JP2008012167A - 遊技システム - Google Patents

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Abstract

【課題】従業員の作業負担を軽減して多数の遊技者の遊技場への入場受付を可能とする省資源化に優れた遊技システムを提供する。
【解決手段】整理券の発行要求を情報端末(携帯端末18、パソコン20)から受け付ける発行要求受付手段と、受付可能な受付人数を計数する受付人数計数手段と、優先順位を特定可能な整理番号を含む整理券データを情報端末へ送信するデータ送信手段と、入場受付時に整理券データを読み取るデータ読取手段と、入場を許可する整理番号を優先順位に基づいて順次設定する入場許可設定手段と、整理券データから特定される整理番号が入場が許可された整理番号であるか否かを判定する入場判定手段と、入場の許可又は不許可を報知する報知手段とを備え、データ読取手段は整理券受付機22に設けられ、報知手段は案内表示器24に設けられ、その他の手段は管理サーバ16に設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、多数の遊技者の遊技場への入場受付を可能とする遊技システムに関する。
例えばパチンコ機やパチスロ機などが設置された遊技場では、多数の遊技者が所望の遊技台を確保しようとして開店前から行列を作る場合がある。特に、例えば釘を調整して出玉率を高めるといったイベント開催時や新台の入れ換えを行った新装開店時などには、開店時間のかなり前から遊技場に長蛇の列が形成される。この場合、多数の遊技者の混乱を防止するために、例えば遊技場の従業員による行列の整理や入場制限が行われるが、そのための従業員の負担が増加するだけで無く、人件費もかさんでしまう。
そこで、例えば特許文献1には、従業員が所持する整理券端末(ハンディPOS)から各遊技者に整理券を事前に発行し、当該整理券の順番に遊技者の受け付けを行うことで、従業員の負担を軽減する遊技システムが提案されている。
特開2004−298477号公報
しかしながら、従来の遊技システムでは、整理券端末(ハンディPOS)で発行された整理券を手配りで遊技者一人一人に配布するといった作業負担が従業員にかかる。また、整理券の発行を希望する遊技者が多数の場合、整理券発行待ちの行列が形成されるため、その行列の整理や案内などの作業負担が更に従業員にかかってしまう。一方、遊技者にとっては、整理券の発行(配布)を受けるためだけに、長時間並ばなければならないため、その時間を有意義に使うことができない。また、整理券を多数の遊技者に発行(配布)する場合には、例えば紙などの資源が大量に消費されることになるため、省資源化を図るには限界がある。
本発明は、このような問題を解決するためになされており、その目的は、従業員の作業負担を軽減して多数の遊技者の遊技場への入場受付を可能とする省資源化に優れた遊技システムを提供することにある。
このような目的を達成するために、第1の発明は、複数の遊技機が設置された遊技場への入場受付を行う遊技システムであって、遊技場へ入場するための優先順位を確定する整理券の発行要求を各種の情報端末(例えば、パソコン、携帯端末)から受け付ける発行要求受付手段(例えば、管理サーバ)と、前記整理券の発行要求を受け付けた際に、受付可能人数を確認し、受付可能であれば受付人数を計数する受付人数計数手段(例えば、管理サーバ)と、前記受付人数計数手段の計数結果に基づいて、優先順位を特定可能な整理番号を示す送信情報を含む整理券データ(例えば、QRコード(登録商標)、各種メモリ情報)を遊技者の所持する記録媒体(例えば、携帯電話、会員カード)へ記録させるために前記情報端末へ送信するデータ送信手段(例えば、管理サーバ)と、遊技者の所持する前記記録媒体に記録された前記整理券データを読み取るデータ読取手段(例えば、整理券受付機)と、入場を許可する整理番号を前記優先順位に基づいて順次設定する入場許可設定手段(例えば、管理サーバ)と、前記データ読取手段にて読み取られた前記整理券データから特定される整理番号が、入場が許可された整理番号であるか否かを判定する入場判定手段(例えば、管理サーバ)と、前記入場判定手段の判定結果に基づいて、入場の許可又は不許可を報知する報知手段(例えば、案内表示器)とを備えている。
第1の発明によれば、多数の遊技者が入場を希望する場合であっても、長時間並ぶこと無く整理券の発行を受けることができる。これにより、従業員に作業負担をかけること無く、整理券の優先順位によって遊技者を遊技場へ入場させることができる。また、紙などの資源の消費を抑制することができるため、省資源化にも優れる。
第2の発明は、複数の機種の遊技機が設置されている遊技場における遊技システムであって、前記発行要求受付手段は、遊技者が指定する機種の遊技機を予め確保するための整理券の発行要求を受付可能であって、前記受付人数計数手段は、前記遊技機を予め確保するための整理券の発行要求を受け付けた際に、要求された機種における受付可能人数を確認し、受付可能であれば受付人数を機種毎に計数する機種別受付人数計数手段を有し、前記データ送信手段は、前記機種別受付人数計数手段の計数結果に基づいて、前記遊技者が指定する機種における整理番号を示す送信情報を含む整理券データを送信可能であり、前記遊技機に対応して併設され、前記遊技者が所持する記録媒体に記録された前記整理券データを読取可能な遊技用装置(例えば、台間機、カードユニット)と、前記遊技用装置が読み取った前記整理券データに基づいて、対応する遊技機の機種を特定する機種特定手段(例えば、管理サーバ)と、前記機種特定手段によって特定された機種が、当該遊技用装置に併設された遊技機の機種に合致しているか否かを判定する遊技機判定手段(例えば、管理サーバ)と、前記遊技機判定手段の判定結果に基づいて、当該遊技機を確保することを許可するか否かを判定する遊技機確保判定手段(例えば、管理サーバ)とを備えており、前記遊技用装置は、前記遊技機確保判定手段の判定結果に基づいて、当該遊技機の確保についての許可又は不許可を報知する機能を有する。
第2の発明によれば、遊技者が指定する機種の遊技機毎に整理券の発行を行うことができるため、当該整理券の発行を受けた遊技者は、遊技場に入場した後において指定する機種の遊技機をあわてること無く安心して確実に確保することができる。
第3の発明は、複数の遊技機が設置された遊技場への入場受付を行う遊技システムであって、遊技者が所持する記録媒体に記録される識別情報に対応させるとともに、遊技者に関する情報が記憶された遊技者情報記憶手段(例えば、管理サーバ)と、遊技場へ入場するための優先順位を予約登録する要求を各種の情報端末から受け付ける予約登録受付手段(例えば、管理サーバ)と、前記予約登録の要求を受け付けた際に、受付可能人数を確認し、受付可能であれば受付人数を計数する受付人数計数手段(例えば、管理サーバ)と、前記情報端末から送信される情報に基づいて前記遊技者情報記憶手段から遊技者を特定するとともに、当該特定された遊技者に対応する遊技者特定情報と前記受付人数計数手段の計数結果に基づいて決定される優先順位を特定可能な整理番号を示す記録情報とを対応付けて所定のデータテーブルに記録する整理番号記録手段(例えば、管理サーバ)と、前記遊技者が所持する記録媒体に記録された識別情報を読み取るデータ読取手段(例えば、整理券受付機)と、入場を許可する整理番号を前記優先順位に基づいて順次設定する入場許可設定手段(例えば、管理サーバ)と、前記データ読取手段にて読み取られた前記識別情報に基づいて当該遊技者を前記データテーブルの中から特定する遊技者特定手段(例えば、管理サーバ)と、前記遊技者特定手段にて特定された遊技者に対応する整理番号が、入場が許可された整理番号であるか否かを判定する入場判定手段(例えば、管理サーバ)と、前記入場判定手段の判定結果に基づいて、入場の許可又は不許可を報知する報知手段(例えば、案内表示器)とを備えている。
第3の発明によれば、遊技場へ入場するための優先順位を予約登録することで、多数の遊技者が入場を希望する場合であっても、長時間並ぶこと無く優先入場の予約を行うことができる。これにより、従業員に作業負担をかけること無く、予約された優先順位に従って遊技者を遊技場へ入場させることができる。また、紙などの資源の消費を抑制することができるため、省資源化にも優れる。
第4の発明は、複数の機種の遊技機が設置されている遊技場における遊技システムであって、前記予約登録受付手段は、遊技者が指定する機種の遊技機を予め確保するための予約登録の要求を受付可能であって、前記受付人数計数手段は、前記遊技機を予め確保するための予約登録の要求を受け付けた際に、要求された機種における受付可能人数を確認し、受付可能であれば受付人数を機種毎に計数する機種別受付人数計数手段を有し、前記整理番号記録手段は、前記遊技者特定情報と前記機種別受付人数計数手段の計数結果に基づいて決定される前記遊技者が指定する機種における整理番号を示す記録情報とを対応付けて記録を行い、前記遊技機に対応して併設され、前記遊技者が所持する記録媒体に記録された前記識別情報を読取可能な遊技用装置(例えば、台間機、カードユニット)と、前記遊技用装置が読み取った前記識別情報に基づいて、前記データテーブルに記録された記録情報から前記遊技者が指定する機種を特定する機種特定手段(例えば、管理サーバ)と、前記機種特定手段によって特定された機種が、当該遊技用装置に併設された遊技機の機種に合致しているか否かを判定する遊技機判定手段(例えば、管理サーバ)と、前記遊技機判定手段の判定結果に基づいて、当該遊技機を確保することを許可するか否かを判定する遊技機確保判定手段(例えば、管理サーバ)とを備えており、前記遊技用装置は、前記遊技機確保判定手段の判定結果に基づいて、当該遊技機の確保についての許可又は不許可を報知する機能を有する。
第4の発明によれば、遊技者が指定する機種の遊技機毎に予約登録を行うことができるため、当該予約登録を受けた遊技者は、遊技場に入場した後において指定する機種の遊技機をあわてること無く安心して確実に確保することができる。
第5の発明において、前記遊技用装置は、非接触で情報を読取可能である。
第5の発明によれば、例えば記録媒体を遊技用装置に翳すだけで、当該遊技機を確保することの許否を判定することができるため、遊技機確保の受付操作を簡便にすることができる。
第6の発明において、前記データ読取手段は、非接触で情報を読取可能である。
第6の発明によれば、例えば入場受付時に読み取られる情報が記録された記録媒体をデータ読取手段に翳すだけで入場の許否を判定することができるため、入場の際の受付操作を簡便にすることができる。
第7の発明において、前記入場許可設定手段は、遊技場への入場を許可する整理番号の範囲を設定し、前記入場判定手段の判定結果に基づいて入場を受け付けた人数を特定し、該特定した人数が前記設定した範囲から特定される入場可能人数のうちの所定数となったときに、入場を許可する整理番号の範囲を更新する更新手段(例えば、管理サーバ)を備えており、前記更新手段は、前記入場を許可する整理番号の範囲を、前記入場を受け付けた人数に対応して設定する。
第7の発明によれば、多数の遊技者が同時に遊技場内で台選びするのを事前に抑制することができるため、遊技場内におけるトラブルや混乱を未然に防止することができる。また、一定の人数が同時期に入場可能となるため、遊技者の遊技場への入場をスムーズに行うことが可能となる。
第8の発明は、遊技場への入場を許可する整理番号の範囲を特定可能に表示する表示手段(例えば、案内表示器)を備えている。
第8の発明によれば、遊技者自身が遊技場へ入場可能か否かを容易に認識することができる。
本発明によれば、従業員の作業負担を軽減して多数の遊技者の遊技場への入場受付を可能とする省資源化に優れた遊技システムを実現することができる。
以下、本発明の第1の実施形態に係る遊技システムについて、添付図面を参照して説明する。
図1には、本実施形態の遊技システムが構築された遊技場の構成が示されており、当該遊技場には、複数の種類(機種)の遊技機が設置されている。この場合、遊技機としては、弾球式遊技機(例えば、パチンコ機)や回胴式遊技機(例えば、パチスロ機、スロットマシン)などを適用することができるが、ここでは一例として、パチスロ機2及びパチンコ機4を想定する。
図1に示すように、各パチスロ機2及びパチンコ機4には、それぞれに対応したカードユニット(パチスロ機用カードユニット6、パチンコ機用カードユニット8)が1台ずつ併設されている。各々のカードユニット6,8は、例えば当該カードユニット6,8の管理や売上管理を行うユニットコントローラ10に対して通信可能に接続されている。なお、ユニットコントローラ10は、遊技場毎に設置されており、カードユニット6,8を管理する管理会社のサーバ12に対して所定のネットワークN(例えば、LAN(Local Area Network)、インターネットなど)を介して通信可能(例えば、売上の通知可能)に接続されている。
また、カードユニット6,8には、所定のカード発行機(図示しない)で発行されたプリペイドカード(ビジターカード)や、遊技場の登録カウンタ(図示しない)で入会を希望する者に発行される会員用記録媒体(会員カード)を受付可能なカード挿入口6a,8aと共に、図示しない紙幣投入口や硬貨投入口が設けられている。遊技者は、プリペイドカード(会員カード)や所定金額の貨幣(紙幣や硬貨)をカードユニット6,8に投入することで、遊技に必要な遊技媒体(メダル、遊技球)の貸し出しを受けることができる。
この場合、パチスロ機2において、カードユニット6から貸し出されたメダルは、排出樋6bを介して受皿6cに払い出され、一方、パチンコ機4において、カードユニット8から貸し出された遊技球は、上皿4aに払い出される。この後、遊技者は、貸し出された遊技媒体(メダル、遊技球)を使用して遊技を行うことになるが、そのときの遊技状態や、打込数(IN)、払出数(OUT)、大当り回数などの各種遊技データは、ホールコンピュータ14によってそれぞれのパチスロ機2及びパチンコ機4毎に管理されている。
このような遊技場に構築された遊技システムは、遊技場へ入場するための優先順位を確定する整理券の発行要求を各種の情報端末から受け付ける発行要求受付手段と、整理券の発行要求を受け付けた際に、受付可能人数を確認し、受付可能であれば受付人数を計数する受付人数計数手段と、受付人数計数手段の計数結果に基づいて、優先順位を特定可能な整理番号を示す送信情報を含む整理券データを遊技者の所持する記録媒体へ記録させるために情報端末へ送信するデータ送信手段と、遊技者の所持する記録媒体に記録された整理券データを読み取るデータ読取手段と、入場を許可する整理番号を優先順位に基づいて順次設定する入場許可設定手段と、データ読取手段にて読み取られた整理券データから特定される整理番号が、入場が許可された整理番号であるか否かを判定する入場判定手段と、入場判定手段の判定結果に基づいて、入場の許可又は不許可を報知する報知手段とを備えている。
ここで、情報端末から整理券の発行要求を行う方法の一例として、遊技場が開設しているホームページにインターネット経由でアクセスし、当該ホームページに示された手続に従って整理券の発行を受ける方法を想定する。この場合、遊技場のホームページは、遊技システムに配設された管理サーバ16によって開設されており、管理サーバ16には、上述したシステム構成のうち、発行要求受付手段、受付人数計数手段、データ送信手段、入場許可設定手段、入場判定手段が構築されている。なお、これら各手段の構築方法としては、例えば管理サーバ16内に個別の回路として新たに増設しても良いし、或いは、各手段の手順を実行するためのプログラムを管理サーバ16のハードディスク(図示しない)やROMなどにインストールしても良い。
また、情報端末としては、例えば携帯電話やPHSなどの携帯端末18や、パソコン20などを想定することが可能であり、遊技者がこれらの情報端末から遊技場のホームページにアクセスして、遊技場へ入場するための整理券の発行要求をすると、それを発行要求受付手段が受け付けて、当該情報端末の画面に整理券の発行を受けるための受付画面(例えば、図2(a)〜(c))を表示する。なお、整理券には、遊技場へ入場するための優先順位としての整理番号が割り振られており、当該整理券の発行を受けた遊技者は、整理番号に従って遊技場への入場受付が可能となる。
このとき、遊技者が情報端末を操作して、発行要求受付手段による受付画面に従った手続を行うと、受付人数計数手段が受付可能か否かを確認する。この場合、受付可能人数については、例えば総合予約集計テーブル(図10(a))の受付可能総台数が考慮される。ここで、受付可能総台数は、遊技場に設置された遊技機(パチスロ機2、パチンコ機4)の設置台数(例えば120台)から機種指定あり/なし受付済台数(あり:57台、なし:35台)を減算して計数することができる(120−57−35=28台)。即ち、かかる計数結果(=28台)に相当する人数の遊技者が受付可能人数となる。
この場合、整理券には、受付人数計数手段による計数結果(=28台)に基づいて、例えばホームページへのアクセス順或いは整理券の発行要求順に、遊技場へ入場するための優先順位としての整理番号が割り振られ、該当する整理番号を示す送信情報を含む整理券データがデータ送信手段によって遊技者の情報端末へ送信される。ここで、整理券データとしては、例えばQRコードや各種メモリ情報など(図3(a),(b))を想定することができる。なお、QRコードは、小さな正方形の点をマトリックス状に縦横に並べて形成した2次元コードであり、各点の個数や配列によって整理番号を示す送信情報を記録することができる。
このような遊技者の情報端末へ送信された整理券データ(即ち、QRコード)は、遊技者の所持する記録媒体へ記録することが可能である。ここで、記録媒体として例えば携帯端末18を想定すると、当該携帯端末18のメモリ(図示しない)に整理券データ(QRコード)を直接記録することができる。また、記録媒体として例えばパソコン20の外部メモリ(FD、各種カードなど)を想定すると、当該パソコン20へ送信された整理券データ(QRコード)を外部メモリに保存することもできる。なお、ここでは一例として、記録媒体として例えば携帯端末18のメモリを想定する。
これにより、遊技場へ入場するための優先順位を確定する整理券データ(QRコード)が遊技者の情報端末(携帯端末18)にダウンロードされる。なお、整理券データ(QRコード)には、遊技場への来店日や来店時間などの各種メモリ情報も盛り込まれており、これに従って来場した遊技者が、情報端末(携帯端末18)を遊技場に設置されたデータ読取手段にセットすることで、当該情報端末(携帯端末18)のメモリに記録された整理券データ(QRコード、各種メモリ情報)が読み取られる。
遊技場には、データ読取手段として整理券受付機22が設置されており、当該整理券受付機22には、非接触で情報を読み取ることが可能なリーダ22r(図1)が設けられている。ここで、リーダ22rとしては、例えばQRコードを非接触で読み取ることができる市販のQRコードリーダを適用すれば良い。この場合、遊技者が情報端末(携帯端末18)を整理券受付機22のリーダ22rにかざすだけで、整理券データ(QRコード、各種メモリ情報)が読み取られることになる。
このとき、リーダ22rで読み取られた整理券データは、管理サーバ16に送信された後、当該整理券データから特定される整理番号が入場許可設定手段で設定された入場を許可する整理番号に一致するか否かについて、入場判定手段によって判定される。そして、当該入場判定手段の判定結果に基づいて、入場の許可又は不許可が報知手段によって報知される。なお、報知手段としては、例えば整理券受付機22や案内表示器24を適用することができる。この場合、入場の許可又は不許可を例えば整理券受付機22から音声で報知したり、或いは、案内表示器24に画像表示したりすることができる。
また、入場許可設定手段は、入場判定手段の判定結果に基づいて入場を受け付けた人数を特定し、該特定した人数が設定した範囲から特定される入場可能人数のうちの所定数となったときに、入場を許可する整理番号の範囲を更新する更新手段を備えている。この場合、更新手段は、入場を許可する整理番号の範囲を、入場を受け付けた人数に対応して設定する。
例えば、入場を許可する整理番号の範囲の入場可能人数が30人(初期人数)に設定されている場合において、入場判定手段の判定結果に基づいて入場を受け付けた人数が所定数(例えば半数である15人)となったとき、これに対応して、初期人数(30人)に対して更に入場可能人数を30人加算する設定をし、入場を許可する整理番号の範囲を更新している。なお、更新の基準となる前記所定数や更新する入場者数は、例えば遊技場の規模(整理券受付機22の設置台数、機種別の遊技機の台数など)や、遊技場への入場受付を希望する遊技者の人数などに応じて任意に設定されるため、ここでは特に限定しない。
また、遊技場への入場を許可する整理番号の範囲については、表示手段によってその範囲が特定可能に表示される。この場合、表示手段としては、例えば案内表示器24を適用することが可能であり、当該案内表示器24に現在入場することが可能な整理番号の範囲を画像表示することで、入場できるか否かを遊技者自身で確認できるようになっている。
以上、このような遊技システムによれば、遊技場へ入場するための優先順位を確定する整理券データ(QRコード)を遊技者の情報端末(携帯端末18)にダウンロードし、これを整理券受付機22のリーダ22rにかざして入場受付を行うようにしたことで、多数の遊技者が入場を希望する場合であっても、長時間並ぶこと無く整理券の発行を受けることができる。更に、情報端末(携帯端末18)を整理券受付機22のリーダ22rにかざす(翳す)だけで、入場の許否を判定することができるため、入場の際の受付操作を簡便にすることができる。これにより、従来のような従業員に対する作業負担をかけること無く、整理券の優先順位によって遊技者を遊技場へスムーズに入場させることができる。
また、従来では、整理券端末(ハンディPOS)で発行された整理券を多数の遊技者に発行(配布)する場合には、例えば紙などの資源が大量に消費されることになっていたが、本実施形態の遊技システムでは、紙などの資源の消費を抑制することができるため、省資源化にも優れている。
更に、入場を受け付けた人数に対応して、入場を許可する整理番号の範囲を更新するようにしたことで、多数の遊技者が同時に遊技場内で台選びするのを事前に抑制することができるため、遊技場内におけるトラブルや混乱を未然に防止することができる。また、一定の人数が同時期に入場可能となるため、遊技者の遊技場への入場をスムーズに行うことが可能となる。この場合、入場を許可する整理番号の範囲を案内表示器24に画像表示したことで、遊技者自身が遊技場へ入場可能か否かを容易に認識することができる。
また、本実施形態の遊技システムは、遊技場へ入場するための優先順位を確定する整理券の発行要求を行う際に、同時に、遊技者が遊技をしたい機種を指定して予め確保することが可能である。この場合、発行要求受付手段によって、当該遊技者の情報端末(携帯端末18)の画面に遊技機の機種指定を行うための受付画面(例えば、図2(d))が表示される。なお、遊技機(パチスロ機2、パチンコ機4)は、その製造メーカ毎に例えば異なる演出やデザインが施されており、遊技者の趣味趣向に応じて遊びたい機種の遊技機を選択することができる。
このとき、遊技者が情報端末(携帯端末18)を操作すると、受付人数計数手段に設けられた機種別受付人数計数手段により、当該遊技者が指定した機種(例えば、CR・XXXXX)が受付可能か否かが確認される。この場合、受付可能人数については、例えば機種別予約集計テーブル(図10(b))の受付可能台数が考慮される。ここで、受付可能台数は、遊技場に設置された遊技機2,4の設置台数(CR・XXXXX:30台)から当日の受付済台数(例えば13台)を減算して計数することができる(30−13=17台)。即ち、かかる計数結果(=17台)に相当する人数の遊技者が受付可能人数となる。
この場合、上述した整理券には、機種別受付人数計数手段による計数結果(=17台)に基づいて、遊技者が指定する機種(CR・XXXXX)における整理番号が割り振られ、該当する整理番号を示す送信情報を含む整理券データがデータ送信手段によって遊技者の情報端末(携帯端末18)へ送信される。ここで、整理券データとしては、例えばQRコードや各種メモリ情報など(図3(a))を想定することができ、それに遊技者が指定する機種が記録されている。なお、機種指定がされていない場合には、例えば図3(b)に示すように、整理番号のみが割り振られる。
そして、指定機種と整理番号が記録された整理券データ(例えば図3(a))をダウンロードした遊技者は、情報端末(携帯端末18)を整理券受付機22のリーダ22rにかざして入場受付を行って遊技場内に入場した後、指定した機種の遊技機(パチスロ機2、パチンコ機4)の確保を行うことになる。具体的には、各遊技機2,4には、それぞれに対応した遊技用装置が1台ずつ併設されており、遊技者が所持する情報端末(携帯端末18)に記録された整理券データ(QRコード、各種メモリ情報)を当該遊技用装置にかざすことで、これに併設された遊技機2,4の確保を行うことができる。
この場合、遊技用装置としては、カードユニット(パチスロ機用カードユニット6、パチンコ機用カードユニット8)が該当し、これらカードユニット6,8には、非接触で情報を読み取ることが可能なリーダ6r,8r(図1)が設けられている。ここで、各リーダ6r,8rとしては、例えばQRコードを非接触で読み取ることができる市販のQRコードリーダを適用すれば良い。この場合、遊技者が情報端末(携帯端末18)をカードユニット6,8のQRコードリーダ6r,8rにかざすだけで、整理券データが読み取られることになる。
このとき、QRコードリーダ6r,8rで読み取られた整理券データは、管理サーバ16に送信された後、当該整理券データに記録された指定機種が機種特定手段で特定される。続いて、機種特定手段によって特定された機種が、送信元のカードユニット6,8に併設された遊技機2,4の機種に合致しているか否かが遊技機判定手段で判定され、その判定結果に基づいて、当該遊技機2,4を確保することを許可するか否かが遊技機確保判定手段で判定される。そして、当該遊技機確保判定手段の判定結果に基づいて、指定機種の遊技機2,4の確保についての許可又は不許可が該当するカードユニット6,8から報知される。
なお、報知方法としては、例えばカードユニット6,8(図1)に設けられた表示機26,28の液晶パネル26p,28pに画像表示(例えば、図5(b),(c))したり、カードユニット6,8に内蔵されたスピーカ(図示しない)から音声で報知したりすることができる。また、上述の機種特定手段、遊技機判定手段、遊技機確保判定手段は、それぞれ個別の回路として新たに管理サーバ16に増設しても良いし、或いは、各手段の手順を実行するためのプログラムを管理サーバ16のハードディスク(図示しない)やROMなどにインストールしても良い。
以上、このような遊技システムによれば、遊技者が指定する機種の遊技機2,4毎に整理券の発行を行うことができるため、当該整理券の発行を受けた遊技者は、遊技場に入場した後において指定する機種の遊技機2,4をあわてること無く安心して確実に確保することができる。また、例えばQRコードが記録された情報端末(携帯端末18)をカードユニット6,8のQRコードリーダ6r,8rにがざすだけで、当該遊技機を確保することの許否を判定することができるため、遊技機確保の受付操作を簡便にすることができる。
次に、上述した第1の実施形態に係る遊技システムの処理について説明する。なお、ここでは、遊技者が自分の情報端末(携帯端末18)に直接整理券データ(QRコード)をダウンロードし、かかる携帯端末18を整理券受付機22(QRコードリーダ22r)にかざすことで遊技場への入場受付を行う場合を想定する。また、遊技者としては、当該遊技場に会員として登録を受けた会員遊技者を想定する。
会員遊技者が携帯端末18から遊技場(管理サーバ16)のホームページにアクセスすると、当該携帯端末18の画面にメインページ(図2(a))がダウンロードされる。メインページには、メニュー項目として例えばイベント情報やラインナップなどを選択できるようになっている。この場合、イベント情報の項目を選択すると、例えば近日中に遊技場において開催されるイベントのお知らせを閲覧することができる。また、ラインナップの項目を選択すると、当該遊技場に設置されている遊技機の機種に関する情報を閲覧することができる。
また、当該メインページから会員専用ページへのアクセスが可能となっており、会員遊技者が携帯端末18を操作して「会員はこちらから」を選択すると、入力画面(図2(b))がダウンロードされる。そこで、要求された会員(ID)番号と暗証番号を入力して「ENTER」を押下すると、当該携帯端末18から管理サーバ16へ会員照会要求が出力され(図6(a)のS1)、このとき、管理サーバ16では、会員データテーブル(図10(c))を参照して会員照会が行われる(図6(a)のS2)。図10(c)に示すように、会員データテーブルには、会員IDや暗証番号、誕生日や性別など会員遊技者を特定するための各種データが記憶(登録)されているため、これら各種データを参照することで会員遊技者本人であることを確認することができる。
本人確認が行われた結果、会員専用ページへのアクセスが許可されると(図6(a)のS3)、会員遊技者の携帯端末18に会員専用ページ(図2(c))がダウンロードされる(図6(a)のS4)。図2(c)に示すように、会員専用ページでは、イベント情報やラインナップの他に、例えば「○月×日分整理券発行要求」を受け付けできるようになっている。この場合、翌日分の整理券発行要求を行う場合には、その受付時間を前日の例えば18:00〜24:00までとすることもできる。
ここで、会員遊技者が携帯端末18を操作して「○月×日分整理券発行要求」を選択すると、例えば携帯端末18には、機種指定画面(図2(d))がダウンロードされ、会員遊技者が遊技したい機種の遊技機2,4を指定することができる。この場合、機種指定なしとすることもできる。いずれの場合でも、機種指定あり/機種指定なしの遊技機2,4に関する整理券発行要求がされると(図6(a)のS5)、その要求データに基づいて、管理サーバ16では、後述するような整理券発行処理が実行される。
管理サーバ16では、整理券発行要求データを受信すると(図7のW1)、会員データテーブル(図10(c))を呼び出して(図7のW2)、整理券の発行済チェックが行われる(図6(a)のS6、図7のW3)。図10(c)に示すように、会員データテーブルには、○月×日優先入場番号の登録欄が各会員遊技者に対応付けて設けられており、かかる登録欄のデータを参照することで、整理券発行の有無をチェックすることができる。例えば会員IDがxxx1〜3,5の会員遊技者には、既に整理券が発行済みであることが分かる。
続いて、受付可能総台数のチェックが行われる(図6(a)のS7、図7のW4)。当該チェックでは、総合予約集計テーブル(図10(a))の受付可能総台数が参照され、その数値が0(ゼロ)でなければ、指定機種の判別が行われた後(図7:W5)、会員遊技者が指定する機種における受付可能台数のチェックが行われる(図6(a)のS8、図7のW6)。当該チェックでは、機種別予約集計テーブル(図10(b))の受付可能台数が参照され、その数値が0(ゼロ)でなければ、指定機種予約完了画像データが作成され、会員遊技者の携帯端末18にメール送信される(図6(a)のS9,S10、図7のW7)。
ここで、指定機種予約完了画像データとしては、機種指定ありの画像データ(図3(a))や機種指定なしの画像データ(図3(b))があり、いずれのデータも上述した整理券データとして有効となる。なお、機種指定ありの整理券データは、会員遊技者が指定する機種「CR・XXXXX」と整理番号「3番」を認識可能に表示するための情報及びこの情報をQRコード化した画像データから成る。また、機種指定なしの整理券データは、会員遊技者が指定した「機種指定なし」と整理番号「23番」を認識可能に表示するための情報及びこの情報をQRコード化した画像データから成る。
かかる整理券データが会員遊技者の携帯端末18に送信されると、管理サーバ16は、予約完了画面にページをジャンプさせる(図6(a)のS11、図7のW8)。これにより、会員遊技者の携帯端末18に予約完了画面(例えば図2(e))がダウンロードされる(図6(a)のS12)。この後、管理サーバ16では、指定された機種に対する更新が行われる。具体的には、会員データテーブル(図10(c))の優先入場番号及び受付台番号、機種別予約集計テーブル(図10(b))の受付済台数及び受付可能台数、総合予約集計テーブル(図10(a))の受付可能総台数の更新が行われる(図6(a)のS13,S14、図7のW9)。なお、機種指定がない場合には、総合予約集計テーブル(図10(a))の機種指定なし受付済台数及び受付可能総台数の更新が行われる。
また、上述した整理券発行処理において、既に整理券が発行済であれば(図6(a)のS6、図7のW3)、管理サーバ16は、発行済画面にページをジャンプさせることで(図6(a)のS11、図7のW10)、会員遊技者の携帯端末18に当該発行済画面(図示しない)をダウンロードさせる(図6(a)のS12)。更に、受付可能総台数の数値が0(ゼロ)であれば(図6(a)のS7、図7のW4)、管理サーバ16は、受付締切画面にページをジャンプさせることで(図6(a)のS11、図7のW11)、会員遊技者の携帯端末18に当該締切画面(図示しない)をダウンロードさせる(図6(a)のS12)。また、指定機種の受付可能台数の数値が0(ゼロ)であれば(図6(a)のS8、図7のW6)、管理サーバ16は、指定機種締切画面にページをジャンプさせることで(図6(a)のS11、図7のW12)、会員遊技者の携帯端末18に当該指定機種締切画面(図示しない)をダウンロードさせる(図6(a)のS12)。
このような整理券発行処理が完了し、携帯端末18に整理券データ(QRコード)をダウンロードした後、来店当日に、会員遊技者は、持参した携帯端末18の表示画面18a(図1)に整理券データ(QRコード)を表示させ、遊技場の出入口に設置された整理券受付機22(QRコードリーダ22r)に、表示させた整理券データ(QRコード)をかざして遊技場への入場受付を行う。このとき、QRコードリーダ22rで整理券データ(QRコード)から読み取られた情報は、当日の入場予約を示す予約データとして整理券受付機22から管理サーバ16に送信される(図6(b)のT1,T2、図8のX1)。このとき、管理サーバ16では、受信した予約データに含まれる日付データのチェックが行われる(図6(b)のT3、図8のX2)。
ここで、会員遊技者の来店日が日付データと照合し、互いに一致していると判定されると(図6(b)のT3、図8のX3)、続いて、管理サーバ16の所定の記憶領域から後述する入場許可者データが読み出され(図8のX4)、そのデータに基づいて、予約データに含まれる整理番号データのチェックが行われる(図6(b)のT4、図8のX5)。なお、当該チェックでは、後述する入場許可者更新処理で更新された入場許可者データに基づいて、予約データで特定される整理番号が入場を許可する整理番号であるか否かについて判定される。
このとき、双方の整理番号を照合し、互いに一致していると判定されると、入場許可コマンドがセットされ、入場者数データの更新が行われる(図8のX6,X7)。なお、入場者数データは、管理サーバ16のハードディスク(図示しない)やRAMなどに、例えば機種毎の入場者数として或いは総遊技台数に対する入場者数としてテーブル化して記憶されている。また、日付データ(図6(b)のT3、図8のX3)や整理番号データ(図6(b)のT4、図8のX6)が不一致である判定された場合には、入場不許可コマンドがセットされる(図8のX8)。
この後、管理サーバ16から整理券受付機22へ入場許可/入場不許可コマンド(照合結果)が送信される(図6(b)のT5、図8のX9)。このとき、整理券受付機22は、照合結果に基づいて、入場の許可又は不許可を報知(照合結果報知)する(図6(b)のT6,T7)。また、整理券受付機22へコマンド(照合結果)が送信されたとき、管理サーバ16では、入場許可者更新処理が行われる(図8のX10)。
入場許可者更新処理では、現在時刻と現在の入場者数を判定し、その判定結果に基づいて入場許可者データの更新が行われる。このときの更新データは、管理サーバ16のハードディスクやRAMなどにテーブル化して記憶されるとともに、案内表示器24に送信され、例えば図4(a)〜(f)に示すような画像として表示され、当該画像内容を確認することで、現在入場できるか否かを遊技者自身で確認できるようになっている。なお、同図(a)〜(f)の表示画像は一例であるが、以下、同図に沿って入場許可者更新処理の流れを説明する。
管理サーバ16は、例えば、午前9:30になると入場受付の開始処理を実行する。この時間帯では、機種指定ありの会員遊技者の入場を可能とし、その入場可能な整理番号として、各遊技機2,4の機種ともに1番から5番までの入場を受け付ける。この場合、遊技機2,4が6機種あれば、入場可能人数として最大で6×5=30人の入場受付が可能となる。このとき、入場受付に関する初期データは、管理サーバ16から案内表示器24(図1)に送信され、そこに例えば図4(a)に示すような画像として表示される。かかる画像を参照することで、会員遊技者は、現在自分が入場できるのか否かを容易に認識することができる。
入場受付開始から所定時間経過後(例えば、9:33)、入場可能人数のうちで入場を受け付けた人数が所定数となったとき、管理サーバ16は、新たな入場可能人数を設定し、これに対応して入場可能な整理番号を更新する。ここでは一例として、入場受付者の人数が入場可能人数(30人)の50%を越えたとき(即ち、15人を越えたとき)、入場可能な整理番号の更新を行って各遊技機2,4の機種ともに1番から10番までの入場を受け付ける。このとき、更新データは、管理サーバ16から案内表示器24に送信され、そこに例えば図4(b)に示すような画像として表示される。
このような更新処理が繰り返され、所定時間が経過した後(例えば、9:40)、指定機種ありの入場受付が完了したとき(例えば、整理番号1〜30までの入場受付が完了したとき:図4(c))、次に、管理サーバ16は、機種指定なしの会員遊技者の入場受付(整理番号1〜5)を開始し、上記同様にその旨の画像(図4(d))を案内表示器24に表示させる。その後、例えば所定時間が経過する毎(例えば1分毎)に、入場可能な整理番号の更新を行って、指定機種なしの入場受付が完了したとき(例えば、整理番号1〜28までの入場受付が完了したとき:図4(e))、優先入場受付を終了した旨のデータが管理サーバ16から案内表示器24に送信され、そこに例えば図4(f)に示すような画像として表示される。なお、この後は、誰でも自由に入場することができる。
優先入場受付が完了した後、遊技場内において、機種を指定した会員遊技者は、該当する機種の中から所望の遊技機2,4を選択し、当該遊技機2,4に併設されたカードユニット6,8のリーダ6r,8rに携帯端末18の表示画面18a(図1)に表示された整理券データ(QRコード)をかざすことで、希望する遊技機2,4の確保を行う。この場合、例えば特定の機種(CR・XXXXX)の遊技機2,4に着目すると、遊技場内には、当該機種の遊技機2,4が複数台設置されている。従って、機種を指定した会員遊技者は、入場した後、複数台の遊技機2,4の中から希望する遊技機を選択して確保することになる。
その際、各遊技機2,4に併設されたカードユニット6,8の表示機26,28には、その液晶パネル26p,28p上に、当該遊技機2,4の台番号と機種とが目視可能に表示されており(例えば図5(a))、それを確認することで、機種(CR・XXXXX)を指定した会員遊技者は、自分が指定した機種の遊技機2,4を短時間に確認することができる。なお、当該液晶パネル26p,28p上に、現在時刻(例えば、9:32)では、機種指定ありの遊技者のみが台確保可能である旨の表示をさせても良い。
ここで、自分が指定した機種(CR・XXXXX)の遊技機2,4を確認した会員遊技者が、カードユニット6,8のQRコードリーダ6r,8rに携帯端末18の表示画面18aに表示された整理券データ(QRコード)をかざすと、QRコードリーダ6r,8rで整理券データ(QRコード)から読み取られた情報は、指定機種の確保予約を受け付けた予約データとしてカードユニット6,8から管理サーバ16に送信される(図6(c)のP1,P2、図9のY1)。このとき、管理サーバ16では、会員データテーブル(図10(c))から該当する会員を参照し(図9のY2)、確保予約を受け付けた受付台番号をチェックする(図9のY3)。
この場合、会員の参照は、予約データに含まれた例えば会員遊技者の個人情報(会員IDや誕生日など)と会員データテーブル(図10(c))とを照合することで特定することができる。また、受付台番号のチェックでは、予約データとともに送信された例えばカードユニット6,8固有のユニットIDから遊技機を特定する。具体的には、受付台番号は、遊技台番号と一致しており、遊技台番号は、遊技機2,4毎に割り振られている。また、遊技機1台毎に1台のカードユニットが併設されている。従って、カードユニット6,8固有のユニットIDが特定されることで、これに併設された遊技機2,4を特定することができ、特定した遊技機2,4に対応して受付台番号を確認することができる。
次に、台確保済みが否かが判定され(図9のY4)、当該会員遊技者が指定した機種の遊技機2,4を確保していない場合、整理番号データのチェックが行われる(図6(c)のP3、図9のY5)。当該チェックでは、まず、予約データの送信元であるカードユニット6,8に併設された遊技機2,4の機種と、QRコードリーダ6r,8rで整理券データ(QRコード)から読み取られた整理番号に基づいて会員遊技者が指定する遊技機2,4の機種とが合致しているか否かが判定される(図9のY6)。そして、双方の機種が合致していると判定されたとき、当該機種の遊技機2,4の遊技台番号が会員データテーブル(図10(c))の受付台番号の項目にセットされる(図9のY7)。これにより、台確保の許可判定がされ(図6(c)のP4)、その判定結果がカードユニットに送信される(図6(c)のP5)。
ここで、正規に受け付けが完了した場合、管理サーバ16において受付完了コマンドがセットされ(図9のY8)、予約データの送信元であるカードユニット6,8へコマンドが送信される(図9のY9)。このとき、当該カードユニット6,8の表示機26,28には、その液晶パネル26p,28p上に、例えば図5(b)のような受付完了画面が表示される(図6(c)のP6,P7)。これにより、会員遊技者は、自分が指定した機種(CR・XXXXX)の遊技機2,4が確保されたことを確認することができる。
なお、双方の機種が合致していない場合(図9のY6)、遊技台の確保を不可とする確保不可機種コマンドがセットされ(図9のY11)、当該コマンドが送信元のカードユニット6,8へ送信される(図9のY9)。このとき、当該カードユニット6,8の表示機26,28には、その液晶パネル26p,28p上に、例えば図5(c)のような確保不可画面が表示される(図6(c)のP6,P7)。これにより、会員遊技者は、当該遊技機が自分が指定した機種(CR・XXXXX)の遊技機2,4とは別の機種であることを確認することができる。
また、会員遊技者が指定した機種の遊技機2,4を確保した後(図9のY4)、更に別の遊技機の確保を行うような場合には、遊技台が既に確保されていることを示す遊技台確保済みコマンドがセットされ(図9のY12)、当該コマンドが送信元のカードユニット6,8へ送信される(図9のY9)。このとき、当該カードユニット6,8の表示機26,28には、その液晶パネル26p,28p上に、例えば図5(d)のような遊技台確保済み画面が表示される(図6(c)のP6,P7)。これにより、会員遊技者は、自分が既に指定機種(CR・XXXXX)の遊技機2,4を確保済みであることを確認することができる。
この後、機種指定の会員遊技者の台確保がないまま、機種指定なしの会員遊技者の受付時間となったとき、管理サーバ16から送信元のカードユニット6,8へ更新コマンドを送信して(図9のY10)、表示機26,28の液晶パネル26p,28p上に、例えば図5(e)に示すような画面を表示させても良い。そして、機種指定あり/機種指定なしの会員遊技者の台確保がないまま、優先入場受付終了時間となったとき、例えば図5(f)に示すような画面を表示させても良い。
このような遊技システムによれば、会員遊技者は、自分の携帯端末18に整理券データをダウンロードするだけで、遊技場への優先入場と、入場後における遊技台の確保とを同時に予約することができるため、長時間並ぶこと無く遊技場への入場受付が可能となる。更に、従業員の作業負担の軽減化と省資源化も同時に図ることが可能となる。
なお、上述した各実施形態では、会員遊技者を例にして説明したが、本発明の遊技システムは、会員以外の非会員遊技者にも適用可能であることは言うまでもない。この場合、非会員遊技者を特定するために、整理券の発行要求時に例えば非会員の個人情報や当該非会員の携帯端末のアドレスや電話番号を登録可能なデータテーブルを管理サーバ16に構築すれば良い。
次に、本発明の第2の実施形態に係る遊技システムについて説明する。
上述した第1の実施形態では、遊技者が自分の情報端末(携帯端末18)に直接整理券データ(QRコード)をダウンロードし、かかる携帯端末18を整理券受付機22(QRコードリーダ22r)にかざすことで遊技場への入場受付を行う場合を想定したが、第2の実施形態では、遊技場へ入場するための優先順位を予約登録しておいて、来店当日、遊技者が所持する記録媒体(会員カード、携帯端末18など)を整理券受付機22にかざすことで遊技場への入場受付を行う場合を想定する。
このため、本実施形態において、入場受付を行うためのシステム構成としては、遊技者が所持する記録媒体に記録される識別情報に対応させるとともに、遊技者に関する情報が記憶された遊技者情報記憶手段と、遊技場へ入場するための優先順位を予約登録する要求を各種の情報端末(携帯端末18)から受け付ける予約登録受付手段と、情報端末(携帯端末18)から送信される情報に基づいて遊技者情報記憶手段から遊技者を特定するとともに、当該特定された遊技者に対応する遊技者特定情報と優先順位を特定可能な整理番号を示す記録情報とを対応付けて所定のデータテーブル(会員データテーブル(図10(c)))に記録する整理番号記録手段と、整理券受付機22にて読み取られた識別情報に基づいて当該遊技者を会員データテーブルの中から特定する遊技者特定手段とを管理サーバ16に備えて構成されている。
なお、これら各手段の構築方法としては、例えば管理サーバ16内に個別の回路として新たに増設しても良いし、或いは、各手段の手順を実行するためのプログラムを管理サーバ16のハードディスク(図示しない)やROMなどにインストールしても良い。また、その他の構成は上述した第1の実施形態と同様であるため、その説明は省略する。
この場合、会員遊技者が所持する記録媒体に記録される識別情報としては、記録媒体として例えば会員カードを想定すると、会員カードに記録される当該会員遊技者を特定可能な情報(会員遊技者特定情報)であり、例えば会員番号、誕生日、遊技場における会員IDや暗証番号などが含まれる。なお、記録媒体として例えば携帯端末18を想定すると、例えば電話番号、メールアドレス、当該端末固有のIPアドレス、或いは、当該端末のメモリやICタグに記録させた会員番号、誕生日、遊技場における会員IDや暗証番号などが含まれる。また、遊技者に関する情報は、上記識別情報に対応(一致)させて記憶されており、その記憶方法としては、例えば会員データテーブル(図10(c))に上記の各種情報を記憶させれば良い。更に、情報端末(携帯端末18)から送信される情報としては、例えば図2(b)の画面上で入力される会員IDや暗証番号などが含まれる。
また、本実施形態において、機種指定による遊技機2,4の確保のためのシステム構成として、予約登録受付手段は、遊技者が指定する機種の遊技機2,4を予め確保するための予約登録の要求を受け付け、また、整理番号記録手段は、遊技者特定情報と遊技者が指定する機種における整理番号を示す記録情報とを対応付けて会員データテーブル(図10(c))に記録すると共に、新たな構成としては、カードユニット6,8が読み取った識別情報に基づいて、会員データテーブル(図10(c))に記録された記録情報から遊技者が指定する機種を特定する機種特定手段が管理サーバ16に設けられている。
なお、機種特定手段の構築方法としては、例えば管理サーバ16内に個別の回路として新たに増設しても良いし、或いは、当該手段の手順を実行するためのプログラムを管理サーバ16のハードディスク(図示しない)やROMなどにインストールしても良い。また、その他の構成は上述した第1の実施形態と同様であるため、その説明は省略する。
このようなシステム構成では、まず、遊技者が情報端末(携帯端末18、パソコン20など:図1)から遊技場のホームページにアクセスし、遊技場へ入場するための優先順位を予約登録する要求を行う。この場合、会員遊技者であれば当該遊技者を特定するための遊技者特定情報が既に会員データテーブル(図10(c))に記録されているため、例えば会員IDや暗証番号を入力することで当該会員遊技者を特定することができる。なお、非会員遊技者であれば、予約登録要求時に、上記情報端末の各種アドレス(例えば、メールアドレス、IPアドレス)や非会員遊技者の個人情報(例えば、名前、住所、年齢、性別)を遊技者特定情報として入力し登録すれば良い。
この後、第1の実施形態と同様に、整理券の発行要求を行うと共に、機種指定あり/なしの要求を行うことで、例えば図3(a),(b)に示すような整理券データの内容についての予約登録が完了する。この場合、当該整理券データの内容(整理番号、機種指定あり/なし)については、上記の遊技者特定情報に対応付けて管理サーバ16の会員データテーブル(図10(c))に記録される。なお、図10(c)には、会員遊技者のデータが例示されているが、非会員遊技者も同様に記録される。その記録方法については特に限定されることは無い。
来店当日、会員遊技者であれば自己の会員カード(図示しない)を整理券受付機22にかざし、また、非会員遊技者であれば自己の携帯端末18を整理券受付機22にかざすことで、入場受付が行われる。この場合、管理サーバ16では、整理券受付機22で読み取られた識別情報に基づいて、会員データテーブル(図10(c))から該当する会員/非会員遊技者を特定し、その特定した遊技者毎に記録されている優先入場番号を参照することで、当該遊技者が現在入場可能か否かの判定が行われる。この間、入場の許可又は不許可が例えば整理券受付機22から音声で報知され、或いは、案内表示器24に画像表示(図4(a)(e))される。なお、本実施の形態において、整理券受付機22のリーダ22rは、QRコードリーダでは無く、会員カードや携帯端末18の識別情報を読取可能なものとなる。例えば会員カードのRFIDを読み取る場合、リーダ22rは、非接触で読取可能なICタグリーダとして構成される。また、会員カードに代えて、例えば当該会員カードに記録される情報を携帯端末18に記録させ、かかる携帯端末18に記録させた前記情報を整理券受付機22で読み取らせるようにしても良い。
この後、入場受付を済ませた会員/非会員遊技者は、遊技場内で所望の遊技機2,4を確保することになるが、機種指定ありの予約登録を受けている遊技者は、会員カード又は携帯端末18をカードユニット6,8のリーダ6r,8rにかざすことで、予約登録した指定機種の遊技機2,4を確保することができる。この場合、当該リーダ6r,8rは、QRコードリーダでは無く、会員カードや携帯端末18の識別情報を読取可能なものとなる。例えば会員カードのRFIDを読み取る場合、リーダ6r,8rは、非接触で読取可能なICタグリーダとして構成される。なお、会員カードに代えて、例えば当該会員カードに記録される情報を携帯端末18に記録させ、かかる携帯端末18に記録させた前記情報をカードユニット6,8で読み取らせるようにしても良い。
このとき、管理サーバ16では、リーダ22rで読み取られた識別情報に基づいて、会員データテーブル(図10(c))から該当する会員/非会員遊技者を特定し、その特定した遊技者毎に記録されている優先入場番号を参照することで、指定した機種の遊技機2,4の確保についての許可又は不許可が判定される。そして、このときの判定結果については、カードユニット6,8に設けられた表示機26,28の液晶パネル26p,28pに画像表示(例えば、図5(b),(c),(d))したり、カードユニット6,8に内蔵されたスピーカ(図示しない)から音声で報知される。
以上、第2の実施形態によれば、遊技場へ入場するための優先順位を予約登録することで、多数の遊技者が入場を希望する場合であっても、長時間並ぶこと無く優先入場の予約を行うことができる。これにより、従業員に作業負担をかけること無く、予約された優先順位に従って遊技者を遊技場へ入場させることができる。また、紙などの資源の消費を抑制することができるため、省資源化にも優れる。更に、本実施形態によれば、遊技者が指定する機種の遊技機毎に予約登録を行うことができるため、当該予約登録を受けた遊技者は、遊技場に入場した後において指定する機種の遊技機をあわてること無く安心して確実に確保することができる。
なお、本実施の形態における他の構成や効果については、上述した第1の実施の形態と同様であるため、その説明は省略する。
また、第1の実施形態では、携帯端末18にQRコードをダウンロードし、当該携帯端末18の表示画面18aにQRコードを表示させて、これをQRコードリーダ22rにかざすことで遊技場への入場受付を行う場合を例示したが、当該携帯端末18が例えばICタグを有しており、当該ICタグに整理券データを記録するような場合、整理券受付機22のリーダ22rは、ICタグを非接触で読取可能なものとすることも可能である。
また、第1及び第2の実施形態において、例えばパソコン20(図1)を用いて、管理サーバ16からダウンロードした整理番号データをICカードに直接書き込み、これを整理券受付機22のリーダ22rに読み取らせて入場受付を行うようにしても良い。
また、例えば図3(a),(b)に示された整理券データにおいて、整理番号や指定機種などのデータ形式としては、QRコードに代えて、例えば他の二次元コードやバーコードを適用しても良い。また、当該整理券データを読み取る方法としては、例えば携帯端末18の拡張端子を整理券受付機22と電気的に接続し、当該データを電気信号に変換して整理券受付機22入力することで入場受付を行うようにしても良い。なお、会員カードを磁気カードとして構成し、これに磁気カードリーダを直接接触させて、当該磁気カードからデータを読み取ることで入場受付を行うようにしても良い。
また、上述した各実施形態では、整理券受付機22にて入場許可を受けた人数に応じて新たに入場を許可する整理番号の更新を行っているが(図4(a)〜(e))、入場開始時刻からの経過時間に応じて入場を許可する整理番号の更新を行うようにしても良い。また、上述した各実施形態では、機種指定を受け付けるシステム構成を想定しているが、機種指定を受け付けないシステム構成(機種指定なしの整理番号)としても良い。
また、上述した各実施形態では、機種指定ありの整理券の発行を受けた遊技者は、機種指定なしの整理番号の入場案内中に入場受付を行えないことになるが、これに代えて、入場受付を行えるようにしても良い。また、整理券の発行を受けた後に、当該発行を取り消すことができるような構成としても良い。
本発明の遊技システムが構築された遊技場の構成例を示す図。 情報端末の画面において、整理券の発行を受けるための受付画面の表示例を示す図であって、(a)は遊技場のホームページ画面、(b)はログイン入力画面、(c)は会員専用ページ画面、(d)は整理券取得画面、(e)は予約登録完了通知画面。 携帯端末の画面における整理券データの表示例を示す図であって、(a)は、指定機種ありの場合に表示される画面、(b)は、指定機種なしの場合に表示される画面。 (a)〜(f)は、入場許可者更新処理に際し、案内表示器に表示された表示画像の一例を示す図。 機種指定の遊技機を確保する際にカードユニットに表示される画面例であって、(a)は遊技機の台番号と機種を表示する画面、(b)は台確保完了表示画面、(c)は台確保不可画面、(d)は遊技台確保済み画面、(e)は機種指定なしの会員遊技者の受付画面、(f)は優先入場受付終了画面。 (a)は、整理券発行処理の流れ図、(b)は、入場受付処理の流れ図、(c)は、台確保受付処理の流れ図。 整理券発行処理のフローチャート。 予約データ受信処理のフローチャート。 台確保許可処理のフローチャート。 管理サーバに構築された各種テーブルの構成例を示す図であって、(a)は、総合予約集計テーブル、(b)は、機種別予約集計テーブル、(c)は、会員データテーブル。
符号の説明
16 管理サーバ
22 整理券受付機
24 案内表示器

Claims (8)

  1. 複数の遊技機が設置された遊技場への入場受付を行う遊技システムであって、
    遊技場へ入場するための優先順位を確定する整理券の発行要求を各種の情報端末から受け付ける発行要求受付手段と、
    前記整理券の発行要求を受け付けた際に、受付可能人数を確認し、受付可能であれば受付人数を計数する受付人数計数手段と、
    前記受付人数計数手段の計数結果に基づいて、優先順位を特定可能な整理番号を示す送信情報を含む整理券データを遊技者の所持する記録媒体へ記録させるために前記情報端末へ送信するデータ送信手段と、
    遊技者の所持する前記記録媒体に記録された前記整理券データを読み取るデータ読取手段と、
    入場を許可する整理番号を前記優先順位に基づいて順次設定する入場許可設定手段と、
    前記データ読取手段にて読み取られた前記整理券データから特定される整理番号が、入場が許可された整理番号であるか否かを判定する入場判定手段と、
    前記入場判定手段の判定結果に基づいて、入場の許可又は不許可を報知する報知手段とを備えていることを特徴とする遊技システム。
  2. 複数の機種の遊技機が設置されている遊技場における遊技システムであって、
    前記発行要求受付手段は、遊技者が指定する機種の遊技機を予め確保するための整理券の発行要求を受付可能であって、
    前記受付人数計数手段は、前記遊技機を予め確保するための整理券の発行要求を受け付けた際に、要求された機種における受付可能人数を確認し、受付可能であれば受付人数を機種毎に計数する機種別受付人数計数手段を有し、
    前記データ送信手段は、前記機種別受付人数計数手段の計数結果に基づいて、前記遊技者が指定する機種における整理番号を示す送信情報を含む整理券データを送信可能であり、
    前記遊技機に対応して併設され、前記遊技者が所持する記録媒体に記録された前記整理券データを読取可能な遊技用装置と、
    前記遊技用装置が読み取った前記整理券データに基づいて、対応する遊技機の機種を特定する機種特定手段と、
    前記機種特定手段によって特定された機種が、当該遊技用装置に併設された遊技機の機種に合致しているか否かを判定する遊技機判定手段と、
    前記遊技機判定手段の判定結果に基づいて、当該遊技機を確保することを許可するか否かを判定する遊技機確保判定手段とを備えており、
    前記遊技用装置は、前記遊技機確保判定手段の判定結果に基づいて、当該遊技機の確保についての許可又は不許可を報知する機能を有することを特徴とする請求項1に記載の遊技システム。
  3. 複数の遊技機が設置された遊技場への入場受付を行う遊技システムであって、
    遊技者が所持する記録媒体に記録される識別情報に対応させるとともに、遊技者に関する情報が記憶された遊技者情報記憶手段と、
    遊技場へ入場するための優先順位を予約登録する要求を各種の情報端末から受け付ける予約登録受付手段と、
    前記予約登録の要求を受け付けた際に、受付可能人数を確認し、受付可能であれば受付人数を計数する受付人数計数手段と、
    前記情報端末から送信される情報に基づいて前記遊技者情報記憶手段から遊技者を特定するとともに、当該特定された遊技者に対応する遊技者特定情報と前記受付人数計数手段の計数結果に基づいて決定される優先順位を特定可能な整理番号を示す記録情報とを対応付けて所定のデータテーブルに記録する整理番号記録手段と、
    前記遊技者が所持する記録媒体に記録された識別情報を読み取るデータ読取手段と、
    入場を許可する整理番号を前記優先順位に基づいて順次設定する入場許可設定手段と、
    前記データ読取手段にて読み取られた前記識別情報に基づいて当該遊技者を前記データテーブルの中から特定する遊技者特定手段と、
    前記遊技者特定手段にて特定された遊技者に対応する整理番号が、入場が許可された整理番号であるか否かを判定する入場判定手段と、
    前記入場判定手段の判定結果に基づいて、入場の許可又は不許可を報知する報知手段とを備えていることを特徴とする遊技システム。
  4. 複数の機種の遊技機が設置されている遊技場における遊技システムであって、
    前記予約登録受付手段は、遊技者が指定する機種の遊技機を予め確保するための予約登録の要求を受付可能であって、
    前記受付人数計数手段は、前記遊技機を予め確保するための予約登録の要求を受け付けた際に、要求された機種における受付可能人数を確認し、受付可能であれば受付人数を機種毎に計数する機種別受付人数計数手段を有し、
    前記整理番号記録手段は、前記遊技者特定情報と前記機種別受付人数計数手段の計数結果に基づいて決定される前記遊技者が指定する機種における整理番号を示す記録情報とを対応付けて記録を行い、
    前記遊技機に対応して併設され、前記遊技者が所持する記録媒体に記録された前記識別情報を読取可能な遊技用装置と、
    前記遊技用装置が読み取った前記識別情報に基づいて、前記データテーブルに記録された記録情報から前記遊技者が指定する機種を特定する機種特定手段と、
    前記機種特定手段によって特定された機種が、当該遊技用装置に併設された遊技機の機種に合致しているか否かを判定する遊技機判定手段と、
    前記遊技機判定手段の判定結果に基づいて、当該遊技機を確保することを許可するか否かを判定する遊技機確保判定手段とを備えており、
    前記遊技用装置は、前記遊技機確保判定手段の判定結果に基づいて、当該遊技機の確保についての許可又は不許可を報知する機能を有することを特徴とする請求項3に記載の遊技システム。
  5. 前記遊技用装置は、非接触で情報を読取可能であることを特徴とする請求項2又は4に記載の遊技システム。
  6. 前記データ読取手段は、非接触で情報を読取可能であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1に記載の遊技システム。
  7. 前記入場許可設定手段は、遊技場への入場を許可する整理番号の範囲を設定し、前記入場判定手段の判定結果に基づいて入場を受け付けた人数を特定し、該特定した人数が前記設定した範囲から特定される入場可能人数のうちの所定数となったときに、入場を許可する整理番号の範囲を更新する更新手段を備えており、
    前記更新手段は、前記入場を許可する整理番号の範囲を、前記入場を受け付けた人数に対応して設定することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1に記載の遊技システム。
  8. 遊技場への入場を許可する整理番号の範囲を特定可能に表示する表示手段を備えていることを特徴とする請求項7に記載の遊技システム。
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