JP2002288528A - 広告配信方法、広告配信サーバ、および広告配信システム - Google Patents

広告配信方法、広告配信サーバ、および広告配信システム

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JP2002288528A
JP2002288528A JP2001088795A JP2001088795A JP2002288528A JP 2002288528 A JP2002288528 A JP 2002288528A JP 2001088795 A JP2001088795 A JP 2001088795A JP 2001088795 A JP2001088795 A JP 2001088795A JP 2002288528 A JP2002288528 A JP 2002288528A
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JP2001088795A
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English (en)
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Masayoshi Ishida
昌義 石田
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 効率が良く効果の高い広告配信技術を提供す
る。 【解決手段】 送信依頼受付部122が電子メールの送
信者から送信依頼を受け付けると、広告提示部124が
電子メールに添付可能な広告を送信者へ提示する。送信
者から添付する広告の指定を受け付けると、電子メール
生成部126が電子メールに広告を添付して送信メール
を生成し、送信部128がそれを受信者に宛てて送信す
る。受信者がその商品を購入すると、その受信者へ利益
が還元されるとともに、利益還元部134により、その
受信者へ広告を添付した電子メールを送信した紹介者に
も利益が還元される。受信者に利益を還元することで購
入意欲を喚起し、送信者に利益を還元することで広告活
動を促進する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、広告配信技術に
関する。この発明はとくに、電子メールに広告を添付し
て送信する広告配信方法、その方法を利用可能な広告配
信サーバ、およびその方法を利用可能な広告配信システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットの利用者が激増し、とく
に、電子メールサービスはその高い利便性から、年齢、
職業を問わず、非常に幅広い層の利用者により活用され
ている。さらに、利用者数が増加しているだけでなく、
利用者の間で電子メールがやり取りされる頻度も増加し
ており、それに伴って、電子メールが広告媒体として大
きな注目を集めるようになった。広告に、より詳細な説
明を記述したウェブページへのハイパーリンクを設けて
おくこともできるため、効果的な広告媒体として期待さ
れていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、興味の
ない広告が電子メールに添付されていることに煩わしさ
を感じる利用者もおり、受信者がハイパーリンクをクリ
ックしてウェブページへアクセスする頻度、いわゆるク
リック率は伸び悩んでいる。これを改善するために、受
信者自身が配信を希望する広告のカテゴリを予め登録で
きるシステムもあるが、このシステムでは登録ユーザに
しか広告を配信できないため、折角の幅広い利用者層に
対して効果的に広告を配信できているとは言えなかっ
た。
【0004】こうした状況に鑑み、本発明の目的は、効
率的で宣伝効果の高い広告配信技術の提供にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のある態様は、広
告配信方法に関する。この方法は、送信者から電子メー
ルの送信依頼を受け付けるステップと、前記送信者から
前記電子メールに添付する広告の指定を受け付けるステ
ップと、前記電子メールに前記送信者から指定された広
告を添付して受信者に宛てて送信するステップと、前記
広告の添付された電子メールを受信した受信者が前記広
告の提供主の商品を購入したときに、その受信者へ前記
広告を送信した紹介者を特定するステップと、その紹介
者へ利益を還元するステップとを含む。
【0006】この方法は、前記広告を受信した受信者が
前記広告の提供主の商品を購入したときに、その受信者
へ利益を還元するステップをさらに含んでもよい。
【0007】この方法は、前記広告の指定を受け付ける
ステップの前に、前記電子メールに添付可能な広告の一
覧を前記送信者へ提示するステップをさらに含んでもよ
い。前記提示するステップは、前記広告を、前記広告に
記載された商品の販売実績の順が分かる形で提示しても
よい。たとえば、販売数の多い商品上位10品をウェブ
ページの画面の上から順に表示してもよい。販売実績
は、ネットワークを介したオンライン上での販売による
実績であってもよいし、オフラインでの販売実績を含ん
だ形であってもよい。現在販売数が多い、いわゆる売れ
筋商品がどれかという情報を送信者に対して提示するこ
とにより、送信者は、購入される可能性が高いと考えら
れる商品の広告を選択して電子メールに添付することが
できる。
【0008】前記提示するステップは、前記広告を、前
記紹介者または前記受信者への還元額の順が分かる形で
提示してもよい。その商品が購入されたときに自身に還
元される額が高額な商品はどれかという情報を送信者に
対して提示し、送信者が広告を選択するときの判断材料
とする。
【0009】この方法は、前記販売実績に基づいて、前
記還元額を変更するステップをさらに含んでもよい。た
とえば、販売実績が高い商品については還元額を少なく
し、販売実績が低い商品については還元額を多く設定し
てもよい。商品の販売価格に基づいて還元額が決定され
てもよい。
【0010】前記特定するステップは、前記受信者から
前記商品の購入依頼を受け付けるときに前記紹介者の識
別情報を取得し、その識別情報から紹介者を特定しても
よい。受信者がその商品をオンライン上で購入するため
にアクセスするウェブページのURLを広告に記載して
おき、そのURLに送信者の識別情報を埋め込んでおい
てもよい。
【0011】前記特定するステップは、前記受信者が前
記商品の購入前に前記広告が添付された電子メールを受
信した事実を確認したときに、その電子メールの送信者
を前記紹介者と特定してもよい。広告が添付された電子
メールの送信履歴を保持しておき、購入者にその商品の
広告が送信されたか否かを確認してもよい。購入者が商
品の購入前に広告を受信していた場合は、その広告を見
て商品の購入に至った可能性が高いので、その広告の送
信者を紹介者としてもよい。
【0012】前記特定するステップは、前記受信者が前
記商品の購入前に前記広告が添付された電子メールを受
信し、かつ、前記広告の提供主のウェブサイトを閲覧し
た事実を確認したときに、その電子メールの送信者を前
記紹介者と特定してもよい。前記広告の提供主のウェブ
サイトの被閲覧回数が所定の値よりも少ないときに、前
記受信者が前記ウェブサイトを閲覧したことを確認せず
に、前記電子メールの送信者を前記紹介者と特定しても
よい。
【0013】本発明の他の形態は、広告配信サーバに関
する。この広告配信サーバは、送信者から電子メールの
送信依頼を受け付ける第1の受付部と、前記送信者から
前記電子メールに添付する広告の指定を受け付け、前記
電子メールに前記広告を添付して送信メールを生成する
電子メール生成部と、前記電子メールを送信する送信部
と、前記広告を受信した受信者から前記広告に記載され
た商品の購入依頼を受け付ける第2の受付部と、前記広
告を前記受信者に送信した紹介者を特定する特定部と、
前記紹介者へ利益を還元する利益還元部とを含む。
【0014】広告配信サーバは、前記送信者へ前記電子
メールに添付可能な広告を提示する広告提示部をさらに
含んでもよい。前記第2の受付部は、前記購入依頼を受
け付けるときに、前記紹介者を識別するための情報を前
記受信者から取得し、前記特定部は、前記識別するため
の情報に基づいて前記紹介者を特定してもよい。
【0015】本発明の他の形態は、広告配信システムに
関する。この広告配信システムは、電子メールに広告を
添付して送信する広告配信サーバと、前記広告に記載さ
れた商品を、ネットワークを介して販売する販売サーバ
とを含み、前記広告配信サーバは、送信者から前記電子
メールの送信依頼を受け付ける第1の受付部と、前記送
信者から前記電子メールに添付する広告の指定を受け付
け、前記電子メールに前記広告を添付して送信メールを
生成する電子メール生成部と、前記電子メールを送信す
る送信部と、前記電子メールの送信者、受信者、および
添付された広告を対応づけて格納する送信履歴保持部と
を含み、前記販売サーバは、前記広告を受信した受信者
から前記広告に記載された商品の購入依頼を受け付ける
第2の受付部と、前記広告を前記受信者に送信した紹介
者を前記広告配信サーバに問い合わせる紹介者取得部
と、前記紹介者へ利益を還元する利益還元部とを含み、
前記広告配信サーバは、前記紹介者取得部からの問い合
わせを受けて、前記送信履歴保持部を参照して前記紹介
者を特定する特定部をさらに含む。
【0016】たとえば、広告配信サーバをインターネッ
トサービスプロバイダなどが運営し、販売サーバを小売
業者、仲介業者、生産業者などが運営してもよい。この
とき、広告配信サーバから販売サーバへ広告の配信状況
を示す履歴情報を提供し、マーケティングなどに活用し
てもよい。
【0017】なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本
発明の表現を装置、方法、システム、コンピュータプロ
グラムの間で変換したものもまた、本発明の態様として
有効である。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、第1の実施の形態に係る
広告配信システム10の構成を示す。広告配信システム
10において、送信者端末20、受信者端末30、およ
び広告配信サーバ100は、ネットワークの一例として
のインターネット40に接続している。送信者端末20
は、インターネット40を介して広告配信サーバ100
へ電子メールの送信を依頼し、広告配信サーバ100
は、その電子メールを受信者端末30へ宛てて送信す
る。以下、単に「送信者」というとき、送信者自身と送
信者の端末を特別に区別しない。同様に、「受信者」と
いうとき、受信者自身と受信者の端末を特別に区別しな
い。
【0019】本実施形態の広告配信システム10では、
送信者が受信者に宛てて電子メールを送るときに、送信
者が選択した広告を電子メールに添付して送信する。そ
して、受信者がその広告を見て商品を購入した場合、受
信者および送信者に利益の一部を還元する。このような
ビジネスモデルは、システム運営者、商品の販売者、電
子メールの送信者、および受信者の四者がそれぞれ利益
を享受することができるモデルとなりうる。すなわち、
受信者は、商品を購入するときに割引価格で購入するこ
とができる。また、送信者は、添付した広告を見た受信
者が商品を購入したときに報酬を得る。
【0020】商品の販売者の立場から見ると、送信者が
利益を得ようとして受信者の嗜好に合わせた広告を選ぶ
ので、より効果的な宣伝を行うことができるというメリ
ットがある。このとき、電子メールの送信者が商品を宣
伝する役割を果たすことになるが、実際にその商品が購
入されたときにその利益の一部を還元するという、いわ
ゆる成功報酬の形で報酬が支払われるため、販売者は無
駄な出費をすることなく効率の良い宣伝を行うことがで
きる。システム運営者の立場から見ると、このような付
加サービスにより多くのユーザを集めることができると
いうメリットがある。また、登録したユーザだけに広告
を送信するのではなく、不特定のユーザに広告を送信で
きるので、広告効果が高まり、ひいては、広告掲載料を
高めることができるというメリットがある。
【0021】また、送信者が広告を選ぶとき、できるだ
け受信者に好印象を与えるような広告を選択すると考え
られるので、広告自体におもしろさや芸術性が求められ
るようになり、広告の多様化にもつながる。
【0022】図2は、広告配信システム10において、
広告を添付した電子メールが送信者から受信者へ送信さ
れる一連の手順を、広告配信サーバ100、送信者2
0、および受信者30の間でのやり取りで記述する。詳
細については後述することとし、ここでは概要に触れ
る。
【0023】送信者は、広告配信サーバ100へ電子メ
ールの送信を依頼する(S10)。広告配信サーバ10
0は、そのメールに添付可能な広告の一覧を送信者に提
示する(S12)。送信者は、提示された一覧の中から
メールに添付する広告を選択する(S14)。広告配信
サーバ100は、送信者から送信を依頼された電子メー
ルに、送信者が選択した広告を添付して、送信メールを
生成し(S16)、その送信メールを受信者に宛てて送
信する(S18)。
【0024】電子メールを受け取った受信者がその広告
に興味を持った場合、添付された広告に記載されたウェ
ブページにアクセスし、より詳細な広告を閲覧すること
ができる(S20)。受信者がその商品を購入すると
(S22)、広告配信サーバ100は販売価格を割り引
くなどして受信者に利益を還元する(S24)。これに
より、受信者の購買意欲を高め、商品の購入を促進する
ことができる。さらに、広告配信サーバ100は、受信
者にその商品の広告を添付した電子メールを送った紹介
者を特定し(S26)、その紹介者にも利益を還元する
(S28)。これにより、電子メールへの広告の添付を
促進し、より多くの人へ広告を送信することができる。
【0025】図3は、広告配信サーバ100の全体構成
を示す。広告配信サーバ100は、ウェブサーバとして
の機能を有しており、ウェブ画面上で電子メールの送信
要求を受け付ける、いわゆるウェブメールサービスを提
供する。広告配信サーバ100は、さらに、ウェブ画面
上で商品を販売する販売サーバとしての機能も有してお
り、オンラインショッピングサービスを提供する。広告
配信サーバ100は、主に、通信部110、主制御部1
20、および記憶部140を含む。この構成は、ハード
ウエアコンポーネントでいえば、任意のコンピュータの
CPU、メモリ、メモリにロードされたプログラムなど
によって実現されるが、ここではそれらの連携によって
実現される機能ブロックを描いている。したがって、こ
れらの機能ブロックがハードウエアのみ、ソフトウエア
のみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実
現できることは、当業者には理解されるところである。
【0026】通信部110は、インターネット40を介
して送信者端末20および受信者端末30と情報の送受
信を行う。通信部110は、通信に必要なモデムなどの
ハードウエアと通信を制御するドライバその他のプログ
ラムを備える。
【0027】記憶部140には、各種データやテーブル
が格納されている。画面テンプレート142は、広告配
信サーバ100がウェブサーバとして送信者端末20や
受信者端末30に提供する画面を、HTMLやXMLな
どのマークアップ言語で記述したテキストデータとして
保持している。
【0028】広告データベース144は、電子メールに
添付する広告を管理するための情報を格納する。図4は
その構成例で、広告ID欄200、広告提供主欄20
2、商品名欄204、カテゴリ欄206、添付回数欄2
08、閲覧回数欄210、購入回数欄212、定価欄2
14、販売価格欄216、還元額欄218、および広告
ファイル名欄219が設けられている。広告配信サーバ
100は、広告データベース144に格納された情報を
参照して、電子メールに添付可能な広告を送信者へ提示
し、送信者から指定された広告を読み出して電子メール
へ添付する。
【0029】一例として、広告ID「00001」の広
告は、広告提供主が「A社」、商品名が「ノート型コン
ピュータA1」、カテゴリが「コンピュータ」、広告の
本文を記述したファイルは「00001.txt」であ
り、電子メールに添付された回数は「152」回、広告
の受信者がその商品のウェブページを閲覧した回数は
「75」回、広告の受信者がその商品を購入した回数、
すなわち販売実績は「30」回、その商品の定価は「2
00000」円、広告の受信者に対する販売価格は「1
90000」円、広告の送信者に対する還元額は「50
00」円であることが格納されている。
【0030】ユーザデータベース146は、広告配信サ
ーバ100を利用して電子メールを送信するユーザを管
理するための情報を格納する。図5はその構成例で、ユ
ーザID欄220、名前欄222、電子メールアドレス
欄224、および還元額欄226が設けられている。こ
の他に、ユーザの各種個人情報、たとえば、住所、電話
番号、年齢、職業、趣味、嗜好、家族構成、還元額を振
り込むための口座番号などを格納してもよい。
【0031】一例として、ユーザID「0001」のユ
ーザの情報として、名前が「三洋太郎」、電子メールア
ドレスが「taro@sanyo.com」、このユーザが送信した広
告の受信者が実際にその商品を購入したことに伴う還元
額が「19700」円であることが格納されている。
【0032】送信履歴データベース148は、電子メー
ルの送信履歴を格納する。図6はその構成例で、メール
ID欄230、送信者ユーザID欄232、受信者メー
ルアドレス欄234、広告ID欄236、および送信日
時欄238が設けられている。広告配信サーバ100
は、送信履歴データベース148を参照して、広告の受
信者が商品を購入したときに、その広告の送信者を特定
する。
【0033】一例として、メールID「00001」の
電子メールは、送信者ユーザIDが「0001」、受信
者メールアドレスが「hanako@sanyo.com」、添付された
広告のIDが「00001」、送信日時が「2001年
3月20日午前9時38分15秒」であることが格納さ
れている。
【0034】購入履歴データベース150は、購入依頼
受付部130における購入履歴を格納する。図7はその
構成例で、購入ID欄240、購入者メールアドレス欄
242、および広告ID欄244が設けられている。購
入履歴データベース150には、その他、購入者の個人
情報、購入日時などが格納されてもよい。
【0035】一例として、購入ID「00001」の情
報として、購入者のメールアドレスが「hanako@sanyo.c
om」、購入された商品の広告IDが「00001」であ
ることが格納されている。購入履歴情報は、商品の販売
者へ提供されてマーケティングに利用されてもよいし、
電子メールの送信者へ提供されて添付する広告を選択す
るときの参考にされてもよい。
【0036】主制御部120は、送信依頼受付部12
2、広告提示部124、電子メール生成部126、送信
部128、購入依頼受付部130、紹介者特定部13
2、および利益還元部134を含む。送信依頼受付部1
22は、電子メールの送信画面を送信者端末20へ提供
し、送信者から電子メールの送信依頼を受け付ける。こ
のとき、送信者が広告配信サーバ100に対してまだユ
ーザ登録を行っていない場合は、所定の登録フォームに
よりユーザ登録させ、ユーザIDを発行して、ユーザデ
ータベース146に格納する。
【0037】広告提示部124は、送信者が電子メール
に広告を添付するよう希望した場合に、添付可能な広告
を送信者に提示する。このとき、広告に記載された商品
の販売実績の順が分かる形で広告を提示してもよいし、
送信者または受信者への還元額の順が分かる形で提示し
てもよいし、広告に記載されたウェブページの閲覧数の
順が分かる形で提示してもよい。また、最近追加された
新着広告を提示してもよいし、広告をカテゴリ別に分け
て提示してもよい。
【0038】電子メール生成部126は、電子メールに
添付する広告の指定を送信者から受け付け、送信依頼受
付部122にて受け付けた電子メールに、その広告を添
付して送信メールを生成する。このとき、その広告に記
載された商品を購入するためのウェブページへのハイパ
ーリンクを付加してもよい。そのハイパーリンクに、送
信者を識別するための情報を埋め込んでもよい。たとえ
ば、ハイパーリンク先にCGIスクリプトを設定し、そ
のCGIスクリプトに引数として送信者の識別情報を渡
してもよい。送信部128は、電子メール生成部126
にて生成された送信メールを受信者の電子メールアドレ
スに宛てて送信する。
【0039】購入依頼受付部130は、ネットワークを
介した商品の購入依頼を受け付ける。その商品の広告が
添付された電子メールの受信者が購入を依頼してきた場
合は、定価よりも安い額を販売価格として提示するな
ど、受信者に利益を還元してもよい。割引以外にも、景
品を与えたり、商品に付加価値をつけたりするなどの利
益を与えてもよい。購入依頼受付部130は、その広告
を受信者に送信した紹介者を特定するための情報、たと
えば紹介者のユーザIDを受信者から取得してもよい。
【0040】紹介者特定部132は、購入者にその商品
の広告を送信した紹介者を特定する。紹介者を特定する
ための情報を購入者から取得し、その情報に基づいて紹
介者を特定してもよい。紹介者特定部132は、購入者
が商品の購入前に広告が添付された電子メールを受信し
た事実を確認したときに、その電子メールの送信者を紹
介者と特定してもよい。紹介者特定部132は、受信者
が商品の購入前に広告が添付された電子メールを受信
し、かつ、広告の提供主のウェブサイトを閲覧した事実
を確認したときに、その電子メールの送信者を紹介者と
特定してもよい。このとき、広告の提供主のウェブサイ
トの被閲覧回数が所定の値よりも小さいときに、受信者
がウェブサイトを閲覧したことを確認せずに、電子メー
ルの送信者を紹介者と特定してもよい。これにより、紹
介者を特定するときの確認処理を簡素化することができ
る。
【0041】利益還元部134は、紹介者特定部132
にて特定された紹介者に利益を還元する。商品ごとに予
め還元額を定めておき、受信者が商品を購入したときに
その商品の還元額を紹介者へ還元してもよい。還元額調
整部136は、商品の販売実績、商品の販売価格などに
基づいて還元額を調整する。たとえば、販売価格の高い
商品の還元額を高く設定してもよい。販売実績の低い商
品の還元額を高く設定し、送信者による広告の添付と、
受信者による購入を促進してもよい。還元額を変更した
ときは、広告データベース144の還元額欄218を更
新する。
【0042】以上、広告配信サーバ100の構成につい
て説明した。つづいて、この構成による動作について説
明する。
【0043】まず、電子メールの送信者は、送信者端末
20よりインターネット40を介して広告配信サーバ1
00に接続し、送信依頼受付部122により提示される
メール作成画面から電子メールの送信を依頼する。この
送信者のユーザ登録が済んでいない場合は、送信依頼の
受付に先立ってユーザ登録を行い、ユーザデータベース
146へそのユーザの情報を格納するが、ここでは既に
登録済みのユーザがアクセスしていると考えて話を進め
る。
【0044】図8は、送信依頼受付部122が送信者端
末20に表示したメール作成画面300の例を示す。メ
ール作成画面300は、いわゆるウェブメールを作成す
るための画面であり、電子メールの宛先、CC(カーボ
ンコピー)、BCC(ブラインドカーボンコピー)、タ
イトル、およびメッセージ本文を入力するフィールドが
設けられている。送信者がこの電子メールに広告を添付
したい場合は、広告を添付するためのボタン302をク
リックすると、広告選択画面に遷移する。
【0045】図9は、広告提示部124が送信者端末2
0に表示した広告選択画面310の例を示す。広告選択
画面310には、新たに追加された広告を提示する「新
着広告」画面、広告に記載された商品の販売実績の順が
分かる形で広告を提示する「売れ筋ランキング」画面、
商品のウェブページへのアクセス数の順が分かる形で広
告を提示する「クリック率ランキング」画面、紹介者ま
たは受信者への還元額の順が分かる形で広告を提示する
「還元額ランキング」画面、広告をカテゴリ別に提示す
る画面へのハイパーリンクが設けられている。これらの
画面は、CGIスクリプトなどのプログラムにより各種
データベースを参照して生成されてもよい。たとえば、
「売れ筋ランキング」画面は、購入履歴データベース1
50または広告データベース144を参照して、広告を
商品の購入回数の順にソートすることにより生成しても
よい。
【0046】図10は、広告提示部124が送信者端末
20に表示した「売れ筋ランキング」画面320の例を
示す。「売れ筋ランキング」画面320では、広告に記
載された商品の販売数が多い順に上から商品名が表示さ
れている。商品名にはハイパーリンクが設定されてお
り、これをクリックするとその商品の広告が表示され
る。また商品名の左にはラジオボタンが設けられてお
り、添付したい広告のラジオボタンを選択した状態で選
択ボタン322をクリックすると、電子メール生成部1
26が、その広告が電子メールに添付して送信メールを
生成する。
【0047】図11は、電子メール生成部126が生成
した送信メールが表示された画面330の例を示す。電
子メール生成部126は、広告提示部124にて送信者
からの指定を受け付けた広告を、送信依頼受付部122
にて受け付けた電子メールに添付して送信メールを作成
する。送信部128は、その送信メールを受信者のメー
ルアドレスに宛てて送信する。このとき、広告データベ
ース144において添付された広告のレコードを抽出
し、その添付回数欄208をインクリメントする。ま
た、送信履歴データベース148に新たなレコードを追
加し、送信メールの情報を格納する。
【0048】図11において、添付された広告には、そ
の商品のウェブページへアクセスするためのハイパーリ
ンクが設けられている。ここでは、広告配信サーバ10
0内に設けられた「00001.cgi」というCGI
スクリプトへのハイパーリンクが設けられている。この
CGIスクリプトは、受信者からアクセスがあると、広
告データベース144において広告ID「00001」
のレコードを抽出し、その閲覧回数欄210をインクリ
メントするとともに、その広告に記載された商品のウェ
ブページへ遷移させる。
【0049】図12は、購入依頼受付部130が受信者
端末30に表示した商品購入画面340の例を示す。商
品購入画面340には、その商品の詳細な説明、定価、
および販売価格が示されている。いま、受信者は上述の
ようにCGIスクリプト「00001.cgi」を経由
してこの画面へ到達しているため、メール広告を閲覧し
てこのページにアクセスしてきたことが分かる。したが
って、この受信者に対して、定価よりも安い販売価格を
提示している。ユーザがこの商品を購入するときは、購
入ボタン342をクリックする。
【0050】ユーザが購入ボタン342をクリックする
と、個人情報の登録、決済など、一般的なオンラインシ
ョッピングにおける処理が行われ、その情報が購入履歴
データベース150に新たなレコードとして格納され
る。このとき、広告データベース144のうち該当する
商品のレコードの購入回数欄212をインクリメントす
る。
【0051】紹介者特定部132は、その商品の広告を
受信者へ送信した紹介者を特定する。上述の「0000
1.cgi」スクリプトに受信者がアクセスしたとき、
引数として「id=00001」という紹介者を特定す
るための情報が与えられている。ここでは、このidは
メールIDを示している。紹介者特定部132は、送信
履歴データベース148を参照して、メールID欄23
0が「00001」であるレコードの送信者ID欄23
2を抽出する。図6において、メールID「0000
1」の電子メールの送信者IDは「0001」である。
つづいて、紹介者特定部132は、ユーザデータベース
146を参照して、ユーザID欄220が「0001」
であるレコードを抽出して紹介者の情報を取得する。図
5において、ユーザID「0001」のユーザは「三洋
太郎」であり、その電子メールアドレスは「taro@sany
o.com」である。
【0052】利益還元部134は、紹介者特定部132
により特定された紹介者「三洋太郎」へ利益を還元す
る。ここでは、ユーザデータベース146においてユー
ザIDが「0001」のレコードを抽出して、その還元
額欄226にその商品に対応する還元額を加算する。還
元額は広告データベース144を参照して取得する。所
定の期日に還元額をユーザへ送金してもよいし、還元額
が所定の金額に達したときにユーザへ送金してもよい
し、還元額が発生するごとにユーザへ送金してもよい。
【0053】以上の構成および動作により、送信者自身
が選択した広告を電子メールに添付し、その広告を見た
受信者が商品を購入すると受信者にも送信者にも利益が
還元されるというビジネスモデルが実現する。
【0054】図13は、第2の実施の形態に係る広告配
信システム10の構成を示す。図13では、図1に示し
た第1の実施の形態の広告配信システム10に、販売サ
ーバ400が追加されている。すなわち、第1の実施の
形態の広告配信サーバ100におけるオンライン販売機
能を独立したサーバとして設けた形になっている。これ
により、処理を分散させることができるとともに、広告
配信サーバ100をインターネットサービスプロバイダ
などが運営し、販売サーバ400を販売業者などが独立
して運営することができる。
【0055】図14は、広告配信システム10におい
て、広告を添付した電子メールが送信者から受信者へ送
信される一連の手順を、広告配信サーバ100、送信者
20、受信者30、および販売サーバ400の間でのや
り取りで記述する。
【0056】まず、販売サーバ400は、広告配信サー
バ100へ自サーバで扱う商品の広告を配信するよう依
頼する(S50)。送信者は、広告配信サーバ100へ
電子メールの送信を依頼する(S52)。広告配信サー
バ100は、そのメールに添付可能な広告の一覧を送信
者に提示する(S54)。送信者は、提示された一覧の
中からメールに添付する広告を選択する(S56)。広
告配信サーバ100は、送信者から送信を依頼された電
子メールに、送信者が選択した広告を添付して送信メー
ルを生成し、その送信メールを受信者に宛てて送信する
(S58)。
【0057】電子メールを受け取った受信者がその広告
に興味を持った場合、販売サーバ400へアクセスし
て、広告に記載された商品のウェブページを閲覧するこ
とができる(S60)。受信者がその商品を購入すると
(S62)、販売サーバ400は販売価格を割り引くな
どして受信者に利益を還元する(S64)。さらに、販
売サーバ400は、受信者が商品を購入する契機となっ
た広告を添付した電子メールの送信者を広告配信サーバ
100へ照会する(S66)。広告配信サーバ100は
送信者を特定し(S68)、販売サーバ400へ伝える
(S70)。販売サーバ400は、その送信者に利益を
還元する(S72)。
【0058】図15は、第2の実施形態に係る広告配信
サーバ100の内部構成を示す。本実施形態の広告配信
サーバ100では、図3に示した第1の実施形態の広告
配信サーバ100と比べて、購入依頼受付部130、利
益還元部134、および還元額調整部136が設けられ
ておらず、新たに広告受付部138が設けられている。
本実施形態では、購入依頼受付部130など、商品の購
入に必要な構成は販売サーバ400に設けられている。
図3に示した第1の実施形態の広告配信サーバ100と
同じ構成については同一の符号を付している。
【0059】紹介者特定部132は、販売サーバ400
から紹介者の照会を受け、送信履歴データベース148
を参照して紹介者を特定する。このとき、販売サーバ4
00から紹介者を特定するための情報を取得する。この
情報は、紹介者の氏名、ユーザIDなどであってもよい
し、メールID、広告IDなどであってもよい。要は、
データベースを参照して紹介者が特定できるようになっ
ていればよい。
【0060】広告受付部138は、販売サーバ400か
ら商品の広告の配信依頼を受け付ける。依頼はインター
ネット40を介してオンラインで受け付けてもよいし、
オフラインにて受け付けてもよい。広告受付部138
は、広告の配信依頼を受け付けると、その広告の情報を
広告データベース144に登録する。これにより、容易
に新しい広告を追加することができる。このとき、広告
配信システム10の運営者は、広告配信依頼主から広告
配信料を入手してもよい。
【0061】図16は、販売サーバ400の内部構成を
示す。図3に示した第1の実施形態の広告配信サーバ1
00と同じ構成については同一の符号を付している。
【0062】紹介者取得部422は、購入者にその商品
の広告を送信した紹介者の情報を広告配信サーバ100
へ照会する。このとき、紹介者を特定するための情報を
広告配信サーバ100の紹介者特定部132へ送信して
もよい。紹介者取得部422が紹介者特定部132より
紹介者の情報を取得すると、利益還元部134がその紹
介者へ利益を還元する。その他の構成および動作につい
ては、第1の実施形態と同様である。
【0063】紹介者取得部422は、購入者の情報を紹
介者特定部132へ送信してもよい。このとき、紹介者
特定部132では、送信履歴データベース148を参照
して、その購入者に、その商品の広告が送信されていた
か否かを確認する。広告が送信されていれば、その広告
を添付した電子メールの送信者を紹介者としてもよい。
さらに、購入者が販売サーバ400のウェブサイトを閲
覧したか否かを確認してもよい。このとき、そのウェブ
サイトのページビューが所定の値よりも少ないときは、
確認処理をスキップしてもよい。
【0064】本実施形態では、紹介者の特定を広告配信
サーバ100側で行ったが、紹介者を特定するための情
報、たとえば送信履歴データベース148を販売サーバ
400へ予め送信しておき、販売サーバ400側で紹介
者の特定を行ってもよい。利益還元処理についても、本
実施形態では販売サーバ400側で行ったが、広告配信
サーバ100側で一括して行ってもよい。
【0065】以上、本発明を実施の形態をもとに説明し
た。上記実施の形態は例示であり、その各構成要素や各
処理プロセスの組合せに、さらにいろいろな変形例が可
能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあるこ
とは当業者に理解されるところである。
【0066】そうした変形例の一例として、実施の形態
ではウェブサーバから電子メールを送信する、いわゆる
ウェブメールを例にとって説明したが、広告配信サーバ
100は、電子メールの送信を中継するSMTPサーバ
であってもよい。このとき、送信者から広告の指定を受
け付けるために、たとえば、電子メールの所定位置に広
告IDを埋め込んでもよい。添付可能な広告を送信者に
提示するためのウェブサーバを別に設けてもよい。
【0067】
【発明の効果】本発明によれば、効率が良く、宣伝効果
の高い広告配信技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態に係る広告配信システムの
構成図である。
【図2】 第1の実施の形態に係る広告配信システムに
おける処理の大略手順を示す図である。
【図3】 第1の実施の形態に係る広告配信サーバの全
体構成を示す図である。
【図4】 広告データベース内部データを示す図であ
る。
【図5】 ユーザデータベースの内部データを示す図で
ある。
【図6】 送信履歴データベースの内部データを示す図
である。
【図7】 購入履歴データベースの内部データを示す図
である。
【図8】 送信依頼受付部が送信者端末に表示したメー
ル作成画面の例を示す図である。
【図9】 広告提示部が送信者端末に表示した広告選択
画面の例を示す図である。
【図10】 広告提示部が送信者端末に表示した「売れ
筋ランキング」画面の例を示す図である。
【図11】 電子メール生成部が生成した送信メールが
表示された画面の例を示す図である。
【図12】 購入依頼受付部が受信者端末に表示した商
品購入画面の例を示す図である。
【図13】 第2の実施の形態に係る広告配信システム
の構成図である。
【図14】 第2の実施の形態に係る広告配信システム
における処理の大略手順を示す図である。
【図15】 第2の実施の形態に係る広告配信サーバの
全体構成を示す図である。
【図16】 第2の実施の形態に係る販売サーバの全体
構成を示す図である。
【符号の説明】
10 広告配信システム、 20 送信者端末、 30
受信者端末、 100 広告配信サーバ、 122
送信依頼受付部、 124 広告提示部、 126 電
子メール生成部、 128 送信部、 130 購入依
頼受付部、 132 紹介者特定部、 134 利益還
元部、 136 還元額調整部、 400 販売サー
バ、 422 紹介者取得部。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信者から電子メールの送信依頼を受け
    付けるステップと、 前記送信者から前記電子メールに添付する広告の指定を
    受け付けるステップと、 前記電子メールに前記送信者から指定された広告を添付
    して受信者に宛てて送信するステップと、 前記広告の添付された電子メールを受信した受信者が前
    記広告の提供主の商品を購入したときに、その受信者へ
    前記広告を送信した紹介者を特定するステップと、 その紹介者へ利益を還元するステップと、 を含むことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記広告を受信した受信者が前記広告の
    提供主の商品を購入したときに、その受信者へ利益を還
    元するステップをさらに含むことを特徴とする請求項1
    に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記広告の指定を受け付けるステップの
    前に、前記電子メールに添付可能な広告の一覧を前記送
    信者へ提示するステップをさらに含むことを特徴とする
    請求項1または2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記提示するステップは、前記広告を、
    前記広告に記載された商品の販売実績の順が分かる形で
    提示することを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記提示するステップは、前記広告を、
    前記紹介者または前記受信者への還元額の順が分かる形
    で提示することを特徴とする請求項3または4に記載の
    方法。
  6. 【請求項6】 前記特定するステップは、前記受信者か
    ら前記商品の購入依頼を受け付けるときに前記紹介者の
    識別情報を取得し、その識別情報から紹介者を特定する
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の方
    法。
  7. 【請求項7】 前記特定するステップは、前記受信者が
    前記商品の購入前に前記広告が添付された電子メールを
    受信した事実を確認したときに、その電子メールの送信
    者を前記紹介者と特定することを特徴とする請求項1か
    ら5のいずれかに記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記特定するステップは、前記受信者が
    前記商品の購入前に前記広告が添付された電子メールを
    受信し、かつ、前記広告の提供主のウェブサイトを閲覧
    した事実を確認したときに、その電子メールの送信者を
    前記紹介者と特定することを特徴とする請求項1から5
    のいずれかに記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記広告の提供主のウェブサイトの被閲
    覧回数が所定の値よりも少ないときに、前記受信者が前
    記ウェブサイトを閲覧したことを確認せずに、前記電子
    メールの送信者を前記紹介者と特定することを特徴とす
    る請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 送信者から電子メールの送信依頼を受
    け付ける第1の受付部と、 前記送信者から前記電子メールに添付する広告の指定を
    受け付け、前記電子メールに前記広告を添付して送信メ
    ールを生成する電子メール生成部と、 前記電子メールを送信する送信部と、 前記広告を受信した受信者から前記広告に記載された商
    品の購入依頼を受け付ける第2の受付部と、 前記広告を前記受信者に送信した紹介者を特定する特定
    部と、 前記紹介者へ利益を還元する利益還元部と、 を含むことを特徴とする広告配信サーバ。
  11. 【請求項11】 前記送信者へ前記電子メールに添付可
    能な広告を提示する広告提示部をさらに含むことを特徴
    とする請求項10に記載の広告配信サーバ。
  12. 【請求項12】 前記第2の受付部は、前記購入依頼を
    受け付けるときに、前記紹介者を識別するための情報を
    前記受信者から取得し、 前記特定部は、前記識別するための情報に基づいて前記
    紹介者を特定することを特徴とする請求項10または1
    1に記載の広告配信サーバ。
  13. 【請求項13】 電子メールに広告を添付して送信する
    広告配信サーバと、 前記広告に記載された商品を、ネットワークを介して販
    売する販売サーバとを含み、 前記広告配信サーバは、 送信者から前記電子メールの送信依頼を受け付ける第1
    の受付部と、 前記送信者から前記電子メールに添付する広告の指定を
    受け付け、前記電子メールに前記広告を添付して送信メ
    ールを生成する電子メール生成部と、 前記電子メールを送信する送信部と、 前記電子メールの送信者、受信者、および添付された広
    告を対応づけて格納する送信履歴保持部とを含み、 前記販売サーバは、 前記広告を受信した受信者から前記広告に記載された商
    品の購入依頼を受け付ける第2の受付部と、 前記広告を前記受信者に送信した紹介者を前記広告配信
    サーバに問い合わせる紹介者取得部と、 前記紹介者へ利益を還元する利益還元部とを含み、 前記広告配信サーバは、前記紹介者取得部からの問い合
    わせを受けて、前記送信履歴保持部を参照して前記紹介
    者を特定する特定部をさらに含むことを特徴とする広告
    配信システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007087138A (ja) * 2005-09-22 2007-04-05 Nec Corp 通信端末、メール配信サーバおよびメール配信システム
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