JP2003234781A - 電子メールサーバ及びその制御方法 - Google Patents

電子メールサーバ及びその制御方法

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JP2003234781A JP2002032732A JP2002032732A JP2003234781A JP 2003234781 A JP2003234781 A JP 2003234781A JP 2002032732 A JP2002032732 A JP 2002032732A JP 2002032732 A JP2002032732 A JP 2002032732A JP 2003234781 A JP2003234781 A JP 2003234781A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 迷惑メールの受信を好適に防止することがで
きる電子メールサーバ及びその制御方法を提供する。 【解決手段】 ネットワークを介して電子メールの送受
信を行う送受信手段(33)と、電子メールサービス利
用者が受信拒否登録した人数を発信元アドレス毎にカウ
ントしたカウンタ値と、前記利用者が前記カウンタ値の
上限として設定した受信者毎のしきい値と、を格納する
受信拒否メールリスト(32)と、前記送受信手段が新
たに受信した電子メールの発信元アドレスの前記カウン
タ値が、当該電子メールの送信先の利用者が設定したし
きい値を超えている場合に、当該発信元アドレスからの
電子メールを受信しないとする判別手段(34)と、を
備えるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子メールサーバ
及びその制御方法に関し、特に、迷惑メールを好適に排
除することのできる電子メールサーバ及びその制御方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話端末やコンピュータ端末
に対していわゆる迷惑メールが送信され、大きな社会問
題となっている。迷惑メールの例として、例えば、大量
の広告メールが送信されたり、嫌がらせ目的で大量の無
意味な電子メールが送信されたり、また非常に大容量の
メールが携帯電話端末や個人のコンピュータに送信され
ている。これら迷惑メールは、その送信者が任意に選択
したアドレス宛に一方的に送信しているので、受信者側
としては決して受信を望まないメールである。
【0003】従来、このような迷惑メールを排除する方
法としては、例えば、既に携帯電話端末等の業者が実施
しているように、利用者が一度受信したことのある迷惑
メールの発信元アドレスを携帯電話業者側に登録して、
これらの迷惑メールをそれ以後受信しないようにする。
また、迷惑メール送信者に対して、メールアドレスが容
易に判明しないように利用者が自分の携帯電話端末等の
アドレスをその都度変更するなどしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方法では以下のような問題がある。第1に、利用者が迷
惑メールの発信元アドレスを受信拒否アドレスとして設
定するには、一旦迷惑メールを受信して発信元アドレス
を知る必要があり、事前に迷惑メールの受信を拒否する
ことができない。また利用者が受信拒否として設定でき
る発信元アドレス数は、携帯電話業者側で上限が設けら
れており、多数の送信者から迷惑メールが送信されてく
る場合に対応できない。第2に、何らかの理由で迷惑メ
ール送信者にアドレスが漏れると、利用者がその都度ア
ドレスを変更する必要がある。この場合、利用者は本来
メールのやりとりを行いたい他の利用者全員にアドレス
変更を依頼する必要があり、非常に手間がかかる。
【0005】本発明は上記課題に鑑みてなされたもので
あり、迷惑メールの受信を好適に防止することができる
電子メールサーバ及びその制御方法を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく本
発明の電子メールサーバは、電子メールサービス利用者
が受信拒否登録した人数を発信元アドレス毎にカウント
したカウンタ値と、前記利用者が前記カウンタ値の上限
として設定した利用者毎のしきい値とを格納しておき、
新たに受信した電子メールの発信元アドレスについての
カウンタ値が、当該電子メールの送信先となる利用者の
設定したしきい値を超える場合に、当該発信元アドレス
からの電子メールをメールボックスに格納しないことを
特徴とする。
【0007】このように本発明の電子メールサーバで
は、電子メールサービスの利用者である自分も含めて、
すべての利用者が受信拒否登録した人数を発信元アドレ
ス毎にカウントして、その上限値をしきい値として自分
で設定しておくことにより、自分以外の利用者が受信拒
否した発信元アドレスからの電子メールも受信しなくて
も済む。このことにより迷惑メールの受信数を大幅に削
減できる。また余計な電子メールを受信しなくてもよい
ので、利用者に請求される通信コストをおさえることが
できる。
【0008】また本発明の電子メールサーバは、ネット
ワークを介して電子メールの送受信を行う送受信手段
と、電子メールサービス利用者が受信拒否登録した人数
を発信元アドレス毎にカウントしたカウンタ値と、前記
利用者が前記カウンタ値の上限として設定した利用者毎
のしきい値と、を格納する受信拒否メールリストと、前
記送受信手段が新たに受信した電子メールの発信元アド
レスの前記カウンタ値が、当該電子メールの送信先とな
る利用者の設定したしきい値を超えている場合に、当該
発信元アドレスからの電子メールを受信しないとする判
別手段と、を備えることを特徴とする。
【0009】また本発明の電子メールサーバはさらに、
前記判別手段で受信しないと判別した電子メール以外の
電子メールを格納するメールボックスを備えることを特
徴とする。
【0010】また本発明の電子メールサーバは、前記送
受信手段が、前記メールボックスに格納された電子メー
ルを、当該電子メールの送信先である利用者に自動的に
転送することを特徴とする。
【0011】本発明の電子メールサーバの制御方法は、
電子メールサービス利用者が受信拒否登録した人数を発
信元アドレス毎にカウントしたカウンタ値と、前記利用
者が前記カウンタ値の上限として設定した利用者毎のし
きい値と、を格納するステップと、新たに受信した電子
メールの発信元アドレスの前記カウンタ値が、当該電子
メールの送信先となる利用者の設定したしきい値を超え
ている場合に、当該発信元アドレスからの電子メールを
受信しないと判別するステップと、を含むことを特徴と
する。
【0012】また本発明の電子メールサーバの制御方法
はさらに、前記判別ステップで受信しないと判別した電
子メール以外の電子メールをメールボックスに格納する
ステップを含む特徴とする。
【0013】また本発明の電子メールサーバの制御方法
はさらに、前記メールボックスに格納された電子メール
を、当該電子メールの送信先である利用者に自動的に転
送するステップを含むことを特徴とする。
【0014】本発明のプログラムは、電子メールサービ
ス利用者が受信拒否登録した人数を発信元アドレス毎に
カウントしたカウンタ値と、前記利用者が前記カウンタ
値の上限として設定した利用者毎のしきい値と、を格納
する処理と、新たに受信した電子メールの発信元アドレ
スの前記カウンタ値が、当該電子メールの送信先となる
利用者の設定したしきい値を超えている場合に、当該発
信元アドレスからの電子メールを受信しないと判別する
処理と、をコンピュータに実行させることを特徴とす
る。
【0015】また本発明のプログラムはさらに、前記判
別処理で受信しないと判別した電子メール以外の電子メ
ールをメールボックスに格納する処理をコンピュータに
実行させることを特徴とする。
【0016】また本発明のプログラムはさらに、前記メ
ールボックスに格納された電子メールを、当該電子メー
ルの送信先である利用者に自動的に転送する処理をコン
ピュータに実行させることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
の図面を参照して説明する。図1は、本発明の電子メー
ルサーバを含む電子メールシステムの構成を示す図であ
る。図1に示すように、本実施形態における電子メール
システムは、ユーザ(利用者)の有する携帯電話端末1
0及びユーザ端末20と、携帯電話業者やインターネッ
トサービスプロバイダ(ISP)等が有するサービス業
者システム30(電子メールサーバ)と、迷惑メールを
発信する業者が有する発信者端末40と、をネットワー
ク100を介して接続している。なお、以下の実施形態
ではネットワーク100をインターネットであるとして
説明する。
【0018】携帯電話端末10は、インターネット10
0を介して電子メールを送受信する通信機能を備えた携
帯電話である。またユーザ端末20は、パーソナルコン
ピュータ等の情報処理装置であり、電子メールを電話回
線あるいはLAN等の経由でインターネット100を介
して送受信する通信機能を備えた装置である。一方、発
信者端末40は、迷惑メールを発信する業者が有する通
信機能を備えた情報処理装置である。なお、図1にはこ
れらの各端末は一つしか図示していないが、実際には複
数の端末がネットワーク100に接続されているものと
する。
【0019】サービス業者システム30は、携帯電話業
者やプロバイダ等が有する情報処理装置であり、迷惑メ
ール防止サービスを提供するシステムである。サービス
業者システム30は、電子メールの送受信を行うメール
サーバ31と、後述するユーザ情報を格納する受信拒否
メールリスト32を備えている。メールサーバ31は、
電子メールの送受信手段33、電子メール判別手段3
4、メールボックス35を備える。ユーザは自らの端末
からメールボックス35にアクセスし、各端末10及び
20で自分宛の電子メールを受信する。なおメールサー
バ31は、ユーザからのアクセスがなくても、受信電子
メールをその送信先である携帯電話端末10あるいはユ
ーザ端末20に対して転送するようにしてもよい。
【0020】送受信手段33は、サービス業者の提供す
る電子メールサービスにおいて、インターネット100
を介して電子メールを送受信する手段である。電子メー
ル判別手段34は、当該サービスにおいて送受信される
電子メールが、受信拒否メールリスト32に登録された
電子メールに該当するか否かを判別する手段である。メ
ールボックス35は、サービス業者システムに登録した
ユーザ宛に送受信される電子メールを各登録ユーザ毎に
格納しておくハードディスク領域である。
【0021】受信拒否メールリスト32は、ユーザが受
信拒否を希望する迷惑メールの発信元アドレスなどのユ
ーザ情報を登録・設定して格納しておくデータベースで
ある。具体的には、各ユーザが受信拒否を希望する迷惑
メールの発信元アドレスと、受信拒否として登録された
各発信元アドレス毎に何人のユーザから同様に受信拒否
として登録されたかをカウントしたカウンタ値、および
カウンタ値がそれ以上超えた場合に受信拒否とする各ユ
ーザ任意のしきい値が登録されている。またその他のユ
ーザ情報として、ユーザの氏名、電話番号、住所、電子
メールアドレス等のユーザを識別するための情報が、ユ
ーザ登録情報データベースサーバ(図示せず)に登録さ
れている。
【0022】電子メール判別手段34は、送受信手段3
3が受信した電子メールの発信元アドレスと、受信拒否
メールリストに格納された受信拒否アドレス、およびユ
ーザが設定したしきい値以上のアドレスとを比較して、
当該電子メールが受信を許可してもよい電子メールか、
あるいは受信を拒否すべき電子メールかを判別する。こ
の判別により、受信してもよいと判別された電子メール
は、送信先であるユーザのメールボックス35に格納さ
れ、受信拒否と判別された電子メールは削除される。
【0023】なお、メールサーバ31が行う上述の処理
は、メールサーバ31のハードディスク領域(図示せ
ず)に格納されたプログラムの制御によりすべての処理
が行われる。すなわち、メールサーバ31のCPU(図
示せず)が、記憶領域に格納されたプログラムを随時読
み込むことにより各処理が行われる。また、例えばメー
ルサーバ31と着脱可能な記録媒体に読み取り可能な形
態でプログラムが記録され、使用時にインストールして
随時処理が実行されるものであってもよい。
【0024】以上のように、迷惑メール防止サービスを
受ける各ユーザは、自ら受信拒否アドレスとして登録し
た電子メールアドレスからの電子メール以外に、他のユ
ーザが受信拒否アドレスとして登録した数が自ら設定し
たしきい値以上となるアドレスからの電子メールの受信
も拒否することができる。このため従来と比較して、迷
惑メールの受信数をさらに減少させることができ、また
受信数の削減により、ユーザにかかる通信コストをおさ
えることができる。
【0025】以下に、本実施形態における電子メールシ
ステムへの第1の登録手続の流れを説明する。図2は、
ユーザがサービス業者システム30の提供するサービス
を利用する場合の第1の登録手続の流れを説明するため
のフローチャートであり、図3はユーザ情報の登録画面
を示す図である。なおサービス業者は、ネットワーク1
00上に迷惑メール防止サービス用のホームページを開
設している。ユーザは、自分の携帯電話端末10あるい
はユーザ端末20を介して、上述したホームページにア
クセスする(図2ステップA1)。
【0026】ユーザからのアクセスに応答して、サービ
ス業者システム30は、ユーザ登録フォームを携帯電話
端末10あるいはユーザ端末20に送信する(ステップ
A2)。各端末10又は20の画面上には、図4に示す
ようなユーザ登録ページが表示される(ステップA
3)。ユーザは、この画面上で必要な情報を入力して、
ユーザ情報を登録する(ステップA4)。図3の例で
は、登録項目は氏名、住所、電話番号、ならびにユーザ
自身の電子メールアドレスである。入力したユーザ登録
情報は、携帯電話端末10及びユーザ端末20に一時的
に記憶される。
【0027】次に、ユーザが図3の画面上に示す「送信
ボタン」をクリックして選択すると、ユーザ登録情報が
ネットワーク100を介してサービス業者システム30
に送信される(ステップA5)。サービス業者システム
30では、ユーザ登録情報を受信すると(ステップA
6)、受信したユーザ登録情報をユーザ登録情報データ
ベースサーバ(図示せず)に登録する(ステップA
7)。なお、上記登録手続は、ユーザが例えばサービス
業者の提供する電子メールサービスを利用する際に同様
の登録を行っている場合は改めて行う必要はない。
【0028】次に、本実施形態における電子メールシス
テムの第2の登録手続の流れを説明する。図4はユーザ
がサービス業者システム30の提供するサービスを利用
する場合の第2の登録手続の流れを説明するためのフロ
ーチャートであり、図5は受信拒否メールアドレス情報
の登録画面を示す図である。また図6は、受信拒否メー
ルリスト32の構成を示す図である。図6に示すよう
に、受信拒否メールリスト32は、登録したユーザ(利
用者)毎に受信拒否メールアドレスリストとしきい値を
登録しており、また受信拒否アドレスとしてすべてのユ
ーザから登録されたアドレス毎のカウンタ値リストを登
録している。
【0029】ユーザは、携帯電話端末10又はユーザ端
末20を介して迷惑メールを受信した場合、上述したサ
ービス業者システム30が開設するホームページにアク
セスする(図4ステップB1)。ユーザからのアクセス
に応答して、サービス業者システム30は、受信拒否メ
ールアドレス登録フォームを携帯電話端末10又はユー
ザ端末20に送信する(ステップB2)。各端末10又
は20の画面上には、図5に示すような受信拒否メール
アドレス登録画面が表示される(ステップB3)。ユー
ザは、この画面上で必要な情報を入力して、受信拒否メ
ールアドレス情報を登録する(ステップB4)。
【0030】具体的には図5に示すように、ユーザは自
分が受信拒否を希望するメールアドレスを入力し、さら
に自分が受信拒否として登録したアドレス以外で、他の
ユーザが受信拒否アドレスとして登録したアドレスにつ
いて、カウンタ値がいくつになれば受信拒否するかのし
きい値を入力する。図5の例では、受信拒否メールアド
レスの数が5カ所、しきい値は3桁まで入力できるよう
にしている。なお、入力箇所はこの数に限定されるわけ
ではない。入力した受信拒否メールアドレス情報は、携
帯電話端末10又はユーザ端末20に一時的に記憶され
る。
【0031】次いで、ユーザが図5の画面上に示す「送
信ボタン」をクリックして選択すると、受信拒否メール
アドレス情報がネットワーク100を介してサービス業
者システム30に送信される(ステップB5)。サービ
ス業者システム30では、受信拒否メールアドレス情報
を受信すると(ステップB6)、受信した情報に含まれ
る受信拒否メールアドレスを、受信拒否メールリスト3
2のカウンタ値リスト(図6参照)から検索する(ステ
ップB7)。また、ユーザの受信拒否アドレスを受信拒
否メールリスト32のユーザ毎の受信拒否リストに登録
する(図6参照)。
【0032】受信拒否メールリスト32のカウンタ値リ
ストに、ユーザが受信拒否したメールアドレスが登録さ
れていない場合(ステップB8 NO)、カウンタ値リ
ストにそのメールアドレスを追加して、当該アドレスに
対応するカウンタ値を1に設定する(ステップB9)。
一方、カウンタ値リストに、今回ユーザが受信拒否した
メールアドレスが既に登録されている場合(ステップB
8 YES)、カウンタ値リストの当該アドレスに対応
するカウンタ値を+1とする(ステップB10)。
【0033】次に、本実施形態における迷惑メール防止
サービスの処理の流れを説明する。図7は、サービス業
者システム30の提供する迷惑メール防止サービスの処
理の流れを示すフローチャートである。
【0034】迷惑メール発信者の有する複数の発信者端
末40からサービス業者システム30の登録ユーザ宛に
電子メールが送信されると(図7ステップC1)、サー
ビス業者システム30では送受信手段33がその電子メ
ールを受信する。本実施例では、ユーザA宛(図6参
照)に、発信元アドレスが(i)「○○○@×××.n
e.jp」、(ii)「△△△@□□□.net」、(ii
i)「☆☆☆@◇◇◇.com」の3通のメールが発信
された場合について説明する。
【0035】送受信手段33が受信した3通の電子メー
ルについて、電子メール判別手段34は、まず発信元ア
ドレス(i)「○○○@×××.ne.jp」が、ユー
ザAの受信拒否リストに登録された受信拒否アドレスか
否かについて検索する(ステップC2)。ここで図6に
示すように、この発信元アドレス(i)はユーザAの受
信拒否リストに登録された受信拒否アドレスと一致する
ため(ステップC2YES)、当該電子メールは自動的
に削除される(ステップC3)。なお、送受信手段33
がユーザA宛に電子メールを送信できない旨の通知を、
発信元である発信者端末40に送信するようにしてもよ
い。
【0036】電子メール判別手段34は、次いで発信元
アドレス(ii)「△△△@□□□.net」が、ユーザ
Aの受信拒否リストに登録された受信拒否アドレスか否
かについて検索する(ステップC2)。ここで図6に示
すように、この発信元アドレス(ii)はユーザAの受信
拒否リストに登録された受信拒否アドレスと一致しない
ため(ステップC2 NO)、当該アドレス(ii)のカ
ウンタ値をカウンタ値リストから検索する(ステップC
4)。このアドレス(iii)のしきい値は100であり
(図6参照)、ユーザAの設定したしきい値50以上で
あるので(ステップC4 YES)、当該電子メールは
自動的に削除される(ステップC5)。なお、送受信手
段33がユーザA宛に電子メールを送信できない旨の通
知を、発信元である発信者端末40に送信するようにし
てもよい。
【0037】電子メール判別手段34は、次いで発信元
アドレス(iii)「☆☆☆@◇◇◇.com」が、ユー
ザAのリストに登録された受信拒否アドレスか否かにつ
いて検索する(ステップC2)。ここで図6に示すよう
に、この発信元アドレス(iii)はユーザAの受信拒否
リストに登録された受信拒否アドレスと一致しないため
(ステップC2 NO)、当該アドレス(iii)のカウ
ンタ値をカウンタ値リストから検索する(ステップC
4)。このアドレスは、カウンタ値リストに登録されて
いないアドレスであるため(ステップC4 NO)、当
該電子メールは送信先であるユーザのメールボックス3
5に格納される(ステップC6)。
【0038】次いでユーザは、自らの端末10又は20
から、インターネット100を介してメールボックス3
5にアクセスし、自分宛の電子メールを受信する。なお
上述したように、メールサーバ31が、受信電子メール
をその送信先であるユーザが有する携帯電話端末10あ
るいはユーザ端末20に対して自動的に転送するように
してもよい。
【0039】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の電子メールサーバ及びその制御方法によれば、自分以
外の他のユーザが受信拒否しているアドレスからの電子
メールを、しきい値を設定することにより一括して受信
拒否することができる。このことにより迷惑メールの受
信数を大幅に削減できるので、ユーザにかかる通信コス
トをおさえることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明における電子メールシステム
の構成を示すブロック図である。
【図2】 図2は、本発明における電子メールシステム
の処理の流れを説明するためのフローチャートである。
【図3】 図3は、ユーザ情報の登録画面を示す図であ
る。
【図4】 図4は、本発明における電子メールシステム
の処理の流れを説明するためのフローチャートである。
【図5】 図5は、受信拒否メールアドレス情報の登録
画面を示す図である。
【図6】 図6は、受信拒否メールリストの構成を示す
図である。
【図7】 図7は、本発明における電子メールシステム
の処理の流れを説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
10 携帯電話端末 20 ユーザ端末 30 サービス業者システム 31 メールサーバ 32 受信拒否メールリスト 33 送受信手段 34 電子メール判別手段 35 メールボックス 40 発信者端末

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子メールサービス利用者が受信拒否登
    録した人数を発信元アドレス毎にカウントしたカウンタ
    値と、前記利用者が前記カウンタ値の上限として設定し
    た利用者毎のしきい値とを格納しておき、新たに受信し
    た電子メールの発信元アドレスについてのカウンタ値
    が、当該電子メールの送信先となる利用者の設定したし
    きい値を超える場合に、当該発信元アドレスからの電子
    メールをメールボックスに格納しないことを特徴とする
    電子メールサーバ。
  2. 【請求項2】 ネットワークを介して電子メールの送受
    信を行う送受信手段と、 電子メールサービス利用者が受信拒否登録した人数を発
    信元アドレス毎にカウントしたカウンタ値と、前記利用
    者が前記カウンタ値の上限として設定した利用者毎のし
    きい値と、を格納する受信拒否メールリストと、 前記送受信手段が新たに受信した電子メールの発信元ア
    ドレスの前記カウンタ値が、当該電子メールの送信先と
    なる利用者の設定したしきい値を超えている場合に、当
    該発信元アドレスからの電子メールを受信しないとする
    判別手段と、を備えることを特徴とする電子メールサー
    バ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の電子メールサーバがさ
    らに、前記判別手段で受信しないと判別した電子メール
    以外の電子メールを格納するメールボックスを備えるこ
    とを特徴とする電子メールサーバ。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の電子メールサーバにお
    いて、前記送受信手段は、前記メールボックスに格納さ
    れた電子メールを、当該電子メールの送信先である利用
    者に自動的に転送することを特徴とする電子メールサー
    バ。
  5. 【請求項5】 電子メールサービス利用者が受信拒否登
    録した人数を発信元アドレス毎にカウントしたカウンタ
    値と、前記利用者が前記カウンタ値の上限として設定し
    た利用者毎のしきい値と、を格納するステップと、 新たに受信した電子メールの発信元アドレスの前記カウ
    ンタ値が、当該電子メールの送信先となる利用者の設定
    したしきい値を超えている場合に、当該発信元アドレス
    からの電子メールを受信しないと判別するステップと、
    を含むことを特徴とする電子メールサーバの制御方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の電子メールサーバの制
    御方法がさらに、前記判別ステップで受信しないと判別
    した電子メール以外の電子メールをメールボックスに格
    納するステップを含む特徴とする電子メールサーバの制
    御方法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の電子メールサーバの制
    御方法がさらに、前記メールボックスに格納された電子
    メールを、当該電子メールの送信先である利用者に自動
    的に転送するステップを含むことを特徴とする電子メー
    ルサーバの制御方法。
  8. 【請求項8】 電子メールサービス利用者が受信拒否登
    録した人数を発信元アドレス毎にカウントしたカウンタ
    値と、前記利用者が前記カウンタ値の上限として設定し
    た利用者毎のしきい値と、を格納する処理と、 新たに受信した電子メールの発信元アドレスの前記カウ
    ンタ値が、当該電子メールの送信先となる利用者の設定
    したしきい値を超えている場合に、当該発信元アドレス
    からの電子メールを受信しないと判別する処理と、 をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラ
    ム。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のプログラムがさらに、
    前記判別処理で受信しないと判別した電子メール以外の
    電子メールをメールボックスに格納する処理をコンピュ
    ータに実行させることを特徴とするプログラム。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のプログラムがさら
    に、前記メールボックスに格納された電子メールを、当
    該電子メールの送信先である利用者に自動的に転送する
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプロ
    グラム。
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