JP5244485B2 - フォトマスク及びその製造方法、並びにパターン転写方法 - Google Patents

フォトマスク及びその製造方法、並びにパターン転写方法 Download PDF

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Description

本発明は、液晶表示装置(Liquid Crystal Display:以下、LCDと称する)製造等に用いられるフォトマスクに関するものであり、特に薄膜トランジスタ液晶表示装置の製造に用いられる薄膜トランジスタ基板の製造に好適に使用される大型フォトマスク(例えば一辺が300mm以上)及びその製造方法、並びに該フォトマスクを用いたパターン転写方法に関する。
現在、LCDの分野において、薄膜トランジスタ(ThinFilm Transistor:以下、TFTと称する)を備えた液晶表示装置(Thin Film Transistor Liquid CrystalDisplay:以下、TFT−LCDと称する)は、CRT(陰極線管)に比較して、薄型にしやすく消費電力が低いという利点から、現在商品化が急速に進んでいる。TFT−LCDは、マトリックス状に配列された各画素にTFTが配列された構造のTFT基板と、各画素に対応して、レッド、グリーン、及びブルーの画素パターンが配列されたカラーフィルターが液晶相の介在の下に重ね合わされた概略構造を有する。TFT−LCDでは、製造工程数が多く、TFT基板だけでも5〜6枚のフォトマスクを用いて製造されていた。
このような状況の下、TFT基板の製造を4枚のフォトマスクを用いて行う方法が提案されている。
この方法は、遮光部と透光部と半透光部(グレートーン部)を有するフォトマスク(以下、グレートーンマスクという)を用いることにより、使用するマスク枚数を低減するというものである。ここで、半透光部とは、マスクを使用してパターンを被転写体に転写する際、透過する露光光の透過量を所定量低減させ、被転写体上のフォトレジスト膜の現像後の残膜量を制御する部分をいい、そのような半透光部を、遮光部、透光部とともに備えているフォトマスクをグレートーンマスクという。
図3及び図4(図4は図3の製造工程の続き)に、グレートーンマスクを用いたTFT基板の製造工程の一例を示す。
ガラス基板1上に、ゲート電極用金属膜が形成され、フォトマスクを用いたフォトリソプロセスによりゲート電極2が形成される。その後、ゲート絶縁膜3、第1半導体膜4(a−Si)、第2半導体膜5(N+a−Si)、ソースドレイン用金属膜6、及びポジ型フォトレジスト膜7が形成される(図3(1))。次に、遮光部11と透光部12と半透光部13を有するグレートーンマスク10を用いて、ポジ型フォトレジスト膜7を露光し、現像することにより、TFTチャネル部及びソースドレイン形成領域と、データライン形成領域を覆い、かつチャネル部形成領域がソースドレイン形成領域よりも薄くなるように第1レジストパターン7aが形成される(図3(2))。次に、第1レジストパターン7aをマスクとして、ソースドレイン金属膜6及び第2、第1半導体膜5,4をエッチングする(図3(3))。次に、チャネル部形成領域の薄いレジスト膜を酸素によるアッシングにより除去し、第2レジストパターン7bを形成する(図4(1))。しかる後、第2レジストパターン7bをマスクとして、ソースドレイン用金属膜6がエッチングされ、ソース/ドレイン6a、6bが形成され、次いで第2半導体膜5をエッチングし(図4(2))、最後に残存した第2レジストパターン7bを剥離する(図4(3))。
ここで用いられるグレートーンマスク10としては、半透光部が微細パターンで形成されている構造のものが知られている。例えば図5に示されるように、ソース/ドレインに対応する遮光部11a、11bと、透光部12と、TFTチャネル部に対応する半透光部(グレートーン部)13とを有し、半透光部13は、グレートーンマスク10を使用するLCD用露光機の解像限界以下の微細パターンからなる遮光パターン13aを形成した領域である。遮光部11a、11bと遮光パターン13aはともにクロムやクロム化合物等の同じ材料からなる同じ厚さの膜から通常形成されている。グレートーンマスクを使用するLCD用露光機の解像限界は、多くの場合、ステッパ方式の露光機で約3μm、ミラープロジェクション方式の露光機で約4μmである。このため、例えば、図5で半透光部13における透過部13bのスペース幅を3μm未満、遮光パターン13aのライン幅を露光機の解像限界以下の3μm未満とすることができる。
上述の微細パターンタイプの半透光部は、グレートーン部分の設計、具体的には遮光部と透光部の中間的なハーフトーン効果を持たせるための微細パターンをライン・アンド・スペースタイプにするのかドット(網点)タイプにするのか、或いはその他のパターンにするのかの選択がある。さらに、例えばライン・アンド・スペースによって微細パターンを設計する場合には、その線幅や、光透光部分と遮光部分の面積比率などを適宜選択することによって、全体の透過率を制御することが可能である。
一方、半透過性(例えば、露光光の透過率40〜60%など)の半透光膜を用いて上記半透光部を実現する方法が知られている(例えば下記特許文献1)。この半透光膜を用いることで、半透光部の露光量を少なくしてハーフトーン露光を実施することが出来る。半透光膜を用いる場合、設計においては全体の透過率がどのくらい必要かを検討するのみで足り、半透光膜の膜種(膜材質)や膜厚を選択するだけでグレートーンマスクの生産が可能であるという利点がある。従って、グレートーンマスクの製造では、半透光膜の膜厚制御を行うだけで足り、比較的管理が容易である。また、TFTチャネル部をグレートーンマスクの半透光部で形成する場合、半透光膜であればフォトリソグラフィー工程により容易にパターニングできるので、TFTチャネル部の形状が複雑なパターン形状であっても可能であるという利点がある。
特開2002−189280号公報
表示装置、特に液晶表示装置製造用のフォトマスクは、該液晶表示装置のパターンの寸法に応じた解像度の露光機において使用されることを前提とし、それに見合った寸法精度を達成し、欠陥検査などが行われる。ここで、前述の微細パターンを用いて半透光部を実現する方法においては、露光機の解像限界を利用して、半透光部の微細パターンを設計し、この部分の露光光の透過量に応じて、被転写体上のレジスト膜の残膜量を所望量だけ低減し、結果、使用するマスクの枚数を低減するものである。
即ち、通常用いられる露光機の露光条件においては、解像限界が3μm程度であることを前提としたものであり、必要に応じて、未解像の転写像を更に均一なグレートーン像とするために、露光条件を調節することも可能ではあるが、それにしてもこのような露光機の解像限界を利用したものである。従来この分野においては、フォトマスクを用いて所定パターンを転写して製造する表示デバイスとしても、この程度の解像度で充分であったという背景がある。
ところが、近年、より精細なパターンを転写することが求められるようになってきた。例えばチャネル部の寸法を従来以上に小さくすることで、薄膜トランジスタ速度を上げるなどの可能性が検討されるようになってきた。
しかしながら、露光条件による解像度を上げるために、露光機の光源を変更する(つまり光源の波長域を短波長側のものとする)とすれば、大きな設備上の変更であると同時に、フォトレジストの分光感度等の条件をも変更する必要が生じる。実際上、大面積の露光を実現するための大光量を得るために、通常365〜436nm程度の波長域の光源を用いる必要のある液晶表示装置製造用の露光機においては、上述のより短波長域の光源を使用することにより解像度を上げる方法は適用不可能であり、露光光源に依存するかぎり、露光機の解像度と大光量の両立は困難である。また、露光機の光学系の設計のみによって解像度を上げること(例えば高NAの光学系を適用する)も、構造上、コスト上の障害がある。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、従来液晶表示装置製造に用いられている露光機の露光条件においては解像できなかった数μm以下、例えば3μm以下のパターンを解像し、より精細な転写像を得るためのフォトマスクを提供することを第1の目的とする。また、本発明は、このようなフォトマスクの好適な製造方法を提供することを第2の目的とする。さらには、上記フォトマスクを用いた精細なパターン転写方法を提供することを第3の目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は以下の構成を有する。
(構成1)透明基板上に形成した半透光膜をパターニングすることによって所定のパターンを形成した、透光部と半透光部とを有するフォトマスクであって、該フォトマスクを透過した露光光によって、被転写体上に線幅3μm未満の転写パターンを形成するフォトマスクにおいて、前記透光部又は前記半透光部の少なくとも一方が3μm未満の線幅の部分を有する、前記透光部と前記半透光部とからなるパターンを含むことを特徴とするフォトマスクである。
(構成2)前記パターンは、前記透光部の線幅が3μm未満である部分を有することを特徴とする構成1に記載のフォトマスクである。
(構成3)前記透明基板の露光光透過率を100%とするとき、前記半透光膜の露光光透過率は、20%〜60%の範囲であることを特徴とする構成1又は2に記載のフォトマスクである。
(構成4)前記露光光の波長域は、365nm〜436nmの範囲内の波長域を含むことを特徴とする構成1乃至3のいずれか一に記載のフォトマスクである。
(構成5)前記半透光膜は、前記透明基板に対する、前記露光光の位相差が60度以下であることを特徴とする構成1乃至4のいずれか一に記載のフォトマスクである。
(構成6)前記フォトマスクは、液晶表示装置製造用のフォトマスクであることを特徴とする構成1乃至5のいずれか一に記載のフォトマスクである。
(構成7)透明基板上に形成した半透光膜をパターニングすることによって所定のパターンを形成した、透光部と半透光部とを有するフォトマスクであって、該フォトマスクを透過した露光光によって、被転写体上に線幅3μm未満の転写パターンを形成するフォトマスクの製造方法であって、前記透光部又は前記半透光部の少なくとも一方に3μm未満の線幅の部分を含む、前記透光部と前記半透光部とからなるパターンを形成することを特徴とするフォトマスクの製造方法である。
(構成8)所定の露光条件下における、フォトマスク上の3μm未満の線幅部分を有する透光部又は半透光部の線幅と、それに対応する被転写体上に形成されたレジストパターンの線幅との相関関係をあらかじめ求めておき、該相関関係に基づき、前記フォトマスクに形成する透光部又は半透光部の線幅を決定し、該決定された線幅寸法に基づき、フォトマスク上に前記透光部と前記半透光部とからなるパターンを形成することを特徴とする構成7記載のフォトマスクの製造方法である。
(構成9)構成1乃至6のいずれか一に記載のフォトマスク、または、構成7又は8に記載の製造方法によるフォトマスクを使用し、365nm〜436nmの波長範囲の露光光によって、被転写体に露光し、線幅3μm未満のパターンを転写することを特徴とするパターン転写方法である。
本発明のフォトマスクによれば、例えば液晶製造装置製造の過程で該フォトマスクを用いて所定のパターンを被転写体に転写し、該パターンに基づくレジストパターンを形成するに際し、3μm未満の線幅の微細なパターンを形成することが可能となる。そして、本発明のフォトマスクを用いたパターン転写方法によれば、被転写体上にこのような精細パターンを形成する際に、従来液晶表示装置製造に用いられている通常の露光機の光学系や光源波長域を変更することを必要とせずに本発明においてもそのまま使用して、実際上の解像度を上げることが可能となる。したがって、従来以上に精細なパターンを有する液晶表示装置の製造が簡易に行える。
以下、本発明を実施するための最良の形態を説明する。
本発明は、前記構成1にあるように、透明基板上に形成した半透光膜をパターニングすることによって所定のパターンを形成した、透光部と半透光部とを有するフォトマスクであって、該フォトマスクを透過した露光光によって、被転写体上に線幅3μm未満の転写パターンを形成するフォトマスクにおいて、前記透光部又は前記半透光部の少なくとも一方が3μm未満の線幅の部分を有する、前記透光部と前記半透光部とからなるパターンを含むフォトマスクに関する。
すなわち、本発明は、実際に3μm未満の微細パターンを被転写体上に転写することを目的とするものであり、そのために使用するフォトマスクの構造を提供するものである。
本発明のフォトマスクにおいては、前記透光部又は前記半透光部の少なくとも一方に3μm未満の線幅部分を有するが、透光部又は半透光部に2μm以下の線幅部分を有するときにあっても、被転写体上に微細パターンを転写することが可能であり、本発明の効果が顕著である。
例えば、ライン部(半透光膜形成部分)線幅Aμm(例えば2μm)、スペース部(透明基板が露出)線幅Aμm(例えば2μm)のラインアンドスペースパターンをフォトマスク上に形成し、被転写体上のポジ型レジストに転写した場合、Aμm未満の線幅(たとえば1.8μm)をもつラインパターンを被転写体上にレジストパターンとして形成することができる。この場合、スペースの線幅はAμmを超えた値となる。
ライン部線幅Bμm(B≦A)、スペース部線幅Aμmの場合も、上記同様のパターンを被転写体上に形成できる。
更に、ライン部線幅Cμm(C>A)、スペース部線幅Aμmのラインアンドスペースパターンをフォトマスク上に形成し、被転写体上のポジ型レジストに転写した場合、Aμm未満の線幅をもつスペースパターンを、被転写体上に形成できる。この場合、ライン部の線幅はCμmを超えたものとなる。
なお、上記において、ライン部又はスペース部のいずれかは、3μm未満とするときに本発明の顕著な効果が得られる。
なお、もちろん被転写体には、ポジ型レジストのみではなく、ネガ型レジストを用いることも可能であり、その場合には、上記フォトマスクにおいて透光部(透明基板が露出する部分)を、遮光部(実質的に透過率がゼロとなる膜を用いる)に置き換えたフォトマスクを用いることにより、上記同様、所望の転写パターンを、被転写体上に形成することができる。
更に、本発明によれば、上記のようにフォトマスクにおける透光部又は半透光部の線幅を適切に選択することにより、被転写体上で1.5μm以下の線幅をもつパターンを形成することができる。
本発明のフォトマスクにおいては、3μm未満の線幅部分は、透光部にあっても、半透光部にあってもよく、また透光部と半透光部の両方にあってもよい。本発明においては、透光部又は半透光部に3μm未満の線幅部分を有するパターンは、例えば後述の実施例において用いた、ライン部(半透光部)とスペース部(透光部)とよりなるライン・アンド・スペースのパターンとすることができるが、本発明では勿論、これには限定されず、例えば液晶表示装置のパターンに応じた任意のパターン形状とすることができる。
本発明においては、特に好ましくは、半透光部に挟まれた、線幅3μm未満の透光部が形成されているパターンを含む場合が好ましい。このようなパターンをフォトマスクは、例えば液晶表示装置におけるTFT基板のチャネル部形成用のフォトマスクとして好適に利用することができる。
本発明のフォトマスクにおける上記半透光膜としては、透明基板(透光部)の露光光透過率を100%とするとき、半透光膜の露光光に対する透過率は、たとえば20〜60%の範囲のものを適用することができる。より好ましくは40〜60%の範囲内のものである。半透光膜の素材としては、上記の露光光透過率が得られるもので公知のものを任意に用いることができるが、例えば、Cr化合物(クロム酸化物、窒化物、酸窒化物、フッ化物など)、モリブデンシリサイド化合物、Si、W、Alなどを用いることができる。特に、モリブデンシリサイド化合物が好ましい。これは、上記の透過率を得るための膜厚が小さくでき、パターンのアスペクト比を小さくでき、パターン精度を維持することが比較的容易だからである。また、上記半透光膜を、Cr又はCr化合物による遮光膜とともに用いる場合、Cr又はCr化合物とはエッチング選択性があるため、加工精度を高くできる。
上記半透光膜の膜厚としては、上記透過率を得るためには、例えば、クロム酸化物(CrO)の場合は、100〜600Å、MoSi化合物の場合は、30Å〜120Åとすることができる。
なお、上記半透光膜は、前記半透光部を透過する露光光の、前記透光部を透過する露光光に対する位相差が60度以下となるものであることが望ましい。より好ましくは5〜40度である。
本発明のフォトマスクを用いることにより、後述の実施例で示したように、実際に3μm未満の寸法の微細なパターンを転写像パターンとして形成することが可能である。
本発明のフォトマスクを用いた露光工程においては、公知の大型マスク露光機(アライナ)を使用することができる。光源波長は、i線〜g線の波長域のものを使用することができる。また、本発明の微細パターンの線幅により、光源波長の波長域を選択したり、光学系(NAなど)を調整することも可能である。すなわち、微細パターンの線幅が小さいときには、i線側(短波長側)の強度が高い場合、光学系のNAが大きい場合に、より解像しやすい。
本発明のフォトマスクは、上記半透光膜による微細パターン以外のパターンあるいは領域を、同一の基板上に有することができる。例えば、微細パターンを有しない半透光膜部分を有してもよい。この微細パターンを有しない半透光膜部分は、露光光の透過量を、透明基板部分(透光部)に比べて所定量低減することにより、被転写体上に形成されるレジストパターンの現像後の残膜厚値を制御することができる。この場合に用いる半透光膜の素材は、上記微細パターンを有する半透光膜と同一にすることが製造上簡便であり、有利である。また更には、同一基板上に例えば線幅3μm未満の微細パターンを有する遮光膜パターンを有してもよい。このような微細パターンを有する遮光膜パターンは、通常の液晶表示装置用露光装置による露光条件下では、露光光の透過量を、透明基板部分に比べて所定量低減し、被転写体上に形成されるレジストパターンの現像後の残膜厚値を制御することができる。すなわち、上記半透光膜の微細パターンが解像する光学条件において、遮光膜による微細パターンを解像しないものとすることができる。更に、微細パターンを有しない遮光膜パターンを有してもよい。このように、半透光膜による微細パターンを含む複数種のパターンを有するフォトマスクを用いて、フォトレジスト膜を有する被転写体への露光を行うと、複数のレジスト残膜値によるレジスト段差を形成することができ、いわゆるマルチトーンマスクとして使用することができる。
例えば図1の(a)に例示するように、本発明によるフォトマスク20は、透明基板21上に、微細パターンを有しない遮光膜22による遮光部24、微細パターンを有しない半透光膜23による半透光部25、半透光膜23による微細パターン部26(透光部と半透光膜23による半透光部とによってなる)、透光部(透明基板21が露出)27、といった4つ又はそれ以上の領域を形成することができる。
本発明は、上記フォトマスクの製造方法についても提供する。すなわち、本発明のフォトマスクは、透明基板上に形成した半透光膜をパターニングすることによって所定のパターンを形成した、透光部と半透光部とを有するフォトマスクであって、該フォトマスクを透過した露光光によって、被転写体上に線幅3μm未満の転写パターンを形成するフォトマスクの製造方法であって、前記透光部又は前記半透光部の少なくとも一方に3μm未満の線幅の部分を含む、前記透光部と前記半透光部とからなるパターンを形成することにより得られる。
前述したように、上記製造方法により得られるフォトマスクによると、実際に3μm未満の寸法の微細パターンを被転写体上に転写することができ、更には、被転写体上に2μm以下の線幅を有するパターンの形成も可能である。
ここで例えば、半透光膜と、遮光膜を透明基板上に有する本発明のフォトマスクの場合、以下のような工程によって得ることができる。
(1)透明基板上に半透光膜、及び遮光膜をこの順に積層されたフォトマスクブランクを用意し、該フォトマスクブランク上に、遮光部と半透光部に対応する領域のレジストパターンを形成し、該レジストパターンをマスクとして、露出した遮光膜をエッチングする。該レジストパターン若しくは遮光膜をマスクとして、露出している半透光膜をエッチングすることにより透光部を形成する。次に少なくとも遮光部としたい箇所を含む領域にレジストパターンを形成し、該レジストパターンをマスクとして、露出した遮光膜をエッチングすることにより、半透光部及び遮光部を形成する。こうして、透明基板上に、微細パターンを含む半透光膜による半透光部、遮光膜と半透光膜の積層膜による遮光部、透光部を形成したフォトマスクを得ることができる。
なお、半透光部に微細パターンを形成するため、上記工程中、1度目のレジストパターニングプロセスにおいて、半透光部に3μm未満の微細パターンを描画する。
(2)透明基板上に遮光膜が形成されたフォトマスクブランクを用意し、該フォトマスクブランク上に、遮光部に対応する領域のレジストパターンを形成し、該レジストパターンをマスクとして、露出した遮光膜をエッチングすることにより遮光膜パターンを形成する。次に、レジストパターンを除去後、基板の全面に半透光膜を成膜する。そして、遮光部および半透光部に対応する領域にレジストパターンを形成し、該レジストパターンをマスクとして露出した半透光膜をエッチングすることにより、透光部及び半透光部を形成する。こうして、透明基板上に、微細パターンを含む半透光膜による半透光部、遮光膜と半透光膜の積層膜による遮光部、透光部を形成したフォトマスクを得ることができる。
なお、半透光部に微細パターンを形成するため、上記工程中、2度目のレジストパターニングプロセスにおいて、半透光部に3μm未満の微細パターンを描画する。
(3)また、上記(2)と同じフォトマスクブランク上に、遮光部および透光部に対応する領域のレジストパターンを形成し、該レジストパターンをマスクとして、露出した遮光膜をエッチングすることにより、半透光部に対応する領域の透明基板を露出させる。次に、レジストパターンを除去後、基板の全面に半透光膜を成膜し、遮光部および半透光部に対応する領域にレジストパターンを形成し、該レジストパターンをマスクとして、露出した半透光膜(並びに半透光膜及び遮光膜)をエッチングすることにより、透光部及び遮光部、並びに微細パターンを含む半透光部を形成することもできる。
この場合も、半透光部に微細パターンを形成するため、上記工程中、2度目のレジストパターニングプロセスにおいて、半透光部に3μm未満の微細パターンを描画する。
もちろん、本発明のフォトマスクの製造工程は、上述の(1)〜(3)に限られる必要はない。
なお、後述の実施例の結果を示す図2の(a)、(b)の写真を参照するとわかるように、例えばフォトマスク上の半透光部の幅が2μmまたは10μm、透光部の幅が2μmのラインアンドスペースを含むマスクパターンを用いた場合の転写像(レジストパターン)において、透光部と半透光部の転写像の線幅がマスクパターンとは同一ではない場合がある。このように、マスクパターン形状によっては、転写像の寸法が異なる場合がある。従って、マスクパターンの設計の際にはこの要素を予め考慮することが好ましい。
例えば、所定の露光条件下における、フォトマスク上の3μm未満の線幅部分を有する透光部又は半透光部の線幅と、それに対応する被転写体上に形成されたレジストパターンの線幅との相関関係をあらかじめ求めておき、求めた相関関係に基づき、フォトマスクに形成する透光部又は半透光部の線幅を決定する。そして、決定された線幅寸法に基づき、フォトマスク上に透光部と半透光部とからなるマスクパターンを形成することが好ましい。
また、本発明は、上記フォトマスクを使用したパターン転写方法についても提供する。すなわち、上記フォトマスクを使用し、365nm〜436nmの波長範囲の露光光によって、被転写体に対する露光を行うことができる。これにより、3μm未満の線幅を有するパターンを、現状の液晶表示装置用の露光条件のもとでも、十分な解像度をもって転写することが可能である。なお、上述のとおり、波長域内の強度分布や、光学系のNAなどを適宜調整してもよい。
前述の図1の(a)に例示した、透明基板21上に、遮光部24、微細パターンを有しない半透光部25、半透光膜23による微細パターン部26、及び透光部27を形成した本発明によるフォトマスク20を露光40し、被転写体30上のフォトレジスト膜(ポジ型)33にパターンを転写すると、同図(b)に示すように、被転写体30上に、現像後の厚膜の残膜領域33a、薄膜の残膜領域33b、上記フォトマスク上の微細パターン部26に対応した微細パターン領域33c、及び実質的に残膜のない領域33dからなる転写パターン(レジストパターン)が形成される。なお、図1中において、符号32a,32bは、被転写体30において、基板31上に積層された膜を示す。
従来は、液晶表示装置製造用のフォトマスクとしては、露光によって解像し、転写するパターンとして通常3μmを超える線幅を適用していた。これは、表示装置の画素数によって概ね決定されるパターンのピッチに対し、上記寸法精度で充足できたことによる。更に、フォトマスクを使用した露光過程では、大面積を露光する必要から、効率的な露光のためには大光量が必要とされ、通常i線からg線に亘る領域の波長を用いているが、半導体製造用のステッパ(レーザー単一波長を適用)などと異なり単一波長に比して解像度は低くなり、これも解像度の制約の一因となっていた。しかし、本発明によれば、このような現状の露光条件を適用しても、従来以上の実質的な解像度が得られ、より精細なパターンを転写することを可能にしている。
ところで、本発明による半透光膜の微細パターンを露光により転写する際、露光光の透過量は、一般のバイナリマスクの遮光膜による遮光パターン部の露光光透過量より大きくなる。このため、半透光膜による微細パターン部を転写した場合の被転写体上のレジスト残膜値が、通常の遮光膜パターンを転写した場合のレジスト残膜値より小さくなる(ただしポジ型フォトレジストの場合。ネガ型フォトレジストの場合は逆となる。)場合がある。この場合、露光後のフォトレジストの現像プロセスにおいて、条件を適宜調整することにより、レジスト残膜値を好適に調節し、その後の被転写体のエッチングプロセスを適切に行うことは可能である。
なお、本発明によるフォトマスクを用いて、被転写体にパターンを転写した後、被転写体のエッチングプロセスに対してレジスト膜厚が不足する場合には、予め被転写体上にフォトレジスト膜を塗布する前に、被転写体を構成する膜とはエッチング選択性を有する材質(例えば金属、又はSiOなどを含有する)の極薄い膜を形成しておく。そして、上記パターン転写で形成されたレジストパターンをマスクとして、上記の極薄い膜をエッチングし、この膜をマスクとして更に下層側の膜をエッチングする方法を採ることも可能である。
以下、実施例により本発明をさらに具体的に説明する。
透明基板として合成石英基板を使用し、該基板上に、スパッタ法により、MoSi化合物からなる半透光膜を所定の膜厚に成膜した。該半透光膜は、後述のパターン転写に使用する露光機の露光光(365nm〜436nmの波長範囲)の内のg線において透過率が50%(透明基板の露光光の透過率を100%としたとき)となるように膜厚を設定した。このとき、透明基板に対する露光光の位相差は60度以下であった。そして、該半透光膜上にポシ型フォトレジストを塗布し、フォトマスクブランクを用意した。
このフォトマスクブランクに、ライン部とスペース部がともに幅2μmのラインアンドスペースのパターンを描画し、現像してレジストパターンとし、該レジストパターンをマスクとして上記半透光膜をエッチングしてフォトマスクを得た。得られたフォトマスクにおいても、ライン部(半透光部)とスペース部(透光部)がともに幅2μmのラインアンドスペースのパターンが形成されていた。
こうして得られたフォトマスクを用いて、ポジ型フォトレジスト膜を形成した被転写体上に上記露光機を用いて露光し、現像して得られた被転写体上のレジストパターンの写真を図2の(a)に示す。なお、このレジストパターンにおけるライン幅は1.84μm、スペース幅は2.30μmであった。
また、上記透明基板上に、ライン部の幅10μm、スペース部の幅2μmのラインアンドスペースのパターンを上記半透光膜にて同様に形成したフォトマスクを作製し、このフォトマスクを用いて被転写体上に上記露光機を用いて露光し、現像して得られた被転写体上のレジストパターンの写真を図2の(b)に示す。なお、このレジストパターンにおけるライン幅は10.38μm、スペース幅は1.56μmであった。
図2の(a)と(b)の写真を見ても明らかなように、本発明によれば、3μm未満の線幅の部分を有するパターンを解像し、被転写体上に線幅3μm未満の転写パターンを形成することが可能である。
以下、本発明の実施例に対する比較例を説明する。
上記実施例と同じ透明基板上に、スパッタ法により、Crからなる遮光膜を所定の膜厚に成膜し、該遮光膜上に上記実施例と同じポシ型フォトレジストを塗布し、フォトマスクブランクを用意した。
このフォトマスクブランクに、ライン部とスペース部がともに幅2μmのラインアンドスペースのパターンを描画し、現像してレジストパターンとし、該レジストパターンをマスクとして上記遮光膜をエッチングしてフォトマスクを得た。得られたフォトマスクにおいても、ライン部(遮光部)とスペース部(透光部)がともに幅2μmのラインアンドスペースのパターンが形成されていた。
こうして得られたフォトマスクを用いて、ポジ型フォトレジスト膜を形成した被転写体上に、実施例に使用した露光機を用いて露光し、現像して得られた被転写体上のレジストパターンの写真を図2の(c)に示す。
また、上記透明基板上に、ライン部の幅10μm、スペース部の幅2μmのラインアンドスペースのパターンを上記遮光膜にて同様に形成したフォトマスクを作製し、このフォトマスクを用いて被転写体上に上記露光機を用いて露光し、現像して得られた被転写体上のレジストパターンの写真を図2の(d)に示す。
図2の(c)と(d)の写真を見ても明らかなように、Cr遮光膜で微細パターンを形成したフォトマスクを用いた本比較例によれば、3μm未満の線幅の部分を有するパターンを解像できず、被転写体上に線幅3μm未満の転写パターンを形成することができない。
本発明によるフォトマスクを用いたパターン転写方法を説明するための断面図である。 (a)と(b)は本発明実施例のパターン転写により得られる被転写体上のレジストパターンの写真であり、(c)と(d)は比較例のパターン転写により得られる被転写体上のレジストパターンの写真である。 グレートーンマスクを用いたTFT基板の製造工程を示す概略断面図である。 グレートーンマスクを用いたTFT基板の製造工程(図3の製造工程の続き)を示す概略断面図である。 従来の微細パターンタイプのグレートーンマスクの一例を示す平面図である。
符号の説明
20 フォトマスク
21 透明基板
22 遮光膜
23 半透光膜
24 遮光部
25 半透光部
26 微細パターン部
27 透光部
30 被転写体
33 フォトレジスト膜

Claims (11)

  1. 透明基板上に形成した半透光膜をパターニングすることによって所定のパターンを形成した、透光部と半透光部とを有するフォトマスクであって、365nm〜436nmの波長領域を含む露光光を用い、解像限界が3μm以上である、LCD用露光機の露光条件により前記フォトマスクを露光することによって、被転写体上に線幅3μm未満の転写パターンを形成するフォトマスクにおいて、
    前記フォトマスクに形成されたパターンは、前記透光部又は前記半透光部の少なくとも一方が3μm未満の線幅の部分を有する、前記透光部と前記半透光部とからなるラインアンドスペースパターンを含むことを特徴とするフォトマスク。
  2. 前記ラインアンドスペースパターンは、前記透光部の線幅が3μm未満である部分を有することを特徴とする請求項1に記載のフォトマスク。
  3. 前記半透光膜は、前記半透光部を透過する露光光の、前記透光部を透過する露光光に対する位相差が60度以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載のフォトマスク。
  4. 前記透明基板の露光光透過率を100%とするとき、前記半透光膜の露光光透過率は、20%〜60%の範囲であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のフォトマスク。
  5. 前記フォトマスクは、液晶表示装置製造用のフォトマスクであることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一に記載のフォトマスク。
  6. 前記パターンが、前記透光部と前記半透光部からなるラインアンドスペースパターンであって、前記透光部と前記半透光部のいずれも3μm未満の線幅の部分を有することを特徴とする請求項1乃至5に記載のフォトマスク。
  7. 前記半透光膜が、クロム化合物からなることを特徴とする請求項1乃至6に記載のフォトマスク。
  8. 前記半透光膜は、前記半透光部を透過する露光光の、前記透光部を透過する露光光に対する位相差が5〜60度となるものであることを特徴とする請求項1乃至7に記載のフォトマスク。
  9. ラインアンドスペースパターン形成された、透光部と半透光部とを有するフォトマスクであって、365nm〜436nmの波長領域を含む露光光を用い、解像限界が3μm以上である、LCD用露光機の露光条件により前記フォトマスクを露光することによって、被転写体上に線幅3μm未満の転写パターンを形成するフォトマスクの製造方法において
    透明基板上に形成した半透光膜をパターニングすることによって、前記透光部又は前記半透光部の少なくとも一方に3μm未満の線幅の部分を含む、前記透光部と前記半透光部とからなるラインアンドスペースパターンを形成することを特徴とするフォトマスクの製造方法。
  10. 前記露光条件下における、フォトマスク上の3μm未満の線幅部分を有する透光部又は半透光部の線幅と、それに対応する被転写体上に形成されたレジストパターンの線幅との相関関係をあらかじめ求めておき、該相関関係に基づき、前記フォトマスクに形成する透光部又は半透光部の線幅を決定し、該決定された線幅寸法に基づき、フォトマスク上に前記透光部と前記半透光部とからなる前記ラインアンドスペースパターンを形成することを特徴とする請求項記載のフォトマスクの製造方法。
  11. 請求項1乃至のいずれか一に記載のフォトマスク、または、請求項又は10に記載の製造方法によるフォトマスクを使用し、365nm〜436nmの波長範囲の露光光によって、被転写体に露光し、線幅3μm未満のパターンを転写することを特徴とするパターン転写方法。
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