JP5028447B2 - Idでメッセージを伝達するサーバ装置及び情報処理方法 - Google Patents

Idでメッセージを伝達するサーバ装置及び情報処理方法

Info

Publication number
JP5028447B2
JP5028447B2 JP2009118007A JP2009118007A JP5028447B2 JP 5028447 B2 JP5028447 B2 JP 5028447B2 JP 2009118007 A JP2009118007 A JP 2009118007A JP 2009118007 A JP2009118007 A JP 2009118007A JP 5028447 B2 JP5028447 B2 JP 5028447B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
message
web page
delivery destination
delivery
storage means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009118007A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010250788A (ja
Inventor
卓也 指原
剛 市川
丈暢 出井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yahoo Japan Corp
Original Assignee
Yahoo Japan Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yahoo Japan Corp filed Critical Yahoo Japan Corp
Priority to JP2009118007A priority Critical patent/JP5028447B2/ja
Publication of JP2010250788A publication Critical patent/JP2010250788A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5028447B2 publication Critical patent/JP5028447B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、通信ネットワーク経由でメッセージを伝達する技術に関する。
インターネットで多く見受けられるウェブページは、記事などのコンテンツと、広告と、で構成される。コンテンツは、具体的には多様なものが存在するが、相対的に多くの人が見るものとしては、ニュースやブログなどの記事があり、個人的なものとしては、ウェブメールの画面などが挙げられる。
一方、広告は、ページの目立つ位置に予め設定された矩形などの広告領域(広告表示エリア)に、画像や動画などを表示するもので、バナー広告やディスプレイ広告などと呼ばれる。近年、このようなウェブページの広告として、ユーザの属性や嗜好などに応じた広告を表示する(例えば、特許文献1参照)いわゆるターゲティング広告も知られている。
特開2003−5686号公報
しかし、上記のようなターゲティング広告も、対象者を条件付けはするが、あくまで不特定多数に同じ内容の広告を提示するものである。すなわち、従来、不特定多数向けの広告と、個人的な情報伝達は、相互に異質な両極の存在で、両者を組合せてより有効に活用する技術は知られていなかった。
本発明は、上記のような背景に基づくもので、その目的は、不特定多数向けの広告領域の利用により、個人間のメッセージを強力なインパクトで伝達することである。
上記の目的をふまえ、本発明の一態様は、サーバ装置において、通信ネットワーク経由でアクセスしてくる各クライアントシステムに対して、予め決められた所定の広告領域が設けられたウェブページを配信する配信手段と、いずれかの前記クライアントシステムから、メッセージと、配信先のユーザを識別する配信先IDと、の入力を受け付けて、それらメッセージと配信先IDとを対応付けて所定のメッセージ記憶手段に記憶させるメッセージ受付手段と、前記メッセージ記憶手段に記憶されている配信先IDによる前記ウェブページへのアクセスに対して、その配信先IDに対応付けられたメッセージを前記メッセージ記憶手段から取得して、そのメッセージを前記広告領域に組み込んだ前記ウェブページをアクセス元の前記クライアントシステムに対して表示するメッセージ表示制御手段と、前記配信先ID以外のIDによる前記ウェブページに対するアクセスに対しては、前記広告領域に所定の広告情報を組み込んだ前記ウェブページをアクセス元の前記クライアントシステムに対して表示する広告表示制御手段と、をコンピュータで実現したことを特徴とする。
上記を方法の態様で把握すれば、コンピュータで実現するサーバ装置で実行する情報処理方法において、通信ネットワーク経由でアクセスしてくる各クライアントシステムに対して、予め決められた所定の広告領域が設けられたウェブページを配信する配信処理ステップと、いずれかの前記クライアントシステムから、メッセージと、配信先のユーザを識別する配信先IDと、の入力を受け付けて、それらメッセージと配信先IDとを対応付けて所定のメッセージ記憶手段に記憶させるメッセージ受付処理ステップと、前記メッセージ記憶手段に記憶されている配信先IDによる前記ウェブページへのアクセスに対して、その配信先IDに対応付けられたメッセージを前記メッセージ記憶手段から取得して、そのメッセージを前記広告領域に組み込んだ前記ウェブページをアクセス元の前記クライアントシステムに対して表示するメッセージ表示制御処理ステップと、前記配信先ID以外のIDによる前記ウェブページに対するアクセスに対しては、前記広告領域に所定の広告情報を組み込んだ前記ウェブページをアクセス元の前記クライアントシステムに対して表示する広告表示制御処理ステップと、をコンピュータで実行することを特徴とする。
このように、送信元ユーザからのメッセージを、配信先ユーザがログイン状態となったウェブページの広告領域において、普段表示しているバナー広告に代えて表示することにより、あたかも配信先ユーザだけのために商業的広告枠が貸し切られたような表示態様が実現されるので、優越感を与えるような強力なインパクトで個人的なメッセージを伝達することが可能となる一方、配信先以外の大多数のウェブページには通常の広告を表示すればよいので、広告在庫全体に影響を与えることはない。
なお、「前記メッセージ記憶手段に記憶されている配信先IDによる前記ウェブページへのアクセスに対して、その配信先IDに対応付けられたメッセージを前記メッセージ記憶手段から取得して、そのメッセージを前記広告領域に組み込んだ前記ウェブページを表示するメッセージ表示制御手段」は、「前記ウェブページへのアクセスに係るユーザIDを取得する手段」と、「取得した前記ユーザIDが前記メッセージ記憶手段に記憶されている配信先IDかを判断する手段」と、「取得した前記ユーザIDが前記メッセージ記憶手段に記憶されている配信先IDと判断された場合に、その配信先IDに対応付けられたメッセージを前記メッセージ記憶手段から取得する手段」と、「取得した前記メッセージを組み込んだ前記ウェブページを、前記配信先IDによる前記ウェブページへのアクセスに対して、前記配信手段を通じてアクセス元のクライアントシステムに対して表示する手段」と、具体的に分けて把握してもよい。
本発明の他の態様は、上記いずれかの態様において、前記メッセージ表示制御手段は、表示しようとするウェブページが、メッセージを前記広告領域に組み込むことができるものとして予め決められた対象のウェブページであるか否かを判定し、そのような対象のウェブページの場合に、メッセージを前記広告領域に組み込むことを特徴とする。
このように、個人間のメッセージの表示に用いるウェブページかを判定する構成により、ポータルサイトのトップページなど、運用ポリシーなどの事情に応じたメッセージ伝達が実現できる。
本発明の他の態様は、上記いずれかの態様において、前記メッセージ受付手段は、前記メッセージごとに、前記広告領域が設けられ前記配信手段が配信するウェブページの中で、そのメッセージを表示すべきウェブページの指定を受け付けて、そのウェブページを特定するページ識別情報をそのメッセージ及び配信先IDと対応付けて前記メッセージ記憶手段に記憶させ、前記メッセージ表示制御手段は、前記メッセージ記憶手段に記憶されている配信先IDによるアクセス先のウェブページが、その配信先IDに対応付けられている前記ページ識別情報と一致する場合に、その配信先ID及びページ識別情報に対応付けられたメッセージをそのウェブページの前記広告領域に組み込むことを特徴とする。
このように、メッセージを表示したいページを送信側ユーザが自由に指定できる構成により、メッセージ伝達の目的や相手の関心といった個別具体的事情に適したページでの伝達を図ることができる。
本発明の他の態様は、上記いずれかの態様において、前記メッセージ受付手段は、前記メッセージごとに、配信時期について指定を受け付けてそのメッセージ及び配信先IDと対応付けて前記メッセージ記憶手段に記憶させ、前記メッセージ表示制御手段は、前記メッセージ記憶手段に記憶されている配信先IDによるアクセスの日時が、その配信先IDに対応付けられている前記配信時期と適合する場合に、その配信先ID及び配信時期に対応付けられたメッセージをそのウェブページの前記広告領域に組み込むことを特徴とする。
このように、メッセージを表示したい日時やその範囲を送信側ユーザが自由に指定できる構成により、誕生日祝いなどメッセージの趣旨に応じたタイミングでの伝達を図ることができる。
また、本発明は、以上の装置や方法に限らず、上記装置又は方法に対応する方法、装置やコンピュータ・プログラムの各態様も含むものである。
本発明によれば、不特定多数向けの広告領域の利用により、個人間のメッセージを強力なインパクトで伝達することができる。
本発明の実施形態の構成を、画面例及びデータ例と共に示す機能ブロック図。 本発明の実施形態における処理手順を示すフローチャート。 本発明の実施形態において、メッセージを表示するページを指定する画面を例示する図。
次に、本発明を実施するための形態(「実施形態」と呼ぶ)について、図に沿って説明する。なお、背景技術や課題などで既に述べた内容と共通の前提事項については適宜省略する。
〔1.構成〕
本実施形態は、図1(構成図)に示すサーバ装置(以下「本装置」とも呼ぶ)に関するもので、本装置に対応する方法やコンピュータ・プログラムとしても把握可能である。
本装置1は、通信ネットワーク(図示省略)経由でアクセスしてくるクライアントシステム(パーソナルコンピュータPC1,PC2や携帯電話端末装置など)にウェブページの表示を提供するウェブサーバ装置で、図1に示すように、一般的なコンピュータの構成として、少なくとも、CPUなどの演算制御部5と、外部記憶装置(HDD等)や主メモリ等の記憶装置6と、通信ネットワークとの通信手段7(LANアダプタなど)と、を有し、記憶装置6に予め記憶(インストール)した図示しない所定のコンピュータ・プログラムが演算制御部5を制御することで、図1に示す各手段などの要素(10〜65など)を実現する。
これら各要素のうち、情報を記憶する手段であるメッセージ記憶手段20や広告記憶手段65は、記憶装置6においてファイルや各種データベース(「DB」とも表す)、配列等の変数、システム設定値など任意の形式で実現するもので、そのうち広告記憶手段65は、広告表示に用いる画像、又はSilverlightやFlash(それぞれ商標又は登録商標)などのインタラクティブ動画ファイル、クリック時の飛び先ウェブページ(いわゆるランディングページ)のURLなどの情報を予め記憶している。また、その他の情報処理を行う各要素(10,30など)は、以下のような各機能や処理を実現・実行する処理手段である。
〔2.作用〕
すなわち、上記のように構成した本装置1では、配信手段40が、通信ネットワーク経由でアクセスしてくる各クライアントシステムに対して、予め決められた所定の広告領域が設けられたウェブページを配信する(配信処理ステップ)。そして、この広告領域に通常は広告を組み込む一方、場合により個人的メッセージを組み込むという処理を、本実施形態では以下のように行う。その処理手順を図2のフローチャートに示す。
〔2−1.メッセージ等の入力〕
まず、メッセージを伝達したい送信元のユーザが、自分の用いるクライアントシステムである例えばPC(パーソナルコンピュータ)1から、所定のウェブページにアクセスして、メッセージを含む必要事項を入力し登録する。
すなわち、本装置1のメッセージ受付手段10は、通信ネットワーク経由でアクセスしてくるクライアントシステムであるPC1から、メッセージ(例えば「○○さん、結婚してください。」とする)と、このメッセージの配信先のユーザを識別する配信先ID(ここでは「abc123」とする)と、について入力を受け付けて、それらメッセージと配信先IDとを対応付けてメッセージ記憶手段20に記憶させる(ステップS10,S20。メッセージ受付処理ステップ)。
具体的には、メッセージ受付手段10は、図1左側の画面例G1に例示するような登録フォームを提供し(ステップS10)、この登録フォームに入力されたメッセージを含む登録データを、「登録」ボタンB1の操作などの契機で取得し、メッセージ記憶手段20に記憶させる(ステップS20)。このような一件ごとのメッセージ、配信先IDなどの情報の組である登録データの例を図1上部にデータ例Dとして示す。ここで、メッセージは、文字列に限らず、ユーザのアップロードする画像や、HTML等によるウェブページデータ、ビデオレターのような動画像ファイルなど、形式は自由である。
なお、このような登録データを入力受付する条件として、送信元ユーザに所定の会員登録や、利用料金の決済などを求めてもよい。また、メッセージを表示する画面全体や表示欄などのデザイン(体裁)を定めるテンプレートの指定も受け付け、メッセージの一部をなすもの又は付加情報としてメッセージと共に記憶させるようにすれば、よりいっそう印象的・感動的なメッセージ伝達が実現できる。例えば、図1中の画面例G1では、テンプレートとして、選択ボックス(ドロップダウンメニュー)Sで「ハート」を選択した状態である。
〔2−2.配信時期と対象ページの指定〕
また、本実施形態では、メッセージ受付手段10は、メッセージごとに、前記登録データ(ステップS20)の一環として、配信時期(ここでは「配信日付」とする)についても、指定を受け付けるとともにそのメッセージ及び配信先IDと対応付けてメッセージ記憶手段20に記憶させるものとする。この「配信時期」は、メッセージをその日時以降に表示すべき日付もしくは時刻又は日付と時刻の組合せであり、幅のある数日や時間帯などでよいが、ここでは簡潔な説明のために配信日付(例えば「20090331」)とする。
配信時期の指定は、具体的な日時を数字などで入力してもよいが、いくつかの幅のある時間帯枠の候補から選択する態様も可能である。なお、配信時期に幅があって始期だけでなく終期があるとき、該当の配信先IDからのアクセスが一度もなく終期を過ぎると、メッセージは受領されなかったこととなる。
また、メッセージ受付手段10は、メッセージごとに、前記登録データ(ステップS20)の一環として、広告領域が設けられ配信手段40が配信するウェブページの中で、そのメッセージを表示すべきウェブページの指定を受け付けて、そのウェブページを特定するページ識別情報(URLや、システム固有のスペースIDやページ番号など)をそのメッセージ及び配信先IDと対応付けてメッセージ記憶手段20に記憶させる。
このようにウェブページを指定する画面の一例を図3に示す。この画面例G2では、メッセージ表示の対象とし得るウェブページ(「対象ページ」と呼ぶこととする)である候補一覧から、所望の候補の冒頭に表示されている各チェック欄Cにマウス操作でチェックを入れたうえ、「次へ」ボタンB2を操作することにより、一又は二以上の対象ページを所望の組合せで自由に指定することができる。対象ページからこのように指定したウェブページを「指定ページ」とも呼ぶこととし、指定ページは、データ例Dに示す「指定URL」の形で登録データの一環として、メッセージ受付手段10がメッセージ記憶手段20に記憶させる。
上記のような登録の後は、メッセージのあて先とした配信先IDを持つ配信先ユーザから対象ページ(指定ページが指定されているときは指定ページ)へのアクセスを待つことになるが、送信元ユーザが配信先ユーザへ、該当するウェブサイトへのアクセスをそれとなく勧めるか否かは自由である。また、配信先IDのユーザについて予め登録され又は送信元ユーザから入力された電子メールアドレスなどの通信先に対し本装置から電子メールなどでアクセスを勧める情報を伝達するように構成すれば、メッセージを受け取ってもらえる確率が改善できる。
〔2−3.配信先IDの検索とメッセージの取得〕
そして、メッセージ伝達の概要としては、メッセージ表示制御手段30が、メッセージ記憶手段20に記憶されている配信先IDによる指定ページへのアクセスに対して、その配信先IDに対応付けられたメッセージをメッセージ記憶手段20から取得して、そのメッセージを前記広告領域に組み込んだウェブページを表示する(ステップS25〜S30。メッセージ表示制御処理ステップ)。
より具体的には、メッセージ表示制御手段30は、まず、アクセスがIDを伴う場合、ページアクセス元のユーザIDを取得する(ステップS25)。この際、過去のアクセス時に記録したいわゆるクッキーをアクセス元のクライアントシステムから読み出し、そのクッキーからユーザID又はユーザIDにサーバ側で変換可能な何らかの識別情報を取得できれば、アクセス元のユーザIDが特定でき、そのユーザがログイン中の状態ならばそのままユーザIDとして用い、ログイン中状態でなければ、パスワード入力などによるログインを求めたうえ、ページリクエストに対する処理を続行すればよい。
そして、メッセージ表示制御手段30は、取得したアクセス元のユーザIDをメッセージ記憶手段20から検索し、ユーザIDと一致する配信先IDがヒットすれば(ステップS26)、その配信先IDに対応するメッセージを含む登録データをメッセージ記憶手段20から取得する(ステップS27)。ここで取得する登録データには、配信日付と、テンプレート、ページ識別情報すなわち指定URLの各情報が含まれる。
〔2−4.メッセージ又は広告の表示〕
メッセージ表示制御手段50は、上記のようにメッセージ取得手段40により、メッセージを含む登録データが取得された場合、そのアクセス先の対象ページのURLが、取得された登録データにおける配信先IDに対応付けられている指定URLと一致するか、すなわち指定ページか判断し(ステップS28)、さらに、本装置1の内蔵クロックなどで特定される現在日時(つまり、メッセージ記憶手段20に記憶されている配信先IDによるアクセスの日時が)が、取得されたメッセージの配信先IDと対応付けられている配信時期(ここでは配信日付「20090331」)と適合するか判断する(ステップS29)。
その結果、今回のアクセスが指定ページと配信日付の双方を充足している場合、メッセージ表示制御手段50は、そのメッセージ(つまり、登録データにおいて配信先ID、配信時期ならびにページ識別情報である指定URLと対応付けられているメッセージ)を、その指定ページの広告領域に組み込んだウェブページのウェブページデータを生成し、このウェブページデータを配信手段40からアクセス元のクライアントシステムである例えばPC2へ配信させることで、そのウェブページを表示する(ステップS30)。
ここで、図1の右下方に例示する画面G3は、送信元のユーザ指定したテンプレート「ハート」したがって、メッセージ「○○さん、結婚してください。」が表示されている状態を示す例である。なお、表示されたメッセージを確認した旨の確認操作を配信先ユーザから受け付けて、そのような確認操作の有無や日時を、メッセージを登録した送信元ユーザに対し通知し又は照会に応じる構成とすれば、当事者間のよりきめ細かな意思疎通の便宜に役立つ。さらに、メッセージに対するYES/NOや「喜んで」又は受諾/「ごめんなさい」又は拒絶、などの回答を選択肢や文字列入力などで受領し、同様に伝達すれば、意思疎通の完結に貢献できる。
一方、広告表示制御手段50は、前記配信先ID以外のIDによるウェブページ(対象ページ)に対するアクセスに対して、広告記憶手段65から読み出した画像など所定の広告情報を広告領域に組み込んだウェブページについて、そのウェブページデータを作成し、このウェブページデータを配信手段40から配信させることで、表示し(ステップS50。広告表示制御処理ステップ)、以降のアクセスについて処理(ステップS25以降)を繰り返す。なお、年賀の挨拶など、同じ配信先IDに対し、複数の発信元ユーザからのメッセージが同時に存在する場合、その配信先IDからのウェブページ閲覧のたびに、各メッセージを順次表示することが考えられる。
〔3.効果〕
以上のように、本実施形態では、送信元ユーザからのメッセージを、配信先ユーザがログイン状態となったウェブページの広告領域において、普段表示しているバナー広告に代えて表示することにより、あたかも配信先ユーザだけのために商業的広告枠が貸し切られたような表示態様が実現されるので、優越感を与えるような強力なインパクトで個人的なメッセージを伝達することが可能となる。
その一方、本実施形態では、配信先以外の大多数のウェブページには通常の広告を表示すればよいので、広告在庫(広告を表示できるウェブページの配信表示回数)全体に影響を与えることなく、個人向けサービス収入を得るビジネスモデルが実現できる。もちろん、メッセージの内容(集会の情報など)によっては、複数の配信先IDを指定することにより、所望のグループ(大学のゼミ、門下生の団体、職場の同期会、各種サークルなど)内の複数人で共有してもよい。
また、本実施形態では上記のように、メッセージを表示したいページを送信側ユーザが自由に指定できる構成により、メッセージ伝達の目的や相手の関心といった個別具体的事情に適したページでの伝達を図ることができる。
また、上記のように本実施形態では、メッセージを表示したい日時を送信側ユーザが自由に指定できる構成により、誕生日祝いなどメッセージの趣旨に応じたタイミングでの伝達を図ることができる。
〔4.他の実施形態〕
なお、上記実施形態は例示に過ぎず、本発明は、以下に例示するものやそれ以外の他の実施態様も含むものである。例えば、本発明において、各手段などの要素は、プログラム内蔵型もしくはノイマン型コンピュータの演算制御部に限らず、ワイヤードロジック等に基づく電子回路や、他の情報処理原理による情報処理組織で実現してもよい。また、各構成図、データの図、フローチャートの図などは例示に過ぎず、各要素の有無、その順序や具体的内容などは適宜変更可能である。
一例として、メッセージ登録の際、配信時期やテンプレートの指定を受け付ける機能は必須ではないし、また、上記実施形態では、メッセージを表示したいウェブページ(指定URL)を送信側ユーザが指定したが、送信側ユーザの指定によらず、サーバ装置で予め設定された対象ウェブページを対象としてメッセージを表示してもよい。この場合の対象ウェブページとしては、例えば、いわゆるポータルサイトにおいて、全体のトップページ(例えば、http://www.yahoo.co.jp/)や、特定のサービスやコーナーのトップページ(例えば、http://shopping.yahoo.co.jp/)もしくは各ページなどを自由に選択することができる。
この場合、メッセージ表示制御手段は、表示しようとするウェブページが、メッセージを前記広告領域に組み込むことができるものとして予め決められた対象のウェブページであるか否かを判定し、そのような対象のウェブページの場合に、メッセージを前記広告領域に組み込む。このようにすれば、個人間のメッセージの表示に用いるウェブページかを判定する構成により、ポータルサイトのトップページなど、運用ポリシーなどの事情に応じたメッセージ伝達が実現できる。
また、本出願にいう「広告領域」は、画像バナー広告等の表示エリア以外にも、不特定多数の閲覧者が目にする文字や画像などのウェブページ要素(コンテンツ情報)からなるコンテンツ部分としてもよい。例えば、ニューストピックス(例えば、http://dailynewsyahoo.co.jp/fc/)の記事の一部に代えて又は記事の一つとして、「○○さんが○○さんにプロポーズ」のようにメッセージを表示させることによっても、個人間のメッセージを強力なインパクトで伝達することができる。
すなわち、本出願にいう「広告領域」に替えて、「不特定多数のウェブページ閲覧者向けのコンテンツ部分」とし、本出願の開示範囲である画像バナー広告等の表示エリア以外にも、不特定多数の閲覧者が目にする文字や画像などのウェブページ要素としてもよい。
この場合、既に開示した本発明の構成の一部を「そのメッセージを前記コンテンツ部分に組み込んだ前記ウェブページを表示するメッセージ表示制御手段と、前記配信先ID以外のIDによる前記ウェブページに対するアクセスに対しては、前記コンテンツ部分に所定のコンテンツ情報を組み込んだ前記ウェブページを表示する広告表示制御手段と、」と把握することができる。
1 サーバ装置
PC(PC1,PC2) パーソナルコンピュータ
5 演算制御部
6 記憶装置
7 通信手段
10 メッセージ受付手段
20 メッセージ記憶手段
30 メッセージ表示制御手段
40 配信手段
50 広告表示制御手段

Claims (5)

  1. 通信ネットワーク経由でアクセスしてくる各クライアントシステムに対して、予め決められた所定の広告領域が設けられたウェブページを配信する配信手段と、
    いずれかの前記クライアントシステムから、メッセージと、配信先のユーザを識別する配信先IDと、の入力を受け付けて、それらメッセージと配信先IDとを対応付けて所定のメッセージ記憶手段に記憶させるメッセージ受付手段と、
    前記メッセージ記憶手段に記憶されている配信先IDによる前記ウェブページへのアクセスに対して、その配信先IDに対応付けられたメッセージを前記メッセージ記憶手段から取得して、そのメッセージを前記広告領域に組み込んだ前記ウェブページをアクセス元の前記クライアントシステムに対して表示するメッセージ表示制御手段と、
    前記配信先ID以外のIDによる前記ウェブページに対するアクセスに対しては、前記広告領域に所定の広告情報を組み込んだ前記ウェブページをアクセス元の前記クライアントシステムに対して表示する広告表示制御手段と、
    をコンピュータで実現したことを特徴とするサーバ装置。
  2. 前記メッセージ表示制御手段は、表示しようとするウェブページが、メッセージを前記広告領域に組み込むことができるものとして予め決められた対象のウェブページであるか否かを判定し、そのような対象のウェブページの場合に、メッセージを前記広告領域に組み込む
    ことを特徴とする請求項1記載のサーバ装置。
  3. 前記メッセージ受付手段は、前記メッセージごとに、前記広告領域が設けられ前記配信手段が配信するウェブページの中で、そのメッセージを表示すべきウェブページの指定を受け付けて、そのウェブページを特定するページ識別情報をそのメッセージ及び配信先IDと対応付けて前記メッセージ記憶手段に記憶させ、
    前記メッセージ表示制御手段は、前記メッセージ記憶手段に記憶されている配信先IDによるアクセス先のウェブページが、その配信先IDに対応付けられている前記ページ識別情報と一致する場合に、その配信先ID及びページ識別情報に対応付けられたメッセージをそのウェブページの前記広告領域に組み込む
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のサーバ装置。
  4. 前記メッセージ受付手段は、前記メッセージごとに、配信時期について指定を受け付けてそのメッセージ及び配信先IDと対応付けて前記メッセージ記憶手段に記憶させ、
    前記メッセージ表示制御手段は、前記メッセージ記憶手段に記憶されている配信先IDによるアクセスの日時が、その配信先IDに対応付けられている前記配信時期と適合する場合に、その配信先ID及び配信時期に対応付けられたメッセージをそのウェブページの前記広告領域に組み込む
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のサーバ装置。
  5. コンピュータで実現するサーバ装置で実行する情報処理方法において、
    通信ネットワーク経由でアクセスしてくる各クライアントシステムに対して、予め決め
    られた所定の広告領域が設けられたウェブページを配信する配信処理ステップと、
    いずれかの前記クライアントシステムから、メッセージと、配信先のユーザを識別する
    配信先IDと、の入力を受け付けて、それらメッセージと配信先IDとを対応付けて所定
    のメッセージ記憶手段に記憶させるメッセージ受付処理ステップと、
    前記メッセージ記憶手段に記憶されている配信先IDによる前記ウェブページへのアクセスに対して、その配信先IDに対応付けられたメッセージを前記メッセージ記憶手段から取得して、そのメッセージを前記広告領域に組み込んだ前記ウェブページをアクセス元の前記クライアントシステムに対して表示するメッセージ表示制御処理ステップと、
    前記配信先ID以外のIDによる前記ウェブページに対するアクセスに対しては、前記広告領域に所定の広告情報を組み込んだ前記ウェブページをアクセス元の前記クライアントシステムに対して表示する広告表示制御処理ステップと、
    をコンピュータで実行することを特徴とする情報処理方法。
JP2009118007A 2009-04-20 2009-04-20 Idでメッセージを伝達するサーバ装置及び情報処理方法 Expired - Fee Related JP5028447B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009118007A JP5028447B2 (ja) 2009-04-20 2009-04-20 Idでメッセージを伝達するサーバ装置及び情報処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009118007A JP5028447B2 (ja) 2009-04-20 2009-04-20 Idでメッセージを伝達するサーバ装置及び情報処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010250788A JP2010250788A (ja) 2010-11-04
JP5028447B2 true JP5028447B2 (ja) 2012-09-19

Family

ID=43313009

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009118007A Expired - Fee Related JP5028447B2 (ja) 2009-04-20 2009-04-20 Idでメッセージを伝達するサーバ装置及び情報処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5028447B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5028444B2 (ja) * 2009-04-16 2012-09-19 ヤフー株式会社 検索システムでメッセージを伝達するサーバ装置及び方法
CN107851130A (zh) * 2015-07-07 2018-03-27 简单保有限责任公司 用于在网页上识别和呈现相关联的物品的集成插件

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1344465A (zh) * 1999-02-17 2002-04-10 英戴克系统公司 裁剪诸如广告的电视和/或电子节目指南功能的系统和方法
JP2002183164A (ja) * 2000-09-08 2002-06-28 Nobuaki Yoshikawa 電子広告を提供するためのシステムと方法
JP4880962B2 (ja) * 2004-09-27 2012-02-22 ヤフー株式会社 広告コンテンツ配信比率算出プログラム、広告コンテンツ配信比率算出方法、広告コンテンツ配信比率算出システム、コンテンツ配信制御システム、広告コンテンツ配信制御システム、広告コンテンツ配信制御方法および広告コンテンツ配信制御プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010250788A (ja) 2010-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11295321B2 (en) System and method for interacting with a web portal
JP6061898B2 (ja) メッセージサーバの動作方法
Alt et al. Interaction techniques for creating and exchanging content with public displays
US9134875B2 (en) Enhancing public opinion gathering and dissemination
Alt et al. Digifieds: insights into deploying digital public notice areas in the wild
JP5898673B2 (ja) ソーシャルネットワーキングシステム外のウェブページを含むソーシャルグラフ
US8745502B2 (en) System and method for interfacing interactive systems with social networks and media playback devices
US8166120B2 (en) Content channels for electronic messaging
US11416875B2 (en) Techniques for integrating external content from advertising services into client applications
US20100268584A1 (en) System and Methods for Marketing and Advertising Referral over a Communications Network
US20100325557A1 (en) Annotation of aggregated content, systems and methods
JP2008140353A (ja) 複数のソーシャルネットワーク情報を一括で表示するシステム
JP4956761B2 (ja) 投稿データ管理サーバ装置、投稿データ管理方法、および投稿データ管理サーバプログラム
US20100325245A1 (en) Aggregated proxy browser with aggregated links, systems and methods
JP6898680B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP5028447B2 (ja) Idでメッセージを伝達するサーバ装置及び情報処理方法
JP2008033862A (ja) ドキュメントデータを表示させる方法
CN115023691A (zh) 系统、信息处理方法、信息处理装置、终端及程序
JP2006318179A (ja) ポータルサイト提供システム
US11144970B2 (en) Information processing device and storage medium
JP2007102663A (ja) 情報配信システム
KR100478345B1 (ko) 컨텐츠 중심의 커뮤니티 형성 방법
JP4461403B2 (ja) アンケートシステム、アンケートサーバ、アンケートサーバの処理を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
KR100839240B1 (ko) 하이퍼 메일 서버 및 발신서버와 이를 포함하는 하이퍼메일 시스템과 그 제어방법과 하이퍼 메시지 서버 및하이퍼 메시지 시스템
JP2008134316A (ja) 電子広告付与装置および電子広告付与方法、データベース、並びに電子広告付与システム

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120117

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120118

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120319

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20120319

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120619

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120625

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150629

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5028447

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371