JP5246608B2 - 多重回路 - Google Patents

多重回路 Download PDF

Info

Publication number
JP5246608B2
JP5246608B2 JP2010527744A JP2010527744A JP5246608B2 JP 5246608 B2 JP5246608 B2 JP 5246608B2 JP 2010527744 A JP2010527744 A JP 2010527744A JP 2010527744 A JP2010527744 A JP 2010527744A JP 5246608 B2 JP5246608 B2 JP 5246608B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
speed
circuit
output
clock
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010527744A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2010026863A1 (ja
Inventor
泰 天宮
栄実 野口
信秀 吉田
知行 山瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2010527744A priority Critical patent/JP5246608B2/ja
Publication of JPWO2010026863A1 publication Critical patent/JPWO2010026863A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5246608B2 publication Critical patent/JP5246608B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J3/00Time-division multiplex systems
    • H04J3/02Details
    • H04J3/04Distributors combined with modulators or demodulators
    • H04J3/047Distributors with transistors or integrated circuits

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)

Description

本発明は、高速のデータ信号をクロック信号でリタイミングする識別回路(フリップフロップ、D−F/F)およびそれらで構成される信号多重回路(以下、多重回路)に関する。
多重回路は、並列の複数のデータ信号を直列のデータ信号に多重化するものである。この多重回路は、基本的な要素ブロックである複数の2:1多重回路を具備している。図1は、2:1多重回路の構成を示している。図2に示されるように、多重回路は、複数の2:1多重回路がツリー型に組み合わされることにより、多数の並列信号を1つに多重化することができる。
図1に示されるように、2:1多重回路は、2個の低速識別回路と、セレクタ回路と、高速識別回路と、分周回路と、を具備している。低速識別回路、高速識別回路としては、D−F/Fが用いられる。分周回路は、高速クロック信号CK1を1/2分周して低速クロック信号CK2を生成するT−F/F回路を含んでいる。2個の低速識別回路には、低速データ信号が並列入力される。2個の低速識別回路の各々は、低速クロック信号CK2に同期して、低速データ信号の信号レベルとしてハイレベル“1”又はロウレベル“0”を確定(識別)し、その結果を出力信号として出力する。D−F/F回路は、クロック信号に同期してデータ信号の信号レベルを識別するため、識別回路とも呼ばれる。セレクタ回路は、低速クロック信号CK2に同期して、2個の低速識別回路からの出力信号を1つのデータ信号に多重化し、高速データ信号として出力する。高速識別回路は、高速クロック信号CK1に同期して、セレクタ回路からの高速データ信号の信号レベルを識別し、その結果を出力信号として出力する。
図1に示されるように、多重回路においては、データ信号は低速側から高速側へと多重化される。これに対して、クロック信号は高速側から低速側へと分周される。このように、データ信号とクロック信号とは互いに逆方向に進む。従って、低速側、高速側の両方のD−F/F回路を用いてデータ信号とクロック信号のタイミングを設計で合わせこむことは難しい。特に、高速のデータ通信においては、位相余裕が少なくタイミング設計は大きな課題となる。そのため、クロック信号の各データ処理段への入力位相を最適化できるような何らかの位相調整機能が求められる。
例えば、特開2000−124870号公報では、図3に示されるように、高速側クロック信号のパスに位相を外部から選択する機構を設けることが提案されている。しかしながら、最適な位相に調整するためには、どこが最適位相なのかを判定する必要がある。一般には、出力信号の波形やエラーレイトなどを測定して、どこが最適位相かを判断し、外部端子を介して調整を加えていかなくてはならない。これらの位相余裕の判定と最適値への調整を全て、回路内部で自動化することが望まれる。
特開2000−124870号公報
上述した多重回路では常に良好な出力信号を得ることができないという問題(課題)がある。従って、本発明の目的は、データ信号に対してクロック信号の位相を自動的に最適化し、常に良好な出力信号を得ることができる多重回路を提供することにある。
本発明の多重回路は、分周回路と、低速データ信号が並列入力される複数の低速識別回路と、セレクタ回路と、多相クロック生成回路と、複数の高速識別回路と、選択部と、を具備している。分周回路は、高速クロック信号を1/2分周して低速クロック信号を生成する。複数の低速識別回路は、低速クロック信号に同期して、低速データ信号の信号レベルを識別し、その結果を出力信号として出力する。セレクタ回路は、低速クロック信号に同期して、複数の低速識別回路からの出力信号を1つのデータ信号に多重化し、高速データ信号として出力する。多相クロック生成回路は、高速クロック信号から、異なる位相を表す複数のクロック信号を生成する。複数の高速識別回路は、それぞれ、複数のクロック信号に同期して、高速データ信号の信号レベルを識別し、その結果を出力信号として出力する。選択部は、複数の高速識別回路からの出力信号の信号レベルを比較し、その比較の結果に基づいて、複数のクロック信号の中から、高速データ信号に対して位相が最適なクロック信号を検知し、複数の高速識別回路のうちの、最適なクロック信号に同期する最適高速識別回路を選択し、最適高速識別回路からの出力信号を最適出力信号として出力する。本発明の多重回路によれば、高速データ信号に対して高速クロック信号の位相を自動的に最適化することにより、高速データ信号を上記の最適出力信号として出力することができる。従って、常に良好な出力信号を得ることができる。
上記発明の目的、効果、特徴は、添付される図面と連携して実施の形態の記述から、より明らかになる。
図1は、一般的な2:1多重回路のブロック構成図である。 図2は、一般的な多重回路の構成図である。 図3は、特開2000−124870号公報に記載された多重回路の構成図である。 図4は、本発明の実施形態による多重回路の概要構成図である。 図5は、本発明の第1実施形態による多重回路の構成図である。 図6Aは、本発明の実施形態として、クロック位相自動最適選択の考え方を示す図である。 図6Bは、本発明の実施形態として、クロック位相自動最適選択の考え方を示す図である。 図6Cは、本発明の実施形態として、クロック位相自動最適選択の考え方を示す図である。 図7は、本発明の第2実施形態による多重回路の構成図である。 図8は、本発明の第3実施形態による多重回路の構成図である。 図9は、本発明の第4実施形態による多重回路の構成図である。 図10は、本発明の実施形態として、4相出力の分周回路(T−F/F)の実現例を示す図である。 図11は、本発明の第5実施形態による多重回路の構成図である。
以下に添付図面を参照して、本発明の実施形態による2:1多重回路(以下、多重回路)について詳細に説明する。
図4は、本発明の実施形態による多重回路の概要構成図である。
本発明の実施形態による多重回路は、第1、第2の低速識別回路1−1、1−2(以下、低速識別回路1−1、1−2)と、セレクタ回路2と、制御部3と、を具備している。低速識別回路1−1、1−2としては、D−F/Fが用いられる。
制御部3は、分周回路17と、多相クロック生成回路16と、高速識別回路11−1、11−2、11−3、…と、選択部12と、を具備している。高速識別回路11−1、11−2、11−3、…としては、D−F/Fが用いられる。
分周回路17は、高速クロック信号CK1を1/2分周して低速クロック信号CK2を生成する。低速識別回路1−1、1−2には、低速データ信号が並列入力される。低速識別回路1−1、1−2の各々は、低速クロック信号CK2に同期して、低速データ信号の信号レベルとしてハイレベル“1”又はロウレベル“0”を確定(識別)し、その結果を出力信号として出力する。セレクタ回路2は、低速クロック信号CK2に同期して、低速識別回路1−1、1−2からの出力信号を1つの(直列の)データ信号に多重化し、高速データ信号として出力する。多相クロック生成回路16は、高速クロック信号CK1から、異なる位相を表す複数のクロック信号を生成する。高速識別回路11−1、11−2、11−3、…は、複数のクロック信号に同期して、セレクタ回路2からの高速データ信号の信号レベルを識別し、その結果を出力信号として出力する。選択部12は、高速識別回路11−1、11−2、11−3、…からの出力信号の信号レベルを比較する。選択部12は、その比較の結果に基づいて、複数のクロック信号の中から、高速データ信号に対して位相が最適なクロック信号を検知する。この場合、選択部12は、高速識別回路11−1、11−2、11−3、…のうちの、最適なクロック信号に同期する最適高速識別回路を選択し、最適高速識別回路からの出力信号を最適出力信号として出力する。
このように、本発明の実施形態による多重回路によれば、高速データ信号に対して高速クロック信号の位相を自動的に最適化することにより、高速データ信号を上記の最適出力信号として出力することができる。従って、常に良好な出力信号を得ることができる。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態による多重回路では、位相が異なる3つのクロック信号により高速データ信号を識別し、そのクロック信号のうちの、最適なクロック信号により識別した高速データ信号を上記の最適出力信号として出力する。
第1実施形態では、上記の実施形態と重複する説明を省略する。
図5は、本発明の第1実施形態による多重回路の構成図である。
多相クロック生成回路16(以下、3相クロック生成回路16)は、高速クロック信号CK1から、第1のクロック信号“0°”と、第1のクロック信号“0°”に対して位相が所定値だけ遅い第2のクロック信号“−90°”と、第1のクロック信号“0°”に対して位相が所定値だけ速い第3のクロック信号“90°”と、を上記の複数のクロック信号として生成する。
以下、第1〜第3のクロック信号をクロック信号“0°”、“−90°”、“90°”と称する。また、高速識別回路11−1、11−2、11−3、…のうちの第1〜第3の高速識別回路を高速識別回路11−1〜11−3)と称する。高速識別回路11−1〜11−3は、それぞれ、クロック信号“0°”、“−90°”、“90°”に同期して、高速データ信号の信号レベルを識別し、その結果を出力信号として出力する。
ここで、本発明の実施形態の考え方について図6A〜6Cを用いて説明する。
例えば、高速データ信号が高速データ信号Dn−1、Dn、Dn+1、…の順に生成されるものとする。前回の高速データ信号Dn−1から今回の高速データ信号Dnに切り替わるタイミングから、今回の高速データ信号Dnから次回の高速データ信号Dn+1に切り替わるタイミングまでの時間をTとする。
まず、クロック信号“0°”、“−90°”、“90°”のうちの、位相が中心位相であるクロック信号“0°”が最適である。この場合、図6Aに示されるように、クロック信号“0°”、“−90°”、“90°”の信号レベルは、“1”のときにハイレベルであり、“0”のときにロウレベルである。クロック信号“0°”、“−90°”、“90°”のクロックエッジ(立ち上がり)のタイミングは、時間T内にあるものとする。また、クロック信号“0°”のクロックエッジのタイミングは、時間Tの半分の時間1/2Tであるものとする。このとき、高速識別回路11−1〜11−3は、それぞれ、クロック信号“0°”、“−90°”、“90°”に同期して、高速データ信号Dnの信号レベルを誤りなく識別することができる。即ち、高速識別回路11−1〜11−3からの出力信号は一致する。
図6Bに示されるように、クロック信号“0°”のクロックエッジのタイミングは、時間1/2Tに対して90°以上早めにずれているものとする。この場合、クロック信号“0°”、“−90°”、“90°”のうちのクロック信号“90°”が最適であり、クロック信号“90°”のクロックエッジのタイミングは、時間1/2Tであるものとする。また、クロック信号“0°”、“90°”のクロックエッジのタイミングは、時間T内にあるが、クロック信号“−90°”のクロックエッジのタイミングは、時間T内にないものとする。このとき、高速識別回路11−1、11−3は、それぞれ、クロック信号“0°”、“90°”に同期して、高速データ信号Dnの信号レベルを誤りなく識別することができる。一方、高速識別回路11−2は、クロック信号“−90°”に同期して、高速データ信号Dnの1つ前の高速データ信号Dn−1の信号レベルを識別してしまう。即ち、高速識別回路11−2からの出力信号は、高速識別回路11−1、11−3からの出力信号とは異なる。
図6Cに示されるように、クロック信号“0°”のクロックエッジのタイミングは、時間1/2Tに対して90°以上遅めにずれているものとする。この場合、クロック信号“0°”、“−90°”、“90°”のうちのクロック信号“−90°”が最適であり、クロック信号“−90°”のクロックエッジのタイミングは、時間1/2Tであるものとする。また、クロック信号“0°”、“−90°”のクロックエッジのタイミングは、時間T内にあるが、クロック信号“90°”のクロックエッジのタイミングは、時間T内にないものとする。このとき、高速識別回路11−1、11−2は、それぞれ、クロック信号“0°”、“−90°”に同期して、高速データ信号Dnの信号レベルを誤りなく識別することができる。一方、高速識別回路11−3は、クロック信号“90°”に同期して、高速データ信号Dnの1つ後の高速データ信号Dn+1の信号レベルを識別してしまう。即ち、高速識別回路11−3からの出力信号は、高速識別回路11−1、11−2からの出力信号とは異なる。
そこで、選択部12は、高速識別回路11−1、11−2、11−3からの出力信号の信号レベルを比較する。その比較として、選択部12は、高速識別回路11−1、11−2からの出力信号の信号レベルに対して、排他的論理輪(EXOR)を施し、その結果(値)をXとする。選択部12は、高速識別回路11−1、11−3からの出力信号の信号レベルに対して、排他的論理輪を施し、その結果をYとする。
次に、選択部12は、その比較の結果に基づいて、クロック信号“0°”、“−90°”、“90°”の中から、高速データ信号に対して位相が最適なクロック信号を検知する。(X、Y)が(0、0)の場合、クロック信号“0°”が最適なクロック信号である(図6A参照)。(X、Y)が(1、0)の場合、クロック信号“90°”が最適なクロック信号である(図6B参照)。(X、Y)が(0、1)の場合、クロック信号“−90°”が最適なクロック信号である(図6C参照)。
選択部12は、高速識別回路11−1、11−2、11−3のうちの、最適なクロック信号に同期する最適高速識別回路を選択し、最適高速識別回路からの出力信号を最適出力信号として出力する。
これを実現するために、図5に示されるように、選択部12は、第1、第2のEXOR回路(以下、EXOR回路13−1、13−2)と、NOR回路14と、第1〜第3の出力アンプ(以下、出力アンプ15−1〜15−3)と、を具備している。
EXOR回路13−1の入力は、高速識別回路11−1、11−2の出力に接続されている。EXOR回路13−2の入力は、高速識別回路11−1、11−3の出力に接続されている。NOR回路14の入力は、EXOR回路13−1、13−2の出力に接続されている。出力アンプ15−1〜15−3の入力は、それぞれ、高速識別回路11−1〜11−3に接続されている。出力アンプ15−1は、NOR回路14の出力に接続され、出力アンプ15−1には、NOR回路14からの出力としてイネーブル信号が供給される。出力アンプ15−2は、EXOR回路13−2の出力に接続され、出力アンプ15−2には、EXOR回路13−2からの出力としてイネーブル信号が供給される。出力アンプ15−3は、EXOR回路13−1の出力に接続され、出力アンプ15−3には、EXOR回路13−1からの出力としてイネーブル信号が供給される。
EXOR回路13−1は、高速識別回路11−1、11−2の出力に基づいて排他的論理和を施し、その結果を出力する。EXOR回路13−2は、高速識別回路11−1、11−3の出力に基づいて排他的論理和を施し、その結果を出力する。NOR回路14は、EXOR回路13−1、13−2の出力に基づいて否定論理を施し、その結果を出力する。
EXOR回路13−1、13−2の出力の信号レベルの各々がロウレベルである。この場合、NOR回路14の出力の信号レベルがハイレベルである。出力アンプ15−1は、NOR回路14の出力“ハイレベル”に応じて、高速識別回路11−1からの出力信号を上記の最適出力信号として出力する。
EXOR回路13−1、13−2の出力の信号レベルがそれぞれハイレベル、ロウレベルである。この場合、出力アンプ15−は、EXOR回路13−1の出力“ハイレベル”に応じて、高速識別回路11−からの出力信号を上記の最適出力信号として出力する。
EXOR回路13−1、13−2の出力の信号レベルがそれぞれロウレベル、ハイレベルである。この場合、出力アンプ15−は、EXOR回路13−2の出力“ハイレベル”に応じて、高速識別回路11−からの出力信号を上記の最適出力信号として出力する。
このように、本発明の第1実施形態による多重回路によれば、位相が異なる3つのクロック信号“0°”、“−90°”、“90°”により高速データ信号を識別し、クロック信号“0°”、“−90°”、“90°”のうちの、最適なクロック信号により識別した高速データ信号を上記の最適出力信号として出力する。従って、常に良好な出力信号を得ることができる。
また、本発明の第1実施形態による多重回路によれば、EXOR回路13−1、13−2の出力に基づいて最適なクロック信号を自動選択することができる。これにより、外部からの位相調整が不要となり、より簡易に位相最適化を実現することができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態による多重回路では、EXOR回路13−1、13−2の出力を3相クロック生成回路16にフィードバックして、3相クロック生成回路16が、EXOR回路13−1、13−2の出力に基づいて、最適なクロック信号の位相を中心位相として、高速クロック信号CK1からクロック信号“0°”、“−90°”、“90°”を生成する。
第2実施形態では、第1実施形態と重複する説明を省略する。
図7は、本発明の第2実施形態による多重回路の構成図である。
3相クロック生成回路16は、EXOR回路13−1、13−2の出力に接続されている。
3相クロック生成回路16は、EXOR回路13−1、13−2の出力の信号レベルに応じて、クロック信号“0°”、“−90°”、“90°”のうちの1つのクロック信号をクロック信号“0°”として、高速クロック信号CK1からクロック信号“0°”、“−90°”、“90°”を生成する。
3相クロック生成回路16の動作について具体的に説明する。
EXOR回路13−1、13−2の出力の信号レベルの各々がロウレベルである。この場合、3相クロック生成回路16は、高速クロック信号CK1からクロック信号“0°”、“−90°”、“90°”を生成する。
EXOR回路13−1、13−2の出力の信号レベルがそれぞれハイレベル、ロウレベルである。この場合、3相クロック生成回路16は、クロック信号“90°”をクロック信号“0°”として、高速クロック信号CK1からクロック信号“0°”、“−90°”、“90°”を生成する。
EXOR回路13−1、13−2の出力の信号レベルがそれぞれロウレベル、ハイレベルである。この場合、3相クロック生成回路16は、クロック信号“−90°”をクロック信号“0°”として、高速クロック信号CK1からクロック信号“0°”、“−90°”、“90°”を生成する。
このように、本発明の第2実施形態による多重回路によれば、EXOR回路13−1、13−2の出力を3相クロック生成回路16にフィードバックして、3相クロック生成回路16が、EXOR回路13−1、13−2の出力に基づいて、最適なクロック信号の位相を中心位相として、高速クロック信号CK1からクロック信号“0°”、“−90°”、“90°”を生成する。これにより、動作中にクロック信号“0°”、“−90°”、“90°”の位相が変動しても自動最適化を実現することができる。
(第3実施形態)
第3実施形態では、第2実施形態と重複する説明を省略する。
図8は、本発明の第3実施形態による多重回路の構成図である。
選択部12は、第2実施形態におけるNOR回路14、出力アンプ15−1〜15−3に代えて、出力アンプ35を具備している。出力アンプ35の入力は、高速識別回路11−1に接続されている。
出力アンプ35は、高速識別回路11−1からの出力信号を上記の最適出力信号として出力する。それ以外の動作については、第2実施形態と同じである。
このように、本発明の第3実施形態による多重回路によれば、第2実施形態と同じ効果を達成し、第2実施形態に対して回路規模を削減できる。
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態による多重回路では、EXOR回路13−1、13−2の出力を後述の位相調整回路にフィードバックして、位相調整回路が、EXOR回路13−1、13−2の出力に基づいて、低速クロック信号CK2の位相を調整する。
第4実施形態では、第1実施形態と重複する説明を省略する。
図9は、本発明の第4実施形態による多重回路の構成図である。
制御部3は、位相調整回路41を更に具備している。分周回路17と位相調整回路41は、クロック位相可変回路40として構成される。
位相調整回路41は、低速識別回路1−1、1−2、セレクタ回路2と分周回路17との間に設けられ、第1、第2のEXOR回路13−1、13−2の出力に接続されている。
クロック位相可変回路40は、例えば、図10に示されるように、マスター側の差動出力回路、スレーブ側の差動出力回路を更に具備している。クロック位相可変回路40は、分周回路17により低速クロック信号CK2を得て、マスター側の差動出力回路、スレーブ側の差動出力回路により、低速クロック信号CK2から、設定値として互いに90°ずつ位相がずれた4相のクロック信号を取り出す。位相調整回路41は、EXOR回路13−1、13−2の出力に基づいて、4相のクロック信号のうちの1つのクロック信号を低速クロック信号CK2とすることにより、低速クロック信号CK2の位相を調整する。
位相調整回路41の動作について図9を用いて具体的に説明する。
EXOR回路13−1の出力の信号レベルがハイレベルである。この場合、クロック信号“0°”に対して高速データ信号が遅れている。このため、位相調整回路41は、低速クロック信号CK2の位相を設定値だけ進ませて、低速識別回路1−1、1−2、セレクタ回路2に出力する。
EXOR回路13−2の出力の信号レベルがハイレベルである。この場合、クロック信号“0°”に対して高速データ信号が進んでいる。このため、位相調整回路41は、低速クロック信号CK2の位相を設定値だけ遅らせて、低速識別回路1−1、1−2、セレクタ回路2に出力する。
このように、本発明の第4実施形態による多重回路によれば、EXOR回路13−1、13−2の出力を位相調整回路41にフィードバックして、位相調整回路41が、EXOR回路13−1、13−2の出力に基づいて、低速クロック信号CK2の位相を調整する。これにより、動作中にクロック信号“0°”、“−90°”、“90°”の位相が変動しても自動最適化を実現することができる。
(第5実施形態)
第5実施形態では、第4実施形態と重複する説明を省略する。
図11は、本発明の第5実施形態による多重回路の構成図である。
選択部12は、第4実施形態におけるNOR回路14、出力アンプ15−1〜15−3に代えて、出力アンプ35を具備している。出力アンプ35の入力は、高速識別回路11−1に接続されている。
出力アンプ35は、高速識別回路11−1からの出力信号を上記の最適出力信号として出力する。それ以外の動作については、第4実施形態と同じである。
このように、本発明の第5実施形態による多重回路によれば、第4実施形態と同じ効果を達成し、第4実施形態に対して回路規模を削減できる。
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2008年9月3日に出願された特許出願番号2008−226191号の日本特許出願に基づいており、その出願による優先権の利益を主張し、その出願の開示は、引用することにより、そっくりそのままここに組み込まれている。

Claims (4)

  1. 高速クロック信号を1/2分周して低速クロック信号を生成する分周回路と、
    低速データ信号が並列入力され、前記低速クロック信号に同期して、前記低速データ信号の信号レベルを識別し、その結果を出力信号として出力する複数の低速識別回路と、
    前記低速クロック信号に同期して、前記複数の低速識別回路からの出力信号を1つのデータ信号に多重化し、高速データ信号として出力するセレクタ回路と、
    前記高速クロック信号から、異なる位相を表す複数のクロック信号を生成する多相クロック生成回路と、
    それぞれ、前記複数のクロック信号に同期して、前記高速データ信号の信号レベルを識別し、その結果を出力信号として出力する複数の高速識別回路と、
    前記複数の高速識別回路からの出力信号の信号レベルを比較し、その比較の結果に基づいて、前記複数のクロック信号の中から、前記高速データ信号に対して位相が最適なクロック信号を検知し、前記複数の高速識別回路のうちの、前記最適なクロック信号に同期する最適高速識別回路を選択し、前記最適高速識別回路からの出力信号を最適出力信号として出力する選択部と、
    を具備し、
    前記多相クロック生成回路は、前記高速クロック信号から、第1のクロック信号、前記第1のクロック信号に対して位相が遅い第2のクロック信号、前記第1のクロック信号に対して位相が速い第3のクロック信号を前記複数のクロック信号として生成し、
    前記複数の高速識別回路である第1〜第3の高速識別回路は、それぞれ、前記第1〜第3のクロック信号に同期して、前記高速データ信号の信号レベルを識別し、その結果を出力信号として出力し、
    前記選択部は、
    前記第1、第2の高速識別回路の出力に基づいて排他的論理和を施し、その結果を出力する第1のEXOR回路と、
    前記第1、第3の高速識別回路の出力に基づいて排他的論理和を施し、その結果を出力する第2のEXOR回路と、
    前記第1、第2のEXOR回路の出力に基づいて否定論理和を施し、その結果を出力するNOR回路と、
    前記NOR回路の出力に接続され、前記第1、第2のEXOR回路の出力の信号レベルの各々がロウレベルである場合、前記第1の高速識別回路からの出力信号を前記最適出力信号として出力する第1の出力アンプと、
    前記第2のEXOR回路の出力に接続され、前記第1、第2のEXOR回路の出力の信号レベルがそれぞれロウレベル、ハイレベルである場合、前記第2の高速識別回路からの出力信号を前記最適出力信号として出力する第2の出力アンプと、
    前記第1のEXOR回路の出力に接続され、前記第1、第2のEXOR回路の出力の信号レベルがそれぞれハイレベル、ロウレベルである場合、前記第3の高速識別回路からの出力信号を前記最適出力信号として出力する第3の出力アンプと、
    を具備する
    多重回路。
  2. 前記多相クロック生成回路は、前記第1、第2のEXOR回路の出力に接続され、前記第1、第2のEXOR回路の出力の信号レベルに応じて、前記第1〜第3のクロック信号のうちの1つのクロック信号を前記第1のクロック信号として、前記高速クロック信号から前記第1〜第3のクロック信号を生成する、
    請求項に記載の多重回路。
  3. 前記多相クロック生成回路は、
    前記第1、第2のEXOR回路の出力の信号レベルの各々がロウレベルである場合、前
    記第1のクロック信号の位相を中心位相として、前記高速クロック信号から前記第1〜第
    3のクロック信号を生成し、
    前記第1、第2のEXOR回路の出力の信号レベルがそれぞれロウレベル、ハイレベルである場合、前記第2のクロック信号を前記第1のクロック信号として、前記高速クロック信号から前記第1〜第3のクロック信号を生成し、
    前記第1、第2のEXOR回路の出力の信号レベルがそれぞれハイレベル、ロウレベルである場合、前記第3のクロック信号を前記第1のクロック信号として、前記高速クロック信号から前記第1〜第3のクロック信号を生成する、
    請求項に記載の多重回路。
  4. 前記複数の低速識別回路、前記セレクタ回路と前記分周回路との間に設けられ、前記第1、第2のEXOR回路の出力に接続された位相調整回路、
    を更に具備し、
    前記位相調整回路は、
    前記第1のEXOR回路の出力の信号レベルがハイレベルである場合、前記第1のクロック信号に対して前記高速データ信号が遅れているため、前記低速クロック信号の位相を設定値だけ進ませて、前記複数の低速識別回路、前記セレクタ回路に出力し、
    前記第2のEXOR回路の出力の信号レベルがハイレベルである場合、前記第1のクロック信号に対して前記高速データ信号が進んでいるため、前記低速クロック信号の位相を前記設定値だけ遅らせて、前記複数の低速識別回路、前記セレクタ回路に出力する、
    請求項に記載の多重回路。
JP2010527744A 2008-09-03 2009-08-14 多重回路 Active JP5246608B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010527744A JP5246608B2 (ja) 2008-09-03 2009-08-14 多重回路

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008226191 2008-09-03
JP2008226191 2008-09-03
PCT/JP2009/064341 WO2010026863A1 (ja) 2008-09-03 2009-08-14 多重回路
JP2010527744A JP5246608B2 (ja) 2008-09-03 2009-08-14 多重回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2010026863A1 JPWO2010026863A1 (ja) 2012-02-02
JP5246608B2 true JP5246608B2 (ja) 2013-07-24

Family

ID=41797035

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010527744A Active JP5246608B2 (ja) 2008-09-03 2009-08-14 多重回路

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5246608B2 (ja)
WO (1) WO2010026863A1 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05344112A (ja) * 1992-06-11 1993-12-24 Toshiba Corp ビット位相同期回路
JP2000124870A (ja) * 1998-10-13 2000-04-28 Nec Eng Ltd 2:1多重回路

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05344112A (ja) * 1992-06-11 1993-12-24 Toshiba Corp ビット位相同期回路
JP2000124870A (ja) * 1998-10-13 2000-04-28 Nec Eng Ltd 2:1多重回路

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2010026863A1 (ja) 2012-02-02
WO2010026863A1 (ja) 2010-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4351941B2 (ja) 試験装置及び試験方法
JP6032082B2 (ja) 受信回路及び半導体集積回路
JP5429867B2 (ja) 通信装置および網同期方法
EP2518629A1 (en) Signal receiving circuit, memory controller, processor, computer, and phase control method
US8674736B2 (en) Clock synchronization circuit
US6720810B1 (en) Dual-edge-correcting clock synchronization circuit
KR20090074412A (ko) 분주회로 및 이를 이용한 위상 동기 루프
JP2010147558A (ja) クロックデータリカバリ回路
US9088276B2 (en) Pre-emphasis control circuit for adjusting the magnitude of a signal over a period according to a fraction of a bit-time
JP5246608B2 (ja) 多重回路
JP4598872B2 (ja) タイミングリカバリ回路、通信ノード、ネットワークシステム、及び電子機器
JP6221857B2 (ja) 位相調整回路、データ伝送装置、データ伝送システム及び位相調整方法
KR20160121115A (ko) 스큐 제거 동작을 수행하는 반도체 장치
JP2004356701A (ja) ハーフレートcdr回路
JPWO2009069244A1 (ja) 送信方法および送信装置
JP2005086789A (ja) クロックデータリカバリ回路
JP2702257B2 (ja) ビット位相同期回路
JP2011160097A (ja) 半導体装置
JP2007312321A (ja) シリアル・パラレル変換用の半導体集積回路
JP5420748B2 (ja) クロックデータ再生回路
JP7383968B2 (ja) 信号伝送回路
KR102516881B1 (ko) 클럭 위상 정렬을 위한 방법 및 장치
JP2018074413A (ja) 伝送装置、及び信号処理方法
JP2007193658A (ja) 半導体装置
JP2017046203A (ja) 半導体デバイス

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120705

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121228

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130226

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130318

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5246608

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130331

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160419

Year of fee payment: 3