JP5316164B2 - 電子メール配信システム、該システムに用いられる電子メール配信方法及び電子メール配信制御プログラム - Google Patents
電子メール配信システム、該システムに用いられる電子メール配信方法及び電子メール配信制御プログラム Download PDFInfo
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Description
この配信拒否システムでは、メールサーバは、携帯電話網を介して携帯電話機と接続される。同携帯電話機では、ディスプレイに受信メールの送信元のメールアドレスが表示される。指定手段により、同ディスプレイに表示されたメールアドレスの中から拒否したいメールアドレスが指定される。送信ボタンにより、指定されたメールアドレスがメールサーバに送信される。メールサーバでは、サーバ登録部により、携帯電話機から送信されたメールアドレスが登録される。サーバ処理部により、電子メールが携帯電話機に配信される。同サーバ処理部では、携帯電話機に配信するメールのメールアドレスがサーバ登録部に登録されているとき、このメールの配信を中止する。これにより、受信メールアドレス一覧表示画面から携帯電話機の画面をほとんど変えることなく、配信拒否の登録をすることができる。
すなわち、上記拒否設定方法では、ユーザが携帯電話機に対して着信拒否設定を行うことにより、迷惑メールの受信が解決されるが、ユーザによっては、自己の携帯電話機は着信拒否設定が可能であることを知らないことがあり、また、着信拒否設定が可能であることを知っていても、設定操作が面倒なため、後回しにしたり、設定方法が難解との理由で放置し、迷惑メールが繰り返し届くといったことが多いというのが実情である。また、メール本文にメールアドレスやURLが含まれている場合に受信拒否とするシステムもあるが、ビジネスに関するメールでは、署名欄にメールアドレスや電話番号が常に記載されているため、迷惑メールか否かの判定が困難である。また、他の拒否設定方法では、送信元アドレスや、ドメイン、キーワードが1つでも拒否条件を満たしていれば、メールが削除されるものがあるが、削除してはならないメールが削除されることがあるという課題がある。
この形態の電子メール配信システムは、同図に示すように、携帯電話機1と、電子メールサーバ2とを有している。携帯電話機1は、通常の通話機能の他、電子メールを送受信する機能を有する。電子メールサーバ2は、たとえばインターネットなどのネットワークを介して携帯電話機1と接続され、また、同インターネットなどを介してPC(パソコン)3,4と接続可能であり、同PC3,4から送信された電子メールが携帯電話機1宛に該当する場合、同電子メールを携帯電話機1へ転送する。
10(初期値)+5−3=12
この判定では、重み付けが1〜5、受信拒否又は受信許可に設定され、また、拒否条件に該当したら無条件に受信拒否、及び許可条件に該当したら無条件に受信許可と判定され、初期値は、ユーザが任意に設定可能となっている。
これらの図を参照して、この形態の電子メール配信システムに用いられる電子メール配信方法の処理内容について説明する。
この電子メール配信システムでは、携帯電話機1により、電子メールサーバ2に対して、同携帯電話機1宛の電子メールの受信の拒否条件及び許可条件を設定するためのメール受信可否設定データが複数種類作成され、それぞれ重み付けされて送信される(メール受信可否設定データ作成送信処理)。
5(初期値)−3−5+2=−1
となるので、電子メールを削除するように判定される。この場合、同電子メールが迷惑メールフォルダ2bに移動されて保持される。
たとえば、上記実施形態では、電子メールサーバ2により、電子メールが携帯電話機1に転送されるとき、同電子メールに、各メール受信可否設定データの重み付け値の合計の計算結果が記載されるが、計算結果の数値を表示するのではなく、たとえば、“大”,“中”,“小”の表示など、計算結果を認識できるものであれば、任意の方法で良い。この場合、電子メールサーバ2に“大”,“中”,“小”を判定する機能、及び、携帯電話機1に“大”,“中”,“小”を表示する機能を設ける必要がある。
2 電子メールサーバ(電子メール配信システムの一部)
2a メール転送可否判定手段
2b 迷惑メールフォルダ(電子メール保持手段)
3,4 PC(パソコン)(外部端末)
A,B 電子メール
Claims (11)
- 所定数の電子メール送受信端末と、
前記電子メール送受信端末と所定のネットワークを介して接続され、外部端末から送信された電子メールを該当する前記電子メール送受信端末へ転送する電子メールサーバとを有し、
前記電子メール送受信端末は、
前記電子メールサーバに対して、該電子メール送受信端末宛の電子メールの受信の可否条件を設定するためのメール受信可否設定データを複数種類作成し、前記メール受信可否設定データを構成する電子メールの送信元アドレス、送信元ドメイン、件名に含まれるキーワード、および、本文に含まれるキーワードのそれぞれについて可/否の程度を示す重み付け値を設定して送信できる構成とされている一方、必要に応じて、前記電子メールの送信元アドレス、送信元ドメイン、件名に含まれるキーワード、および、本文に含まれるキーワードのうちの任意の一部を前記メール受信可否設定データから省略できる構成とされ、
前記電子メールサーバは、
前記電子メール送受信端末から送信された前記各メール受信可否設定データを登録し、該電子メール送受信端末宛に送信された電子メールに対して、前記各メール受信可否設定データの前記重み付け値の合計を計算し、この計算結果に基づいて、該当する前記電子メール送受信端末に転送するか否かを判定するメール転送可否判定手段が設けられていることを特徴とする電子メール配信システム。 - 前記メール転送可否判定手段は、
前記電子メールを該当する前記電子メール送受信端末に転送するとき、該電子メールに前記計算結果を付加する構成とされていることを特徴とする請求項1記載の電子メール配信システム。 - 前記メール転送可否判定手段が前記電子メールを前記電子メール送受信端末に転送しないとき、該電子メールを移動して保持するための電子メール保持手段が設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の電子メール配信システム。
- 前記電子メール送受信端末は、
当該電子メール送受信端末に登録されているアドレスデータを前記電子メールサーバにアップロードする構成とされ、
前記メール転送可否判定手段は、
アップロードされた前記アドレスデータに対応する電子メールを転送可否の判定の対象外とする構成とされていることを特徴とする請求項1記載の電子メール配信システム。 - 前記電子メール送受信端末は、
前記電子メールサーバに登録されている前記各メール受信可否設定データの確認、修正又は削除が可能な構成とされていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一に記載の電子メール配信システム。 - 所定数の電子メール送受信端末と、
前記電子メール送受信端末と所定のネットワークを介して接続され、外部端末から送信された電子メールを該当する前記電子メール送受信端末へ転送する電子メールサーバとを有する電子メール配信システムに用いられる電子メール配信方法であって、
前記電子メール送受信端末が、前記電子メールサーバに対して、該電子メール送受信端末宛の電子メールの受信の可否条件を設定するためのメール受信可否設定データを複数種類作成し、前記メール受信可否設定データを構成する電子メールの送信元アドレス、送信元ドメイン、件名に含まれるキーワード、および、本文に含まれるキーワードのそれぞれについて可/否の程度を示す重み付け値を設定して送信する一方、必要に応じて、前記電子メールの送信元アドレス、送信元ドメイン、件名に含まれるキーワード、および、本文に含まれるキーワードのうちの任意の一部を前記メール受信可否設定データから省略するメール受信可否設定データ作成送信処理と、
前記電子メールサーバが、前記電子メール送受信端末から送信された前記各メール受信可否設定データを登録し、該電子メール送受信端末宛に送信された電子メールに対して、前記各メール受信可否設定データの前記重み付け値の合計を計算し、この計算結果に基づいて、該当する前記電子メール送受信端末に転送するか否かを判定するメール転送可否判定処理とを行うことを特徴とする電子メール配信方法。 - 前記メール転送可否判定処理では、
前記電子メールサーバが、前記電子メールを該当する前記電子メール送受信端末に転送するとき、該電子メールに前記計算結果を付加することを特徴とする請求項6記載の電子メール配信方法。 - 前記電子メールサーバが、前記メール転送可否判定処理で前記電子メールを前記電子メール送受信端末に転送しないとき、該電子メールを移動して保持する電子メール保持処理を行うことを特徴とする請求項6又は7記載の電子メール配信方法。
- 前記電子メール送受信端末が、当該電子メール送受信端末に登録されているアドレスデータを前記電子メールサーバにアップロードし、
前記メール転送可否判定手段が、アップロードされた前記アドレスデータに対応する電子メールを転送可否の判定の対象外とすることを特徴とする請求項6記載の電子メール配信方法。 - 前記電子メール送受信端末が、前記電子メールサーバに登録されている前記各メール受信可否設定データの確認、修正又は削除が可能な処理を行うことを特徴とする請求項6乃至9のいずれか一に記載の電子メール配信方法。
- コンピュータに請求項1乃至5のいずれか一に記載の電子メール送受信端末を制御させるためのコンピュータ読み取り可能なメール受信可否設定データ作成制御プログラムと、
コンピュータに請求項1乃至5のいずれか一に記載の電子メールサーバを制御させるためのコンピュータ読み取り可能なメール転送可否判定制御プログラムとからなる電子メール配信制御プログラム。
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JP2009083131A JP5316164B2 (ja) | 2009-03-30 | 2009-03-30 | 電子メール配信システム、該システムに用いられる電子メール配信方法及び電子メール配信制御プログラム |
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