JP5243650B1 - 排土クレーン - Google Patents
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Abstract
【課題】排土箇所の設計自由度を向上することが可能な排土設備を提供すること。
【解決手段】掘削箇所から土砂を地上に揚重する排土クレーンであって、地上に設置する、メインフレームと、前記メインフレームに設ける、ジブと、を少なくとも備え、前記ジブが、前記メインフレームの前後に渡って連続したトロリ走行路を有することを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】掘削箇所から土砂を地上に揚重する排土クレーンであって、地上に設置する、メインフレームと、前記メインフレームに設ける、ジブと、を少なくとも備え、前記ジブが、前記メインフレームの前後に渡って連続したトロリ走行路を有することを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、ニューマチックケーソン工法などで使用可能な排土クレーンに関する。
ニューマチックケーソン工法とは、ケーソン下部に形成される掘削作業室を圧気状態とすることで、掘削作業室に地下水が流入するのを防止しつつ、掘削作業室の掘削床から土砂を掘削してケーソンを沈設させる工法である(特許文献1)。
掘削した土砂は、スケータークレーンやABキャリアなどの排土設備によって、地上に設置したホッパへと排土し、ダンプトラックなどの運搬車両に土砂を積み直して場外に搬出している。
掘削した土砂は、スケータークレーンやABキャリアなどの排土設備によって、地上に設置したホッパへと排土し、ダンプトラックなどの運搬車両に土砂を積み直して場外に搬出している。
しかし、従来の排土設備によれば、以下に記載する問題のうち、少なくとも一つの問題が生じうる。
(1)ホッパ位置の制約
ホッパは、排土設備に設けたジブの真下に設けることが一般的である。
従って、従来の排土設備では、排土設備と掘削箇所との間にホッパを設けざるを得ない。
しかし、排土設備と掘削箇所との間のスペースは、施工現場の省スペース化や土砂の搬送距離の短縮化などの観点から、なるべく狭くすることが望まれているため、これらの課題の両立が困難である。
ホッパは、排土設備に設けたジブの真下に設けることが一般的である。
従って、従来の排土設備では、排土設備と掘削箇所との間にホッパを設けざるを得ない。
しかし、排土設備と掘削箇所との間のスペースは、施工現場の省スペース化や土砂の搬送距離の短縮化などの観点から、なるべく狭くすることが望まれているため、これらの課題の両立が困難である。
(2)運搬車両の動線の制約
排土設備と掘削箇所との間にホッパを設けたとき、このホッパの下方に出入りする土砂搬出車両の動線を、排土設備を避けて設定する必要があるため、極めて限定的となる。
この問題は、特に複数の排土設備を隣接した状態で設けてある場合に、より顕著となる。
例えば、図7のように、複数の運搬車両cがそれぞれホッパa2に出入りするにあたり、マストa1を回避するように走行したときに、隣設する排土設備aに出入りするその他の運搬車両cと干渉する恐れがある。
その他、既にホッパa2の真下に停車中の運搬車両cが、その他の運搬車両cの出入りの妨げとなる恐れもある。
排土設備と掘削箇所との間にホッパを設けたとき、このホッパの下方に出入りする土砂搬出車両の動線を、排土設備を避けて設定する必要があるため、極めて限定的となる。
この問題は、特に複数の排土設備を隣接した状態で設けてある場合に、より顕著となる。
例えば、図7のように、複数の運搬車両cがそれぞれホッパa2に出入りするにあたり、マストa1を回避するように走行したときに、隣設する排土設備aに出入りするその他の運搬車両cと干渉する恐れがある。
その他、既にホッパa2の真下に停車中の運搬車両cが、その他の運搬車両cの出入りの妨げとなる恐れもある。
(3)運搬車両の動線の更なる制約
ホッパの下方へ運搬車両の出入りを可能とするためには、柱や台座などの支持部材を設け、該支持部材上にホッパを載置することが一般的である。しかし、これらの支持部材が運搬車両の動線をさらに制限する恐れがある。
ホッパの下方へ運搬車両の出入りを可能とするためには、柱や台座などの支持部材を設け、該支持部材上にホッパを載置することが一般的である。しかし、これらの支持部材が運搬車両の動線をさらに制限する恐れがある。
すなわち、本発明は、排土箇所の設計自由度を向上することが可能な排土設備の提供を目的とする。
前記課題を解決すべくなされた本発明は、掘削箇所から土砂を地上に揚重する排土クレーンであって、地上に設置する、メインフレームと、前記メインフレームに横設し、前記メインフレームの前後にわたって連続したトロリ走行路を有する、ジブと、前記ジブの上方に設け、少なくとも一対の吊り具を有する、ガントリと、を少なくとも備え、前記ジブの頂部には、前記一対の吊り具を両側に連結するブラケットを設け、前記ブラケットにおける、各吊り具の連結位置について、メインフレームに近い側にある一方の吊り具の連結位置から前記頂部までの水平距離を、他方の吊り具の連結位置から前記頂部までの水平距離よりも長くしてあることを特徴とするものである。
また、本発明は、前記メインフレームの後方に、該メインフレームから片持ちしたホッパをさらに備えておくこともできる。
また、本発明は、前記ジブを、互いに連結可能な複数の分割体で構成することもできる。
また、本発明は、前記メインフレームの後方に、該メインフレームから片持ちしたホッパをさらに備えておくこともできる。
また、本発明は、前記ジブを、互いに連結可能な複数の分割体で構成することもできる。
本発明によれば、以下に記載する効果のうち、少なくともいずれか一つの効果を得ることができる。
(1)排土箇所の設計自由度
ジブに設けたトロリ走行路が、メインフレームの前後方向に渡って連続するように配してあるため、ジブを旋回させることなく、メインフレームの後方側に排土箇所を設けることができる。
従って、運搬車両の通行に際し、排土クレーンのメインフレームが干渉することがない。
また、排土箇所と掘削箇所との間の空間を設計するにあたり、運搬車両の通行を考慮する必要がない。
ジブに設けたトロリ走行路が、メインフレームの前後方向に渡って連続するように配してあるため、ジブを旋回させることなく、メインフレームの後方側に排土箇所を設けることができる。
従って、運搬車両の通行に際し、排土クレーンのメインフレームが干渉することがない。
また、排土箇所と掘削箇所との間の空間を設計するにあたり、運搬車両の通行を考慮する必要がない。
(2)ジブの長さ調整
作業現場の条件に合わせて、ジブの分割体を適宜組み合わせることにより、ジブの前後方向の長さを任意に調整することができる。
従って、例えば複数の排土クレーンを設ける場合に、それぞれのジブの長さを適宜調節するなどして、各排土箇所に向かう運搬車両の動線が干渉しないように設定することができる。
作業現場の条件に合わせて、ジブの分割体を適宜組み合わせることにより、ジブの前後方向の長さを任意に調整することができる。
従って、例えば複数の排土クレーンを設ける場合に、それぞれのジブの長さを適宜調節するなどして、各排土箇所に向かう運搬車両の動線が干渉しないように設定することができる。
(3)排土箇所の開放性
排土箇所に設けるホッパを、メインフレームで片持ちすることにより、ホッパ底部に柱や台座などの支持部材を設ける必要が無い。
従って、ホッパ底部の空間の開放性を高め、運搬車両の動線の自由度を向上することができる。
排土箇所に設けるホッパを、メインフレームで片持ちすることにより、ホッパ底部に柱や台座などの支持部材を設ける必要が無い。
従って、ホッパ底部の空間の開放性を高め、運搬車両の動線の自由度を向上することができる。
(4)安定性の確保
メインフレームにジブを横設することにより生じる重量バランスの不釣り合いを、ガントリとジブとの間に設けた吊り具で調整することができるため、クレーン全体の安定性を欠くことがない。
メインフレームにジブを横設することにより生じる重量バランスの不釣り合いを、ガントリとジブとの間に設けた吊り具で調整することができるため、クレーン全体の安定性を欠くことがない。
以下、各図面を参照しながら、本発明に係る排土クレーンの実施例について説明する。
<1>全体構成
図1は、本発明に係る排土クレーンの概要を示す概略図である。
以下、図1において、奥行き方向を横方向、ジブの長手方向を前後方向と定義して説明する。
本実施例に係る排土クレーンは、地上に設置するメインフレーム1と、前記メインフレーム1の後方側に設けたホッパ2と、前記メインフレーム1に設けるジブ3と、を少なくとも備えている。
以下、各部材について説明する。
図1は、本発明に係る排土クレーンの概要を示す概略図である。
以下、図1において、奥行き方向を横方向、ジブの長手方向を前後方向と定義して説明する。
本実施例に係る排土クレーンは、地上に設置するメインフレーム1と、前記メインフレーム1の後方側に設けたホッパ2と、前記メインフレーム1に設けるジブ3と、を少なくとも備えている。
以下、各部材について説明する。
<2>メインフレーム
メインフレーム1は、掘削箇所Bの周囲の地上部分から、直接的または間接的に立設する構造体であり、排土クレーンの基部に相当する部材である。
メインフレーム1は、各クレーンにおけるマスト部分や、ABキャリアの本体部分に相当する公知の構造体であるため、詳細な説明を省略する。
メインフレーム1は、掘削箇所Bの周囲の地上部分から、直接的または間接的に立設する構造体であり、排土クレーンの基部に相当する部材である。
メインフレーム1は、各クレーンにおけるマスト部分や、ABキャリアの本体部分に相当する公知の構造体であるため、詳細な説明を省略する。
<3>ホッパ
ホッパ2は、掘削箇所Bから揚重した土砂を、ダンプトラックなどの運搬車両Cへと排出するための装置である。
ホッパ2は、後述するジブ3のトロリ走行路5の直下部分に設けておく。図1では、メインフレーム1の後方側にホッパ2を設けている。
また、ホッパ2は、柱や台座などの支持部材21を介して、下方に運搬車両Cが出入り可能な空間を設ける状態で設置しておく。
ホッパ2は、掘削箇所Bから揚重した土砂を、ダンプトラックなどの運搬車両Cへと排出するための装置である。
ホッパ2は、後述するジブ3のトロリ走行路5の直下部分に設けておく。図1では、メインフレーム1の後方側にホッパ2を設けている。
また、ホッパ2は、柱や台座などの支持部材21を介して、下方に運搬車両Cが出入り可能な空間を設ける状態で設置しておく。
<4>ジブ
ジブ3は、排土クレーンの腕部に相当する部材である。
ジブ3には、掘削箇所Bの土砂を積み込んで揚重可能なバケット4と、該バケット4を前後方向(ジブ3の長手方向)へと運搬可能なトロリ走行路5を備えている。
ジブ3は、排土クレーンの腕部に相当する部材である。
ジブ3には、掘削箇所Bの土砂を積み込んで揚重可能なバケット4と、該バケット4を前後方向(ジブ3の長手方向)へと運搬可能なトロリ走行路5を備えている。
<4.1>ジブの配置例
ジブ3の配置例の詳細について説明する。
ジブ3は、該ジブ3に設けたトロリ走行路5が、前記メインフレーム1の前後方向に渡って連続するように配置する。これは、掘削箇所Bから揚重したバケット4を、トロリ走行路5でもってメインフレーム1の後方側(非掘削側)へと運搬可能とするためである。
ジブ3の配置例の詳細について説明する。
ジブ3は、該ジブ3に設けたトロリ走行路5が、前記メインフレーム1の前後方向に渡って連続するように配置する。これは、掘削箇所Bから揚重したバケット4を、トロリ走行路5でもってメインフレーム1の後方側(非掘削側)へと運搬可能とするためである。
このように構成する方法としては、ジブ3をメインフレーム1から横方向にずらして配置する方法や、メインフレーム1内部の空洞部分を利用して、ジブ3がメインフレーム1内を貫通するように配置する方法(図示せず)などがある。
図2は、図1におけるメインフレーム1とジブ3の位置関係を示す概略平面図である。
まず、メインフレーム1の上端に、横方向に張り出した張出フレーム6を設けておく。そして、張出フレーム6の下方にジブ3の中間部分を固定する。
この構成により、メインフレーム1から前後方向に延出した状態でジブ3を設置することができる。そして、前記ジブ3に設けたトロリ走行路5は、メインフレーム1の干渉を受けることなく、メインフレーム1の前後方向に渡って連続した状態を呈する。この状態により、メインフレーム1の後方側に、ホッパ2を設置可能な、新たな排土箇所Aを形成できる。
まず、メインフレーム1の上端に、横方向に張り出した張出フレーム6を設けておく。そして、張出フレーム6の下方にジブ3の中間部分を固定する。
この構成により、メインフレーム1から前後方向に延出した状態でジブ3を設置することができる。そして、前記ジブ3に設けたトロリ走行路5は、メインフレーム1の干渉を受けることなく、メインフレーム1の前後方向に渡って連続した状態を呈する。この状態により、メインフレーム1の後方側に、ホッパ2を設置可能な、新たな排土箇所Aを形成できる。
<5>ガントリ・吊り具
再度、図1を参照する。
ガントリ7は、吊り具8を介してジブ3を支持する為の部材である。
ガントリ7は、前記張出フレーム6の上方に設けてある。
吊り具8は、ワイヤ材やロッド材など、公知の部材を用いることができ、これらの部材選択や、数量、吊り下げ位置等の設計は、適宜行えばよい。
本実施例では、吊り具8は、ガントリの上部両側面から一本ずつ、中央付近と解放端側の、計四カ所のジブの頂部31に連結している。
再度、図1を参照する。
ガントリ7は、吊り具8を介してジブ3を支持する為の部材である。
ガントリ7は、前記張出フレーム6の上方に設けてある。
吊り具8は、ワイヤ材やロッド材など、公知の部材を用いることができ、これらの部材選択や、数量、吊り下げ位置等の設計は、適宜行えばよい。
本実施例では、吊り具8は、ガントリの上部両側面から一本ずつ、中央付近と解放端側の、計四カ所のジブの頂部31に連結している。
<5.1>ジブとの連結例
図3を参照しながら、吊り具8とジブ3との連結例について説明する。
図3(a)は、吊り具8とジブ3との連結部周辺を示す概略斜視図である。
吊り具8の下端は、ジブ3の頂部31に対して回動自在に連結したブラケット9に接続している。
図3を参照しながら、吊り具8とジブ3との連結例について説明する。
図3(a)は、吊り具8とジブ3との連結部周辺を示す概略斜視図である。
吊り具8の下端は、ジブ3の頂部31に対して回動自在に連結したブラケット9に接続している。
図3(a)に示す排土クレーンでは、メインフレーム1に対してジブ3をずらした位置に横設している。
従って、ブラケット9は、ジブ3の頂部31の中心線から各吊り具8までの水平距離を不均等となるような形状を呈している。
従って、ブラケット9は、ジブ3の頂部31の中心線から各吊り具8までの水平距離を不均等となるような形状を呈している。
ブラケットの形状の詳細について、更に説明する。
図3(b)は、ジブの前後方向側からみたブラケットを示す部分概略図である。
図3(b)に示すように、二つの吊り具8のうち、メインフレーム1から近い側の吊り具8(8a)から前記頂部31までの距離L1と、メインフレーム1から遠い側の吊り具8(8b)から前記頂部31までの距離L2は、L1 >L2の関係となっている。
図3(b)は、ジブの前後方向側からみたブラケットを示す部分概略図である。
図3(b)に示すように、二つの吊り具8のうち、メインフレーム1から近い側の吊り具8(8a)から前記頂部31までの距離L1と、メインフレーム1から遠い側の吊り具8(8b)から前記頂部31までの距離L2は、L1 >L2の関係となっている。
このように構成することで、前記L1及びL2の距離を均等にした場合と比較して、ジブ3の先端側に土砂を積み込んだバケット4による荷重が生じたときのジブ3のたわみを低減するとともに、バケット4の横ずれ等を防止することができ、排土クレーン全体の安定性を確保することができる。
<6>使用方法
次に、本発明の排土クレーンの使用例について、図4を参照しながら説明する。
本発明の排土クレーンは、メインフレーム1の後方側にホッパ2を設置した排土箇所Aを設定することができる。
このとき、運搬車両Cの動線にメインフレーム1が干渉することはなく、排土箇所Aへの運搬車両Cの動線設定の選択肢が広くなる。
例えば、図4に示すように、複数の運搬車両Cをジブ3の長手方向に沿って出入りするように設定すれば、各運搬車両Cの動線が干渉することはない。
次に、本発明の排土クレーンの使用例について、図4を参照しながら説明する。
本発明の排土クレーンは、メインフレーム1の後方側にホッパ2を設置した排土箇所Aを設定することができる。
このとき、運搬車両Cの動線にメインフレーム1が干渉することはなく、排土箇所Aへの運搬車両Cの動線設定の選択肢が広くなる。
例えば、図4に示すように、複数の運搬車両Cをジブ3の長手方向に沿って出入りするように設定すれば、各運搬車両Cの動線が干渉することはない。
本発明に係る排土クレーンは、ホッパ2をメインフレーム1の後方側で片持ちするように配置することもできる(図5)。
本実施例によれば、ホッパ2の底部に柱や台座などの支持部材21を設ける必要が無いため、ホッパ2底部の空間Dの開放性を高め、運搬車両Cの動線の自由度を向上することができる。
本実施例によれば、ホッパ2の底部に柱や台座などの支持部材21を設ける必要が無いため、ホッパ2底部の空間Dの開放性を高め、運搬車両Cの動線の自由度を向上することができる。
本発明に係る排土クレーンは、ジブ3を互いに連結可能な複数の分割体で構成しておくこともできる。
本実施例によれば、作業現場の条件に合わせて、ジブ3の分割体を適宜組み合わせることにより、ジブ3の前後方向の長さを任意に調整することができる。
例えば、図6のように、複数の排土クレーンを設ける場合に、それぞれのジブ3の長さとホッパ2の位置を適宜調節しておけば、それぞれのホッパ2に向かう運搬車両Cの動線が干渉しないように構成することができる。
本実施例によれば、作業現場の条件に合わせて、ジブ3の分割体を適宜組み合わせることにより、ジブ3の前後方向の長さを任意に調整することができる。
例えば、図6のように、複数の排土クレーンを設ける場合に、それぞれのジブ3の長さとホッパ2の位置を適宜調節しておけば、それぞれのホッパ2に向かう運搬車両Cの動線が干渉しないように構成することができる。
1 メインフレーム
2 ホッパ
3 ジブ
4 バケット
5 トロリ走行路
6 張出フレーム
7 ガントリ
8 吊り具
9 ブラケット
A 排土箇所
B 掘削箇所
C 運搬車両
a 排土設備
a1 マスト
a2 ホッパ
a3 ジブ
b 掘削箇所
c 運搬車両
2 ホッパ
3 ジブ
4 バケット
5 トロリ走行路
6 張出フレーム
7 ガントリ
8 吊り具
9 ブラケット
A 排土箇所
B 掘削箇所
C 運搬車両
a 排土設備
a1 マスト
a2 ホッパ
a3 ジブ
b 掘削箇所
c 運搬車両
Claims (3)
- 掘削箇所から土砂を地上に揚重する排土クレーンであって、
地上に設置する、メインフレームと、
前記メインフレームに横設し、前記メインフレームの前後にわたって連続したトロリ走行路を有する、ジブと、
前記ジブの上方に設け、少なくとも一対の吊り具を有する、ガントリと、
を少なくとも備え、
前記ジブの頂部には、前記一対の吊り具を両側に連結するブラケットを設け、
前記ブラケットにおける、各吊り具の連結位置について、
メインフレームに近い側にある一方の吊り具の連結位置から前記頂部までの水平距離を、他方の吊り具の連結位置から前記頂部までの水平距離よりも長くしてあることを特徴とする、排土クレーン。 - 前記メインフレームの後方に、該メインフレームから片持ちしたホッパをさらに備えたことを特徴とする、請求項1に記載の排土クレーン。
- 前記ジブが、互いに連結可能な複数の分割体からなることを特徴とする、請求項1又は2に記載の排土クレーン。
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2012
- 2012-08-07 JP JP2012175075A patent/JP5243650B1/ja active Active
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