JP5286535B2 - 電子メールサーバ及び電子メール送受信方法 - Google Patents

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本発明は、電子メールサーバ及びこれによる電子メール送受信方法に関し、特にユーザ端末のメールユーザエージェントとの間で互いに電子メールデータを転送し合い電子メールを送受信するためのメール転送エージェントを含む電子メールサーバ及びこれによる電子メール送受信方法に関する。
インターネットを介した電子メールシステムでは、各ユーザ端末に対応するメールサーバ同士をインターネットで結んで電子メールを送受信している。メールサーバにはSMTPサーバ及びPOPサーバが設けられ、メール送信時にはユーザ端末に対応するメールサーバのSMTPサーバに電子メールデータが送信され、間接に複数のSMTPサーバを介して、若しくは、直接に受信側のユーザ端末に対応するメールサーバのSMTPサーバに送信されて内蔵ディスクに保存される。受信側では、ユーザ端末に対応するメールサーバのPOPサーバにユーザ端末からアクセスし内蔵ディスクに保存された電子メールデータを呼び出すのである。
ここで、ユーザ端末における電子メールデータの作成にはメールユーザエージェント(MUA)が用いられ、該ユーザ端末に対応するメールサーバのSMTPサーバ及びPOPサーバの間で電子メールデータの送受信がなされる。また、SMTPサーバにおいてインターネットとの接続を行って電子メールデータを送受信するには、メール配送エージェント(MTA)が用いられる。
ところで、メールサーバを廉価若しくは無料で使用できるようにする代わりに、受信側若しくは送信側のメールサーバにおいて、電子メールに強制的に広告を追加させるサービスが広く行われている。
受信側のメールサーバにおいて電子メールに広告を追加する場合にあっては、メールサーバのSMTPサーバで受信された電子メールに広告を与えてから内蔵ディスクに保存することが考えられる。例えば、特許文献1乃至3では、このようなシステムが開示されている。かかるシステムでは1つの広告データが複製されて電子メールデータとして内蔵ディスクに保存されていくため、内蔵ディスクの記憶領域を大幅に占領してしまうといった問題があった。特に、広告データが画像データのように大きな容量のものであると問題は顕在化してしまう。
そこで、受信側のメールサーバにおいて、内蔵ディスクに保存された電子メールをユーザ端末のMUAからPOPサーバを経て呼び出す際に、電子メールに広告を追加する方法も考えられる。例えば、特許文献4では、ユーザ端末のMUAとメールサーバとの間にプロキシサーバを介在させ、既存のシステムに変更を加えることなく、電子メールを加工出来るシステムを開示している。プロキシサーバはユーザ端末からの電子メールの受信要求を受けてメールサーバに接続し、内蔵ディスクから電子メールを呼び出してこれを加工し、ユーザ端末に送信している。この場合、電子メールの加工時にプロキシサーバ内の1つの広告データが複製されて電子メールに追加されるが、メールサーバの内蔵ディスクには保存されないので、メールサーバの内蔵ディスクの記憶領域を占領することはない。その一方、メールサーバの記憶領域から電子メールデータをアドレス情報に従って検索するPOPサーバの処理に加え、広告を追加する処理を更に必要とし、ユーザ端末のMUAで電子メールの受信を待機するユーザにとって時間的な苦痛を強いられることとなる。更に、この場合にあっても、広告データが画像データのように大きな容量のものであるなら、電子メールに広告を追加する処理や転送に更に時間がかかり、やはり大きな問題となる。
以上のことから、受信時ではなく、送信時に電子メールに広告を追加することが望まれる。かかる場合、自社からの送信メールに送信者自身が広告を追加しなくとも、所定の自社広告を自動的に追加することなども可能である。
例えば、上記した特許文献1乃至3では、受信時だけでなく、送信時にも電子メールに広告を追加出来るシステムを開示している。
特開平10−320314号公報 特開2001−333106号公報 特開2002−49550号公報 特開2002−63116号公報
特許文献1乃至3に開示のシステムでは、送受信される電子メールに広告を追加するために処理部を一元化してMTAに機能を追加している。すなわち、送信側のユーザ端末のMUAから送信された電子メールは入出力インターフェース部を通過し、広告を追加された後に、再度、入出力インターフェース部を通過して送信される。かかる場合、入出力インターフェース部では、MTAの1つの機能を担うディスパッチャのワーカープロセス数を増加させることとなるので、マルチスレッドサーバとしての能力を減じてしまう。
本発明は、以上のような点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、電子メールの既存の利便性に不利益を与えることなく、電子メールの送信側のメールサーバにおいて広告を追加することができる電子メールサーバ及びこれによる電子メール送受信方法の提供である。
本発明による電子メールサーバは、ユーザ端末のメールユーザエージェントとの間で互いに電子メールデータを転送し合い電子メールを送受信するためのメール転送エージェントを含む電子メールサーバであって、前記メールユーザエージェントから前記メール転送エージェントへ向けて送出された前記電子メールデータを受信し少なくとも画像データを含む追加データをこれに追加し前記メール転送エージェントへ向けて送出するアタッチャーを含むことを特徴とする。
かかる発明によれば、MTAに変更を加えることなく、故にMTAの機能を損なわず且つ電子メールの既存の利便性に不利益を与えず電子メールの送信側のメールサーバにおいて広告を追加することができる。
また、上記発明において、前記アタッチャーはSMTPサーバであることを特徴としてもよい。かかる発明によれば、アタッチャーはSMTPサーバであるMTAとともに電子メールデータを待ち受けする状態にあって、MUAからアタッチャーを介してMTAにスムーズにデータを転送できる。つまり、MTAに変更を加えることなく、故にMTAの機能を損なわず且つ電子メールの既存の利便性に不利益を与えず電子メールの送信側のメールサーバにおいて広告を追加することができる。
また、上記発明において、前記アタッチャーは、前記メールユーザエージェントと前記メール転送エージェントとの間で直接、電子メールデータを転送し合う前記メールユーザエージェントのポートと独立したポートに接続されることを特徴としてもよい。かかる発明によれば、MUAにおいて電子メールの広告の追加の可否を決定することができる。つまり、MTAに変更を加えることなく、故にMTAのフィルタリング機能などの処機能を損なわず且つ電子メールの既存の利便性に不利益を与えずに電子メールの送信側のメールサーバにおいて広告を追加することができる。
また、上記発明において、前記アタッチャーは前記電子メールデータの一部にHTMLファイルを有するかどうかを判別した上でこれが含まれるときは前記HTMLファイルに併せて前記追加データを別途追加することを特徴としてもよい。かかる発明によれば、テキストメールとHTMLメールの2つのメールを含むマルチパートメールでは、HTMLメールにて少なくとも画像データを含む追加データを表示させることができる。
また、上記発明において、前記アタッチャーは特定のドメイン及び/若しくはアドレスを外部サーバを介して登録され、前記電子メールデータの送付先が前記特定のドメイン及び/若しくはアドレスであるときのみ、若しくは、これ以外のときのみ、前記追加データを追加して前記メール転送エージェントへ向けて送出することを特徴としてもよい。かかる発明によれば、広告の種類、性格等毎にフィルタリングを掛けて広告の追加の有無を選択できる。
また、上記発明において、前記アタッチャーは前記外部サーバと接続され、前記外部サーバに保存された前記追加データを追加することを特徴としてもよい。かかる発明によれば、メールサーバ内の内蔵ディスクの記憶領域を占領することがなく、また電子メールに追加される広告のデータを容易に第三者に変更されることを防止できる。また送信側のメールサーバにアタッチャーは設けられるので、外部ディスクとの追加データの送受信があってもユーザに時間的な苦痛を与えることはない。
更に、本発明による電子メールを送受信する方法は、ユーザ端末のメールユーザエージェントとメールサーバのメール転送エージェントとの間で互いに電子メールデータを転送し合い電子メールを送受信する方法であって、前記メールサーバに含まれるアタッチャーにおいて、前記メールユーザエージェントから前記メール転送エージェントへ向けて送出された前記電子メールデータを受信するステップと、少なくとも画像データを含む追加データを前記電子メールデータに追加し前記メール転送エージェントへ向けて送出する送出ステップと、を含むことを特徴とする。
かかる発明によれば、MTAに変更を加えることなく、故にMTAの機能を損なわず且つ電子メールの既存の利便性に不利益を与えず、電子メールの送信側のメールサーバにおいて広告を追加することができる。
また、上記発明において、前記送出ステップは、前記電子メールデータの一部にHTMLファイルを有するかどうかを判別するHTML判断ステップと、前記HTML判断ステップの結果に基づき前記HTMLファイルに併せて前記追加データを別途追加するステップを含むことを特徴としてもよい。かかる発明によれば、テキストメールとHTMLメールの2つのメールを含むマルチパートメールでは、HTMLメールにて少なくとも画像データを含む追加データを表示させることができる。
また、上記発明において、前記アタッチャーは特定のドメイン及び/若しくはアドレスを外部サーバを介して登録され、前記送出ステップは、前記電子メールデータの送付先が前記特定のドメイン及び/若しくはアドレスであるかどうか判断する特定送付先判断ステップと、前記特定送付先判断ステップの結果に基づき前記追加データを前記電子メールデータに追加せず前記メール転送エージェントへ向けて送出するステップと、を含むことを特徴としてもよい。かかる発明によれば、広告の種類、性格等毎にフィルタリングを掛けて広告の追加の有無を選択できる。
また、上記発明において、前記アタッチャーは前記外部サーバと接続され、前記送出ステップは前記外部サーバに保存された前記追加データを呼び出すステップを含むことを特徴としてもよい。かかる発明によれば、メールサーバ内の内蔵ディスクの記憶領域を占領することがなく、また電子メールに追加される広告のデータを容易に第三者に変更されることを防止できる。また送信側のメールサーバにアタッチャーは設けられるので、外部ディスクとの追加データの送受信があってもユーザに時間的な苦痛を与えることはない。
本発明による電子メールサーバを含む構成図である。 本発明による電子メールサーバを含む構成図である。 本発明による電子メールサーバを含む構成図である。 本発明による電子メールサーバへのデータ登録のためのフロー図である。 本発明による電子メールサーバでのメール送信時のフロー図である。 電子メールの表示例である。 本発明による電子メールサーバにより広告を与えられた電子メールの表示例である。
本発明の1つの実施例であるメールサーバについて、図1乃至図7を用いて詳細を説明する。
特に図1に示すように、電子メール100(図6参照)を送受信するためのメールクライアントPC10及び10’は、それぞれに対応するメールサーバ12及び12’を介してインターネット回線1に接続されている。なお、メールサーバ12及び12’がレンタルサーバなどメールクライアントPC10及び10’と同じ場所に無いときなどにあっては、これらの間もインターネット回線1で接続されている。
後述するように、本実施例であるメールサーバ12に内蔵されるアタッチャー50(図2参照)を制御するための外部制御サーバ7もインターネット回線1に接続されている。外部制御サーバ7には内部プログラムの書き換えなどのための入出力装置として入出力PC8が接続されている。
特に図2に示すように、メールサーバ12の内部には、メッセージルータとしてのMTA(Message Transfer Agent)16があって、インターネット回線1と接続されている。MTA16はインターネット回線1を介して他のメールサーバから電子メールデータを待機受信すると、まずこれに含まれるアドレス情報を取り出す。アドレス情報がエイリアスであるときは必要に応じてこれを展開・変換して取り出す。かかるアドレス情報に基づいて、最終的な受信者へ向けて更に他のメールサーバにこの電子メールデータを転送してルーティングする。また、MTAは、アドレスやドメイン、IPアドレスなどから電子メールデータをフィルタ処理する機能を有している。
内蔵ディスク18はMTA16で受信された電子メールファイルを保存する。電子メールファイルは、http(Hyper Text Transfer Protocol)、imap(Internet Message Access Protocol)、pop(Post Office Protocol)などのプロトコルで内蔵ディスク18にあるメッセージアクセスサーバ17に保存され、メールクライアントPC10から呼び出され得る。
ディレクトリサーバ19は、必要に応じて、MTA16及びメッセージアクセスサーバ17に対してディレクトリ情報を提供する。このアクセスには、LDAP(Lightweight Directory Access Protocol)などが適宜使われる。
アタッチャー50は、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)サーバであり、メールクライアントPC10から送信された電子メールファイルを待機受信し、広告データ記憶装置52又は外部制御サーバ7(図1参照)に記憶された少なくとも画像データを含むバナー広告102(図7参照)のような広告データを電子メールファイルに追加し、やはりSMTPサーバとして機能するMTA16へ送信する。
特に図3に示すように、メールクライアントPC10には、電子メール100(図6参照)の作成及び閲覧、メールサーバ12への電子メールファイルの送信、メールサーバ12の内蔵ディスク18から電子メールファイルを呼び出す機能を有するソフトウェアであるMUA(Mail User Agent)14がインストールされている。MUA14の1つのTCPポート14aはMTA16の標準ポート16aに接続され、他のTCPポート14bがアタッチャー50に接続されている。なお、アタッチャー50の出力はMTA16の標準ポート16aに接続される。
次に、バナー広告102(図7参照)のような少なくとも画像データを含む追加データの電子メール100(図6参照)への追加の仕方について、特に、図4及び図5を用いて説明する。
図4に示すように、管理者は、外部制御サーバ7及びこれに接続された入出力PC8などを適宜操作して、広告データ記憶装置52へ少なくとも画像データを含む追加データを登録していく(SR1)。追加データは、広告やアンケートなどの静止画像、動画、バナーなど、少なくとも画像データを含むデータである。
更に、管理者は、広告データ記憶装置52に、追加データを追加して送信すべき電子メールアドレス又はIPアドレス、逆に、追加データを追加して送信してはならない電子メールアドレス又はIPアドレスを登録する(SR2)。かかるアドレス情報登録(SR2)は、追加データ登録(SR1)において登録された追加データ毎に関連付けられて登録されても良い。
さて、メールクライアントPC10において電子メールを受信する場合、メールクライアントPC10では、MUA14が立ち上げられ、http、imapやpopなどのプロトコルでメッセージアクセスサーバ17から自分宛の電子メールファイルを呼び出す。このとき、文字だけで構成されたテキストメール及びHTMLタグにより画像などを表示できるHTMLメールを同時に1つのメールとして送信するマルチパートメールを受信した場合にあっては、どちらを表示するかを選択してメールクライアントPC10の画面上に表示できるようになっている。かかる動作は公知故、詳述しない。
一方、メールクライアントPC10において電子メール100(図6参照)を送信する場合、やはりメールクライアントPC10では、MUA14が立ち上げられ、SMTPなどのプロトコルで電子メールファイルの受信待機状態にあるアタッチャー50へ電子メールファイルを送信する。
図5に示すように、アタッチャー50では、電子メールファイルからアドレス情報を取り出す(S1)。なお、アドレス情報がエイリアスであるときは必要に応じてこれを展開・変換して取り出す。
次に、アドレス情報が広告データ記憶装置52に記憶された追加データを追加して送信すべき電子メールアドレス又はIPアドレス、逆に、追加データを追加して送信してはならない電子メールアドレス又はIPアドレスに該当するかどうかを判断する(S2)。追加データを追加して送信してはならないと判断されたときは、電子メールファイルをMTA16にそのまま送信する。
追加データを追加して送信すべきと判断されたときは、アタッチャー50では、メールヘッダーのcontent-Typeフィールドで電子メールの本文にあたる部分を電子メールファイルから特定する(S3)。これが出来ない場合にあっては、そのまま電子メールファイルをMTA16に送信する。
一方、電子メールファイルから電子メールの本文にあたる部分を特定できたときは、かかる本文にあたる部分が単数か複数か、すなわち電子メールファイルが複数の本文を持つマルチパートメールであるかどうかを判断する(S4)。この判断はHTMLファイルを含むかどうかだけを判断するものであってもよい。そして、マルチパートメールではないときは、バナー広告のような少なくとも画像データを含む追加データを広告データ記憶装置52から呼び出して、テキストファイルである本文にあたる部分をHTMLファイルに変換するとともにこれに追加する(S5)。またマルチパートメールのときは、本文にあたるHTMLファイル部分に追加データを追加するのではなく、含まれるHTMLファイルとは別個に更にHTMLファイルを追加するのである(S6)。すなわち、バナー広告のような少なくとも画像データを含む追加データを広告データ記憶装置52から呼び出して、HTMLファイルを新たに作成し、若しくは、HTMLファイルを追加するようにして電子メールファイルに追加データを追加するのである。
ここで、追加データを外部制御サーバ7に保存しておいて、これを呼び出した上で、追加データを追加してもよい。この場合、広告データ記憶装置52の容量を大きく占領せず、また追加データの悪意ある書き換えをより強固に防止できる。かかる構成を採用できるのは、送信側のメールサーバにアタッチャー50が設けられるからであり、つまり、外部制御サーバ7との追加データの送受信があってもMUA14を使用して待機状態にあるユーザに時間的な苦痛を与えることはないのである。
追加データを追加若しくは追加をされなかった電子メールファイルはMTA16の標準TCPポート16aに送信される(S7)。MTA16はこれを通常の電子メールファイルのように他のメールサーバのMTAに送信していく。これにより、送信側のクライアントPC10のMUA14において作成された電子メール100(図6参照)には、バナー広告102が追加されて、受信側のクライアントPC10の画面に表示されるのである(図7参照)。なお、MTA16の諸機能はそのままであるから、例えば、ウィルスチェックなどのフィルタリングなどが行われた上で電子メールファイルが送信されるのである。
以上、上記した実施例によれば、アタッチャー50をSMTPサーバとしてMUA14とMTA16の間にあってMTA16を含むサーバ内の独立したソフトウェアとして介在させたので、MTA16のディスパッチャ機能におけるワーカープロセス数を増加させることがなく、マルチスレッドサーバとしての能力を減じることもない。また、MTA16にもともと存在する諸機能を損なうこともない。すなわち、MTA16の機能を損なわず且つ電子メールの既存の利便性に不利益を与えず電子メールの送信側のメールサーバ12において広告を追加することができる。
ここまで本発明による代表的な実施例を述べたが、本発明は必ずしもこれに限定されるものではなく、適宜、当業者によって変更され得る。すなわち、当業者であれば、添付した特許請求の範囲を逸脱することなく、種々の代替実施例及び改変例を見出すことができるであろう。
1 インターネット回線
7 外部制御サーバ
10 メールクライアントPC
12 メールサーバ
14 MUA
16 MTA
17 メッセージアクセスサーバ
18 内蔵ディスク
19 ディレクトリサーバ
50 アタッチャー
52 広告データ記憶装置
100 電子メール
102 広告を追加された電子メール

Claims (5)

  1. ユーザ端末のメールユーザエージェントとの間で互いに電子メールデータを転送し合い電子メールを送受信するためのメール転送エージェントを含む電子メールサーバであって、
    前記メールユーザエージェントから前記メール転送エージェントへ向けて送出された前記電子メールデータを受信し少なくとも画像データを含む追加データをこれに追加し前記メール転送エージェントへ向けて送出するアタッチャーを含み、
    前記アタッチャーは前記メールユーザエージェントと前記メール転送エージェントとの間で直接、電子メールデータを転送し合う前記メールユーザエージェントのポートと独立したポートに接続されることを特徴とする電子メールサーバ。
  2. 前記アタッチャーはSMTPサーバであることを特徴とする請求項1記載の電子メールサーバ
  3. 前記アタッチャーは前記電子メールデータの一部にHTMLファイルを有するかどうかを判別した上でこれが含まれるときは前記HTMLファイルに併せて前記追加データを別途追加することを特徴とする請求項2に記載の電子メールサーバ。
  4. 前記アタッチャーは特定のドメイン及び/若しくはアドレスを外部サーバを介して登録され、前記電子メールデータの送付先が前記特定のドメイン及び/若しくはアドレスであるときのみ、若しくは、これ以外のときのみ、前記追加データを追加して前記メール転送エージェントへ向けて送出することを特徴とする請求項2又は3に記載の電子メールサーバ。
  5. 前記アタッチャーは前記外部サーバと接続され、前記外部サーバに保存された前記追加データを追加することを特徴とする請求項2乃至のうちの1つに記載の電子メールサーバ
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