JP5113131B2 - 照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、照明装置に関し、特に熱音響素子を利用した照明装置に関するものである。
従来の照明装置は光源と、該光源を支持するための支持体と、前記光源を覆うためのランプシェイドと、を含む。しかし、使用者は照明装置を利用する時、該照明装置で音楽を流すという希望がある。従って、照明装置に音響素子を組合わせる研究が進んでいる。
一般的に、音響装置は信号装置及び音波発生器を含む。前記信号装置は、信号を前記音波発生器(例えばスピーカー)に伝送する。スピーカーは電気音響変換器として、電気信号を音に変換することができる。動作原理により、スピーカーは、ダイナミックスピーカー、マグネティックスピーカー、静電気スピーカー、圧電スピーカーなどの多種に分類される。前記多種のスピーカーは、全て機械的振動によって音波を生じ、即ち、電気―機械力―音の変換を実現する。ここで、ダイナミックスピーカーが広く利用されている。
一般に、従来のダイナミックスピーカーは、ボイスコイルと、マグネットと、コーンと、を含む。前記ボイスコイルは導電部品として、前記マグネットの間に設置されている。前記ボイスコイルへ電流を流す場合、前記ボイスコイルによる電磁場及びマグネットによる磁場の相互作用により、前記コーンが振動して空気の圧力変動が連続して生じるので、音波を発生することができる。
Sumio Iijima,"Helical Microtubules of Graphitic Carbon",Nature、1991年、第354巻,p56 Kaili Jiang、Qunqing Li、Shoushan Fan、"Spinning continuous carbon nanotube yarns"、Nature、2002年、第419巻、p.801
しかし、前記ダイナミックスピーカーは、重いマグネット及び磁場の作用に依存しているので、前記ダイナミックスピーカーの構造は複雑である。また、前記ダイナミックスピーカーのマグネットは、前記スピーカーに近く配置された電子装置に、悪い影響を与えるという課題がある。さらに、前記ダイナミックスピーカーは電気信号の入力の条件により作動するので、電気信号を提供しない場合、前記ダイナミックスピーカーは作動できないという課題がある。
九十年代の初めから、カーボンナノチューブ(非特許文献1を参照する)を代表するナノ材料は独特な構造と性質によって人々の関心を集めている。近年では、カーボンナノチューブ及びナノ材料の更なる研究に伴って、次第に、その応用の可能性が広がっている。例えば、カーボンナノチューブは独特な電磁学、光学、力学、化学などの性能を持っているので、電界放出電子源、センサ、新型光学材料などの分野で応用する研究が数多く報告されている。しかしながら、従来技術では、カーボンナノチューブが音を発するデバイスは、照明装置の分野には応用されていない。
本発明の照明装置は、支持体と、光源と、音波発生素子と、を含む。前記音波発生素子がカーボンナノチューブ構造体を含む。
前記カーボンナノチューブ構造体において、複数のカーボンナノチューブは分子間力で接続されている。
前記カーボンナノチューブ構造体の単位面積当たりの熱容量が0(0は含まず)〜2×10−4J/cm・Kである。
前記カーボンナノチューブ構造体が、少なくとも一枚のカーボンナノチューブフィルムを含む。
前記カーボンナノチューブ構造体が、複数のカーボンナノチューブワイヤを含む。
前記音響素子の少なくとも一部は、前記光源を囲む。
前記音響素子は支持体により支持され、前記音響素子の少なくとも一部は、前記支持体と接触する。
前記照明装置は、少なくとも二つの電極を含む。前記少なくとも二つの電極は、前記カーボンナノチューブ構造体と電気的に接続されている。
従来の技術と比べて、本発明の照明装置は次の優れた点がある。第一は、本発明照明装置において、音響素子に利用された音波発生器は、単にカーボンナノチューブ構造体及び二つの電極を含むので、前記照明装置はフレキシブル性を有し、構造が簡単であり、コストが低い。第二は、本発明の照明装置はカーボンナノチューブ構造体を加熱することにより音波を発生するので、マグネットを利用する必要がない。第三は、カーボンナノチューブ構造体は、単位面積当たりの熱容量が小さく、比表面積が大きく、熱交換の速度が速いので、音を良好に発生することができる。第四は、カーボンナノチューブ構造体は薄いので、透明な照明装置を製造することができる。第五は、カーボンナノチューブ構造体は非常に軽いので、本発明の照明装置は軽量化が実現できる。
本発明の実施例1における照明装置の模式図である。 本発明の実施例1における照明装置の上視図である。 本発明のカーボンナノチューブフィルムの走査型電子顕微鏡写真である。 本発明のカーボンナノチューブセグメントの模式図である。 本発明のカーボンナノチューブワイヤのSEM写真である。 本発明のねじれたカーボンナノチューブワイヤのSEM写真である。 本発明の複数のカーボンナノチューブフィルム又は/及びカーボンナノチューブワイヤからなる織物の模式図である。 本発明の実施例1における照明装置の音響素子の回路図である。 本発明の実施例1における照明装置の周波数応答曲線である。 本発明の実施例2における照明装置の模式図である。 本発明の実施例3における照明装置の模式図である。 本発明の実施例4における照明装置の模式図である。 図12のXIII−XIII線に沿う本発明の実施例4における照明装置の断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
(実施例1)
図1を参照すると、本実施例の照明装置10は、光源110と、音響素子100と、支持体120と、を含む。前記光源110は前記支持体120で支持されている。前記音響素子100は前記光源110に近接して設置されている。前記音響素子100及び前記光源110は、前記支持体120に設置されている。
前記光源110は点光源(例えば、電球)、線光源又は面光源である。前記光源110は蛍光灯、ガス放電灯、電気アーク灯、発光ダイオード灯のいずれか一種である。前記支持体120は前記光源110及び音響素子100を支持するため、一定の強靭性を有しなければならない。さらに、前記支持体120は前記光源110及び音響素子100と絶縁状態で設置されている。図1を参照すると、本実施例の支持体120は基板である。該支持体120は中空の構造を有する基板であることができる。この場合、前記光源110及び音響素子100と接続するための導電線(図示せず)を、前記中空の構造を有する前記基板の中に設置することができる。
前記音響素子100は前記光源110と分離して設置されることができる。前記音響素子100は平面状、湾曲面状又は中空の三次元構造を有する構造である。前記音響素子100は少なくとも一部的に前記光源110を囲む。この場合、前記音響素子100はランプシェイドとして利用できる。図1及び図2を参照すると、本実施例において、前記音響素子100は中空の三次元構造であり、前記光源110は該中空の三次元構造体の中央に設置されている。前記音響素子100は開口104を有する。
前記音響素子100は音波発生器102と、第一電極142と、第二電極144と、を含む。前記第一電極142及び第二電極144は所定の距離で離れるように、それぞれ前記音波発生器102に電気的に接続されている。且つ、前記第一電極142及び第二電極144はそれぞれ信号装置(図示せず)に電気的に接続されている。前記第一電極142及び第二電極144により、前記信号装置からの信号を前記音波発生器14へ転送する。
前記第一電極142及び第二電極144は金属、導電接着剤、カーボンナノチューブ、ITOのいずれかの導電材料からなる。本実施例において、前記第一電極142及び第二電極144は棒状の金属電極である。前記音波発生器102はそれぞれ前記第一電極142及び第二電極144に電気的に接続されている。前記音波発生器102に利用したカーボンナノチューブ構造体は接着性を有するので、前記音波発生器102を直接前記第一電極142及び第二電極144に接着させることができる。さらに、前記第一電極142及び第二電極144は、導電線(図示せず)によってそれぞれ前記信号装置の両端に接続されている。
本実施例において、前記第一電極142及び第二電極144は金属棒である。前記第一電極142及び第二電極144は前記音波発生器102の両端に設置することにより、前記音波発生器102を前記第一電極142及び第二電極144の間に懸架することができる。本実施例において、前記第一電極142及び第二電極144は前記支持体120に組み合わせられている。
図1及び2を参照すると、本実施例において、前記音響素子100は二つの前記第一電極142及び二つの第二電極144を含む。前記支持体120は立方体であることが好ましい。前記第一電極142及び第二電極144はそれぞれ前記支持体120の一つの表面に垂直して、前記支持体120の四つの隅に設置されている。前記第一電極142及び第二電極144によって支持された前記音波発生器102は、中空の構造体に形成されている。具体的に、前記音波発生器102は、前記第一電極142及び第二電極144で支持されている。前記音波発生器102の幅に沿う方向は、前記第一電極142及び第二電極144と平行である。前記光源110は、該中空の構造体の中に設置されている。前記光源110からの光は、前記音波発生器102を透過することができる。
前記第一電極142又は第二電極144の数量は制限されず、前記第一電極142又は第二電極144を交互に、前記支持体120の一つの表面に垂直に配列させる。これにより、前記第一電極142又は第二電極144は、前記音波発生器102を、複数の領域に分割することができる。全ての前記第一電極142は前記信号装置の一つ端部に接続され、全ての前記第二電極144は前記信号装置の前記端部に対向する端部に接続されている。
前記音波発生器102はカーボンナノチューブ構造体を含む。前記カーボンナノチューブ構造体は大きな比表面積(例えば、50m/g以上)を有する。該カーボンナノチューブ構造体の単位面積当たりの熱容量は、0(0は含まず)〜2×10−4J/cm・Kであるが、好ましくは、0(0は含まず)〜1.7×10−6J/cm・Kであり、本実施例では、1.7×10−6J/cm・Kである。さらに、前記カーボンナノチューブ構造体の表面に、金属層を形成することができる。前記カーボンナノチューブ構造体には、複数のカーボンナノチューブが均一に分散されている。該複数のカーボンナノチューブは分子間力で接続されている。前記カーボンナノチューブ構造体は、金属型のカーボンナノチューブを含むことが好ましい。前記カーボンナノチューブ構造体に、前記複数のカーボンナノチューブが配向し又は配向せずに配置されている。前記複数のカーボンナノチューブの配列方式により、前記カーボンナノチューブ構造体は非配向型のカーボンナノチューブ構造体及び配向型のカーボンナノチューブ構造体の二種に分類される。本実施例における非配向型のカーボンナノチューブ構造体では、カーボンナノチューブが異なる方向に沿って配置され、又は絡み合っている。配向型のカーボンナノチューブ構造体では、前記複数のカーボンナノチューブが同じ方向に沿って配列している。又は、配向型のカーボンナノチューブ構造体において、配向型のカーボンナノチューブ構造体が二つ以上の領域に分割される場合、各々の領域における複数のカーボンナノチューブが同じ方向に沿って配列されている。この場合、異なる領域におけるカーボンナノチューブの配列方向は異なる。前記カーボンナノチューブは、単層カーボンナノチューブ、二層カーボンナノチューブ又は多層カーボンナノチューブである。前記カーボンナノチューブが単層カーボンナノチューブである場合、直径は0.5nm〜50nmに設定され、前記カーボンナノチューブが二層カーボンナノチューブである場合、直径は1nm〜50nmに設定され、前記カーボンナノチューブが多層カーボンナノチューブである場合、直径は1.5nm〜50nmに設定される。
前記カーボンナノチューブ構造体は平板型である場合、その厚さは0.5nm〜1mmに設けられている。前記カーボンナノチューブ構造体は線型である場合、その直径は0.5nm〜1mmに設けられている。
本発明のカーボンナノチューブ構造体としては、以下のものが挙げられる。
(一)ドローン構造カーボンナノチューブフィルム
前記カーボンナノチューブ構造体は、図3に示す、少なくとも一枚のカーボンナノチューブフィルムを含む。このカーボンナノチューブフィルムはドローン構造カーボンナノチューブフィルム(drawn carbon nanotube film)である。前記カーボンナノチューブフィルムは、超配列カーボンナノチューブアレイ(非特許文献2を参照)から引き出して得られたものである。単一の前記カーボンナノチューブフィルムにおいて、複数のカーボンナノチューブが同じ方向に沿って、端と端が接続されている。即ち、単一の前記カーボンナノチューブフィルムは、分子間力で長さ方向端部同士が接続された複数のカーボンナノチューブを含む。図3及び図4を参照すると、単一の前記カーボンナノチューブフィルムは、複数のカーボンナノチューブセグメント143を含む。前記複数のカーボンナノチューブセグメント143は、長さ方向に沿って分子間力で端と端が接続されている。それぞれのカーボンナノチューブセグメント143は、相互に平行に、分子間力で結合された複数のカーボンナノチューブ145を含む。単一の前記カーボンナノチューブセグメント143において、前記複数のカーボンナノチューブ145の長さが同じである。前記カーボンナノチューブフィルム143を有機溶剤に浸漬させることにより、前記カーボンナノチューブフィルム143の強靭性及び機械強度を高めることができる。有機溶剤に浸漬された前記カーボンナノチューブフィルムの単位面積当たりの熱容量が低くなるので、その熱音響効果を高めることができる。前記カーボンナノチューブフィルム143の幅は100μm〜10cmに設けられ、厚さは0.5nm〜100μmに設けられる。
前記カーボンナノチューブ構造体は、積層された複数の前記カーボンナノチューブフィルムを含むことができる。この場合、隣接する前記カーボンナノチューブフィルムは、分子間力で結合されている。隣接する前記カーボンナノチューブフィルムにおけるカーボンナノチューブは、それぞれ0°〜90°の角度で交差している。隣接する前記カーボンナノチューブフィルムにおけるカーボンナノチューブが0°以上の角度で交差する場合、前記カーボンナノチューブ構造体に複数の微孔が形成される。又は、前記複数のカーボンナノチューブフィルムは、隙間なく並列されることもできる。
前記カーボンナノチューブフィルムの製造方法は次のステップを含む。
第一ステップでは、カーボンナノチューブアレイを提供する。該カーボンナノチューブアレイは、超配列カーボンナノチューブアレイ(Superaligned array of carbon nanotubes,非特許文献2を参照)であり、該超配列カーボンナノチューブアレイの製造方法は、化学気相堆積法を採用する。該製造方法は、次のステップを含む。ステップ(a)では、平らな基材を提供し、該基材はP型のシリコン基材、N型のシリコン基材及び酸化層が形成されたシリコン基材のいずれか一種である。本実施例において、4インチのシリコン基材を選択することが好ましい。ステップ(b)では、前記基材の表面に、均一的に触媒層を形成する。該触媒層の材料は鉄、コバルト、ニッケル及びその2種以上の合金のいずれか一種である。ステップ(c)では、前記触媒層が形成された基材を700℃〜900℃の空気で30分〜90分間アニーリングする。ステップ(d)では、アニーリングされた基材を反応炉に置き、保護ガスで500℃〜740℃の温度で加熱した後で、カーボンを含むガスを導入して、5分〜30分間反応を行って、超配列カーボンナノチューブアレイ(Superaligned array of carbon nanotubes,非特許文献2)を成長させることができる。該カーボンナノチューブアレイの高さは100マイクロメートル以上である。該カーボンナノチューブアレイは、互いに平行し、基材に垂直するように生長する複数のカーボンナノチューブからなる。該カーボンナノチューブは、長さが長いため、部分的にカーボンナノチューブが互いに絡み合っている。生長の条件を制御することによって、前記カーボンナノチューブアレイは、例えば、アモルファスカーボン及び残存する触媒である金属粒子などの不純物を含まなくなる。
本実施例において、前記カーボンを含むガスとしては例えば、アセチレン、エチレン、メタンなどの活性な炭化水素が選択され、エチレンを選択することが好ましい。保護ガスは窒素ガスまたは不活性ガスであり、アルゴンガスが好ましい。
本実施例から提供されたカーボンナノチューブアレイは、前記の製造方法により製造されることに制限されず、アーク放電法またはレーザー蒸発法で製造してもいい。
第二ステップでは、前記カーボンナノチューブアレイから、少なくとも、一枚のカーボンナノチューブフィルムを引き伸ばす。まず、ピンセットなどの工具を利用して複数のカーボンナノチューブの端部を持つ。例えば、一定の幅を有するテープを利用して複数のカーボンナノチューブの端部を持つ。次に、所定の速度で前記複数のカーボンナノチューブを引き出し、複数のカーボンナノチューブセグメントからなる連続のカーボンナノチューブフィルムを形成する。
前記複数のカーボンナノチューブを引き出す工程において、前記複数のカーボンナノチューブがそれぞれ前記基材から脱離すると、分子間力で前記カーボンナノチューブセグメントが端と端で接合され、連続のカーボンナノチューブフィルムが形成される。
(二)カーボンナノチューブワイヤ
前記カーボンナノチューブ構造体は少なくとも一本のカーボンナノチューブワイヤを含む。一本の前記カーボンナノチューブワイヤの熱容量は、0(0は含まず)〜2×10−4J/cm・Kであり、5×10−5J/cm・Kであることが好ましい。一本の前記カーボンナノチューブワイヤの直径は4.5nm〜1cmである。図5を参照すると、前記カーボンナノチューブワイヤは、分子間力で接続された複数のカーボンナノチューブからなる。この場合、一本のカーボンナノチューブワイヤ(非ねじれ状カーボンナノチューブワイヤ)は、端と端とが接続された複数のカーボンナノチューブセグメント(図示せず)を含む。前記カーボンナノチューブセグメントは、同じ長さ及び幅を有する。さらに、各々の前記カーボンナノチューブセグメントに、同じ長さの複数のカーボンナノチューブが平行に配列されている。前記複数のカーボンナノチューブはカーボンナノチューブワイヤの中心軸に平行に配列されている。この場合、一本の前記カーボンナノチューブワイヤの直径は、1μm〜1cmである。図6を参照すると、前記カーボンナノチューブワイヤをねじり、ねじれ状カーボンナノチューブワイヤを形成することができる。ここで、前記複数のカーボンナノチューブは前記カーボンナノチューブワイヤの中心軸を軸に、螺旋状に配列されている。この場合、一本の前記カーボンナノチューブワイヤの直径は、1μm〜1cmである。前記カーボンナノチューブ構造体は、前記非ねじれ状カーボンナノチューブワイヤ、ねじれ状カーボンナノチューブワイヤ又はそれらの組み合わせのいずれか一種からなる。
前記カーボンナノチューブワイヤを形成する方法は、カーボンナノチューブアレイから引き出して形成されるカーボンナノチューブフィルムを利用する。前記カーボンナノチューブワイヤを形成する方法は、次の三種がある。第一種では、前記カーボンナノチューブフィルムにおけるカーボンナノチューブの長手方向に沿って、前記カーボンナノチューブフィルムを所定の幅で切断し、カーボンナノチューブワイヤを形成する。第二種では、前記カーボンナノチューブフィルムを有機溶剤に浸漬させて、前記カーボンナノチューブフィルムを収縮させてカーボンナノチューブワイヤを形成することができる。第三種では、前記カーボンナノチューブフィルムを機械加工(例えば、紡糸工程)してねじれたカーボンナノチューブワイヤを形成する。詳しく説明すれば、まず、前記カーボンナノチューブフィルムを紡糸装置に固定させる。次に、前記紡糸装置を動作させて前記カーボンナノチューブフィルムを回転させ、ねじれたカーボンナノチューブワイヤを形成する。
前記カーボンナノチューブ構造体は複数のカーボンナノチューブワイヤを含む場合、前記複数のカーボンナノチューブワイヤは平行に並列され、又は交叉して織られ、又はねじれていることができる。図7に複数のカーボンナノチューブワイヤ149からなる織物が示されている。勿論、前記織物はカーボンナノチューブワイヤ及びカーボンナノチューブフィルムからなることができる。
前記音波発生器102に利用したカーボンナノチューブ構造体の一部が破損した場合でも、前記カーボンナノチューブ構造体により音波を発生することもできる。これに対して、従来のスピーカーの振動板又はコーンが損傷した場合、音波を発生することができない。
図1に示されるように、本実施例の音波発生器102はカーボンナノチューブ構造体を含む。前記カーボンナノチューブ構造体はカーボンナノチューブフィルムを含む。該カーボンナノチューブフィルムにおいて、カーボンナノチューブが同じ方向に沿って配列されている。前記カーボンナノチューブフィルムの幅は、前記第一電極142及び第二電極144の長さと同じ、又はより短くように設けられている。前記カーボンナノチューブフィルムは前記第一電極142及び第二電極144を囲んで中空の構造を形成する。前記カーボンナノチューブフィルムにおけるカーボンナノチューブの配列方向は、前記第一電極142及び第二電極144の長手方向と垂直している。
前記第一電極142又は第二電極144と前記音波発生器14とを良好に電気的に接続させるために、前記第一電極142又は第二電極144と前記音波発生器14との間に導電性接着層(図示せず)を設置することもできる。前記導電性接着層は、前記音波発生器14の表面に設置されることができる。前記導電性接着層は銀ペーストからなる。
図8を参照すると、前記照明装置10は、さらに信号装置130を含む。前記信号装置130は前記第一電極142又は第二電極144と電気的に接続されている。前記信号装置130は、電気信号装置、直流電流脈動信号装置、交流電流装置、電磁波信号装置(例えば、光学信号装置、レーザー)のいずれかの一種である。前記信号装置130から前記音波発生器14へ転送された信号は、例えば、電磁波(例えば、光学信号)、電気信号(例えば、交流電流、直流電流脈動信号、オーディオ電気信号)又はそれらの混合信号である。前記信号はカーボンナノチューブ構造体に受信されて熱として放射される。熱の放射によって周辺媒体(環境)の圧力強度が変化するので、検出可能信号を発生することができる。前記カーボンナノチューブ構造体は柔軟であるので、前記カーボンナノチューブ構造体を多種の形状に形成でき、さらに、前記カーボンナノチューブ構造体を硬い絶縁体又は柔軟な絶縁体(例えば旗又は布)の表面に設置することができる。前記カーボンナノチューブ構造体が設置された旗が風にはためく場合、前記音波発生器102として利用されることができる。前記カーボンナノチューブ構造体が設置された布は、MP3のようなプレーヤーとして音楽を再生することができる。さらに、前記カーボンナノチューブ構造体が設置された布を利用することにより、身体障害者(例えば聴覚障害者)を助けることができる。
前記照明装置10において、前記音波発生器102の前記カーボンナノチューブ構造体は複数のカーボンナノチューブを含み、単位面積当たりの熱容量が小さいので、前記音波発生器102で生じた温度波により周辺の媒体に圧力振動を発生させることができる。前記音波発生器102のカーボンナノチューブ構造体に信号(例えば、電気信号)を転送すると、信号強度及び/又は信号によって前記カーボンナノチューブ構造体に熱が生じる。温度波の拡散により、周辺の空気が熱膨張されて音が生じる。この原理は、従来のスピーカーにおける振動板の機械振動によって生じた圧力波により音を発生させる原理とは大きく異なる。前記入力信号が電気信号である場合、本実施例の照明装置10の音響素子100は、電気―熱―音の変換方式によって作動するが、前記入力信号は光学信号である場合、前記音響素子100は、光―熱―音の変換方式によって作動する。前記光学信号のエネルギーは前記音波発生器102で吸収されて、熱として放射される。熱の放射によって周辺媒体(環境)の圧力強度が変化するので、検出可能信号を発生させることができる。
図9は本発明の実施例1における照明装置10の音響素子100の周波数応答曲線である。この場合、50Vの交流電気信号を前記カーボンナノチューブ構造体に提供する。前記音響素子100の性能を検出するために、前記音波発生器102と5cmの距離で分離して、前記音波発生器102の一側に対向してマイクロホンを設置する。図9から、前記音響素子100の周波数応答範囲が広く、音圧レベルが高いことが理解できる。前記音響素子100の音圧レベルは50dB〜105dBである。前記音響素子100に4.5Wの電圧を印加する場合、前記音響素子100の周波数応答範囲は、1Hz〜100KHzである。前記音響素子100の高調波歪みは非常に小さく、例えば、500Hz〜40KHzの範囲においてわずか3%に達することができる。
前記音響素子100の前記カーボンナノチューブ構造体が、五本の前記カーボンナノチューブワイヤを含む場合、隣接する前記カーボンナノチューブワイヤの間の距離は1cmであり、一本の前記カーボンナノチューブワイヤの直径は50μmである。前記カーボンナノチューブ構造体に50Vの交流電気信号を転送する場合、前記音響素子100で生じた音圧レベルは50dB〜100dBである。前記音響素子100に4.5Wの電圧を印加する場合、前記音響素子100の周波数応答範囲は、100Hz〜100KHzである。
前記光源110及び音響素子100はそれぞれ異なる回路に接続されることができる。例えば、前記光源110及び音響素子100を集積回路に接続させる場合、前記音波発生器102から流れた音量により、前記光源110の輝度及び色を変化させることができる。前記集積回路にコンデンサ及びレジスタを組み合わせることにより、前記集積回路は入力信号の電圧によって、前記光源110の輝度をコントロールすることができる。前記照明装置20は一つより多い光源110を含む場合、前記集積回路は入力信号の周波によって、前記光源110の輝度をコントロールすることができる。従って、複数の音響素子100から異なる帯域の音を放出する場合、異なる光源110を作動することができる。
(実施例2)
図10を参照すると、本実施例の照明装置20は、光源210と、音響素子200と、支持体220と、を含む。前記光源210は前記支持体220で支持されている。前記音響素子200は前記光源210に近接して設置されている。前記音響素子200及び前記光源210は、前記支持体120に設置されている。本実施例の照明装置20は、実施例1の照明装置10と類似している。
前記音響素子200は固定体206と、第一電極242及び第二電極244と、を含む。前記固定体206は前記支持体220の上/中に設置されている。前記第一電極242及び第二電極244は前記固定体206の上/中に設置されている。前記固定体206は平面状、湾曲面状又は中空構造を有する構造である。前記固定体206は湾曲表面を有する場合、少なくとも一部的に前記光源210を囲む。前記固定体206は三次元の構造を有する場合、前記固定体206は中空の構造を形成し、前記光源210を囲むことができる。前記固定体206は平面を有する場合、前記固定体206は前記光源210の一側に設置され、前記光源210に対向している。前記固定体206は少なくとも前記光源210の一部を囲む場合、前記固定体206及び音響素子200はランプシェイドとして利用できる。
前記支持体206はダイヤモンド、石英などのような固い材料、又はプラスチック、樹脂、織物などの柔軟な材料からなる。前記支持体206は前記光源210及び音響素子200を支持するため、一定の強靭性を有しなければならない。さらに、前記支持体206は良好な熱絶縁性を有することが好ましい。従って、前記支持体206は前記音波発生器202より生じた熱を吸収することを防止することができる。前記支持体206は良好な光透過性を有することが好ましい。
前記音波発生器202は実施例1と同じであり、カーボンナノチューブ構造体を含む。カーボンナノチューブ構造体の比表面積が大きいので、前記音波発生器202は接着剤を利用せず、直接前記支持体206に接着されることができる。勿論、接着剤を利用して、前記音波発生器202を前記支持体206に接着させることができる。
前記音波発生器202は前記固定体206で支持されるので、前記第一電極242及び第二電極244は前記音波発生器202を支持するための構造を形成する必要がなくなる。例えば、前記第一電極242及び第二電極244は銀ペーストからなり、前記固定体206に形成されることができる。前記固定体206は透明なチューブ状構造体であることができる。この場合、前記固定体106はガラスからなる。前記光源210は前記固定体206で囲まれるように、前記固定体206と並びに前記支持体220に設置されている。前記音波発生器202を保護するために、前記音波発生器202を前記チューブ状の固定体206の裏表面に設置する。前記第一電極242及び第二電極244は、前記音波発生器202で被覆されるように、前記チューブ状の固定体206の裏表面に設置される。これにより、前記音波発生器202と、前記第一電極242及び第二電極244と、は電気的に接続されることができる。図10を参照すると、本実施例の照明装置20は、三つの前記第一電極242及び三つの第二電極244を含む。前記三つの前記第一電極242及び三つの第二電極244は、交互に配列されている。
前記音波発生器202を前記チューブ状の固定体206の外表面に設置することができる。この場合、前記音波発生器202の表面に保護層を形成して前記音波発生器202を保護する。
(実施例3)
図11を参照すると、本実施例の照明装置30は、光源310と、音響素子300と、固定部320と、を含む。前記光源310は前記固定部320で支持されている。前記音響素子300は前記光源310に近接して、前記固定部320で支持されている。本実施例の照明装置30は、実施例1の照明装置10と類似している。前記音響素子300は音波発生器302と、少なくとも一つの第一電極342及び少なくとも一つの第二電極344と、を含む。前記音波発生器302は、実施例1のカーボンナノチューブ構造体を含む。前記第一電極342及び第二電極344は分離して前記カーボンナノチューブ構造体に接続されている。
さらに、前記音響素子300は支持体306を含む。該支持体306は前記音波発生器302を固定させ、前記固定部320で支持されている。前記音波発生器302の一部は前記支持体306の一つ表面に設置され、その他の部分は懸架されている。これにより、前記音波発生器302と周辺の媒介と接触する面積が大きくなる。前記支持体306は木、プラスチック、樹脂のいずれか一種からなる。前記支持体306は前記音波発生器302と絶縁している。さらに、前記固定部320は掛け部材として天井に設置されることができる。前記光源310及び音響素子300は、前記掛け部材により空中に掛けられることができる。
図11を参照すると、前記支持体306は複数の湾曲棒を含む。前記複数の湾曲棒は、前記支持体306の縦方向に沿って配列されている。前記第一電極342及び第二電極344は、前記支持体306の緯度方向に沿って配列されている。前記第一電極342及び第二電極344と、前記支持体306と、は、ケージのような形状に形成されている。前記ケージ状の支持体306の中には、光源310が設置されている。本実施例において、前記音波発生器302は複数の帯状のカーボンナノチューブフィルムを含む。前記帯状のカーボンナノチューブフィルムは、実施例1のカーボンナノチューブフィルムより狭い構造を有するものである。前記帯状のカーボンナノチューブフィルムは、前記支持体306の縦方向に沿って並列されている。各々の前記帯状のカーボンナノチューブフィルムにおけるカーボンナノチューブは、前記支持体306の縦方向に沿って並列されている。
前記第一電極342及び第二電極344は縦方向に沿って配列され、前記支持体306の湾曲棒は緯度方向に沿って配列されることができる。前記カーボンナノチューブ構造体におけるカーボンナノチューブは、緯度方向に沿って配列されることができる。
(実施例4)
図12を参照すると、本実施例の照明装置40は、光源410と、音響素子400と、支持体420と、を含む。前記光源410は前記支持体420に設置されている。前記音響素子400は前記光源410に近接して、前記支持体420で支持されている。本実施例の照明装置40は、実施例1の照明装置10と類似している。前記音響素子400は音波発生器402と、少なくとも一つの第一電極442及び少なくとも一つの第二電極444と、を含む。前記音波発生器402は、実施例1のカーボンナノチューブ構造体を含む。前記第一電極442及び第二電極444は分離して前記カーボンナノチューブ構造体に接続されている。
前記支持体420に、中空のスペース及び該スペースと接続された開口(図示せず)が設けられている。前記光源410は、前記支持体420の裏表面又は底面に固定され、前記中空のスペースの中に設置されている。前記音波発生器402は前記開口を覆うように前記支持体420に設置されている。従って、前記支持体420は枠部材として、前記音波発生器402の一部と接触して、前記音波発生器402を支持する。この場合、前記音波発生器402の他の部分は、懸架されている。
前記音波発生器402は前記支持体420で支持されるので、前記第一電極442及び第二電極444は前記音波発生器402を支持するための構造を形成する必要がなくなる。例えば、前記第一電極442及び第二電極444は銀ペーストからなり、前記固定体406に形成されることができる。例えば、前記音響素子400は一つの前記第一電極442及び一つの第二電極444を含む。前記第一電極442及び第二電極444は銀ペーストからなって、前記開口に対向する位置に設置されている。
前記第一電極442及び第二電極444は相互に平行に配列された金属ワイヤであり、前記開口に設置されている。さらに、前記第一電極442及び第二電極444は支持部材として前記音波発生器402を支持することができる。
本発明の音波発生器及び照明装置の形状は、実際の応用により変化することができる。例えば、前記音波発生器は支持体の全ての表面を覆う必要がなく。また、前記音波発生器は、電極、支持体、又は枠部で支持されて形成された三次元の構造は、装飾、発光又は音響の作用を有する。例として、前記音波発生器は、光源である電球の表面に付けられる。
異なる入力信号を入力するにより、前記音響素子から音楽又は騒音を放出させることを制御することができる。前記音響素子の音波反応範囲は、1Hz〜100KHzである場合、前記音響素子は超音波を放出することができる。従って、前記照明装置を利用して、昆虫又は/及び害虫を避け、防虫装置として利用できる。
10 照明装置
102 音波発生器
104 開口
110 光源
120 支持体
130 信号装置
142 第一電極
143 カーボンナノチューブセグメント
144 第二電極
145 カーボンナノチューブ
149 カーボンナノチューブワイヤ
20 照明装置
202 音波発生器
204 開口
206 固定体
210 光源
220 支持体
242 第一電極
244 第二電極
30 照明装置
302 音波発生器
306 固定体
310 光源
320 固定部
342 第一電極
344 第二電極
40 照明装置
402 音波発生器
410 光源
420 支持体
442 第一電極
444 第二電極

Claims (6)

  1. 支持体と、光源と、音波発生素子と、少なくとも二つの電極と、を含み、
    前記音波発生素子がカーボンナノチューブ構造体を含み、
    前記少なくとも二つの電極は、前記カーボンナノチューブ構造体と電気的に接続されていることを特徴とする照明装置。
  2. 前記カーボンナノチューブ構造体の単位面積当たりの熱容量が0(0は含まず)〜2×10−4J/cm・Kであることを特徴とする、請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記カーボンナノチューブ構造体が、少なくとも一枚のカーボンナノチューブフィルムを含むことを特徴とする、請求項1又は2に記載の照明装置。
  4. 前記カーボンナノチューブ構造体が、複数のカーボンナノチューブワイヤを含むことを特徴とする、請求項1又は2に記載の照明装置。
  5. 前記音波発生素子の少なくとも一部は、前記光源を囲むことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の照明装置。
  6. 前記音波発生素子は支持体により支持され、
    前記音波発生素子の少なくとも一部は、前記支持体と接触することを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の照明装置。
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