JP5245215B2 - 遊技場用会員管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、遊技機が設置された遊技場において、遊技場の会員として登録された遊技客に関する情報を管理するための遊技場用会員管理システムに関する。
従来より、パチンコ機などの遊技機が設置された遊技場の多くは、遊技客の当該遊技場への来店頻度を向上させるために、会員制を採用している。
例えば遊技場は、氏名,年齢,住所及びメールアドレス等の個人情報を遊技客に提供してもらうことにより、この遊技客を会員として登録するとともに、会員であることを証明する会員カードを発行する。そして、会員カードを所持して来場した遊技客に対して来店ポイントを付与し、来店ポイント数が所定値に達すると、景品や特典を提供する(例えば、特許文献1参照。)。つまり、会員になった遊技客は、景品や特典を獲得するために、他の遊技場よりも当該遊技場で遊技しようと考える。
特開2002−18111号公報
ところで、会員制を採用して集客効果を高めるためには、より多くの遊技客に会員として登録してもらうとともに、会員となった遊技客に、より多く遊技場に来場してもらえるようにする必要がある。
まず会員を増やすためには、遊技場では一般に、会員登録することにより得られる特典を示す掲示等を遊技場内にすることにより会員募集を告知し、会員登録を希望する遊技客に対し、遊技場内の所定の場所に置かれている申し込み用紙に所定事項を記入させ、この申し込み用紙を受付カウンターに持ってきてもらうことにより、会員登録の手続を行うということが行われている(以降、この募集方式を掲示宣伝方式と称す)。つまり、会員募集の宣伝は行うが、会員登録をするか否かは遊技客の判断に任せるというものである。
一方、遊技場の店員が遊技客に声をかけて、会員登録を勧誘する遊技場もある(以降、この募集方式を勧誘方式と称す)。この勧誘方式は、掲示宣伝方式と比較して、会員登録による特典が同じであるならば、直接遊技客に働きかける分、会員数増加に貢献し易いという利点がある。しかし、この勧誘方式では、店員は会員と非会員との区別ができないため、店員が遊技客に声をかけて会員登録を勧誘したら、既に会員登録している遊技客であったということが頻発し、勧誘の効率が非常に悪いという問題があった。
次に、会員となった遊技客に遊技場に来場してもらうために、来場することによる特典やイベントを告知するための電子メール(以降、宣伝メールと称す)を会員に宛てて送信することがよく行われている。尚、遊技場では一般に、全ての会員に対して同一の内容の宣伝メールを一斉に送信している。
従って、遊技場の営業日の営業時間(例えば、午前9時〜午後11時)前に宣伝メールを全会員に一斉に送信する場合には問題はないが、営業時間中に更に集客を狙って宣伝メールを全会員に一斉に送信する場合には、既に来場している会員に対しても宣伝メールが送信されることになり、無駄な宣伝メールを送信してしまうことになる。例えば、1000台程度の遊技機が設置されている大型遊技場では営業時間中に常時何百人もの会員が入場しているため、何百通もの宣伝メールが無駄に送信されることになる。つまり、宣伝メールの送信に無駄があり、効率が悪いという問題があった。
本発明は、こうした問題に鑑みなされたものであり、集客向上に効率よく貢献できる遊技場用会員管理システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1,2に記載の発明は、遊技機が設置された遊技場において、予め登録された遊技客を当該遊技場の会員である遊技場会員とし、この遊技場会員に関する情報を管理するための遊技場用会員管理システムであって、遊技場会員の各々に所持され、各遊技場会員を識別するための会員識別情報が記憶されたRFタグと、会員識別情報と、この会員識別情報から特定される遊技場会員に対して情報を送信するための送信先を示す送信先情報とを対応付けて記憶する送信先記憶手段と、遊技場に設置され、RFタグが遊技場内にある時に、このRFタグから会員識別情報を読み取る第1読取手段と、第1読取手段が会員識別情報を読み取った結果に基づき、現時点において遊技場外にいる遊技場会員である非入場会員に対応した送信先情報を送信先記憶手段から抽出し、この抽出した送信先情報により示される送信先に対して、予め設定された非入場会員用情報を送信する非入場会員用情報送信手段とを備えることを特徴とする。
このように構成された遊技場用会員管理システムでは、第1読取手段は、RFタグが遊技場内にある時に、このRFタグから会員識別情報を読み取る。そして非入場会員用情報送信手段は、第1読取手段が会員識別情報を読み取った結果に基づき、現時点において遊技場外にいる遊技場会員である非入場会員に対応した送信先情報を送信先記憶手段から抽出し、この送信先情報により示される送信先に対して、予め設定された非入場会員用情報を送信する。
即ち、第1読取手段が会員識別情報を読み取ると、この会員識別情報に対応した遊技場会員は現時点で入場しており、読み取っていない会員識別情報に対応した遊技場会員は、現時点で入場していない遊技場会員(非入場会員)と見做し、この非入場会員に対して非入場会員用情報を送信する。
尚、予め設定された非入場会員用情報とは、非入場会員に入場を促す内容を示すものであり、例えば、「本日17時までに入場されると、○○○を進呈します!」(○○○は例えば、景品や来店ポイント)等とするとよい。
このため、既に入場している会員に対して無駄に情報を送信することを防止できる。つまり、集客向上のために効率よく情報を送信できる。
また請求項1,2に記載の遊技場用会員管理システムでは、第1読取手段が会員識別情報を読み取った結果に基づき、現時点において遊技場に入場している遊技場会員である入場会員に対応した送信先情報を送信先記憶手段から抽出し、この抽出した送信先情報により示される送信先に対して、予め設定された入場会員用情報を送信する入場会員用情報送信手段を備える。
尚、予め設定された入場会員用情報とは、入場している遊技場会員にのみ提供する(即ち、入場している非会員に対しては提供していない)有利な情報であり、例えば、釘調整が甘いパチンコ機や、大当り確率設定の甘いスロット機の台番号を示す情報等とするとよい。
このため、送信先として携帯電話等の携帯端末のメールアドレスが設定されている場合には、携帯端末を所持し且つ現時点で入場している入場会員にのみ入場会員用情報を提供できる。即ち、会員にとっては当該遊技場に入場することによる利点が増えるため、集客を向上させることができる。
また、請求項1,2に記載の遊技場用会員管理システムでは、第1読取手段が会員識別情報を読み取った結果に基づき、遊技場会員が遊技場内にいるか否かを判断し、この判断結果に従って、遊技場会員が遊技場内にいるか否かを時刻と対応付けて示す会員入場履歴情報を、遊技場会員毎に記憶する会員入場履歴記憶手段を備え、非入場会員用情報送信手段による非入場会員用情報の送信と、入場会員用情報送信手段による入場会員用情報の送信とは、1日に複数回行われるように構成され、非入場会員用情報送信手段及び入場会員用情報送信手段による送信毎に、会員入場履歴記憶手段に記憶されている会員入場履歴情報を用いて、遊技場会員毎に、現時点において遊技場に入場しているか否かという情報と、前回の送信時点において遊技場に入場していたか否かという情報とに基づいて、非入場会員用情報及び入場会員用情報を設定する会員用情報設定手段を備える。
このように構成された遊技場用会員管理システムでは、会員入場履歴記憶手段は、第1読取手段が会員識別情報を読み取った結果に基づき、遊技場会員が遊技場内にいるか否かを判断し、この判断結果に従って、遊技場会員が遊技場内にいるか否かをその時刻と対応付けて示す会員入場履歴情報を遊技場会員毎に記憶し、会員用情報設定手段は、非入場会員用情報送信手段及び入場会員用情報送信手段による送信毎に、会員入場履歴記憶手段に記憶されている会員入場履歴情報を用いて、遊技場会員毎に、現時点において遊技場に入場しているか否かという情報と、前回の送信時点において遊技場に入場していたか否かという情報とに基づいて、非入場会員用情報及び入場会員用情報を設定する。そして、非入場会員用情報送信手段が、設定された非入場会員用情報を送信するとともに、入場会員用情報送信手段が、設定された入場会員用情報を送信する。
つまり、請求項1,2に記載の遊技場用会員管理システムは、遊技場会員へ情報を送信する時点(例えば、現在時刻)において遊技場会員が遊技場に入場しているか否かということだけでなく、前回の送信時点に遊技場会員が遊技場に入場していたか否かという情報に基づいて、その送信内容を変えることができる。
また、請求項に記載のように、会員用情報設定手段が、本日において遊技場会員が遊技場内にいる時間が長いほど、該遊技場会員に対して送信する情報の量が多くなるように、入場会員用情報を設定するようにすれば、遊技場会員は遊技場内にいる時間が長いほど多くの情報を取得することができる。このため、遊技場会員は、当該遊技場内に長くいるほうが有利と考え、当該遊技場で長時間遊技を行うようになる。従って、遊技場用会員管理システムは、当該遊技場の売上げを向上させることができる。
また、請求項に記載のように、会員用情報設定手段が、本日において遊技場会員が遊技場内にいる時間が長いほど、該遊技場会員に対して送信する情報が該遊技場会員にとって有利な情報となるように、入場会員用情報を設定するようにすれば、遊技場会員は遊技場内にいる時間が長いほど有利な情報を取得することができる。このため、遊技場会員は、当該遊技場内に長くいるほうが有利と考え、当該遊技場で長時間遊技を行うようになる。従って、遊技場用会員管理システムは、当該遊技場の売上げを向上させることができる。
また、請求項1〜請求項に記載の遊技場用会員管理システムでは、請求項に記載のように、第1読取手段は、遊技場内においてRFタグからの会員識別情報を読み取り可能な領域であるタグ読取可能領域がそれぞれ異なるように配置された複数のRFタグリーダから構成され、遊技場会員が遊技場内にいる位置を遊技場内位置とし、遊技場会員毎に、予め設定された所定期間内における遊技場内位置の分布を記憶する遊技場内位置記憶手段と、RFタグリーダが会員識別情報を読み取ると、このRFタグリーダのタグ読取可能領域に基づいて、読み取った会員識別情報に対応した遊技場会員の遊技場内位置を特定し、特定した遊技場内位置を、この遊技場会員の遊技場内位置として遊技場内位置記憶手段に登録する遊技場内位置登録手段とを備えるようにするとよい。
このように構成された遊技場用会員管理システムによれば、遊技場は、遊技場会員毎に所定期間内における遊技場内位置の分布を示すデータを取得することができる。
即ち、遊技場側では、この遊技場内位置の分布に基づいて、遊技場会員が好んで遊技している遊技機の機種を特定することができる。例えば、遊技場会員毎に、最近2週間を上記所定期間として遊技場内位置の分布で最も集中している遊技場内位置を特定し、この遊技場内位置の近傍に配置されている遊技機を、この遊技場会員の好みの遊技機の機種であると特定する(遊技場内においては一般に、同一の機種の遊技機はまとめて配置されるため、おおよその遊技場内位置が特定されれば、この遊技場内位置に対応した遊技機の機種を特定できる)。
こうして遊技場会員毎に好みの遊技機の機種を特定すると、遊技場会員毎に好みの遊技機の機種についての情報を設定して送信することができる。即ち、遊技場会員の好みに応じた情報を提供でき、木目細かいサービスが可能となる。
また、遊技場会員が好む遊技機の機種の統計を取ることにより、人気のある機種を特定できるため、遊技場側において、今後の遊技機購入の参考とすることができる
ところで、会員制を採用している遊技場では通常、遊技場会員に対して会員カード(例えば、磁気カード)を発行している。
そこで請求項1〜請求項の何れかに記載の遊技場用会員管理システムでは、請求項に記載のように、RFタグは、遊技場側から遊技場会員に対して発行される会員カードに取り付けられるようにするとよい。
このように構成された遊技場用会員管理システムによれば、遊技場は、現在採用している会員カードにRFタグを取り付けることによって、本発明の遊技場用会員管理システムを適用することができる。つまり、本発明の遊技場用会員管理システムを遊技場で採用する際には、既に会員になっている遊技客の会員カードにRFタグを取り付ければよい。このため、今までの会員カードを廃止する必要がなく、会員カードを新しいものに取り替えるための費用を抑制できる。
(第1実施形態)
次に本発明の第1実施形態について図面をもとに説明する。
図1は本発明が適用された遊技場用会員管理システム1(以降、会員管理システムとも称す)の全体構成を示すブロック図、図2は台用タグリーダ7の配置を示すためのパチンコ機5の正面図である。また図3(a)及び図3(b)はそれぞれ、カウンタ用タグリーダ11,カウンタ用人センサ13及びカウンタ用表示装置15の配置を示すための景品交換カウンタ21の正面図及び側面図、図4は台用タグリーダ7及び島外用タグリーダ9の配置及び受信範囲を示すための遊技場の平面図である。
図1に示すように会員管理システム1は、複数のパチンコ遊技機(以降、パチンコ機と称す)5が設置された遊技機島3を備えた遊技場で使用される。
尚、遊技場内の全てのパチンコ機5にはそれぞれ、パチンコ機5の遊技場内における位置を特定するための固有の番号(以降、台番号と称す)が付されている(図4中の、「101」,「205」等の番号を参照)。
また、この遊技場においては会員制が採用されている。即ち当遊技場では、遊技客が氏名,年齢,住所,生年月日及びメールアドレス等の個人情報を申し込み用紙に記入して会員登録手続を行うと、この遊技客は会員として登録され、会員であることを証明する会員カード19が遊技場側からこの遊技客に対して発行される。
また、遊技客がパチンコ機5で遊技することにより獲得したパチンコ球(いわゆる、持ち球)の取り扱いは、以下のように定められている。即ち、遊技場内には、遊技中に獲得した球(持ち球)を貯留する複数の球箱(不図示)と、遊技機島3の一端に設置され、パチンコ球を計数するジェットカウンタ(不図示)とが備えられている。そして遊技客は、パチンコ機5で遊技中に獲得した球(持ち球)を球箱に貯留する。その後、遊技を終了する場合に遊技客は、持ち球をジェットカウンタに投入することにより持ち球の総数を計数する。そしてジェットカウンタは、計数が終了すると、持ち球の計数値が記載されたレシートを発行する。その後、遊技客は、このレシートを景品交換カウンタ21(図3(a)参照)まで持って行くことにより、持ち球数に相当する分の景品と交換することができる。
このような遊技場において、会員管理システム1は、会員を識別するための会員識別情報が予め記憶されたRFタグ19aが取り付けられ、当遊技場の各会員に所持される会員カード19と、パチンコ機5毎に設置されて、予め設定された第1受信範囲内(本実施形態では、例えば1m以内)にあるRFタグ19aから会員識別情報を読み取る台用タグリーダ7と、台用タグリーダ7の第1受信範囲外にあって且つ予め設定された第2受信範囲内(本実施形態では、例えば1m以内)にあるRFタグ19aから会員識別情報を読み取る島外用タグリーダ9と、景品交換カウンタ21に取り付けられ、予め設定された第3受信範囲内(本実施形態では、例えば50cm以内)にあるRFタグ19aから会員識別情報を読み取るカウンタ用タグリーダ11と、景品交換カウンタ21に取り付けられ、予め設定された検出範囲内(本実施形態では、例えば50cm以内)に位置する人間を検出して、人間を検出した旨を示す信号(以降、人検出信号と称す)を出力するカウンタ用人センサ13と、景品交換カウンタ21において景品交換業務を行う店員(以降、カウンタスタッフと称す)に各種情報を表示するカウンタ用表示装置15と、遊技場内の全ての台用タグリーダ7,島外用タグリーダ9,カウンタ用タグリーダ11,カウンタ用人センサ13及びカウンタ用表示装置15が接続され、会員管理システム1全体の管理を行う管理装置17とから構成される。
なおRFタグ19aは、台用タグリーダ7,島外用タグリーダ9及びカウンタ用タグリーダ11が無線で送信する無線送信信号による送信電力によって起動して、記憶された会員識別情報を無線送信する。
また台用タグリーダ7は、図2に示すように、パチンコ機5の下方において、パチンコ機5毎に設置される。そして台用タグリーダ7は、対応するパチンコ機5の台番号を示す台番号情報を記憶する記憶領域(例えば、EEPROM)を備えており、無線送信信号を送信させるための無線送信指令を管理装置17から受信すると、上記の無線送信信号を無線送信するとともに、RFタグ19aから会員識別情報を読み取ると、読み取った会員識別情報に、記憶している台番号情報を付与して、この会員識別情報を管理装置17へ送信するように構成されている。
また島外用タグリーダ9は、図4に示すように、遊技機島3の両端または遊技場の外壁の内側に取り付けられ、台用タグリーダ7と同様に、上記の無線送信指令を管理装置17から受信すると、上記の無線送信信号を無線送信するとともに、RFタグ19aから会員識別情報を読み取ると、読み取った会員識別情報に、島外用タグリーダ9から送信された旨を示す情報(以降、島外通知情報と称す)を付与して、この会員識別情報を管理装置17へ送信するように構成されている。
そして図4に示すように(図4中の点線は、台用タグリーダ7及び島外用タグリーダ9の受信範囲を示す)、遊技場内の台用タグリーダ7及び島外用タグリーダ9によって、遊技場内における景品交換カウンタ21周辺を除いた略全ての範囲で、RFタグ19aからの会員識別情報を読み取り可能となっている。
またカウンタ用タグリーダ11は、図3(a),(b)に示すように、景品交換カウンタ21の正面側に設置される。そして、予め設定された所定送信時間間隔(本実施形態では、例えば5秒)で、上記の無線送信信号を無線送信するとともに、RFタグ19aから会員識別情報を読み取ると、読み取った会員識別情報に、カウンタ用タグリーダ11から送信された旨を示す情報(以降、カウンタ通知情報と称す)を付与して、この会員識別情報を管理装置17へ送信するように構成されている。尚、カウンタ用タグリーダ11の第3受信範囲は、景品交換カウンタ21の前で複数の遊技客(図3(b)では、遊技客HC1,2,3の3人)が整列している場合に、最前列で並んでいる遊技客(図3(b)では遊技客HC1)が所持する会員カード19のRFタグ19aのみから会員識別情報を読み取り可能となるように設定されている。
またカウンタ用人センサ13は、カウンタ用タグリーダ11の付近において、景品交換カウンタ21の正面側に設置される。なおカウンタ用人センサ13は、周知の焦電型赤外線センサにより構成されている。そしてカウンタ用人センサ13の検出範囲は、図3(b)における一点鎖線により示すように、カウンタ用タグリーダ11の第3受信範囲内に含まれるように設定されている。
またカウンタ用表示装置15は、景品交換カウンタ21の前で並んでいる最前列の遊技客が会員であることを示す表示(以降、会員表示と称す)を実行させるための会員表示指令を管理装置17から受信すると会員表示を行い、最前列の遊技客が会員でないことを示す表示(以降、非会員表示と称す)を実行させるための非会員表示指令を管理装置17から受信すると非会員表示を行い、会員表示を中止させるための会員表示中止指令を管理装置17から受信すると会員表示を中止し、非会員表示を中止させるための非会員表示中止指令を管理装置17から受信すると非会員表示を中止するように構成される。
またカウンタ用表示装置15は、最前列の遊技客が本日誕生日である旨を示す表示(以降、誕生日表示と称す)を実行させるための誕生日表示指令を管理装置17から受信すると誕生日表示を行い、最前列の遊技客の来店ポイントが所定値(例えば、100ポイント,200ポイント等の区切りのよい値)に達したことを示す表示(以降、ポイント到達表示と称す)を実行させるためのポイント到達表示指令を管理装置17から受信するとポイント到達表示を行い、会員表示中止指令を受信すると誕生日表示及びポイント到達表示を中止するように構成される。
次に管理装置17の構成を図5に基づいて説明する。図5は管理装置17の電気的構成を表すブロック図である。
管理装置17は、図5に示すように、台用タグリーダ7,島外用タグリーダ9,カウンタ用タグリーダ11,カウンタ用人センサ13及びカウンタ用表示装置15との間でデータ通信を行う場内通信部37と、インターネットなどの通信回線網を介して遊技場外の通信端末との間でデータ通信を行う場外通信部38と、予め設定された各種情報を入力するための操作キー39aおよび表示パネル39bからなるユーザインターフェース(以降、ユーザI/Fと称す)39と、管理装置17全体の動作を制御する管理装置制御部30とから構成される。
これらのうち管理装置制御部30は、所定の処理プログラムに基づいて処理を実行するCPU31と、種々の処理プログラムが格納されたROM32と、種々のデータを格納するRAM33と、電力が供給されない状態でも記憶されたデータを保持可能なEEPROM34と、場内通信部37,場外通信部38及びユーザI/F39が接続され、CPU31,RAM33及びEEPROM34との間で信号及びデータの入出力を行う入出力部35とから構成され、CPU31,ROM32,RAM33,EEPROM34及び入出力部35はバス36を介して接続されている。
尚EEPROM34には、台用タグリーダ7,島外用タグリーダ9及びカウンタ用タグリーダ11が読み取る会員識別情報と照合するために予め登録された照合用識別情報が記憶された会員識別情報リスト34aと、会員識別情報とこの会員識別情報から特定される会員の会員番号とを対応付けて記憶する会員番号リスト34bと、会員番号とこの会員番号から特定される会員のメールアドレスとを対応付けて記憶する会員メールアドレスリスト34cと、会員番号毎にこの会員番号から特定される会員の予め設定された所定集計期間(本実施形態では、例えば2週間)内における遊技場内での位置の分布を記憶する会員場内分布リスト34dと、会員番号毎にこの会員番号から特定される会員の個別情報(本実施形態では、例えば会員の誕生日及び来店ポイント総数)を記憶する会員個別情報リスト34eの記憶領域が確保されている。
これらのうちで会員場内分布リスト34dは、図11に示すように、会員番号毎に、所定集計期間(図11では、5月4日から5月17日までの2週間)内における、予め設定された所定読込時刻(本実施形態では、例えば営業時間内における15分毎の時刻である。つまり、営業時間が9:00から23:00までとすると、9:00,9:15,9:30,・・・・・,22:45,23:00である。)について、遊技場に入場して遊技しているパチンコ機5の台番号か、遊技場に入場しているが遊技中でない旨(図中では、「○」で表示)か、遊技場に入場していない旨(図中では、「×」で表示)を記憶している。
またRAM33には、カウンタ用表示装置15が会員表示中であることを示す会員表示中フラグF1と、カウンタ用表示装置15が非会員表示中であることを示す非会員表示中フラグF2と、カウンタ用表示装置15が会員表示を行う起因となった会員の会員識別情報を1つのみ記憶する表示識別情報記憶バッファB1が設けられている。なお以下の説明において、フラグをセットするとは、そのフラグの値を1にすることを示し、フラグをクリアするとは、そのフラグの値を0にすることを示す。
またユーザI/F39は、操作者が操作キー39aを介して予め設定された操作をすることにより、遊技場に入場している会員(以降、入場会員と称す)に宛てて送信する電子メールのための文章(以降、入場会員用送信文と称す)を作成することを開始するための入場会員用送信文作成指令と、作成した入場会員用送信文を入場会員に宛てて電子メールで送信するための入場会員メール送信指令を出力するように構成される。
更にユーザI/F39は、入場会員用送信文作成指令及び入場会員メール送信指令と同様にして、遊技場に入場していない会員(以降、非入場会員と称す)に宛てて送信する電子メールのための文章(以降、非入場会員用送信文と称す)を作成することを開始するための非入場会員用送信文作成指令と、作成した非入場会員用送信文を非入場会員に宛てて電子メールで送信するための非入場会員メール送信指令を出力するように構成される。
このように構成された管理装置17において、CPU31は、台用タグリーダ7及び島外用タグリーダ9によって読み取られた会員識別情報に基づいて会員場内分布リスト34dを作成する会員場内分布リスト作成処理と、入場会員と非入場会員とを区別して電子メールを送信する会員メール送信処理と、カウンタ用タグリーダ11によって読み取られた会員識別情報とカウンタ用人センサ13から出力される人検出信号とに基づいてカウンタ用表示装置15を制御するためのカウンタ表示処理とをそれぞれ独立に実行する。
ここで、管理装置17のCPU31が実行する会員場内分布リスト作成処理の手順を、図6を用いて説明する。図6は会員場内分布リスト作成処理を表すフローチャートである。尚、この会員場内分布リスト作成処理は、CPU31が起動(電源オン)している間に繰り返し実行される処理である。
この会員場内分布リスト作成処理が実行されると、CPU31は、まずS10にて、現在時刻が所定読込時刻であるか否かを判断する。
ここで現在時刻が所定読込時刻でない場合には(S10:NO)、会員場内分布リスト作成処理を終了する。一方、現在時刻が所定読込時刻である場合には(S10:YES)、S20にて、管理装置17に接続された全ての台用タグリーダ7及び島外用タグリーダ9に無線送信指令を送信する。その後S30にて、予め設定された所定受信時間(本実施
形態では、例えば30秒間)の間、台用タグリーダ7及び島外用タグリーダ9から送信される会員識別情報を受信する。
そしてS40にて、S30で受信した全ての会員識別情報について、会員識別情報リスト34aに記憶された照合用識別情報との照合を行う。その後S50にて、照合用識別情報と一致した会員識別情報を抽出する。
そしてS60にて、S50にて抽出した会員識別情報に基づいて会員場内分布リスト34dを作成する。
即ち、まず、S50にて抽出した会員識別情報のそれぞれについて、会員番号リスト34bに基づいて、会員識別情報と対応した会員番号を特定する。また、会員識別情報に付与された情報(即ち、台番号情報,島外通知情報またはカウンタ通知情報。以降、付与情報とも称す)を抽出する。
その後、特定した会員番号のそれぞれについて、会員場内分布リスト34d内の最新の所定読込時刻に相当する部分(図11では、「5/17 16:30」で特定される列)に、抽出した付与情報に基づく情報を記憶する。即ち、図11に示すように、付与情報が台番号情報である場合には、台番号情報により示される台番号を、島外通知情報及びカウンタ通知情報である場合には、現時点で遊技場に入場している旨を示す情報(以降、入場指示情報と称す。図11では「○」で表示。)を記憶する。
更に、特定した会員番号以外の会員番号について、会員場内分布リスト34d内の最新の所定読込時刻に相当する部分に、現時点で遊技場に入場していない旨を示す情報(以降、非入場指示情報と称す。図11では「×」で表示。)を記憶する。
そしてS60の処理が終了すると、会員場内分布リスト作成処理を終了する。
次に、管理装置17のCPU31が実行する会員メール送信処理の手順を、図7を用いて説明する。図7は会員メール送信処理を表すフローチャートである。尚、この会員メール送信処理は、CPU31が起動(電源オン)している間に繰り返し実行される処理である。
この会員メール送信処理が実行されると、CPU31は、まずS110にて、ユーザI/F39から入場会員用送信文作成指令が入力したか否かを判断する。ここで、入場会員用送信文作成指令が入力していない場合には(S110:NO)、S140に移行する。一方、入場会員用送信文作成指令が入力した場合には(S110:YES)、S120にて、入場会員用送信文作成処理を実行する。
即ち、操作者にメール用の文章を作成させるための画面を表示パネル39bに表示し、操作者による操作キー39aを介した操作に応じて入力される文章を示す情報(以降、入場会員用送信情報と称す)をRAM33に記憶するとともに、入力された文章を表示パネル39bに表示する。そして、入場会員メール送信指令が入力すると、S120の処理を終了する。
その後S130にて、入場会員に宛てて電子メールを送信する。即ち、まず会員場内分布リスト34dにおいて、最新の所定読込時刻で台番号または入場指示情報が記憶されている会員番号を特定し、更に会員メールアドレスリスト34cから、特定した会員番号に対応したメールアドレスを抽出する。そして、抽出したメールアドレスを送信先として、RAM33に記憶されている入場会員用送信情報によって示される内容を示す電子メールを場外通信部38を介して送信する。その後、S140に移行する。
尚、入場会員用送信情報としては、例えば、釘調整が甘いパチンコ機5の台番号を示す情報のように、入場している会員にのみ提供する(即ち、入場している非会員に対しては提供していない)有利な情報にするとよい。
そしてS140に移行すると、ユーザI/F39から非入場会員用送信文作成指令が入力したか否かを判断する。ここで、非入場会員用送信文作成指令が入力していない場合には(S140:NO)、会員メール送信処理を終了する。一方、非入場会員用送信文作成指令が入力した場合には(S140:YES)、S150にて、非入場会員用送信文作成処理を実行する。
即ち、S120と同様にして、操作者にメール用の文章を作成させるための画面を表示パネル39bに表示し、操作者による操作キー39aを介した操作に応じて入力される文章を示す情報(以降、非入場会員用送信情報と称す)をRAM33に記憶するとともに、入力された文章を表示パネル39bに表示する。そして、非入場会員メール送信指令が入力すると、S150の処理を終了する。
その後S160にて、非入場会員に宛てて電子メールを送信する。即ち、まず会員場内分布リスト34dにおいて、最新の所定読込時刻で非入場指示情報が記憶されている会員番号を特定し、更に会員メールアドレスリスト34cから、特定した会員番号に対応したメールアドレスを抽出する。そして、抽出したメールアドレスを送信先として、RAM33に記憶されている非入場会員用送信情報によって示される内容を示す電子メールを場外通信部38を介して送信する。そして、会員メール送信処理を終了する。
尚、非入場会員用送信情報としては、例えば、「本日17時までに入場されると、○○○を進呈します!」(○○○は例えば、景品や来店ポイント)等のように、非入場会員に入場を促す内容にするとよい。
次に、管理装置17のCPU31が実行するカウンタ表示処理の手順を、図8〜図10を用いて説明する。図8はカウンタ表示処理の第1部分を表すフローチャート、図9はカウンタ表示処理の第2部分を表すフローチャート、図10はカウンタ表示処理の第3部分を表すフローチャートである。尚、このカウンタ表示処理は、CPU31が起動(電源オン)している間に繰り返し実行される処理である。
このカウンタ表示処理が実行されると、CPU31は、まずS210にて、会員表示中フラグF1または非会員表示中フラグF2がセットされているか否かを判断する。ここで、会員表示中フラグF1または非会員表示中フラグF2がセットされている場合には(S210:YES)、S320に移行する。一方、会員表示中フラグF1及び非会員表示中フラグF2がセットされてない場合には(S210:NO)、S220にて、カウンタ用人センサ13から人検出信号を受信したか否かを判断する。ここで、人検出信号を受信していない場合には(S220:NO)、カウンタ表示処理を終了する。
一方、人検出信号を受信した場合には(S220:YES)、S230にて、カウンタ用タグリーダ11から会員識別情報を受信したか否かを判断する。ここで、会員識別情報を受信していない場合には(S230:NO)、S300に移行する。一方、会員識別情報を受信した場合には(S230:YES)、S240にて、受信した会員識別情報と、会員識別情報リスト34aに記憶された照合用識別情報とを照合する。
その後S250にて、S240での照合の結果に基づいて、受信した会員識別情報と、照合用識別情報とが一致しているか否かを判断する。ここで、両者が一致していない場合には(S250:NO)、S300に移行する。一方、両者が一致している場合には(S250:YES)、S260にて、受信した会員識別情報を表示識別情報記憶バッファB1に記憶する。そしてS270にて、カウンタ用表示装置15に会員表示指令を送信する。
その後S280にて、誕生日表示指令とポイント到達表示指令を送信するための処理を行う。即ち、受信した会員識別情報に対応する会員番号を会員番号リスト34bに基づいて特定し、特定した会員番号に対応する会員の個別情報(誕生日及び来店ポイント総数)を会員個別情報リスト34eから抽出する。そして、抽出した個別情報により示される誕生日が本日である場合には、カウンタ用表示装置15に誕生日表示指令を送信する。また、抽出した個別情報により示される来店ポイント総数が、予め設定された所定判定ポイント数(本実施形態では、例えば100)に達した場合には、カウンタ用表示装置15にポイント到達表示指令を送信する。
その後S290にて、会員表示中フラグF1をセットして、カウンタ表示処理を終了する。
またS300に移行した場合には、カウンタ用表示装置15に非会員表示中止指令を送信し、S310にて、非会員表示中フラグF2をセットして、カウンタ表示処理を終了する。
またS320に移行すると、会員表示中フラグF1がセットされているか否かを判断する。ここで、会員表示中フラグF1がセットされていない場合には(S320:NO)、非会員表示中フラグF2がセットされていると判断し、S460に移行する。一方、会員表示中フラグF1がセットされている場合には(S320:YES)、S330にて、カウンタ用人センサ13から人検出信号を受信したか否かを判断する。ここで、人検出信号を受信していない場合には(S330:NO)、S440にて、カウンタ用表示装置15に会員表示中止指令を送信し、S450にて、会員表示中フラグF1をクリアして、カウンタ表示処理を終了する。
一方、人検出信号を受信した場合には(S330:YES)、S340にて、所定送信時間間隔より少し長く設定された所定待機時間(本実施形態では、例えば6秒)の間、待機する。
その後S350にて、カウンタ用タグリーダ11から会員識別情報を受信したか否かを判断する。ここで、会員識別情報を受信していない場合には(S350:NO)、S420に移行する。一方、会員識別情報を受信した場合には(S350:YES)、S360にて、受信した会員識別情報と、会員識別情報リスト34aに記憶された照合用識別情報とを照合する。
その後S370にて、S360での照合の結果に基づいて、受信した会員識別情報と、照合用識別情報とが一致しているか否かを判断する。ここで、両者が一致していない場合には(S370:NO)、S420に移行する。一方、両者が一致している場合には(S370:YES)、S380にて、受信した会員識別情報と、表示識別情報記憶バッファB1に記憶された会員識別情報とが一致しているか否かを判断する。
ここで、両者が一致している場合には(S380:YES)、カウンタ表示処理を終了する。一方、両者が一致していない場合には(S380:NO)、S390にて、S260と同様にして、受信した会員識別情報を表示識別情報記憶バッファB1に記憶する。そしてS400にて、カウンタ用表示装置15に会員表示指令を送信する。その後S410にて、S280と同様にして、誕生日表示指令とポイント到達表示指令を送信するための処理を行い、カウンタ表示処理を終了する。
またS420に移行すると、カウンタ用表示装置15に非会員表示指令を送信し、S430にて、非会員表示中フラグF2をセットするとともに、会員表示中フラグF1をクリアして、カウンタ表示処理を終了する。
またS460に移行すると、カウンタ用人センサ13から人検出信号を受信したか否かを判断する。ここで、人検出信号を受信していない場合には(S460:NO)、S550にて、カウンタ用表示装置15に非会員表示中止指令を送信し、S560にて、非会員表示中フラグF2をクリアして、カウンタ表示処理を終了する。
一方、人検出信号を受信した場合には(S460:YES)、S470にて、S340と同様にして、所定待機時間の間、待機する。その後S480にて、カウンタ用タグリーダ11から会員識別情報を受信したか否かを判断する。ここで、会員識別情報を受信していない場合には(S480:NO)、カウンタ表示処理を終了する。一方、会員識別情報を受信した場合には(S480:YES)、S490にて、受信した会員識別情報と、会員識別情報リスト34aに記憶された照合用識別情報とを照合する。
その後S500にて、S490での照合の結果に基づいて、受信した会員識別情報と、照合用識別情報とが一致しているか否かを判断する。ここで、両者が一致していない場合には(S500:NO)、カウンタ表示処理を終了する。一方、両者が一致している場合には(S500:YES)、S510にて、S260と同様にして、受信した会員識別情報を表示識別情報記憶バッファB1に記憶する。そしてS520にて、カウンタ用表示装置15に会員表示指令を送信する。その後S530にて、S280と同様にして、誕生日表示指令とポイント到達表示指令を送信するための処理を行う。そしてS540にて、会員表示中フラグF1をセットするとともに、非会員表示中フラグF2をクリアして、カウンタ表示処理を終了する。
このように構成された会員管理システム1では、台用タグリーダ7及び島外用タグリーダ9は、RFタグ19aが遊技場内にある時に、このRFタグ19aから会員識別情報を読み取る。そして、台用タグリーダ7及び島外用タグリーダ9が会員識別情報を読み取った結果に基づき、現時点の非入場会員に対応したメールアドレスを会員メールアドレスリスト34cから抽出し、このメールアドレスにより示される送信先に対して、非入場会員用送信情報を送信する(S160)。
このため、既に入場している会員に対して無駄に情報を送信することを防止できる。つまり、集客向上のために効率よく情報を送信できる。
また、台用タグリーダ7及び島外用タグリーダ9が会員識別情報を読み取った結果に基づき、現時点の入場会員に対応したメールアドレスを会員メールアドレスリスト34cから抽出し、この抽出したメールアドレスにより示される送信先に対して、入場会員用送信情報を送信する(S130)。
このため、送信先として携帯電話等の携帯端末のメールアドレスが設定されている場合には、携帯端末を所持し且つ現時点で入場している入場会員にのみ入場会員用送信情報を提供できる。即ち、会員にとっては当該遊技場に入場することによる利点が増えるため、集客を向上させることができる。
また、所定集計期間内において、会員が遊技しているパチンコ機の台番号を会員毎に記憶する会員場内分布リスト34dを備え、台用タグリーダ7が会員識別情報を読み取ると、この台用タグリーダ7の設置位置に基づいて、読み取った会員識別情報に対応した会員が遊技しているパチンコ機5を特定し、特定したパチンコ機5の台番号を、この会員が遊
技しているパチンコ機の台番号として会員場内分布リスト34dに登録する(S60)。
このため遊技場は、会員が遊技するパチンコ機5の台番号の、所定集計期間内における分布を示すデータを会員毎に取得することができる。即ち、遊技場側では、この台番号の分布に基づいて、会員が好んで遊技しているパチンコ機5の機種を特定することができる。
こうして、会員毎に好みのパチンコ機5の機種を特定すると、遊技場側では、好みのパチンコ機5の機種についての情報を会員毎に設定して送信することができる。即ち、会員の好みに応じた情報を提供でき、木目細かいサービスが可能となる。また、会員が好むパチンコ機5の機種の統計を取ることにより、人気のある機種を特定できるため、遊技場側において、今後のパチンコ機購入の参考とすることができる。
また、カウンタ用タグリーダ11は、RFタグ19aが第3受信範囲内にある時に、このRFタグ19aから会員識別情報を読み取る。そして、カウンタ用タグリーダ11により読み取られた会員識別情報と、会員識別情報リスト34aに記憶されている照合用識別情報とが一致している場合に、カウンタ用表示装置15は、最前列の遊技客が会員であることを示す表示(会員表示)を行う(S270,S400,S520)。
このため、カウンタスタッフは、最前列の遊技客が会員であるか否かを知ることができる。即ちカウンタスタッフは、カウンタ用表示装置15が会員表示を行っていない場合に、最前列の遊技客に対して、会員登録の勧誘を行うようにすればよい。このようにすれば、会員登録の勧誘をした遊技客が既に会員であったという事態が発生することを防止できる。つまりカウンタスタッフは、効率よく会員登録の勧誘を行うことができる。
また、カウンタ用人センサ13は検出範囲内に人がいることを検出する。そして、カウンタ用タグリーダ11により読み取られた会員識別情報と会員識別情報リスト34aに記憶されている照合用識別情報とが一致した場合以外において、カウンタ用人センサ13が人を検出すると、カウンタ用表示装置15は、最前列の遊技客が会員でないことを示す表示(非会員表示)を行う(S300,S420)。
このためカウンタスタッフは、最前列の遊技客が会員であるか否かを知ることができる。即ちカウンタスタッフは、カウンタ用表示装置15が非会員表示を行っている場合に、最前列の遊技客に対して、会員登録の勧誘を行うようにすればよい。つまり店員は、効率よく会員登録の勧誘を行うことができる。
また、会員識別情報とこの会員識別情報から特定される会員の会員番号とを対応付けて記憶する会員番号リスト34bと、会員の誕生日及び来店ポイント総数を会員番号と対応付けて記憶する会員個別情報リスト34eを備え、カウンタ用タグリーダ11により読み取られた会員識別情報と、会員識別情報リスト34aに記憶されている照合用識別情報とが一致している場合に、会員番号リスト34bと会員個別情報リスト34eに基づいて、カウンタ用表示装置15は、最前列の遊技客が本日誕生日である旨を示す表示(誕生日表示)と、最前列の遊技客の来店ポイントが所定値に達したことを示す表示(ポイント到達表示)を行う(S280,S410,S530)。
このためカウンタスタッフは、誕生日表示及びポイント到達表示を視認することによって、最前列に並んでいる会員にサービスを提供(例えば、景品等の進呈)することができる。
また、RFタグ19aは会員カード19に取り付けられている。このため、遊技場は、現在採用している会員カードにRFタグ19aを取り付けることによって会員管理システム1を適用することができる。つまり、会員管理システム1を遊技場で採用する際には、既に会員になっている遊技客の会員カードにRFタグ19aを取り付ければよい。このため、今までの会員カードを廃止する必要がなく、会員カードを新しいものに取り替えるための費用を抑制できる。
以上説明した実施形態において、会員メールアドレスリスト34cは本発明における送信先記憶手段、台用タグリーダ7及び島外用タグリーダ9は本発明における第1読取手段、S160の処理は本発明における非入場会員用情報送信手段、S130の処理は本発明における入場会員用情報送信手段、台用タグリーダ7は本発明におけるRFタグリーダ、会員場内分布リスト34dは本発明における遊技場内位置記憶手段、会員場内分布リスト作成処理は本発明における遊技場内位置登録手段、会員メールアドレスリスト34cに記憶されたメールアドレスは本発明における送信先情報、非入場会員用送信情報は本発明における非入場会員用情報、入場会員用送信情報は本発明における入場会員用情報、所定集計期間は本発明における所定期間である。
また、会員識別情報リスト34a,会員番号リスト34b及び会員個別情報リスト34eは本発明における会員識別情報記憶手段、カウンタ用タグリーダ11は本発明における第2読取手段、S270,S400,S520の処理及びカウンタ用表示装置15は本発明における第1報知手段、カウンタ用人センサ13は本発明における人検出手段、S300,S420の処理及びカウンタ用表示装置15は本発明における第2報知手段、S280,S410,S530の処理及びカウンタ用表示装置15は本発明における会員情報表示手段、景品交換カウンタ21の前に遊技客が並ぶ際に最前列となる位置(図3(b)における遊技客HC1の位置)が本発明における景品交換可能位置である。
(第2実施形態)
次に本発明の第2実施形態について図面をもとに説明する。尚、第2実施形態では、第1実施形態と異なる部分のみを説明する。
第2実施形態の遊技場用会員管理システム1が第1実施形態と異なるのは、管理装置17の電気的構成と、管理装置17において実行される処理である。
まず、第2実施形態の管理装置17の電気的構成を説明する。
図12は、第2実施形態の管理装置17の電気的構成を表すブロック図である。
第2実施形態の管理装置17の電気的構成が第1実施形態と異なる点は、図12に示すように、EEPROM34に、3つの異なるメール送信時刻(後述)に送信するメールの内容を設定するための第1メール内容設定リスト34f、第2メール内容設定リスト34g、及び第3メール内容設定リスト34hの記憶領域が追加された点である。
これらのうち第1メール内容設定リスト34fは、後述の第1送信時刻(本実施形態では、10時05分)に送信するメールの内容を設定するためのものであり、図13(a)に示すように、10時00分に遊技場に入場している会員に対して(指示n1参照)、「釘調整が甘いパチンコ機種情報」を示すコメントA1をメール送信し、10時00分に遊技場に入場していない会員に対して(指示n2参照)、「本日、新台入れ替え」の旨を示すコメントZ1をメール送信するための情報が記憶されている。
また第2メール内容設定リスト34gは、後述の第2送信時刻(本実施形態では、13時05分)に送信するメールの内容を設定するためのものであり、図13(b)に示すように、10時00分及び13時00分に遊技場に入場している会員に対して(指示n3参照)、「出玉率ランキングベスト5」を示すコメントA2と、「13:30より、会員ポイント追加」の旨を示すコメントB1とをメール送信し、10時00分のみに遊技場に入場している会員に対して(指示n4参照)、上述のコメントB1をメール送信し、13時00分のみに遊技場に入場している会員に対しては(指示n5参照)、上述のコメントA1をメール送信し、10時00分及び13時00分に遊技場に入場していない会員に対して(指示n6参照)、上述のコメントB1をメール送信するための情報が記憶されている。
また第3メール内容設定リスト34hは、後述の第3送信時刻(本実施形態では、16時05分)に送信するメールの内容を設定するためのものであり、図13(c)に示すように、10時00分、13時00分及び16時00分に遊技場に入場している会員に対して(指示n7参照)、「出玉率ランキングベスト10」を示すコメントA3と、「16:30より、会員ポイント追加」の旨を示すコメントB2と、「特産品〇〇を景品に追加」の旨を示すコメントC1とをメール送信し、13時00分及び16時00分に遊技場に入場している会員に対して(指示n8参照)、上述のコメントA2及びコメントB2をメール送信し、10時00分及び13時00分に遊技場に入場している会員に対して(指示n9参照)、上述のコメントB2をメール送信し、10時00分及び16時00分に遊技場に入場している会員に対して(指示n10参照)、上述のコメントA2及びコメントB2をメール送信するための情報が記憶されている。
更に第3メール内容設定リスト34hは、10時00分のみに遊技場に入場している会員に対して(指示n11参照)、上述のコメントB2をメール送信し、13時00分のみに遊技場に入場している会員に対して(指示n12参照)、上述のコメントB2をメール送信し、16時00分のみに遊技場に入場している会員に対して(指示n13参照)、上述のコメントA1をメール送信し、10時00分、13時00分及び16時00分に遊技場に入場していない会員に対して(指示n14参照)、上述のコメントC1をメール送信のための情報が記憶されている。
次に、第2実施形態の管理装置17において実行される処理を説明する。尚、第1実施形態と異なるのは、会員メール送信処理の代わりに、上述の第1送信時刻、第2送信時刻及び第3送信時刻に会員に対して電子メールを送信する時刻別会員メール送信処理を実行する点である。
ここで、管理装置17のCPU31が実行する時刻別会員メール送信処理の手順を、図14を用いて説明する。図14は時刻別会員メール送信処理を表すフローチャートである。尚、この時刻別会員メール送信処理は、CPU31が起動(電源オン)している間に繰り返し実行される処理である。
この時刻別会員メール送信処理が実行されると、CPU31は、まずS1010にて、現在時刻が第1送信時刻(本実施形態では、10時05分)であるか否かを判断する。ここで現在時刻が第1送信時刻でない場合には(S1010:NO)、S1040に移行する。
一方、現在時刻が第1送信時刻である場合には(S1010:YES)、S1020にて、会員場内分布リスト34dと、第1メール内容設定リスト34fとに基づいてメール内容を設定する。
即ち、まず、会員場内分布リスト34dに基づいて、当遊技場で登録されている会員を、本日の10時00分に遊技場に入場している会員(以下、第1分類会員という)と、本日の10時00分に遊技場に入場していない会員(以下、第2分類会員という)との2通りに分類する。その後、第1メール内容設定リスト34fに基づいて、第1分類会員に対
してはコメントA1を設定し、第2分類会員に対してはコメントZ1を設定する。
そしてS1030にて、会員メールアドレスリスト34cから、各会員のメールアドレスを抽出し、抽出したメールアドレスを送信先として、各会員に対して、S1020で設定された内容を示す電子メールを場外通信部38を介して送信し、時刻別会員メール送信処理を終了する。
またS1040に移行すると、現在時刻が第2送信時刻(本実施形態では、13時05分)であるか否かを判断する。ここで現在時刻が第2送信時刻でない場合には(S1040:NO)、S1070に移行する。
一方、現在時刻が第2送信時刻である場合には(S1040:YES)、S1050にて、会員場内分布リスト34dと、第2メール内容設定リスト34gとに基づいてメール内容を設定する。
即ち、まず、会員場内分布リスト34dに基づいて、当遊技場で登録されている会員を、本日の10時00分及び13時00分に遊技場に入場している会員(以下、第3分類会員という)と、本日の10時00分のみに遊技場に入場している会員(以下、第4分類会員という)と、本日の13時00分のみに遊技場に入場している会員(以下、第5分類会員という)と、本日の10時00分及び13時00分に遊技場に入場していない会員(以下、第6分類会員という)との4通りに分類する。
その後、第2メール内容設定リスト34gに基づいて、第3分類会員に対してはコメントA2及びコメントB1を設定し、第4分類会員に対してはコメントB1を設定し、第5分類会員に対してはコメントA1を設定し、第6分類会員に対してはコメントB1を設定する。
そしてS1060にて、会員メールアドレスリスト34cから、各会員のメールアドレスを抽出し、抽出したメールアドレスを送信先として、各会員に対して、S1050で設定された内容を示す電子メールを場外通信部38を介して送信し、時刻別会員メール送信処理を終了する。
またS1070に移行すると、現在時刻が第3送信時刻(本実施形態では、16時05分)であるか否かを判断する。ここで現在時刻が第3送信時刻でない場合には(S1070:NO)、時刻別会員メール送信処理を終了する。
一方、現在時刻が第3送信時刻である場合には(S1070:YES)、S1080にて、会員場内分布リスト34dと、第3メール内容設定リスト34hとに基づいてメール内容を設定する。
即ち、まず、会員場内分布リスト34dに基づいて、当遊技場で登録されている会員を、本日の10時00分、13時00分及び16時00分に遊技場に入場している会員(以下、第7分類会員という)と、本日の13時00分及び16時00分に遊技場に入場している会員(以下、第8分類会員という)と、本日の10時00分及び13時00分に遊技場に入場している会員(以下、第9分類会員という)と、本日の10時00分及び16時00分に遊技場に入場している会員(以下、第10分類会員という)と、10時00分のみに遊技場に入場している会員(以下、第11分類会員という)と、13時00分のみに遊技場に入場している会員(以下、第12分類会員という)と、16時00分のみに遊技場に入場している会員(以下、第13分類会員という)と、10時00分、13時00分及び16時00分に遊技場に入場していない会員(以下、第14分類会員という)との8
通りに分類する。
その後、第3メール内容設定リスト34hに基づいて、第7分類会員に対してはコメントA3、コメントB2及びコメントC1を設定し、第8分類会員に対してはコメントA2及びコメントB2を設定し、第9分類会員に対してはコメントB2を設定し、第10分類会員に対してはコメントA2及びコメントB2を設定し、第11分類会員及び第12分類会員に対してはコメントB2を設定し、第13分類会員に対してはコメントA1を設定し、第14分類会員に対してはコメントC1を設定する。
そしてS1090にて、会員メールアドレスリスト34cから、各会員のメールアドレスを抽出し、抽出したメールアドレスを送信先として、各会員に対して、S1080で設定された内容を示す電子メールを場外通信部38を介して送信し、時刻別会員メール送信処理を終了する。
このように構成された会員管理システム1では、台用タグリーダ7及び島外用タグリーダ9が会員識別情報を読み取った結果に基づき、会員が遊技場内にいるか否かを判断し(S40)、この判断結果に従って、会員が遊技場内にいるか否かをその時刻と対応付けて示す情報(台番号情報、入場指示情報及び非入場指示情報)を会員毎に会員場内分布リスト34dに記憶する(S60)。そして、現在時刻が第1送信時刻、第2送信時刻または第3送信時刻になると(S1010,S1040,S1070)、会員場内分布リスト34dに記憶された情報(台番号情報、入場指示情報及び非入場指示情報)に基づいて、会員毎にメール内容を設定し(S1020,S1050,S1080)、設定されたメール内容を示す電子メールを会員毎に送信する(S1030,S1060,S1090)。
このため、会員へメールを送信する時点(例えば、現在時刻)において会員が遊技場に入場しているか否かということだけでなく、それ以前(例えば、前回の送信時)に会員が遊技場に入場していたか否かという情報に基づいて、メールの送信内容を変えることができる。
そして、前回送信時と今回送信時でメール内容が異なるようにしている。例えば、前回送信時(例えば、本日の10時00分)と今回送信時(例えば、本日の13時00分)の両方とも遊技場に入場していた会員に対しては、第1送信時刻(本実施形態では、10時05分)に、コメントA1が記載されたメールを送信し、第2送信時刻(本実施形態では、13時05分)に、コメントA2及びコメントB1が記載されたメールを送信する。また、前回送信時(例えば、本日の10時00分)と今回送信時(例えば、本日の13時00分)の両方とも遊技場に入場していない会員に対しては、第1送信時刻(10時05分)に、コメントZ1が記載されたメールを送信し、第2送信時刻(13時05分)に、コメントB1が記載されたメールを送信する。このため、会員が前回と同一の内容のメールを無駄に受信してしまうことを防止できる。
また、本日において会員が遊技場内にいる時間が長いほど、この会員に対して送信するメールの情報の量が多くなるようにしている。例えば、本日の10時00分、13時00分及び16時00分に遊技場に入場している会員に対しては、3つのコメント(コメントA3、コメントB2及びコメントC1)が記載されたメールを送信するのに対し、本日の13時00分及び16時00分に遊技場に入場している会員に対しては、2つのコメント(コメントA2及びコメントB2)が記載されたメールを送信する。このため、会員は、当該遊技場内に長くいるほうが有利と考え、当該遊技場で長時間遊技を行うようになる。これにより、会員管理システム1は、当該遊技場の売上げを向上させることができる。
また、本日において会員が遊技場内にいる時間が長いほど、この会員に対して送信するメールの内容が、この会員にとって有利なものとなるようにしている。例えば、本日の10時00分、13時00分及び16時00分に遊技場に入場している会員に対しては、第2送信時刻(13時05分)に、コメントA2(「出玉率ランキングベスト5」)が記載されたメールを送信し、第3送信時刻(16時05分)に、コメントA3(「出玉率ランキングベスト10」)が記載されたメールを送信する。つまり、出玉率の良いパチンコ機5を特定する情報が5台分から10台分に増加し、会員にとって有利となっている。
このため、会員は、当該遊技場内に長くいるほうが有利と考え、当該遊技場で長時間遊技を行うようになる。これにより、会員管理システム1は、当該遊技場の売上げを向上させることができる。
以上説明した実施形態において、S1030,S1060,S1090は本発明における非入場会員用情報送信手段及び入場会員用情報送信手段、図6の会員場内分布リスト作成処理は本発明における会員入場履歴記憶手段、S1020,S1050,S1080は本発明における会員用情報設定手段、コメントA1,A2,A3,B1,B2,C1は本発明における入場会員用情報、コメントB1,B2,C1,Z1は本発明における非入場会員用情報、会員場内分布リスト34dに記憶された台番号情報、入場指示情報及び非入場指示情報は本発明における会員入場履歴情報である。
以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採ることができる。
例えば上記実施形態においては、会員が遊技場内にいるか否かを検出するためのタグリーダ(即ち、台用タグリーダ7及び島外用タグリーダ9)を遊技機島に設置したものを示した。しかし図15に示すように、RFタグ19aから会員識別情報を読み取るための受信範囲が遊技場の天井から地面までの高さ程度に設定(図中の点線を参照)されたタグリーダ51を遊技場の天井に設置してもよい。即ち、図16に示すように、多数のタグリーダ51を遊技場の天井の全面に亘って設置することにより、遊技場内における略全ての範囲で、RFタグ19aからの会員識別情報を読み取り可能とするようにしてもよい。
また上記実施形態においては、会員管理システム1を、パチンコ機を設置した遊技場に適用したが、スロット機など、他の種類の遊技機が設置された遊技場に適用してもよい。
会員管理システム1の全体構成を示すブロック図。 台用タグリーダ7の配置を示すためのパチンコ機5の正面図。 景品交換カウンタ21の正面図及び側面図。 タグリーダの配置及び受信範囲を示すための遊技場の平面図。 管理装置17の電気的構成を表すブロック図。 会員場内分布リスト作成処理手順を示すフローチャート。 会員メール送信処理手順を示すフローチャート。 カウンタ表示処理の第1部分の手順を示すフローチャート。 カウンタ表示処理の第2部分の手順を示すフローチャート。 カウンタ表示処理の第3部分の手順を示すフローチャート。 会員場内分布リスト34dの構成を説明する図。 管理装置17の電気的構成を表すブロック図。 第1メール内容設定リスト34f、第2メール内容設定リスト34g、及び第3メール内容設定リスト34hの構成を説明する図。 時刻別会員メール送信処理手順を示すフローチャート。 タグリーダ51の配置及び受信範囲を示すための側面図。 タグリーダ51の配置及び受信範囲を示すための遊技場の平面図。
1…遊技場用会員管理システム、3…遊技機島、5…パチンコ機、7…台用タグリーダ、9…島外用タグリーダ、11…カウンタ用タグリーダ、13…カウンタ用人センサ、15…カウンタ用表示装置、17…管理装置、19…会員カード、19a…RFタグ、21…景品交換カウンタ、30…管理装置制御部、31…CPU、32…ROM、33…RAM、34…EEPROM、34a…会員識別情報リスト、34b…会員番号リスト、34c…会員メールアドレスリスト、34d…会員場内分布リスト、34e…会員個別情報リスト、34f…第1メール内容設定リスト、34g…第2メール内容設定リスト、34h…第3メール内容設定リスト、35…入出力部、36…バス、37…場内通信部、38…場外通信部、39…ユーザI/F、39a…操作キー、39b…表示パネル、51…タグリーダ。

Claims (4)

  1. 遊技機が設置された遊技場において、予め登録された遊技客を当該遊技場の会員である遊技場会員とし、この遊技場会員に関する情報を管理するための遊技場用会員管理システムであって、
    前記遊技場会員の各々に所持され、各遊技場会員を識別するための会員識別情報が記憶されたRFタグと、
    前記会員識別情報と、この会員識別情報から特定される遊技場会員に対して情報を送信するための送信先を示す送信先情報とを対応付けて記憶する送信先記憶手段と、
    前記遊技場に設置され、前記RFタグが前記遊技場内にある時に、このRFタグから前記会員識別情報を読み取る第1読取手段と、
    前記第1読取手段が前記会員識別情報を読み取った結果に基づき、現時点において前記遊技場外にいる遊技場会員である非入場会員に対応した送信先情報を前記送信先記憶手段から抽出し、この抽出した送信先情報により示される送信先に対して、予め設定された非入場会員用情報を送信する非入場会員用情報送信手段と、
    前記第1読取手段が前記会員識別情報を読み取った結果に基づき、現時点において前記遊技場に入場している遊技場会員である入場会員に対応した送信先情報を前記送信先記憶手段から抽出し、この抽出した送信先情報により示される送信先に対して、予め設定された入場会員用情報を送信する入場会員用情報送信手段と、
    前記第1読取手段が前記会員識別情報を読み取った結果に基づき、前記遊技場会員が前記遊技場内にいるか否かを判断し、この判断結果に従って、前記遊技場会員が前記遊技場内にいるか否かを時刻と対応付けて示す会員入場履歴情報を、前記遊技場会員毎に記憶する会員入場履歴記憶手段を備え、
    前記非入場会員用情報送信手段による前記非入場会員用情報の送信と、前記入場会員用情報送信手段による前記入場会員用情報の送信とは、1日に複数回行われるように構成され、
    前記非入場会員用情報送信手段及び前記入場会員用情報送信手段による送信毎に、前記会員入場履歴記憶手段に記憶されている前記会員入場履歴情報を用いて、前記遊技場会員毎に、現時点において前記遊技場に入場しているか否かという情報と、前回の送信時点において前記遊技場に入場していたか否かという情報とに基づいて、前記非入場会員用情報及び前記入場会員用情報を設定する会員用情報設定手段を備え、
    前記会員用情報設定手段は、
    本日において前記遊技場会員が前記遊技場内にいる時間が長いほど、該遊技場会員に対して送信する情報の量が多くなるように、前記入場会員用情報を設定する、
    ことを特徴とする遊技場用会員管理システム。
  2. 遊技機が設置された遊技場において、予め登録された遊技客を当該遊技場の会員である遊技場会員とし、この遊技場会員に関する情報を管理するための遊技場用会員管理システムであって、
    前記遊技場会員の各々に所持され、各遊技場会員を識別するための会員識別情報が記憶されたRFタグと、
    前記会員識別情報と、この会員識別情報から特定される遊技場会員に対して情報を送信するための送信先を示す送信先情報とを対応付けて記憶する送信先記憶手段と、
    前記遊技場に設置され、前記RFタグが前記遊技場内にある時に、このRFタグから前記会員識別情報を読み取る第1読取手段と、
    前記第1読取手段が前記会員識別情報を読み取った結果に基づき、現時点において前記遊技場外にいる遊技場会員である非入場会員に対応した送信先情報を前記送信先記憶手段から抽出し、この抽出した送信先情報により示される送信先に対して、予め設定された非入場会員用情報を送信する非入場会員用情報送信手段と、
    前記第1読取手段が前記会員識別情報を読み取った結果に基づき、現時点において前記遊技場に入場している遊技場会員である入場会員に対応した送信先情報を前記送信先記憶手段から抽出し、この抽出した送信先情報により示される送信先に対して、予め設定された入場会員用情報を送信する入場会員用情報送信手段と、
    前記第1読取手段が前記会員識別情報を読み取った結果に基づき、前記遊技場会員が前記遊技場内にいるか否かを判断し、この判断結果に従って、前記遊技場会員が前記遊技場内にいるか否かを時刻と対応付けて示す会員入場履歴情報を、前記遊技場会員毎に記憶する会員入場履歴記憶手段を備え、
    前記非入場会員用情報送信手段による前記非入場会員用情報の送信と、前記入場会員用情報送信手段による前記入場会員用情報の送信とは、1日に複数回行われるように構成され、
    前記非入場会員用情報送信手段及び前記入場会員用情報送信手段による送信毎に、前記会員入場履歴記憶手段に記憶されている前記会員入場履歴情報を用いて、前記遊技場会員毎に、現時点において前記遊技場に入場しているか否かという情報と、前回の送信時点において前記遊技場に入場していたか否かという情報とに基づいて、前記非入場会員用情報及び前記入場会員用情報を設定する会員用情報設定手段を備え、
    前記会員用情報設定手段は、
    本日において前記遊技場会員が前記遊技場内にいる時間が長いほど、該遊技場会員に対して送信する情報が該遊技場会員にとって有利な情報となるように、前記入場会員用情報を設定する、
    ことを特徴とする遊技場用会員管理システム。
  3. 前記第1読取手段は、前記遊技場内において前記RFタグからの前記会員識別情報を読み取り可能な領域であるタグ読取可能領域がそれぞれ異なるように配置された複数のRFタグリーダから構成され、
    前記遊技場会員が前記遊技場内にいる位置を遊技場内位置とし、前記遊技場会員毎に、予め設定された所定期間内における前記遊技場内位置の分布を記憶する遊技場内位置記憶手段と、
    前記RFタグリーダが前記会員識別情報を読み取ると、このRFタグリーダの前記タグ読取可能領域に基づいて、読み取った会員識別情報に対応した遊技場会員の前記遊技場内位置を特定し、特定した遊技場内位置を、この遊技場会員の遊技場内位置として前記遊技場内位置記憶手段に登録する遊技場内位置登録手段と、
    を備える、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項の何れかに記載の遊技場用会員管理システム。
  4. 前記RFタグは、前記遊技場側から前記遊技場会員に対して発行される会員カードに取り付けられる、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項の何れかに記載の遊技場用会員管理システム。
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