JP7003715B2 - 店舗システム及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、店舗システム及びプログラムに関する。
従来から、有料でゲームを提供する複数のゲーム装置が設置されたアミューズメント施設等の店舗が存在している。
このような店舗に関し、特許文献1には、顧客に対して、ホームページ等からサービスチケットを携帯電話に予めダウンロードさせておき、店舗に来店したときに、携帯電話の画面にサービスチケットを表示させることで、無料でゲームをプレイさせる等の集客を目的としたサービスを提供する技術が開示されている。
特許第3924695号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、ある程度ゲームに関心のある顧客が対象であり、ホームページ等を見ていない顧客、特に、店舗を通りすがるような大勢の潜在的な顧客を店舗内に呼び込むことができないという問題があった。また、特許文献1に記載の技術では、ゲーム装置を特定することなくゲームを無料でプレイさせるので、例えば人気で利用頻度の多いゲーム装置においてゲームが無料でプレイされてしまうと、お金を払ってプレイする顧客の機会損失となってしまうことになる。また、利用されていない空きゲーム装置は電源が入った待機状態のまま無駄に電力を消費してしまうという問題もあった。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、通りすがりの顧客を店舗内に呼び込むことができるとともに、ゲーム装置の運用を損なうことなく効率よくゲームをプレイできる環境を実現することができる店舗システム及びプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る店舗システムは、第1プレイ料金でゲームを提供する複数のゲーム装置が設置された店舗の店舗システムであって、前記店舗の外に向けて設けられ、前記店舗を宣伝する宣伝情報を出力する出力手段と、前記出力手段の出力を受けた顧客の認証情報を取得する取得手段と、前記取得手段が取得した認証情報を登録する登録手段と、前記登録手段の登録の前又は後のタイミングで、前記複数のゲーム装置の中から利用可能なサービス用ゲーム装置を検出する検出手段と、前記検出手段が検出したサービス用ゲーム装置の特定情報を前記顧客に報知する報知手段と、前記サービス用ゲーム装置が設置されている場所に顧客が来た場合に入力された前記認証情報に基づき、当該顧客を認証する認証手段と、前記認証手段で認証が成功した場合、前記サービス用ゲーム装置に対して、前記第1プレイ料金よりも安い第2プレイ料金で少なくとも前記ゲームの一部を、認証された顧客に提供することを許可する許可手段と、を備える。
なお、上記「第2プレイ料金」は、無料であることも含む。また、上記「許可手段」は、ゲーム装置に設けられてもよく、当該ゲーム装置と通信可能なサーバ装置に設けられてもよい。
上記一態様では、宣伝情報の出力を受けた通りすがりの顧客に対して、第1プレイ料金よりも安い第2プレイ料金で少なくともゲームの一部を提供するので、店舗内に入ってみようという動機を与えることができる。これにより、上記一態様によれば、通りすがりの顧客を店舗内に呼び込むことができる。また、上記一態様によれば、第2プレイ料金でゲームを提供することをサービス用ゲーム装置に対して許可するので、ゲーム装置の運用を損なうことなく効率よくゲームをプレイできる環境を提供することができる。
本発明によれば、通りすがりの顧客を店舗内に呼び込むことができるとともに、ゲーム装置を効率よく運用することができる。
本発明の第1実施形態に係る店舗システムの全体構成の一例を示す図である。 図1に示す入口端末装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 図1に示すサーバ装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 図1に示す店舗システムの機能構成の一例を示す図である。 図4に示す店舗システムの各機能構成における処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図5に示す処理の続きの一例を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る店舗システムの概要を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の複数の実施形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素及びステップに対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
<第1実施形態>
まず、本発明の第1実施形態に係る店舗システムについて説明する。第1実施形態に係る店舗システムは、予め定められた第1プレイ料金(無料を除く。)でゲームを提供する複数のゲーム装置が設置された店舗の店舗システムである。なお、第1プレイ料金は、ゲーム装置ごとに異なる料金であることも含む。この店舗システムの構成は以下に説明するが、全ての構成が店舗にある必要はなく、構成の一部が店舗の外にあってもよい。
[全体構成]
図1は、本発明の第1実施形態に係る店舗システム1の全体構成の一例を示す図である。
図1に示すように、店舗システム1は、一又は複数のゲーム装置10と、ターミナル装置12と、入口端末装置14と、サーバ装置16と、を備える。
ゲーム装置10は、店舗Sの中に設置されており、第1プレイ料金でゲームを提供する装置である。第1実施形態では、ゲーム装置10は複数存在し、互いに異なる種類のゲームを提供する。各ゲーム装置10は、ターミナル装置12と通信可能に接続されている。なお、このゲーム装置10は、「アーケードゲーム装置」や、ターミナル装置12と比較して「サテライト装置」と呼称されることもある。
ターミナル装置12は、インターネットやイントラネット等の通信ネットワークNTにネットワーク接続される端末となるものである。複数のゲーム装置10のそれぞれは、このターミナル装置12及び通信ネットワークNTを介してサーバ装置16と通信可能に接続される。なお、店舗S毎にサーバ装置16を設け、これにターミナル装置12もしくはターミナル装置12とゲーム装置10が接続されるようにしてもよい。また、ゲーム装置10が直接、通信ネットワークNTを介してサーバ装置16と通信可能に接続されるようにしてもよい。この場合、ターミナル装置12は省略することができる。
入口端末装置14は、店舗Sの入り口付近(店舗内または店舗外)に店舗の外に向けて設置され、店舗Sの前にいる顧客C、特に通りすがりの顧客Cに対して、店舗Sを宣伝する宣伝情報を音声やテキスト等を出力し、且つ、複数のゲーム装置10の中から利用されていない空きゲーム装置を報知する装置である。これにより、通りすがりの顧客C等を店舗S内に呼び込むことができる。この宣伝情報としては、ゲームが安く(無料を含む。)プレイ可能な旨を示す情報や、ゲーム装置10が空いており、直ぐにプレイ可能な旨を示す情報、店舗Sに有名プレイヤがいる旨を示す情報等が挙げられる。特に、通りすがりの顧客Cを店舗S内に呼び込むという観点からは、ゲームが安く(無料を含む。)プレイ可能な旨を示す情報であることが好ましい。なお、入口端末装置14は、ターミナル装置12と別個の装置として説明しているが、ターミナル装置12と一体の装置であってもよい。
サーバ装置16は、入口端末装置14等からの要求に応じて、複数のゲーム装置10の中から利用されていない空きゲーム装置を検出して、要求元に検出結果を送信する情報処理装置である。なお、このサーバ装置16は、入口端末装置14又は及びターミナル装置12と一体の装置であってもよい。また、店舗S内に呼び込んだ顧客Cにゲームを提供するゲーム装置10は、サービス用として選択されたサービス用ゲーム装置であれば、空きゲーム装置に限らず、空くことが予想されるゲーム装置や、呼び込んだ顧客専用のゲーム装置、店舗側で指定したお勧めのゲーム装置等であってもよい。以下の説明では、空きゲーム装置を例とする。
[ハードウェア構成]
図2は、図1に示す入口端末装置14のハードウェア構成の一例を示す図である。
図2に示すように、入口端末装置14は、CPU(Central Processing Unit)20と、記憶装置22と、表示装置24と、スピーカ26と、カメラ28と、通信装置30と、を備える。なお、ゲーム装置10とターミナル装置12のハードウェア構成は、入口端末装置14のハードウェア構成と同様であるので、これらのハードウェア構成の説明は省略する。
CPU20は、記憶装置22上にあるプログラムを順に読み込んで解釈・実行することで情報の加工やスピーカ26やカメラ28等の装置を制御するものである。
記憶装置22は、ハードディスクやメモリ等で構成される。この記憶装置22は、CPU20における処理の実行に必要な各種プログラムや各種の情報、及び処理結果の情報を記憶する。
表示装置24は、宣伝情報としての店舗Sを宣伝するテキストや、店舗Sの案内画像等の各種画像を表示するものである。なお、第1実施形態では、表示装置24は、タッチパネルであり、入力装置としての機能も有する。
スピーカ26は、宣伝情報としての店舗Sを宣伝する音声や、店舗Sの音声案内、効果音等の各種の音を出力するものである。
カメラ28は、顧客Cを撮影し、その顔情報を取得する撮影手段の一つである。
通信装置30は、通信ネットワークNTを介して外部の装置と通信するための通信インターフェース等で構成される。通信装置34は、例えば、サーバ装置16等との間で各種の情報を送受信する。
なお、図示しないが、ユニークなコードが読み取り可能に記録されたカード等の媒体を排出する媒体排出手段や、その媒体を検出する媒体検出装置も入口端末装置14に設けるようにしてもよい。この場合、媒体排出手段は、カード等の媒体を複数ストックしておき、顧客Cの操作によって入口端末装置14から排出され、排出時に媒体を読み取るか排出後に顧客Cに媒体検出装置で読み込ませるかして顧客Cに排出された媒体を顧客情報として登録する。なお、店員等が通りすがりの顧客Cに媒体を配布するようにして媒体排出手段を省略してもよい。なお、この媒体は、ゲームをプレイする際に、顧客Cを識別するために利用するものである。
図3は、図1に示すサーバ装置16のハードウェア構成の一例を示す図である。
図3に示すように、サーバ装置16は、制御装置32と、通信装置34と、記憶装置36と、を備える。制御装置32は、CPU32A及びメモリ32Bを主に備えて構成される。
制御装置32では、記憶装置36又はメモリ32B等に格納された所定のプログラムをCPU32Aが実行することにより、各種の機能構成として機能する。この機能構成の詳細については後述する。
通信装置34は、外部の装置と通信するための通信インターフェース等で構成される。通信装置34は、例えば、ターミナル装置12や入口端末装置14等との間で各種の情報を送受信する。
記憶装置36は、ハードディスク等で構成される。この記憶装置36は、制御装置32における処理の実行に必要な各種プログラムや各種の情報、及び処理結果の情報を記憶する。
なお、サーバ装置16は、専用又は汎用のサーバ・コンピュータなどの情報処理装置を用いて実現することができる。また、サーバ装置16は、単一の情報処理装置より構成されるものであっても、通信ネットワークNT上に分散した複数の情報処理装置より構成されるものであってもよい。また、図3は、サーバ装置16が有する主要なハードウェア構成の一部を示しているに過ぎず、サーバ装置16は、サーバが一般的に備える他の構成を備えることができる。
[機能構成]
図4は、図1に示す店舗システム1の機能構成の一例を示す図である。
図4に示すように、店舗システム1は、出力手段60と、取得手段62と、報知手段64と、記憶手段70と、登録手段72と、検出手段74と、認証手段76と、入力手段80と、提供手段82と、許可手段84等の機能構成を備える。
上記機能構成はそれぞれ、ゲーム装置10、ターミナル装置12、入口端末装置14、及び、サーバ装置16のうち何れか1つの装置に備えられる。第1実施形態では、出力手段60と、取得手段62と、報知手段64は、入口端末装置14に備えられ、記憶手段70と、登録手段72と、検出手段74と、認証手段76は、サーバ装置16に設けられ、入力手段80と、提供手段82と、許可手段84は、ゲーム装置10に備えられる。
出力手段60は、例えばCPU20やスピーカ26等で実現される。取得手段62は、例えばCPU20やカメラ28等で実現される。報知手段64は、例えばCPU20や表示装置24、スピーカ26等で実現される。記憶手段70は、例えば一又は複数の記憶装置36等で実現される。登録手段72と、検出手段74と、認証手段76は、例えば記憶装置36に格納されたプログラムを制御装置32が実行することにより実現される。入力手段80は、例えばゲーム装置10におけるCPUやカメラ等で実現される。提供手段82と、許可手段84は、例えばゲーム装置10において記憶装置に格納されたプログラムを制御装置が実行することにより実現される。
出力手段60は、店舗Sの外に向けて設けられている。そして、この出力手段60は、入口端末装置14の周囲に向けて、例えば通りすがりの顧客Cに向けて、店舗Sを宣伝する宣伝情報を出力する機能を有する。これにより、顧客Cを店舗S内に呼び込むことになるので、出力手段60を「呼込手段」と称すこともできる。
取得手段62は、出力手段60の出力を受けた顧客Cの認証情報70Aを取得する機能を有する。認証情報70Aとしては、パスワードやプレイヤID、顧客Cの指紋情報、顧客Cの顔情報(顔画像データ)等が挙げられる。なお、上記「取得する」という意味は、入口端末装置14の外部から取得することを意味するだけでなく、取得手段62が認証情報70Aを自ら生成することで取得する意味を含む。したがって、認証情報70Aとしては、取得手段62が生成するワンタイムIDであってもよい。このように、認証情報70Aを自ら生成して取得する場合には、取得手段62は、認証情報70Aを取得後、取得した認証情報70Aを顧客Cに渡すために、認証情報70Aを記載したレシートや、認証情報70Aを記録したICカードを排出したり、認証情報70Aを示すテキストを表示装置24に表示したり、認証情報70Aを発す音声をスピーカ26で出力したりしてもよい。第1実施形態では、認証情報70Aは、顧客Cによる入力等の手間を省くという観点から、顔情報である。
報知手段64は、サーバ装置16が検出した空きゲーム装置の特定情報を、顧客Cに報知する機能を有する。特定情報としては、特に限定されないが、例えば空きゲーム装置の場所情報や機種名、特徴情報等が挙げられる。報知の方法としては、特に限定されないが、例えば特定情報を表示装置24に表示する方法、特定情報をスピーカ26で出力する方法、特定情報をレシートに印刷する方法等が挙げられる。なお、特定情報の報知は、取得手段62が認証情報を取得する前であっても、取得した後であってもよいが、認証情報を確実に取得するという観点から、取得した後の方が好ましい。
記憶手段70には、認証情報70Aが、例えばその登録日時と対応付けて記憶(登録)される。また、記憶手段70には、顧客Cによるゲームのプレイ履歴70Bが、例えば認証情報70Aの識別情報と対応付けて記憶される。第1実施形態では認証情報70Aは顧客Cの顔情報である。また、記憶手段70には、顧客Cがプレイしたゲームの進行状況を示すプレイデータが記憶されていてもよい。
登録手段72は、取得手段62が取得した認証情報70Aを記憶手段70に登録する機能を有する。また、第1実施形態では、認証情報70Aが顔情報であり比較的データサイズが大きいので記憶手段70の記憶領域が圧迫することを抑えるため、登録手段72は、例えば登録日時から1時間や1日等の予め定められた期間が経過した場合に、登録した顔情報を削除する機能を有する。なお、予め定められた期間は、認証前に予め定められていればよいため、店舗S等から保持する期間を変更可能としてもよい。また、登録手段72は、顧客Cが店舗Sから退店したことを検出した場合、顧客Cが店舗Sに入らず去ったことを検出した場合、店舗Sが混雑したことを検出した場合、管理者等の操作指示があった場合の少なくとも何れか一つの場合にも、登録した顔情報を削除する機能を有してもよい。
検出手段74は、複数のゲーム装置10の中から利用可能なサービス用ゲーム装置を検出する機能を有する。本実施形態では、検出手段74は、登録手段72の登録の前又は後のタイミングで、言い換えれば、出力手段60による出力前(特に出力直前)から登録手段72による登録後(特に登録直後)の間の何れかのタイミングで、ターミナル装置12を介して、複数のゲーム装置10からそれぞれの現在の利用状況を取得し、取得した利用状況に基づき、複数のゲーム装置10の中から利用されていない空きゲーム装置を検出する。なお、タイミングとしては、出力した時点で空きゲーム装置が存在しないという状況を防ぐ観点からは、出力手段60による出力直前のタイミングで検出することが好ましく、空きゲーム装置と報知された場所に顧客Cが行った時点で当該ゲーム装置が他人によって利用されているという状況を防ぐ観点からは、登録手段72による登録後のタイミングであることが好ましい。
認証手段76は、空きゲーム装置が設置されている場所に顧客Cが来た場合に当該顧客Cを介して入力された入力情報及び登録手段72が登録した認証情報に基づき、当該顧客Cを認証する機能を有する。入力情報としては、顧客Cを介した入力操作に応じて入力される情報や、顧客Cを介してレシートやカードを読み取ることで入力される情報、顧客Cを介して撮影、言い換えれば顧客Cを撮影することで入力される顔情報等が挙げられる。
入力手段80は、入力情報を入力する機能を有する。第1実施形態では、入力手段80は、ゲーム装置10に備えられたカメラを利用し、顧客Cを撮影することで当該顧客Cの顔情報を入力する。
提供手段82は、第1プレイ料金で(を対価として)ゲームを顧客Cに提供する機能を有する。また、提供手段82は、予め定められた条件を満たした場合に、第1プレイ料金よりも安い第2プレイ料金(無料を含む。)で少なくともゲームの一部を顧客Cに提供する機能も有する。なお、予め定められた条件としては、許可手段84、ターミナル装置12又はサーバ装置16等が許可したという条件や店員による操作があったこと等が挙げられる。また、第1プレイ料金がゲーム装置毎に異なる料金である場合には、第2プレイ料金は、全ての第1プレイ料金よりも安くなくてもよく、少なくとも、提供するゲームのゲーム装置に対応する第1プレイ料金よりも安ければよい。
許可手段84は、認証手段76で認証が成功した場合、当該許可手段84を備える空きゲーム装置の提供手段82に対して、第2プレイ料金で少なくともゲームの一部を、認証された顧客Cに提供することを許可する機能を有する。なお、この許可手段84は、ゲーム装置10ではなく、サーバ装置16に設けられてもよい。
[処理の流れ]
図5は、図4に示す店舗システム1の各機能構成における処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、以下のステップの順番は、適宜、変更することができる。
(ステップSP10)
入口端末装置14の出力手段60は、通りすがりの顧客C等に対して、店舗Sを宣伝する宣伝情報として、例えば、「今ならゲームが第2プレイ料金でプレイ可能」な旨を音声により出力する。そして、処理は、ステップSP12の処理に移行する。
(ステップSP12)
入口端末装置14の取得手段62は、カメラ28が適宜撮影する画像や表示装置24の画面へのタッチ操作等に基づき、入口端末装置14の前に顧客Cが来たか否かを判定する。そして、処理は、当該判定が肯定判定された場合にはステップSP14の処理に移行し、当該判定が否定判定された場合には所定期間待機した後、ステップSP10の処理に戻る。
(ステップSP14)
出力手段60は、顧客Cに対して、ゲームの好みを表示装置24にてタッチ入力し、その後、顧客Cの顔をカメラ28の前に向くように音声案内を流す。そして、処理は、ステップSP16の処理に移行する。
(ステップSP16)
取得手段62は、表示装置24を介して、顧客Cによるゲームの好みの入力を受け付けることで、当該好みを取得する。そして、処理は、ステップSP18の処理に移行する。
(ステップSP18)
取得手段62は、顧客Cを撮影することで、当該顧客Cの顔情報を取得する。そして、処理は、ステップSP20の処理に移行する。
(ステップSP20)
取得手段62は、サーバ装置16に、取得した顔情報及びゲームの好みを含む登録要求を送信する。そして、処理は、ステップSP22の処理に移行する。
(ステップSP22)
サーバ装置16は、入口端末装置14から、登録要求を受信する。続いて、サーバ装置16の登録手段72は、登録要求に含まれる顔情報を認証情報70Aとして記憶手段70に登録する。この際、登録手段72は、認証情報70Aを、登録日時と登録要求に含まれる好みとを対応付けて登録する。そして、処理は、ステップSP24の処理に移行する。なお、登録手段72は、ステップSP24への移行の前に、顔情報を登録した旨を、入口端末装置14に送信してもよい。
(ステップSP24)
サーバ装置16の検出手段74は、ターミナル装置12を介して、複数のゲーム装置10(図5では一つのゲーム装置10のみ図示)に、利用状況要求を送信する。そして、処理は、ステップSP26の処理に移行する。
(ステップSP26)
複数のゲーム装置10は、ターミナル装置12を介してサーバ装置16から、利用状況要求を受信する。これに応答して、複数のゲーム装置10のそれぞれは、サーバ装置16に、現在プレイヤがプレイ中もしくはログイン中か否かを判断し、現在の利用状況を送信する。そして、処理は、ステップSP28の処理に移行する。
(ステップSP28)
サーバ装置16は、複数のゲーム装置10から、現在の利用状況を受信(取得)する。これに応答して、サーバ装置16の検出手段74は、取得した利用状況に基づき、複数のゲーム装置10の中から空きゲーム装置を検出する。そして、処理は、ステップSP30の処理に移行する。
(ステップSP30)
検出手段74は、空きゲーム装置の中から、登録された顧客Cの好みに応じたゲームを提供する空きゲーム装置を検出(抽出)する。そして、処理は、ステップSP32の処理に移行する。
(ステップSP32)
検出手段74は、入口端末装置14に、検出した空きゲーム装置の特定情報を送信する。なお、空きゲーム装置がゼロの場合には、検出手段74は、入口端末装置14に、エラーを送信する。そして、処理は、ステップSP34の処理に移行する。
(ステップSP34)
入口端末装置14は、サーバ装置16から、特定情報を受信する。これに応答して、入口端末装置14の報知手段64は、受信した特定情報を顧客Cに報知する。これにより、顧客Cを店舗S内に呼び込み、特定情報に基づき、空きゲーム装置が設置されている場所に向かわせることができる。
図6は、図5に示す処理の続きの一例を示すフローチャートである。なお、以下のステップの順番は、適宜、変更することができる。
(ステップSP40)
ゲーム装置10の入力手段80は、例えばカメラを用いてゲーム装置10の前方を撮影し、撮影によりゲーム装置10に入力する画像に基づき、当該ゲーム装置10が設置されている場所に顧客Cが来たか否かを判定する。そして、処理は、当該判定が肯定判定された場合にはステップSP42の処理に移行し、当該判定が否定判定された場合には所定期間待機した後、ステップSP40の処理に戻る。
(ステップSP42)
入力手段80は、カメラを用いて顧客Cを撮影し、当該顧客Cの顔情報をゲーム装置10に入力する。そして、処理は、ステップSP44の処理に移行する。
(ステップSP44)
ゲーム装置10は、ターミナル装置12を介してサーバ装置16に、入力手段80により入力された顔情報を含む認証要求を送信する。そして、処理は、ステップSP46の処理に移行する。
(ステップSP46)
サーバ装置16は、サーバ装置16から、認証要求を受信する。これに応答して、サーバ装置16の認証手段76は、認証要求に含まれている入力情報及び記憶手段70に登録されている認証情報70Aに基づき、具体的には、入力情報と認証情報70Aが一致するか否かを判定することで、ゲーム装置10が設置されている場所に来た顧客Cを認証する。続いて、認証手段76は、ターミナル装置12を介してゲーム装置10に、認証結果を送信する。そして、処理は、ステップSP48の処理に移行する。
(ステップSP48)
ゲーム装置10は、サーバ装置16から認証結果を受信する。これに応答して、ゲーム装置10の提供手段82は、認証結果が認証成功を示すか否かを判定する。そして、処理は、当該判定が肯定判定された場合にはステップSP54の処理に移行し、当該判定が否定判定された場合にはステップSP50の処理に移行する。
(ステップSP50)
ゲーム装置10の提供手段82は、顧客Cに対して、予め定められた第1プレイ料金を支払うよう要求する。そして、処理は、ステップSP52の処理に移行する。
(ステップSP52)
提供手段82は、ゲームを実行することで、当該ゲームを顧客Cに提供する。そして、図6に示す一連の処理は終了する。
(ステップSP54)
ステップSP48において認証結果が認証成功を示すと肯定判定された場合、許可手段84は、当該許可手段84を備えるゲーム装置10の提供手段82に対して、第1プレイ料金よりも安い第2プレイ料金でゲームのチュートリアルを認証された顧客Cに提供することを許可する。そして、処理は、ステップSP56の処理に移行する。
(ステップSP56)
提供手段82は、顧客Cにより過去にプレイされたチュートリアルの識別情報(チュートリアルID)をサーバ装置16のプレイ履歴70Bから参照する。そして、処理は、ステップSP58の処理に移行する。
(ステップSP58)
サーバ装置16は、ゲーム装置10に参照結果を送信する。そして、処理は、ステップSP60の処理に移行する。
(ステップSP60)
提供手段82は、参照結果に基づき、認証された顧客Cの認証情報70Aに対応付けられているチュートリアルIDがプレイ履歴70Bに有るか否かを判定する。そして、処理は、当該判定が肯定判定された場合にはステップSP64の処理に移行し、当該判定が否定判定された場合にはステップSP62の処理に移行する。
(ステップSP62)
提供手段82は、複数用意されているチュートリアルの中から初期設定のチュートリアルIDに対応するチュートリアル又は許可手段84により許可された他のチュートリアルを実行し、当該チュートリアルを顧客Cに提供する。そして、処理は、ステップSP66の処理に移行する。
(ステップSP64)
ステップSP60において肯定判定された場合、許可手段84は、空きゲーム装置の提供手段82に対して、顧客Cのプレイ回数又はプレイ結果に応じてプレイ履歴70Bに含まれるチュートリアルIDが示すチュートリアルとは異なる他のチュートリアルを提供することを許可する。例えば、許可手段84は、顧客Cのプレイ回数が1回増える毎、すなわちプレイ毎に異なるチュートリアルを提供することを許可してもよく、プレイ回数が2回増える毎に異なるチュートリアルを提供することを許可してもよい。また、許可手段84は、チュートリアルのプレイ結果が基準よりも良かった場合に当該チュートリアルと異なるチュートリアルを提供することを許可し、チュートリアルのプレイ結果が基準よりも悪かった場合には、当該チュートリアルと異なるチュートリアルを提供することを許可しない、すなわち当該チュートリアルと同じチュートリアルを提供することを許可してもよい。逆に、許可手段84は、チュートリアルのプレイ結果が基準よりも良かった場合に当該チュートリアルと同じチュートリアルを提供することを許可し、チュートリアルのプレイ結果が基準よりも悪かった場合には、当該チュートリアルと異なるチュートリアルを提供することを許可してもよい。なお、異なるチュートリアルとしては、ステージが異なるチュートリアルや、難易度が異なるチュートリアル、プレイ時間が異なるチュートリアル等が挙げられる。また、許可手段84は、空きゲーム装置の提供手段82に対して、プレイ回数が多くなるにつれて、同じチュートリアルでもプレイ可能時間が短くなるチュートリアルを提供することを許可してもよい。そして、処理は、ステップSP66の処理に移行する。
(ステップSP66)
提供手段82は、ゲーム又はチュートリアルが終了した場合には、サーバ装置16に対して、顧客Cに提供したチュートリアルのチュートリアルIDを含む終了通知を送信する。ここで、提供手段82は、第2プレイ料金でプレイさせた顧客Cに対して、第1プレイ料金でゲームをプレイすることや、ゲーム用のカードを作成すること等を提案する提案情報を出力してもよい。なお、この提案情報は、チュートリアルのプレイ結果に応じて変化させてもよい。例えば、チュートリアルのプレイ結果が基準よりも良かった場合には、第1プレイ料金でゲームをプレイすることを提案し、チュートリアルのプレイ結果が基準よりも悪かった場合には、続けてチュートリアルで練習することを提案してもよい。そして、処理は、ステップSP68の処理に移行する。
(ステップSP68)
サーバ装置16は、ゲーム装置10から、チュートリアルIDを受信する。これに応答して、サーバ装置16の登録手段72は、受信したチュートリアルIDをプレイ履歴70B又はその一部として、顧客Cの認証情報70Aと対応付けて保存(登録)する。そして、処理は、ステップSP24の処理に移行する。これにより、検出手段74は、顧客Cによるゲームのプレイ後に、空きゲーム装置を再度検出し、報知手段64は、検出手段74が再度検出した空きゲーム装置の特定情報を顧客Cに報知し、提供手段82は、繰り返し同じ又は異なるチュートリアルを無料で提供することができる。
<第1実施形態の作用>
以上、第1実施形態によれば、宣伝情報の出力を受けた通りすがりの顧客Cに対して、第1プレイ料金よりも安い第2プレイ料金で少なくともゲームの一部であるチュートリアルを提供するので、店舗S内に入ってみようという動機を与えることができる。これにより、第1実施形態によれば、通りすがりの顧客Cを店舗S内に呼び込むことができる。また、第1実施形態によれば、第2プレイ料金でチュートリアルを提供することを空きゲーム装置(サービス用ゲーム装置)に対して許可するので、ゲーム装置10の運用を損なうことなく効率よくゲームをプレイできる環境を提供することができる。また、無料で提供するのが、ゲームの一部のチュートリアルであるので、ゲームの全部を提供する場合に比べて短期間でプレイさせることができる。これにより、そのゲーム装置を早く他人に使わせることできるので、ゲーム装置の回転率を上げて、店舗Sの収益を上げることができる。
また、第1実施形態によれば、登録手段72は、認証情報70Aとしての顔情報を登録するとともに、予め定められた期間が経過した場合に、登録した顔情報を削除するので、記憶手段70の記憶領域が無くなることを抑えることができる。
また、第1実施形態によれば、検出手段74は、複数のゲーム装置10の中から、利用されておらず、且つ、取得手段62が取得した好みに応じた空きゲーム装置を検出するので、通りすがりの顧客Cを店舗S内に一層呼び込むことができる。
また、第1実施形態によれば、検出手段74は、顧客Cによるチュートリアルのプレイ後に、空きゲーム装置を再度検出し、報知手段64は、再度検出した空きゲーム装置の特定情報を顧客Cに報知するので、顧客Cは、繰り返しチュートリアルを無料でプレイすることができ、通りすがりの顧客Cを店舗S内に一層呼び込むことができる。
また、第1実施形態によれば、許可手段84は、ゲーム装置10の提供手段82に対して、顧客Cによるチュートリアルのプレイ回数又はプレイ結果に応じて登録されているチュートリアルIDが示すチュートリアルとは異なる他のチュートリアルを提供することを許可するので、顧客Cに対してお得感を与えることができ、当該顧客Cを店舗S内に一層呼び込むことができる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態に係る店舗システムについて説明する。第2実施形態では、第1実施形態で説明した入口端末装置14の機能を第一端末装置と第二端末装置に分けた場合を説明する。なお、第2実施形態において説明しない構成は、第1実施形態で説明したものと同様の構成である。
図7は、本発明の第2実施形態に係る店舗システム1Aの概要を示す図である。
図7に示すように、店舗システム1Aは、第一端末装置14Aと、第二端末装置14Bと、を備える。
第一端末装置14Aは、店舗Sの外に設置されている。この第一端末装置14Aは、第1実施形態で説明した入口端末装置14の機能構成のうち、出力手段60と、取得手段62と、を備える。
第二端末装置14Bは、店舗Sの中に設置されている。具体的には、第二端末装置14Bは、店舗Sの中においてゲーム装置10が設置されている場所よりも奥側に設置されている。図7においては、第二端末装置14Bは、全てのゲーム装置10が設置されている場所よりも奥側に設置されているが、一部のゲーム装置10が設置されている場所よりも奥側に設置されていてもよい。例えば、第二端末装置14Bは、店舗S側が多くのプレイ料金を獲得できるような主なゲーム装置10が設置されている場所よりも奥側に設置されていてもよい。この第二端末装置14Bは、第1実施形態で説明した入口端末装置14の機能構成のうち、報知手段64を備える。
ここで、第一端末装置14Aの出力手段60は、宣伝情報を出力した後、通りすがりの顧客Cを第二端末装置14Bに誘導する誘導情報を出力する。誘導情報としては、特に限定されないが、例えば空きゲーム装置の場所情報や名前、特徴情報等が挙げられる。これにより、通りすがりの顧客Cに対して、店舗S内に呼び込み、且つ、第二端末装置14Bに向かわせることができる。なお、取得手段62は、第一端末装置14Aと第二端末装置14Bの間に設けられてもよい。第二端末装置14Bに向かっている間に顔情報を取得すれば、第一端末装置14Aの前で立ち止まって撮影するという手間を省くことができるからである。この際、通りすがりの顧客Cか否かを、行動予測に基づき、判定してもよい。
そして、第二端末装置14Bの報知手段64は、第二端末装置14Bの前に顧客Cが来た場合に、検出手段74が検出した空きゲーム装置の特定情報を当該顧客Cに報知する。
以上、第2実施形態によれば、通りすがりの顧客Cに対して、第一端末装置14Aから店舗S内の第二端末装置14Bに向かわせることができるとともに、向かわせている途中で、店舗Sの中で少なくとも一台以上のゲーム装置10を見せることができる。これにより、当該顧客Cに対して、空きゲーム装置以外のゲーム装置10のゲームもプレイしてみようという動機を与えることができる。なお、通りすがりの顧客Cが、第一端末装置14Aから店舗S内の第二端末装置14Bに向っていること、特に第一端末装置14Aから第二端末装置14Bの間にあるゲーム装置10を通過することを、取得手段62や各ゲーム装置10に設置されたカメラが取得した顔情報等に基づき検出した場合に、各ゲーム装置10がゲームを宣伝する宣伝情報を出力してもよい。これにより、顧客Cに対して、ゲーム装置10のゲームをプレイしてみようという動機を一層与えることができる。
<変形例>
なお、本発明は上記の具体例に限定されるものではない。すなわち、上記の具体例に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。また、前述した実施形態及び後述する変形例が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
例えば、上記第1実施形態では、検出手段74は、顔情報の登録後に、空きゲーム装置を検出する場合を説明したが、出力手段60による宣伝情報の出力の前に、空きゲーム装置を検出してもよい。この場合において、出力手段60は、検出手段74が検出した空きゲーム装置の数が2以上の予め定められた数以上である場合に、宣伝情報を出力してもよい。この構成によれば、顧客Cが店舗S内に呼び込まれた後に、空きゲーム装置が無いという状況になることを抑制することができる。
また、上記第1実施形態では、検出手段74は、顧客Cによるチュートリアルのプレイ後に、空きゲーム装置を再度検出する場合を説明したが、この場合において、顧客Cが利用した空きゲーム装置とは異なるゲーム装置、特に顧客Cが利用した空きゲーム装置のゲームとは異なる種類のゲームを提供する空きゲーム装置を検出してもよい。この構成によれば、顧客Cに対して、様々なゲームを無料でプレイさせ、ゲームに興味を持たせる機会を増やすことができる。
また、上記第1実施形態では、検出手段74は、空きゲーム装置を検出する場合を説明したが、検出手段74又は報知手段64は、空きゲーム装置の中で、入口端末装置14から最も遠い、言い換えれば店舗S内で最も奥側になる空きゲーム装置を検出してもよい。この構成によれば、顧客Cに対して、空きゲーム装置に向かわせている途中で、店舗S内の様々なゲーム装置10を見せることができる。これにより、当該顧客Cに対して、空きゲーム装置以外のゲーム装置10のゲームもプレイしてみようという動機を与えることができる。
また、上記第1実施形態では、通りすがりの顧客Cに対して、第1プレイ料金よりも安い第2プレイ料金でゲームの一部を提供する場合を説明したが、これに加えて、又はこれの代わりに、通りすがりの顧客Cに対して、第2プレイ料金でゲームの一部が提供されるということ以外の報酬を付与してもよい。この報酬としては、景品を獲得するクレーンゲーム機等のゲームの難易度を下げる権利や、有名プレイヤとの対戦を行う権利や、店舗Sやゲームに関する商品等が挙げられる。
また、上記第1実施形態では、通りすがりの顧客Cに対して、第2プレイ料金でゲームの一部を提供する場合を説明したが、この第2プレイ料金を、許可手段84等が適宜変更可能にしてもよい。例えば、許可手段84は、空きゲーム装置の数や店舗S内の混雑状況に応じて、第2プレイ料金を変更してもよい。より具体的には、許可手段84は、空きゲーム装置の数が閾値以上の場合には、第2プレイ料金を設定料金から無料に変更し、空きゲーム装置の数が閾値未満の場合には、第2プレイ料金を設定料金から第1プレイ料金の半額以下(無料を除く。)に変更してもよい。
また、取得手段62は、顧客Cの年齢や身長、体重等の特徴を、当該顧客Cによる入力又は顧客Cの撮影等により取得し、且つ、許可手段84は、取得手段62が取得した特徴に応じて、第2プレイ料金を変更してもよい。なお、この特徴は、取得した顔情報に基づき、取得手段62又は許可手段84が推定(判断)してもよい。例えば、許可手段84は、取得手段62が取得した顔情報に基づき、顧客Cが子供と判定した場合には、第2プレイ料金を設定料金から無料に変更し、顧客Cが大人と判断した場合には、第2プレイ料金を設定料金から第1プレイ料金の半額以下(無料を除く。)に変更する。
また、上記第1実施形態では、通りすがりの顧客Cが空きゲーム装置に向かっている途中で、当該空きゲーム装置が他人によって利用される場合も想定される。このような場合には、許可手段84は、他の空きゲーム装置に対して、第2プレイ料金よりも更に安い第3プレイ料金で少なくともゲームの一部を通りすがりの顧客Cに提供することを許可してもよい。また、許可手段84は、他人による利用が終わった後に、空きゲーム装置に対して、第2プレイ料金でゲームの全部を通りすがりの顧客Cに提供することを許可してもよい。また、他人によって利用されることを防ぐために、検出手段74が、空きゲーム装置の中で、基準より人気の低い空きゲーム装置を検出するようにしてもよい。
また、上記第1実施形態では、検出手段74は、顧客Cによるゲームのプレイ後に、空きゲーム装置を再度検出する場合を説明したが、再度検出しなくてもよい。この場合において、許可手段84は、前回プレイされた空きゲーム装置に対して再度、第1プレイ料金よりも安い第2プレイ料金で少なくともゲームの一部を認証された顧客Cに提供することを許可してもよい。この場合、第1実施形態と同様に、提供手段82は、前回プレイされたチュートリアルと異なるチュートリアルを提供してもよい。また、提供手段82は、空きゲーム装置を再度検出するか否か、第2プレイ料金で提供する否かに関わらず、顧客Cによる二度目以降のプレイは、チュートリアルの種類(プレイ時間や難易度、ステージ等が異なるもの)を変更してチュートリアルを提供してもよい。
また、上記第1実施形態では、出力手段60は、周囲にいる顧客Cに向けて宣伝情報を出力する場合を説明したが、周囲にいない潜在的な顧客に向けて宣伝情報を出力してもよい。具体的には、出力手段60は、ソーシャルネットワークの投稿情報(文字情報やタグ情報)等から、潜在的な顧客の位置情報を定期的に又はランダムに取得し、取得した位置情報に基づき、店舗Sの近く居るか否か判定し、肯定判定した場合には、通信ネットワークNTを介してその近くに居る顧客に宣伝情報を出力してもよい。
また、上記第1実施形態では、取得手段62は、入口端末装置12に設けられる場合を説明したが、顧客Cが所持する携帯端末に設けられてもよい。
また、上記第1実施形態では、サーバ装置16が認証情報70Aを登録しているので、この認証情報70Aに基づき、顧客Cの再来店や来店回数を検出することができる。例えば、入口端末装置14又はサーバ装置16は、認証情報70A等に基づき、出力手段60の出力を受けてチュートリアルをプレイした顧客Cが店舗Sに再度来店したことを検出した場合には、当該顧客Cに対して報酬を付与してもよい。これにより、通りすがりの顧客Cを、店舗Sの常連にすることが可能となる。また、入口端末装置14等は、来店回数に応じて報酬を変更してもよい。
また、上記第1実施形態では、複数のゲーム装置10からそれぞれの現在の利用状況を取得し、取得した利用状況に基づき、複数のゲーム装置10の中から利用されていない空きゲーム装置を検出して顧客Cに報知しているが、これに加えて、コインロッカー等の非ゲーム装置と連動してコインロッカーの利用状況も収集し、空きコインロッカーの情報を顧客Cに提供するようにしてもよい。顧客Cは元々通りすがりでアミューズメント施設に立ち寄っているため、このようにすることで買い物の荷物などの他の用事に必要な荷物等の心配をする必要がなくなる。
1,1A…店舗システム
10…ゲーム装置
60…出力手段
62…取得手段
64…報知手段
72…登録手段
74…検出手段
76…認証手段
84…許可手段

Claims (10)

  1. 第1プレイ料金でゲームを提供する複数のゲーム装置が設置された店舗の店舗システムであって、
    前記店舗の外に向けて設けられ、前記店舗を宣伝する宣伝情報を出力する出力手段と、
    前記出力手段の出力を受けた顧客の認証情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段が取得した認証情報を登録する登録手段と、
    前記登録手段の登録の前又は後のタイミングで、前記複数のゲーム装置の中から利用可能なサービス用ゲーム装置を検出する検出手段と、
    前記検出手段が検出したサービス用ゲーム装置の特定情報を前記顧客に報知する報知手段と、
    前記サービス用ゲーム装置が設置されている場所に顧客が来た場合に入力された前記認証情報に基づき、当該顧客を認証する認証手段と、
    前記認証手段で認証が成功した場合、前記サービス用ゲーム装置に対して、前記第1プレイ料金よりも安い第2プレイ料金で少なくとも前記ゲームの一部を、認証された顧客に提供することを許可する許可手段と、
    を備える店舗システム。
  2. 前記取得手段は、前記顧客を撮影し、前記認証情報として前記顧客の顔情報を取得する撮影手段を含み、
    前記登録手段は、前記顔情報を登録するとともに、予め定められた期間が経過した場合に、登録した顔情報を削除する、
    請求項1に記載の店舗システム。
  3. 前記取得手段は更に、前記顧客からの入力を受け付けることで前記顧客のゲームの好みを取得し、
    前記検出手段は、前記複数のゲーム装置の中から、前記取得手段が取得した前記好みに応じたサービス用ゲーム装置を検出する、
    請求項1又は2に記載の店舗システム。
  4. 前記出力手段は、前記店舗の外に設置された第一端末装置に備えられ、
    前記報知手段は、前記店舗の中に設置された第二端末装置に備えられ、
    前記出力手段は更に、前記宣伝情報を出力した後、前記顧客を前記第二端末装置に誘導する誘導情報を出力する、
    請求項1乃至3の何れか1項に記載の店舗システム。
  5. 前記検出手段は更に、前記顧客によるゲームのプレイ後に、前記サービス用ゲーム装置を再度検出し、
    前記報知手段は更に、前記検出手段が再度検出したサービス用ゲーム装置の特定情報を、前記顧客に報知する、
    請求項1乃至4の何れか1項に記載の店舗システム。
  6. 前記ゲームの一部は、前記ゲームのチュートリアルであり、
    前記登録手段は更に、前記顧客がプレイしたチュートリアルの識別情報を登録し、
    前記許可手段は、前記サービス用ゲーム装置に対して、前記顧客によるチュートリアルのプレイ回数又はプレイ結果に応じて前記識別情報が示すチュートリアルとは異なる他のチュートリアルを提供することを許可する、
    請求項1乃至5の何れか1項に記載の店舗システム。
  7. 前記許可手段は更に、前記検出手段が検出したサービス用ゲーム装置の数に応じて、前記第2プレイ料金を変更する、
    請求項1乃至6の何れか1項に記載の店舗システム。
  8. 前記取得手段は更に、前記顧客の特徴を取得し、
    前記許可手段は更に、前記取得手段が取得した特徴に基づき、前記第2プレイ料金を変更する、
    請求項1乃至7の何れか1項に記載の店舗システム。
  9. 前記検出手段は、前記出力手段による出力の前に、前記サービス用ゲーム装置を検出し、
    前記出力手段は、前記検出手段が検出したサービス用ゲーム装置の数が2以上の予め定められた数以上である場合に、前記宣伝情報を出力する、
    請求項1乃至8の何れか1項に記載の店舗システム。
  10. 第1プレイ料金でゲームを提供する複数のゲーム装置が設置された店舗のコンピュータを、
    前記店舗の外に向けて設けられ、前記店舗を宣伝する宣伝情報を出力する出力手段、
    前記出力手段の出力を受けた顧客の認証情報を取得する取得手段、
    前記取得手段が取得した認証情報を登録する登録手段、
    前記登録手段の登録の前又は後のタイミングで、前記複数のゲーム装置の中から利用可能なサービス用ゲーム装置を検出する検出手段、
    前記検出手段が検出したサービス用ゲーム装置の特定情報を前記顧客に報知する報知手段、
    前記サービス用ゲーム装置が設置されている場所に顧客が来た場合に入力された前記認証情報に基づき、当該顧客を認証する認証手段、
    前記認証手段で認証が成功した場合、前記サービス用ゲーム装置に対して、前記第1プレイ料金よりも安い第2プレイ料金で少なくとも前記ゲームの一部を、認証された顧客に提供することを許可する許可手段、
    として機能させるためのプログラム。
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