a,57aと前記筒状部51a,51bの
間にスラストベアリング67,68が配設される。
【0021】また、該支持片56a,57aのホイール
側にはプラネタリギヤユニット72,73が配設され
る。該プラネタリギヤユニット72,73は、サンギヤ
S1 ,S2 、該サンギヤS1 ,S2 と噛合するピニオン
P1 ,P2 、該ピニオンP1 ,P2 を支持するキャリヤ
CR1 ,CR2 、及び前記ピニオンP1 ,P2 と噛合す
るリングギヤR1 ,R2 から成り、サンギヤS1 ,S2
が前記第1、第2駆動軸56,57と一体形成されると
ともに、リングギヤR1 ,R2 がボルト9e,9fによ
って第1、第2サイドカバー13,14に固定される。
側にはプラネタリギヤユニット72,73が配設され
る。該プラネタリギヤユニット72,73は、サンギヤ
S1 ,S2 、該サンギヤS1 ,S2 と噛合するピニオン
P1 ,P2 、該ピニオンP1 ,P2 を支持するキャリヤ
CR1 ,CR2 、及び前記ピニオンP1 ,P2 と噛合す
るリングギヤR1 ,R2 から成り、サンギヤS1 ,S2
が前記第1、第2駆動軸56,57と一体形成されると
ともに、リングギヤR1 ,R2 がボルト9e,9fによ
って第1、第2サイドカバー13,14に固定される。
【0022】そして、前記キャリヤCR1 ,CR2 の軸
方向におけるホイール側には伝動軸75,76が連結さ
れ、該伝動軸75,76を介してホイールシャフト7
7,78が連結される。該ホイールシャフト77,78
は、前記伝動軸75,76及びベアリング79,80を
介して第1、第2サイドカバー13,14に回転自在に
支持される。
方向におけるホイール側には伝動軸75,76が連結さ
れ、該伝動軸75,76を介してホイールシャフト7
7,78が連結される。該ホイールシャフト77,78
は、前記伝動軸75,76及びベアリング79,80を
介して第1、第2サイドカバー13,14に回転自在に
支持される。
【0023】このように、前記プラネタリギヤユニット
72,73においては、第1、第2駆動軸56,57か
らサンギヤS1 ,S2 に回転が入力され、キャリヤCR
1 ,CR2 から伝動軸75,76、すなわちホイールシ
ャフト77,78に減速された回転が出力される。該ホ
イールシャフト77,78には図示しないホイールが図
示されていない等速ジョイントを介して連結されてい
て、ホイールシャフト77,78に伝達された回転によ
って電気自動車が走行するようになっている。
72,73においては、第1、第2駆動軸56,57か
らサンギヤS1 ,S2 に回転が入力され、キャリヤCR
1 ,CR2 から伝動軸75,76、すなわちホイールシ
ャフト77,78に減速された回転が出力される。該ホ
イールシャフト77,78には図示しないホイールが図
示されていない等速ジョイントを介して連結されてい
て、ホイールシャフト77,78に伝達された回転によ
って電気自動車が走行するようになっている。
【0024】また、第1、第2モータ24,25が駆動
されると、第1、第2ロータ41,42は回転し、スプ
ライン61,62を介してディファレンシャルケース5
1が回転させられる。そして、この回転はディファレン
シャル装置23においてピニオン53とサイドギヤ5
4,55の間で差動させられ、第1、第2駆動軸56,
57に伝達される。
されると、第1、第2ロータ41,42は回転し、スプ
ライン61,62を介してディファレンシャルケース5
1が回転させられる。そして、この回転はディファレン
シャル装置23においてピニオン53とサイドギヤ5
4,55の間で差動させられ、第1、第2駆動軸56,
57に伝達される。
【0025】さらに、該第1、第2駆動軸56,57に
伝達された回転は、プラネタリギヤユニット72,73
のサンギヤS1 ,S2 に入力され、該プラネタリギヤユ
ニット72,73で減速されて、キャリヤCR1 ,CR
2 から出力される。該キャリヤCR1 ,CR2 から出力
された回転は、伝動軸75,76及びホイールシャフト
77,78を介して等速ジョイント及びホイールに伝達
され、電気自動車を走行させる。
伝達された回転は、プラネタリギヤユニット72,73
のサンギヤS1 ,S2 に入力され、該プラネタリギヤユ
ニット72,73で減速されて、キャリヤCR1 ,CR
2 から出力される。該キャリヤCR1 ,CR2 から出力
された回転は、伝動軸75,76及びホイールシャフト
77,78を介して等速ジョイント及びホイールに伝達
され、電気自動車を走行させる。
【0026】次に、本発明の実施例における制御回路に
ついて図2を併用して説明する。前記第1、第2モータ
24,25は、6極の永久磁石43,44から成る第
1、第2モータ41,42と、3相の巻線から成るコイ
ル31,32を備えている。図1においては図示されな
いレゾルバ101の回転子のシャフトが前記第1、第2
モータ24,25の軸と平行な軸上に配設され、ギヤを
介してセンサギヤ65に連結され、第1、第2モータ2
4,25の第1、第2ロータ41,42の磁極の絶対位
置を1個のレゾルバ101によって検出することができ
るようになっている。すなわち、前記レゾルバ101に
は正弦波発生回路102が接続され、該正弦波発生回路
102は、前記レゾルバ101に交流電圧R1,R2を
印加する。そして、レゾルバ101は前記第1、第2ロ
ータ41,42の磁極の絶対位置を検出して交流電圧R
1,R2のレゾルバ信号を発生させ、R/Dコンバータ
103に対して励磁位置信号S1〜S4を出力する。
ついて図2を併用して説明する。前記第1、第2モータ
24,25は、6極の永久磁石43,44から成る第
1、第2モータ41,42と、3相の巻線から成るコイ
ル31,32を備えている。図1においては図示されな
いレゾルバ101の回転子のシャフトが前記第1、第2
モータ24,25の軸と平行な軸上に配設され、ギヤを
介してセンサギヤ65に連結され、第1、第2モータ2
4,25の第1、第2ロータ41,42の磁極の絶対位
置を1個のレゾルバ101によって検出することができ
るようになっている。すなわち、前記レゾルバ101に
は正弦波発生回路102が接続され、該正弦波発生回路
102は、前記レゾルバ101に交流電圧R1,R2を
印加する。そして、レゾルバ101は前記第1、第2ロ
ータ41,42の磁極の絶対位置を検出して交流電圧R
1,R2のレゾルバ信号を発生させ、R/Dコンバータ
103に対して励磁位置信号S1〜S4を出力する。
【0027】該R/Dコンバータ103は、励磁位置信
号S1〜S4をデジタル絶対位置データに変換してCP
U104に対して出力するとともに、デジタル絶対位置
データをデジタル絶対位置信号として第1、第2モータ
24,25に対応して設けられたROM105,106
に対して出力する。該ROM105,106にはそれぞ
れ2/3πずつ位相のずれた2個の正弦波データが格納
されており、該ROM105,106は前記R/Dコン
バータ103から出力されたデジタル絶対位置信号をU
相及びV相の正弦波デジタル信号に変換して出力する。
そして、該正弦波デジタル信号はD/Aコンバータ10
8,109によってU相及びV相のアナログ信号(sin
x,sin (x+2π/3))に変換され、電流波形制御
回路111に対して出力される。
号S1〜S4をデジタル絶対位置データに変換してCP
U104に対して出力するとともに、デジタル絶対位置
データをデジタル絶対位置信号として第1、第2モータ
24,25に対応して設けられたROM105,106
に対して出力する。該ROM105,106にはそれぞ
れ2/3πずつ位相のずれた2個の正弦波データが格納
されており、該ROM105,106は前記R/Dコン
バータ103から出力されたデジタル絶対位置信号をU
相及びV相の正弦波デジタル信号に変換して出力する。
そして、該正弦波デジタル信号はD/Aコンバータ10
8,109によってU相及びV相のアナログ信号(sin
x,sin (x+2π/3))に変換され、電流波形制御
回路111に対して出力される。
【0028】該電流波形制御回路111は、乗算器11
3,114、電流比較器115,116、ベース信号発
生器117,118及びのこぎり波を発生させるための
三角波発生回路119から成る。そして、前記乗算器1
13,114には、D/Aコンバータ108,109か
ら出力された磁極の絶対位置を示すU相及びV相のアナ
ログ信号が入力されるとともに、負荷条件、例えばアク
セル信号などに基づいてCPU104が決定した要求電
流がD/Aコンバータ122を介してトルク指令信号と
して入力され、前記乗算器113,114は位相及び振
幅が特定されたU相及びV相の交流信号(Isin x,si
n (x+2π/3))を電流比較器115,116に対
して出力する。
3,114、電流比較器115,116、ベース信号発
生器117,118及びのこぎり波を発生させるための
三角波発生回路119から成る。そして、前記乗算器1
13,114には、D/Aコンバータ108,109か
ら出力された磁極の絶対位置を示すU相及びV相のアナ
ログ信号が入力されるとともに、負荷条件、例えばアク
セル信号などに基づいてCPU104が決定した要求電
流がD/Aコンバータ122を介してトルク指令信号と
して入力され、前記乗算器113,114は位相及び振
幅が特定されたU相及びV相の交流信号(Isin x,si
n (x+2π/3))を電流比較器115,116に対
して出力する。
【0029】該電流比較器115,116は、U相及び
V相の交流信号を、第1、第2モータ24,25のU相
及びV相にそれぞれ供給された相電流のフィードバック
信号によって加算増幅するとともに、W相の交流信号
(Isin (x+4π/3))を計算し、前記U相及びV
相の交流信号と共にベース信号発生器117,118に
対して出力する。該ベース信号発生器117,118の
入力端子には、前記電流比較器115,116からのU
相、V相及びW相の交流信号と共に前記三角波発生回路
119からの出力が入力され、位相とデューティ比が決
定されたPWM信号をインバータブリッジ124,12
5に対して出力する。
V相の交流信号を、第1、第2モータ24,25のU相
及びV相にそれぞれ供給された相電流のフィードバック
信号によって加算増幅するとともに、W相の交流信号
(Isin (x+4π/3))を計算し、前記U相及びV
相の交流信号と共にベース信号発生器117,118に
対して出力する。該ベース信号発生器117,118の
入力端子には、前記電流比較器115,116からのU
相、V相及びW相の交流信号と共に前記三角波発生回路
119からの出力が入力され、位相とデューティ比が決
定されたPWM信号をインバータブリッジ124,12
5に対して出力する。
【0030】このように、1個のレゾルバ101によっ
て第1、第2モータ24,25を制御することができ、
センサを簡素化することができる。なお、127はクロ
ック発生器、128は過電流検出回路である。ところ
で、前記第1、第2モータ24,25の第1、第2ロー
タ41,42は6極の永久磁石43,44を有してい
る。また、ステータ27,28の鉄心29,30に図示
しない複数のステータポールギャップが形成される。し
たがって、前記永久磁石やステータポールギャップによ
って磁気リアクタンスが変動し、この変動によって高調
波から成るコギングトルクが発生し、トルクが変動して
しまう。
て第1、第2モータ24,25を制御することができ、
センサを簡素化することができる。なお、127はクロ
ック発生器、128は過電流検出回路である。ところ
で、前記第1、第2モータ24,25の第1、第2ロー
タ41,42は6極の永久磁石43,44を有してい
る。また、ステータ27,28の鉄心29,30に図示
しない複数のステータポールギャップが形成される。し
たがって、前記永久磁石やステータポールギャップによ
って磁気リアクタンスが変動し、この変動によって高調
波から成るコギングトルクが発生し、トルクが変動して
しまう。
【0031】すなわち、前記第1、第2モータ24,2
5のトルクは、モータ周波数に対する各次数の正弦波を
合成した波形で表すことができる。そして、前記第1、
第2モータ24,25が電気自動車の走行条件に対応し
て各回転数で駆動されると、各次数の正弦波ごとにトル
ク変動が発生する。したがって、変動レベルの大きい次
数のトルク変動や、車両本体の固有周波数と一致する周
波数を有する次数のトルク変動をあらかじめ選択し、選
択された次数のトルク変動を低減させるようにしてい
る。
5のトルクは、モータ周波数に対する各次数の正弦波を
合成した波形で表すことができる。そして、前記第1、
第2モータ24,25が電気自動車の走行条件に対応し
て各回転数で駆動されると、各次数の正弦波ごとにトル
ク変動が発生する。したがって、変動レベルの大きい次
数のトルク変動や、車両本体の固有周波数と一致する周
波数を有する次数のトルク変動をあらかじめ選択し、選
択された次数のトルク変動を低減させるようにしてい
る。
【0032】そこで、対の第1、第2モータ24,25
の第1、第2ロータ41,42の組付位置を互いに設定
角度だけずらすようにしている。そのため、車両本体の
左側に配設された第2ロータ42を基準位置に組み付け
るとともに、車両本体の右側に配設された第1ロータ4
1の組付位置を回転方向における設定角度だけ基準位置
からずらしている。
の第1、第2ロータ41,42の組付位置を互いに設定
角度だけずらすようにしている。そのため、車両本体の
左側に配設された第2ロータ42を基準位置に組み付け
るとともに、車両本体の右側に配設された第1ロータ4
1の組付位置を回転方向における設定角度だけ基準位置
からずらしている。
【0033】ところで、選択された次数のトルク変動を
低減させるためには、第1モータ24における選択され
た次数のトルク変動を示す正弦波と、第2モータ25に
おける選択された次数のトルク変動を示す正弦波を合成
したときに正弦波が相殺されてトルク変動が0になるよ
うにするとよい。すなわち、第1モータ24の選択され
た次数のトルク変動の正弦波の位相と第2モータ25の
選択された次数のトルク変動の正弦波の位相を180
〔°〕の奇数倍だけ異ならせるとよい。
低減させるためには、第1モータ24における選択され
た次数のトルク変動を示す正弦波と、第2モータ25に
おける選択された次数のトルク変動を示す正弦波を合成
したときに正弦波が相殺されてトルク変動が0になるよ
うにするとよい。すなわち、第1モータ24の選択され
た次数のトルク変動の正弦波の位相と第2モータ25の
選択された次数のトルク変動の正弦波の位相を180
〔°〕の奇数倍だけ異ならせるとよい。
【0034】したがって、前記設定角度は、トルク変動
の選択された次数gによって求めることができる。前記
設定角度を電気角θE で表したとき、 θE =180・n/g〔°〕 (n=1,3,5,…)によって求めることができる。
の選択された次数gによって求めることができる。前記
設定角度を電気角θE で表したとき、 θE =180・n/g〔°〕 (n=1,3,5,…)によって求めることができる。
【0035】また、設定角度を機械角(幾何角)θM で
表すと、極対数をpとしたとき、 θM =θE /p となる。例えば、6次のトルク変動を低減させようとす
る場合、次数gは6になる。そして、第1、第2ロータ
41,42が6極である場合は、極対数pが3となるか
ら、 θE =180・n/6 =30・n〔°〕 θM =30・n/3 =10・n〔°〕 である。すなわち、第1ロータ41の組付位置を第2ロ
ータ42に対して10・n〔°〕ずらすことによって、
6次のトルク変動を低減させることができる。
表すと、極対数をpとしたとき、 θM =θE /p となる。例えば、6次のトルク変動を低減させようとす
る場合、次数gは6になる。そして、第1、第2ロータ
41,42が6極である場合は、極対数pが3となるか
ら、 θE =180・n/6 =30・n〔°〕 θM =30・n/3 =10・n〔°〕 である。すなわち、第1ロータ41の組付位置を第2ロ
ータ42に対して10・n〔°〕ずらすことによって、
6次のトルク変動を低減させることができる。
【0036】次に、前記第1、第2ロータ41,42の
組付状態について図3から5までを併用して説明する。
図3は本発明の実施例を示す電気自動車用駆動装置の要
部概略図、図4は本発明の実施例における第2ロータの
組付状態図、図5は本発明の実施例における第1ロータ
の組付状態図である。図3の(a)は第2ロータ42側
の筒状部51bの断面図、(b)はディファレンシャル
ケース51の断面図、(c)は第1ロータ41側の筒状
部51aの断面図である。
組付状態について図3から5までを併用して説明する。
図3は本発明の実施例を示す電気自動車用駆動装置の要
部概略図、図4は本発明の実施例における第2ロータの
組付状態図、図5は本発明の実施例における第1ロータ
の組付状態図である。図3の(a)は第2ロータ42側
の筒状部51bの断面図、(b)はディファレンシャル
ケース51の断面図、(c)は第1ロータ41側の筒状
部51aの断面図である。
【0037】図において、29,30は鉄心、41は第
1ロータ、42は第2ロータ、43,44は永久磁石、
45,46は回転軸、51はディファレンシャルケー
ス、51a,51bは筒状部、51c,51dは本体部
である。前記筒状部51a,51bの外周面にはスプラ
イン歯61a,62aが形成され、前記筒状部51a,
51bに対応する第1、第2ロータ41,42の回転軸
45,46の内周面にはスプライン溝61b,62bが
形成される。本実施例においては、スプライン歯61
a,62aの歯数は40であり、1歯は9〔°〕に対応
する。
1ロータ、42は第2ロータ、43,44は永久磁石、
45,46は回転軸、51はディファレンシャルケー
ス、51a,51bは筒状部、51c,51dは本体部
である。前記筒状部51a,51bの外周面にはスプラ
イン歯61a,62aが形成され、前記筒状部51a,
51bに対応する第1、第2ロータ41,42の回転軸
45,46の内周面にはスプライン溝61b,62bが
形成される。本実施例においては、スプライン歯61
a,62aの歯数は40であり、1歯は9〔°〕に対応
する。
【0038】したがって、第1ロータ41の組付位置を
第2ロータ42に対して10・n〔°〕ずらすために必
要な最小の歯数は10になり、10歯分の機械角θM は
90〔°〕になる。すなわち、第1ロータ41の組付位
置を第2ロータ42に対して90〔°〕ずらせばよい。
そして、第2ロータ42を基準位置に組み付けるため、
スプライン歯62aの機械角θM が0〔°〕の位置に欠
歯132aを、スプライン溝62bの機械角θ M が0
〔°〕の位置に欠溝132bを形成するとともに、第1
ロータ41を第2ロータ42に対して機械角θM で90
〔°〕ずらして組み付けるため、スプライン歯61aの
機械角θM が90〔°〕の位置に欠歯131aを、スプ
ライン溝61bの機械角θM が90〔°〕の位置に欠溝
131bを形成する。
第2ロータ42に対して10・n〔°〕ずらすために必
要な最小の歯数は10になり、10歯分の機械角θM は
90〔°〕になる。すなわち、第1ロータ41の組付位
置を第2ロータ42に対して90〔°〕ずらせばよい。
そして、第2ロータ42を基準位置に組み付けるため、
スプライン歯62aの機械角θM が0〔°〕の位置に欠
歯132aを、スプライン溝62bの機械角θ M が0
〔°〕の位置に欠溝132bを形成するとともに、第1
ロータ41を第2ロータ42に対して機械角θM で90
〔°〕ずらして組み付けるため、スプライン歯61aの
機械角θM が90〔°〕の位置に欠歯131aを、スプ
ライン溝61bの機械角θM が90〔°〕の位置に欠溝
131bを形成する。
【0039】なお、第1ロータ41を第2ロータ42に
対して機械角θM で90〔°〕ずらして組み付けた場合
は、2次、10次、14次等のトルク変動をも低減させ
ることが可能になる。このように、選択された次数のト
ルク変動を相殺することによって出力トルク変動を低減
させることができるが、これに対応して、第1、第2モ
ータ24,25のコイル31,32を励磁する界磁タイ
ミングが互いにずれるように設定される。
対して機械角θM で90〔°〕ずらして組み付けた場合
は、2次、10次、14次等のトルク変動をも低減させ
ることが可能になる。このように、選択された次数のト
ルク変動を相殺することによって出力トルク変動を低減
させることができるが、これに対応して、第1、第2モ
ータ24,25のコイル31,32を励磁する界磁タイ
ミングが互いにずれるように設定される。
【0040】図6は本発明の実施例を示す電気自動車用
駆動装置における電流波形図である。図の(a)はU相
の相電流の説明図、(b)は6次のトルク変動の説明図
である。この場合、第1、第2モータ24,25(図
1)のコイル31,32を励磁する界磁タイミングが互
いにずれるように設定される。そのため、第1モータ2
4のU相、V相及びW相の相電流の位相と第2モータ2
5のU相、V相及びW相の相電流の位相を互いに設定角
度だけずらし、第1モータ24における選択された次数
gのトルク変動を示す正弦波と、第2モータ25におけ
る選択された次数gのトルク変動を示す正弦波を合成し
たときに正弦波が相殺されてトルク変動が0になるよう
にする。
駆動装置における電流波形図である。図の(a)はU相
の相電流の説明図、(b)は6次のトルク変動の説明図
である。この場合、第1、第2モータ24,25(図
1)のコイル31,32を励磁する界磁タイミングが互
いにずれるように設定される。そのため、第1モータ2
4のU相、V相及びW相の相電流の位相と第2モータ2
5のU相、V相及びW相の相電流の位相を互いに設定角
度だけずらし、第1モータ24における選択された次数
gのトルク変動を示す正弦波と、第2モータ25におけ
る選択された次数gのトルク変動を示す正弦波を合成し
たときに正弦波が相殺されてトルク変動が0になるよう
にする。
【0041】例えば、6次のトルク変動を低減させよう
とする場合、次数gは6であり、ステータ27,28が
2極で第1、第2ロータ41,42が6極である場合
は、極対数pが3となるから、電気角θE は前述したよ
うに、 θE =30・n〔°〕 となる。
とする場合、次数gは6であり、ステータ27,28が
2極で第1、第2ロータ41,42が6極である場合
は、極対数pが3となるから、電気角θE は前述したよ
うに、 θE =30・n〔°〕 となる。
【0042】したがって、第1モータ24に発生する6
次のトルク変動T1 と第2モータ25に発生する6次の
トルク変動T2 の各位相を電気角θE だけずらすことが
できるように、第1モータ24のコイル31に供給され
る相電流の位相と第2モータ25のコイル32に供給さ
れる相電流の位相を異ならせるとよい。そのため、前記
ROM105,106(図2)内に格納された正弦波デ
ータの位相を互いに設定角度だけずらすようにしてい
る。
次のトルク変動T1 と第2モータ25に発生する6次の
トルク変動T2 の各位相を電気角θE だけずらすことが
できるように、第1モータ24のコイル31に供給され
る相電流の位相と第2モータ25のコイル32に供給さ
れる相電流の位相を異ならせるとよい。そのため、前記
ROM105,106(図2)内に格納された正弦波デ
ータの位相を互いに設定角度だけずらすようにしてい
る。
【0043】また、前記ROM105のみを設けて正弦
波データを格納するとともに、該ROM105に図示し
ない加算器を接続して第1、第2モータ24,25を駆
動するための正弦波データを発生させるようにしてもよ
い。この場合、第1モータ24を駆動するために読み出
した正弦波データをD/Aコンバータ108及び前記加
算器に対して出力し、該加算器において正弦波データに
前記位相分の値を加算して、第2モータ25を駆動する
ための正弦波データを発生させ、D/Aコンバータ10
9に対して出力する。
波データを格納するとともに、該ROM105に図示し
ない加算器を接続して第1、第2モータ24,25を駆
動するための正弦波データを発生させるようにしてもよ
い。この場合、第1モータ24を駆動するために読み出
した正弦波データをD/Aコンバータ108及び前記加
算器に対して出力し、該加算器において正弦波データに
前記位相分の値を加算して、第2モータ25を駆動する
ための正弦波データを発生させ、D/Aコンバータ10
9に対して出力する。
【0044】さらに、前記ROM105,106のいず
れか一つだけを設けて正弦波データを格納しておき、第
1、第2モータ24,25を駆動するために読み出す正
弦波データのアドレスを前記位相分だけ変更してもよ
い。図において、I1 は第1モータ24のコイル31に
供給される相電流、I2 は第2モータ25のコイル32
に供給される相電流、T1 は第1モータ24に発生する
6次のトルク変動、T2 は第2モータ24に発生する6
次のトルク変動、Tは第1モータ24及び第2モータ2
4に発生する各6次のトルク変動T1 ,T2の和であ
る。
れか一つだけを設けて正弦波データを格納しておき、第
1、第2モータ24,25を駆動するために読み出す正
弦波データのアドレスを前記位相分だけ変更してもよ
い。図において、I1 は第1モータ24のコイル31に
供給される相電流、I2 は第2モータ25のコイル32
に供給される相電流、T1 は第1モータ24に発生する
6次のトルク変動、T2 は第2モータ24に発生する6
次のトルク変動、Tは第1モータ24及び第2モータ2
4に発生する各6次のトルク変動T1 ,T2の和であ
る。
【0045】図に示すように、第1モータ24の相電流
I1 と第2モータ25の相電流I2の各位相を互いに9
0〔°〕ずらし、第1モータ24に発生する6次のトル
ク変動T1 と第2モータ25に発生する6次のトルク変
動T2 の各位相を電気角θEで互いに30〔°〕ずらす
ことによって、トルク変動T1 ,T2 の和Tを相殺し
し、6次のトルク変動を低減させることができる。
I1 と第2モータ25の相電流I2の各位相を互いに9
0〔°〕ずらし、第1モータ24に発生する6次のトル
ク変動T1 と第2モータ25に発生する6次のトルク変
動T2 の各位相を電気角θEで互いに30〔°〕ずらす
ことによって、トルク変動T1 ,T2 の和Tを相殺し
し、6次のトルク変動を低減させることができる。
【0046】本発明においては、永久磁石43,44や
図示しないステータポールを所定のスキュー角度が形成
されるように配設する必要がなく、巻線工程の作業が容
易になって自動化することができ、コストを低くするこ
とができる。そして、永久磁石43,44を着磁させる
場合の磁束分布を調整する必要がなく、エネルギの利用
効率を向上させることができ、発生するトルクが大きく
なる。
図示しないステータポールを所定のスキュー角度が形成
されるように配設する必要がなく、巻線工程の作業が容
易になって自動化することができ、コストを低くするこ
とができる。そして、永久磁石43,44を着磁させる
場合の磁束分布を調整する必要がなく、エネルギの利用
効率を向上させることができ、発生するトルクが大きく
なる。
【0047】また、第1、第2モータ24,25のコイ
ル31,32の励磁する界磁タイミングを互いにずらす
ためにステータ27,28の組付位置を第1、第2ロー
タ41,42と同様にずらすことなく、第1、第2モー
タ24,25に相電流を供給するタイミングをずらすこ
ともできる。この場合、ステータ27,28の組付位置
をずらすことなく、第1、第2ロータ41,42の組付
位置をずらすことによってトルク変動を容易に低減する
ことができる。
ル31,32の励磁する界磁タイミングを互いにずらす
ためにステータ27,28の組付位置を第1、第2ロー
タ41,42と同様にずらすことなく、第1、第2モー
タ24,25に相電流を供給するタイミングをずらすこ
ともできる。この場合、ステータ27,28の組付位置
をずらすことなく、第1、第2ロータ41,42の組付
位置をずらすことによってトルク変動を容易に低減する
ことができる。
【0048】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形すること
が可能であり、それらを本発明の範囲から排除するもの
ではない。
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形すること
が可能であり、それらを本発明の範囲から排除するもの
ではない。
【図1】本発明の実施例を示す電気自動車用駆動装置の
概略図である。
概略図である。
【図2】本発明の実施例を示す電気自動車用駆動装置の
制御回路図である。
制御回路図である。
【図3】本発明の実施例を示す電気自動車用駆動装置の
要部概略図である。
要部概略図である。
【図4】本発明の実施例における第2ロータの組付状態
図である。
図である。
【図5】本発明の実施例における第1ロータの組付状態
図である。
図である。
【図6】本発明の実施例を示す電気自動車用駆動装置に
おける電流波形図である。
おける電流波形図である。
24 第1モータ 25 第2モータ 31,32 コイル 41 第1ロータ 42 第2ロータ g 次数 p 極対数
Claims (1)
- 【請求項1】 少なくとも一対の第1、第2モータを有
し、該第1、第2モータのコイルに相電流を供給するこ
とによって駆動する電気自動車用駆動装置において、 (a)前記第1モータの第1ロータの組付位置と前記第
2モータの第2ロータの組付位置を回転方向において設
定角度だけずらし、 (b)前記第1モータの相電流の位相と前記第2モータ
の相電流の位相を設定角度だけずらすとともに、 (c)各設定角度は、トルク変動によってあらかじめ選
択されたモータ周波数の次数及び極対数に基づいて求め
られることを特徴とする電気自動車用駆動装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07058293A JP3306977B2 (ja) | 1993-03-29 | 1993-03-29 | 電気自動車用駆動装置 |
US08/219,168 US5528094A (en) | 1993-03-29 | 1994-03-28 | Drive system for electric cars |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07058293A JP3306977B2 (ja) | 1993-03-29 | 1993-03-29 | 電気自動車用駆動装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06284665A true JPH06284665A (ja) | 1994-10-07 |
JP3306977B2 JP3306977B2 (ja) | 2002-07-24 |
Family
ID=13435701
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07058293A Expired - Fee Related JP3306977B2 (ja) | 1993-03-29 | 1993-03-29 | 電気自動車用駆動装置 |
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---|---|
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1994
- 1994-03-28 US US08/219,168 patent/US5528094A/en not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
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