JP2005173889A - 削除候補特徴情報生成装置、受信情報処置装置および削除候補判定装置、方法、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

削除候補特徴情報生成装置、受信情報処置装置および削除候補判定装置、方法、プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 スパムメールを有効に識別する。
【解決手段】 (1)コンピュータ2からスパムメール2aがコンピュータ8、10に向けて送信される。(2)スパムメール2aがコンピュータ10に受信される。スパムメール2aは削除候補となる(いわゆる「ごみ箱に捨てる」)。(3)(4)削除候補となったメールの特徴(削除候補特徴情報)を、サーバ20に送る。(5)(6)(7)サーバ30は、受信したスパムメール2aおよびメール4aの特徴(受信メール特徴情報)を、サーバ20に送る。(8)(9)サーバ20は、受信メール特徴情報と削除候補特徴情報とを対比し、一致すれば(しなければ)、サーバ30の受信したメールをスパムメール2aである(ではない)と判定し、サーバ30に判定結果を送る。(10)サーバ30は、スパムメール2aではないと判定されたメール4aのみをコンピュータ8に転送する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、スパムメールの識別に関する。
近年、インターネットを介して電子メールを利用することが広く行われている。しかし、電子メールの中には、受信者にとって迷惑でしかない広告等が記載されているに過ぎないメール、いわゆるスパムメールが多々存在する。電子メールの受信者にとって、大量に届くスパムメールをいちいち読んでから削除するのは多大な労力を要する。
そこで、受信者が受け取りを許可していない広告メールには、その件名欄に「未承諾広告※」と表示することを義務付けるようにしている。これにより、受信者は、件名を見るだけで広告メールだということがわかる。よって、受信者は、広告メールに興味が無ければ、読まずに削除することができ、読むための労力を節減できる。
また、電子メールの閲覧ソフトたるメーラには、受信したメールが特定の送信者からのものである場合や特定の単語を含んでいるような場合は、かかるメールを削除するような機能を有しているものもある。この機能によって、スパムメールを識別して削除することができるので、読むための労力を節減できる。
なお、上記の従来技術について記載された特許文献の存在を出願人は知らない。ただし、「未承諾広告※」については法で定められていることは知っている。また、メーラのスパムメール識別機能については、一般的なメーラにはこのような機能を有するものがあることを知っている。
このように、受信メールの件名、送信者名および本文といった内容に基づき、スパムメールを識別することが行われている。
しかしながら、件名欄に「未承諾広告※」と表示することを守らないで広告メールを送る者も存在する。また、メーラのスパムメール識別機能にも限界がある。例えば、特定の送信者から送られてきたメールを削除するようにしても、メールの送信者名を記載しない等すれば、このようなメールを削除できない。さらに、特定の単語を含むメールを削除するようにしても、スパムメールであれば必ず含むが必要なメールならば含まない単語というものを選ぶのは難しい。よって、スパムメールを削除しきれないか、必要なメールまで削除してまうことにもなりかねない。
このように、受信メールの内容に基づきスパムメールを識別することには限界がある。
そこで、本発明は、スパムメールのより有効な識別を課題とする。
請求項1に記載の発明は、複数の宛先に送信され、実質的に共通した内容の通信情報を受信する受信手段と、受信された通信情報のうち削除候補となっている削除候補受信情報を記録する削除候補受信情報記録手段と、削除候補受信情報記録手段に記録された削除候補受信情報から、共通した内容に対応する削除候補特徴部分を抽出する削除候補特徴部分抽出手段と、削除候補特徴部分に基づき削除候補特徴情報を生成する削除候補特徴情報生成手段とを備えるように構成される。
上記のように構成された発明によれば、受信手段は、複数の宛先に送信され、実質的に共通した内容の通信情報を受信する。削除候補受信情報記録手段は、受信された通信情報のうち削除候補となっている削除候補受信情報を記録する。削除候補特徴部分抽出手段は、削除候補受信情報記録手段に記録された削除候補受信情報から、共通した内容に対応する削除候補特徴部分を抽出する。削除候補特徴情報生成手段は、削除候補特徴部分に基づき削除候補特徴情報を生成する。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明であって、削除候補特徴情報生成手段は、削除候補特徴部分を不可逆的に変換して削除候補特徴情報を生成するように構成される。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明であって、削除候補特徴情報生成手段は、削除候補特徴部分をハッシュして削除候補特徴情報を生成するように構成される。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の発明であって、削除候補特徴部分抽出手段は、削除候補受信情報を複数段落に分け、各段落ごとに削除候補特徴部分を抽出するように構成される。
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の発明であって、削除候補特徴部分抽出手段は、削除候補受信情報から内容を直接示すものではない部分を削除することにより、削除候補特徴部分を抽出するように構成される。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明であって、削除候補特徴部分抽出手段は、削除候補受信情報から空白、改行および罫線の何れか一つ以上を削除することにより、削除候補特徴部分を抽出するように構成される。
請求項7に記載の発明は、請求項1に記載の発明であって、削除候補特徴部分抽出手段は、削除候補受信情報から宛先の識別情報を削除することにより、削除候補特徴部分を抽出するように構成される。
請求項8に記載の発明は、請求項1に記載の発明であって、削除候補特徴部分抽出手段は、削除候補受信情報から数字、アルファベットおよび記号の何れか一つ以上を削除することにより、削除候補特徴部分を抽出するように構成される。
請求項9に記載の発明は、請求項1に記載の発明であって、削除候補特徴情報は、通信情報の送信元を示す情報を含むように構成される。
請求項10に記載の発明は、複数の宛先に送信され、実質的に共通した内容の通信情報を受信する受信手段と、受信された通信情報を記録する受信情報記録手段と、受信情報記録手段に記録された通信情報から、共通した内容に対応する受信情報特徴部分を抽出する受信情報特徴部分抽出手段と、受信情報特徴部分に基づく受信特徴情報を生成する受信特徴情報生成手段と、受信特徴情報に基づき通信情報が削除候補とされたものか否かが判定された判定結果に基づいて通信情報を処置する受信情報処置手段とを備えるように構成される。
上記のように構成された発明によれば、受信手段は、複数の宛先に送信され、実質的に共通した内容の通信情報を受信する。受信情報記録手段は、受信された通信情報を記録する。受信情報特徴部分抽出手段は、受信情報記録手段に記録された通信情報から、共通した内容に対応する受信情報特徴部分を抽出する。受信特徴情報生成手段は、受信情報特徴部分に基づく受信特徴情報を生成する。受信情報処置手段は、受信特徴情報に基づき通信情報が削除候補とされたものか否かが判定された判定結果に基づいて通信情報を処置する。
請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の発明であって、受信情報処置手段は、通信情報の転送の可否を決定するように構成される。
請求項12に記載の発明は、請求項10に記載の発明であって、受信情報処置手段は、所定の通信情報については、判定結果にかかわらず、転送の可否を決定するように構成される。
請求項13に記載の発明は、請求項12に記載の発明であって、受信情報処置手段は、特定の宛先を有する通信情報については、判定結果にかかわらず、転送可と決定するように構成される。
請求項14に記載の発明は、請求項10に記載の発明であって、受信特徴情報生成手段は、受信情報特徴部分を不可逆的に変換して受信特徴情報を生成するように構成される。
請求項15に記載の発明は、請求項14に記載の発明であって、受信特徴情報生成手段は、受信情報特徴部分をハッシュして受信特徴情報を生成するように構成される。
請求項16に記載の発明は、請求項10に記載の発明であって、受信情報特徴部分抽出手段は、受信情報記録手段に記録された通信情報を複数段落に分け、各段落ごとに受信情報特徴部分を抽出するように構成される。
請求項17に記載の発明は、請求項10に記載の発明であって、受信情報特徴部分抽出手段は、受信情報記録手段に記録された通信情報から内容を直接示すものではない部分を削除することにより、受信情報特徴部分を抽出するように構成される。
請求項18に記載の発明は、請求項17に記載の発明であって、受信情報特徴部分抽出手段は、受信情報記録手段に記録された通信情報から空白、改行および罫線の何れか一つ以上を削除することにより、受信情報特徴部分を抽出するように構成される。
請求項19に記載の発明は、請求項10に記載の発明であって、受信情報特徴部分抽出手段は、受信情報記録手段に記録された通信情報から宛先の識別情報を削除することにより、受信情報特徴部分を抽出するように構成される。
請求項20に記載の発明は、請求項10に記載の発明であって、受信情報特徴部分抽出手段は、受信情報記録手段に記録された通信情報から数字、アルファベットおよび記号の何れか一つ以上を削除することにより、受信情報特徴部分を抽出するように構成される。
請求項21に記載の発明は、請求項1ないし9のいずれか一項に記載の削除候補特徴情報生成装置から削除候補特徴情報を受信して、所定の頻度を超えるもののみを共通削除候補特徴情報として記録する共通削除候補特徴情報記録手段と、請求項10ないし20のいずれか一項に記載の受信情報処置装置から受信特徴情報を受信して、共通削除候補特徴情報記録手段に記録された共通削除候補特徴情報と照合する特徴情報照合手段と、特徴情報照合手段による照合の結果に基づき、請求項10ないし20のいずれか一項に記載の受信情報処置装置が受信した通信情報が削除候補とされたものか否かを判定する削除候補判定手段とを備えるように構成される。
上記のように構成された発明によれば、共通削除候補特徴情報記録手段は、請求項1ないし9のいずれか一項に記載の削除候補特徴情報生成装置から削除候補特徴情報を受信して、所定の頻度を超えるもののみを共通削除候補特徴情報として記録する。特徴情報照合手段は、請求項10ないし20のいずれか一項に記載の受信情報処置装置から受信特徴情報を受信して、共通削除候補特徴情報記録手段に記録された共通削除候補特徴情報と照合する。削除候補判定手段は、特徴情報照合手段による照合の結果に基づき、請求項10ないし20のいずれか一項に記載の受信情報処置装置が受信した通信情報が削除候補とされたものか否かを判定する。
請求項22に記載の発明は、請求項21に記載の発明であって、共通削除候補特徴情報記録手段に記録された共通削除候補特徴情報のうち、所定期間以上、受信特徴情報と一致しなかったものを消去する共通削除候補特徴情報消去手段を備えるように構成される。
請求項23に記載の発明は、複数の宛先に送信され、実質的に共通した内容の通信情報を受信する受信工程と、受信された通信情報のうち削除候補となっている削除候補受信情報を記録する削除候補受信情報記録工程と、削除候補受信情報記録工程により記録された削除候補受信情報から、共通した内容に対応する削除候補特徴部分を抽出する削除候補特徴部分抽出工程と、削除候補特徴部分に基づき削除候補特徴情報を生成する削除候補特徴情報生成工程とを備えるように構成される。
請求項24に記載の発明は、複数の宛先に送信され、実質的に共通した内容の通信情報を受信する受信工程と、受信された通信情報を記録する受信情報記録工程と、受信情報記録工程により記録された通信情報から、共通した内容に対応する受信情報特徴部分を抽出する受信情報特徴部分抽出工程と、受信情報特徴部分に基づく受信特徴情報を生成する受信特徴情報生成工程と、受信特徴情報に基づき通信情報が削除候補とされたものか否かが判定された判定結果に基づいて通信情報を処置する受信情報処置工程とを備えるように構成される。
請求項25に記載の発明は、請求項1ないし9のいずれか一項に記載の削除候補特徴情報生成装置から削除候補特徴情報を受信して、所定の頻度を超えるもののみを共通削除候補特徴情報として記録する共通削除候補特徴情報記録工程と、請求項10ないし20のいずれか一項に記載の受信情報処置装置から受信特徴情報を受信して、共通削除候補特徴情報記録工程により記録された共通削除候補特徴情報と照合する特徴情報照合工程と、特徴情報照合工程による照合の結果に基づき、請求項10ないし20のいずれか一項に記載の受信情報処置装置が受信した通信情報が削除候補とされたものか否かを判定する削除候補判定工程とを備えるように構成される。
請求項26に記載の発明は、複数の宛先に送信され、実質的に共通した内容の通信情報を受信する受信手段と、受信された通信情報のうち削除候補となっている削除候補受信情報を記録する削除候補受信情報記録手段とを有する装置における削除候補特徴情報生成処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、削除候補受信情報記録手段に記録された削除候補受信情報から、共通した内容に対応する削除候補特徴部分を抽出する削除候補特徴部分抽出処理と、削除候補特徴部分に基づき削除候補特徴情報を生成する削除候補特徴情報生成処理とをコンピュータに実行させるためのプログラムである。
請求項27に記載の発明は、複数の宛先に送信され、実質的に共通した内容の通信情報を受信する受信処理と、受信された通信情報を記録する受信情報記録処理と、受信情報記録処理により記録された通信情報から、共通した内容に対応する受信情報特徴部分を抽出する受信情報特徴部分抽出処理と、受信情報特徴部分に基づく受信特徴情報を生成する受信特徴情報生成処理と、受信特徴情報に基づき通信情報が削除候補とされたものか否かが判定された判定結果に基づいて通信情報を処置する受信情報処置処理とをコンピュータに実行させるためのプログラムである。
請求項28に記載の発明は、請求項1ないし9のいずれか一項に記載の削除候補特徴情報生成装置から削除候補特徴情報を受信して、所定の頻度を超えるもののみを共通削除候補特徴情報として記録する共通削除候補特徴情報記録処理と、請求項10ないし20のいずれか一項に記載の受信情報処置装置から受信特徴情報を受信して、共通削除候補特徴情報記録処理よりに記録された共通削除候補特徴情報と照合する特徴情報照合処理と、特徴情報照合処理による照合の結果に基づき、請求項10ないし20のいずれか一項に記載の受信情報処置装置が受信した通信情報が削除候補とされたものか否かを判定する削除候補判定処理とをコンピュータに実行させるためのプログラムである。
請求項29に記載の発明は、複数の宛先に送信され、実質的に共通した内容の通信情報を受信する受信手段と、受信された通信情報のうち削除候補となっている削除候補受信情報を記録する削除候補受信情報記録手段とを有する装置における削除候補特徴情報生成処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータによって読み取り可能な記録媒体であって、削除候補受信情報記録手段に記録された削除候補受信情報から、共通した内容に対応する削除候補特徴部分を抽出する削除候補特徴部分抽出処理と、削除候補特徴部分に基づき削除候補特徴情報を生成する削除候補特徴情報生成処理とをコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータによって読み取り可能な記録媒体である。
請求項30に記載の発明は、複数の宛先に送信され、実質的に共通した内容の通信情報を受信する受信処理と、受信された通信情報を記録する受信情報記録処理と、受信情報記録処理により記録された通信情報から、共通した内容に対応する受信情報特徴部分を抽出する受信情報特徴部分抽出処理と、受信情報特徴部分に基づく受信特徴情報を生成する受信特徴情報生成処理と、受信特徴情報に基づき通信情報が削除候補とされたものか否かが判定された判定結果に基づいて通信情報を処置する受信情報処置処理とをコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータによって読み取り可能な記録媒体である。
請求項31に記載の発明は、請求項1ないし9のいずれか一項に記載の削除候補特徴情報生成装置から削除候補特徴情報を受信して、所定の頻度を超えるもののみを共通削除候補特徴情報として記録する共通削除候補特徴情報記録処理と、請求項10ないし20のいずれか一項に記載の受信情報処置装置から受信特徴情報を受信して、共通削除候補特徴情報記録処理よりに記録された共通削除候補特徴情報と照合する特徴情報照合処理と、特徴情報照合処理による照合の結果に基づき、請求項10ないし20のいずれか一項に記載の受信情報処置装置が受信した通信情報が削除候補とされたものか否かを判定する削除候補判定処理とをコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータによって読み取り可能な記録媒体である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施形態にかかる通信ネットワークシステム1の構成を示す図である。通信ネットワークシステム1は、コンピュータ2、4、インターネット6、コンピュータ8、コンピュータ(削除候補特徴情報生成装置)10、サーバ(削除候補判定装置)20、サーバ(受信情報処置装置)30を備える。
コンピュータ2はスパムメール2aを送信するコンピュータである。スパムメール2aは、コンピュータ8、10に向けて送信される(図1の(1)参照)。また、コンピュータ4は、メール4aを送信するコンピュータである。メール4aは、コンピュータ8に向けて送信される(図1の(1)参照)。
スパムメール2aは、インターネット6を介して、コンピュータ10により受信される(図1の(2)参照)。スパムメール2aの内容は、受信者にとって迷惑でしかない広告等が記載されているに過ぎないものである。よって、コンピュータ10の利用者は、スパムメール2aを削除候補とする。いわゆる、「ごみ箱に捨てる」といった操作を行なう。削除候補とされたスパムメール2aの特徴を示す削除候補特徴情報が、コンピュータ10からサーバ20へ送信される(図1の(3)参照)。なお、コンピュータ10は複数台ある。
削除候補特徴情報は、インターネット6を介して、サーバ20により受信される(図1の(4)参照)。サーバ20は、削除候補特徴情報の内、所定の台数以上のコンピュータ10から受信した削除候補特徴情報をスパムメール2aの特徴を示す共通削除候補特徴情報として記録する。
サーバ30は、コンピュータ8に向けて送信されたスパムメール2aおよびメール4aをインターネット6を介して受信する(図1の(5)参照)。サーバ30は、受信したスパムメール2aおよびメール4aの特徴を示す受信メール特徴情報をサーバ20に送信する(図1の(6)参照)。
受信メール特徴情報はインターネット6を介してサーバ20に受信される(図1の(7)参照)。サーバ20は、受信メール特徴情報と共通削除候補特徴情報とを照合して、その結果に基づき、サーバ30が受信したメールが、スパムメール2aおよびメール4aのいずれであるかを判定する。例えば、共通削除候補特徴情報のうちに、受信メール特徴情報と一致するものがあれば、サーバ30が受信したメールが、スパムメール2aであると判定する。判定結果は、インターネット6を介してサーバ30に送信される(図1の(8)参照)。
サーバ30は判定結果を受信する(図1の(9)参照)。判定結果が「受信したメールはスパムメール2aである」ならば、受信したメールを削除する。判定結果が「受信したメールはスパムメール2aではない」ならば、受信したメールをコンピュータ8に転送する(図1の(10)参照)。
なお、サーバ30とコンピュータ8とを一体にすることも考えられるが、その場合は、受信したメールを削除する(スパムメール2aである場合)、あるいは保存する(スパムメール2aではない場合)ことになる。
図2は、コンピュータ(削除候補特徴情報生成装置)10の構成を示すブロック図である。コンピュータ10は、メール受信部102、メール記録部104、ディレクトリ記録部106、メール表示部108、削除候補指示部110、削除指示部112、ディスプレイ122、入力部124、削除候補メール取得部132、転送元サーバ情報抽出部134、削除候補特徴部分抽出部136、ハッシュ値取得部138、削除候補特徴情報生成送信部140を備える。
メール受信部102は、スパムメール2aを受信する。スパムメール2aの内容は、受信者にとって迷惑でしかない広告等が記載されているに過ぎないものである。このため、スパムメール2aは、下記のような特色を有する。まず、広告である以上、不特定多数の者に広報することが求められるため、スパムメール2aは複数の宛先(メーリングリストのように、一見すると単一の宛先に見えるが、実質的には複数の宛先をもつものも含む)に送信される。しかも、広告は不特定多数の者に共通した内容を広報するものである。よって、スパムメール2aは、実質的に共通した内容を有する。
なお、メール受信部102は、スパムメール2aの他にも、コンピュータ10の利用者あてのメールも受信している。
メール記録部104は、メール受信部102により受信されたスパムメール2aおよびコンピュータ10の利用者あてのメールを記録する。
メール記録部104の記録された記録済みメール1040の一例を図3に示す。図3に示す記録済みメール1040はスパムメール2aに対応するものである。
記録済みメール1040は、ヘッダ1042、ボディ1044を有する。
ヘッダ1042は、書誌的事項等が記録されており、例えば、宛先(”To:”の右横の”foo@bar.com”)および転送元サーバ情報1042aが記録されている。図3に示す一例では、転送元サーバ情報1042aは、転送元サーバ名が”peach”、IPアドレスが”192.….….…”であることがわかる。
ボディ1044は、メールの内容が記載されている部分である。図3に示す一例では、
ボディ1044は、段落1044a、1044b、1044cを有する。
段落1044aは、宛先によって変動する情報を記載するものであり、宛先となる者の所属する企業名(実案Factory株式会社)、氏名(特許太郎)、お客様番号(スパムメール2aの送信者が宛先となる者に付与した識別番号:PP010)が記載されている。
段落1044b、1044cは、宛先によって実質的には変動しない情報を記載するものである。段落1044b、1044cは、広告の内容そのものである。
なお、記録済みメール1040は、ファイル名(例えば、”003”など)に対応付けて、メール記録部104に記録される。
ディレクトリ記録部106は、ディレクトリの内容を記録する。ディレクトリの構成について、図4を参照して説明する。ルートディレクトリ(C:\)の直下には、ディレクトリ”out-Look”、”window”があり、ディレクトリ”out-Look”の直下にはディレクトリ”Received
Mail”、”wastebasket”がある。ディレクトリ”Received Mail”の直下にはファイル”003”、”004”、”005”、がある。ディレクトリ”wastebasket”の直下にはファイル”001”、”002”がある。このようなディレクトリ構造は、コンピュータにおけるファイルの管理に広く用いられている。
なお、ファイル”001”、”002”、”003”、”004”、”005”は受信したメールである。これらのファイルは、メール記録部104に記録されている。後述するように、ファイル”001”、”002”、”003”、”004”、”005”のなかには削除候補とされているものがある。
ディレクトリ記録部106の記録内容を図5に示す。図5に示すように、ディレクトリ名に対応付けて、親ディレクトリ(直上のディレクトリ)、保有するファイルの名称が記録されている。図5(a)はルートディレクトリ(C:\)について、図5(b)はディレクトリ”out-Look”について、図5(c)はディレクトリ”Received Mail”について、図5(d)はディレクトリ”wastebasket”について、図4に示すようなディレクトリ構造におけるディレクトリ記録部106の記録内容を示したものである。
メール表示部108は、メール記録部104の記録内容を、ディスプレイ122に表示させる。
削除候補指示部110は、入力部124を介して利用者の入力を受け、メール記録部104に記録されたメールのうち、削除候補とするものを指示する。より詳細には、ディレクトリ”Received Mail”に対応付けられたファイルを、ディレクトリ”wastebasket”に対応付ける。
例えば、ディレクトリ”Received
Mail”に対応付けられたメール(ファイル”003”)がスパムメール2aであることが、メール表示部108による表示を見て判明したとする。このとき、削除候補指示部110は、図6を参照して、ディレクトリ”Received Mail”が保有するファイル名から”003”を消去し(図6(a)参照)、ディレクトリ”wastebasket”にファイル名”003”を追加する(図6(b)参照)。
削除実施部112は、入力部124を介して利用者の入力を受け、削除候補となったファイルの、メール記録部104からの削除を実施する。より詳細には、ディレクトリ”wastebasket”に対応付けられたファイルの名称をディレクトリ記録部106から読み出し、読み出したファイルの名称に対応するファイルをメール記録部104から削除する。
なお、メール表示部108、削除候補指示部110および削除実施部112は一般的なメーラというソフトウェアにより実装される。
ディスプレイ122は、メール記録部104の記録内容を表示するための表示器である。例えば、LCDディスプレイなどである。利用者は、ディスプレイ122により、メール記録部104の記録内容を見ることができる。これにより、利用者は、メール記録部104に記録されたメールがスパムメール2aか否かを判別できる。
入力部124は、利用者が削除候補とするメールを指示したり、削除するメールを指示したりするためのものである。例えば、キーボード、マウスなどである。これにより、利用者は、スパムメール2aであると判別されたメールを、削除候補としたり、削除したりすることができる。
削除候補メール取得部132は、ディレクトリ”wastebasket”に対応付けられたファイルの名称をディレクトリ記録部106から読み出し、読み出したファイルの名称に対応するファイルをメール記録部104から読み出して取得する。
転送元サーバ情報抽出部134は、削除候補メール取得部132が取得したファイルの内容(例えば、記録済みメール1040)から、転送元サーバ情報1042aを抽出する。
削除候補特徴部分抽出部136は、削除候補メール取得部132が取得したファイルの内容(例えば、記録済みメール1040)から、特徴的な部分(削除候補特徴部分1360という)を抽出する。
具体的には、記録済みメール1040のボディ1044の各段落1044a、1044b、1044cごとに、(1)空白、改行および罫線の削除、(2)宛先の識別情報の削除、(3)数字、アルファベット(ただし、英文メールの場合は削除しない)および記号の削除、を行なう。なお、空白、改行および罫線は、メールの内容を直接表示するものではないといえる。また、宛先の識別情報とは、宛先となる者の所属する企業名、氏名などである。このようなものは、コンピュータ10の利用者に前もって削除候補特徴部分抽出部136に登録させておくとよい。あるいは、削除候補特徴部分抽出部136に、一般的な氏名および企業名を登録しておき、この登録内容に合致したものは、宛先の識別情報であるとみなしてもよい。削除候補特徴部分抽出部136は登録された識別情報を、ボディ1044の各段落1044a、1044b、1044cから削除する。さらに、英文メールか否かの判別は、メールの文字コードなどを見れば行なえる。
図7に、記録済みメール1040に上記のような(1)〜(3)の処置を行なった結果得られた削除候補特徴部分1360を示す。削除候補特徴部分1360の段落1360aは段落1044aに、段落1360bは段落1044bに、段落1360cは段落1044cに対応する。このような処置を行なうと、受信したメールがスパムメール2aである場合は、スパムメール2aに共通する内容が抽出できる。
ハッシュ値取得部138は、削除候補特徴部分抽出部136が抽出した削除候補特徴部分1360のハッシュ値(メッセージダイジェスト)を、各段落1360a、1360b、1360cごとに取得する。ハッシュ値は固定長のデータであり、ハッシュ値を逆変換して元のデータ(この場合は、削除候補特徴部分1360)を取得することができない。また、異なったデータのハッシュ値は異なったものとなるとほぼみなすことができ、同じデータのハッシュ値は同じものとなる。
削除候補特徴部分1360をそのままサーバ20に送ると、コンピュータ10の利用者のプライバシーにかかる情報の漏洩につながるおそれがある。削除候補となるメールにはスパムメール2a以外のメール(コンピュータ10の利用者のプライバシーにかかる情報が記載されている可能性がある)もあるからである。よって、削除候補特徴部分1360を不可逆的に変換したハッシュ値を送信することとしている。
削除候補特徴情報生成送信部140は、転送元サーバ情報抽出部134から転送元サーバ情報を、ハッシュ値取得部138からハッシュ値を取得し、これらを結合して削除候補特徴情報を生成する。そして、削除候補特徴情報をサーバ20に送信する。
図8は、サーバ(削除候補判定装置)20の構成を示すブロック図である。サーバ20は、削除候補特徴情報受信部202、共通ハッシュ値書込部212、共通ハッシュ値記録部214、共通ハッシュ値消去部216、共通サーバ情報書込部222、共通サーバ情報記録部224、受信メール特徴情報受信部230、ハッシュ値照合部232、サーバ情報照合部234、スパムメール判定部(削除候補判定手段)236を備える。
削除候補特徴情報受信部202は、コンピュータ10の削除候補特徴情報生成送信部140から送信されてきた削除候補特徴情報をインターネット6を介して受信する。なお、図1にも示すようにコンピュータ10は複数台あり、削除候補特徴情報もまた複数のコンピュータ10から送信されてくる。
共通ハッシュ値書込部212は、削除候補特徴情報受信部202により受信された削除候補特徴情報からハッシュ値を取得する。そして、所定の頻度を超えて取得されたハッシュ値を共通ハッシュ値記録部214に書き込む。
コンピュータ10において削除候補となるメールはスパムメール2aの他にも、コンピュータ10の利用者固有のプライベートメール(例えば、コンピュータ10の利用者にのみ送信されたメール)がある。削除候補特徴情報は、スパムメール2aから取得されたハッシュ値も、プライベートメールから取得されたハッシュ値も含んでいる。
ここで、スパムメール2aは不特定多数のコンピュータ10に送信されているものであり、内容は実質的には共通している。よって、スパムメール2aから取得されたハッシュ値は、不特定多数のコンピュータ10からサーバ20に向けて送信される。よって、スパムメール2aから取得されたハッシュ値が取得される頻度は高くなる。
一方、プライベートメールは、ある特定のコンピュータ10に送信されているものである。よって、プライベートメールから取得されたハッシュ値は、ある特定のコンピュータ10のみからサーバ20に向けて送信される。よって、プライベートメールから取得されたハッシュ値が取得される頻度は低くなる。
よって、所定の頻度を超えて取得されたハッシュ値が、スパムメール2aから取得されたハッシュ値である可能性が高い。
共通ハッシュ値記録部214は、所定の頻度を超えて取得されたハッシュ値を共通ハッシュ値として記録する。
共通ハッシュ値消去部216は、共通ハッシュ値記録部214に記録された共通ハッシュ値のうち、ハッシュ値照合部232により受信メール特徴情報のハッシュ値と一致すると判定されたことが所定期間(例えば、一週間程度)以上ないものを消去する。
一般に、スパムメール2aは所定期間内に大量に送信され、その後は全く別のものに差し替えられることが多い。よって、スパムメール2aから取得されたハッシュ値であると思われる共通ハッシュ値も、所定期間を過ぎれば役に立たなくなる。
ここで、ハッシュ値照合部232により受信メール特徴情報のハッシュ値と一致すると判定された共通ハッシュ値は、現に送信されているスパムメール2aを示すものと思われる。一方、受信メール特徴情報と一致すると判定されなくなった共通ハッシュ値は、すでに全く別のものに差し替えられてしまい、もはや送信されることのないスパムメール2aを示すものと思われる。よって、このような共通ハッシュ値は記録しておいても、スパムメール2aの検出に無益であるため消去する。なお、共通ハッシュ値記録部214に記録された共通ハッシュ値がスパムメールに対応するものではない場合もありうるので、そのような共通ハッシュ値もまた消去できる。
共通サーバ情報書込部222は、削除候補特徴情報受信部202により受信された削除候補特徴情報から転送元サーバ情報を取得する。そして、所定の頻度を超えて取得された転送元サーバ情報を共通サーバ情報記録部224に書き込む。所定の頻度を超えて取得された転送元サーバ情報が、スパムメール2aの転送元サーバを示す情報である可能性が高い。
共通サーバ情報記録部224は、所定の頻度を超えて取得された転送元サーバ情報を共通サーバ情報として記録する。
サーバ30はスパムメール2aおよびメール4aを受信する。サーバ30は受信したメールの特徴を示す受信メール特徴情報をサーバ20に送信する。
受信メール特徴情報受信部230は、サーバ30から送信された受信メール特徴情報をインターネット6を介して受信する。
ハッシュ値照合部232は、受信メール特徴情報からハッシュ値を取得し、共通ハッシュ値記録部214に記録された共通ハッシュ値のうちで一致するものの有無を判定する。
サーバ情報照合部234は、受信メール特徴情報から転送元サーバ情報を取得し、共通サーバ情報記録部224に記録された共通サーバ情報のうちで一致するものの有無を判定する。
スパムメール判定部(削除候補判定手段)236は、ハッシュ値照合部232およびサーバ情報照合部234の判定結果に基づき、サーバ30が受信したメールが、スパムメール2aであるか否かを判定する。判定結果は、サーバ30に送信される。
例えば、受信メール特徴情報からハッシュ値が三個取得でき、それぞれが段落1360a、1360b、1360c(図7参照)から取得されたハッシュ値と一致したものであると、ハッシュ値照合部232により判定されたとする。この場合、ハッシュ値の一致した比率は100%であり、スパムメール2aであると判定する。なお、ハッシュ値の一致した比率が所定の比率以上であれば、スパムメール2aであると判定するとよい。また、ハッシュ値の一致した比率によっては、スパムメール2aであるかもしれないと判定してもよい。例えば、ハッシュ値の一致した比率が80%以上ならばスパムメール2aであると判定し、50%以上80%未満ならばスパムメール2aであるかもしれないと判定する。
なお、共通ハッシュ値記録部214および共通サーバ情報記録部224が共通削除候補特徴情報記録手段に対応する。ハッシュ値照合部232およびサーバ情報照合部234が特徴情報照合手段に対応する。
図9は、サーバ(受信情報処置装置)30の構成を示すブロック図である。サーバ30は、メール受信部301、受信メール記録部302、受信メール特徴部分抽出部304、ハッシュ値取得部306、受信メール特徴情報生成送信部308、転送元サーバ情報抽出部312、メール転送許可部(受信情報処置手段)330、あて先名抽出部332、メール転送部340を備える。
メール受信部301は、コンピュータ8に向けて送信されたスパムメール2aおよびメール4aをインターネット6を介して受信する。
受信メール記録部302は、メール受信部301により受信されたメールを記録する。
受信メール特徴部分抽出部304は、受信メール記録部302に記録されたメールから、特徴的な部分(受信メール特徴部分という)を抽出する。
図10は、受信メール記録部302に記録されたスパムメール2aを示す図である。スパムメール2aは、ヘッダ2X、ボディ2Yを有する。
ヘッダ2Xは、記録済みメール1040のヘッダ1042と同様である。ヘッダ2Xには、転送元サーバ情報2bが記録されている。
ボディ2Yは、記録済みメール1040のボディ1044と同様である。ボディ2Yは、段落2c、2d、2eを有する。
段落2cは、宛先によって変動する情報を記載するものであり、宛先となる者の所属する企業名(実用Industry株式会社)、氏名(国際次郎)、お客様番号(スパムメール2aの送信者が宛先となる者に付与した識別番号:PP121)が記載されている。この部分は、ボディ1044の段落1044aと内容が異なる。
段落2dは、ボディ1044の段落1044bと同様である。段落2eは、ボディ1044の段落1044cと同様である。広告の内容そのものなので、コンピュータ10に送信されたものと共通している。
ここで、受信メール特徴部分抽出部304により、スパムメール2aから受信メール特徴部分を抽出する。受信メール特徴部分の抽出は、具体的には、削除候補特徴部分抽出部136と同様に、スパムメール2aのボディ2Yの各段落2c、2d、2eごとに、(1)空白、改行および罫線の削除、(2)宛先の識別情報の削除、(3)数字、アルファベット(ただし、英文メールの場合は削除しない)および記号の削除、を行なう。
スパムメール2a(図10参照)から抽出された受信メール特徴部分は、図7に示す削除候補特徴部分1360と同じものになる。
コンピュータ10が受信したスパムメール2aと、サーバ30が受信したスパムメール2aとの相違点は、宛先である者の氏名、所属する企業名およびお客様番号である。ここで、(2)宛先の識別情報の削除、を行なっているので、宛先である者の氏名、所属する企業名が削除される。しかも、(3)数字、アルファベット(ただし、英文メールの場合は削除しない)および記号の削除、を行なっているので、お客様番号といったもの(通常、数字やアルファベットを組み合わせて作成される)が削除される。このように、コンピュータ10が受信したスパムメール2aと、サーバ30が受信したスパムメール2aとの相違点が削除されるため、受信メール特徴部分は、削除候補特徴部分1360と同じものになる。
よって、受信メール特徴部分の各段落から取得されるハッシュ値と、削除候補特徴部分1360の各段落から取得されるハッシュ値とは、同じものとなる。
なお、スパムメール2aの発信者が、スパムメールであることを隠そうとして、コンピュータ10に向けて送信するものと、コンピュータ8に向けて送信するものとにおける空白、改行および罫線を変えることがある。このようにすれば、コンピュータ8に向けて送信したスパムメール2aを、コンピュータ10に向けて送信したスパムメール2aと単純に比較して、スパムメール2aか否かを判定しようとしても成功しない。
例えば、図11に示すように、コンピュータ8に向けて送信するスパムメール2aは、段落2eにおいて、改行2f、空白2g、罫線2hが付加されていることがある。これらは、メールの内容を直接表示するものではないので、付加しても、実質的に内容が変わらない。
しかし、スパムメール2aの段落2eにおいて、(1)空白、改行および罫線の削除、を行なうため、サーバ30により受信されたスパムメール2aの段落2eから抽出された受信メール特徴部分は、削除候補特徴部分1360の段落1360cと同じものになる。よって、ハッシュ値も等しいものとなる。
さらに、スパムメール2aの発信者が、スパムメールであることを隠そうとして、コンピュータ10に向けて送信するものと、コンピュータ8に向けて送信するものとにおける文面を実質的な変更なしに変えることがある。
例えば、図12に示すように、コンピュータ8に向けて送信するスパムメール2aは、段落2eにおいて、三重の感嘆符2jが付加されていることがある。感嘆符が2個増えたぐらいでは、実質的に内容が変わらない。
この場合、サーバ30により受信されたスパムメール2aの段落2eから抽出された受信メール特徴部分は、削除候補特徴部分1360の段落1360cと異なるものになる。よって、ハッシュ値も異なるものとなる。
しかし、サーバ30により受信されたスパムメール2aの段落2c、2dから抽出された受信メール特徴部分は、削除候補特徴部分1360の段落1360a、1360bと同じものである。よって、ハッシュ値も同じものとなる。
したがって、ハッシュ値の一致する比率は、一致するハッシュ値の個数2(段落2c、2d)を、受信メール特徴部分のハッシュ値の個数3(段落2c、2d、2e)で割って、2/3となる。このような一致する比率の判定は、ハッシュ値照合部232にて行なわれる。
なお、コンピュータ8の利用者あてに送られたメール4aの一例を図13に示す。メール4aはヘッダ4X、ボディ4Yを有する。ヘッダ4Xに記載された転送元サーバ情報4bは、スパムメール2aの転送元サーバ情報1042aとは異なる。ボディ4Yは段落4c、4dを有する。段落4cは、スパムメール2aの段落2cとは異なり、お客様番号の記載が無い。しかも、段落4dの文面は、スパムメール2aのいかなる段落とも異なる。よって、ハッシュ値は一致しない。
ハッシュ値取得部306は、受信メール特徴部分抽出部304が抽出した受信メール特徴部分のハッシュ値(メッセージダイジェスト)を、各段落ごとに取得する。
受信メール特徴部分をそのままサーバ20に送ると、コンピュータ8の利用者のプライバシーにかかる情報の漏洩につながるおそれがある。削除候補となるメールにはスパムメール2a以外のメール(コンピュータ8の利用者のプライバシーにかかる情報が記載されている可能性がある)もあるからである。よって、受信メール特徴部分を不可逆的に変換したハッシュ値を送信することとしている。
転送元サーバ情報抽出部312は、受信メール記録部302の記録内容から、転送元サーバ情報を抽出する。
受信メール特徴情報生成送信部308は、転送元サーバ情報抽出部312から転送元サーバ情報を、ハッシュ値取得部306からハッシュ値を取得し、これらを結合して受信メール特徴情報を生成する。そして、受信メール特徴情報をサーバ20に送信する。
メール転送許可部330は、サーバ20のスパムメール判定部236から送られてきた判定結果に基づき、受信メール記録部302に記録したメールを処置する。具体的には、受信メール記録部302に記録したメールをコンピュータ8に転送するか否かを決定する。スパムメール2aであると判定されたならば、コンピュータ8に転送せずに削除する。スパムメール2aでないと判定されたならば、コンピュータ8への転送をメール転送部340に許可する。なお、スパムメール2aであるかもしれないと判定された場合は、コンピュータ8に「スパムメールと思われるメールを受信しましたが、受け取りますか?」といった旨のメッセージを送信する。このメッセージに対するコンピュータ8の利用者の応答にしたがって、メールの転送の可否を決定する。
ただし、あて先名抽出部332により抽出されたあて先名によっては、スパムメール2aであると判定されても、コンピュータ8へのメールの転送をメール転送部340に許可する。これは、メーリングリストにより届けられたメールをスパムメールとみなして転送不可としないようにするためである。
コンピュータ8、コンピュータ10の利用者が共にメーリングリストに加入しているが、コンピュータ10の利用者はたいていメーリングリストにより届けられたメールを削除候補としているといった場合がありうる。この場合、メーリングリストにより届けられたメールは、内容が共通している。よって、上記のような方法でスパムメールの判定を行なった場合、メーリングリストにより届けられたメールをスパムメール2aと誤認することがある。よって、コンピュータ8の利用者が、自らの加入するメーリングリストのあて先名を、メール転送許可部330に登録しておき、登録したあて先名のメールであれば、サーバ20による判定結果にかかわらず、コンピュータ8へのメールの転送をメール転送部340に許可する。
あて先名抽出部332は、メール記録部302に記録されたメールからあて先名を抽出して、メール転送許可部330に送る。
メール転送部340は、メール転送許可部330により転送を許可されたメールを受信メール記録部302から読み出して、コンピュータ8に転送する。
次に、本発明の実施形態の動作を説明する。
図14は、コンピュータ10の動作を示すフローチャートである。
コンピュータ2からスパムメール2aが送信されると(図1の(1)参照)、インターネット6を介して、コンピュータ10のメール受信部102がスパムメール2aを受信する(図1の(2)参照)(S102)。
スパムメール2aは、メール記録部104に記録される。メール記録部104に記録されたスパムメール2aは、メール表示部108により、ディスプレイ122に表示される(S104)。
すると、利用者は、スパムメール2aを削除候補とする旨を入力部124を利用して削除候補指示部110に伝える。削除候補指示部110は、スパムメール2aを削除候補とする旨を指示する(S106)。
削除候補となったスパムメール2aは、メール記録部104から削除候補メール取得部132により読み出される。読み出されたスパムメール2aから、転送元サーバ情報抽出部134により、転送元サーバ情報1042aが抽出される(S108)。
さらに、読み出されたスパムメール2aから、削除候補特徴部分抽出部136により、削除候補特徴部分1360が抽出される(図7参照)(S110)。
削除候補特徴部分抽出部136が抽出した削除候補特徴部分1360の各段落1360a、1360b、1360cごとにハッシュ値(メッセージダイジェスト)が、ハッシュ値取得部138により取得される(S112)。
削除候補特徴情報生成送信部140は、転送元サーバ情報抽出部134から転送元サーバ情報を、ハッシュ値取得部138からハッシュ値を取得する。そして、これらを結合して削除候補特徴情報を生成する。そして、削除候補特徴情報をサーバ20に送信する(S114)(図1の(3)参照)。
図15は、サーバ20の動作を示すフローチャートである。
コンピュータ10の削除候補特徴情報生成送信部140から送信されてきた削除候補特徴情報が、削除候補特徴情報受信部202により、インターネット6を介して受信される(S202)(図1の(4)参照)。
削除候補特徴情報から共通ハッシュ値書込部212によりハッシュ値が抽出され(S212)、共通サーバ情報書込部222により転送元サーバ情報が抽出される(S222)。
そして、抽出されたハッシュ値が所定の頻度を超えて抽出されれば(S214、Yes)、そのハッシュ値が共通ハッシュ値として共通ハッシュ値記録部214に書き込まれる(S216)。なお、所定の頻度を超えて抽出されなければ(S214、No)、ハッシュ値の抽出(S212)に戻る。
また、抽出された転送元サーバ情報が所定の頻度を超えて抽出されれば(S224、Yes)、その転送元サーバ情報が共通サーバ情報として共通サーバ情報記録部224に書き込まれる(S226)。なお、所定の頻度を超えて抽出されなければ(S224、No)、転送元サーバ情報の抽出(S222)に戻る。
図16は、サーバ30およびサーバ20の動作を示すフローチャートである。
まず、サーバ30のメール受信部301が、スパムメール2aおよびメール4aをインターネット6を介して受信する(S302)(図1の(5)参照)。
メール受信部301により受信されたメールは受信メール記録部302に記録される。この記録されたメールから、転送元サーバ情報抽出部312により、転送元サーバ情報が抽出される(S304)。また、この記録されたメールから、受信メール特徴部分抽出部304により、受信メール特徴部分が抽出され(S306)、各段落ごとにハッシュ値が取得される(S308)。受信メール特徴情報生成送信部308は、転送元サーバ情報抽出部312から転送元サーバ情報を、ハッシュ値取得部306からハッシュ値を取得し、これらを結合して受信メール特徴情報を生成する。そして、受信メール特徴情報をサーバ20に送信する(S310)(図1の(6)参照)。
サーバ20の受信メール特徴情報受信部230は、サーバ30から送信された受信メール特徴情報をインターネット6を介して受信する(S232)(図1の(7)参照)。
ハッシュ値照合部232は、受信メール特徴情報からハッシュ値を取得し、共通ハッシュ値記録部214に記録された共通ハッシュ値のうちで一致するものの有無を判定する(S234)。
例えば、複数のコンピュータ10が図3に示すようなスパムメールを受信し、このスパムメールが削除候補とされたとする。すると、図7に示すような削除候補特徴部分1360の各段落1360a、1360b、1360cからハッシュ値が生成され、サーバ20に送信される。そして、これらのハッシュ値が共通ハッシュ値として、共通ハッシュ値記録部214に記録される。
ここで、サーバ30が受信したメールが図10および図11に示すようなスパムメール2aであったとする。この場合、図10および図11に示すようなスパムメール2aから抽出される受信メール特徴部分は、図7に示すような削除候補特徴部分1360と同一である。よって、受信メール特徴情報から取得されたハッシュ値は、全て共通ハッシュ値と一致する。
また、サーバ30が受信したメールが図12に示すようなスパムメール2aであったとする。この場合、図12に示すようなスパムメール2aから抽出される受信メール特徴部分は、図7に示すような削除候補特徴部分1360とは段落1360cの部分では異なる。段落1360a、1360bでは共通する。よって、受信メール特徴情報から取得されたハッシュ値は、二個は共通ハッシュ値と一致するが(段落1360a、1360bに対応)、一個は共通ハッシュ値と一致しない(段落1360cに対応)。よって、一致する比率は、2/3である。
さらに、サーバ30が受信したメールが図13に示すようなスパムメール2aであったとする。この場合、図12に示すようなスパムメール2aから抽出される受信メール特徴部分は、図7に示すような削除候補特徴部分1360とは全く異なる。よって、ハッシュ値は全く一致しない。
サーバ情報照合部234は、受信メール特徴情報から転送元サーバ情報を取得し、共通サーバ情報記録部224に記録された共通サーバ情報のうちで一致するものの有無を判定する(S236)。
スパムメール判定部(削除候補判定手段)236は、ハッシュ値照合部232およびサーバ情報照合部234の判定結果に基づき、サーバ30が受信したメールが、スパムメール2aであるか否かを判定する。判定結果は、サーバ30に送信される(S238)(図1の(8)参照)。
スパムメール判定部236は、ハッシュ値の一致した比率が80%以上ならばスパムメール2aであると判定し、50%以上80%未満ならばスパムメール2aであるかもしれないと判定し、50%未満ならばスパムメール2aではないと判定するものとする。
すると、サーバ30が受信したメールが図10および図11に示すようなスパムメール2aであった場合は、ハッシュ値の一致した比率100%なので、スパムメール2aであると判定される。サーバ30が受信したメールが図12に示すようなスパムメール2aであった場合は、ハッシュ値の一致した比率は約67%なので、スパムメール2aであるかもしれないと判定される。サーバ30が受信したメールが図13に示すようなスパムメール2aであった場合は、ハッシュ値の一致した比率0%なので、スパムメール2aではないと判定される。
サーバ20による判定結果は、サーバ30のメール転送許可部330により受信される(S320)(図1の(9)参照)。判定結果がスパムメールではない(S322、No)であれば、メール転送許可部330は、メール転送部340に、サーバ30が受信したメールのコンピュータ8への転送を許可する(S328)。メール転送部340はメール転送許可部330により転送を許可されたメールを受信メール記録部302から読み出して、コンピュータ8に転送する(S330)。
判定結果がスパムメールである(S322、Yes)とする場合であれば、サーバ30が受信したメールのあて先が、メール転送許可部330に登録されたあて先であるか否かを判定する(S324)。メール転送許可部330に登録されたあて先であるならば(S324、Yes)、転送許可(S328)、メールの転送(S330)を行なう。
メール転送許可部330に登録されたあて先ではないならば(S324、No)、転送は許可されない(S326)。
すると、サーバ30が受信したメールが図10および図11に示すようなスパムメール2aであった場合は、スパムメール2aであると判定されるので、転送は許可されない(S326)。サーバ30が受信したメールが図13に示すようなスパムメール2aであった場合は、スパムメール2aではないと判定されるので、コンピュータ8への転送(S330)が行なわれる。
なお、サーバ30が受信したメールが図12に示すようなスパムメール2aであった場合は、スパムメール2aであるかもしれないと判定される。この場合は、コンピュータ8に「スパムメールと思われるメールを受信しましたが、受け取りますか?」といった旨のメッセージを送信する。このメッセージに対するコンピュータ8の利用者の応答にしたがって、メールの転送の可否を決定する。
本発明の実施形態によれば、コンピュータ(削除候補特徴情報生成装置)10によって、スパムメール2aの特徴に関する情報(削除候補特徴情報)を生成できる。しかも、その情報をサーバ(削除候補判定装置)20に記録しておくことができる。さらに、サーバ(受信情報処置装置)30が、受信したメールの特徴に関する情報(受信メール特徴情報)を生成して、サーバ20に送信するので、サーバ20により受信メール特徴情報と削除候補特徴情報とを対比できる。この対比結果により、サーバ30が受信したメールがスパムメール2aか否かが判定できる。
コンピュータ10のメール受信部102はスパムメール2aを受信する。スパムメール2aはメール記録部104に記録される。スパムメール2aは、コンピュータ10の利用者にとっては無益なものであるため、削除候補指示部110により削除候補とされる。削除候補とされたスパムメール2aは削除候補メール取得部132により読み出され、さらに、削除候補特徴部分1360が削除候補特徴部分抽出部136により抽出される。ハッシュ値取得部138が、削除候補特徴部分1360に基づき、ハッシュ値を取得する。
このハッシュ値を含む削除候補特徴情報がサーバ20に送られるので、スパムメール2aの内容の部分に関する情報がサーバ20に送られることになる。よって、スパムメール2aの識別に有益な情報をサーバ20に送ることができる。しかも、ハッシュ値が送られており、内容そのものがサーバ20に送られないので、コンピュータ10の利用者のプライバシーに関する情報の漏洩を防ぐことができる。
なお、スパムメール2aからの削除候補特徴部分1360の抽出にあたっては、スパムメール2aの段落ごとに、(1)空白、改行および罫線の削除、(2)宛先の識別情報の削除、(3)数字、アルファベット(ただし、英文メールの場合は削除しない)および記号の削除、を行なう。
段落ごとに分けることで、例えば、1〜2文字だけ文面を変えてスパムメール2aを送るような場合にも対処可能となる(図12参照)。文字を変えた段落だけが元のスパムメール2aと異なり、他の段落は元のスパムメール2aと共通するからである。
また、(1)空白、改行および罫線の削除、によって、スパムメール2aに空白、改行および罫線を付加してスパムメール2aを送るような場合にも対処可能となる(図11参照)。
さらに、(2)宛先の識別情報の削除、(3)数字、アルファベット(ただし、英文メールの場合は削除しない)および記号の削除、によって、宛先である者に応じて変更する情報(氏名、お客様番号など)を削除できるので、スパムメール2aの内容の部分を抽出できる(図10参照)。
また、サーバ(削除候補判定装置)20は、コンピュータ10から送信されてきた削除候補特徴情報のうち、所定の頻度を超えたものを、共通ハッシュ値記録部214および共通サーバ情報記録部224に記録する。所定の頻度を超えたものは、スパムメール2aから取得されたハッシュ値等である可能性が高いため、スパムメール2aを識別するための情報を効率良く記録できる。
さらに、共通ハッシュ値記録部214に記録された共通ハッシュ値は、ハッシュ値照合部232により受信メール特徴情報のハッシュ値と一致すると判定されたことが所定期間(例えば、一週間程度)以上なければ消去される。これにより、かつて送信され、もはや送信されることのないスパムメール2aについてのハッシュ値を消去できるため、スパムメール2aを識別するための情報を効率良く記録できる。
サーバ(受信情報処置装置)30は、受信したメールの受信メール特徴情報をサーバ20に送って、サーバ20による判定結果を受ける。これにより、受信したメールのコンピュータ8への転送の可否を決定できるため、コンピュータ8は煩わしいスパムメール2aを受け取らずにすむ。しかも、コンピュータ8の利用者が、サーバ30のメール転送許可部330に、自らの加入するメーリングリストのあて先名を登録しておけば、そのメーリングリストのメールは、判定結果にかかわらず受け取ることができる。
なお、上記のコンピュータ10の機能は、以下のようにして実現できる。CPU、ハードディスク、メディア(フロッピー(登録商標)ディスク、CD−ROMなど)読み取り装置を備えたコンピュータのメディア読み取り装置に、上記の各部分(例えば、削除候補メール取得部132、転送元サーバ情報抽出部134、削除候補特徴部分抽出部136、ハッシュ値取得部138、削除候補特徴情報生成送信部140)を実現するプログラムを記録したメディアを読み取らせて、ハードディスクにインストールする。このような方法でも、上記のコンピュータ10の機能を実現できる。
また、上記のサーバ20の機能は、以下のようにして実現できる。CPU、ハードディスク、メディア(フロッピー(登録商標)ディスク、CD−ROMなど)読み取り装置を備えたコンピュータのメディア読み取り装置に、上記の各部分(例えば、削除候補特徴情報受信部202、共通ハッシュ値書込部212、共通ハッシュ値記録部214、共通ハッシュ値消去部216、共通サーバ情報書込部222、共通サーバ情報記録部224、受信メール特徴情報受信部230、ハッシュ値照合部232、サーバ情報照合部234、スパムメール判定部(削除候補判定手段)236)を実現するプログラムを記録したメディアを読み取らせて、ハードディスクにインストールする。このような方法でも、上記のサーバ20の機能を実現できる。
さらに、上記のサーバ30の機能は、以下のようにして実現できる。CPU、ハードディスク、メディア(フロッピー(登録商標)ディスク、CD−ROMなど)読み取り装置を備えたコンピュータのメディア読み取り装置に、上記の各部分(例えば、受信メール記録部302、受信メール特徴部分抽出部304、ハッシュ値取得部306、受信メール特徴情報生成送信部308、転送元サーバ情報抽出部312、メール転送許可部(受信情報処置手段)330、あて先名抽出部332、メール転送部340)を実現するプログラムを記録したメディアを読み取らせて、ハードディスクにインストールする。このような方法でも、上記のサーバ30の機能を実現できる。
本発明の実施形態にかかる通信ネットワークシステム1の構成を示す図である。
コンピュータ(削除候補特徴情報生成装置)10の構成を示すブロック図である。
メール記録部104の記録された記録済みメール1040の一例を示す図である。
ディレクトリの構成を示す図である。
ディレクトリ記録部106の記録内容を示す図である。
削除候補指示部110の動作を説明するための図である。
記録済みメール1040にから抽出された削除候補特徴部分1360を示す図である。
サーバ(削除候補判定装置)20の構成を示すブロック図である。
サーバ(受信情報処置装置)30の構成を示すブロック図である。
受信メール記録部302に記録されたスパムメール2aを示す図である。
変形されたスパムメール2aの一例を示す図である。
変形されたスパムメール2aの他の例を示す図である。
コンピュータ8の利用者あてに送られたメール4aの一例を示す図である。
コンピュータ10の動作を示すフローチャートである。
サーバ20の動作を示すフローチャートである。
サーバ30およびサーバ20の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 通信ネットワークシステム
2、4 コンピュータ
2a スパムメール
4a メール
6 インターネット
8 コンピュータ
10 コンピュータ(削除候補特徴情報生成装置)
102 メール受信部
104 メール記録部
106 ディレクトリ記録部
108 メール表示部
110 削除候補指示部
112 削除指示部
122 ディスプレイ
124 入力部
132 削除候補メール取得部
134 転送元サーバ情報抽出部
136 削除候補特徴部分抽出部
138 ハッシュ値取得部
140 削除候補特徴情報生成送信部
20 サーバ(削除候補判定装置)
202 削除候補特徴情報受信部
212 共通ハッシュ値書込部
214 共通ハッシュ値記録部
216 共通ハッシュ値消去部
222 共通サーバ情報書込部
224 共通サーバ情報記録部
230 受信メール特徴情報受信部
232 ハッシュ値照合部
234 サーバ情報照合部
236 スパムメール判定部(削除候補判定手段)
30 サーバ(受信情報処置装置)
301 メール受信部
302 受信メール記録部
304 受信メール特徴部分抽出部
306 ハッシュ値取得部
308 受信メール特徴情報生成送信部
312 転送元サーバ情報抽出部
330 メール転送許可部(受信情報処置手段)
332 あて先名抽出部
340 メール転送部

Claims (31)

  1. 複数の宛先に送信され、実質的に共通した内容の通信情報を受信する受信手段と、
    受信された通信情報のうち削除候補となっている削除候補受信情報を記録する削除候補受信情報記録手段と、
    前記削除候補受信情報記録手段に記録された削除候補受信情報から、前記共通した内容に対応する削除候補特徴部分を抽出する削除候補特徴部分抽出手段と、
    前記削除候補特徴部分に基づき削除候補特徴情報を生成する削除候補特徴情報生成手段と、
    を備えた削除候補特徴情報生成装置。
  2. 請求項1に記載の削除候補特徴情報生成装置であって、
    前記削除候補特徴情報生成手段は、前記削除候補特徴部分を不可逆的に変換して前記削除候補特徴情報を生成する、
    削除候補特徴情報生成装置。
  3. 請求項2に記載の削除候補特徴情報生成装置であって、
    前記削除候補特徴情報生成手段は、前記削除候補特徴部分をハッシュして前記削除候補特徴情報を生成する、
    削除候補特徴情報生成装置。
  4. 請求項1に記載の削除候補特徴情報生成装置であって、
    前記削除候補特徴部分抽出手段は、前記削除候補受信情報を複数段落に分け、各段落ごとに削除候補特徴部分を抽出する、
    削除候補特徴情報生成装置。
  5. 請求項1に記載の削除候補特徴情報生成装置であって、
    前記削除候補特徴部分抽出手段は、前記削除候補受信情報から内容を直接示すものではない部分を削除することにより、削除候補特徴部分を抽出する、
    削除候補特徴情報生成装置。
  6. 請求項5に記載の削除候補特徴情報生成装置であって、
    前記削除候補特徴部分抽出手段は、前記削除候補受信情報から空白、改行および罫線の何れか一つ以上を削除することにより、削除候補特徴部分を抽出する、
    削除候補特徴情報生成装置。
  7. 請求項1に記載の削除候補特徴情報生成装置であって、
    前記削除候補特徴部分抽出手段は、前記削除候補受信情報から宛先の識別情報を削除することにより、削除候補特徴部分を抽出する、
    削除候補特徴情報生成装置。
  8. 請求項1に記載の削除候補特徴情報生成装置であって、
    前記削除候補特徴部分抽出手段は、前記削除候補受信情報から数字、アルファベットおよび記号の何れか一つ以上を削除することにより、削除候補特徴部分を抽出する、
    削除候補特徴情報生成装置。
  9. 請求項1に記載の削除候補特徴情報生成装置であって、
    前記削除候補特徴情報は、前記通信情報の送信元を示す情報を含む、
    削除候補特徴情報生成装置。
  10. 複数の宛先に送信され、実質的に共通した内容の通信情報を受信する受信手段と、
    受信された通信情報を記録する受信情報記録手段と、
    前記受信情報記録手段に記録された通信情報から、前記共通した内容に対応する受信情報特徴部分を抽出する受信情報特徴部分抽出手段と、
    前記受信情報特徴部分に基づく受信特徴情報を生成する受信特徴情報生成手段と、
    前記受信特徴情報に基づき前記通信情報が削除候補とされたものか否かが判定された判定結果に基づいて前記通信情報を処置する受信情報処置手段と、
    を備えた受信情報処置装置。
  11. 請求項10に記載の受信情報処置装置であって、
    前記受信情報処置手段は、前記通信情報の転送の可否を決定する、
    受信情報処置装置。
  12. 請求項10に記載の受信情報処置装置であって、
    前記受信情報処置手段は、所定の通信情報については、判定結果にかかわらず、転送の可否を決定する、
    受信情報処置装置。
  13. 請求項12に記載の受信情報処置装置であって、
    前記受信情報処置手段は、特定の宛先を有する通信情報については、判定結果にかかわらず、転送可と決定する、
    受信情報処置装置。
  14. 請求項10に記載の受信情報処置装置であって、
    前記受信特徴情報生成手段は、前記受信情報特徴部分を不可逆的に変換して前記受信特徴情報を生成する、
    受信情報処置装置。
  15. 請求項14に記載の受信情報処置装置であって、
    前記受信特徴情報生成手段は、前記受信情報特徴部分をハッシュして前記受信特徴情報を生成する、
    受信情報処置装置。
  16. 請求項10に記載の受信情報処置装置であって、
    前記受信情報特徴部分抽出手段は、前記受信情報記録手段に記録された通信情報を複数段落に分け、各段落ごとに受信情報特徴部分を抽出する、
    受信情報処置装置。
  17. 請求項10に記載の受信情報処置装置であって、
    前記受信情報特徴部分抽出手段は、前記受信情報記録手段に記録された通信情報から内容を直接示すものではない部分を削除することにより、受信情報特徴部分を抽出する、
    受信情報処置装置。
  18. 請求項17に記載の受信情報処置装置であって、
    前記受信情報特徴部分抽出手段は、前記受信情報記録手段に記録された通信情報から空白、改行および罫線の何れか一つ以上を削除することにより、受信情報特徴部分を抽出する、
    受信情報処置装置。
  19. 請求項10に記載の受信情報処置装置であって、
    前記受信情報特徴部分抽出手段は、前記受信情報記録手段に記録された通信情報から宛先の識別情報を削除することにより、受信情報特徴部分を抽出する、
    受信情報処置装置。
  20. 請求項10に記載の受信情報処置装置であって、
    前記受信情報特徴部分抽出手段は、前記受信情報記録手段に記録された通信情報から数字、アルファベットおよび記号の何れか一つ以上を削除することにより、受信情報特徴部分を抽出する、
    受信情報処置装置。
  21. 請求項1ないし9のいずれか一項に記載の削除候補特徴情報生成装置から削除候補特徴情報を受信して、所定の頻度を超えるもののみを共通削除候補特徴情報として記録する共通削除候補特徴情報記録手段と、
    請求項10ないし20のいずれか一項に記載の受信情報処置装置から受信特徴情報を受信して、前記共通削除候補特徴情報記録手段に記録された共通削除候補特徴情報と照合する特徴情報照合手段と、
    前記特徴情報照合手段による照合の結果に基づき、請求項10ないし20のいずれか一項に記載の受信情報処置装置が受信した通信情報が削除候補とされたものか否かを判定する削除候補判定手段と、
    を備えた削除候補判定装置。
  22. 請求項21に記載の削除候補判定装置であって、
    前記共通削除候補特徴情報記録手段に記録された共通削除候補特徴情報のうち、所定期間以上、前記受信特徴情報と一致しなかったものを消去する共通削除候補特徴情報消去手段、
    を備えた削除候補判定装置。
  23. 複数の宛先に送信され、実質的に共通した内容の通信情報を受信する受信工程と、
    受信された通信情報のうち削除候補となっている削除候補受信情報を記録する削除候補受信情報記録工程と、
    前記削除候補受信情報記録工程により記録された削除候補受信情報から、前記共通した内容に対応する削除候補特徴部分を抽出する削除候補特徴部分抽出工程と、
    前記削除候補特徴部分に基づき削除候補特徴情報を生成する削除候補特徴情報生成工程と、
    を備えた削除候補特徴情報生成方法。
  24. 複数の宛先に送信され、実質的に共通した内容の通信情報を受信する受信工程と、
    受信された通信情報を記録する受信情報記録工程と、
    前記受信情報記録工程により記録された通信情報から、前記共通した内容に対応する受信情報特徴部分を抽出する受信情報特徴部分抽出工程と、
    前記受信情報特徴部分に基づく受信特徴情報を生成する受信特徴情報生成工程と、
    前記受信特徴情報に基づき前記通信情報が削除候補とされたものか否かが判定された判定結果に基づいて前記通信情報を処置する受信情報処置工程と、
    を備えた受信情報処置方法。
  25. 請求項1ないし9のいずれか一項に記載の削除候補特徴情報生成装置から削除候補特徴情報を受信して、所定の頻度を超えるもののみを共通削除候補特徴情報として記録する共通削除候補特徴情報記録工程と、
    請求項10ないし20のいずれか一項に記載の受信情報処置装置から受信特徴情報を受信して、前記共通削除候補特徴情報記録工程により記録された共通削除候補特徴情報と照合する特徴情報照合工程と、
    前記特徴情報照合工程による照合の結果に基づき、請求項10ないし20のいずれか一項に記載の受信情報処置装置が受信した通信情報が削除候補とされたものか否かを判定する削除候補判定工程と、
    を備えた削除候補判定方法。
  26. 複数の宛先に送信され、実質的に共通した内容の通信情報を受信する受信手段と、受信された通信情報のうち削除候補となっている削除候補受信情報を記録する削除候補受信情報記録手段とを有する装置における削除候補特徴情報生成処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記削除候補受信情報記録手段に記録された削除候補受信情報から、前記共通した内容に対応する削除候補特徴部分を抽出する削除候補特徴部分抽出処理と、
    前記削除候補特徴部分に基づき削除候補特徴情報を生成する削除候補特徴情報生成処理と、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  27. 複数の宛先に送信され、実質的に共通した内容の通信情報を受信する受信処理と、
    受信された通信情報を記録する受信情報記録処理と、
    前記受信情報記録処理により記録された通信情報から、前記共通した内容に対応する受信情報特徴部分を抽出する受信情報特徴部分抽出処理と、
    前記受信情報特徴部分に基づく受信特徴情報を生成する受信特徴情報生成処理と、
    前記受信特徴情報に基づき前記通信情報が削除候補とされたものか否かが判定された判定結果に基づいて前記通信情報を処置する受信情報処置処理と、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  28. 請求項1ないし9のいずれか一項に記載の削除候補特徴情報生成装置から削除候補特徴情報を受信して、所定の頻度を超えるもののみを共通削除候補特徴情報として記録する共通削除候補特徴情報記録処理と、
    請求項10ないし20のいずれか一項に記載の受信情報処置装置から受信特徴情報を受信して、前記共通削除候補特徴情報記録処理よりに記録された共通削除候補特徴情報と照合する特徴情報照合処理と、
    前記特徴情報照合処理による照合の結果に基づき、請求項10ないし20のいずれか一項に記載の受信情報処置装置が受信した通信情報が削除候補とされたものか否かを判定する削除候補判定処理と、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  29. 複数の宛先に送信され、実質的に共通した内容の通信情報を受信する受信手段と、受信された通信情報のうち削除候補となっている削除候補受信情報を記録する削除候補受信情報記録手段とを有する装置における削除候補特徴情報生成処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータによって読み取り可能な記録媒体であって、
    前記削除候補受信情報記録手段に記録された削除候補受信情報から、前記共通した内容に対応する削除候補特徴部分を抽出する削除候補特徴部分抽出処理と、
    前記削除候補特徴部分に基づき削除候補特徴情報を生成する削除候補特徴情報生成処理と、
    をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータによって読み取り可能な記録媒体。
  30. 複数の宛先に送信され、実質的に共通した内容の通信情報を受信する受信処理と、
    受信された通信情報を記録する受信情報記録処理と、
    前記受信情報記録処理により記録された通信情報から、前記共通した内容に対応する受信情報特徴部分を抽出する受信情報特徴部分抽出処理と、
    前記受信情報特徴部分に基づく受信特徴情報を生成する受信特徴情報生成処理と、
    前記受信特徴情報に基づき前記通信情報が削除候補とされたものか否かが判定された判定結果に基づいて前記通信情報を処置する受信情報処置処理と、
    をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータによって読み取り可能な記録媒体。
  31. 請求項1ないし9のいずれか一項に記載の削除候補特徴情報生成装置から削除候補特徴情報を受信して、所定の頻度を超えるもののみを共通削除候補特徴情報として記録する共通削除候補特徴情報記録処理と、
    請求項10ないし20のいずれか一項に記載の受信情報処置装置から受信特徴情報を受信して、前記共通削除候補特徴情報記録処理よりに記録された共通削除候補特徴情報と照合する特徴情報照合処理と、
    前記特徴情報照合処理による照合の結果に基づき、請求項10ないし20のいずれか一項に記載の受信情報処置装置が受信した通信情報が削除候補とされたものか否かを判定する削除候補判定処理と、
    をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータによって読み取り可能な記録媒体。
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