JP2008047078A - 情報配信システム、情報配信方法及びプログラム - Google Patents

情報配信システム、情報配信方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】携帯端末に配信する情報の表示操作を簡単に行えるよう支援し、情報の配信者と受信者の双方にとってコミュニケーション・ツールとしての携帯端末の利用価値を増大させる情報配信システム、情報配信方法及びプログラムの提供。
【解決手段】情報配信サーバ5が配信端末2(2a,2b)から携帯端末6に伝達する画像やメッセージを含む電子メール4を受信し、携帯端末6の画面に表示するための表示データを作成して送信する。携帯端末6では待ち受け表示プログラムを実行しており、受信した表示データを待ち受け画面に表示する。このため携帯端末6では従来のように電子メール4の表示操作に煩わされることなく、画像やメッセージへの表示操作のアクセス障壁を無くすことができる。
【選択図】図1

Description

この発明は、電子メールに含まれる画像データやメッセージデータを携帯電話などの携帯端末に配信する技術に関する。
メガピクセル級の撮像デバイスによる高性能のカメラ機能や電子メールの送受信などのデータ通信機能の飛躍的進化によって、今日の携帯電話は単なる音声による通話端末という意義を超えて視覚にも訴えるコミュニケーション・ツールとして大いに活用されている。
しかしながら機能が複雑化し高度化し、操作に必要な知識量が多くなればなるほど、携帯電話の操作能力として求められるITリテラシーのユーザ格差は拡大する傾向にある。例えばカメラ付き携帯電話で子供の写真を撮影し、その写真(画像データ)を両親の携帯電話に電子メールで送信しても、電子メールを開封し写真を表示するまでに複数回のキー操作が必要となるため、結果的には電子メールを開封できず、開封できても見たい写真を表示するところまで辿り着けないことが少なからずある。成熟したコミュニケーション・ツールとしての今日の携帯電話に足りないのは、配信者から送られてくる情報を受信者の誰もが容易に且つ即座に見られること、つまり表示操作のバリアフリー化を実現する技術に他ならない。
こうした表示操作のバリアフリー化を実現する技術は、受信者がITリテラシーに乏しいという場合だけでなく、受信者が携帯電話について十分な操作能力を有する場合でも、その実現が重要な課題とされている。その典型例はビジネスの広告媒体として電子メールを利用する場合であり、今日では商品やサービスを紹介する電子メールを顧客に送信することで販促に役立てようとすることが頻繁に行われている。しかしながら多くの場合、広告メールは、一度も開封されることなく放置されたり削除されてしまい、広告媒体としての役割を十分に果たしているとは言い難い。このように電子メールを広告媒体として利用する配信者からしてみれば、コミュニケーション・ツールとしての今日の携帯電話に不足しているのは、受信者が広告メールを開封するラスト・ワンクリックを支援すること、すなわち前述したITリテラシーに乏しい受信者の場合と同じように、表示操作のバリアフリー化を実現する技術であると言うことができる。
以上のような従来技術を背景になされたのが本発明である。本発明の目的は携帯端末に配信された情報の表示操作を簡単に行えるよう支援し、情報の配信者と受信者の双方にとってコミュニケーション・ツールとしての携帯端末の利用価値を増大させることにある。
上記目的を達成すべく本発明は以下の技術的思想として構成される。
本発明は画像データ又はテキストデータの少なくとも何れかを含む電子メールを送信する配信端末と、前記配信端末を使用する情報の配信者又は前記配信端末を使用して配信される情報のカテゴリの少なくとも何れかを情報配信チャネルとして管理し、当該情報配信チャネルから前記電子メールを受信する情報配信サーバと、情報配信サーバと通信可能な複数の携帯端末と、を備える情報配信システムとして構成される。
具体的には情報配信サーバは、受信した電子メールに含まれる画像データによる画像又はテキストデータによるメッセージの少なくとも何れかを含む待ち受け画像を携帯端末の画面に表示するための表示データを作成する表示データ作成手段と、携帯端末に表示データを送信する通信手段とを備える。携帯端末は、受信した表示データによる待ち受け画像を待ち受け画面に表示する待ち受け表示処理手段を備える。
本発明では情報配信サーバの表示データ作成手段が電子メールに含まれる画像データによる画像又はテキストデータによるメッセージの少なくとも何れかを含む待ち受け画像を携帯端末の画面に表示するための表示データを作成し、通信手段が携帯端末に表示データを送信する。そして携帯端末の待ち受け表示処理手段は受信した表示データによる待ち受け画像を待ち受け画面に表示する。
したがって携帯端末のユーザは配信端末から送信された電子メールに含まれる画像やメッセージを、携帯端末の待ち受け画面によって容易且つ即座に見ることができる。例えば携帯端末が折り畳み式の携帯電話である場合、携帯電話を開くとその画面には画像やメッセージが表示されているといったことを実現できる。このため従来のように電子メールの表示操作に煩わされることなく、画像やメッセージへの表示操作のアクセス障壁を無くすことができる。
前記本発明は携帯端末の待ち受け表示処理手段が受信した複数の表示データによる複数の待ち受け画像を待ち受け画面に送り表示するものとして構成できる。
これによれば待ち受け画像が複数であっても送り表示されるので、携帯端末のユーザが待ち受け画像ごとに複雑な表示操作を行う必要がなく、手間を掛けずに見ることができる。このための送り表示には、例えば待ち受け画像をスライドさせて切り替えたり、待ち受け画像をフェードアウトさせてから次の待ち受け画像をフェードインさせて切り替える等の表示切替により実現できる。
前記送り表示は自動送り表示として構成することができる。これによれば全く人手を介さずに送り表示することができる。また携帯端末に備える入力キーの押圧操作による手動送り表示として構成できる。これによれば僅かな入力キーの操作によって送り表示することができる。
前記本発明は情報配信サーバが携帯端末又はそのユーザである受信者を特定するための受信者識別データと当該携帯端末が配信を希望する情報配信チャネルを特定するための配信側識別データとを対応付けて登録する第1の管理手段をさらに備えており、前記通信手段が携帯端末に対して、登録済み情報配信チャネルの表示データを送信するものとして構成できる。
本発明では第1の管理手段が携帯端末又はそのユーザである受信者を特定するための受信者識別データと当該携帯端末が配信を希望する情報配信チャネルを特定するための配信側識別データとを対応付けて登録しており、通信手段が携帯端末に対して、登録済み情報配信チャネルの表示データを送信する。
したがって携帯端末では配信を希望する情報配信チャネルからの情報を待ち受け画面に表示することができる。このためユーザは、自己に関心のある情報を効率的に見ることができる。
前記本発明は第1の管理手段が携帯端末からの情報配信チャネルの配信登録要求又は配信登録解除要求を受けて当該情報配信チャネルの配信側識別データを当該携帯端末の受信者識別データと対応付けて登録又は登録解除するものとして構成できる。
本発明によれば携帯端末が第1の管理手段に対して情報配信チャネルの配信側識別データを登録したり登録解除できる。このため携帯端末のユーザが自己に関心のある情報配信チャネルを自由にカスタマイズすることができる。
前記本発明は第1の管理手段が1つの情報配信チャネルを通じて配信される情報のカテゴリを識別するためのカテゴリ識別データを受信者識別データと対応付けて登録しており、前記通信手段が携帯端末に対して、登録済みカテゴリに属する表示データを送信するものとして構成できる。
本発明によれば携帯端末では1つの情報配信チャネルから配信を希望する登録済みカテゴリに関する情報を待ち受け画面に表示することができる。このためユーザは特定の情報配信チャネルからより関心の深い情報を的確且つ効率的に見ることができる。
前記本発明は第1の管理手段が携帯端末からのカテゴリの配信登録要求又は配信登録解除要求を受けてカテゴリ識別データを当該携帯端末の受信者識別データと対応付けて登録又は登録解除するものとして構成できる。
本発明によれば携帯端末が第1の管理手段に対して情報配信チャネルから配信を希望する情報のカテゴリを登録したり登録解除できる。このため携帯端末のユーザが自己に関心のある情報配信チャネルのカテゴリを自由にカスタマイズすることができる。
前記本発明は情報配信サーバが情報配信チャネルを特定するための配信側識別データと当該情報配信チャネルを通じて配信される情報のカテゴリを識別するためのカテゴリ識別データとを対応付けて登録する第2の管理手段をさらに備えており、第2の管理手段は配信端末からのカテゴリ登録要求を受けると登録要求を受けたカテゴリにカテゴリ識別データを付与して登録するものとして構成できる。
本発明によれば配信者が情報配信チャネルを通じて配信する情報を自由にカテゴライズできるので、受信者の関心に応じて対象を絞った情報配信を行うことができる。
前記本発明は情報配信サーバが配信端末からの情報配信チャネルの新規登録要求を受けて、情報配信チャネルを特定するための配信側識別データと、当該情報配信チャネルの名称と、当該配信端末が情報配信サーバに電子メールを送信するための情報配信サーバ宛メールアドレスとを含めて新規の情報配信チャネルとして登録する第3の管理手段を備えるものとして構成できる。
本発明によれば第3の管理手段によって配信端末が新規の情報配信チャネルを自由に作成することができるようになる。
前記本発明は情報配信サーバの前記通信手段が、配信端末から通知された携帯端末の電子メールアドレスに第3の管理手段から読み出された当該配信端末に関する情報配信チャネルの情報配信サーバ宛メールアドレスを送信するものとして構成できる。
これによれば携帯端末が情報配信サーバ宛メールアドレスに電子メールを送信することができるようになる。つまり携帯端末が当該情報配信チャネルへ情報を配信できることとなり、配信端末と携帯端末との双方向での情報配信を実現できる。
前記本発明は情報配信サーバが携帯端末から配信者へのメッセージデータを配信側識別データと対応付けて記憶する第4の管理手段をさらに備えており、前記通信手段は配信端末からの閲覧要求を受けて第4の管理手段から読み出したメッセージデータを送信するものとして構成できる。
本発明によれば携帯端末のユーザから配信者に対してメッセージを伝達することが可能となり、双方向コミュニケーションを実現することができる。
前記本発明は情報配信サーバの表示データ作成手段が、携帯端末が待ち受け画面に表示された画像又はメッセージと関連するWebページを取得するためのリンクを含めて表示データを作成するものとして構成できる。
本発明によれば携帯端末の待ち受け画面に表示される画像又はメッセージだけでなく、より詳細な情報を含むWebページへと携帯端末のユーザを誘導することができる。このため受信者に対してより詳細な情報を提供することができ、受信者としてもより詳細な情報を容易に取得することができる。
前記本発明は配信端末がカメラ機能付きの携帯電話として構成できる。
本発明によれば携帯電話のカメラ機能で撮影した画像を電子メールに添付して配信することができる。このため画像を作成し電子メールで配信するまでの作業プロセスを省力化することができる。
本発明は電子メールにて情報を配信する配信端末と、前記配信端末を使用する情報の配信者又は前記配信端末を使用して配信される情報のカテゴリの少なくとも何れかを情報配信チャネルとして管理し、配信端末と通信可能な情報配信サーバと、情報配信サーバと通信可能な複数の携帯端末とを備える情報配信システムにおける情報配信方法として構成される。
より具体的には、配信端末が情報配信サーバに画像データ又はテキストデータの少なくとも何れかを含む電子メールを送信し、情報配信サーバが当該電子メールを受信するステップと、情報配信サーバが受信した電子メールに含まれる画像データによる画像又はテキストデータによるメッセージの少なくとも何れかを含む待ち受け画像を携帯端末の画面に表示するための表示データを作成するステップと、情報配信サーバが携帯端末に表示データを送信し、携帯端末が当該表示データを受信するステップと、携帯端末が受信した表示データによる待ち受け画像を待ち受け画面に表示するステップとを有する。
本発明によれば携帯端末のユーザが配信端末から送信された電子メールに含まれる画像やメッセージを、携帯端末の待ち受け画面によって容易且つ即座に見ることができる。例えば携帯端末が折り畳み式の携帯電話である場合、携帯電話を開くとその画面には画像やメッセージが表示されているといったことを実現できる。このため従来のように電子メールの表示操作に煩わされることなく、画像やメッセージへの表示操作のアクセス障壁を無くすことができる。
前記本発明は携帯端末が受信した複数の表示データによる複数の待ち受け画像を待ち受け画面に送り表示するものとして構成できる。
これによれば待ち受け画像が複数であっても送り表示されるので、携帯端末のユーザが待ち受け画像ごとに複雑な表示操作を行う必要がなく、手間を掛けずに見ることができる。このための送り表示は、例えば待ち受け画像をスライドさせて切り替えたり、待ち受け画像をフェードアウトさせてから次の待ち受け画像をフェードインさせて切り替える等の表示切替により実現できる。
前記送り表示は自動送り表示として構成することができる。これによれば全く人手を介さずに送り表示することができる。また携帯端末に備える入力キーの押圧操作による手動送り表示として構成できる。これによれば僅かな入力キーの操作によって送り表示することができる。
前記本発明は情報配信サーバが携帯端末又はそのユーザである受信者を特定するための受信者識別データと当該携帯端末が配信を希望する情報配信チャネルを特定するための配信側識別データとを対応付けて登録するステップと、情報配信サーバが表示データの送信前に配信先となる携帯端末を受信者識別データにより特定するステップとを有するものとして構成できる。
本発明によれば携帯端末が配信を希望する情報配信チャネルからの情報を待ち受け画面に表示できる。このためユーザは自己に関心のある情報を効率的に見ることができる。
前記本発明は情報配信サーバが携帯端末からの情報配信チャネルの配信登録要求又は配信登録解除要求を受けて当該情報配信チャネルの配信側識別データを当該携帯端末の受信者識別データと対応付けて登録又は登録解除するステップを有するものとして構成できる。
本発明によれば携帯端末が情報配信サーバに対して情報配信チャネルの配信側識別データを登録したり登録解除できる。このため携帯端末のユーザが自己に関心のある情報配信チャネルを自由にカスタマイズすることができる。
前記本発明は情報配信サーバが1つの情報配信チャネルを通じて配信される情報のカテゴリを識別するためのカテゴリ識別データを受信者識別データと対応付けて登録するステップと、情報配信サーバが表示データの送信前に配信先となる携帯端末を登録済みカテゴリにより特定するステップとを有するものとして構成できる。
本発明によれば携帯端末が1つの情報配信チャネルから配信を希望する登録済みカテゴリの情報を待ち受け画面に表示できる。このためユーザは特定の情報配信チャネルから自己に関心のあるカテゴリに属する情報を効率的に見ることができる。
前記本発明は情報配信サーバが携帯端末からのカテゴリの配信登録要求又は配信登録解除要求を受けてカテゴリ識別データを当該携帯端末の受信者識別データと対応付けて登録又は登録解除するステップを有するものとして構成できる。
本発明によれば携帯端末が情報配信サーバに対してカテゴリ識別データを登録したり登録解除できる。このため携帯端末のユーザが自己に関心のある情報のカテゴリを自由にカスタマイズすることができる。
前記本発明は情報配信サーバが配信端末からのカテゴリ登録要求又は登録解除要求を受けて情報配信チャネルを特定するための配信側識別データと当該情報配信チャネルを通じて配信される情報のカテゴリを識別するためのカテゴリ識別データとを対応付けて登録するステップを有するものとして構成できる。
本発明によれば配信者が情報配信チャネルを通じて配信する情報を自由にカテゴライズできるので、受信者の関心に応じて対象を絞った情報配信を行うことができる。
前記本発明は情報配信サーバが配信端末からの情報配信チャネルの新規登録要求を受けて、情報配信チャネルを特定するための配信側識別データと、当該情報配信チャネルの名称と、当該配信端末が情報配信サーバに電子メールを送信するための情報配信サーバ宛メールアドレスとを含めて新規の情報配信チャネルとして登録するステップを有するものとして構成できる。
本発明によれば配信端末が新規の情報配信チャネルを自由に作成することができるようになる。
前記本発明は情報配信サーバが、配信端末から通知された携帯端末の電子メールアドレスに当該配信端末に関する情報配信チャネルの情報配信サーバ宛メールアドレスを送信するものとして構成できる。
これによれば携帯端末が情報配信サーバ宛メールアドレスに電子メールを送信することができるようになる。つまり携帯端末が当該情報配信チャネルへ情報を配信できることとなり、配信端末と携帯端末との双方向での情報配信を実現できる。
前記本発明は情報配信サーバが携帯端末から配信者へのメッセージデータを配信側識別データと対応付けて記憶するステップを有するものとして構成できる。またこの発明については配信端末が情報配信サーバに自己宛のメッセージデータの閲覧要求を送信し、情報配信サーバが当該配信端末へメッセージデータを送信するステップを有するものとして構成できる。
これらの本発明によれば携帯端末のユーザから配信者に配信情報に関するメッセージを伝達することが可能となり、双方向コミュニケーションを実現することができる。
前記本発明は情報配信サーバによる前記表示データの作成ステップで情報配信サーバが携帯端末が待ち受け画面に表示された画像又はメッセージと関連するWebページを取得するためのリンクを含めて表示データを作成し、携帯端末による前記待ち受け画面の表示ステップの後に携帯端末が当該Webページを取得するステップを有するものとして構成できる。
本発明によれば携帯端末の待ち受け画面に表示される画像又はメッセージだけでなく、より詳細な情報を含むWebページへと携帯端末のユーザを誘導することができる。このため配信者と受信者との間でより深いコミュニケーションを実現できる。
そして本発明はコンピュータを以上の何れかの本発明による情報配信サーバの前記手段として機能させるプログラムを提供する。さらに本発明は携帯電話を以上の何れかの本発明による携帯端末の待ち受け表示処理手段として機能させるプログラムを提供する。これらによれば前記手段による機能を実現することができる。
以上の前記各発明の携帯端末は携帯電話として構成できる。本発明によればコミュニケーション・ツールとしての携帯電話の有用性をより高めることができる。
以上の各発明及び後述の実施形態における「画像データ」とは静止画及び動画の何れをも含む広義の概念である。また「テキストデータ」とは文字・数字・図形・記号などメッセージを伝達するために使用するものである。
本発明の情報配信システム、情報配信方法及びプログラムによれば、配信端末から送信される電子メールに添付の画像データやテキストデータを、携帯端末の待ち受け画面で容易且つ即座に見ることができる。このため画像やメッセージへのアクセス障壁を低くすることができるようになり、配信者と受信者の双方にとってのコミュニケーション・ツールとしての携帯端末の利用価値を格段に高めることができる。
以下、本発明の情報配信システム、情報配信方法及びプログラムの実施形態の例を図面を参照しつつ説明する。
A.情報配信システムの構成
1.全体構成〔図1〕
図1(A)に本発明の一実施形態による情報配信システム1の全体構成の概略を示す。この情報配信システム1では、配信端末2が通信網3を通じて電子メール4を情報配信サーバ5に送信し、情報配信サーバ5は通信網3を通じて電子メール4に含まれる画像とテキストを含む表示データを携帯端末6に配信する。従来は配信端末2が通信網3を介して電子メール4を携帯端末6に送信するが、本発明では情報配信サーバ5を中継させることで、携帯端末6での画像やメッセージの表示操作を容易に行えるように支援する。なお図1(A)では配信端末2と携帯端末6を1つずつとして簡略化して示しているが、実際にはそれぞれ複数である。
この情報配信システム1の具体的な実施形態は図1(B)のように構成され、情報の配信者が使用する配信端末2の種類に応じて次の第1及び第2の形態並びにそれらの複合形態が存在する。
第1の形態は配信者がパーソナルコンピュータ(以下PC)2aを使用する場合である。この場合にはPC2aが周知のインターネット網3aを通じて電子メール4を情報配信サーバ5に送信し、情報配信サーバ5が何れも周知のインターネット網3a、ゲートウェイサーバ3b、移動パケット通信網3cを通じて受信者が使用する携帯端末6としての携帯電話6aに表示データを配信する。
第2の形態は配信者が携帯電話2bを使用する場合である。この場合には携帯電話2bが移動パケット通信網3c、ゲートウェイサーバ3b、インターネット網3aを通じて電子メール4を情報配信サーバ5に送信し、情報配信サーバ5がインターネット網3a、ゲートウェイサーバ3b、移動パケット通信網3cを通じて受信者の携帯電話6aに表示データを配信するものである。
以下の説明で配信端末2と言うときはPC2aと携帯電話2bの双方を指すものとして説明し、同様に通信網3というときはインターネット網3a、ゲートウェイサーバ3b、移動パケット通信網3cを含むものとして説明する。また本実施形態では配信端末2としてPC2aと携帯電話2bを例示するが、PDA(Personal Disital Assistance)などのように通信網3を介して情報配信サーバ5に電子メール4を送信可能な他の通信端末も使用できる。
2.配信端末2の構成
配信端末2を使用する配信者は個人、趣味サークルなどの団体、商品又はサービスを提供する企業などである。配信端末2としてのPC2aは周知のパーソナルコンピュータの機能を有する。携帯電話2bは周知のカメラ付き携帯電話の機能を有する(後述の携帯電話6a(図8)と同じであるため同一の構成については同一の符号を付けて説明する)。PC2aは通信インターフェイスを備えており、通信回線3d及びインターネット網3aを通じて情報配信サーバ5と通信することができる。携帯電話2bも無線通信インターフェイスを備えており、通信網3を介して情報配信サーバ5と通信できる。
PC2a及び携帯電話2bには画像データの取得手段として、例えば次の機能を備えている。すなわちPC2aは例えば周知のデジタルカメラやデジタルビデオカメラなどから静止画又は動画による画像データを取得するためのインターフェイスを備える。他方、携帯電話2bは画像データを取得するためのCCD撮像デバイスなどのカメラ機能を備える。またPC2a及び携帯電話2bには静止画や動画を作成するアプリケーションソフトウェアをインストールして備えることができる。PC2a及び携帯電話2bが画像データを取得するためのツールは以上の何れかを備えていれば良い。またそれにより取得した画像データは静止画データ又は動画データの何れでも良く音声データ付きでも音声データが無くても良い。
さらにPC2a及び携帯電話2bには情報配信サーバ5との間で電子メール4の送受信を実行するためのメーラ又はWebブラウザの何れかを備える。そしてキーボード、マウス等の入力装置(入力操作部)によってテキストデータ又は画像データの少なくとも何れかを内包する電子メール4を作成し、情報配信サーバ5に送信することができる。
配信端末2が送信する電子メール4は一般的な電子メールのほか、ショートメッセージサービス(SMS)やWebメールも含む広義の意味である。配信端末2と後述の情報配信サーバ5との間では、配信端末2で使用される電子メールサービスの種類に応じて、通常の電子メールならばSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)に従って、またWebメールならばHTTP(HyperText Transfer Protocol)又はHTTPS(Hypertext Transfer Protocol Security)により電子メール4が送信される。この際に電子メールアドレスとして使用するのは情報投稿用のアドレス、つまり「情報配信サーバ宛メールアドレス」である。これは配信端末2を使用する配信者別に割り当てられ、情報配信サーバ5が受信可能なアドレスである。例えばそのユーザ名には配信者別に固有の文字列が設定され、ドメイン名には情報配信サーバ5の運営者等を示す文字列が設定される。
3.情報配信サーバ5の構成〔図2〜図7〕
情報配信サーバ5は情報配信システム1によるサービス提供者が運営する。情報配信サーバ5には、図2で示すように、その動作を制御し各種のプログラムを実行するCPU(中央処理装置)7、情報配信サーバ5の起動時にCPU7により読み出され実行されるOS(Operating System)プログラムなどの各種プログラムやデータを記憶するROM8、CPU7で実行するプログラムや使用するデータを一時的に記憶するRAM9、CPU7で実行するプログラムや各種データを記憶するハードディスク装置10などの記憶装置、キーボード、マウス等の入力操作部11、CPU7により実行されるプログラム(OS及びアプリケーションプログラム)の実行画面を表示する表示部12、CPU7と配信端末2及び携帯端末6との間で通信を中継する通信インターフェイスとなる「通信手段」としての通信部13、及び各部を接続するバス14を備えている。
このうちハードディスク装置10には、CPU7が読み出して実行する配信管理プログラム15と、配信管理プログラム15を実行したCPU7が使用する配信者管理DB(データベース)16、カテゴリ管理DB17、受信者管理DB18、電子メール管理DB19、アンケート管理DB20が記憶されている。以上のほかハードディスク装置10には携帯端末6がダウンロードし実行する待ち受け表示プログラムのダウンロードファイルが記憶されている。
配信管理プログラム15; 配信管理プログラム15は、CPU7がこれを実行することで情報配信サーバ5としての各種機能を発揮し各種処理を実行する。具体的には配信管理プログラム15を実行するCPU7は、後述する配信者管理DB16、カテゴリ管理DB17、受信者管理DB18、電子メール管理DB19、アンケート管理DB20に対して各種データの書み込み消去や読み出しなどを指示して処理を制御する。
また配信管理プログラム15を実行するCPU7は、配信端末2から受信した電子メール4からそれに内包する画像データ又はテキストデータの少なくとも何れかを取得し、携帯端末6で実行される後述の待ち受け表示プログラムの実行画面の一つである待ち受け画面に、画像データによる画像、テキストデータによるメッセージを待ち受け画像又は待ち受けメッセージ(以下、待ち受け画像という)を表示するための表示データを作成する、本発明の「表示データ作成手段」を構成することとなる。
配信者管理DB16〔図3〕; 配信者管理DB16はCPU7の命令を受けて配信端末2に関連するデータの読み出しや書き込みなどの各種処理を実行する。図3で示すように配信者管理DB16には情報の配信者ごとに、配信者ID、配信者名、配信者メールアドレス、情報配信サーバ宛メールアドレスが登録されている。これらのデータの登録及び登録解除は情報配信サーバ5の運営者が行えるほか、配信端末2の登録要求及び登録解除要求によっても行うことができる。
このうち「配信者ID」は本実施形態では本発明の「配信側識別データ」として利用するが、他の登録データも利用できる。「配信者名」は本実施形態では後述する情報配信チャネル(チャネルタブ34)の名称として使用されるが、別途配信者名とは別に情報配信チャネルの名称を登録するようにしてもよい。また「情報配信サーバ宛メールアドレス」は前述のとおり情報配信サーバ5を宛先とするアドレスであり、且つ配信端末2を使用する配信者ごとに割り当てた固有のアドレスである。したがってCPU7は受信した電子メールの情報配信サーバ宛メールアドレスと一致するものを配信者管理DB16に登録された情報配信サーバ宛メールアドレスから検索し、配信者IDを特定することができる。なお電子メール4の送信者を識別するためには、当該アドレスの他、電子メール4の件名や本文中に記載した所定の文字列など他のデータを利用してもよい。
概略以上の配信者管理DB16は配信管理プログラム15を実行するCPU7とともに本発明の「第3の管理手段」を構成する。
カテゴリ管理DB17〔図4〕; カテゴリ管理DB17はCPU7の命令を受けて配信者の配信情報のカテゴリに関連するデータの読み書きなどの各種処理を実行する。例えば図4で示すように配信者管理DB16に登録した配信者IDと対応付けて、配信情報のカテゴリを識別するためのカテゴリID(カテゴリ識別データ)とカテゴリ名称が登録される。これらのデータの登録及び登録解除は情報配信サーバ5の運営者が行えるほか、配信端末2の登録要求及び登録解除要求によっても行うことができる。
概略以上のカテゴリ管理DB17は配信管理プログラム15を実行するCPU7とともに本発明の「第2の管理手段」を構成する。
受信者管理DB18〔図5〕; 受信者管理DB18はCPU7の命令を受けて受信者である携帯端末6とそのユーザに関連するデータの読み出しや書き込みなど各種処理を実行する。例えば図5で示すように受信者を識別する「受信者識別データ」としての受信者ID、受信者名、配信許可者(配信者)ID、カテゴリIDが登録される。これらのデータの登録及び登録解除は情報配信サーバ5の運営者が行えるほか、配信端末2の登録要求及び登録解除要求によっても行うことができる。
このうち「配信許可者(配信者)ID」は携帯端末6のユーザが情報配信を希望する配信者の識別情報であり、配信者管理DB16に登録されている配信者IDが登録される。「カテゴリID」はユーザが配信を希望する情報のカテゴリの識別情報であり、カテゴリ管理DB17に登録されたカテゴリIDが登録される。
概略以上の受信者管理DB18は配信管理プログラム15を実行するCPU7とともに本発明の「第1の管理手段」を構成する。
電子メール管理DB19〔図6〕; 電子メール管理DB19はCPU7の命令を受けて配信端末2から受信する電子メール4に関連するデータの読み出しや書き込みなど各種処理を実行する。例えば図6で示すように受信した電子メール4を識別する電子メールID、電子メール4によって配信される情報のカテゴリID、電子メール4に含まれる画像データを識別する画像データID、電子メール4に含まれるテキストデータを識別するテキストデータIDが記憶される。
以上のうち「カテゴリID」は、CPU7が電子メール4からカテゴリを識別するためのデータを抽出し、その抽出データを使って前述のカテゴリ管理DB17に対応するカテゴリIDを検索させて取得し、そのカテゴリIDを電子メール管理DB19に電子メールIDと対応付けて登録させるようになっている。例えば図4で示すカテゴリ管理DB17には「ペットショップ」について「子犬」等のカテゴリ名称が登録されているが、CPU7は電子メール4に含まれる「子犬」等の文字列を抽出することで、個々の電子メール4についてカテゴリIDを登録するようになっている。なお、電子メール4に含まれる画像データとテキストデータは、画像データIDとテキストデータIDと対応付けてハードディスク装置10の所定の記憶領域に記憶される。
アンケート管理DB20〔図7〕; アンケート管理DB20はCPU7の命令を受けて携帯端末6から受信するアンケートと関連するデータの読み出しや書き込みなど各種処理を実行する。例えば図7で示す受信者ID、受信者名、「メッセージデータ」としてのアンケート内容のほか、アンケートを携帯端末6から受信した日時データなどを記憶する。
記憶したアンケート内容は配信端末2によって閲覧することができる。具体的には、配信端末2が例えばWebブラウザにより情報配信サーバ5に対して、アンケート内容が記載された表示画面の送信要求をHTTPリクエストとして送信する。これを受信した情報配信サーバ5では、CPU7がアンケート管理DB20からその配信端末2の配信者IDに対応するアンケート内容のデータを取得し、それを含むHTML形式の表示画面を作成し、それを含むHTTPレスポンスを配信端末2に対して返信する。これにより配信端末2ではアンケート内容を閲覧することができるようになっている。したがって配信端末2の配信者は単に情報を配信するだけでなく、受信者である携帯端末2のユーザから情報を取得することができ、双方向コミュニケーションを実現できるようになっている。
概略以上のアンケート管理DB20は配信管理プログラム15を実行するCPU7とともに本発明の「第4の管理手段」を構成する。
4.携帯端末6の構成〔図8〜図10〕
携帯端末6を使用する受信者は個人、趣味サークルなどの団体の所属者、企業などであり、前述の配信者から画像やメッセージを受信する者である。携帯端末6としての携帯電話6aは周知の携帯電話の機能を有する(図8)。すなわち携帯電話6aの動作を制御し各種のプログラムを実行するCPU21、携帯電話6aの起動時にCPU21により読み出され実行されるOSプログラムなど各種のプログラムやデータを記憶するROM22、CPU21で実行するプログラムや使用するデータを一時的に記憶するRAM23、CPU21で実行するプログラムや各種データを記憶する例えばEEPROMなどの不揮発性メモリ24、押釦によって文字、数字、記号、決定など各種のデータ入力を行う入力操作部25、CPU21により実行されるプログラム(OS及びアプリケーションプログラム)の実行画面を表示する液晶表示部26、CPU21と情報配信サーバ5との間で通信を中継する通信インターフェイスとなる無線通信部27、被写体を撮像するカメラ機能を実行するカメラ部28、及び各部を接続するバス29を備える。
このうち不揮発性メモリ24には、CPU21により実行される待ち受け表示プログラム30と、このプログラム30を実行したCPU21に使用される情報配信チャネル管理データ31が所定の記憶領域に記憶される。この情報配信チャネル管理データ31には、例えば図9にテーブル形式で示すように配信者ID、受信日時、情報配信サーバ5から受信した待ち受け画像の表示データ(例えばHTML形式のファイル名)が含まれている。これらのデータ、特に情報配信サーバ5から受信したデータはユーザの操作によってCPU21が自由に読み出したり消去したりすることができる。
待ち受け表示プログラム30〔図10,図11〕; CPU21が前述の待ち受け表示プログラム30を実行すると、例えば図10のようなメイン設定画面32が、OSの表示画面とは別に当該プログラム30の実行画面として液晶表示部26に表示される。
メイン設定画面〔図10〕; メイン設定画面32の中央には、情報配信サーバ5が配信端末2から受信した電子メール4に含まれる画像データによる画像、テキストデータによるメッセージ、又はその双方から作成した画像及びメッセージによる待ち受け画像を表示するための待ち受け画面33が表示される。待ち受け画面33は画像表示領域とその下側にあるメッセージ表示領域とで構成される。
待ち受け画面33の左右側面にはそれぞれチャネルタブ34が配置される。このチャネルタブ34は配信端末別、配信者別又は配信情報別の「情報配信チャネル」を識別するものであり、情報配信チャネルの名称が表示される。携帯電話6aのユーザは、携帯電話6aの方向キーや決定キー等の入力操作部25を操作して任意のチャネルタブ34を選択することで、チャネルタブ34ごとの待ち受け画像を待ち受け画面33に表示できる。
本実施形態では、右側面に並ぶチャネルタブ34は、情報配信サーバ5の運営者の側で予め指定した配信者に割り当てた情報配信チャネルとしており、左側面のチャネルタブ35は配信端末2や携帯電話6aのユーザが新規に作成することができる情報配信チャネルとしている。つまり右側と左側とでチャネルタブ34の属性を変えてユーザが容易に識別できるようにしている。なお待ち受け画面32の全体を例えば特定の企業の広告用に割り当てて、商品やサービスのラインナップごとにチャネルタブ34を割り当てたりすることも可能である。
携帯電話6aのユーザは、後述のように情報配信チャネルについてユーザ登録を行うが、ユーザ登録を行った複数の情報配信チャネルについて、メイン設定画面32のチャネルタブ34として表示させるものを選択することができる。これは携帯電話6aで情報配信チャネルをチャネルタブ34として設定するための設定画面により行うことができる。
図10では左右側面に4つのチャネルタブ34を例示しているが、5つ以上とすることもできる。この場合には例えばメイン設定画面32をスクロール表示することで液晶表示画面25に収まらないチャネルタブ34を表示することができる。
待ち受け画面33及びチャネルタブ34の下側には設定、決定、ヘルプなどのイベントボタン35が並べて表示される。
携帯端末6における待ち受け画像の表示動作〔図11〕; メイン設定画面32で入力操作部25の操作により「決定」のイベントボタン35が押下されると、液晶表示部26の表示領域26aにチャネルタブ34やイベントボタン35が表示されない待ち受け画面36(図11)へと切り替えることができる。この待ち受け画面36にはメイン設定画面32の待ち受け画面33に表示される待ち受け画像が全画面表示される。
情報配信サーバ5からの受信待ちの状態では、メイン設定画面32又は全画面表示の待ち受け画面36の何れかの状態にある。携帯電話6aが情報配信サーバ5から表示データを受信すると、その着信が音声、光、バイブレータなどによってユーザに知らされる。そして折り畳み式であればユーザが携帯電話6aを開いた時に、また非折り畳み式の場合にはユーザが特別な操作をしなくても、待ち受け画面36が開いて例えば図11(A)のような待ち受け画像37aが全画面表示される。その上側には配信端末2の電子メール4に添付された画像が配置されており、下側には電子メール4の本文に記載されたメッセージが表示される。このように待ち受け画像37aが全画面表示されるので、ユーザは見たい情報を視認性の高い表示によって見ることができる。また表示するために特別な操作が不要であるため、配信端末2が伝えたい情報を直接確実に携帯電話6aのユーザに見せることができる。
ここで表示すべき待ち受け画像が1つの場合には、それが表示されたままとなる。他方、待ち受け画像が複数の場合には、複数の待ち受け画像が待ち受け画面36に自動送り表示される。具体的には例えば図11(B)のように待ち受け画像37aの次に他の待ち受け画像37bがスライドしていき、図11(C)で示すようにそれが全画面表示されることとなる。したがって携帯電話6aのユーザは、待ち受け画像37a,37bが複数であっても自動送り表示されるので、待ち受け画像37a,37bごとに表示操作を行う必要がなく、手間を掛けずに見ることができる。
また待ち受け画像が複数であり、それらが異なる情報配信チャネル(チャネルタブ34)に属する場合には、例えば情報配信チャネルごとに順に自動送り表示したり、情報配信サーバ5による電子メール4の受信順に自動送り表示したり、あるいはランダムに自動送り表示される。
なお自動送りの方向やその速度、待ち受け画像37aから他の待ち受け画像37bへの表示切替時の方法は、他にも設定することができる。自動送り表示ではなく、携帯電話6aの入力操作部25を操作して手動送りで表示することもできる。例えば携帯電話6aに備える右方向キーを1回押すと次の待ち受け画像を表示し、左方向キーを1回押すと前の待ち受け画像に戻って表示することができる。この場合にはそれらの方向キーによる送り操作を案内する例えば「←前」、「次→」のような表示又は図10のイベントボタン35と同様のボタンを図11(C)で示す全画面表示の待ち受け画像37bの一部に付加してもよい。
また画像だけの場合又はメッセージだけの場合には、それのみが待ち受け画面36に全画面表示される。
ところで前述のように情報配信サーバ5が作成する表示データ(HTTPレスポンス)には、待ち受け画面36に待ち受け画像37a,37bが表示されている時に、例えば入力操作部25のキー操作(例えば携帯電話6aに備えるキーシートの決定キーの押圧入力操作)によって、特定のWebページへの配信要求を提出するためのリンク(URL)を含めることができる。
この場合には、例えば図11(C)の待ち受け画像37bの表示中に携帯電話6aの決定キーを押下する。すると図11(D)のようなポップアップ画面38が開く。ここで「詳細画面へアクセス」を選択すると、CPU21がリンク先のURLのWebページの配信要求を提出し、図11(E)で示すようなそのリンク先Webページ39が表示される。したがって待ち受け画像37a,37bだけでなく、より詳細な情報が掲載されているリンク先Webページ39へと携帯端末6のユーザを誘導することができる。
また図11(D)で「メイン設定画面」を選択すると、そのチャネルタブ34が選択された状態でのメイン設定画面32に表示へと戻り、待ち受け画像37a,37bが待ち受け画面33に表示される。この状態で例えば携帯電話6aに備える右方向キーを1回押すと次の待ち受け画像37bを表示し、左方向キーを1回押すと前の待ち受け画像37aに戻って表示することができる。そして図11(D)で「閉じる」を選択すると、ポップアップ画面38が閉じて待ち受け画面36に待ち受け画像37a,37bが全画面表示された状態に戻る。
以上のような待ち受け表示プログラム30を実行するCPU21は本発明の「待ち受け表示処理手段」を構成する。
B.情報配信システム1及び情報配信方法の動作説明
次に以上のような情報配信システム1の動作と情報配信方法の実施形態を説明する。
1.携帯端末6(携帯電話6a)への待ち受け表示プログラム30のインストール処理
携帯端末6に待ち受け表示プログラム30をインストールするには、携帯端末6のCPU21により実行されるWebブラウザが情報配信サーバ5のCPU7に待ち受け表示プログラム30のダウンロードファイルの配信を要求するHTTPリクエストを送信する。携帯端末6が情報配信サーバ5にアクセスするには、Webブラウザで入力操作部25を使ってアクセスするほか、カメラ部28を利用し例えばQRコードを光学的に読み取ってアクセスしても良い。情報配信サーバ5では、通信部13を介して配信要求を受信し、CPU7がハードディスク装置10からダウンロードファイルを読み出し、これを内包するHTTPレスポンスを通信部13を介して送信する。これを受信した携帯端末6では、CPU7によりインストール処理が実行され、待ち受け表示プログラム30がインストールされる。
2.情報配信チャネルのユーザ登録処理〔図12,図13〕
次に、情報配信チャネルから情報を受信する前に行うユーザ登録処理について、その処理手順の概要を示す図12のフローチャートを中心に説明する。ここで説明するのは、前述のように情報配信サーバ5の運営者の側で予め指定した配信者の情報配信チャネルに対して行うユーザ登録処理である。
携帯端末6のユーザが待ち受け表示プログラム30を起動し(S100)、ユーザ登録を希望するチャネルタブ34を選択すると(S102)、CPU21は情報配信サーバ5に対して選択されたチャネルタブ34についてのユーザ登録画面の配信を求めるHTTPリクエストを無線通信部27を通じて送信する(S104)。
配信管理プログラム15を実行中の情報配信サーバ5は、携帯端末6からのユーザ登録画面の配信要求を受信するため待機している(S200)。そして携帯端末6からの配信要求を通信部13を介して受信すると(S202)、情報配信サーバ5のCPU7はHTMLファイル形式のユーザ登録画面を作成し、これを内包するHTTPレスポンスを携帯端末6に送信する(S204)。
それを受信した携帯端末6のCPU21は、液晶表示部26に表示しているペットショップ用のメイン設定画面32の待ち受け画面33に、図13で例示するようなユーザ登録画面36を表示する(S106)。このユーザ登録画面36のフォームに、ユーザが入力操作部25を使用してデータ入力を行い(S108)、登録ボタンを押下すると、CPU21はフォームに入力された各種データを内包するHTTPリクエストを情報配信サーバ5に送信する(S110)。
情報配信サーバ5がこれを受信すると、CPU7はデータを受信者管理DB18とアンケート管理DB20に登録する処理を実行する(S206)。具体的には受信者管理DB18(図5)に対して、受信者IDを付与し、フォームの「お名前」に入力されたデータを「受信者名」として登録させ、ユーザ登録を行ったチャネルタブ34に対応する配信者ID(情報配信サーバ5の運営者側で配信者管理DB16に登録済み)を「配信許可者(配信者)ID」として登録させる。またCPU7はアンケート管理DB20(図7)に対して、配信者ID及び受信者IDと対応付けて、フォームの「お名前」に入力されたデータを「受信者名」として登録させ、フォームの「アンケート」に入力されたテキストデータを「アンケート内容」として登録させる。
以上の登録処理を終えると情報配信サーバ5は携帯端末6に対して登録完了画面を内包するHTTPレスポンスを送信する(S208)。
これを受信した携帯端末6のCPU21は登録完了画面を表示する(S112)。そして他のチャネルタブ34が選択される場合には(S114)、ステップ102に戻って以降同様のユーザ登録処理が行われる。他方、選択されない場合には(S114)、ユーザ登録のセッションが終了する。
以上のようにしてチャネルタブ34つまり情報配信チャネルについてのユーザ登録を行うと、配信端末2が電子メール4に含めて送信する情報を情報配信サーバ5を経由して携帯端末6が受信できるようになる。
3.情報配信の処理手順〔図14,図15〕
(1)第1の情報配信方法の処理手順〔図14〕; 次に、以上のような情報配信システム1による情報配信方法の第1の実施形態について、その処理手順の概要を示す図14を主として参照しながら説明する。
携帯端末6で待ち受け表示プログラム30を起動する(S116)。所定時間の経過後、待ち受け表示プログラム30を実行するCPU21は、情報配信サーバ5に対して全画面表示の待ち受け画面36に表示する待ち受け画像37a,37b(表示データ)の配信要求を含むHTTPリクエストを送信する(S118)。なお配信要求を送信するタイミングは、後述する図17設定画面41で示す「情報取得タイミング」から時間設定画面を呼び出して任意の時間間隔に設定することができる。また配信要求は所定の時間間隔で自動送信される。したがってユーザの手を煩わすことなく送信することができる。ただしユーザが手動操作して送信することも可能である。
受信待機中(S210)の情報配信サーバ5は、携帯端末6からの配信要求を受信する(S212)。CPU7は受信者管理DB18に対して携帯端末6の受信者IDについて登録している配信許可者(配信者)ID及びカテゴリIDを検索させて、それらを取得する(S214)。次にCPU7は電子メール管理DB19に対して、取得した配信許可者(配信者)ID及びカテゴリIDに対応する新着の電子メール4を受信し記憶しているかを検索させる(S216)。
ここでどの情報配信チャネルからも新着の電子メール4が無い場合、情報配信サーバ5は再び電子メール4及び携帯端末6からの配信要求の受信待ちとなる(S210)。そして新着の電子メール4が無い旨のHTTPレスポンスを携帯電話6のCPU21に返信し、これを受信した携帯端末6ではそれを受信してセッションを終了する。なおこの場合、通常は新着の電子メール4が無い旨を待ち受け画面36に表示しないが、表示してもよい。
他方、新着の電子メール4があり、ハードディスク装置10に記憶している場合には、情報配信サーバ5のCPU7はハードディスク装置10の所定の記憶領域に格納している画像データ及びテキストデータを取得する。なお新着の電子メール4が画像データのみを含む場合又はテキストデータのみを含む場合には、その何れかのみを取得する。そして取得した画像データによる画像及びテキストデータによるテキストを待ち受け画面36に待ち受け画像37a,37bとして表示するためのHTMLファイルを内包する表示データとしてのHTTPレスポンスを作成し、携帯端末6に送信する(S218)。
情報配信サーバ5からHTTPレスポンスを受信した携帯端末6は、CPU21が受信データを不揮発性メモリ24の所定の記憶領域に格納し(S120)、待ち受け画面36に待ち受け画像37a,37bを全画面表示する(S122)。したがって携帯端末6のユーザは、待ち受け表示プログラムを実行(常駐)させておけばよく、配信端末2が電子メール4によって送信した画像又はメッセージを含む待ち受け画像が液晶表示部26の表示画面に自動的に表示されるため、他に表示操作を行わなくてもよい。以上によってセッションが終了する。
(2)第2の情報配信方法の処理手順〔図15〕; 次に、情報配信システム1による情報配信方法の第2の実施形態について、その処理手順の概要を示す図15を主として参照しながら説明する。第1の情報配信方法では情報配信サーバ5が電子メール4を受信しても携帯端末6へ送信しないが、この形態では新着の電子メール4を受信したら携帯端末6へ送信するプッシュ型の処理手順である。
携帯端末6で待ち受け表示プログラム30を起動すると(S124)、情報配信サーバ5からの表示データの受信待機となる(S126)。他方、情報配信サーバ5も配信端末2からの新着の電子メール4の受信待機となっている(S220)。この間、携帯端末6は所定の時間間隔で配信要求を行い、情報配信サーバ5は新着の電子メール4が無い場合にはその旨のレスポンスを返信する。
そして情報配信サーバ5が配信端末2からの新着の電子メール4を受信すると(S224)、CPU7は先ず電子メール管理DB19に対して配信者IDと対応付けて電子メールを登録させる。具体的には電子メール管理DB19が電子メールIDを付与し、カテゴリIDを登録し、画像データID及びテキストデータIDと対応付けてハードディスク装置10の所定の記憶領域に画像データ及びテキストデータを格納する。
次にCPU7は受信者管理DB18に対して、配信者IDとカテゴリIDが登録されている受信者IDを検索させ、それを取得する(S226)。その後、待ち受け画像37a,37bとして表示するための表示データを作成し、携帯端末6に送信する(S228)。
以降、携帯端末6における表示データの受信及び記憶(S128)、待ち受け画像37a,37bの全画面表示(S130)といった以降の手順は先に述べた第1の情報配信方法の処理手順と同じである。
以上のように本実施形態の情報配信システム1、情報配信方法及びプログラムでは、情報配信サーバ5の配信管理プログラム15を実行するCPU7(表示データ作成手段)が受信した電子メール4に含まれる画像データによる画像又はテキストデータによるメッセージの少なくとも何れかを含む待ち受け画像を携帯端末6の液晶表示部26に表示するための表示データを作成し、通信部13が携帯端末6に表示データを送信する。そして待ち受け表示プログラム30を実行する携帯端末6のCPU21は(待ち受け表示処理手段)は、受信した表示データを待ち受け画面36に全画面表示する。
したがって携帯端末6のユーザは配信端末2から送信された電子メール4に含まれる画像やメッセージを待ち受け画面36によって容易且つ即座に見ることができる。例えば携帯端末6が折り畳み式の携帯電話6aである場合、携帯電話6aを開くとその画面には画像やメッセージによる待ち受け画像37a,37bが表示されているといったことを実現できる。このため従来のように電子メール4の表示操作に煩わされることなく、画像やメッセージへの表示操作のアクセス障壁を無くすことができる。
4.情報配信チャネルの配信情報のカテゴリのユーザ・カスタマイズ〔図16,図17〕
次にユーザによる情報配信チャネルのカスタマイズについて、その処理手順の概要を示す図16のフローチャートを中心に説明する。ここで説明するのは、前述の手順でユーザ登録を済ませた情報配信チャネルに対する配信情報のカスタマイズである。
携帯端末6のユーザが待ち受け表示プログラム30を起動し(S132)、イベントボタン35(図10参照)の「設定」を押下すると、例えば図17(A)で示すような設定画面41が表示される(S134)。イベントリストのうち「情報配信チャネルのカスタマイズ」を選択すると、CPU21は情報配信サーバ5に対して情報配信チャネル選択画面の配信を求めるHTTPリクエストを送信する(S136)。
配信管理プログラム15を実行中の情報配信サーバ5は、携帯端末6からの配信要求を受信するため待機している(S230)。そして携帯端末6からの配信要求を受信すると(S232)、CPU7は情報配信チャネルを選択するためのHTMLファイル形式の情報配信チャネル選択画面を作成し、これを内包するHTTPレスポンスを携帯端末6に送信する(S234)。
それを受信した携帯端末6では、CPU21が液晶表示部26に図17(B)で例示するような情報配信チャネルが一覧表示された情報配信チャネル選択画面42を表示する(S138)。そしてユーザが入力操作部25を操作して何れかの情報配信チャネルを選択し、選択ボタンを押下すると(S140)、CPU21は選択した情報配信チャネルについてのカテゴリ選択画面の送信要求を内包するHTTPリクエストを情報配信サーバ5に送信する(S142)。
情報配信サーバ5がこれを受信すると(S236)、CPU7は受信者管理DB18に対してHTTPリクエストに含まれる選択した情報配信チャネルについてユーザ登録がされているかを照会する。ただしここでは冒頭で説明したようにユーザ登録がされているから、CPU7はカテゴリ選択画面を作成する処理を実行する(S238)。具体的にはカテゴリ管理DB17(図4参照)に対して、登録されているカテゴリデータを抽出させる。そして抽出したカテゴリデータを使用してHTMLファイル形式のカテゴリ選択画面を内包するHTTPレスポンスを作成し、携帯端末6に対して送信する(S238)。
これを受信した携帯端末6では、CPU21が液晶表示部26に図17(C)で例示するようなカテゴリが一覧表示されたカテゴリ選択画面43を表示する(S144)。そしてユーザが入力操作部25を操作して何れかのカテゴリを選択し、選択ボタンを押下すると、CPU21は選択されたカテゴリの識別データを内包するHTTPリクエストを情報配信サーバ5に送信する(S146)。
情報配信サーバ5がこれを受信すると、CPU7はHTTPリクエストに含まれるカテゴリの識別データを受信者管理DB18に登録する処理を実行する(S240)。具体的には受信者管理DB18(図5参照)に対して、選択した情報配信チャネル(図5の「配信許可者(配信者)ID」)の「カテゴリID」にカテゴリIDを登録させる。この登録処理を終えると情報配信サーバ5のCPU7は登録完了のメッセージを含めて情報配信チャネルを選択するためのHTMLファイル形式の情報配信チャネル選択画面40を作成し、これを内包するHTTPレスポンスを携帯端末6に送信する(S242)。
それを受信した携帯端末6では、CPU21が液晶表示部26に登録完了のメッセージを含む図17(B)と同様の情報配信チャネル選択画面42を表示する(S148)。そして他の情報配信チャネルが選択される場合には(S150)、ステップS140以下のカテゴリの登録処理が行われる。他方、選択されない場合には(S150)、カテゴリ登録のセッションは終了する。なお登録してあるカテゴリの増減変更は、カテゴリ選択画面43に表示されるチェックボックスをオン選択したり、オン選択を解除することによって、上記と同じ手順で行うことができる。
以上のようにして情報配信チャネルについてのカテゴリ登録を行うと、情報配信サーバ5は配信端末2から電子メール4が送信されてきた場合に、そのカテゴリについての配信登録を行った携帯端末6についてだけ待ち受け画像37a,37bを配信できるようになる。したがって携帯端末6のユーザは情報の配信を希望するカテゴリを自由に選択することができる。
5.情報配信チャネルのユーザ登録の解除処理
次に携帯端末6のユーザが情報配信チャネルのユーザ登録を解除する場合の処理手順を説明する。この場合には、前述の情報配信チャネルによる配信情報のカテゴリのユーザ・カスタマイズの場合と同様に、携帯端末6と情報配信サーバ5との間で図16のステップS132〜S138及びステップS230〜S234の処理を行い、携帯端末6に図17(B)で示す情報配信チャネル選択画面42を表示させる。
ここでユーザが入力操作部25を操作して何れかの情報配信チャネルを選択し(S140)、選択ボタンではなく登録解除ボタンを押下すると、CPU21は選択した情報配信チャネルについての登録解除を要求するHTTPリクエストを情報配信サーバ5に送信する。そして情報配信サーバ5がこれを受信すると、CPU7は受信者管理DB18に対してHTTPリクエストに含まれる選択した情報配信チャネルについてユーザ登録解除する処理を実行してから、登録解除完了のメッセージを含むHTMLファイル形式のメッセージ画面を内包するHTTPレスポンスを作成し、携帯端末6に対して送信する。以降、携帯端末6にはユーザ登録を解除した配信端末2からの待ち受け画像37を表示するための表示データが配信されなくなる。したがって携帯端末6のユーザは情報配信チャネルからの配信停止を自由に行えるという点でも、情報配信チャネルを自由にカスタマイズすることができる。
6.情報配信チャネルの新規作成処理〔図18〜図20〕
以上の説明は情報配信サーバ5の運営者の側で予め用意してある情報配信チャネルに対して行う各種処理である。しかしながら本実施形態の情報配信システム1では、図1(B)で示す配信端末2や受信側であった携帯端末6が独自の情報配信チャネルを作成することもできる。
このような独自の情報配信チャネルを作成できることは、例えば個人事業主や企業による独自の広告チャネルや友人・知人の間での交流チャネルなどのような、独自のコミュニケーション・チャネルを構築することができるという点で極めて有意義である。
しかも受信側が携帯端末6であって、配信者が伝えたい画像やメッセージを含む待ち受け画像37を受信者の携帯端末6にタイムリーに表示することができる上に、前述のように受信者が表示操作に煩わされることも無いことから、効率的なコミュニケーションを実現できるという点でも利用価値が高い。
さらに近年の携帯電話2b,6aのカメラ機能にはメガピクセル級の撮像デバイスが搭載されており、携帯電話2b,6aのカメラ部28で撮影した画像(静止画、動画)であっても、例えば商品広告用の写真として十分使用することが可能であり、友人・知人とのコミュニケーションにも十分使用することが可能である。
したがって携帯電話2b,6aを配信端末2にすることが出来ればコミュニケーション・ツールとしての利用価値を格段と高くすることができる。
以下ではその処理手順の概略を示す図18〜図20を主に参照して独自の情報配信チャネルの作成方法を説明する。なおここでは配信端末2としての図1(B)で示す携帯電話2bによって情報配信チャネルを作成する例を説明するが、PC2aによって作成することも可能であり、また受信側であった携帯端末6でも同様の手順で作成可能である。
配信端末2としての携帯電話2bで情報配信チャネルを新規に作成するためには、その事前準備として受信者となる携帯端末6と同様に待ち受け表示プログラム30をインストールしておく必要があり、ここでは既にインストールを済みであることを前提として説明する。なおインストール手順は携帯端末6の場合と同じである。
携帯電話2bのユーザが待ち受け表示プログラム30を起動し(S152)、設定のイベントボタン35(図10参照)の「設定」を押下すると、例えば図17(A)で示すような設定画面41が表示される(S154)。ここでは表示されたイベントリストのうち「情報配信チャネルの新規作成」を選択すると、CPU21は情報配信サーバ5に対して情報配信チャネルの新規作成画面の配信を求めるHTTPリクエストを送信する(S156)。
配信管理プログラム15を実行中の情報配信サーバ5は、携帯電話2bから受信するため待機している(S244)。そして携帯電話2bからの配信要求を受信すると(S246)、CPU7はHTMLファイル形式の情報配信チャネルの新規作成画面を内包するHTTPレスポンスを携帯電話2bに送信する(S248)。
それを受信した携帯電話2bでは、CPU21が液晶表示部26に図20(A)で例示するような情報配信チャネルの新規作成画面44を表示する(S158)。そしてユーザが入力操作部25を操作して、管理者名(配信者名)、管理者電子メール、情報配信チャネルの名称、情報配信サーバ宛メールアドレスのユーザ名についてのデータ入力を行う(S160)。そして登録ボタンを押下すると、CPU21はフォームに入力された各種データを内包するHTTPリクエストを情報配信サーバ5に送信する(S162)。
情報配信サーバ5がこれを受信すると(S250)、CPU7は登録するデータが適切であるかを審査する。具体的には、例えば入力漏れの有無をチェックし、また配信者管理DB16に対して同一の情報配信チャネルの名称の登録の有無、情報配信サーバ宛電子メールアドレスのユーザ名の有無などを調べる。
この結果、そのままでは登録できない場合には、再入力を促すメッセージ画面を内包するHTTPレスポンスを携帯電話2bに送信し(S252)、携帯電話2bでそれが表示され(S164)、先のステップS160に戻って再びデータ入力以降の処理を繰り返す。
他方、登録できる場合には、CPU7は、配信者管理DB16に対して、配信者IDを発行するとともに、管理者電子メールを図3の「配信者メールアドレス」として、情報配信チャネルの名称を同図の「配信者名」として、情報配信サーバ宛メールアドレスを同図のそれとして登録させる。またCPU7は、登録可能である旨及び新規に作成した情報配信チャネルの公開設定を行うか否かの質問を含むメッセージ画面を内包するHTTPレスポンスを携帯電話2bに送信し(S252)、携帯電話2bではそれが表示されることになる(S164)。
次に携帯電話2bでは公開設定画面の配信要求を含むHTTPリクエストを送信する(図19のS166)。情報配信サーバ5がこれを受信すると(S256)、CPU7はHTMLファイル形式の公開設定画面を内包するHTTPレスポンスを携帯電話2bに送信する(S258)。
それを受信した携帯電話2bでは、CPU21が液晶表示部26に図20(B)で例示するような公開設定画面45を表示する(S168)。そしてユーザが入力操作部25を操作して、「公開」又は「以下のメンバーに公開」の何れかのチェックボックスをオン選択するとともに、「メンバーからの投稿を許可する。」のチェックボックスをオン・オフ選択する。
ここでユーザが「公開」のチェックボックスだけをオン選択し、登録ボタンを押下すると、CPU21は選択した公開要求を内包するHTTPリクエストを情報配信サーバ5に送信する(S170)。これを受信した情報配信サーバ5のCPU7は、受信者管理DB18に対して登録されているすべての受信者の「配信許可者(配信者)ID」(図5参照)に、先に配信者管理DB16に登録した携帯電話2bの配信者に付与した配信者IDを追加する処理を実行する。そしてこの処理を終えると登録完了のメッセージ画面を内包するHTTPレスポンスを携帯電話2bに送信し、携帯電話2bでそれが表示され、セッションが終了する。
他方、ステップS170で、ユーザが「以下のメンバーに公開」と「メンバーからの投稿を許可する。」のチェックボックスをオン選択し、フォームに招待者となる携帯端末6の電子メールアドレスを入力し、登録ボタンを押下すると、CPU21は選択したそれらのデータを内包するHTTPリクエストを情報配信サーバ5に送信する(S170)。これを受信した情報配信サーバ5のCPU7は、受信した電子メールアドレスに対して、ユーザ登録画面のURLへのリンクと、携帯電話2bにつき配信者管理DB16に先に登録された情報配信サーバ宛電子メールアドレスとを含む、図20(C)で示すような電子メール46を送信する(S262)。つまりこの電子メール46は携帯端末6のユーザへの招待状となる。
そして携帯端末6のユーザが電子メール46に記載されたURLへのリンクを押下すると、ユーザ登録画面40の送信要求が情報配信サーバ5に送信され、情報配信サーバ5が図13で示すのと同様のユーザ登録画面40を返信する。続けて前述したユーザ登録処理(図12)を行うことで、携帯電話6で携帯電話2bのユーザによって新規に作成された情報配信チャネルからの情報を取得することができるようになる。
またステップS170で、携帯電話2bのユーザが「メンバーからの投稿を許可する。」のチェックボックスをオン選択すると、招待状の電子メール46には情報配信サーバ宛電子メールアドレスが含まれて送信される。したがって携帯端末6のユーザが、情報配信サーバ宛電子メールアドレスに宛てて画像データ又は文字データを含む電子メール4を送信すると、情報配信サーバ5を中継して情報配信チャネルに情報を配信することもできるようになる。こうして携帯端末6は情報の受信者となるだけでなく情報の配信者にもなることができる。
なお、前述の「メンバーからの投稿を許可する。」のチェックボックスをオフ選択した場合には、招待状の電子メール46に情報配信サーバ宛電子メールアドレスが含まれず情報の受信のみが可能となる。またそのチェックボックスは「公開」のチェックボックスをオン選択した場合にも選択することができる。
情報配信サーバ5が以上のような携帯端末6への招待状の送信処理を行うと、情報配信サーバ5はステップS264で招待状の送信処理を完了した旨のメッセージ画面を内包するHTTPレスポンスを携帯電話2bに送信し、携帯電話2bでそれが表示され、セッションが終了する。
なお、携帯端末6のメイン設定画面32の左側面に並ぶブランクのチャネルタブ34には、ユーザ登録を行った新規作成の情報配信チャネルの名称、すなわち図3で示す配信者管理DB16の「配信者名」に記載されている名称を表示するチャネルタブ34が追加されることとなる。
7.配信端末2による情報配信チャネル又はカテゴリの登録削除; 配信端末2である携帯電話2bが新規に作成した情報配信チャネルそのものを削除する場合には、削除要求を情報配信サーバ5に送信して削除を行えばよい。
さらに携帯電話2bを含む配信端末2がカテゴリの登録又は登録解除するには、情報配信サーバ5へカテゴリの登録要求又は登録解除要求を送信する。これを受信した情報配信サーバ5がカテゴリ管理DB17に登録した図17のカテゴリ選択画面43で示すような登録済みのカテゴリ一覧と、新規のカテゴリを登録するためのフォームを含む画面を携帯電話2bに送信する。そして登録済みカテゴリのチェックボックスをオン選択又はオフ選択し、フォームにカテゴリ名称を記入し、情報配信サーバ5へ登録要求又は登録解除要求を送信する。これを受けた情報配信サーバ5のCPU7がカテゴリ管理DB17に対して登録処理又は登録解除処理を実行させ、終了したならば携帯電話2bに対してその旨の返信を行う。以上によって配信端末2による配信情報のカテゴリのカスタマイズを行うことができる。
なお、こうしたカテゴリのカスタマイズは、情報配信サーバ5の運営者自身で行うことも可能であり、情報配信サーバ5の運営者の側で予め特定の企業向けなどに用意してある情報配信チャネルの配信端末2でも上記と同様の手順で行うことができる。
C.実施形態の変形例
前記実施形態の情報配信サーバ5は単一のコンピュータ・システムによるものを例示したが、LAN等によりネットワーク接続された複数台のコンピュータ・システムにより構成してもよい。また配信者管理DB16、カテゴリ管理DB17、受信者管理DB18、電子メール管理DB19、アンケート管理DB20の構成も一例であり、配信者管理DB16とカテゴリ管理DB17と電子メール管理DB19とを統合したり、受信者管理DB18とアンケート管理DB20とを統合するなど他の形態でも実施することができる。
前記実施形態では図10で示すメイン設定画面32で名称が付いていないチャネルタブ34を表示しているが非表示としてもよい。
また左側又は右側に表示するチャネルタブ34が無い場合には、待ち受け画面33を幅方向へ拡張して表示してもよい。
さらに前記実施形態では右側のチャネルタブ34を情報配信サーバ5の運営者の側で予め指定した配信者に割り当てた情報配信チャネルとして設定しているが、全てのチャネルタブ34を配信端末2や携帯端末6で作成できるものとしてもよい。また左右の何れかの列を1つの企業や組織の情報配信チャネル用のチャネルタブ34として使用し、他方の列を携帯端末6のユーザが作成する情報配信チャネル用のチャネルタブ34として使用してもよい。
前記実施形態では、携帯端末6で待ち受け表示プログラム30を常駐させておき、情報配信サーバ5に対する表示データ(待ち受け画像37a,37b)の配信要求を行うことを基本としているが、ユーザが配信を希望する時に待ち受け表示プログラム30を起動させて手動で情報配信サーバ5に対する配信要求をできるようにしてもよい。
前記実施形態では、情報配信サーバ5からの受信待ちの状態で、携帯端末6がメイン設定画面32又は全画面表示の待ち受け画面36の何れかを表示しているものとして説明したが、それらの画面32,36を含む待ち受け表示プログラム30の実行画面を非表示の状態とし、携帯端末6の壁紙画面(OSの初期画面)等を表示しておいてもよい。
この場合、携帯電話6aが情報配信サーバ5から表示データを受信し、その着信が音声、光、バイブレータなどによってユーザに知らされてから、折り畳み式であればユーザが携帯電話6aを開いた時に、また非折り畳み式の場合にはユーザの特別な操作を介することなく、液晶表示部26の表示領域26aにメイン設定画面32又は全画面表示の待ち受け画面36が自動で表示されることで、待ち受け画像37a,37bが表示される。
前記実施形態では、携帯電話6aが情報配信サーバ5から表示データを受信すると、待ち受け画面36が開いて待ち受け画像37a,37bが全画面表示されることを基本として説明したが、例えばメイン設定画面32が開いて待ち受け画面33に表示できるようにしてもよい。
そしてこの場合に複数の情報配信チャネルからの表示データを受信している場合には、チャネルタブ34を選択することで、情報配信チャネルごとに待ち受け画像を表示することができる。
前記実施形態の情報配信サーバ5については配信端末2の配信者又は携帯端末6のユーザがWebアクセス可能なPC等を使用してハードディスク装置10に保存されている画像をダウンロードし、接続されているプリンタで印刷できるようにしてもよい。
例えば、配信端末2の配信者又は携帯端末6のユーザが家庭や職場で使用するPCにより情報配信サーバ5にWebアクセスし、そのPCと接続したプリンタにより画像を印刷することができる。またデジカメ写真のプリントショップやコンビニエンス・ストア等の店舗に情報配信サーバ5に対して通信可能な店頭端末を設置し、配信者又はユーザがその店頭端末を使って情報配信サーバ5へWebアクセスし、その印刷機能を使って画像を印刷することができる。
以上のような場合には例えば次のような手順で画像プリントを実現できる。
先ず前提として、情報配信サーバ5の配信者管理DB16に配信端末2の配信者ごとの認証パスワードを登録できるようにする。また受信者管理DB18に携帯端末6の受信者ごとの認証パスワードを登録できるようにする。
そして配信者又は受信者がPCや店頭端末を使って配信者名又は受信者名と認証パスワードを情報配信サーバ5へ送信する。情報配信サーバ5は受信した配信者名又は受信者名と認証パスワードが登録データと一致しない場合にはプリントを拒否する。他方、一致する場合には、配信者管理DB16又は受信者管理DB18と電子メール管理DB19とによって当該配信者又は受信者に対応する画像データを呼び出し、それらをプリント選択画面としてPCや店頭端末に送信する。そして配信者又は受信者がPCや店頭端末で画像を選択しプリントする。このように画像データを情報配信サーバ5に蓄積しておき、PCや店頭端末からアクセスしてプリント可能とすることで、必要な画像を有形の印刷媒体で手元に所持することができ、利便性を高めることができる。また、店頭端末で行う場合には、配信端末2がある家庭や職場などの場所的な制約や携帯端末6の所持・非所持に拘わらず画像をプリントすることが可能となり利便性を高めることができる。
一実施形態による情報配信システムの全体構成図であり分図(A)は概略構成を模式的に示す説明図、分図(B)は具体的な構成を模式的に示す説明図。 図1の情報配信サーバの構成を示すブロック図。 図2の配信者管理DBの構成を模式的に示す説明図。 図2の配信希望情報管理DBの構成をデータテーブルで示す説明図。 図2の受信者管理DBの構成をデータテーブルで示す説明図。 図2の電子メール管理DBの構成をデータテーブルで示す説明図。 図2のアンケート管理DBの構成をデータテーブルで示す説明図。 図1の携帯端末の構成を示すブロック図。 図8の情報配信チャネル管理データをテーブルで示す説明図。 図1の携帯端末で実行される待ち受け表示プログラムの待ち受け画面の構成を模式的に示す説明図。 一実施形態による待ち受け画像の表示例を示す説明図。 情報配信チャネルのユーザ登録の処理手順の概略を示すフローチャート。 情報配信チャネルのユーザ登録画面の一実施形態を示す説明図。 一実施形態による情報配信方法の処理手順の概略を示すフローチャート。 他の実施形態による情報配信方法の処理手順の概略を示すフローチャート。 配信情報のカテゴリについてユーザ・カスタマイズの処理手順の概略を示すフローチャート。 配信情報のカテゴリについてユーザ・カスタマイズする際に表示される画面の一実施形態を示す説明図。 情報配信チャネルの新規作成の処理手順の概略を示すフローチャート。 図18に続くフローチャート。 分図(A)は情報配信チャネルの新規作成画面の一実施形態による表示例を示す説明図、分図(B)は情報配信チャネルの公開設定画面の一実施形態による表示例を示す説明図、分図(C)は公開された情報配信チャネルに関する電子メールによる招待状の一実施形態による表示例を示す説明図。
符号の説明
1 情報配信システム
2 配信端末
2a PC
2b 携帯電話
3 通信網
4 電子メール
5 情報配信サーバ
6 携帯端末
6a 携帯電話
7 CPU
8 ROM
9 RAM
10 ハードディスク装置
11 入力操作部
12 表示部
13 通信部
14 バス
15 配信管理プログラム
16 配信者管理DB
17 カテゴリ管理DB
18 受信者管理DB
19 電子メール管理DB
20 アンケート管理DB
21 CPU
22 ROM
23 RAM
24 不揮発性メモリ
25 入力操作部
26 液晶表示部
26a 表示領域
27 無線通信部
28 カメラ部
29 バス
30 待ち受け表示プログラム
31 情報配信チャネル管理データ
32 メイン設定画面
33 待ち受け画面
34 チャネルタブ
35 イベントボタン
36 待ち受け画面
37a,37b 待ち受け画像
38 ポップアップ画面
39 リンク先Webページ
40 ユーザ登録画面
41 設定画面
42 情報配信チャネル選択画面
43 カテゴリ選択画面
44 情報配信チャネルの新規作成画面
45 公開設定画面
46 招待状の電子メール

Claims (26)

  1. 画像データ又はテキストデータの少なくとも何れかを含む電子メールを送信する配信端末と、前記配信端末を使用する情報の配信者又は前記配信端末を使用して配信される情報のカテゴリの少なくとも何れかを情報配信チャネルとして管理し、当該情報配信チャネルから前記電子メールを受信する情報配信サーバと、情報配信サーバと通信可能な複数の携帯端末と、を備えており、
    情報配信サーバは、受信した電子メールに含まれる画像データによる画像又はテキストデータによるメッセージの少なくとも何れかを含む待ち受け画像を携帯端末の画面に表示するための表示データを作成する表示データ作成手段と、携帯端末に表示データを送信する通信手段とを備えており、
    携帯端末は、受信した表示データによる待ち受け画像を待ち受け画面に表示する待ち受け表示処理手段を備える情報配信システム。
  2. 携帯端末の待ち受け表示処理手段は、受信した複数の表示データによる複数の待ち受け画像を待ち受け画面に送り表示する請求項1記載の情報配信システム。
  3. 情報配信サーバは携帯端末又はそのユーザである受信者を特定するための受信者識別データと当該携帯端末が配信を希望する情報配信チャネルを特定するための配信側識別データとを対応付けて登録する第1の管理手段をさらに備えており、前記通信手段は携帯端末に対して、登録済み情報配信チャネルの表示データを送信する請求項1又は請求項2記載の情報配信システム。
  4. 第1の管理手段は携帯端末からの情報配信チャネルの配信登録要求又は配信登録解除要求を受けて当該情報配信チャネルの配信側識別データを当該携帯端末の受信者識別データと対応付けて登録又は登録解除する請求項3記載の情報配信システム。
  5. 第1の管理手段は1つの情報配信チャネルを通じて配信される情報のカテゴリを識別するためのカテゴリ識別データを受信者識別データと対応付けて登録しており、前記通信手段は携帯端末に対して、登録済みカテゴリに属する表示データを送信する請求項3又は請求項4記載の情報配信システム。
  6. 第1の管理手段は携帯端末からのカテゴリの配信登録要求又は配信登録解除要求を受けてカテゴリ識別データを当該携帯端末の受信者識別データと対応付けて登録又は登録解除する請求項5記載の情報配信システム。
  7. 情報配信サーバは情報配信チャネルを特定するための配信側識別データと当該情報配信チャネルを通じて配信される情報のカテゴリを識別するためのカテゴリ識別データとを対応付けて登録する第2の管理手段をさらに備えており、第2の管理手段は配信端末からのカテゴリ登録要求を受けると登録要求を受けたカテゴリにカテゴリ識別データを付与して登録する請求項1〜請求項6何れか1項記載の情報配信システム。
  8. 情報配信サーバは、配信端末からの情報配信チャネルの新規登録要求を受けて、情報配信チャネルを特定するための配信側識別データと、当該情報配信チャネルの名称と、当該配信端末が情報配信サーバに電子メールを送信するための情報配信サーバ宛メールアドレスとを含めて新規の情報配信チャネルとして登録する第3の管理手段を備える請求項1〜請求項7何れか1項記載の情報配信システム。
  9. 情報配信サーバの前記通信手段は、配信端末から通知された携帯端末の電子メールアドレスに第3の管理手段から読み出された当該配信端末に関する情報配信チャネルの情報配信サーバ宛メールアドレスを送信する請求項8記載の情報配信システム。
  10. 情報配信サーバは携帯端末から配信者へのメッセージデータを配信側識別データと対応付けて記憶する第4の管理手段をさらに備えており、前記通信手段は配信端末からの閲覧要求を受けて第4の管理手段から読み出したメッセージデータを送信する請求項1〜請求項9何れか1項記載の情報配信システム。
  11. 情報配信サーバの表示データ作成手段は、携帯端末が待ち受け画面に表示された画像又はメッセージと関連するWebページを取得するためのリンクを含めて表示データを作成する請求項1〜請求項10何れか1項記載の情報配信システム。
  12. 配信端末がカメラ機能付きの携帯電話である請求項1〜請求項11何れか1項記載の情報配信システム。
  13. 電子メールにて情報を配信する配信端末と、前記配信端末を使用する情報の配信者又は前記配信端末を使用して配信される情報のカテゴリの少なくとも何れかを情報配信チャネルとして管理し、配信端末と通信可能な情報配信サーバと、情報配信サーバと通信可能な複数の携帯端末とを備える情報配信システムにおける情報配信方法であって、
    配信端末が情報配信サーバに画像データ又はテキストデータの少なくとも何れかを含む電子メールを送信し、情報配信サーバが当該電子メールを受信するステップと、
    情報配信サーバが受信した電子メールに含まれる画像データによる画像又はテキストデータによるメッセージの少なくとも何れかを含む待ち受け画像を携帯端末の画面に表示するための表示データを作成するステップと、
    情報配信サーバが携帯端末に表示データを送信し、携帯端末が当該表示データを受信するステップと、
    携帯端末が受信した表示データによる待ち受け画像を待ち受け画面に表示するステップとを有する情報配信方法。
  14. 携帯端末は受信した複数の表示データによる複数の待ち受け画像を待ち受け画面に送り表示する請求項13記載の情報配信方法。
  15. 情報配信サーバが携帯端末又はそのユーザである受信者を特定するための受信者識別データと当該携帯端末が配信を希望する情報配信チャネルを特定するための配信側識別データとを対応付けて登録するステップと、
    情報配信サーバが表示データの送信前に配信先となる携帯端末を受信者識別データにより特定するステップとを有する請求項13又は請求項14記載の情報配信方法。
  16. 情報配信サーバが携帯端末からの情報配信チャネルの配信登録要求又は配信登録解除要求を受けて当該情報配信チャネルの配信側識別データを当該携帯端末の受信者識別データと対応付けて登録又は登録解除するステップを有する請求項15記載の情報配信方法。
  17. 情報配信サーバが1つの情報配信チャネルを通じて配信される情報のカテゴリを識別するためのカテゴリ識別データを受信者識別データと対応付けて登録するステップと、
    情報配信サーバが表示データの送信前に配信先となる携帯端末を登録済みカテゴリにより特定するステップとを有する請求項15又は請求項16記載の情報配信方法。
  18. 情報配信サーバが携帯端末からのカテゴリの配信登録要求又は配信登録解除要求を受けてカテゴリ識別データを当該携帯端末の受信者識別データと対応付けて登録又は登録解除するステップを有する請求項17記載の情報配信方法。
  19. 情報配信サーバが配信端末からのカテゴリ登録要求又は登録解除要求を受けて情報配信チャネルを特定するための配信側識別データと当該情報配信チャネルを通じて配信される情報のカテゴリを識別するためのカテゴリ識別データとを対応付けて登録するステップを有する請求項13〜請求項18何れか1項記載の情報配信方法。
  20. 情報配信サーバが配信端末からの情報配信チャネルの新規登録要求を受けて、情報配信チャネルを特定するための配信側識別データと、当該情報配信チャネルの名称と、当該配信端末が情報配信サーバに電子メールを送信するための情報配信サーバ宛メールアドレスとを含めて新規の情報配信チャネルとして登録するステップを有する請求項13〜請求項19何れか1項記載の情報配信方法。
  21. 情報配信サーバは、配信端末から通知された携帯端末の電子メールアドレスに当該配信端末に関する情報配信チャネルの情報配信サーバ宛メールアドレスを送信するステップを有する請求項20記載の情報配信方法。
  22. 情報配信サーバが携帯端末から配信者へのメッセージデータを配信側識別データと対応付けて記憶するステップを有する請求項13〜請求項21何れか1項記載の情報配信方法。
  23. 配信端末が情報配信サーバに自己宛のメッセージデータの閲覧要求を送信し、情報配信サーバが当該配信端末へメッセージデータを送信するステップを有する請求項22記載の情報配信方法。
  24. 情報配信サーバによる前記表示データの作成ステップで情報配信サーバが携帯端末が待ち受け画面に表示された画像又はメッセージと関連するWebページを取得するためのリンクを含めて表示データを作成し、
    携帯端末による前記待ち受け画面の表示ステップの後に携帯端末が当該Webページを取得するステップを有する請求項13〜請求項23何れか1項記載の情報配信方法。
  25. コンピュータを請求項1〜請求項12何れか1項記載の情報配信サーバの前記手段として機能させるプログラム。
  26. 携帯電話を請求項1〜請求項12何れか1項記載の携帯端末の待ち受け表示処理手段として機能させるプログラム。
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