JP5255206B2 - 携帯通信端末装置、迷惑メール管理方法、及びメール管理プログラム - Google Patents

携帯通信端末装置、迷惑メール管理方法、及びメール管理プログラム Download PDF

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本発明は、携帯通信端末装置、迷惑メール管理方法、およびメール管理プログラムに係り、特に、チェーンメール等の迷惑メールへの対処に有用な携帯通信端末装置、迷惑メール管理方法、及びメール管理プログラムに関する。
近年、携帯通信端末装置としての携帯電話機100については、その利便性が高いことから、その普及が若年層から老人層まで急速に広まっている。特に、社会不安から子供に携帯電話機を持たせるケースが増えている。子供向けの携帯電話機も発売されているが、機種が少なく子供には不人気であり、大人と同じ機能のあるものが使用されている。
図3に携帯電話機の一例を示す。この図3において、携帯電話機は、電子メールを送信し又は受信する送信部30および受信部20と、当該受信部20で受信される電子メールを記憶するメール記憶手段40と、これら送信部30,受信部20およびメール記憶手段40の各構成要素の動作を制御する主制御部70とを備えている。
又、主制御部70には、前述した電子メールの送受信に際してそのメール内容を再生表示するための再生表示部50、および受信メールの内容確認のための確認ボタンスイッチ61を含む動作指令入力部60が、併設されている。
このような携帯電話機100にあって、種々の問題が子供にも日常的に降りかかって来ている。特に、日常的に降りかかっている種々の問題としては、近時にあっては、スパムメール、出会い系メール、チェーンメール、及びワンクリック詐欺などの迷惑メールがある。かかる迷惑メールの中で、子供に一番精神的なダメージを与えるのが、チェーンメールである。
従来より、迷惑メールを防止するため、フィルタリング基準に基づいて判断し、迷惑メールを排除するスパムフィルタリングシステムが知られている。
このスパムフィルタリングシステムは、インターフェースと処理システムとから構成されている。そして、移動体通信装置に当てられたメッセージをインタフェースを介して受信し、このインタフェースを介してメッセージを受信した処理システムにおいて第1のフィルタリング基準に基づいて受信したメッセージがスパムメールから成るか否かの最初の判断を行い、その判断が否定の時にそのメッセージをメッセージセンターへ送信してメッセージセンターから移動体通信装置への送信に供する一方、その判断が肯定のとき、第2のフィルタリング基準に基づいてスパムメールとの疑いのある受信メッセージがスパムメールであるか否かの最終判断を行うように構成されている(特許文献1)。
又、電子メールアドレス毎にメールリスト表示ファイルを作成し、そのメールリスト表示ファイル中に迷惑メールがある時にはその迷惑メールを削除するメール管理装置が知られている。このメール管理装置は、移動体端末装置へ電子メールを送信する電子メールシステムのメールセンターへ接続される装置であり、メールセンタから受信される電子メールのメールアドレス毎にメールリスト表示ファイルを作成し、移動体端末装置からの要求に応答してメールリスト表示ファイルを移動体端末装置へ送信する。
そして、移動体端末装置でメールリスト表示ファイルを受信し、そのファイルの中に迷惑メールがある時は、移動体端末装置での選択,確定処理を行って、その削除要求をメール管理装置へ送信し、メール管理装置に保存されている迷惑メールの削除を行う構成となっている(特許文献2)。
更に、メールのアドレス表記法であるURLを調べてチェーンメールを削除するシステムが知られている。
このチェーンメール削除システムは、携帯電話端末装置が電話回線を介してメールサーバに接続され、メールサーバはインターネットに接続されて構成されている。そのメールサーバは、httpフィルタと、チェーンメールURL格納部と、ユーザ用メールボクックス部とを含んで構成されている。そのメールサーバにおいて、携帯電話端末装置宛てのメールがインターネット経由でhttpフィルタを通して受信すると、そのメール本文中にURLがあるか否かを調べる。URLを含まないメールであるときは、そのメールをユーザ用メールメールボクックス部の送信ボクックスに格納し、ユーザのアクセスに供する。URLを含むときには、ユーザ用メールボクックス部のチェーンメール拒否指定欄に拒否指定があるならば、受信メールを自動的に削除するように構成されている(特許文献3)。
又、着信許可又は着信拒否を行うメールアドレスの登録と着信可能メールのドメイン指定とを用いて迷惑電子メールの着信拒否を行う迷惑電子メール防止システムが知られている。
この迷惑電子メール防止システムは、ドメイン名を有するメール管理サーバを利用する携帯電話端末装置が予め着信許可又は着信拒否の登録を行うと共に、当該携帯電話端末装置のメール受信をメール管理サーバのドメイン名を指定している電子メールのみを受信するドメイン指定受信とし、メール管理サーバのドメイン名を有する電子メールのみを着信許可し、メール管理サーバのドメイン名を有しない電子メールは着信拒否するようにして構成されている(特許文献4)。
特開2006−60811号公報 特開2003−143232号公報 特開2003−249964号公報 特開2006−176796号公報
前述した迷惑メールの中で金銭の被害がないために事件になり難く、あまり注目されていないが、子供に一番精神的なダメージを与えるのがチェーンメールである。
子供にとっては知らない人から来たメールは消せば良いが、知っている人から来るチェーンメールは深刻に受け止め不安をつのらせてしまう。
このような迷惑メールを排除するのには、前述した公知のスパムフィルタリングシステム(特許文献1)を応用することも考えられるが、上述した処理システムを設けなければその実現はできない。又、ユーザにはチェーンメールは届かないので、ユーザがチェーンメールに対して何らかの対処をしたいという要求を満たすことはできない。
又、特許文献2乃至特許文献4にあって、迷惑電子メールが端末に届く前に迷惑電子メールを除去するという基本的な構成は、特許文献1にも類似しており、前述した特許文献1について述べた技術的課題が、特許文献2乃至特許文献4にも、それぞれ存在する。
〔発明の目的〕
本発明は、上述した従来例の有する不都合を改善し、特にチェーンメール等の迷惑電子メールから引き起こされる不安を除くのに有用な携帯通信端末装置、迷惑メール管理方法、及びメール管理プログラムを提供することを、その目的とする。
上記目的を達成するため、本発明にかかる携帯通信端末装置は、電子メールを送信し又は受信する送信部および受信部と、当該受信部で受信される電子メールを記憶するメール記憶手段と、これら送信部,受信部およびメール記憶手段の各構成要素の動作を制御する主制御部とを備え携帯通信端末装置にあって、前記メール記憶手段には前記受信部で迷惑電子メールの疑義がある前記電子メールが受信された場合に当該迷惑電子メールを転送すべき携帯通信端末のメールアドレスである転送先メールアドレスを予め記憶したアドレス記憶領域を設けられている。そして、前述した主制御部が、前記疑義のある電子メールが受信された場合に当該電子メールを前記転送先メールアドレスに向けて転送するメール転送制御機能と、この疑義のある電子メール転送後に前記転送先メールアドレスを有する携帯通信端末からの応答を待機し、その応答が迷惑電子メールを示すものである場合に限り、当該電子メールを前記メール記憶手段から削除する迷惑メール削除機能と、を備える、という構成を採っている(請求項1)。
このため、これによると、受信し記憶した電子メールが迷惑電子メールの疑義がある場合に当該電子メールを予め特定された転送先メールアドレスを有する携帯通信端末へ転送すると共に、転送先メールアドレスを有する携帯通信端末からの応答を待機し、その応答が、前記疑義のある電子メールが迷惑電子メールであることを示すものである場合に限り、当該電子メールを削除するように構成したことから、意味不明のチェーンメール等の迷惑電子メールを受信してもその受信内容によって子供が不安感を感じるという不都合を効果的に排除することができる。
ここで、前述した主制御部に当該主制御部の動作を指令する動作指令入力部を併設すると共に、この動作指令入力部に外部入力される転送指令等の動作指令に基づいて、前記主制御部が前記メール転送制御機能を実行するように構成してもよい(請求項2)。
これにより、迷惑電子メールの疑義がある受信した電子メールを、動作指令入力部からの指令により直ちに転送処理することが可能となる。
前述した転送先メールアドレスについては、前記迷惑電子メールの真偽を判別する判別者が保持する携帯通信端末のメールアドレスとしてもよい(請求項3)。
又、前述した動作指令入力部は、転送指令ボタン,削除指令ボタン,および確認ボタンSW等の複数の機能ボタンスイッチを有し、これらの各ボタンスイッチの何れかが選択操作された場合に前記動作指令入力部から対応する所定の動作指令が前記主制御部に送り込まれる構成とした(請求項4)。これにより、迷惑電子メールの迅速な処理が可能となっている。ここで、前述した迷惑電子メールは、チェーンメールであることを特徴とする(請求項5)。
上記目的を達成するため、本発明にかかる迷惑メール管理方法では、迷惑電子メールの疑義がある電子メールが携帯通信端末装置で受信された場合を想定して当該迷惑電子メールにかかる電子メールの転送先となる携帯通信端末のメールアドレスである転送先メールアドレスをアドレス記憶手段に予め記憶する転送先メールアドレス記憶工程と、前記迷惑電子メールの疑義がある電子メールが受信された場合に前記迷惑電子メールにかかる電子メールを前記転送先メールアドレスに向けて転送するメール転送制御工程と、前記疑義のある電子メール転送制御後に前記転送先メールアドレスを有する携帯通信端末からの応答を待機し、その応答が、前記疑義のある電子メールが迷惑電子メールであることを示すものである場合に限り、当該電子メールをメール記憶手段から削除する迷惑メール削除工程とを備える、という構成を採っている(請求項6)。
このため、これによると、迷惑電子メールの疑義がある受信した電子メールが、事前に記憶した転送先となる携帯通信端末のメールアドレスに直ちに転送処理され、転送先メールアドレスを有する携帯通信端末からの応答を待機し、その応答が、前記疑義のある電子メールが迷惑電子メールであることを示すものであれば削除されることから、意味不明のチェーンメール等の迷惑電子メールを受信してもその受信内容によって子供が不安感を感じるという不都合を手際良く排除することができる。
更に、上記目的を達成するため、本発明にかかるメール管理プログラムでは、迷惑電子メールの疑義がある電子メールが携帯通信端末装置で受信された場合を想定して当該迷惑電子メールにかかる電子メールの転送先となる携帯通信端末のメールアドレスである転送先メールアドレスをアドレス記憶手段に予め記憶する転送先メールアドレス記憶機能、前記迷惑電子メールの疑義がある電子メールが受信された場合に前記迷惑電子メールにかかる電子メールを前記転送先メールアドレスに向けて転送するメール転送制御機能、および前記疑義のある電子メール転送制御後に前記転送先メールアドレスを有する携帯通信端末からの応答を待機し、その応答が、前記疑義のある電子メールが迷惑電子メールであることを示すものである場合に限り、当該電子メールをメール記憶手段から削除する迷惑メール削除制御機能、をコンピュータに実行させることを特徴とする(請求項7)。
本発明は、以上のように構成され機能するので、これによると、受信し記憶した電子メールが迷惑電子メールの疑義がある場合に当該電子メールを予め特定された転送先となる携帯通信端末のメールアドレスである転送先メールアドレスへ転送すると共に、前記転送先メールアドレスを有する携帯通信端末からの応答を待機し、その応答が、前記疑義のある電子メールが迷惑電子メールであることを示すものである場合に限り、当該電子メールを削除するように構成したので、意味不明のチェーンメール等の迷惑電子メールを受信してもその受信内容によって子供が不安感を感じるという不都合を効果的に排除することができるという従来にない優れた携帯通信端末装置、迷惑メール管理方法、及びメール管理プログラムを提供することができる。
以下、本発明にかかる一実施の形態を、図1乃至図2に基づいて説明する。ここで、前述した従来例と同一の構成部材については同一の符号を用いるものとする。
図1において、携帯通信端末装置1は、電子メール等の通信情報を送信し又は受信する送信部30および受信部20と、当該受信部20で受信される電子メール等の通信情報を記憶するメール記憶手段4と、これら送信部30,受信部20およびメール記憶手段4の各構成要素の動作を制御する主制御部7とを備えている。
ここで、前述したメール記憶手段4には、前記受信部20で迷惑電子メールの疑義がある電子メールが受信された場合に当該迷惑電子メールを転送すべき転送先メールアドレスを予め記憶したアドレス記憶領域4Aが設けられている。ここで、迷惑電子メールとしては、本実施形態ではチェーンメールを想定している。
又、前述した主制御部7は、前記迷惑電子メールが受信された場合に当該迷惑電子メールを前記転送先メールアドレスに向けて転送するメール転送制御機能7Aと、この迷惑電子メール転送後に当該転送にかかる迷惑電子メールを前記メール記憶手段4から削除する迷惑メール削除機能7Bとを備えて構成されている。
更に、前述した主制御部7には、当該主制御部7の動作を設定する動作指令入力部6が併設されている。そして、この動作指令入力部6に対し外部入力されるメール転送指令等の動作指令に基づいて、前記主制御部7が前記メール転送制御機能7Aおよび迷惑メール削除機能7Bを実行するように構成されている。
前述した転送先メールアドレスは、本実施形態では、迷惑電子メールの真偽を判別する情報を保持するサーバ11のメールアドレスとして特定されている。尚、この転送先メールアドレスについては、前記迷惑電子メールの真偽を判別する判別者(例えば親)が保持する携帯通信端末のメールアドレスとしてもよい。
ここで、前述した動作指令入力部6には、機能ボタンスイッチKBSとして、各種機能(メール作成、通話などの機能)を各別に割り付けられている複数の機能ボタンスイッチKBSが設けられている。これらのボタンの中には本実施形態との関連では転送機能および削除機能を連続して割り付けられている転送・削除ボタンスイッチ6ABと、確認ボタン61と、転送指令を設定入力する転送指令ボタンスイッチ6A、及び削除指令を設定入力する削除指令ボタンスイッチ6B等が装備されている。
前述した受信部20は、受信アンテナ(図示せず)を介して受信した信号形式のメールをデータ形式のメールに変換して主制御部7に送り込む。又、送信部30は、主制御部7から出力されるデータ形式のメールを信号形式のメールに変換して図示しないアンテナから転送先端末11に向けて送信する。
メール記憶装置4は、前述したように主制御部7に制御されて機能し、電子メールを記憶したり、読み出したりするほか、電子メールの転送先端末11について予め決められた所定の転送先メールアドレスをアドレス記憶領域4Aに登録して置く。この転送先メールアドレスは、転送されて来た電子メールがチェーンメールであるか否かを判断できる人(例えば、両親、知り合いなど)にかかる転送先端末11のメールアドレスである。再生表示部50では、主制御部7に接続され、当該主制御部7の制御の下に、電子メールなどの表示を行う。
(動作説明)
次に、本実施形態の動作を図1乃至図2に基づいて説明する。
最初に、本実施形態にあっては、迷惑電子メールの疑義がある電子メールが携帯通信端末装置で受信された場合を想定して当該迷惑電子メールにかかる電子メールの転送先メールアドレスがアドレス記憶手段に予め記憶される(転送先メールアドレス記憶工程)。
次に、説明の都合上、子供(ユーザ)が携行している携帯電話機1の使用開始に際し、当該ユーザが電子メールの着信状態を見たとする。即ち、再生表示部50に表示されている電子メールのメール内容を見て、その電子メールの中にチェーンメールの疑義がある電子メールが着信していることに気付いたとき、当該ユーザは、転送・削除ボタンスイッチ6ABを押下する(図2のステップS101)。これにより、迷惑電子メールの疑義がある電子メールが前述した転送先メールアドレスに向けて転送される(メール転送制御工程)。
ここで、転送・削除ボタンスイッチ6ABが押下された場合、その表示が主制御部7に制御されて再生表示部50に表示される。そして、ユーザがその表示を見て転送・削除の確認を確認ボタン61から入力して確認をした旨のフラグをメール記憶装置4の所定の記憶位置に立てた後(記憶した後)(図2のステップS102:イエス)、メール記憶装置4に記憶されている上記チェーンメールの疑義がある電子メールを読み出すと共に、メール記憶装置4に予め登録してある転送先メールアドレスを読み出して当該電子メールを所定の転送先メールアドレスに発信部3を介して転送する(図2のステップS103)。
電子メールを受信した上記転送先メールアドレスの携帯電話機11の所持者は、その電子メールを見て当該電子メールがチェーンメールであるか否かを判断し、その判断結果をユーザに知らせる。
ここで、転送元の携帯電話機1では、その受信部20を介して削除指令情報を主制御部7が受け取り、これにより、制御部7の迷惑メール削除機能7Bが作動し、削除指令情報と上述したフラグが立っている(記憶されている)こととに応答してメール記憶装置4に記憶されているチェーンメールの疑義がある電子メールが削除される(図2のステップS104)。
即ち、前述した迷惑電子メール転送制御後に、当該転送にかかる迷惑電子メールが前記メール記憶手段から削除される(迷惑メール削除工程)。
このように、この本実施形態によれば、携帯電話機1で受信した電子メールがチェーンメールであるとの疑義があるとき、ユーザがその電子メールを所定のメールアドレス(両親、知り合いなどのメールアドレス)に転送し削除するようにしたので、ユーザをチェーンメールによって惹起される精神的動揺から確実に開放することができる。
ここで、上記した実施形態における各構成部分の動作工程にあって、転送先メールアドレス記憶工程,メール転送制御工程,および迷惑メール削除工程については、当該各工程の実行内容をプログラム化しコンピュータにて実行するように構成してもよい。
このようにしても、前述した実施形態と同等に機能し、受信した電子メールがチェーンメールであるとの疑義があるとき、ユーザがその電子メールを所定のメールアドレス(両親、知り合いなどのメールアドレス)に転送し削除し得るので、これによって、ユーザをチェーンメールによって惹起される精神的動揺から確実に開放することができる。
ここで、上記実施形態では、主としてチェーンメールについて説明したが、スパムメール、出会い系メール及びワンクリック詐欺などの迷惑メールについても同様に対応することができる。又、上記実施例においては、携帯電話機を例にこの発明を説明したが、本発明では、その他の携帯通信端末装置、例えば、PDA(携帯情報端末)等について実施するようにしてもよい。
又、電子メールの転送相手はサーバでもよい。転送されて来た電子メールでチェーンメールや迷惑電子メールのデータベース11Aを構成し、同様のチェーンメールや迷惑電子メールが転送されて来たときの自動判別のデータにしてもよい。更に、チェーンメールや迷惑電子メールの事例として個人情報を伏せてウェブで公開してもよい。
本発明の一実施形態である携帯通信端末装置(携帯電話機)の電気的構成を示すブロック図である。 図1に開示した実施形態の処理手順を示すフローチャートである。 従来例を示すブロック図である。
符号の説明
1 携帯電話機(携帯通信端末装置)
4 メール記憶手段
4A アドレス記憶領域
6 動作指令入力部
6A 転送指令ボタンスイッチ(転送指令ボタンSW)
6B 削除指令ボタンスイッチ(削除指令ボタンSW)
6AB 転送・削除ボタンスイッチ
7 主制御部
7A メール転送制御機能
7B 迷惑メール削除機能
20 受信部
30 送信部
50 再生 表示部
61 確認ボタンスイッチ
KBS 機能ボタン

Claims (7)

  1. 電子メールを送信し又は受信する送信部および受信部と、当該受信部で受信される電子メールを記憶するメール記憶手段と、これら送信部,受信部およびメール記憶手段の各構成要素の動作を制御する主制御部とを備え携帯通信端末装置において、
    前記メール記憶手段に、前記受信部で迷惑電子メールの疑義がある前記電子メールが受信された場合に当該電子メールを転送すべき携帯通信端末のメールアドレスである転送先メールアドレスを予め記憶したアドレス記憶領域を設け、
    前記主制御部が、疑義のある電子メールが受信された場合に当該電子メールを前記転送先メールアドレスに向けて転送するメール転送制御機能と、
    前記疑義のある電子メール転送後に前記転送先メールアドレスを有する携帯通信端末からの応答を待機し、その応答が、前記疑義のある電子メールが迷惑電子メールであることを示すものである場合に限り、当該電子メールを前記メール記憶手段から削除する迷惑メール削除機能と、を備えていることを特徴とした携帯通信端末装置。
  2. 前記請求項1に記載の携帯通信端末装置において、
    前記主制御部に、当該主制御部の動作を設定する動作指令入力部を併設すると共に、
    この動作指令入力部に対して外部入力されるメール転送指令等の動作指令に基づいて、前記主制御部が前記メール転送制御機能を実行する構成としたことを特徴とする携帯通信端末装置。
  3. 前記請求項1乃至2に記載の携帯通信端末装置において、
    前記転送先メールアドレスは、前記迷惑電子メールの真偽を判別する判別者が保持する携帯通信端末のメールアドレスであることを特徴とする携帯通信端末装置。
  4. 前記請求項2に記載の携帯通信端末装置において、
    前記動作指令入力部は転送指令ボタン,削除指令ボタン,および確認ボタン等の複数の関数ボタンを有し、これらの各ボタンの何れかが選択操作された場合に前記動作指令入力部から対応する所定の動作指令が前記主制御部に入力される構成としたことを特徴とする携帯通信端末装置。
  5. 前記請求項1乃至4のいずれか一つに記載の携帯通信端末装置において、
    前記迷惑電子メールは、チェーンメールであることを特徴とする携帯通信端末装置。
  6. 迷惑電子メールの疑義がある電子メールが携帯通信端末装置で受信された場合を想定して当該迷惑電子メールにかかる電子メールの転送先となる携帯通信端末のメールアドレスである転送先メールアドレスをアドレス記憶手段に予め記憶する転送先メールアドレス記憶工程と、
    前記迷惑電子メールの疑義がある電子メールが受信された場合に前記迷惑電子メールにかかる電子メールを前記転送先メールアドレスに向けて転送するメール転送制御工程と、
    前記疑義のある電子メール転送制御後に前記転送先メールアドレスを有する携帯通信端末からの応答を待機し、その応答が、前記疑義のある電子メールが迷惑電子メールであることを示すものである場合に限り、当該電子メールをメール記憶手段から削除する迷惑メール削除工程とを備えていることを特徴とした迷惑電子メール管理方法。
  7. 迷惑電子メールの疑義がある電子メールが携帯通信端末装置で受信された場合を想定して当該迷惑電子メールにかかる電子メールの転送先となる携帯通信端末のメールアドレスである転送先メールアドレスをアドレス記憶手段に予め記憶する転送先メールアドレス記憶機能、
    前記迷惑電子メールの疑義がある電子メールが受信された場合に前記迷惑電子メールにかかる電子メールを前記転送先メールアドレスに向けて転送するメール転送制御機能、
    前記疑義のある電子メール転送制御後に前記転送先メールアドレスを有する携帯通信端末からの応答を待機し、その応答が、前記疑義のある電子メールが迷惑電子メールであることを示すものである場合に限り、当該電子メールをメール記憶手段から削除する迷惑メール削除制御機能、
    をコンピュータに実行させることを特徴としたメール管理プログラム。
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