JP5254921B2 - イヤフォン - Google Patents

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Description

本発明は、イヤフォンに関し、特にカーボンナノチューブに基づくイヤフォンに関する。
イヤフォンは、再生装置や受信機から出力された電気信号を、耳に接近したスピーカーを用いて音波(可聴音)に変換する装置である。イヤフォンは、耳介に引っ掛けるインナーイヤー型、外耳道(ear canal)を指し、耳の穴にインナーイヤー型よりも深く差し込んで使用するヘッドホンカナル型、ヘッドバンドを頭の上に乗せるオーバーヘッド型、クリップを外耳に引っ掛ける耳掛け型などの多種がある。従来のイヤフォンは、筺体(例えば、ハウジングやボックスなど)及び、該筐体の中に設置した音波発生器を含む。前記筐体は木、セラミック、プラスチック、樹脂などの材料からなる。前記音波発生器は、電気信号を音圧に転換するために利用されている。
動作原理により、音波発生器は、ダイナミック音波発生器、マグネティック音波発生器、静電気音波発生器、圧電音波発生器などの多種がある。前記多種の音波発生器は、全て機械的振動によって音波を生じ、即ち、電気―機械力―音の変換を実現する。ここで、ダイナミック音波発生器が広く利用されている。
図16を参照すると、従来のイヤフォン10は、ダイナミック音波発生器100及び筐体110を含む。前記音波発生器100は前記筐体110の中に設置されている。前記音波発生器100は、ボイスコイル102と、マグネット104と、コーン106と、を含む。前記ボイスコイル102は導電部品として、前記マグネット104の磁場中に設置されている。前記ボイスコイル102へ電流を流す場合、前記ボイスコイル102による電磁場及びマグネット104による磁場の相互作用により、前記コーン106が振動して空気の圧力変動が連続して生じるので、音波を発生することができる。しかし、前記ダイナミック音波発生器100は、磁場の作用に依存している。
九十年代の初めから、カーボンナノチューブ(非特許文献1を参照する)を代表するナノ材料は独特な結構と性質によって人々の関心を集めている。近年では、カーボンナノチューブ及びナノ材料の更なる研究に伴って、次第に、その応用の可能性が広がっている。例えば、カーボンナノチューブは独特な電磁学と光学と力学と化学などの性能を持っているので、電界放出電子源とセンサと新型光学材料などの分野で応用する研究が数多く報告されている。しかしながら、従来技術では、カーボンナノチューブが音を発するデバイスとして信号を検出する分野には応用されていない。
Sumio Iijima,"Helical Microtubules of Graphitic Carbon",Nature、1991年、第354巻,p56 Kaili Jiang、Qunqing Li、Shoushan Fan、"Spinning continuous carbon nanotube yarns"、Nature、2002年、第419巻、p.801
上記課題を解決するために、本発明は磁場の作用に依存せず、カーボンナノチューブに基づくスピーカーを提供することである。
本発明のスピーカーは、少なくとも一つの筐体と、該筐体の中に設置された、少なくとも一つの音波発生器と、を含む。前記音波発生器は、カーボンナノチューブ構造体を含む。
前記カーボンナノチューブ構造体は自立構造を有する。
前記カーボンナノチューブ構造体の単位面積当たりの熱容量が2×10−4J/cm・K以下である。
前記カーボンナノチューブ構造体に、前記複数のカーボンナノチューブが配向し又は配向せずに配置されている。
前記カーボンナノチューブ構造体が、少なくとも一枚のカーボンナノチューブフィルムを有する。
単一の前記カーボンナノチューブフィルムが、ドローン構造カーボンナノチューブフィルム、超長構造カーボンナノチューブフィルム、プレシッド構造カーボンナノチューブフィルム、又は綿毛構造カーボンナノチューブフィルムのいずれか一種である。
前記スピーカーは少なくとも二つの電極を含む。前記少なくとも二つの電極が所定の距離で分離して、それぞれ前記音波発生器に電気的に接続されている。
前記イヤフォンは無線信号受信素子を含む。
従来の技術と比べて、本発明のイヤフォンは次の優れた点がある。第一は、本発明のイヤフォンはカーボンナノチューブ構造体を含むので、従来のイヤフォンと比べて、構成が簡単であり、軽量化及び小型が実現できる。第二は、本発明のイヤフォンはカーボンナノチューブ構造体を加熱させて音波を発生するので、マグネットを利用する必要がない。第三は、カーボンナノチューブ構造体は、単位面積当たりの熱容量が小さく、比表面積が大きく、熱交換の速度が速いので、音を良好に発生することができる。第四は、カーボンナノチューブ構造体は薄いので、透明なイヤフォンを製造することができる。
本発明の実施例1におけるイヤフォンの模式図である。 本発明の実施例1における、音波発生器により開口を覆うイヤフォンの模式図である。 本発明の実施例1におけるカーボンナノチューブセグメントの模式図である。 本発明のカーボンナノチューブフィルムの走査型電子顕微鏡写真である。 本発明の綿毛構造のカーボンナノチューブフィルムの走査型電子顕微鏡写真である。 本発明のカーボンナノチューブフィルムの走査型電子顕微鏡写真である。 本発明の実施例1におけるカーボンナノチューブワイヤのSEM写真である。 本発明の実施例1におけるねじれたカーボンナノチューブワイヤのSEM写真である。 本発明の実施例1における複数のカーボンナノチューブフィルム又は/及びカーボンナノチューブワイヤからなる織物の模式図である。 本発明の実施例1におけるイヤフォンの音波発生器の模式図である。 本発明の実施例1における、もう一種のイヤフォンの音波発生器の模式図である。 本発明の実施例1における、支持体を含むイヤフォンの音波発生器の模式図である。 本発明の実施例1におけるスピーカーの音波発生器の周波数応答曲線である。 本発明の実施例2におけるイヤフォンの模式図である。 本発明の実施例3におけるイヤフォンの模式図である。 従来のスピーカーの模式図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
(実施例1)
図1を参照すると、本実施例はイヤフォン20を提供する。該イヤフォン20は、筐体210と、少なくとも一つの音波発生器200と、を含む。前記筐体210は、中空の構造を有し、プラスチック又は樹脂などの軽型材料からなる。前記音波発生器200は前記筐体210の中に設置されている。前記イヤフォン20は、電気信号を伝送するワイヤ230を備えている。前記筐体210は、少なくとも一つの開口212を含む。本実施例において、前記開口212は、前記イヤフォンを掛けた場合に、前記イヤフォンの使用者の耳に対向するように設けられている。
図1を参照すると、前記音波発生器200は、所定の距離で前記開口212と分離して設置されることができる。この場合、前記開口212により、前記筐体210の内部と外部とが音響的に通信することができる。前記音波発生器200から生じた音は、前記開口212から、前記イヤフォン20の外部まで伝送される。図2を参照すると、前記音波発生器200を前記開口212に被覆させることができる。
前記音波発生器200はカーボンナノチューブ構造体202を含む。前記カーボンナノチューブ構造体202は大きな比表面積(例えば、50m/g以上)を有する。該カーボンナノチューブ構造体202の単位面積当たりの熱容量は、0(0は含まず)〜2×10−4J/cm・Kであるが、好ましくは、0(0は含まず)〜1.7×10−6J/cm・Kであり、本実施例では、1.7×10−6J/cm・Kである。さらに、前記カーボンナノチューブ構造体の表面に、金属層を形成することができる。前記カーボンナノチューブ構造体には、複数のカーボンナノチューブが均一に分散されている。該複数のカーボンナノチューブは分子間力で接続されている。前記カーボンナノチューブ構造体は、金属型のカーボンナノチューブを含むことが好ましい。前記カーボンナノチューブ構造体に、前記複数のカーボンナノチューブが配向し又は配向せずに配置されている。前記複数のカーボンナノチューブの配列方式により、前記カーボンナノチューブ構造体は非配向型のカーボンナノチューブ構造体及び配向型のカーボンナノチューブ構造体の二種に分類される。本実施例における非配向型のカーボンナノチューブ構造体では、カーボンナノチューブが異なる方向に沿って配置され、又は絡み合っている。配向型のカーボンナノチューブ構造体では、前記複数のカーボンナノチューブが同じ方向に沿って配列している。又は、配向型のカーボンナノチューブ構造体において、配向型のカーボンナノチューブ構造体が二つ以上の領域に分割される場合、各々の領域における複数のカーボンナノチューブが同じ方向に沿って配列されている。この場合、異なる領域におけるカーボンナノチューブの配列方向は異なる。前記カーボンナノチューブは、単層カーボンナノチューブ、二層カーボンナノチューブ又は多層カーボンナノチューブである。前記カーボンナノチューブが単層カーボンナノチューブである場合、直径は0.5nm〜50nmに設定され、前記カーボンナノチューブが二層カーボンナノチューブである場合、直径は1nm〜50nmに設定され、前記カーボンナノチューブが多層カーボンナノチューブである場合、直径は1.5nm〜50nmに設定される。
前記カーボンナノチューブ構造体202が平板型である場合、その厚さは0.5nm〜1mmに設けられている。前記カーボンナノチューブ構造体202が線型である場合、その直径は0.5nm〜1mmに設けられている。
本発明のカーボンナノチューブ構造体202としては、以下の(一)〜(四)のものが挙げられる。
(一)ドローン構造カーボンナノチューブフィルム
前記カーボンナノチューブ構造体は、図4に示す、少なくとも一枚のカーボンナノチューブフィルム143aを含む。このカーボンナノチューブフィルムはドローン構造カーボンナノチューブフィルム(drawn carbon nanotube film)である。前記カーボンナノチューブフィルムは、超配列カーボンナノチューブアレイ(非特許文献2を参照)から引き出して得られたものである。単一の前記カーボンナノチューブフィルムにおいて、複数のカーボンナノチューブが同じ方向に沿って、端と端が接続されている。即ち、単一の前記カーボンナノチューブフィルムは、分子間力で長さ方向端部同士が接続された複数のカーボンナノチューブを含む。図3及び図4を参照すると、単一の前記カーボンナノチューブフィルムは、複数のカーボンナノチューブセグメント143bを含む。前記複数のカーボンナノチューブセグメント143bは、長さ方向に沿って分子間力で端と端が接続されている。それぞれのカーボンナノチューブセグメント143bは、相互に平行に、分子間力で結合された複数のカーボンナノチューブ145を含む。単一の前記カーボンナノチューブセグメント143bにおいて、前記複数のカーボンナノチューブ145の長さが同じである。前記カーボンナノチューブフィルム143aを有機溶剤に浸漬させることにより、前記カーボンナノチューブフィルム143aの強靭性及び機械強度を高めることができる。有機溶剤に浸漬された前記カーボンナノチューブフィルムの単位面積当たりの熱容量が低くなるので、その熱音響効果を高めることができる。前記カーボンナノチューブフィルム143aの幅は100μm〜10cmに設けられ、厚さは0.5nm〜100μmに設けられる。
前記カーボンナノチューブ構造体は、積層された複数の前記カーボンナノチューブフィルムを含むことができる。この場合、隣接する前記カーボンナノチューブフィルムは、分子間力で結合されている。隣接する前記カーボンナノチューブフィルムにおけるカーボンナノチューブは、それぞれ0°〜90°の角度で交差している。隣接する前記カーボンナノチューブフィルムにおけるカーボンナノチューブが0°以上の角度で交差する場合、前記カーボンナノチューブ構造体に複数の微孔が形成される。又は、前記複数のカーボンナノチューブフィルムは、隙間なく並列されることもできる。
前記カーボンナノチューブフィルムの製造方法は次のステップを含む。
第一ステップでは、カーボンナノチューブアレイを提供する。該カーボンナノチューブアレイは、超配列カーボンナノチューブアレイ(Superaligned array of carbon nanotubes,非特許文献2を参照)であり、該超配列カーボンナノチューブアレイの製造方法は、化学気相堆積法を採用する。該製造方法は、次のステップを含む。ステップ(a)では、平らな基材を提供し、該基材はP型のシリコン基材、N型のシリコン基材及び酸化層が形成されたシリコン基材のいずれか一種である。本実施例において、4インチのシリコン基材を選択することが好ましい。ステップ(b)では、前記基材の表面に、均一的に触媒層を形成する。該触媒層の材料は鉄、コバルト、ニッケル及びその2種以上の合金のいずれか一種である。ステップ(c)では、前記触媒層が形成された基材を700℃〜900℃の空気で30分〜90分間アニーリングする。ステップ(d)では、アニーリングされた基材を反応炉に置き、保護ガスで500℃〜740℃の温度で加熱した後で、カーボンを含むガスを導入して、5分〜30分間反応を行って、超配列カーボンナノチューブアレイ(Superaligned array of carbon nanotubes,非特許文献2)を成長させることができる。該カーボンナノチューブアレイの高さは100マイクロメートル以上である。該カーボンナノチューブアレイは、互いに平行し、基材に垂直するように生長する複数のカーボンナノチューブからなる。該カーボンナノチューブは、長さが長いため、部分的にカーボンナノチューブが互いに絡み合っている。生長の条件を制御することによって、前記カーボンナノチューブアレイは、例えば、アモルファスカーボン及び残存する触媒である金属粒子などの不純物を含まなくなる。
本実施例において、前記カーボンを含むガスとしては例えば、アセチレン、エチレン、メタンなどの活性な炭化水素が選択され、エチレンを選択することが好ましい。保護ガスは窒素ガスまたは不活性ガスであり、アルゴンガスが好ましい。
本実施例から提供されたカーボンナノチューブアレイは、前記の製造方法により製造されることに制限されず、アーク放電法またはレーザー蒸発法で製造してもよい。
第二ステップでは、前記カーボンナノチューブアレイから、少なくとも、一枚のカーボンナノチューブフィルムを引き伸ばす。まず、ピンセットなどの工具を利用して複数のカーボンナノチューブの端部を持つ。例えば、一定の幅を有するテープを利用して複数のカーボンナノチューブの端部を持つ。次に、所定の速度で前記複数のカーボンナノチューブを引き出し、複数のカーボンナノチューブセグメントからなる連続するカーボンナノチューブフィルムを形成する。
前記複数のカーボンナノチューブを引き出す工程において、前記複数のカーボンナノチューブがそれぞれ前記基材から脱離すると、分子間力で前記カーボンナノチューブセグメントが端と端で接合され、連続するカーボンナノチューブフィルムが形成される。
(二)綿毛構造カーボンナノチューブフィルム
前記カーボンナノチューブ構造体は、少なくとも一枚のカーボンナノチューブフィルムを含む。このカーボンナノチューブフィルムは綿毛構造カーボンナノチューブフィルム(flocculated carbon nanotube film)である。図5を参照すると、単一の前記カーボンナノチューブフィルムにおいて、複数のカーボンナノチューブは、絡み合い、等方的に配列されている。前記カーボンナノチューブ構造体においては、前記複数のカーボンナノチューブが均一に分布されている。複数のカーボンナノチューブは配向せずに配置されている。単一の前記カーボンナノチューブの長さは、100nm以上であり、100nm〜10cmであることが好ましい。前記カーボンナノチューブ構造体は、自立構造の薄膜の形状に形成されている。ここで、自立構造とは、支持体材を利用せず、前記カーボンナノチューブ構造体を独立して利用することができるという形態である。前記複数のカーボンナノチューブは、分子間力で接近して、相互に絡み合って、カーボンナノチューブネット状に形成されている。前記複数のカーボンナノチューブは配向せずに配置されて、多くの微小な穴が形成されている。ここで、単一の前記微小な穴の直径が10μm以下になる。前記カーボンナノチューブ構造体におけるカーボンナノチューブは、相互に絡み合って配置されるので、該カーボンナノチューブ構造体は柔軟性に優れ、任意の形状に湾曲して形成させることができる。用途に応じて、前記カーボンナノチューブ構造体の長さ及び幅を調整することができる。前記カーボンナノチューブ構造体の厚さは、0.5nm〜1mmである。
前記カーボンナノチューブフィルムの製造方法は、下記のステップを含む。
第一ステップでは、カーボンナノチューブ原料(綿毛構造カーボンナノチューブフィルムの素になるカーボンナノチューブ)を提供する。
ナイフのような工具で前記カーボンナノチューブを前記基材から剥離し、カーボンナノチューブ原料が形成される。前記カーボンナノチューブは、ある程度互いに絡み合っている。前記カーボンナノチューブの原料においては、該カーボンナノチューブの長さは、100マイクロメートル以上であり、10マイクロメートル以上であることが好ましい。
第二ステップでは、前記カーボンナノチューブ原料を溶剤に浸漬し、該カーボンナノチューブ原料を処理して、綿毛構造のカーボンナノチューブ構造体を形成する。
前記カーボンナノチューブ原料を前記溶剤に浸漬した後、超音波式分散、又は高強度攪拌又は振動などの方法により、前記カーボンナノチューブを綿毛構造に形成させる。前記溶剤は水または揮発性有機溶剤である。超音波式分散方法により、カーボンナノチューブを含む溶剤に対して10〜30分間処理する。カーボンナノチューブは大きな比表面積を有し、カーボンナノチューブの間に大きな分子間力が生じるので、前記カーボンナノチューブはそれぞれもつれて、綿毛構造に形成されている。
第三ステップでは、前記綿毛構造のカーボンナノチューブ構造体を含む溶液をろ過して、最終的な綿毛構造のカーボンナノチューブ構造体を取り出す。
まず、濾紙が置かれたファネルを提供する。前記綿毛構造のカーボンナノチューブ構造体を含む溶剤を濾紙が置かれたファネルにつぎ、しばらく放置して、乾燥させると、綿毛構造のカーボンナノチューブ構造体が分離される。図5を参照すると、前記綿毛構造のカーボンナノチューブ構造体におけるカーボンナノチューブが互いに絡み合って、不規則的な綿毛構造となる。
分離された前記綿毛構造のカーボンナノチューブ構造体を容器に置き、前記綿毛構造のカーボンナノチューブ構造体を所定の形状に展開し、展開された前記綿毛構造のカーボンナノチューブ構造体に所定の圧力を加え、前記綿毛構造のカーボンナノチューブ構造体に残留した溶剤を加熱するか、或いは、該溶剤が自然に蒸発すると、綿毛構造のカーボンナノチューブフィルムが形成される。
前記綿毛構造のカーボンナノチューブ構造体が展開される面積によって、綿毛構造のカーボンナノチューブフィルムの厚さと面密度を制御できる。即ち、一定の体積を有する前記綿毛構造のカーボンナノチューブ構造体は、展開される面積が大きくなるほど、綿毛構造のカーボンナノチューブフィルムの厚さと面密度が小さくなる。
また、微多孔膜とエアーポンプファネル(Air−pumping Funnel)を利用して綿毛構造のカーボンナノチューブフィルムが形成される。具体的には、微多孔膜とエアーポンプファネルを提供し、前記綿毛構造のカーボンナノチューブ構造体を含む溶剤を、前記微多孔膜を通して前記エアーポンプファネルにつぎ、該エアーポンプファネルに抽気し、乾燥させると、綿毛構造のカーボンナノチューブフィルムが形成される。前記微多孔膜は、平滑な表面を有する。該微多孔膜において、単一の微小孔の直径は、0.22マイクロメートルにされている。前記微多孔膜は平滑な表面を有するので、前記カーボンナノチューブフィルムは容易に前記微多孔膜から剥落することができる。さらに、前記エアーポンプを利用することにより、前記綿毛構造のカーボンナノチューブフィルムに空気圧をかけるので、均一な綿毛構造のカーボンナノチューブフィルムを形成させることができる。
前記カーボンナノチューブ構造体が、一枚の前記カーボンナノチューブフィルムだけを含む場合、該カーボンナノチューブフィルムにおけるカーボンナノチューブの両端は、それぞれ、第一電極及び第二電極に電気的に接続される。前記カーボンナノチューブ構造体が、少なくとも二枚の積層された複数のカーボンナノチューブフィルムを含む場合、隣接するカーボンナノチューブフィルム間におけるカーボンナノチューブ同士の成す角度αは、0°〜90°である。少なくとも一枚の前記カーボンナノチューブフィルムにおけるカーボンナノチューブの両端は、それぞれ、前記第一電極及び前記第二電極に電気的に接続される。
(三)超長構造カーボンナノチューブフィルム
前記カーボンナノチューブ構造体は、少なくとも一枚のカーボンナノチューブフィルムを含む。このカーボンナノチューブフィルムは超長構造カーボンナノチューブフィルム(ultra−long carbon nanotube film)である。図6を参照すると、単一の前記カーボンナノチューブフィルムは、ほぼ同じ長さを有する複数のカーボンナノチューブを含む。単一の前記カーボンナノチューブフィルムにおいて、前記複数のカーボンナノチューブは、同じ方向に沿って、均一に並列されている。単一の前記カーボンナノチューブフィルムの厚さは、10nm〜100μmである。前記複数のカーボンナノチューブは、それぞれ前記複数のカーボンナノチューブフィルムの表面に平行に配列され、相互に平行に配列されている。隣接する前記カーボンナノチューブは所定の距離で分離して設置される。前記距離は0〜5μmである。前記距離が0μmである場合、隣接する前記カーボンナノチューブは分子間力で接続されている。前記カーボンナノチューブフィルムにおける各々の前記カーボンナノチューブの長さは、前記カーボンナノチューブフィルムの長さと同じである。単一の前記カーボンナノチューブの長さは、1cm以上であり、1cm〜30cmであることが好ましい。即ち、カーボンナノチューブの長さが超長である。さらに、各々の前記カーボンナノチューブ145に結節がない。本実施形態において、前記カーボンナノチューブフィルムの厚さは10μmである。単一の前記カーボンナノチューブ145の長さは10cmである。
前記カーボンナノチューブフィルムの製造方法は、反応容器を備える成長装置を提供する第一ステップと、一つの表面に触媒層を有する第二基板、及び第一基板を前記成長装置の反応容器の中に設置する第二ステップと、カーボンを含むガスを前記成長装置の中に導入して、前記第二基板にカーボンナノチューブを成長させる第三ステップと、前記カーボンを含むガスの導入を止めて、前記カーボンナノチューブの大部分を前記第一基板に付着させる第四ステップと、触媒を有する新たな第二基板を、前記カーボンナノチューブが成長された第二基板に替えて、前記成長装置の中に設置する第五ステップと、を含む。詳しい説明は、特願2009−7005号に掲載されている。
(四)カーボンナノチューブワイヤ
前記カーボンナノチューブ構造体は少なくとも一本のカーボンナノチューブワイヤを含む。一本の前記カーボンナノチューブワイヤの熱容量は、0(0は含まず)〜2×10−4J/cm・Kであり、5×10−5J/cm・Kであることが好ましい。一本の前記カーボンナノチューブワイヤの直径は4.5nm〜1cmである。図7を参照すると、前記カーボンナノチューブワイヤは、分子間力で接続された複数のカーボンナノチューブからなる。この場合、一本のカーボンナノチューブワイヤ(非ねじれ状カーボンナノチューブワイヤ)は、端と端とが接続された複数のカーボンナノチューブセグメント(図示せず)を含む。前記カーボンナノチューブセグメントは、同じ長さ及び幅を有する。さらに、各々の前記カーボンナノチューブセグメントに、同じ長さの複数のカーボンナノチューブが平行に配列されている。前記複数のカーボンナノチューブはカーボンナノチューブワイヤの中心軸に平行に配列されている。この場合、一本の前記カーボンナノチューブワイヤの直径は、1μm〜1cmである。図8を参照すると、前記カーボンナノチューブワイヤをねじり、ねじれ状カーボンナノチューブワイヤを形成することができる。ここで、前記複数のカーボンナノチューブは前記カーボンナノチューブワイヤの中心軸を軸に、螺旋状に配列されている。この場合、一本の前記カーボンナノチューブワイヤの直径は、1μm〜1cmである。前記カーボンナノチューブ構造体は、前記非ねじれ状カーボンナノチューブワイヤ、ねじれ状カーボンナノチューブワイヤ又はそれらの組み合わせのいずれか一種からなる。
前記カーボンナノチューブワイヤを形成する方法は、カーボンナノチューブアレイから引き出して形成されるカーボンナノチューブフィルムを利用する。前記カーボンナノチューブワイヤを形成する方法は、次の三種がある。第一種では、前記カーボンナノチューブフィルムにおけるカーボンナノチューブの長手方向に沿って、前記カーボンナノチューブフィルムを所定の幅で切断し、カーボンナノチューブワイヤを形成する。第二種では、前記カーボンナノチューブフィルムを有機溶剤に浸漬させて、前記カーボンナノチューブフィルムを収縮させてカーボンナノチューブワイヤを形成することができる。第三種では、前記カーボンナノチューブフィルムを機械加工(例えば、紡糸工程)してねじれたカーボンナノチューブワイヤを形成する。詳しく説明すれば、まず、前記カーボンナノチューブフィルムを紡糸装置に固定させる。次に、前記紡糸装置を動作させて前記カーボンナノチューブフィルムを回転させ、ねじれたカーボンナノチューブワイヤを形成する。
前記カーボンナノチューブ構造体202が複数のカーボンナノチューブワイヤを含む場合、前記複数のカーボンナノチューブワイヤは平行に並列され、又は交叉して織られ、又はねじれていることができる。図9に複数のカーボンナノチューブワイヤ146からなる織物が示されている。該織物の対向する両端に、それぞれ第一電極202及び第二電極202を設置する。前記第一電極202及び第二電極202は前記カーボンナノチューブワイヤ146と電気的に接続されている。
図1を参照すると、本実施例において、前記音波発生器200におけるカーボンナノチューブ構造体202は、ドローン構造カーボンナノチューブフィルムを含む。前記カーボンナノチューブ構造体202の長さは5mm、その幅は3mm、その厚さは50nmである。前記カーボンナノチューブ構造体202は極めて薄いので、前記音波発生器200の透明度が高くなる。
前記イヤフォン20は複数の音波発生器200を含むことができる。この場合、少なくとも一つの前記音波発生器200は前記カーボンナノチューブ構造体202を含み、他の前記音波発生器200は、例えばダイナミック音波発生器、マグネティック音波発生器を含むことができる。
さらに、前記音波発生器200は、複数の電極204を含むことができる。前記複数の電極204は、それぞれ所定の距離で分離して、前記カーボンナノチューブ構造体202の表面に設置されている。各々の電極204は一本のワイヤ230に接続して、前記ワイヤ230からの電気信号を前記カーボンナノチューブ構造体202に転送する。前記複数の電極204と前記カーボンナノチューブ構造体202とを良好に電気的に接続させるために、前記複数の電極204と前記カーボンナノチューブ構造体202との間に導電性接着層(図示せず)を設置することもできる。前記導電性接着層は、前記カーボンナノチューブ構造体202の表面に設置されることができる。前記導電性接着層は銀ペーストからなる。
前記カーボンナノチューブ構造体202におけるカーボンナノチューブが同じ方向に沿って配列する場合、一本のカーボンナノチューブの両端に、それぞれ一つの前記電極204が接続されている。即ち、前記カーボンナノチューブは、一つの電極204からもう一つの電極204までの方向に平行して配列されている。前記電極204に電圧を印加すると、前記カーボンナノチューブ構造体202は電気を熱に変換する。該熱による温度波は、前記カーボンナノチューブ構造体202の周りの空気密度を変化させ音波を発生させる。
図10を参照すると、前記カーボンナノチューブ構造体202が正方形である場合、前記電極204の長さは、前記カーボンナノチューブ構造体202の一側の長さと同じ、又はそれよりも長い。前記カーボンナノチューブ構造体202がドローン構造カーボンナノチューブフィルムを含む場合、前記カーボンナノチューブ構造体202におけるカーボンナノチューブの両端が、それぞれ異なる電極204に接続されている。
図11を参照すると、前記カーボンナノチューブ構造体202が円形である場合、一つの電極204は前記カーボンナノチューブ構造体202の縁部に沿って設置されるが、もう一つの電極204は前記カーボンナノチューブ構造体202の中心に設置される。前記カーボンナノチューブ構造体202におけるカーボンナノチューブは、前記カーボンナノチューブ構造体202の中心から縁部までの方向に沿って、放射状に配列されている。前記電極204は、金属、導電接着剤、カーボンナノチューブ、ITOのいずれか一種からなる。
前記電極204が金属棒である場合、前記カーボンナノチューブ構造体202を支持することができる。前記カーボンナノチューブ構造体202は接着性を有するので、前記カーボンナノチューブ構造体202を直接前記電極204に接着させることができる。さらに、前記電極204は、導電線(図示せず)によってそれぞれ信号入力装置の二つの端部に接続されて増幅した信号を受信する。
前記カーボンナノチューブ構造体202及び前記電極204を良好に接続させるために、前記カーボンナノチューブ構造体202及び前記電極204の間に導電接着層(図示せず)を設置することができる。前記接着層は、前記カーボンナノチューブ構造体202の表面に設置されることができる。本実施例において、前記導電接着層は銀ペーストからなる。
勿論、前記電極204を利用せず、前記カーボンナノチューブ構造体202を直接信号入力装置に接続することもできる。
図12を参照すると、前記音波発生器200はさらに支持体222を含むことができる。前記支持体は前記筐体210の中に設けられている。前記支持体は前記筐体210と一体化されることもできる。前記音波発生器222が前記筐体210の中に設置された場合、前記筐体210と所定の距離で分離している。本実施例において、前記支持体222は枠形であり、又は二つの棒体に形成されている。前記音波発生器200は全て前記支持体222により支持され、又はその一部が懸架されている。これにより、前記音波発生器200と空気とを良好に接触させることができる。
前記音波発生器200に利用したカーボンナノチューブ構造体202は複数のカーボンナノチューブを含み、単位面積あたりの熱容量が小さいので、前記カーボンナノチューブ構造体202で生じた温度波により周辺の媒体に圧力振動を発生させることができる。前記音波発生器200に信号(例えば、電気信号)を転送すると、信号強度及び/又は信号によって前記音波発生器200に熱が生じる。温度波の拡散により、周辺の空気が熱膨張されて音が生じる。この点において、振動板の機械振動によって生じた圧力波により音を発生させる従来のスピーカーの原理と大きく異なる。前記入力信号が電気信号である場合、前記音波発生器200は、電気―熱―音の変換方式によって作動するが、前記入力信号が光学信号である場合、前記音波発生器200は、光―熱―音の変換方式によって作動する。
図13は本発明の実施例1における前記イヤフォン20の周波数応答曲線である。前記イヤフォン20の音波発生器200は、一枚のドローンカーボンナノチューブフィルム(長さ及び幅は30mm)を含む前記カーボンナノチューブ構造体202を含む。この場合、50Vの交流電気信号を前記イヤフォン20に提供する。前記イヤフォン20の性能を検出するために、前記イヤフォン20と5cmの距離で分離して、前記イヤフォン20の一側に対向してマイクロホンを設置する。図13から、前記イヤフォン20の周波数応答範囲が広く、音圧レベルが高いことが理解できる。前記イヤフォン20の音圧レベルは50dB〜105dBである。前記イヤフォン20に4.5Wの電圧を印加する場合、前記イヤフォン20の周波数応答範囲は、1Hz〜100KHzである。前記イヤフォン20の高調波歪みは非常に小さく、例えば、500Hz〜40KHzの範囲においてわずか3%未満である。
例として、前記カーボンナノチューブ構造体202は五本のカーボンナノチューブワイヤ構造体を含み、各々の前記カーボンナノチューブワイヤ構造体は一本のカーボンナノチューブワイヤを含む。隣接する前記カーボンナノチューブワイヤ構造体の間の距離は、1cmであり、単一の前記カーボンナノチューブワイヤ構造体の直径は50μmである。この場合、50Vの交流電気信号を前記イヤフォン20に提供する。前記イヤフォン20の音圧レベルは50dB〜95dBである。前記イヤフォン20に4.5Wの電圧を印加する場合、前記カーボンナノチューブ構造体202の周波数応答範囲は、100Hz〜100KHzである。
(実施例2)
図14を参照すると、本実施例はオーバーヘッド型のヘッドフォン30を提供する。該ヘッドフォン30は、二つの筐体310と、ヘッドバンド320と、少なくとも二つの音波発生器300と、を含む。前記ヘッドバンド320は湾曲でき、使用者の頭に掛ける構造を有する。前記ヘッドバンド320の両方の端部に、それぞれ一つの筐体310が設置されている。前記ヘッドバンド320を使用者の頭に掛けた場合、前記二つの筐体310はそれぞれ使用者の耳に近接している。
前記筐体310の内部の構造は、実施例1と同じである。各々の前記筐体310の中には少なくとも一つの音波発生器300が設置されている。前記音波発生器300はカーボンナノチューブ構造体302を含む。前記音波発生器300はそれぞれ異なるワイヤに接続され、異なる電気信号を受信することができる。
さらに、各々の前記筐体310を覆うように、一つのパッド330を設置することができる。前記筐体310の前記ヘッドバンド320と接続させるように、前記音波発生器300にマイクロフォン(図示せず)を設置することができる。前記ヘッドフォン30の筐体310の中に無線信号受信素子(図示せず)を設置することができる。前記無線信号受信素子は前記音波発生器300と電気的に接続されている。
(実施例3)
図15を参照すると、本実施例は耳介に引っ掛けるインナーイヤー型のイヤフォン40を提供する。該イヤフォン40は、二つの筐体410と、掛け部420と、少なくとも二つの音波発生器400と、を含む。前記掛け部420は前記筐体410に接続されている。前記掛け部420により使用者の耳を包むことができる。
前記筐体410の内部の構造は、実施例1と同じである。各々の前記筐体410の中には少なくとも一つの音波発生器400が設置されている。前記音波発生器400はカーボンナノチューブ構造体402を含む。前記音波発生器400は、少なくとも二つの、相互に分離して設置された電極404を含むことができる。
さらに、各々の前記筐体410を覆うように、一つのパッド(図示せず)を設置することができる。前記筐体410の前記ヘッドバンドと接続させるように、前記音波発生器400にマイクロフォン(図示せず)を設置することができる。前記イヤフォン40の筐体410の中に無線信号受信素子(図示せず)を設置することができる。前記無線信号受信素子は前記音波発生器400と電気的に接続されている。
10 イヤフォン
100 音波発生器
104 マグネット
106 コーン
110 筐体
143a カーボンナノチューブフィルム
143b カーボンナノチューブセグメント
145 カーボンナノチューブ
146 カーボンナノチューブワイヤ
20 イヤフォン
200 音波発生器
202 カーボンナノチューブ構造体
204 電極
210 筐体
222 支持体
230 ワイヤ
30 イヤフォン
300 音波発生器
302 カーボンナノチューブ構造体
304 電極
310 筐体
40 イヤフォン
400 音波発生器
402 カーボンナノチューブ構造体
404 電極
410 筐体
420 掛け部

Claims (7)

  1. 少なくとも一つの筐体と、該筐体の中に設置された、熱音響現象に基づいて音波を発生する少なくとも一つの音波発生器と、を含むイヤフォンにおいて、
    前記音波発生器は、カーボンナノチューブ構造体を含むことを特徴とするイヤフォン。
  2. 前記カーボンナノチューブ構造体は自立構造を有することを特徴とする請求項1に記載のイヤフォン。
  3. 前記カーボンナノチューブ構造体の単位面積当たりの熱容量が0(0は含まず)〜2×10−4J/cm・K以下であることを特徴とする、請求項1又は2に記載のイヤフォン。
  4. 前記カーボンナノチューブ構造体が、少なくとも一枚のカーボンナノチューブフィルムを有することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載のイヤフォン。
  5. 単一の前記カーボンナノチューブフィルムが、ドローン構造カーボンナノチューブフィルム、超長構造カーボンナノチューブフィルム、プレシッド構造カーボンナノチューブフィルム、又は綿毛構造カーボンナノチューブフィルムのいずれか一種であることを特徴とする、請求項4に記載のイヤフォン。
  6. 前記音波発生器は少なくとも二つの電極を含み、
    前記少なくとも二つの電極が所定の距離で分離して、それぞれ前記音波発生器に電気的に接続されていることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載のイヤフォン。
  7. 前記イヤフォンは無線信号受信素子を含むことを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載のイヤフォン。
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