JP3147497B2 - 缶内圧測定装置及び缶内圧の測定方法 - Google Patents

缶内圧測定装置及び缶内圧の測定方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、飲料物等が充填され密
封された缶に例えば殺菌のため加熱処理を施す工程にお
いて、この工程中の缶内の内圧を連続的に検出するため
の缶内圧測定装置及び缶内圧の測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、飲料物が充填されて密封された缶
を、加熱炉内を通過させて、加熱殺菌処理を行うように
している。この際、加熱殺菌工程が適性に行われている
かを判定するために、小型の温度測定装置を缶内の飲料
物内に投入したサンプル缶を加熱ラインに流し、サンプ
ル缶内の飲料物の温度を連続的に測定して記録するよう
にしている。
【0003】また、缶の密封時におけるガス充填工程の
適否を判定するために、加熱殺菌処理中における缶をサ
ンプリングしてその内圧を缶内圧測定装置で測定するこ
とが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
缶内圧測定装置では、加熱殺菌処理中の缶を途中でサン
プリングして測定するようにしなければならず、サンプ
リング作業が煩雑で面倒であるとともに、缶内の内圧を
連続的に測定することできず、内圧の最大値のようなデ
ータが得られず、測定結果の利用価値が低かった。さら
に、測定装置として例えばブルドン管圧力計のようなも
のを用いた場合には測定部の体積が、サンプルの缶の上
部に形成された空間の体積(ヘッドスペース)(通常、
17〜24ml)に対して、5〜6mlと大きく、測定
値が実際の内圧よりも低く検出されるといった問題があ
る。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、サンプル缶内の内圧を連続的に測定することがで
き、したがって、缶をサンプリングする手間を省くこと
ができ、連続したデータを得ることができ測定結果の利
用価値を高めることができるとともに、サンプル缶の内
圧を正確に測定することができる缶内圧測定装置及び缶
内圧の測定方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1記載の缶
内圧測定装置は、製品としての缶と同一処理工程に流さ
れるサンプル缶と別体に構成され、前記サンプル缶と同
時に前記同一処理工程に流される圧力測定器と、前記圧
力測定器の圧力感知部と前記サンプル缶の内部とを微小
な体積で連通する圧力導入部とを備えてなり、前記圧力
測定器が、圧力を感知する圧力感知部と、この圧力感知
部により感知された圧力値を電気量に変換する変換部
と、この変換部により変換された電気量を逐次記憶する
記憶部と、前記変換部及び記憶部に電力を供給する電源
部とを内蔵することを特徴とする。
【0007】本願の請求項2記載の缶内圧測定装置は、
製品としての缶と同一処理工程に流されるサンプル缶に
一体に固定される圧力測定器と、前記圧力測定器の圧力
感知部と前記サンプル缶の内部とを微小な体積で連通す
る圧力導入部とを備えてなり、前記圧力測定器が、圧力
を感知する圧力感知部と、この圧力感知部により感知さ
れた圧力値を電気量に変換する変換部と、この変換部に
より変換された電気量を逐次記憶する記憶部と、前記変
換部及び記憶部に電力を供給する電源部とを内蔵するこ
とを特徴とする。
【0008】本願の請求項3記載の缶内圧測定装置は、
請求項1または請求項2記載の缶内圧測定装置におい
て、前記圧力導入部の内容積は、前記サンプル缶の上部
に形成されたヘッドスペースの体積の10%以下である
ことを特徴とする。
【0009】本願の請求項4記載の缶内圧測定装置は、
請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の缶内圧測定
装置において、前記圧力導入部が、サンプル缶の蓋体又
は缶胴体の底を貫通した貫通孔に弾性体からなる盲栓が
気密性を保持して嵌挿され、かつ、この盲栓に細い中空
状の針が前記盲栓を貫通して差し込まれ、かつ、この針
は圧力測定器の圧力感知部に微小な体積で接続されて構
成されていることを特徴とする。
【0010】本願の請求項5記載の缶内圧の測定方法
は、サンプル缶と別体に構成され、前記サンプル缶と同
時に同一処理工程に流される圧力測定器と、前記圧力測
定器の圧力感知部と前記サンプル缶の内部とを微小な体
積で連通する圧力導入部とにより缶内圧測定装置を構成
し、前記同一処理工程を流れる前記サンプル缶の内部の
圧力を、前記圧力感知部により連続して測定することを
特徴とする。
【0011】本願の請求項6記載の缶内圧の測定方法
は、サンプル缶に一体に固定される圧力測定器と、前記
圧力測定器の圧力感知部と前記サンプル缶の内部とを微
小な体積で連通する圧力導入部とにより缶内圧測定装置
を構成し、前記同一処理工程を流れる前記サンプル缶の
内部の圧力を、前記圧力感知部により連続して測定する
ことを特徴とする。
【0012】本願の請求項1記載の缶内圧測定装置によ
れば、サンプル缶にはこのサンプル缶と別体に構成され
た圧力測定器が接続され、この圧力測定器の圧力感知部
と前記サンプル缶の内部とが微小な体積の圧力導入部を
介して連通されているので、このサンプル缶と圧力測定
器とを製品としての缶と同一処理工程に流すことによ
り、サンプル缶の内部の圧力を連続的に測定することが
可能となり、例えばサンプル缶を搬送しながらその内圧
を連続的に測定してその結果を利用することが可能とな
る。しかも、前記圧力導入部が微小な体積で構成されて
いるので、内圧を精度よくかつ正確に測定することがで
きる。また、圧力測定器が、圧力を感知する圧力感知部
と、この圧力感知部により感知された圧力値を電気量に
変換する変換部と、この変換部により変換された電気量
を逐次記憶する記憶部と、前記変換部及び記憶部に電力
を供給する電源部とを内蔵するので、サンプル缶および
圧力測定器を製品としての缶と同一処理工程に流すこと
により、サンプル缶の内部の圧力の変化を連続的に電気
量に変換しつつ記憶することができ、サンプル缶の搬送
が完了した後に前記記憶部内に記憶された電気量を読み
出すことにより、前記処理工程中の内圧変化を知ること
ができる。
【0013】本願の請求項2記載の缶内圧測定装置によ
れば、サンプル缶には圧力測定器が一体に固定され、こ
の圧力測定器の圧力感知部と前記サンプル缶の内部とが
微小な体積の圧力導入部を介して連通されているので、
このサンプル缶を製品としての缶と同一処理工程に流す
ことにより、サンプル缶の内部の圧力を連続的に測定す
ることが可能となり、例えばサンプル缶を搬送しながら
その内圧を連続的に測定してその結果を利用することが
可能となる。しかも、前記圧力導入部が微小な体積で構
成されているので、内圧を精度よくかつ正確に測定する
ことができる。 また、圧力測定器が、圧力を感知する圧
力感知部と、この圧力感知部により感知された圧力値を
電気量に変換する変換部と、この変換部により変換され
た電気量を逐次記憶する記憶部と、前記変換部及び記憶
部に電力を供給する電源部とを内蔵するので、サンプル
缶を製品としての缶と同一処理工程に流すことにより、
サンプル缶の内部の圧力の変化を連続的に電気量に変換
しつつ記憶することができる。したがって、サンプル缶
の搬送が完了した後に、前記記憶部内に記憶された電気
量を読み出すことにより、前記処理工程中の内圧変化を
知ることができる。
【0014】本願の請求項3記載の缶内圧測定装置によ
れば、圧力導入部の内容積をサンプル缶の上部に形成さ
れたヘッドスペースの体積の10%以下としているの
で、缶内圧の測定精度が極めて高くなる。
【0015】本願の請求項4記載の缶内圧測定装置によ
れば、サンプル缶の蓋体を貫通した貫通孔に弾性体から
なる盲栓が気密性を保持して嵌挿されているので、通常
の製品の缶と同様に、蓋体を密封して取り付けてサンプ
ル缶を製作することが可能となり、さらに、盲栓には細
い中空状の針が前記盲栓を貫通して差し込まれ、この針
は圧力測定器の圧力感知部に微小な体積で接続されてい
るので、簡単な作業で針を盲栓に差し込むことが可能で
あり、この針を介してサンプル缶の内部と圧力測定器の
圧力感知部とを簡単に接続することが可能となる。しか
も、前記圧力導入部と針とが微小な体積で接続されてい
るので、内圧を精度よくかつ正確に測定することができ
る。
【0016】本願の請求項5記載の缶内圧の測定方法に
よれば、サンプル缶と別体に構成された圧力測定器をサ
ンプル缶と同時に同一処理工程に流し、前記サンプル缶
の内部の圧力を連続して測定するので、同一処理工程内
での缶内圧の変化を容易に知ることができる。
【0017】本願の請求項6記載の缶内圧の測定方法に
よれば、サンプル缶と一体に構成された圧力測定器をサ
ンプル缶と同時に同一処理工程に流し、前記サンプル缶
の内部の圧力を連続して測定するので、同一処理工程内
での缶内圧の変化を容易に知ることができる。
【0018】
【実施例】以下に、図面を参照して本発明の一実施例に
ついて説明する。
【0019】本実施例の缶内圧測定装置1は次のように
構成される。
【0020】すなわち、図1及び図3に示すように、サ
ンプル缶の缶本体2の上端に取り付けられる蓋体3を貫
通して貫通孔4が形成され、この貫通孔4に弾性体から
なる円柱状の盲栓5が気密性を保持して嵌挿されてい
る。なお、図3中の12は、開缶するためのタブであ
る。
【0021】図1に示すように、缶本体2の外側面に
は、内部に図示しない圧力感知部を備えた圧力測定器6
がゴムバンド7により固定されている。この圧力測定器
6からは前記圧力感知部に連通した細いゴム管8が引き
出されている。このゴム管8の先端には先端が先鋭とさ
れた細い中空状の針9が取り付けられている。前記針9
及びゴム管8の内容積の総和は、約0.7mlとなって
いる。前記内容積の総和は、サンプル缶の上部に形成さ
れた空間(ヘッドスペース)の体積の10%以下であれ
ばよい。なお、前記ヘッドスペースの体積は、350m
l缶で24〜25ml、250ml缶で16〜17ml
となっている。
【0022】前記圧力測定器6の内部には、前記圧力感
知部の他に、この圧力感知部により感知された圧力値を
電気量に変換する変換部と、この変換部により変換され
た電気量を逐次記憶する記憶部と、前記変換部及び記憶
部に電力を供給する電源部とが設けられている。
【0023】そして、図1に示すように、この針9は、
缶本体2に蓋体3を密封して取り付けた後に、前記盲栓
5を貫通してサンプル缶の内部に差し込まれ、これによ
りサンプル缶の内部と圧力感知部との連通が図られる。
なお、前記盲栓5、ゴム管8、針9は本発明の圧力導入
部を構成する。
【0024】また、図1に示すように、蓋体3を取り付
ける前に、缶本体2に充填された飲料物11内には液温
を連続的に測定して記録する温度測定素子10が投入さ
れている。
【0025】図2に従って前記盲栓5の形状及び取付構
造について説明する。盲栓5の外周部には周方向に延び
る溝14が形成されており、この溝14内に前記貫通孔
4の開口縁が収納されて、盲栓5が蓋体3に位置決めし
て保持されるようになっている。また、盲栓5と蓋体3
の接触部位には接着剤13が塗布され、この接着剤13
により缶内部と外部との気密性を完全なものとしてい
る。なお、盲栓5の缶内部側の端部には円柱状の凹部1
5が形成されており、盲栓5の缶外部側の端部の肉厚が
薄くなるようにして、前記針9の差し込みが容易になる
ようにしている。
【0026】次に本実施例の作用について説明する。
【0027】図4に示すように、飲料物が充填され密封
された製品としての缶Aは、帯状のコンベアーベルト1
7上に載置され、図中で矢印で示す方向に搬送される。
そして、缶Aはコンベアーベルト17の途中に設けられ
た加熱炉16内を通過し、加熱されて缶A内の飲料物が
加熱殺菌される。
【0028】このとき、所定本数(1000本〜100
00本)の缶Aつき1個のサンプル缶が缶Aと一緒にコ
ンベアー17上に載せられて搬送されて、缶Aと同様な
加熱条件で加熱処理がなされる。この加熱による飲料物
の温度上昇が温度測定素子10により連続的に測定され
る。この測定結果に基づいて所定の殺菌が行われている
か否が判定される。さらに、圧力測定器6の圧力感知部
とサンプル缶の内部とがゴム管8及び針9により連結さ
れているので、サンプル缶内の内圧が圧力測定器6の圧
力感知部により連続的に測定され、変換部により連続的
に電気量に変換されて、逐次記憶部に記憶される。そし
て、加熱処理が終了した後に、前記記憶部内の記憶を読
み出して、プリンタ等を使用してグラフとして表示す
る。この測定結果に基づいてガス充填工程の適否が判定
される。
【0029】本実施例によれば、サンプル缶の蓋体3を
貫通して貫通孔4が形成され、この貫通孔4に弾性体か
らなる盲栓5が気密性を保持して嵌挿されているので、
通常の缶Aと同様に、蓋体3を密封して取り付けてサン
プル缶を製作することができる。
【0030】また、本実施例によれば、予め嵌挿された
盲栓5に中空状の針9を盲栓5を貫通して差し込み、こ
の針9を圧力測定器6の圧力感知部に接続しているの
で、簡単な作業で針9を盲栓5に差し込むことができ、
この針9を介してサンプル缶の内部と圧力測定器6の圧
力感知部とを簡単に接続することができる。盲栓5は弾
性体により構成されているので、差し込まれた針9の外
面に密着して気密性が保たれる。
【0031】また、本実施例によれば、缶のヘッドスペ
ースと圧力測定器6の圧力感知部とが微小な体積の内容
積の針9及びゴム管8とにより接続しているので、従来
においてブルドン管圧力測定器を用いた測定のように測
定圧力が実際の圧力値より小さくなるといったこともな
く、内圧を正確に測定することができる。
【0032】さらに、本実施例によれば、圧力測定器6
は缶本体2の外面に一体に固定されているので、サンプ
ル缶を搬送しながらサンプル缶の内圧を連続的に測定す
ることができる。
【0033】次に、図5に本発明の缶内圧測定装置の他
の実施例を示す。なお上述の実施例と同様な構成要素に
は同一符号を付して説明する。
【0034】この実施例は、サンプル缶の缶本体2に取
り付けられた蓋体3に嵌合させられて固定される圧力測
定器6と、蓋体3を貫通し圧力測定器6の圧力感知部と
サンプル缶の内部とを連通する針9とを備えている。蓋
体3における針9に対応する部位には、前記実施例と同
様に、弾性体からなる盲栓5が嵌挿されており、圧力測
定器6を蓋体3の上方から被せたときに、針9が盲栓5
を貫通してサンプル缶の内部と連通されるようになって
いる。なお、前記針9、盲栓5は本発明の圧力導入部を
構成する。
【0035】本実施例では、上記実施例と同様な効果を
有するとともに、蓋体3の上面に圧力測定器6を単に嵌
合・固定させるようにしているので、圧力測定器6を缶
本体2に固定する手段がいらず、構造が簡単で取付作業
が簡単であるとともに、サンプル缶の外側面に突起物が
形成されないので、コンベアー17上に載置された缶A
と干渉することがなくなり、安定して搬送させることが
できるといった効果を有する。
【0036】なお、上記した2つの実施例では、盲栓5
を缶本体2の上部に取り付けられる蓋体3(上蓋)に嵌
挿するようにしているが、缶本体2の下部に取り付けら
れる蓋体(下蓋)に嵌挿するようにしてもよい。また、
有底筒状の缶胴体の開口部に蓋体3を取り付ける型式の
缶にあっては、前記缶胴体の底に前記盲栓5を設けるよ
うにしてもよい。
【0037】また、前記各実施例では、圧力測定器6を
サンプル缶と一体となるようにしているが、サンプル缶
と圧力測定器6とを別体に構成し、この圧力測定器6と
サンプル缶とを圧力導入部を介して接続するようにして
もよい。このものでは、製品としての缶と一緒にサンプ
ル缶と圧力測定器6とを流すことにより缶の内圧を測定
する。このものは、圧力測定器6がサンプル缶に対して
大きくなったときに適用する。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本願の缶内圧測定
装置によれば、サンプル缶を製品としての缶と同一処理
工程に流しながら、サンプル缶内の内圧を連続的に測定
することができ、したがって、缶をサンプリングする手
間を省くことができ、連続したデータを得ることができ
測定結果の利用価値を高めることができるとともに、サ
ンプル缶の内圧を正確に測定することができる。また、
本願の缶内圧測定方法によれば、サンプル缶の内部の圧
力を連続して測定するので、同一処理工程内での缶内圧
の変化を容易に知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の缶内圧測定装置を示す断面
図である。
【図2】図1の要部を示す拡大断面図である。
【図3】図1に用いられた蓋体3を示す平面図である。
【図4】図1の缶内圧測定装置の使用方法を示す説明図
である。
【図5】本発明の他の実施例の缶内圧測定装置を示す断
面図である。
【符号の説明】
1 缶内圧測定装置 2 缶本体 3 蓋体 4 貫通孔 5 盲栓(圧力導入部) 6 圧力測定器 8 ゴム管(圧力導入部) 9 針(圧力導入部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−35340(JP,A) 実開 昭56−65441(JP,U) 特公 昭49−7192(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01L 11/00 G01M 3/00 - 3/40

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製品としての缶と同一処理工程に流され
    サンプル缶と別体に構成され、前記サンプル缶と同時
    前記同一処理工程に流される圧力測定器と、前記圧力
    測定器の圧力感知部と前記サンプル缶の内部とを微小な
    体積で連通する圧力導入部とを備えてなり、 前記圧力測定器が、圧力を感知する圧力感知部と、この
    圧力感知部により感知された圧力値を電気量に変換する
    変換部と、この変換部により変換された電気量を逐次記
    憶する記憶部と、前記変換部及び記憶部に電力を供給す
    る電源部とを内蔵する ことを特徴とする缶内圧測定装
    置。
  2. 【請求項2】 製品としての缶と同一処理工程に流され
    るサンプル缶に一体に固定される圧力測定器と、前記圧
    力測定器の圧力感知部と前記サンプル缶の内部とを微小
    な体積で連通する圧力導入部とを備えてなり、 前記圧力測定器が、圧力を感知する圧力感知部と、この
    圧力感知部により感知された圧力値を電気量に変換する
    変換部と、この変換部により変換された電気量を逐次記
    憶する記憶部と、前記変換部及び記憶部に電力を供給す
    る電源部とを内蔵することを特徴とする缶内圧測定装
    置。
  3. 【請求項3】 前記圧力導入部の内容積は、前記サンプ
    ル缶の上部に形成されたヘッドスペースの体積の10%
    以下であることを特徴とする請求項1または請求項2に
    記載の缶内圧測定装置。
  4. 【請求項4】 前記圧力導入部が、サンプル缶の蓋体又
    は缶胴体の底を貫通した貫通孔に弾性体からなる盲栓が
    気密性を保持して嵌挿され、かつ、この盲栓に細い中空
    状の針が前記盲栓を貫通して差し込まれ、かつ、この針
    は圧力測定器の圧力感知部に微小な体積で接続されて構
    成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3
    のいずれかに記載の缶内圧測定装置。
  5. 【請求項5】 サンプル缶と別体に構成され、前記サン
    プル缶と同時に同一処理工程に流される圧力測定器と、
    前記圧力測定器の圧力感知部と前記サンプル缶の内部と
    を微小な体積で連通する圧力導入部とにより缶内圧測定
    装置を構成し、 前記同一処理工程を流れる前記サンプル缶の内部の圧力
    を、前記圧力感知部により連続して測定することを特徴
    とする缶内圧の測定方法。
  6. 【請求項6】 サンプル缶に一体に固定される圧力測定
    器と、前記圧力測定器の圧力感知部と前記サンプル缶の
    内部とを微小な体積で連通する圧力導入部と により缶内
    圧測定装置を構成し、 前記同一処理工程を流れる前記サンプル缶の内部の圧力
    を、前記圧力感知部により連続して測定することを特徴
    とする缶内圧の測定方法。
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