JP5255282B2 - 試験装置、試験方法、および、プログラム - Google Patents

試験装置、試験方法、および、プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5255282B2
JP5255282B2 JP2007552943A JP2007552943A JP5255282B2 JP 5255282 B2 JP5255282 B2 JP 5255282B2 JP 2007552943 A JP2007552943 A JP 2007552943A JP 2007552943 A JP2007552943 A JP 2007552943A JP 5255282 B2 JP5255282 B2 JP 5255282B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
test
phase
strobe
device under
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007552943A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2007077839A1 (ja
Inventor
達也 山田
優 土井
新哉 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Advantest Corp
Original Assignee
Advantest Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Advantest Corp filed Critical Advantest Corp
Priority to JP2007552943A priority Critical patent/JP5255282B2/ja
Publication of JPWO2007077839A1 publication Critical patent/JPWO2007077839A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5255282B2 publication Critical patent/JP5255282B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/317Testing of digital circuits
    • G01R31/3181Functional testing
    • G01R31/3183Generation of test inputs, e.g. test vectors, patterns or sequences
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/317Testing of digital circuits
    • G01R31/31725Timing aspects, e.g. clock distribution, skew, propagation delay
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/317Testing of digital circuits
    • G01R31/31725Timing aspects, e.g. clock distribution, skew, propagation delay
    • G01R31/31726Synchronization, e.g. of test, clock or strobe signals; Signals in different clock domains; Generation of Vernier signals; Comparison and adjustment of the signals
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/317Testing of digital circuits
    • G01R31/31727Clock circuits aspects, e.g. test clock circuit details, timing aspects for signal generation, circuits for testing clocks
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/317Testing of digital circuits
    • G01R31/3181Functional testing
    • G01R31/319Tester hardware, i.e. output processing circuits
    • G01R31/3193Tester hardware, i.e. output processing circuits with comparison between actual response and known fault free response
    • G01R31/31937Timing aspects, e.g. measuring propagation delay

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)

Description

本発明は、試験装置、試験方法、および、プログラムに関する。特に本発明は、被試験デバイスに対して供給する試験信号のタイミングを調節する試験装置、試験方法、および、プログラムに関する。本出願は、下記の日本特許出願に関連する。文献の参照による組み込みが認められる指定国については、下記の出願に記載された内容を参照により本出願に組み込み、本出願の一部とする。
出願番号 特願2005−378716 出願日 2005年12月28日
従来、試験装置は、被試験デバイスに対して動作クロック信号を入力し、被試験デバイスをその動作クロック信号によって動作させている。即ち、試験装置と被試験デバイスとの間で動作クロック信号は同期しており、試験装置はその動作クロック信号に基づいて被試験デバイスに試験信号を供給でき、また、試験装置はその動作クロック信号に基づいて被試験デバイスから出力信号を取得できる。
尚、関連する先行技術文献として、下記の特許文献がある。
特開平6−188635号公報 特開2003−149305号公報
しかしながら、被試験デバイスの種類によっては、独自の発振回路によって動作クロック信号を発生させ、試験装置とは独立に動作する場合がある。このような被試験デバイスと試験装置との間では動作クロック信号は同期せず、試験装置は被試験デバイスに試験信号を供給できず、また、試験装置は被試験デバイスから出力信号を取得できない場合がある。
また、被試験デバイスに対する入力信号に、時間成分の雑音(いわゆるジッタ)が含まれる場合には、被試験デバイスの動作クロックとは無関係に入力信号の位相にずれが生じる場合がある。このような位相のずれに対する許容性を試験するために、従来、試験装置は、試験信号を変調させて被試験デバイスに入力し、被試験デバイスが正常動作するか否かを試験する。この試験を実現するために、従来、試験信号の各サイクルについて位相の変更量を設定する方法が用いられている。しかしながら、ジッタの周波数が低い場合には、それぞれのサイクルについて設定する位相の変更量の種類が増加し、レジスタなどのハードウェア資源の必要量が大きくなって現実的ではない。
参考技術として、特許文献1では、メモリに格納された値によって分周器を制御することにより信号波形を整形する技術が提案されている。この技術によれば、メモリが一周期分のデータを記憶しておけばよいので、波形整形に必要なメモリの容量を削減できる。しかしながら、この文献は、波形整形の一手法を示したに過ぎず、波形整形を応用してどのように信号を同期させることができるかについては言及していない。
そこで本発明の一つの側面においては、上記の課題を解決することのできる試験装置、試験方法、および、プログラムを提供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態においては、被試験デバイスを試験する試験装置であって、被試験デバイスの動作周期に応じた試験周期を定めるレート信号を発生する周期発生器と、被試験デバイスが発生した被試験デバイスの動作クロック信号を入力し、レート信号を基準とした動作クロック信号の位相差を検出する位相比較部と、レート信号に同期して、被試験デバイスに供給すべき試験信号を生成する試験信号発生部と、位相差に応じて試験信号を遅延させ、動作クロック信号と略同期させる遅延部と、遅延された試験信号を被試験デバイスへ供給する試験信号供給部とを備え、位相比較部は、レート信号に対して、設定される相対位相を有するストローブ信号を発生するストローブ生成部と、被試験デバイスが出力する動作クロック信号の位相と、ストローブ信号の位相とを比較するタイミング比較器とを有し、タイミング比較器において、動作クロック信号とストローブ信号との位相が略一致することを検出するまで、ストローブ信号のレート信号に対する相対位相の設定を順次変化させ、且つ、略同一の変化量で、遅延部における遅延量の設定を順次変化させる制御部とをさらに備える試験装置を提供する。
また、位相比較部は、レート信号に対する位相を順次変化させながらストローブ信号を生成するストローブ生成部と、それぞれのストローブ信号により指定されたタイミングで動作クロック信号を取得するタイミング比較器と、それぞれのタイミングにおける動作クロック信号の値に基づいて、動作クロック信号のエッジを検出するエッジ検出部と、レート信号のエッジに対する動作クロック信号のエッジの位置に基づく位相差を出力する位相差出力部とを有してもよい。
また、ストローブ生成部は、レート信号に対する第1の位相および第2の位相のそれぞれについて、複数のストローブ信号を生成し、タイミング比較器は、第1の位相および第2の位相のそれぞれについて、複数のストローブ信号により指定された複数のタイミングで動作クロック信号を取得し、エッジ検出部は、第1の位相において動作クロック信号が第1の論理値である割合が第2の論理値である割合以下であり、第2の位相において動作クロック信号が第1の論理値である割合が第2の論理値である割合以上であることを条件として、第1の位相および第2の位相の間に動作クロック信号のエッジがあることを検出してもよい。
また、ストローブ生成部は、レート信号に対する第1の位相および第2の位相のそれぞれについて、予め定められた数のストローブ信号を生成し、タイミング比較器は、第1の位相および第2の位相のそれぞれについて、それぞれのストローブ信号により指定された複数のタイミングで動作クロック信号を取得し、位相比較部は、第1の位相および第2の位相のそれぞれについて、動作クロック信号が予め定められた論理値であった回数を計測するカウント部を更に有し、エッジ検出部は、第1の位相について計測した回数が予め設定したしきい値以下であり、かつ、第2の位相について計測した回数がしきい値以上であることを条件として、第1位相および第2の位相の間に動作クロック信号のエッジがあることを検出してもよい。
また、ストローブ生成部は、位相を順次増加または減少させながらそれぞれの位相について予め定められた数のストローブ信号を生成し、エッジ検出部は、一の位相についてカウント部が計測した回数がしきい値以上となったことに応じて、動作クロック信号のエッジが当該一の位相と略同一の位置にあると検出してもよい。
また、ストローブ生成部は、レート信号に対する位相の変調量を記憶する変調メモリと、変調メモリに与えるアドレスを出力するアドレスレジスタとを更に備え、アドレスを順次インクリメントまたはデクリメントした結果変調メモリから読み出される変調量に基づいてレート信号に対する位相を定めたストローブ信号を生成してもよい。
また、位相差出力部は、位相差を示す位相差情報を記憶するレジスタを含んでもよい。
また、当該試験装置による被試験デバイスの試験を制御する制御部を更に備え、位相差出力部は、位相差を検出した場合に位相差を検出したことを制御部に通知し、制御部は、位相差の検出を通知されたことに応じて、レジスタに記憶された位相差情報を読み出して遅延部の遅延量を設定し、被試験デバイスを試験するための試験信号の生成を試験信号発生部に指示してもよい。
また、試験信号発生部は、位相比較部により位相差が検出されたことを条件として、被試験デバイスを試験するための試験信号の生成を開始してもよい。
また、試験信号の変調量を複数記録する変調メモリと、変調メモリのアドレスを指定するアドレスレジスタと、アドレスレジスタのアドレス値を順次変更することによって、変調メモリから順次異なる変調量を出力させる制御部とを更に備え、遅延部は、変調メモリから出力された変調量を、位相差に応じて設定した遅延量に加算又は減算することによって、試験信号を変調させてもよい。
本発明の第2の形態においては、被試験デバイスを試験する試験方法であって、被試験デバイスの動作周期に応じた試験周期を定めるレート信号を発生する周期発生段階と、被試験デバイスが発生した被試験デバイスの動作クロック信号を入力し、レート信号を基準とした動作クロック信号の位相差を検出する位相比較段階と、レート信号に同期して、被試験デバイスに供給すべき試験信号を生成する試験信号発生段階と、位相差に応じて試験信号を遅延させ、動作クロック信号と略同期させる遅延段階と、遅延された試験信号を被試験デバイスへ供給する試験信号供給段階とを備え、位相比較段階は、レート信号に対して、設定される相対位相を有するストローブ信号を発生するストローブ生成段階と、被試験デバイスが出力する動作クロック信号の位相と、ストローブ信号の位相とを比較するタイミング比較段階とを有し、タイミング比較段階において、動作クロック信号とストローブ信号との位相が略一致することを検出するまで、ストローブ信号のレート信号に対する相対位相の設定を順次変化させ、且つ、略同一の変化量で、遅延部における遅延量の設定を順次変化させる制御段階とをさらに備える試験方法を提供する。
本発明の第3の形態においては、被試験デバイスを試験する試験装置用のプログラムであって、試験装置を、被試験デバイスの動作周期に応じた試験周期を定めるレート信号を発生する周期発生器と、被試験デバイスが発生した被試験デバイスの動作クロック信号を入力し、レート信号を基準とした動作クロック信号の位相差を検出する位相比較部と、レート信号に同期して、被試験デバイスに供給すべき試験信号を生成する試験信号発生部と、位相差に応じて試験信号を遅延させ、動作クロック信号と略同期させる遅延部と、遅延された試験信号を被試験デバイスへ供給する試験信号供給部と、位相比較部を、レート信号に対して、設定される相対位相を有するストローブ信号を発生するストローブ生成部と、被試験デバイスが出力する動作クロック信号の位相と、ストローブ信号の位相とを比較するタイミング比較器と、さらに、試験装置を、タイミング比較器において、動作クロック信号とストローブ信号との位相が略一致することを検出するまで、ストローブ信号のレート信号に対する相対位相の設定を順次変化させ、且つ、略同一の変化量で、遅延部における遅延量の設定を順次変化させる制御部として機能させるプログラムを提供する。

本発明の第4の形態においては、被試験デバイスを試験する試験装置であって、被試験デバイスの動作周期に応じた試験周期を定めるレート信号を発生する周期発生器と、レート信号に対して、設定される相対位相を有するストローブ信号を発生するストローブ生成部と、被試験デバイスが出力する出力信号の位相と、ストローブ信号の位相とを比較するタイミング比較器と、被試験デバイスに供給すべき試験信号を生成して、被試験デバイスに供給するドライバ部と、ドライバ部が試験信号を出力するタイミングを、レート信号に対して設定される相対位相を有するドライバタイミングに制御するドライバタイミング生成部と、タイミング比較器において、出力信号とストローブ信号との位相が略一致することを検出するまで、ストローブ信号のレート信号に対する相対位相の設定を順次変化させ、且つ、略同一の変化量で、ドライバタイミングのレート信号に対する相対位相の設定を順次変化させる制御部とを備える試験装置を提供する。
本発明の第5の形態においては、被試験デバイスを試験する試験装置であって、被試験デバイスの動作周期に応じた試験周期を定めるレート信号を発生する周期発生器と、レート信号に対して、設定される相対位相を有する第1のストローブ信号を発生する第1のストローブ生成部と、被試験デバイスが発生した被試験デバイスの動作クロック信号の位相と、第1のストローブ信号の位相とを比較する第1のタイミング比較器と、レート信号に対して、設定される相対位相を有する第2のストローブ信号を発生する第2のストローブ生成部と、入力される試験信号に応じて被試験デバイスが出力するデータ信号の位相と、第2のストローブ信号の位相とを比較する第2のタイミング比較器と、第1のタイミング比較器において、動作クロック信号と第1のストローブ信号との位相が略一致することを検出するまで、第1のストローブ信号のレート信号に対する相対位相の設定を順次変化させ、且つ、略同一の変化量で、第2のストローブ信号のレート信号に対する相対位相の設定を順次変化させる制御部とを備える試験装置を提供する。
本発明の第6の形態においては、被試験デバイスを試験する試験装置を機能させるプログラムであって、試験装置を、被試験デバイスの動作周期に応じた試験周期を定めるレート信号を発生する周期発生器と、レート信号に対して、設定される相対位相を有するストローブ信号を発生するストローブ生成部と、被試験デバイスが出力する出力信号の位相と、ストローブ信号の位相とを比較するタイミング比較器と、被試験デバイスに供給すべき試験信号を生成して、被試験デバイスに供給するドライバ部と、ドライバ部が試験信号を出力するタイミングを、レート信号に対して設定される相対位相を有するドライバタイミングに制御するドライバタイミング生成部と、タイミング比較器において、出力信号とストローブ信号との位相が略一致することを検出するまで、ストローブ信号のレート信号に対する相対位相の設定を順次変化させ、且つ、略同一の変化量で、ドライバタイミングのレート信号に対する相対位相の設定を順次変化させる制御部として機能させるプログラムを提供する。
本発明の第7の形態においては、被試験デバイスを試験する試験装置プログラムであって、試験装置を、被試験デバイスの動作周期に応じた試験周期を定めるレート信号を発生する周期発生器と、レート信号に対して、設定される相対位相を有する第1のストローブ信号を発生する第1のストローブ生成部と、被試験デバイスが発生した被試験デバイスの動作クロック信号の位相と、第1のストローブ信号の位相とを比較する第1のタイミング比較器と、レート信号に対して、設定される相対位相を有する第2のストローブ信号を発生する第2のストローブ生成部と、入力される試験信号に応じて被試験デバイスが出力するデータ信号の位相と、第2のストローブ信号の位相とを比較する第2のタイミング比較器と、第1のタイミング比較器において、動作クロック信号と第1のストローブ信号との位相が略一致することを検出するまで、第1のストローブ信号のレート信号に対する相対位相の設定を順次変化させ、且つ、略同一の変化量で、第2のストローブ信号のレート信号に対する相対位相の設定を順次変化させる制御部として機能させるプログラムを提供する。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
試験装置100の全体構成を示す図である。 位相比較部18の機能構成を示す図である。 動作クロック信号のエッジを検出する処理を説明する図である。 波形成形器14の機能構成を示す図である。 比較回路16の機能構成を示す図である。 試験装置100の動作を示すフローチャートである。 試験装置100の他の構成例を示す図である。 試験装置100の動作の一例を示すタイミングチャートである。 第1コンパレータ部550−1及び第2コンパレータ部550−2の構成の一例を示す図である。 図7に示した波形成形器14の構成の一例を示す図である。 制御部30に与えられるプログラムに含まれる命令群の一例を示す図である。
符号の説明
10・・・タイミング発生器、12・・・パターン発生器、14・・・波形成形器、16・・・比較回路、18・・・位相比較部、20・・・電子デバイス、30・・・制御部、32・・・周期発生器、42・・・セット側ユニット、45・・・リセット側ユニット、100・・・試験装置、150・・・CD−ROM、200・・・ストローブ生成部、202・・・アドレスレジスタ、205・・・変調メモリ、210・・・遅延素子、220・・・タイミング比較器、230・・・エッジ検出部、232・・・カウント部、234・・・閾値レジスタ、236・・・比較器、240・・・位相差出力部、245・・・レジスタ、250・・・リニアライズメモリ、252・・・分解能設定部、254・・・論理積回路、256・・・シフト加算部、258・・・データ記憶部、262・・・オフセット加算部、270・・・ストローブシフト部、300・・・ドライバタイミング生成部、400・・・試験信号生成部、405・・・遅延素子、410・・・遅延部、412・・・遅延量レジスタ、414・・・加算器、420・・・試験信号供給部、430・・・アドレスレジスタ、440・・・変調メモリ、500・・・遅延量レジスタ、510・・・加算器、520・・・遅延素子、530・・・信号取込部、540・・・判定部、550・・・コンパレータ部、560・・・ドライバ部
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、試験装置100の全体構成を示す。試験装置100は、電子デバイス20の動作クロック信号と、試験装置100から発生されるレート信号との位相差を検出して、電子デバイス20に入力する試験信号をその位相差によって遅延させることにより、電子デバイス20を適切に試験することを目的とする。これにより、電子デバイス20が独自の発振回路を有している場合であっても、電子デバイス20を適切に試験できる。なお、図1において、電子デバイス20は試験の対象となるデバイスであるから、電子デバイス20を被試験デバイス(DUT:Device Under Test)と表記する。
試験装置100は、タイミング発生器10と、パターン発生器12と、波形成形器14と、比較回路16と、位相比較部18と、制御部30と、周期発生器32とを備える。タイミング発生器10は、パターン発生器12と共に、本発明に係る試験信号発生部として機能し、周期発生器32が発生させたレート信号に同期して、電子デバイス20に供給すべき試験信号を生成する。具体的には、タイミング発生器10は、試験装置100を動作させるためのタイミング信号を生成する。例えば、タイミング発生器10は、パターン発生器12から、電子デバイス20に試験パターンを供給するタイミングを示すテストセット信号を受け取り、電子デバイス20に試験パターンを供給するタイミングを示す信号を、波形成形器14に供給する。パターン発生器12は、電子デバイス20を試験するための試験パターンを生成し、波形成形器14に供給する。
波形成形器14は、試験パターンを、タイミング発生器10から受け取った信号に応じて成形し、試験信号として電子デバイス20に供給する。比較回路16は、与えられた試験パターンに応じて電子デバイス20が出力する出力信号に基づいて、電子デバイス20の良否を判定する。位相比較部18は、電子デバイス20が発生した電子デバイス20の動作クロック信号を入力し、周期発生器32が発生したレート信号を基準としたその動作クロック信号の位相差を検出する。位相比較部18は、位相差を検出した場合にその旨を制御部30に通知する。
制御部30は、試験装置100による電子デバイス20の試験を制御する。例えば、制御部30は、位相差の検出を通知されたことに応じて、位相比較部18中のレジスタに記憶された位相差情報を読み出す。そして、制御部30は、その位相差情報に基づいて、波形成形器14および比較回路16に遅延量を設定する。また、制御部30は、電子デバイス20を試験するための試験信号の生成をパターン発生器12に指示する。周期発生器32は、基準クロックを試験装置100の各構成要素に供給する。また、周期発生器32は、電子デバイス20の動作周期に応じた試験周期を定めるレート信号を発生し、試験装置100の各構成要素に供給する。
以上の各機能を実現するプログラムは、CD−ROM150から読み出されて、試験装置100にインストールされて実行される。これに代えて、プログラムは、フレキシブルディスク、又はICカード等の記録媒体に格納されて利用者によって提供されてもよい。記憶媒体としては、CD−ROM150、フレキシブルディスク、ICカードの他に、DVDやPD等の光学記録媒体、MD等の光磁気記録媒体、テープ媒体、半導体メモリ等を用いることができる。また、専用通信ネットワークやインターネットに接続されたサーバシステムに設けたハードディスク又はRAM等の記憶装置を記録媒体として使用し、ネットワークを介してプログラムを試験装置100に提供してもよい。当該プログラムは、試験装置100を、図1から図11において説明する試験装置100として機能させる。当該プログラムは、試験装置100を、図1から図11において説明したいずれの形態の試験装置100として機能させてもよい。例えば制御部30が、当該プログラムに含まれる各命令を実行することにより、試験装置100の各構成要素を動作させてよい。当該プログラムには、試験装置100の各構成要素を、図1から図11において説明するように機能させる命令が含まれてよい。制御部30は、当該命令を実行して、各構成要素を制御する演算装置を有してよい。
図2は、位相比較部18の機能構成を示す。位相比較部18は、ストローブ生成部200と、タイミング比較器220と、エッジ検出部230と、位相差出力部240とを備える。ストローブ生成部200は、レート信号に対する位相を順次変化させながらストローブ信号を生成する。具体的には、ストローブ生成部200は、アドレスレジスタ202と、変調メモリ205と、遅延素子210とを有する。
変調メモリ205は、レート信号に対する位相の変調量を記憶する。アドレスレジスタ202は、変調メモリ205に与えるアドレスを出力する。与えられたアドレスに基づいて、変調メモリ205から位相の変調量が出力される。出力されたこの変調量は、加算器によってタイミング信号と加算され、遅延素子210に出力される。遅延素子210は、入力されたこの信号に応じてレート信号を遅延させることによりストローブ信号をタイミング比較器220に出力する。ストローブ生成部200は、与えられるアドレスを順次インクリメントまたはデクリメントした結果変調メモリ205から読み出される変調量に基づいてレート信号に対する位相を定めたストローブ信号を生成する。
タイミング比較器220は、それぞれのストローブ信号により指定されたタイミングで動作クロック信号を電子デバイス20から取得する。エッジ検出部230は、それぞれのタイミングにおける動作クロック信号の値に基づいて、動作クロック信号のエッジを検出する。
エッジ検出部230は、カウント部232と、閾値レジスタ234と、比較器236とを有する。カウント部232は、タイミング比較器220によって取得された動作クロック信号が、予め定められた論理値(例えば、正論理の1、または、負論理の0)であった回数を計測する。即ち、カウント部232は、取得された動作クロック信号が、その予め定められた論理値である毎に、計測しているその回数を1増加させる。また、カウント部232は、TM_INC信号の入力に応じ、カウントしている回数をリセットしてもよい。
閾値レジスタ234は、カウント部232により計測される回数と比較されるしきい値を記録している。比較器236は、カウント部232により計測された回数としきい値とを比較する。位相差出力部240は、レート信号のエッジに対する動作クロック信号のエッジの位置に基づく位相差を制御部30に出力する。具体的には、位相差出力部240は、位相差を示す位相差情報を記録するレジスタ245を有する。そして、位相差出力部240は、カウント部232により計測された回数がしきい値以上となったことに応じて、その時点でアドレスレジスタ202に記録されているアドレス値を位相差情報としてレジスタ245に記録する。そして、位相差出力部240は、位相差を検出したことを制御部30に通知するべく、その旨を示すエッジ検出信号を出力する。
図3は、動作クロック信号のエッジを検出する処理を説明する図である。電子デバイス20は、試験装置100から受けたクロック信号に基づいて、独自の発振回路によって動作クロック信号を発振している。一方、試験装置100は、周期発生器32によって、電子デバイス20の動作周期に応じた試験周期を定めるレート信号を発生させている。この場合、動作クロック信号とレート信号とは、周期が同じであっても位相が異なる場合がある。ストローブ生成部200は、これらの位相差を検出するべく、ストローブ信号を生成する。ストローブ信号は、レート信号に対する複数の位相について複数生成される。例えば、レート信号との位相(a)〜(d)のそれぞれに対応するストローブ信号を、ストローブ信号(a)〜(d)とする。
ストローブ生成部200は、レート信号に対する位相を順次増加(または減少)させながらそれぞれの位相について予め定められた複数のストローブ信号を生成する。即ち例えば、ストローブ生成部200は、まず、位相(a)について、レート信号の立ち上がり毎にストローブ信号を生成し、生成された回数が予め定められた回数(例えば100回)に達すると、次に、位相(b)について、レート信号の立ち上がり毎にストローブ信号を生成する。次に、ストローブ生成部200は、第1の位相の一例である位相(c)についてレート信号の立ち上がり毎にストローブ信号を生成し、次に、第2の位相の一例である位相(d)についてレート信号の立ち上がり毎にストローブ信号を生成する。
タイミング比較器220は、複数の位相のそれぞれについて、サイクル毎に順次出力されるストローブ信号により指定されたタイミングで動作クロック信号を取得する。例えば、まず、タイミング比較器220は、位相(c)について、複数のストローブ信号により指定された複数のタイミングで動作クロック信号を取得する。位相(c)については、第1回目および第4回目の立ち上がりにおいて、予め定められた論理値(例えば正論理の1)が取得されており、第2回目、第3回目、および、第5回目の立ち上がりにおいてはこれが取得されない。次に、タイミング比較器220は、位相(d)について、複数のストローブ信号により指定された複数のタイミングで動作クロック信号を取得する。位相(d)については、第2回目の立ち上がりを除き予め定められた論理値が取得されている。
レジスタ245は、それぞれの位相について、動作クロック信号が予め定められた論理値であった回数を計測する。即ち図3の例において、位相(c)について計測された回数は2回であり、位相(d)について計測された回数は4回である。
エッジ検出部230は、位相(c)について計測した回数が予め定められたしきい値(例えば3回)以下であり、位相(d)について計測した回数が予め定められたしきい値以上であることを条件に、位相(c)および位相(d)の間に動作クロック信号のエッジがあることを検出する。即ち図3の例において、位相(c)および位相(d)の間に動作クロック信号のエッジがあることが検出される。なお、本実施例におけるこのしきい値とは、例えば、動作クロック信号の論理値を計測した計測回数の半分であってもよい。例えば、エッジ検出部230が、ある位相について100回の論理値を計測する場合において、このしきい値は50回であってもよい。
これに代えて、エッジ検出部230は、位相を順次増加させながら、ある位相についてタイミング比較器220が計測した回数がしきい値以上となったことに応じて、動作クロック信号のエッジがその位相と略同一の位置にあると検出してもよい。即ち本図の例では、位相(d)について計測された回数が初めてしきい値以上となるので、動作クロック信号のエッジが位相(d)と略同一の位置にあると検出される。順次増加させる位相の増分が充分に小さければ、この方法によってエッジを精度よく検出することができる。
更に他の例として、エッジ検出部230は、ある第1の位相において動作クロック信号が第1の論理値(例えば2値のうち1)である割合が第2の論理値(例えば2値のうち0)である割合以下であり、第2の位相において動作クロック信号が第1の論理値である割合が第2の論理値である割合以上であることを条件として、第1の位相および第2の位相の間に動作クロック信号のエッジがあることを検出してもよい。この方法によれば、特にしきい値を設けなくとも、また、複数の位相のそれぞれについて生成されるストローブ信号の回数が互いに異なる場合であっても、動作クロック信号のエッジを適切に検出できる。
図4は、波形成形器14の機能構成を示す。本実施例の波形成形器14は、電子デバイス20の良否を判定するために電子デバイス20に入力する試験信号を、電子デバイス20の動作クロック信号に同期したタイミングで電子デバイス20に供給することを目的とする。波形成形器14は、電子デバイス20の入力ピン毎に、セット側ユニット42と、リセット側ユニット45と、試験信号供給部420とを有する。セット側ユニット42は、試験信号を第1の論理値から第2の論理値に変更するタイミングを決定する。一方、リセット側ユニット45は、試験信号を第2の論理値から第1の論理値に変更するタイミングを決定する。
試験信号供給部420は、セット側ユニット42から受けた信号に応じて試験信号の論理値を変更する。また、試験信号供給部420は、リセット側ユニット45から受けた信号に応じて試験信号の論理値を変更する。この結果、試験信号供給部420は、パターン発生器12により入力されたパターン信号を、レート信号との位相差を所望の大きさとするタイミングで出力する。これにより、電子デバイス20には、所望の大きさの位相差によって遅延された試験信号が供給される。
セット側ユニット42は、遅延素子405と、遅延部410とを有する。セット側ユニット42は、パターン信号をパターン発生器12から取得し、基準クロックを周期発生器32から取得し、タイミング信号をタイミング発生器10から取得する。また、セット側ユニット42は、制御部30から、位相比較部18により検出された位相差に基づく遅延量の設定を受ける。
遅延部410は、位相比較部18により検出された位相差に応じて試験信号を遅延させ、動作クロック信号と略同期させるべく、基準クロックを遅延させることにより、周期発生器32によって発生されたレート信号との位相差が所望の大きさとなる信号を生成する。具体的には、遅延部410は、遅延量レジスタ412と、加算器414とを有する。遅延量レジスタ412は、制御部30から、位相比較部18により検出された位相差に基づく遅延量の設定を受ける。加算器414は、タイミング発生器10により入力されたタイミング信号にその遅延量を加算して出力する。遅延素子405は、遅延量の加算されたタイミング信号に応じて、パターン信号と基準クロックとの論理積を遅延させた信号を生成する。そして、遅延素子405は、生成したこの信号を、試験信号供給部420のセット側端子に対して出力する。
これに加えて、波形成形部14は、アドレスレジスタ430および変調メモリ440を更に有してもよい。変調メモリ440は、試験信号の変調量を複数記録している。この変調量は、レート信号に対する位相差として与えられていてもよい。アドレスレジスタ430は、変調メモリ440に与えるアドレスを記録しており、そのアドレスを変調メモリ440に出力する。このアドレスのアドレス値は、制御部30によって設定されてもよい。即ち例えば、制御部30は、アドレスレジスタ430のアドレス値を順次変更することによって、変調メモリ440から順次異なる変調量を出力させる。この変調量は正の値であってもよいし負の値であってもよい。遅延部410は、変調メモリ440から出力された変調量を、基準クロックの位相差に応じて既に遅延量レジスタ412に設定された遅延量に加算又は減算する(つまり変調量が正なら加算、負なら減算する)ことによって、試験信号を変調させる。
なお、リセット側ユニット45は、試験信号供給部420のリセット側端子に信号を出力することの他は、セット側ユニット42と略同一の構成を採るので説明を省略する。
この構成によれば、アドレスレジスタ430に記録するアドレス値を順次変更することにより、入力信号のジッタに対する許容性を試験することができる。また、このアドレス値は制御部30によって変更することができるので、ジッタの制御に対する柔軟性を高めることができる。即ち、従来のタイミングセット(TS)を用いた制御では、ジッタの周波数に応じた制御用レジスタなどを試験装置に搭載したうえで各制御用レジスタに値を設定する必要があったが、本実施形態に係る試験装置においては、制御部30の動作を指示するプログラムによってジッタの発生を動的に制御することができる。
なお、レート信号の1周期内に2つの試験信号が出力される場合には、波形成形部14は、第1の試験信号にジッタを与えるための第1の変調メモリと、第2の試験信号にジッタを与えるための第2の変調メモリとを有していてもよい。このような構成によれば、試験信号毎に独立してジッタを与えることができ、試験のバリエーションを広げることができる。
図5は、比較回路16の機能構成を示す。本実施例の比較回路16は、入力した試験信号に応じて電子デバイス20から出力される出力信号を、電子デバイス20の動作クロック信号に同期したタイミングで電子デバイス20から取得することを目的とする。比較回路16は、電子デバイス20の出力ピン毎に、遅延量レジスタ500と、加算器510と、遅延素子520と、信号取込部530と、判定部540とを有する。遅延量レジスタ500は、制御部30から、位相比較部18により検出された位相差に基づく遅延量の設定を受ける。
加算器510は、タイミング発生器10により入力されたタイミング信号にその遅延量を加算して出力する。遅延素子520は、入力された遅延量に応じ、周期発生器32により発生されたレート信号を遅延させて信号取込部530に入力する。信号取込部530は、遅延されたそのレート信号に応じ、電子デバイス20から出力信号を取得する。判定部540は、取得された出力信号に基づいて、試験の成否を判定して、電子デバイス20の良否を判断する。判断結果は制御部30等に出力されてもよい。
図6は、試験装置100の動作を示すフローチャートである。まず、周期発生器32は、電子デバイス20の動作周期に応じて試験周期を定めるレート信号の発生を開始する(S600)。次に、位相比較部18は、電子デバイス20が発生した電子デバイス20の動作クロック信号を入力し、レート信号を基準とした動作クロック信号の位相差を検出する(S610)。位相差が検出された場合に、位相差出力部240は、その旨を制御部30に通知する。これを受けて、制御部30は、試験信号の生成開始をパターン発生器12等に指示する。即ち、パターン発生器12は、位相比較部18により位相差が検出されたことを条件として、電子デバイス20を試験するための試験信号の生成を開始する(S620)。遅延部410は、検出された位相差に応じて試験信号を遅延させ、動作クロック信号と略同期させる(S630)。試験信号供給部420は、遅延された試験信号を電子デバイス20へ供給する(S640)。
以上、本実施例に係る試験装置100によれば、電子デバイス20が独自の発振回路によって動作クロック信号を発生させている場合であっても、試験装置100が発生するレート信号をその動作クロック信号に同期させることができる。これにより、電子デバイス20に対する信号の供給および電子デバイス20からの信号の取得を適切に行って、電子デバイス20を適切に試験することができる。信号の同期は、複数のストローブ信号により動作クロック信号のエッジを検出することによって実現される。これにより、レート信号および動作クロック信号を精度良くかつ効率的に同期させることができる。
図7は、試験装置100の他の構成例を示す図である。図1に関連して説明した試験装置100は、ストローブ信号の位相を順次シフトさせることにより、動作クロック信号及びレート信号の位相差を検出する。そして、検出した位相差に基づいて遅延素子405の遅延量を設定することにより、試験装置100及び電子デバイス20の動作を同期させている。これに対し、本例における試験装置100は、ストローブ信号の位相を順次シフトさせると同時に、試験信号を遅延させる遅延素子の遅延量も、略同一のシフト量でシフトさせる。
そして、ストローブ信号が動作クロック信号のエッジを検出したときの、ストローブ信号の位相及び遅延素子の遅延量を基準値とすることにより、試験装置100及び電子デバイス20の動作を同期させる。つまり、ストローブ信号の位相をシフトさせて動作クロック信号と同期させる処理が、図1の試験装置100におけるレート信号及び動作クロックの位相差を検出する処理に対応し、遅延素子の遅延量を同時にシフトさせる処理が、図1の試験装置100における位相差に応じて試験信号を遅延させる処理に対応する。
試験装置100は、ドライバ部560(パターン発生器12及び波形成形器14)、周期発生器32、制御部30、第1コンパレータ部550−1、第2コンパレータ部550−2、及び判定部540を備える。タイミング発生器10、パターン発生器12、周期発生器32、及び波形成形器14は、図1において同一の符号を付して説明した構成要素と同一であってよい。但し、波形成形器14の他の構成例を、図10において後述する。
ドライバ部560は、電子デバイス20に供給すべき試験信号を生成して、電子デバイス20に供給する。尚、ドライバ部560は、図10において後述するドライバタイミング生成部300が生成するドライバタイミングに応じて、試験信号を出力する。ドライバタイミングは、レート信号に対して、設定される相対位相を有するタイミングである。
第1コンパレータ部550−1及び第2コンパレータ部550−2は、電子デバイス20が出力する出力信号の位相と、与えられるストローブ信号の位相とを比較する。ストローブ信号は、レート信号に対して、設定される相対位相を有するタイミングを示す信号である。
本例において第1コンパレータ部550−1は、電子デバイス20の動作クロック信号DQSを、当該出力信号として受け取り、第1ストローブ信号と比較する。また、第2コンパレータ部550−2は、電子デバイス20が試験信号に応じて出力するデータ信号DQを、当該出力信号として受け取り、第2ストローブ信号と比較する。ここで、位相の比較とは、ストローブ信号のタイミングにおける、出力信号の論理値を検出する処理であってよい。例えば第1コンパレータ部550−1及び第2コンパレータ部550−2は、レート信号の各サイクルにおいて、電子デバイス20の出力信号の論理値を、与えられるストローブ信号のタイミングでサンプリングしてよい。
判定部540は、第1コンパレータ部550−1及び第2コンパレータ部550−2が検出する出力信号の論理値に基づいて、電子デバイス20の良否を判定する。例えば判定部540は、データ信号DQの論理パターンと、期待される論理パターンとを比較することにより、電子デバイス20の良否を判定してよい。また判定部540は、第1コンパレータ部550−1及び第2コンパレータ部550−2が検出する論理値の遷移タイミングの差異に基づいて、動作クロック信号DQS及びデータ信号DQの位相差を検出してよい。判定部540は、当該位相差が所定の範囲内であるか否かにより、電子デバイス20の良否を判定してよい。
制御部30は、与えられるプログラムに基づいて、試験装置100を制御して、電子デバイス20の試験を行う。また、制御部30は、与えられるプログラムに基づいて、上述したように試験装置100及び電子デバイス20の動作を同期させる。試験装置100及び電子デバイス20の同期は、電子デバイス20に試験信号を入力する前に、行ってよい。動作クロック信号は、電子デバイス20が独立に発生する信号であってよい。この場合、電子デバイス20に試験信号を入力せずとも、動作クロック信号に基づいて、試験装置100及び電子デバイス20を同期させることができる。
また、電子デバイス20は、試験装置100から与えられるクロックに応じて動作するデバイスであってもよい。この場合、試験装置100は、電子デバイス20に動作クロック信号に入力して、試験装置100及び電子デバイス20を同期させる処理を行ってよい。また、これらの処理を行わせるプログラムは、例えば利用者から提供されてよい。また制御部30は、パターン発生器12等に組み込まれてよい。
図8は、試験装置100の動作の一例を示すタイミングチャートである。周期発生器32は、電子デバイス20の動作クロック信号DQSと同期したレート信号を生成する。動作クロック信号DQS及びレート信号は独立に生成されるので、図8に示すように位相差を有する場合がある。
まず、制御部30は、電子デバイス20に試験信号を入力する前に、第1ストローブ信号、第2ストローブ信号、及びドライバタイミングを略同一のシフト量でシフトさせることにより、それぞれのタイミングを適切に設定する。第1ストローブ信号、第2ストローブ信号、及びドライバタイミングのシフトは、同時に行うことが好ましい。
第1ストローブ信号、第2ストローブ信号、及びドライバタイミングは、レート信号に対して有するべき相対位相(ストローブ位置)が、利用者から提供されるプログラム等により予め設定される。本例において、第1ストローブ信号は、レート信号に対する位相差としてT1(=0)が設定され、第2ストローブ信号は当該位相差としてT2が設定され、第3ストローブ信号は当該位相差としてT3が設定される。
制御部30は、レート信号の各サイクルにおいて、第1ストローブ信号の相対位相の設定を順次変化させる。本例において制御部30は、レート信号の各サイクルにおいて、第1ストローブ信号の相対位相の設定をaずつ増加させる。同時に制御部30は、略同一の変化量(本例では増加量a)で、第2ストローブ信号及びドライバタイミングの相対位相の設定を変化させる。
このとき、第1コンパレータ部550−1は、第1ストローブ信号の位相(タイミング)におけるDQSの論理値を検出する。本例では、レート信号の第1サイクル及び第2サイクルで論理値Lを検出する。また、レート信号の第3サイクルで論理値Hを検出する。
制御部30は、判定部540において、第1コンパレータ部550−1が検出した論理値と所定の期待値とを比較した比較結果を受け取り、当該比較結果に基づいて、第1ストローブ信号及びDQSの位相が略一致したかを判定してもよい。例えば判定部540には、第1コンパレータ部550−1に対応する期待値としてH論理が設定されており、制御部30は、判定部540における判定結果がフェイル(期待値と不一致)から、パス(期待値と一致)に遷移した場合に位相が略一致したと判定してよい。
尚、試験装置100及び電子デバイス20を同期させる処理を行う間、第2コンパレータ部550−2に対応する期待値は、判定部540に設定されなくともよい(即ち、ドントケアの期待値であってよい)。また、図7において、判定部540は、各コンパレータ部550に共通して示されるが、判定部540は、コンパレータ部550ごとに設けられてよい。また、制御部30は、パターン発生器12に組み込まれてよい。試験装置100及び電子デバイス20を同期させる処理を行う場合、制御部30は、予め指定されたコンパレータ部550(本例では第1コンパレータ部550−1)に対応する比較結果がパスになるタイミングに基づいて、各ピンのタイミングを設定する。
また、制御部30は、第1コンパレータ部550−1が検出する論理値を受け取り、当該論理値に基づいて、第1ストローブ信号及びDQSの位相が略一致したかを判定してもよい。例えば制御部30は、第1コンパレータ部550−1が検出するDQSの論理値が、予め定められた論理値に変化した場合に、第1ストローブ信号及びDQSの位相が略一致したと判定する。本例において、第1コンパレータ部550−1は、DQSの論理値がH論理に変化した場合に、第1ストローブ信号及びDQSの位相が略一致したと判定する。
制御部30は、第1ストローブ信号及びDQSの位相が略一致した場合に、第1ストローブ信号、第2ストローブ信号、及びドライバタイミングの相対位相の設定変化を停止させる。このとき、第1コンパレータ部550−1、第2コンパレータ部550−2、及びドライバ部560には、当該相対位相が保存される。図8の例では、第1コンパレータ部550−1は、相対位相2aを保存する。また第2コンパレータ部550−2は、相対位相T2+2aを保存する。またドライバ部560は、相対位相T3+2aを保存する。
このように、第1ストローブ信号、第2ストローブ信号、及びドライバタイミングの設定を行った後、制御部30は、ドライバ部560に試験信号を出力させて、電子デバイス20の試験を行う。このとき、ドライバ部560には、相対位相T3+2aが保存されているので、試験信号は、DQSに対して所望の位相差(本例ではT3)を有することになる。尚、試験装置100及び電子デバイス20を同期させる処理と、電子デバイス20に試験信号を入力して試験を行う処理とに渡って、試験装置100はレート信号を連続して生成する。これにより、試験装置100及び電子デバイス20を同期させた状態を維持して、電子デバイス20の試験を行うことができる。
そして、第2コンパレータ部550−2は、電子デバイス20が出力するデータ信号DQをサンプリングする。このとき、第2コンパレータ部550−2には、相対位相T2+2aが保存されているので、DQに対して所望のタイミングでサンプリングを行うことができる。尚、データ信号DQは、動作クロック信号DQSに同期して出力される信号である。
このような処理により、試験装置100及び電子デバイス20を同期させて試験することができる。このため、電子デバイス20を適切に試験することができる。また、本例における試験装置100は、レート信号の各サイクルにおいて1回のサンプリングを行うので、図2において説明したエッジ検出部230を備えなくともよい。また、試験装置100は、レート信号及び動作クロック信号の位相差の具体的な値を検出しない。このため、図2において説明した位相差出力部240を備えなくともよい。このため、本例における試験装置100は、比較的に小さい回路規模で、電子デバイス20を適切に試験することができる。
図9は、第1コンパレータ部550−1及び第2コンパレータ部550−2の構成の一例を示す図である。尚、第1コンパレータ部550−1及び第2コンパレータ部550−2は、図9に示す構成をそれぞれ有する。つまり、第1コンパレータ部550−1及び第2コンパレータ部550−2は、同一の構成を有してよい。以下では、第1コンパレータ部550−1及び第2コンパレータ部550−2を総称して、コンパレータ部550として説明する。
コンパレータ部550は、ストローブ生成部200及びタイミング比較器220を有する。タイミング比較器220は、電子デバイス20の出力信号(DQ、又はDQS)の論理値を、与えられるストローブ信号に応じて検出する。タイミング比較器220は、検出した論理値を、判定部540及び制御部30に出力する。
ストローブ生成部200は、遅延素子210、リニアライズメモリ250、分解能設定部252、及びストローブシフト部270を有する。また、ストローブ生成部200には、例えばタイミング発生器10から、レート信号に対して有するべき相対位相の初期値を示すタイミング信号Tが与えられる。タイミング信号Tは、図8において説明した相対位相T1(=0)又はT2に対応する。
分解能設定部252は、ストローブ信号の位相をレート信号のサイクル毎に順次変化させるときの、サイクル毎の単位変化量を示す分解能データaを格納する。タイミング発生器10から与えられるタイミング信号T、及び分解能データaは、利用者により予め設定されてよい。例えば、利用者から提供されるプログラムに応じて、制御部30が設定してよい。
ストローブシフト部270は、タイミング信号T及び分解能データaを受け取り、受け取ったデータに基づいて、遅延素子210の遅延量を制御する遅延設定データを生成する。遅延素子210は、図2において説明した遅延素子210と同様に、周期発生器32から与えられるレート信号を、与えられる制御信号に応じた遅延量で遅延させて、ストローブ信号として出力する。
リニアライズメモリ250は、ストローブシフト部270から与えられる遅延設定データに応じた制御信号を遅延素子210に供給する。リニアライズメモリ250は、それぞれの遅延設定データと、遅延素子210に与えるべき制御信号とを対応付けたテーブルを格納してよい。例えばリニアライズメモリ250は、それぞれの遅延設定データが示す遅延量と、遅延素子210が実際に生成する遅延量とが一致するように、制御信号を遅延設定データに対応付ける。
ストローブシフト部270は、遅延素子210の遅延量を、タイミング信号Tに示される初期遅延量から、分解能データaに示されるシフト量で順次変化させる。例えばストローブシフト部270は、T、T+a、T+2a、・・・と順次変化する遅延設定データを出力する。
ストローブシフト部270は、論理積回路254、シフト加算部256、データ記憶部258、及びオフセット加算部262を有する。論理積回路254は、分解能設定部252から与えられる分解能データaと、制御信号との論理積を出力する。
シフト加算部256は、論理積回路254が通過させた分解能データa、及びデータ記憶部258が出力するデータのデータ値を加算して出力する。データ記憶部258は、シフト加算部256が出力したデータを記憶して出力する。つまり、論理積回路254にH論理の制御信号が与えられている間、シフト加算部256が出力するデータの値は、a、2a、3a、・・・、のように分解能データaずつ増加する。また、シフト加算部256は、レート信号と同期して、データ記憶部258が出力するデータに、分解能データaを加算して出力してよい。
制御部30は、試験装置100及び電子デバイス20の動作を同期させる処理を開始してから、第1ストローブ信号及びDQSの位相が略一致するまで、H論理の制御信号を論理積回路254に与える。また、第1ストローブ信号及びDQSの位相が一致したことを検出した場合に、制御信号の論理値をL論理に遷移させる。制御信号の論理値をL論理に遷移させることにより、第1ストローブ信号及びDQSの位相が一致したことを検出したときの、それぞれのストローブ信号の相対位相(本例では相対位相のシフト量)がデータ記憶部258に保存される。このような制御により、図8において説明した動作を行うことができる。制御部30には、制御部30に当該処理を実行させる命令を含むプログラムが与えられてよい。
オフセット加算部262は、データ記憶部258が出力するデータ値と、タイミング信号Tのデータ値とを加算して、リニアライズメモリ250及び位相差出力部240に出力する。このような構成により、上述したように、T、T+a、T+2a、・・・と順次変化する遅延設定データを生成することができる。このような構成により、任意の初期位相、任意の分解能でストローブ信号の位相をシフトさせて、それぞれのストローブ信号と、動作クロックDQSとを同期させることができる。
尚、本例におけるストローブ生成部200は、図2において説明した構成においても用いることができる。この場合、オフセット加算部262の出力が、位相差出力部240に供給されてよい。
また、図3において説明したように、位相(a)〜(d)等のそれぞれの位相において、それぞれ複数回ストローブ信号を生成する場合、当該複数回ストローブ信号を生成する間、論理積回路254にはL論理の制御信号が与えられてよい。L論理の制御信号が与えられている間、シフト加算部256は、データ記憶部258が出力するデータに零を加算して出力するので、遅延設定データは変化しない。即ち、当該位相において複数回のストローブ信号を生成される。そして、当該位相において、所定の回数、ストローブ信号を生成した場合に、H論理の制御信号が与えられ、遅延設定データに分解能データaが加算される。このような処理を繰り返すことにより、図3において説明したように、それぞれの位相において複数回、ストローブ信号を生成することができる。また、制御信号がH論理又はL論理を示すタイミングは、タイミング信号T、分解能データaと同様に、利用者から提供されるプログラムに応じて制御されてよい。
また、以上の例においては、レート信号の各サイクルで一つのストローブ信号を生成する例を説明したが、他の例では、レート信号の各サイクルで複数のストローブ信号を生成してもよい。例えば、電子デバイス20の一つの出力ピンに対して、図9に示したコンパレータ部550を複数割り付けることにより、レート信号の各サイクルにおいて異なる複数のタイミングで、動作クロックDQSをサンプリングすることができる。この場合、例えばタイミング信号Tのデータ値を、複数のコンパレータ部550で異ならせてよい。そして、複数のコンパレータ部550が、動作クロックDQSを分岐して受け取ることにより、レート信号の各サイクルにおいて、複数のタイミングで動作クロックDQSをサンプリングすることができる。
図10は、図7に示した波形成形器14の構成の一例を示す図である。本例における波形成形器14は、図4に示した波形成形器14の構成に対して、遅延部410及び遅延素子405に代えて、ドライバタイミング生成部300を有する。上述したように、ドライバタイミング生成部300は、ドライバ部560が試験信号を出力するタイミングを、レート信号に対して設定される相対位相を有するドライバタイミングに制御する。
ドライバタイミング生成部300は、図9に関連して説明したストローブ生成部200と同一の構成を有してよい。但し、遅延素子210には、パターン信号と基準クロックとの論理積が入力される。また、遅延素子210の出力は、試験信号供給部420に接続される。つまり、遅延素子210は、図4に示した遅延素子405に対応する。
ドライバタイミング生成部300には、例えばタイミング発生器10から、レート信号に対して有するべき相対位相の初期値を示すタイミング信号Tが与えられる。タイミング信号Tは、図8において説明した相対位相T3に対応する。
分解能設定部252は、ドライバタイミングの位相をレート信号のサイクル毎に順次変化させるときの、サイクル毎の単位変化量を示す分解能データaを格納する。タイミング発生器10から与えられるタイミング信号T、及び分解能データaは、利用者により予め設定されてよい。例えば、利用者から提供されるプログラムに応じて、制御部30が設定してよい。また、第1コンパレータ部550−1、第2コンパレータ部550−2、及びドライバ部560に設定される分解能データaは同一であってよい。
ストローブシフト部270は、図9又は図10において説明したストローブシフト部270と同一であってよい。制御部30は、試験装置100及び電子デバイス20の動作を同期させる処理を開始してから、第1ストローブ信号及びDQSの位相が略一致するまで、H論理の制御信号をストローブシフト部270の論理積回路254に与える。また、第1ストローブ信号及びDQSの位相が一致したことを検出した場合に、制御信号の論理値をL論理に遷移させる。
制御信号の論理値をL論理に遷移させることにより、第1ストローブ信号及びDQSの位相が一致したことを検出したときの、ドライバタイミングの相対位相(本例では相対位相のシフト量)がデータ記憶部258に保存される。このような制御により、図8において説明した動作を行うことができる。制御部30には、制御部30に当該処理を実行させる命令を含むプログラムが与えられてよい。このような構成により、任意の初期位相、任意の分解能でストローブ信号の位相をシフトさせて、それぞれのストローブ信号と、動作クロックDQSとを同期させることができる。
図11は、制御部30に与えられるプログラムに含まれる命令群の一例を示す図である。尚、本例においては、制御部30に与えられるプログラムのうち、試験装置100と電子デバイス20とを同期させる処理を行う箇所を示す。
当該プログラムには、電子デバイス20が出力する動作クロック信号が安定するまで、試験装置100を待機させる空ループ命令が含まれる。ループ回数は、利用者等が定めてよい。
また当該プログラムには、空ループ命令を実行した後において、パターン発生器12のパイプラインによるデータ伝送に合わせる、ダミーサイクル命令が含まれる。これらの間に、コンパレータ部550は、ストローブ信号及び出力信号の位相を比較する。当該プログラムには、コンパレータ部550に位相比較させる比較命令が含まれてもよい。
また、当該プログラムには、第1ストローブ信号、第2ストローブ信号、及びドライバタイミングの相対位相をシフトさせるシフト命令(TM_INC)が含まれる。制御部30は、シフト命令を実行することにより、それぞれの相対位相の設定を変更する。また、当該プログラムには、DQS及び第1ストローブ信号の位相が略一致するまで、シフト命令を繰り返させるループ命令(If(!PASS) JMP LP1)が含まれる。
例えば制御部30は、DQS及び第1ストローブ信号の位相が略一致するまでループ命令を実行することにより、図9等に示した制御信号としてH論理を出力する動作を行ってよい。このようなプログラムを実行することにより、試験装置100と電子デバイス20とを同期させることができる。
以上、本発明の一つの側面を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、請求の範囲の記載から明らかである。
以上から明らかなように、本発明の実施形態によれば、高周波数の信号を用いた試験を行うべく、FETスイッチのオン抵抗を大きくした場合であっても、当該オン抵抗の変動によるコンパレータの電圧比較精度の劣化を低減することができる。

Claims (9)

  1. 被試験デバイスを試験する試験装置であって、
    前記被試験デバイスの動作周期に応じた試験周期を定めるレート信号を発生する周期発生器と、
    前記被試験デバイスが発生した前記被試験デバイスの動作クロック信号を入力し、前記レート信号を基準とした前記動作クロック信号の位相差を検出する位相比較部と、
    前記レート信号に同期して、前記被試験デバイスに供給すべき試験信号を生成する試験信号発生部と、
    前記位相差に応じて前記試験信号を遅延させ、前記動作クロック信号と略同期させる遅延部と、
    遅延された前記試験信号を前記被試験デバイスへ供給する試験信号供給部と
    を備え、
    前記位相比較部は、
    前記レート信号に対して、設定される相対位相を有するストローブ信号を発生するストローブ生成部と、
    前記被試験デバイスが出力する前記動作クロック信号の位相と、前記ストローブ信号の位相とを比較するタイミング比較器と
    を有し、
    前記タイミング比較器において、前記動作クロック信号と前記ストローブ信号との位相が略一致することを検出するまで、前記ストローブ信号の前記レート信号に対する相対位相の設定を順次変化させ、且つ、略同一の変化量で、前記遅延部における遅延量の設定を順次変化させる制御部と
    をさらに備える試験装置。
  2. 前記タイミング比較器は、前記被試験デバイスが発生した前記被試験デバイスの動作クロック信号を受け取り、
    前記制御部は、前記被試験デバイスに前記試験信号を供給する前に、前記ストローブ信号の相対位相の設定を順次変化させて、前記動作クロック信号と前記ストローブ信号との位相が略一致したときの前記相対位相の設定を、前記ストローブ生成部に保存させる
    請求項1に記載の試験装置。
  3. 前記試験装置は、
    前記被試験デバイスが発生した前記被試験デバイスの動作クロック信号を受け取る第1の前記タイミング比較器と、
    前記第1のタイミング比較器に第1の前記ストローブ信号を供給する第1の前記ストローブ生成部と、
    前記被試験デバイスが、前記試験信号に応じて出力するデータ信号を受け取る第2の前記タイミング比較器と、
    前記第2のタイミング比較器に第2の前記ストローブ信号を供給する第2の前記ストローブ生成部と
    を備え、
    前記制御部は、前記第1のタイミング比較器において前記動作クロック信号と前記第1のストローブ信号との位相が略一致することを検出するまで、前記第1のストローブ信号の前記レート信号に対する相対位相の設定を順次変化させ、且つ、前記第1のストローブ信号と略同一の変化量で、前記第2のストローブ信号及び前記遅延部における遅延量の設定を順次変化させる
    請求項1または2に記載の試験装置。
  4. 前記制御部は、
    前記第1のストローブ信号の前記相対位相の設定を順次シフトさせるシフト命令と、
    前記動作クロック信号及び前記第1のストローブ信号の位相が略一致するまで、前記シフト命令を繰り返させるループ命令と
    を含むプログラムを実行する請求項に記載の試験装置。
  5. 前記第1のタイミング比較器は、前記第1のストローブ信号の位相における前記動作クロック信号の論理値を検出し、
    前記制御部は、前記第1のストローブ信号のそれぞれの前記相対位相の設定に対して前記第1のタイミング比較器が検出する前記動作クロック信号の論理値が、予め定められた論理値に変化した場合に、前記第1のストローブ信号及び前記動作クロック信号の位相が略一致したと判定する
    請求項3または4に記載の試験装置。
  6. 前記試験信号の変調量を複数記録する変調メモリと、
    前記変調メモリのアドレスを指定するアドレスレジスタと
    を更に備え、
    前記制御部は、前記アドレスレジスタのアドレス値を順次変更することによって、前記変調メモリから順次異なる変調量を出力させて、
    前記遅延部は、前記変調メモリから出力された変調量を、前記位相差に応じて設定した前記遅延量に加算又は減算することによって、前記試験信号を変調させる
    請求項1から5のいずれか一項に記載の試験装置。
  7. 被試験デバイスを試験する試験方法であって、
    前記被試験デバイスの動作周期に応じた試験周期を定めるレート信号を発生する周期発生段階と、
    前記被試験デバイスが発生した前記被試験デバイスの動作クロック信号を入力し、前記レート信号を基準とした前記動作クロック信号の位相差を検出する位相比較段階と、
    前記レート信号に同期して、前記被試験デバイスに供給すべき試験信号を生成する試験信号発生段階と、
    前記位相差に応じて前記試験信号を遅延させ、前記動作クロック信号と略同期させる遅延段階と、
    遅延された前記試験信号を前記被試験デバイスへ供給する試験信号供給段階と
    を備え、
    前記位相比較段階は、
    前記レート信号に対して、設定される相対位相を有するストローブ信号を発生するストローブ生成段階と、
    前記被試験デバイスが出力する前記動作クロック信号の位相と、前記ストローブ信号の位相とを比較するタイミング比較段階と
    を有し、
    前記タイミング比較段階において、前記動作クロック信号と前記ストローブ信号との位相が略一致することを検出するまで、前記ストローブ信号の前記レート信号に対する相対位相の設定を順次変化させ、且つ、略同一の変化量で、前記遅延段階における遅延量の設定を順次変化させる制御段階と
    をさらに備える試験方法。
  8. 被試験デバイスを試験する試験装置用のプログラムであって、
    前記試験装置を、
    前記被試験デバイスの動作周期に応じた試験周期を定めるレート信号を発生する周期発生器と、
    前記被試験デバイスが発生した前記被試験デバイスの動作クロック信号を入力し、前記レート信号を基準とした前記動作クロック信号の位相差を検出する位相比較部と、
    前記レート信号に同期して、前記被試験デバイスに供給すべき試験信号を生成する試験信号発生部と、
    前記位相差に応じて前記試験信号を遅延させ、前記動作クロック信号と略同期させる遅延部と、
    遅延された前記試験信号を前記被試験デバイスへ供給する試験信号供給部と、
    前記位相比較部を、
    前記レート信号に対して、設定される相対位相を有するストローブ信号を発生するストローブ生成部と、
    前記被試験デバイスが出力する前記動作クロック信号の位相と、前記ストローブ信号の位相とを比較するタイミング比較器と、
    さらに、前記試験装置を、
    前記タイミング比較器において、前記動作クロック信号と前記ストローブ信号との位相が略一致することを検出するまで、前記ストローブ信号の前記レート信号に対する相対位相の設定を順次変化させ、且つ、略同一の変化量で、前記遅延部における遅延量の設定を順次変化させる制御部
    として機能させるプログラム。
  9. 被試験デバイスを試験する試験装置を機能させるプログラムであって、
    前記試験装置における前記位相比較部を、
    前記レート信号に対して、設定される相対位相を有する第1のストローブ信号を発生する第1のストローブ生成部と、
    前記被試験デバイスが発生した前記被試験デバイスの動作クロック信号の位相と、前記第1のストローブ信号の位相とを比較する第1のタイミング比較器と、
    前記レート信号に対して、設定される相対位相を有する第2のストローブ信号を発生する第2のストローブ生成部と、
    入力される試験信号に応じて前記被試験デバイスが出力するデータ信号の位相と、前記第2のストローブ信号の位相とを比較する第2のタイミング比較器として機能させて、
    前記試験装置を、
    前記第1のタイミング比較器において、前記動作クロック信号と前記第1のストローブ信号との位相が略一致することを検出するまで、前記第1のストローブ信号の前記レート信号に対する相対位相の設定を順次変化させ、且つ、略同一の変化量で、前記第2のストローブ信号の前記レート信号に対する相対位相の設定および前記遅延部における遅延量を順次変化させる前記制御部として更に機能させる請求項8に記載のプログラム。
JP2007552943A 2005-12-28 2006-12-26 試験装置、試験方法、および、プログラム Expired - Fee Related JP5255282B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007552943A JP5255282B2 (ja) 2005-12-28 2006-12-26 試験装置、試験方法、および、プログラム

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005378716 2005-12-28
JP2005378716 2005-12-28
JP2007552943A JP5255282B2 (ja) 2005-12-28 2006-12-26 試験装置、試験方法、および、プログラム
PCT/JP2006/325963 WO2007077839A1 (ja) 2005-12-28 2006-12-26 試験装置、試験方法、および、プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2007077839A1 JPWO2007077839A1 (ja) 2009-06-11
JP5255282B2 true JP5255282B2 (ja) 2013-08-07

Family

ID=38228192

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007552943A Expired - Fee Related JP5255282B2 (ja) 2005-12-28 2006-12-26 試験装置、試験方法、および、プログラム

Country Status (6)

Country Link
US (1) US7805641B2 (ja)
JP (1) JP5255282B2 (ja)
KR (1) KR100995812B1 (ja)
DE (1) DE112006003595T5 (ja)
TW (1) TWI402522B (ja)
WO (1) WO2007077839A1 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7623984B2 (en) * 2007-03-23 2009-11-24 Advantest Corporation Test apparatus and electronic device
CN101620559A (zh) * 2008-07-01 2010-01-06 康准电子科技(昆山)有限公司 输入设备的检测装置及检测方法
JPWO2010018691A1 (ja) * 2008-08-14 2012-01-26 株式会社アドバンテスト 試験装置および試験方法
KR101214034B1 (ko) * 2008-09-05 2012-12-20 가부시키가이샤 어드밴티스트 시험 장치, 및 시험 방법
US8185336B2 (en) * 2008-10-30 2012-05-22 Advantest Corporation Test apparatus, test method, program, and recording medium reducing the influence of variations
US7876118B2 (en) 2009-02-05 2011-01-25 Advantest Corporation Test equipment
JP2012247319A (ja) * 2011-05-27 2012-12-13 Advantest Corp 試験装置および試験方法
EP2858383B1 (en) * 2012-05-18 2017-07-05 Kyocera Corporation Measuring apparatus, measuring system and measuring method
CN107480016B (zh) * 2017-07-27 2020-06-12 珠海高凌信息科技股份有限公司 一种传输设备接口电路自检方法及其电路自检系统
JP2022115179A (ja) * 2021-01-28 2022-08-09 キオクシア株式会社 半導体集積回路装置及びその動作方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6419827A (en) * 1987-06-24 1989-01-23 Hewlett Packard Yokogawa Synchronizing device
JPH0539833U (ja) * 1992-05-14 1993-05-28 デ−スタ−コ・メタルエルツオイクニツセ・ゲゼルシヤフト・ミト・ベシユレンクテル・ハフツング 工作物のクランプ装置
JPH06242185A (ja) * 1993-02-15 1994-09-02 Fujitsu Ltd 信号波形測定装置及び信号波形測定方法
JPH07306243A (ja) * 1994-05-10 1995-11-21 Advantest Corp 半導体試験装置用デバイス同期装置及びその同期方法
WO2003104826A1 (ja) * 2002-06-10 2003-12-18 株式会社アドバンテスト 半導体試験装置

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3009300B2 (ja) 1992-06-22 2000-02-14 三菱電機株式会社 任意波形発生装置
JP3406439B2 (ja) 1995-10-24 2003-05-12 株式会社アドバンテスト 可変遅延回路の遅延時間測定装置
JP3892147B2 (ja) 1998-06-22 2007-03-14 株式会社ルネサステクノロジ 半導体装置
US6820234B2 (en) * 1998-06-29 2004-11-16 Acuid Limited Skew calibration means and a method of skew calibration
JP4251800B2 (ja) * 2001-11-08 2009-04-08 株式会社アドバンテスト 試験装置
JP4279489B2 (ja) 2001-11-08 2009-06-17 株式会社アドバンテスト タイミング発生器、及び試験装置
JP3798713B2 (ja) 2002-03-11 2006-07-19 株式会社東芝 半導体集積回路装置及びそのテスト方法
DE10219916A1 (de) * 2002-05-03 2003-12-04 Infineon Technologies Ag Testanordnung mit Testautomat und integriertem Schaltkreis sowie Verfahren zur Ermittlung des Zeitverhaltens eines integrierten Schaltkreises
US6885209B2 (en) * 2002-08-21 2005-04-26 Intel Corporation Device testing
JP4425537B2 (ja) * 2002-10-01 2010-03-03 株式会社アドバンテスト 試験装置、及び試験方法
TWI298223B (en) * 2002-11-04 2008-06-21 Mstar Semiconductor Inc Data recovery circuit, phase detection circuit and method for detecting and correcting phase conditions
US7363563B1 (en) * 2003-12-05 2008-04-22 Pmc-Sierra, Inc. Systems and methods for a built in test circuit for asynchronous testing of high-speed transceivers
KR100712519B1 (ko) * 2005-07-25 2007-04-27 삼성전자주식회사 아이 마스크를 이용하여 회로의 특성을 검출하는 테스트장비 및 테스트 방법

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6419827A (en) * 1987-06-24 1989-01-23 Hewlett Packard Yokogawa Synchronizing device
JPH0539833U (ja) * 1992-05-14 1993-05-28 デ−スタ−コ・メタルエルツオイクニツセ・ゲゼルシヤフト・ミト・ベシユレンクテル・ハフツング 工作物のクランプ装置
JPH06242185A (ja) * 1993-02-15 1994-09-02 Fujitsu Ltd 信号波形測定装置及び信号波形測定方法
JPH07306243A (ja) * 1994-05-10 1995-11-21 Advantest Corp 半導体試験装置用デバイス同期装置及びその同期方法
WO2003104826A1 (ja) * 2002-06-10 2003-12-18 株式会社アドバンテスト 半導体試験装置

Also Published As

Publication number Publication date
DE112006003595T5 (de) 2008-11-13
JPWO2007077839A1 (ja) 2009-06-11
KR20080083305A (ko) 2008-09-17
WO2007077839A1 (ja) 2007-07-12
KR100995812B1 (ko) 2010-11-23
TWI402522B (zh) 2013-07-21
TW200736642A (en) 2007-10-01
US20070266290A1 (en) 2007-11-15
US7805641B2 (en) 2010-09-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5255282B2 (ja) 試験装置、試験方法、および、プログラム
JP5175728B2 (ja) 試験装置、調整方法および調整プログラム
JP3920318B1 (ja) 試験装置および試験方法
TWI404954B (zh) 同步測試訊號的測試裝置以及測試方法
US7036055B2 (en) Arrangements for self-measurement of I/O specifications
US20060203577A1 (en) Data output controller in semiconductor memory device and control method thereof
KR101062856B1 (ko) 스큐 검출 회로와 이를 이용한 반도체 메모리 장치
US7222273B2 (en) Apparatus and method for testing semiconductor memory devices, capable of selectively changing frequencies of test pattern signals
US7228248B2 (en) Test apparatus, timing generator and program therefor
JPH10288653A (ja) ジッタ測定方法及び半導体試験装置
US8330471B2 (en) Signal generation and detection apparatus and tester
US20220260635A1 (en) Circuit for transferring data from one clock domain to another
JP5025727B2 (ja) 試験装置
US7061224B2 (en) Test circuit for delay lock loops
JP2006226791A (ja) 試験装置、タイミング発生器、及びプログラム
JP2002139556A (ja) 半導体試験装置
US7246286B2 (en) Testing methods and chips for preventing asnchronous sampling errors
KR20140082326A (ko) 반도체 장치
JP2009047480A (ja) 半導体試験装置
TW201105989A (en) Reception device, test device, reception method, and test method
JP2004144599A (ja) 半導体集積回路
US20080117693A1 (en) Data reading circuit
JP2000304817A (ja) 集積回路試験システム及びタイミング調整方法並びに記録媒体
JP2011254386A (ja) データ受信回路
JPWO2010087008A1 (ja) 電子デバイス、試験装置および試験方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120327

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120528

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121106

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121228

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130416

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130419

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160426

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees