JP3606262B2 - 電子メールサーバ及びその制御方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子メールサーバ及びその制御方法に関し、特に、迷惑メールを好適に排除することのできる電子メールサーバ及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯電話端末やコンピュータ端末に対していわゆる迷惑メールが送信され、大きな社会問題となっている。迷惑メールの例として、例えば、大量の広告メールが送信されたり、嫌がらせ目的で大量の無意味な電子メールが送信されたり、また非常に大容量のメールが携帯電話端末や個人のコンピュータに送信されている。これら迷惑メールは、その送信者が任意に選択したアドレス宛に一方的に送信しているので、受信者側としては決して受信を望まないメールである。
【0003】
従来、このような迷惑メールを排除する方法としては、例えば、既に携帯電話端末等の業者が実施しているように、利用者が一度受信したことのある迷惑メールの発信元アドレスを携帯電話業者側に登録して、これらの迷惑メールをそれ以後受信しないようにする。また、迷惑メール送信者に対して、メールアドレスが容易に判明しないように利用者が自分の携帯電話端末等のアドレスをその都度変更するなどしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の方法では以下のような問題がある。第1に、利用者が迷惑メールの発信元アドレスを受信拒否アドレスとして設定するには、一旦迷惑メールを受信して発信元アドレスを知る必要があり、事前に迷惑メールの受信を拒否することができない。また利用者が受信拒否として設定できる発信元アドレス数は、携帯電話業者側で上限が設けられており、多数の送信者から迷惑メールが送信されてくる場合に対応できない。第2に、何らかの理由で迷惑メール送信者にアドレスが漏れると、利用者がその都度アドレスを変更する必要がある。この場合、利用者は本来メールのやりとりを行いたい他の利用者全員にアドレス変更を依頼する必要があり、非常に手間がかかる。
【0005】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、迷惑メールの受信を好適に防止することができる電子メールサーバ及びその制御方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決すべく本発明の電子メールサーバは、電子メールサービス利用者が受信拒否登録した人数を発信元アドレス毎にカウントしたカウンタ値と、前記利用者が前記カウンタ値の上限として設定した利用者毎のしきい値とを格納しておき、新たに受信した電子メールの発信元アドレスについてのカウンタ値が、当該電子メールの送信先となる利用者の設定したしきい値を超える場合に、当該発信元アドレスからの電子メールをメールボックスに格納しないことを特徴とする。
【0007】
このように本発明の電子メールサーバでは、電子メールサービスの利用者である自分も含めて、すべての利用者が受信拒否登録した人数を発信元アドレス毎にカウントして、その上限値をしきい値として自分で設定しておくことにより、自分以外の利用者が受信拒否した発信元アドレスからの電子メールも受信しなくても済む。このことにより迷惑メールの受信数を大幅に削減できる。また余計な電子メールを受信しなくてもよいので、利用者に請求される通信コストをおさえることができる。
【0008】
また本発明の電子メールサーバは、ネットワークを介して電子メールの送受信を行う送受信手段と、電子メールサービス利用者が受信拒否登録した人数を発信元アドレス毎にカウントしたカウンタ値と、前記利用者が前記カウンタ値の上限として設定した利用者毎のしきい値と、を格納する受信拒否メールリストと、前記送受信手段が新たに受信した電子メールの発信元アドレスの前記カウンタ値が、当該電子メールの送信先となる利用者の設定したしきい値を超えている場合に、当該発信元アドレスからの電子メールを受信しないとする判別手段と、を備えることを特徴とする。
【0009】
また本発明の電子メールサーバはさらに、前記判別手段で受信しないと判別した電子メール以外の電子メールを格納するメールボックスを備えることを特徴とする。
【0010】
また本発明の電子メールサーバは、前記送受信手段が、前記メールボックスに格納された電子メールを、当該電子メールの送信先である利用者に自動的に転送することを特徴とする。
【0011】
本発明の電子メールサーバの制御方法は、電子メールサービス利用者が受信拒否登録した人数を発信元アドレス毎にカウントしたカウンタ値と、前記利用者が前記カウンタ値の上限として設定した利用者毎のしきい値と、を格納するステップと、新たに受信した電子メールの発信元アドレスの前記カウンタ値が、当該電子メールの送信先となる利用者の設定したしきい値を超えている場合に、当該発信元アドレスからの電子メールを受信しないと判別するステップと、を含むことを特徴とする。
【0012】
また本発明の電子メールサーバの制御方法はさらに、前記判別ステップで受信しないと判別した電子メール以外の電子メールをメールボックスに格納するステップを含む特徴とする。
【0013】
また本発明の電子メールサーバの制御方法はさらに、前記メールボックスに格納された電子メールを、当該電子メールの送信先である利用者に自動的に転送するステップを含むことを特徴とする。
【0014】
本発明のプログラムは、電子メールサービス利用者が受信拒否登録した人数を発信元アドレス毎にカウントしたカウンタ値と、前記利用者が前記カウンタ値の上限として設定した利用者毎のしきい値と、を格納する処理と、新たに受信した電子メールの発信元アドレスの前記カウンタ値が、当該電子メールの送信先となる利用者の設定したしきい値を超えている場合に、当該発信元アドレスからの電子メールを受信しないと判別する処理と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0015】
また本発明のプログラムはさらに、前記判別処理で受信しないと判別した電子メール以外の電子メールをメールボックスに格納する処理をコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0016】
また本発明のプログラムはさらに、前記メールボックスに格納された電子メールを、当該電子メールの送信先である利用者に自動的に転送する処理をコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を添付の図面を参照して説明する。図1は、本発明の電子メールサーバを含む電子メールシステムの構成を示す図である。図1に示すように、本実施形態における電子メールシステムは、ユーザ(利用者)の有する携帯電話端末10及びユーザ端末20と、携帯電話業者やインターネットサービスプロバイダ(ISP)等が有するサービス業者システム30(電子メールサーバ)と、迷惑メールを発信する業者が有する発信者端末40と、をネットワーク100を介して接続している。なお、以下の実施形態ではネットワーク100をインターネットであるとして説明する。
【0018】
携帯電話端末10は、インターネット100を介して電子メールを送受信する通信機能を備えた携帯電話である。またユーザ端末20は、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置であり、電子メールを電話回線あるいはLAN等の経由でインターネット100を介して送受信する通信機能を備えた装置である。一方、発信者端末40は、迷惑メールを発信する業者が有する通信機能を備えた情報処理装置である。なお、図1にはこれらの各端末は一つしか図示していないが、実際には複数の端末がネットワーク100に接続されているものとする。
【0019】
サービス業者システム30は、携帯電話業者やプロバイダ等が有する情報処理装置であり、迷惑メール防止サービスを提供するシステムである。サービス業者システム30は、電子メールの送受信を行うメールサーバ31と、後述するユーザ情報を格納する受信拒否メールリスト32を備えている。メールサーバ31は、電子メールの送受信手段33、電子メール判別手段34、メールボックス35を備える。ユーザは自らの端末からメールボックス35にアクセスし、各端末10及び20で自分宛の電子メールを受信する。なおメールサーバ31は、ユーザからのアクセスがなくても、受信電子メールをその送信先である携帯電話端末10あるいはユーザ端末20に対して転送するようにしてもよい。
【0020】
送受信手段33は、サービス業者の提供する電子メールサービスにおいて、インターネット100を介して電子メールを送受信する手段である。電子メール判別手段34は、当該サービスにおいて送受信される電子メールが、受信拒否メールリスト32に登録された電子メールに該当するか否かを判別する手段である。メールボックス35は、サービス業者システムに登録したユーザ宛に送受信される電子メールを各登録ユーザ毎に格納しておくハードディスク領域である。
【0021】
受信拒否メールリスト32は、ユーザが受信拒否を希望する迷惑メールの発信元アドレスなどのユーザ情報を登録・設定して格納しておくデータベースである。具体的には、各ユーザが受信拒否を希望する迷惑メールの発信元アドレスと、受信拒否として登録された各発信元アドレス毎に何人のユーザから同様に受信拒否として登録されたかをカウントしたカウンタ値、およびカウンタ値がそれ以上超えた場合に受信拒否とする各ユーザ任意のしきい値が登録されている。またその他のユーザ情報として、ユーザの氏名、電話番号、住所、電子メールアドレス等のユーザを識別するための情報が、ユーザ登録情報データベースサーバ(図示せず)に登録されている。
【0022】
電子メール判別手段34は、送受信手段33が受信した電子メールの発信元アドレスと、受信拒否メールリストに格納された受信拒否アドレス、およびユーザが設定したしきい値以上のアドレスとを比較して、当該電子メールが受信を許可してもよい電子メールか、あるいは受信を拒否すべき電子メールかを判別する。この判別により、受信してもよいと判別された電子メールは、送信先であるユーザのメールボックス35に格納され、受信拒否と判別された電子メールは削除される。
【0023】
なお、メールサーバ31が行う上述の処理は、メールサーバ31のハードディスク領域(図示せず)に格納されたプログラムの制御によりすべての処理が行われる。すなわち、メールサーバ31のCPU(図示せず)が、記憶領域に格納されたプログラムを随時読み込むことにより各処理が行われる。また、例えばメールサーバ31と着脱可能な記録媒体に読み取り可能な形態でプログラムが記録され、使用時にインストールして随時処理が実行されるものであってもよい。
【0024】
以上のように、迷惑メール防止サービスを受ける各ユーザは、自ら受信拒否アドレスとして登録した電子メールアドレスからの電子メール以外に、他のユーザが受信拒否アドレスとして登録した数が自ら設定したしきい値以上となるアドレスからの電子メールの受信も拒否することができる。このため従来と比較して、迷惑メールの受信数をさらに減少させることができ、また受信数の削減により、ユーザにかかる通信コストをおさえることができる。
【0025】
以下に、本実施形態における電子メールシステムへの第1の登録手続の流れを説明する。図2は、ユーザがサービス業者システム30の提供するサービスを利用する場合の第1の登録手続の流れを説明するためのフローチャートであり、図3はユーザ情報の登録画面を示す図である。なおサービス業者は、ネットワーク100上に迷惑メール防止サービス用のホームページを開設している。ユーザは、自分の携帯電話端末10あるいはユーザ端末20を介して、上述したホームページにアクセスする(図2ステップA1)。
【0026】
ユーザからのアクセスに応答して、サービス業者システム30は、ユーザ登録フォームを携帯電話端末10あるいはユーザ端末20に送信する(ステップA2)。各端末10又は20の画面上には、図4に示すようなユーザ登録ページが表示される(ステップA3)。ユーザは、この画面上で必要な情報を入力して、ユーザ情報を登録する(ステップA4)。図3の例では、登録項目は氏名、住所、電話番号、ならびにユーザ自身の電子メールアドレスである。入力したユーザ登録情報は、携帯電話端末10及びユーザ端末20に一時的に記憶される。
【0027】
次に、ユーザが図3の画面上に示す「送信ボタン」をクリックして選択すると、ユーザ登録情報がネットワーク100を介してサービス業者システム30に送信される(ステップA5)。サービス業者システム30では、ユーザ登録情報を受信すると(ステップA6)、受信したユーザ登録情報をユーザ登録情報データベースサーバ(図示せず)に登録する(ステップA7)。なお、上記登録手続は、ユーザが例えばサービス業者の提供する電子メールサービスを利用する際に同様の登録を行っている場合は改めて行う必要はない。
【0028】
次に、本実施形態における電子メールシステムの第2の登録手続の流れを説明する。図4はユーザがサービス業者システム30の提供するサービスを利用する場合の第2の登録手続の流れを説明するためのフローチャートであり、図5は受信拒否メールアドレス情報の登録画面を示す図である。また図6は、受信拒否メールリスト32の構成を示す図である。図6に示すように、受信拒否メールリスト32は、登録したユーザ(利用者)毎に受信拒否メールアドレスリストとしきい値を登録しており、また受信拒否アドレスとしてすべてのユーザから登録されたアドレス毎のカウンタ値リストを登録している。
【0029】
ユーザは、携帯電話端末10又はユーザ端末20を介して迷惑メールを受信した場合、上述したサービス業者システム30が開設するホームページにアクセスする(図4ステップB1)。ユーザからのアクセスに応答して、サービス業者システム30は、受信拒否メールアドレス登録フォームを携帯電話端末10又はユーザ端末20に送信する(ステップB2)。各端末10又は20の画面上には、図5に示すような受信拒否メールアドレス登録画面が表示される(ステップB3)。ユーザは、この画面上で必要な情報を入力して、受信拒否メールアドレス情報を登録する(ステップB4)。
【0030】
具体的には図5に示すように、ユーザは自分が受信拒否を希望するメールアドレスを入力し、さらに自分が受信拒否として登録したアドレス以外で、他のユーザが受信拒否アドレスとして登録したアドレスについて、カウンタ値がいくつになれば受信拒否するかのしきい値を入力する。図5の例では、受信拒否メールアドレスの数が5カ所、しきい値は3桁まで入力できるようにしている。なお、入力箇所はこの数に限定されるわけではない。入力した受信拒否メールアドレス情報は、携帯電話端末10又はユーザ端末20に一時的に記憶される。
【0031】
次いで、ユーザが図5の画面上に示す「送信ボタン」をクリックして選択すると、受信拒否メールアドレス情報がネットワーク100を介してサービス業者システム30に送信される(ステップB5)。サービス業者システム30では、受信拒否メールアドレス情報を受信すると(ステップB6)、受信した情報に含まれる受信拒否メールアドレスを、受信拒否メールリスト32のカウンタ値リスト(図6参照)から検索する(ステップB7)。また、ユーザの受信拒否アドレスを受信拒否メールリスト32のユーザ毎の受信拒否リストに登録する(図6参照)。
【0032】
受信拒否メールリスト32のカウンタ値リストに、ユーザが受信拒否したメールアドレスが登録されていない場合(ステップB8 NO)、カウンタ値リストにそのメールアドレスを追加して、当該アドレスに対応するカウンタ値を1に設定する(ステップB9)。一方、カウンタ値リストに、今回ユーザが受信拒否したメールアドレスが既に登録されている場合(ステップB8 YES)、カウンタ値リストの当該アドレスに対応するカウンタ値を+1とする(ステップB10)。
【0033】
次に、本実施形態における迷惑メール防止サービスの処理の流れを説明する。図7は、サービス業者システム30の提供する迷惑メール防止サービスの処理の流れを示すフローチャートである。
【0034】
迷惑メール発信者の有する複数の発信者端末40からサービス業者システム30の登録ユーザ宛に電子メールが送信されると(図7ステップC1)、サービス業者システム30では送受信手段33がその電子メールを受信する。本実施例では、ユーザA宛(図6参照)に、発信元アドレスが(i)「○○○@×××.ne.jp」、(ii)「△△△@□□□.net」、(iii)「☆☆☆@◇◇◇.com」の3通のメールが発信された場合について説明する。
【0035】
送受信手段33が受信した3通の電子メールについて、電子メール判別手段34は、まず発信元アドレス(i)「○○○@×××.ne.jp」が、ユーザAの受信拒否リストに登録された受信拒否アドレスか否かについて検索する(ステップC2)。ここで図6に示すように、この発信元アドレス(i)はユーザAの受信拒否リストに登録された受信拒否アドレスと一致するため(ステップC2 YES)、当該電子メールは自動的に削除される(ステップC3)。なお、送受信手段33がユーザA宛に電子メールを送信できない旨の通知を、発信元である発信者端末40に送信するようにしてもよい。
【0036】
電子メール判別手段34は、次いで発信元アドレス(ii)「△△△@□□□.net」が、ユーザAの受信拒否リストに登録された受信拒否アドレスか否かについて検索する(ステップC2)。ここで図6に示すように、この発信元アドレス(ii)はユーザAの受信拒否リストに登録された受信拒否アドレスと一致しないため(ステップC2 NO)、当該アドレス(ii)のカウンタ値をカウンタ値リストから検索する(ステップC4)。このアドレス(iii)のしきい値は100であり(図6参照)、ユーザAの設定したしきい値50以上であるので(ステップC4 YES)、当該電子メールは自動的に削除される(ステップC5)。なお、送受信手段33がユーザA宛に電子メールを送信できない旨の通知を、発信元である発信者端末40に送信するようにしてもよい。
【0037】
電子メール判別手段34は、次いで発信元アドレス(iii)「☆☆☆@◇◇◇.com」が、ユーザAのリストに登録された受信拒否アドレスか否かについて検索する(ステップC2)。ここで図6に示すように、この発信元アドレス(iii)はユーザAの受信拒否リストに登録された受信拒否アドレスと一致しないため(ステップC2 NO)、当該アドレス(iii)のカウンタ値をカウンタ値リストから検索する(ステップC4)。このアドレスは、カウンタ値リストに登録されていないアドレスであるため(ステップC4 NO)、当該電子メールは送信先であるユーザのメールボックス35に格納される(ステップC6)。
【0038】
次いでユーザは、自らの端末10又は20から、インターネット100を介してメールボックス35にアクセスし、自分宛の電子メールを受信する。なお上述したように、メールサーバ31が、受信電子メールをその送信先であるユーザが有する携帯電話端末10あるいはユーザ端末20に対して自動的に転送するようにしてもよい。
【0039】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の電子メールサーバ及びその制御方法によれば、自分以外の他のユーザが受信拒否しているアドレスからの電子メールを、しきい値を設定することにより一括して受信拒否することができる。このことにより迷惑メールの受信数を大幅に削減できるので、ユーザにかかる通信コストをおさえることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明における電子メールシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】図2は、本発明における電子メールシステムの処理の流れを説明するためのフローチャートである。
【図3】図3は、ユーザ情報の登録画面を示す図である。
【図4】図4は、本発明における電子メールシステムの処理の流れを説明するためのフローチャートである。
【図5】図5は、受信拒否メールアドレス情報の登録画面を示す図である。
【図6】図6は、受信拒否メールリストの構成を示す図である。
【図7】図7は、本発明における電子メールシステムの処理の流れを説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
10 携帯電話端末
20 ユーザ端末
30 サービス業者システム
31 メールサーバ
32 受信拒否メールリスト
33 送受信手段
34 電子メール判別手段
35 メールボックス
40 発信者端末

Claims (10)

  1. 電子メールサービス利用者が受信拒否登録した人数を発信元アドレス毎にカウントしたカウンタ値と、前記利用者が前記カウンタ値の上限として設定した利用者毎のしきい値とを格納しておき、新たに受信した電子メールの発信元アドレスについてのカウンタ値が、当該電子メールの送信先となる利用者の設定したしきい値を超える場合に、当該発信元アドレスからの電子メールをメールボックスに格納しないことを特徴とする電子メールサーバ。
  2. ネットワークを介して電子メールの送受信を行う送受信手段と、
    電子メールサービス利用者が受信拒否登録した人数を発信元アドレス毎にカウントしたカウンタ値と、前記利用者が前記カウンタ値の上限として設定した利用者毎のしきい値と、を格納する受信拒否メールリストと、
    前記送受信手段が新たに受信した電子メールの発信元アドレスの前記カウンタ値が、当該電子メールの送信先となる利用者の設定したしきい値を超えている場合に、当該発信元アドレスからの電子メールを受信しないとする判別手段と、
    を備えることを特徴とする電子メールサーバ。
  3. 請求項2に記載の電子メールサーバがさらに、前記判別手段で受信しないと判別した電子メール以外の電子メールを格納するメールボックスを備えることを特徴とする電子メールサーバ。
  4. 請求項3に記載の電子メールサーバにおいて、前記送受信手段は、前記メールボックスに格納された電子メールを、当該電子メールの送信先である利用者に自動的に転送することを特徴とする電子メールサーバ。
  5. 電子メールサービス利用者が受信拒否登録した人数を発信元アドレス毎にカウントしたカウンタ値と、前記利用者が前記カウンタ値の上限として設定した利用者毎のしきい値と、を格納するステップと、
    新たに受信した電子メールの発信元アドレスの前記カウンタ値が、当該電子メールの送信先となる利用者の設定したしきい値を超えている場合に、当該発信元アドレスからの電子メールを受信しないと判別するステップと、
    を含むことを特徴とする電子メールサーバの制御方法。
  6. 請求項5に記載の電子メールサーバの制御方法がさらに、前記判別ステップで受信しないと判別した電子メール以外の電子メールをメールボックスに格納するステップを含む特徴とする電子メールサーバの制御方法。
  7. 請求項6に記載の電子メールサーバの制御方法がさらに、前記メールボックスに格納された電子メールを、当該電子メールの送信先である利用者に自動的に転送するステップを含むことを特徴とする電子メールサーバの制御方法。
  8. 電子メールサービス利用者が受信拒否登録した人数を発信元アドレス毎にカウントしたカウンタ値と、前記利用者が前記カウンタ値の上限として設定した利用者毎のしきい値と、を格納する処理と、
    新たに受信した電子メールの発信元アドレスの前記カウンタ値が、当該電子メールの送信先となる利用者の設定したしきい値を超えている場合に、当該発信元アドレスからの電子メールを受信しないと判別する処理と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  9. 請求項8に記載のプログラムがさらに、前記判別処理で受信しないと判別した電子メール以外の電子メールをメールボックスに格納する処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  10. 請求項9に記載のプログラムがさらに、前記メールボックスに格納された電子メールを、当該電子メールの送信先である利用者に自動的に転送する処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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