JP5241311B2 - 画像形成装置、画像形成方法およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置、画像形成方法およびプログラムに関する。
カラープリンタあるいはカラー複写機等のカラー画像形成装置に用いられる画像記録方式として、電子写真方式が知られている。電子写真方式は、レーザビームを利用して感光ドラム上に潜像を形成して、帯電した色材(以下、トナーと称する)により現像するものである。画像の記録は、現像されたトナーによる画像を転写紙に転写して定着させることにより行う。
近年、電子写真方式のカラー画像形成装置の画像形成スピード高速化のために、トナーの色数と同数の現像機および感光ドラムを備え、画像搬送ベルト上や、記録媒体上に順次異なる色の画像を転写するタンデム方式のカラー画像形成装置が増えている。このタンデム方式のカラー画像形成装置においては、レジストレーションずれを生じさせる複数の要因が存在することが知られており、各要因に対して様々な対処方法が提案されている。
その1つの要因が、偏向走査装置のレンズの不均一性や取り付け位置ずれおよび偏光走査装置のカラー画像形成装置本体への組み付け位置ずれである。この位置ずれにより、走査線に傾きや曲がりが生じ、その曲がりの度合い(以下、プロファイルと称する)が色毎に異なることとなり、レジストレーションずれとなる。
プロファイルは、各画像形成装置、すなわち記録エンジン毎、更には各色で特性が異なる。プロファイルの一例を図13(a)〜(d)に示す。図13において、横軸は、画像形成装置における主走査方向位置を示す。主走査方向に直線的に表現している線1300は、曲がりのない理想的な特性であることを示す。また、曲線で示した線1301、線1302、線1303、線1304は、色毎のプロファイルを示している。シアン(C)の特性は、線1301、マゼンタ(M)は、線1302、イエロー(Y)は線1303、ブラック(K)は、線1304の特性を示している。縦軸は、理想的な特性に対して、副走査方向への画素ずれ量を示す。図13に示されているように、曲線の変化点は、色毎に異なっており、この異なりが、定着後の画像データにおいて、レジストレーションずれとなって現れる。
このレジストレーションずれへの対処方法として、特許文献1には、偏光走査装置の組立工程にて、光学センサを用いて走査線の曲がりの大きさを測定し、レンズを機械的に回転させて走査線の曲がりを調整した後、接着剤で固定する方法が記載されている。
特許文献2に係る方法では、偏光走査装置をカラー画像形成装置本体へ組み付ける工程において、光学センサを用いて走査線の傾きの大きさを測定する。その後、偏光走査装置を機械的に傾かせて走査線の傾きを調整した上で、カラー画像形成装置本体に組み付ける。
また、特許文献3、特許文献4には、光学センサを用いて走査線の傾きと曲がりの大きさを測定し、それらを相殺するようにビットマップ画像データを補正し、その補正した画像を形成する方法が記載されている。この方法では、画像データを処理することで電気的に補正をするため、機械的な調整部材や組立時の調整工程が不要になる。したがって、カラー画像形成装置の大きさを小型化することが可能となり、且つ、特許文献1、2に記載されている方法よりも安価にレジストレーションずれに対処することが出来る。この電気的なレジストレーションずれ補正は、1画素単位の補正と1画素未満の補正に分かれる。1画素単位の補正は、図14に示されているように傾きと曲がりの補正量に応じて画素を1画素単位で副走査方向へオフセットさせる。なお、以後の記載においては、オフセットさせる位置を「乗り換えポイント」と称する。つまり、図14(a) において、P〜Pが乗り換えポイントに該当する。
1画素未満の補正は、図15に示されているように、ビットマップ画像データの階調値をレーザー光量調整やPWM(Pulse Width Modulation)により、副走査方向の前後の画素で調整する。つまり、図15(a)のようなプロファイル特性により、上方向に曲がっている場合は、階調補正前のビットマップ画像データを、プロファイルの示す方向と副走査側に逆方向に扱う。このような手法によって、1画素未満の補正を実施することにより、1画素単位の補正により生じる乗り換えポイント境界における不自然な段差を解消し、画像の平滑化を図ることが出来る。
また,特許文献5には画素単位での位置ずらしにより重心を補正する方法が記載されている。この方法は、画素の周期を制御することで重心を移動させるものであり、PWM等の調整なしで重心を移動させることができる。
特開2002−116394号公報 特開2003−241131号公報 特開2004−170755号公報 特開平4―326380号公報 特開2006−301030号公報
しかしながら、上記の従来技術では、レーザー走査時にPWMを用いたレーザーパワー変調や電流制御により1画素未満の画素位置をずらしにて補正処理を行い、1画素未満の段差をなくしている。そのため極小ドット、例えば1ドットの粗密で濃度を表現している画像を複数の中間ドット(2ドット以上)で表現することになり、結果ドット形成が不安定になる。
図16は、レーザーパワー変調による中間ドットを使った重心移動の様子を示している。すなわち、図16において、(a)、(b)、(c)は、順に右の走査ラインから徐々に左の走査ラインにずれていく様子を示している。破線で示した曲線は1つのレーザー走査することでできる露光像を示しており、実線で示した曲線は隣接するレーザー露光の影響も含めた露光像を示している。この処理をレーザー走査位置からの画素ずれ量を元に補間重心移動を行う。確かに積分値を保存しつつ次第に左に重心移動しているように見えるが、生成される形が必ずしも一致せずそれが濃度の変化として見える場合がある。このためたとえ信号値や積分光量的に濃度保存を行っていても出力される画像がその濃度を維持できないことがある。
つまりこれは0.3の光量で発光したものと0.7の光量で発光したものが隣接していても、1の発光と同程度の濃度を実現することが難しく、そして重心が0.3ずれる可能性も低い。これは中間ドットを使った重心ずらしでの濃度保存が困難であることを意味している。
同様の現象が細線の線幅にもあてはまり、たとえ1画素未満補正処理の前後で信号値的に同じ線幅を実現していても出力物の見た目で線幅が異なって見える場合がある。
1画素単位での位置ずらしにより重心を補正する例を図17(a)に示す。この場合には、濃度は保存されやすいが、図17(b)のような1ドット斜めラインを描画したい場合に図17(c)のように結像される画像にレーザーが走査しない領域ができてしまい、空白が発生してしまう。これにより斜め線が、破線状に描画されることになり画像的な欠陥になってしまう(破線問題)。またこのような描画をしてしまうと、結像する解像力次第では凸凹が視認できる場合がある。
上記課題を解決するために、本発明に係る画像形成装置は、感光体を走査することで画像を記録する記録手段を有する画像形成装置であって、副走査方向の画素ずれ量に応じて各画素の位置を副走査方向にずらすことで画素単位のずれが生じる画像のデータに対して、画像が記録される位置に対応して出力する画像のデータを補正する補正手段を備え、前記補正手段は、画素ずれ量と主走査方向の画素位置に応じて、注目ラインのデータ、前記注目ラインに隣接するラインのデータ、前記注目ラインと前記注目ラインに隣接するラインとの中間値のデータ、のうちのいずれか1つを出力し、前記記録手段は前記出力されたデータに従い前記感光体を走査することを特徴とする。
本発明によれば、レーザー走査装置における走査線の曲がり傾きを補正において、一般的に用いられるPWMや光量制御に比べ、生成される不安定な中間ドットを減らし、より安定性の良い良好な補正処理が可能になる。
また、画素の描画位置をずらすことで曲がりを補正するもので起こってしまう破線問題を解決し、良好な画像補正が可能になる。
(実施形態1)
図4は、実施形態1の電子写真方式カラー画像形成装置において、静電潜像作成に関係する各ブロックを説明する図である。カラー画像形成装置は、画像形成部401と画像処理部402を有し、画像処理部402でビットマップ画像情報を生成し、それに基づき画像形成部401が記録媒体上への画像形成を行う。
図2は、電子写真方式のカラー画像形成装置の一例である中間転写体28を採用したタンデム方式のカラー画像形成装置の断面図である。図4を用いて、電子写真方式のカラー画像形成装置における画像形成部401の動作を説明する。
画像形成部401は、画像処理部402が処理した露光時間に応じて露光光を駆動し、静電潜像を形成して、この静電潜像を現像して単色トナー像を形成する。この単色トナー像を重ね合わせて多色トナー像を形成し、この多色トナー像を記録媒体11へ転写してその記録媒体上の多色トナー像を定着させる。
帯電手段は、Y、M、C、Kの色毎に感光体22(22Y、22M、22C、22K)を帯電させるための4個の注入帯電器23Y、23M、23C、23Kを有する。そして、各注入帯電器は、スリーブ23YS、23MS、23CS、23KSを有する。
感光体22(22Y、22M、22C、22K)は、不図示の駆動モータの駆動力が伝達されて回転するもので、駆動モータは、感光体22(22Y、22M、22C、22K)を画像形成動作に応じて反時計周り方向に回転させる。露光手段は、感光体22(22Y、22M、22C、22K)へスキャナ部24Y、24M、24C、24Kより露光(レーザー)光を照射し、感光体22(22Y、22M、22C、22K)の表面を選択的に露光することにより、静電潜像を形成する。
現像手段は、上記の静電潜像を可視化するために、Y、M、C、Kの色毎に現像を行う4個の脱着可能な現像器26Y、26M、26C、26Kを有する。そして、各現像器は、スリーブ26YS、26MS、26CS、26KSを有する。
転写手段は、感光体22から中間転写体28へ単色トナー像を転写する。中間転写体28を時計周り方向に回転させ、感光体22(22Y、22M、22C、22K)とその対向に位置する一次転写ローラ27Y、27M、27C、27Kの回転に伴って、単色トナー像を転写する。一次転写ローラに適当なバイアス電圧を印加すると共に感光体の回転速度と中間転写体28の回転速度に差をつけることにより、効率良く単色トナー像を中間転写体28上に転写する。これを一次転写という。
更に転写手段は、ステーション毎に単色トナー像を中間転写体28上に重ね合わせ、重ね合わせた多色トナー像を中間転写体28の回転に伴い二次転写ローラ29a、29bまで搬送する。さらに記録媒体11を給紙トレイ21から二次転写ローラ29a、29bへ狭持搬送し、記録媒体11に中間転写体28上の多色トナー像を転写する。この二次転写ローラ29a、29bに適当なバイアス電圧を印加し、静電的にトナー像を転写する。これを二次転写という。二次転写ローラは、記録媒体11上に多色トナー像を転写している間、符号29aの位置で記録媒体11に当接し、印字処理後は、符号29bの位置に離間する。
定着手段は、記録媒体11に転写された多色トナー像を記録媒体11に溶融定着させるために、記録媒体11を加熱する定着ローラ32と記録媒体11を定着ローラ32に圧接させるための加圧ローラ33を備えている。定着ローラ32と加圧ローラ33は中空状に形成され、内部にそれぞれヒータ34、35が内蔵されている。定着装置31は、多色トナー像を保持した記録媒体11を定着ローラ32と加圧ローラ33により搬送するとともに、熱および圧力を加え、トナーを記録媒体11に定着させる。
トナー定着後の記録媒体11は、その後図示しない排出ローラによって図示しない排紙トレイに排出して画像形成動作を終了する。クリーニング手段30は、中間転写体28上に残ったトナーをクリーニングするものであり、中間転写体28上に形成された4色の多色トナー像を記録媒体11に転写した後に残った廃トナーは、クリーナ容器に蓄えられる。
図3を用いて、画像形成装置の色毎の走査線のプロファイル特性に関して説明する。図3(a)は、画像形成装置のプロファイル特性として、レーザースキャン方向(主走査方向)にレーザースキャンした際に、副走査方向に関して上方にずれている領域を示す図である。また、図3(b)は、画像形成装置のプロファイル特性として、レーザースキャン方向(主走査方向)にレーザースキャンした際に、副走査方向に関して下方にずれている領域を示す図である。図3において、走査線301は、理想的な走査線であり感光体22(22Y、22M、22C、22K)の回転方向に対して垂直に走査が行われる場合の特性を示す。
なお、以下、説明におけるプロファイル特性は、画像処理部402で補正がなされるべき方向を前提として行うが、プロファイル特性としての定義は、これに限定されるものではない。つまり、画像形成部401のずれ方向として定義しておき、画像処理部402では、その逆特性の補正を行っても良い。図7にプロファイル定義による、画像処理部402で補正がなされるべき方向示す図と、画像形成部401のずれ方向を示す図の相関を示す。画像処理部402で補正がなされるべき方向として、図7(a)のようにプロファイル特性が示されている場合は、画像形成部401の曲がり特性は、その逆方向である図7(b)のようなものとなる。逆に、画像形成部401の曲がり特性として、図7(c)のプロファイル特性が示されている場合、画像処理部402で補正がなされるべき方向としては図7(d)のようになる。
また、プロファイル特性のデータの保持の仕方としては、例えば図9に示すように、乗り換えポイントの主走査方向の画素位置と、次の乗り換えポイントまでの変化の方向性を保持するようにする。具体的には、図9を例にとれば、(a)のプロファイル特性に対し、乗り換えポイントP、P、P、・・・P(mは正の整数)が定義される。なお、以下の記載において、Pの添え字は、全て正の整数である。各乗り換えポイントの定義は、曲がり特性により理想の走査線に対し副走査方向に1画素ずれが発生するポイント(主走査における位置)であり、方向としては、次の乗り換えポイントまで上方向に変化する場合と下方向に変化する場合がある。
例えば、乗り換えポイントPは、次の乗り換えポイントPまで、上方向に乗り換えを行うべきポイントとなる。したがって、乗り換えポイントPにおける乗り換え方向は、図9(b)に示すように上方向(↑)となる。同様に、Pにおいても、次の乗り換えポイントPまでは上方向(↑)となる。乗り換えポイントPにおける乗り換え方向は、これまでの方向とは異なり下方向(↓)となる。この方向のデータの保持の仕方としては、例えば、上方向を示すデータとして「1」、下方向を示すデータとして「0」とすれば、図9(c)のようになる。この場合、保持するデータ数は乗り換えポイント数と同じだけとなり、乗り換えポイント数がm個であるならば、保持するビット数もmビットとなる。
図3は、感光体の位置精度や径のずれおよび図2に示す各色のスキャナ部24C、24M、24Y、24Kにおける光学系の位置精度に起因した、傾きおよび曲がりの発生した実際の走査線302、303を示す。画像形成装置は、その記録デバイス(記録エンジン)毎にこのプロファイル特性が異なり、更に、カラー画像形成装置の場合は、色毎にその特性が異なる。
図3(a)を用いて、レーザースキャン方向にレーザースキャンした際に、曲がり特性により副走査方向に関して上方にずれている領域の乗り換えポイントに関して説明する。
本発明における乗り換えポイントとは、副走査方向に1画素ずれているポイントのことを示す。つまり、図3(a)においては、上方への曲がりの発生した走査線302上で副走査方向に1画素ずれているポイントであるP、P、Pが乗り換えポイントに相当する。なお、図3(a)においてはPを基準としたものとして記載している。図3(a)からもわかるように、乗り換えポイント間の距離(L、L)は、曲がりの発生した走査線302が急激に変化している領域においては短くなり、緩やかに変化している領域においては長くなる。
次に図3(b)を用いて、レーザースキャン方向にレーザースキャンした際に、曲がり特性により副走査方向に関して下方にずれている領域の乗り換えポイントに関して説明する。下方にずれている特性を示す領域においても、乗り換えポイントの定義は、副走査方向に1画素ずれているポイントのことを示す。つまり、図3(b)においては、下方への湾曲特性を示す走査線303上で副走査方向に1画素ずれているポイントであるP、Pn+1が乗り換えポイントに相当する。図3(b)においても、図3(a)と同様に、乗り換えポイント間の距離(L、Ln+1)は、曲がり特性を示す走査線303が急激に変化している領域においては短くなり、緩やかに変化している領域においては長くなる。
このように、乗り換えポイントは、画像形成装置がもつ曲がり特性を示す走査線の変化度合いと密接に関係する。よって、急激な曲がり特性をもつ画像形成装置においては、乗り換えポイント数は多くなり、逆に緩やかな曲がり特性をもつ画像形成装置においては、乗り換えポイント数が少なくなる。
既に説明している通り、画像形成装置がもつ曲がり特性は、色毎にも異なるため、乗り換えポイントの数および位置はそれぞれ異なる。この色間の相違が、中間転写体28上に全色のトナー像を転写した画像においてレジストレーションずれとなって現れることとなる。本発明は、この乗り換えポイントでの段差を抑制する補間処理に関するものであり、詳細に関しては、別図を用いて後述する。
次に、図4を用いて、カラー画像形成装置における画像処理部402の処理について説明する。画像生成部404は、不図示のコンピュータ装置等から受信する印刷データより、印刷処理が可能なラスターイメージデータを生成し、RGBデータおよび各画素のデータ属性を示す属性データとして画素毎に出力する。なお、画像生成部404は、コンピュータ装置等から受信した画像データではなく、カラー画像形成装置内部に読取手段を有し、読取手段からの画像データを扱っても良い。ここで、読取手段は、少なくともCCD(Charged Couple Device)あるいはCIS(Contact Image Sensor)を有する。また、その読み取った画像データに対して、所定の画像処理を行う処理部を有していても良い。また、画像形成装置は、不図示のインターフェースを介して、上記の読取手段からデータを受け取っても良い。
色変換処理部405は、上記のRGBデータを画像処理部402のトナー色にあわせてCMYKデータに変換し、CMYKデータと属性データを記憶部406へ格納する。記憶部406は、画像処理部402の第1の記憶部であり、印刷処理を行うラスターイメージデータを一旦格納するものである。なお、記憶部406は、1ページ分のイメージデータを格納するページメモリでも良いし、複数ライン分のデータを記憶するバンドメモリでも良い。
ハーフトーン処理部407(407C、407M、407Y、407K)は、記憶部406から出力される属性データおよび各色のデータにハーフトーン処理を行う。
画像形成装置内部の第2の記憶部408は、ハーフトーン処理部407(407C、407M、407Y、407K)により処理されたN値化データを記憶する。なお、記憶部408以降の画像処理する画素位置が乗り換えポイントである場合、記憶部408から読み出される時点で、1画素分の乗り換えが行われる。
図8(a)は記憶部408が保持しているデータの状態を模式的に示す。図8(a)に示す通り、記憶部408が記憶している状態においては、画像処理部402としての補正方向、あるいは画像形成部401の曲がり特性によらず、ハーフトーン処理部による処理後のデータが保持されている。図8(a)のライン701が読み出される時点で、画像処理部402で補正されるべき方向としてのプロファイル特性が上方向の場合、図8(b)のように、乗り換えポイントを境界として、上方向に1画素分ずらされた状態となる。また、画像処理部402で補正されるべき方向としてのプロファイル特性が下方向の場合、ライン701の画像データが、記憶部408から読み出された時点で、図8(c)のように、乗り換えポイントを境界として、下方向に1画素分ずらされた状態となる。
タイミング調整部410(410C、410M、410Y、410K)は、記憶部408からN値化データを読み出すタイミングを調整する。転送用バッファ411(411C、411M、411Y、411K)は、タイミング調整部410(410C、410M、410Y、410K)の出力データを一時的に保持する。なお、上記で、第1の記憶部406、第2の記憶部408、転送用バッファ411(411C、411M、411Y、411K)を外付けの装置としたが、画像形成装置内部に共通の記憶部があっても良い。
補間処理部412(412C、412M、412Y、412K)は、転送用バッファ411(411C、411M、411Y、411K)からの受信データに対して、補間処理を行う。補間処理部412(412C、412M、412Y、412K)での補間処理は、画像形成装置がもつ曲がり特性に対応した乗り換えポイントの前後画素を使用する。図5に乗り換えポイントにおける補間の方法を示す。
図5(a)は、レーザースキャン方向に対する、画像形成装置の曲がり特性を示す。図5(a)において、領域1は画像処理部402として、上向きに補正を行わなければならない領域であり、反対に、領域2は画像処理部402として下向きに補正を行わなければならない領域である。
図5(b)は、乗り換えポイントP前後の乗り換え前画像、すなわち、ハーフトーン処理部407(407C、407M、407Y、407K)の出力画像データを示す。注目ラインは、図示する3ライン分の画像データの中央ラインである。
図5(c)は、注目ラインに着目した場合の1画素単位の乗り換え処理、すなわち、記憶部408の出力時の画像データを示す。1画素を超える乗り換えポイント処理は、記憶部408から読み出す時点で行うため、補間処理部に入力される時点での、乗り換えポイントP前後の画素には、乗り換えポイントPを境界にして、大きな段差が現れる。
なお、乗り換えポイントの定義は、レーザースキャン方向に対して、副走査方向に1画素ずれる位置が該当するため、補間の際の基準位置は左側として以降の説明をする。
補間処理部412(412C、412M、412Y、412K)は、注目ライン上に、段差となって現れる画像データに対して補間処理を行う。
まず、乗り換えポイント間をnエリアに分割する。ここでは説明の便宜上、16エリア均等分割として説明を行うが、当然それに限るものではない。図5(a)の領域1における補正の方向は上向きであるので、注目ラインでの出力は、入力の注目ラインと後ラインそしてその両者から求まる中間値の3つのいずれかのデータを選択することで実現する。
図5(d)は、各エリアでの整数画素以下の画素ずれ量をテーブルにしたものを示している。つまり、16画素単位に、図5(d)のテーブルで示されている値だけ画素がずれている。たとえば、エリア1では、16分の1画素ずれていることを意味する。同様に、エリア2では16分の2画素、と順に最終的に、エリア15では、16分の15画素ずらすことで、乗り換えポイント間の補間重心移動処理が可能になる。
本実施形態では、注目ラインと後ラインのほかにその両者の平均値ラインを作成しその3ラインを周期的に選択することで重心移動処理を実現する。この平均値ラインが意味するところは両ラインの中間位置であり、重心が半分移動したことに相当する。また平均値(ON/OFFの中間値)の生成にはPWMやレーザー光量の制御が必要となる。PWMであれば中間値生成には50%点灯の制御を行なう。
図1に本実施形態での補間処理のブロック図を示す。注目ラインデータ1701と後ラインデータ1702を入力として、その平均値が、平均化1703により計算される。この平均値と注目ライン、後ラインの3つを、注目画素位置(座標)1705を元に、セレクタ1704が選択し、出力1706に出力する。ここで、乗り換えポイント間を16エリア均等分割としたが、当然それに限るものではない。このエリア毎に選択周期を変更しながら処理を行う。図6は、その選択順の例を示している。図6において斜線で表現されている箇所が、上下画素の平均値出力を意味している。
図6において添え字に用いている0〜15の数字は図5(d)での区間ごとのテーブル値と一致させている。図6の添え字の値は、横16画素中の注目ライン、後ライン、平均値の選択状況を示している。
このように平均値から求まる中間ドットを選択途中で入れることで、課題としてあげているような途切れや凸凹が軽減される。露光ドットの形成も中間値であれば比較的安定して形成することが可能であり、課題にしている孤立ドットの濃度の維持や細線の線幅は安定して再現することが可能になる。
なおここでは平均値として上下ラインの平均値を用いたが、上下ラインから求まる中間濃度値であればこれに限るものではない。
3つのデータの選択の方法であるが、たとえば主走査方向の注目画素位置を16で割った余りの値によって上下のどちらかを選ぶと、周期的なずらし重心移動が可能になる。(剰余は0〜15までの値を取り得、その値によって上下を選択する。)
図5(e)にずらした様子をマクロに俯瞰した図を示す。画素単位に徐々に画素の飛び出し、その頻度が変わり最終的には1ライン分画像重心がずれている。
次に、下向きに補正を行わなければならない、図5(a)の領域2に関して説明する。下向きに補正する場合においては、補正画素値の演算に用いる重み付け係数が、注目ラインと注目ラインの前ラインに設定されることとなる。
図5(f)には、ハーフトーン処理部407(407C、407M、407Y、407K)が出力した時点の画像データを示す。そして、図5(g)は、記憶部408により、読み取られた時点の画像データを示す。乗り換えポイントPにおいては、下向きの補正が行われるため、図5(g)に示す通り、乗り換えポイントPを境界として、1画素を超える乗り換え処理段差が現れる。
図5(h)は、先の上向きへの補間と同様にエリア分割した後の選択頻度をテーブルで示したものである。しかしながら先の上向きへの補間と異なり、選択は注目ラインと先ラインとの選択になり、頻度も先ラインの頻度である。先の上向きへの補間と同様に、テーブル値は、理想位置からの整数画素未満の画素ずれ量を示しており、乗り換えポイント間の下向きへの補間重心移動処理が行われる。
図5(i)は、ずらされた様子をマクロに俯瞰した図を示す。
このように、注目ラインでの出力は、入力の注目ラインと隣接(前、後)ラインそしてその両者から求まる中間値の3つのいずれかのデータを選択することで乗り換え処理の段差を、簡単な回路構成で破線問題を解消した上でスムーズにすることができる。
つまり、補間処理部の補間処理により、補間の方向が上方向であっても、下方向であっても、主走査方向に連続する画素データが、1画素を超える乗り換え処理段差によって、大きな段差として現れることが防止される。
尚、図1のように注目ラインデータ、後(隣接)ラインデータ、平均(中間値)データを用意しておきセレクタを用いて、所望のデータを選択する構成ではなく別の構成でも良い。
即ち、主走査方向の画素位置に応じて平均(中間値)データが必要な場合のみ平均(中間値)データを生成し出力する構成でもよい。言い換えると、補間処理部は注目ラインデータ、後(隣接)ラインデータ、平均(中間値)データを選択的に出力できればよい。 なお、図9を用いて既に説明をしたプロファイル特性データに関しては、画像形成部401内部に、画像形成装置がもつ特性として、保持されている。本実施形態で、画像処理部402は、画像形成部401が保持しているプロファイル416C、416M、416Y、416Kの特性に応じて処理を行なう。
なお、本実施形態ではすべて1画素単位での周期、頻度制御によって実施した例を示したが、実装によっては2画素や8画素といった単位での処理でも同様の効果が得られるのは言うまでも無い。また、本実施形態では理想的なまっすぐな位置に対する曲がり、傾きを補正し、理想に向けて補正する例を示したが、それに限るものではない。例えば、CMYKのKの曲がりや傾きに向けてCMYを補正することでKの処理を省略しても良い。
(実施形態2)
前述したように、ハーフトーン処理部407(407C、407M、407Y、407K)は、記憶部406から出力される属性データおよび各色のデータにハーフトーン処理を行う。ハーフトーン処理の具体例として、スクリーン処理、あるいは誤差拡散処理がある。
スクリーン処理は、所定の複数のディザマトリクスおよび入力される画像データ用いて、N値化するものである。
また、誤差拡散処理は、入力画像データを所定の閾値と比較することにより、N値化を行い、その際の入力画像データと出力画像データとの差分を以降にN値化処理する周囲画素に対して拡散させる処理である。
誤差拡散処理によるハーフトーン画像形成の場合には中間階調を表現する際に通常乱数を含めた処理を行い、ランダムパターンで濃度を表現し、画像を形成する。そのため、画像は周期性を持たず、画像全域に対して実施形態1で述べた処理を行うことで乗り換え処理による段差の良好な補間重心移動処理が可能になる。
しかしながらスクリーン処理を用いたハーフトーン画像形成の場合、そのスクリーンの線数、角度に応じた周期的な網点パターンで中間階調を表現する。実施形態1で述べた乗り換え処理および補間処理を施すとその周期性が各色(CMYK)独立に乱されその箇所で画質が劣化してしまう場合がある。とはいえ高濃度、特にベタで描画されている箇所においてはスクリーン処理が施されている画像の場合でも前述の補間重心移動処理を行わないと段差が目立つ。
その為、N値化データの乗り換えポイント前後の画素の処理として、後段処理で補間を必要とする画素であるか、補間を行わなくても良い画素であるかを判定する。
図10は、図4から1色分だけ抽出したブロック図を示している。以下に補間すべきかどうかの補間判定処理部409に関する概要を述べる。
画像形成前の中間調(多値)画像に対して、CMYK独立にエッジ検出処理を行う。この場合乗り換え方向は副走査方向なので、副走査方向のエッジつまり横方向エッジのみ検出すればよい。図11に3×3画素のエッジ検出オペレータのサンプルを示す。図のようなフィルタ処理を画像に施し、ある閾値以上の画素をエッジ画素として検出する。
このようにエッジ検出した画素位置をフラグとして保持しておき、続いてスクリーン処理を用いたハーフトーン処理を行う。
タイミング調整部410(410C、410M、410Y、410K)は、記憶部408からのN値化データと補間判定処理部409の判定結果の同期をとる。転送用バッファ411(411C、411M、411Y、411K)は、補間判定処理部409とタイミング調整部410(410C、410M、410Y、410K)の出力データを一時的に保持する。
補間重心移動処理を画素単位に切り替えることで、スクリーンの周期的な網点パターンを乱すことなく、かつ段差が目立ちやすい高濃度エッジ部に関しては段差がなくスムーズな画像を得ることが可能になる。
(実施形態3)
実施形態1〜3では主走査位置が同じであれば必ず副走査方向に同じずらし処理を行うものとしているが、実施形態3ではそのずらし位置を副走査ごとに変更する。実施形態1でも触れたように、主走査画素位置の剰余を用いて上下のラインを参照すること、同じ主走査位置では必ず同じ参照関係になり、副走査方向に一様にずらすことになる。そこでそこにランダム成分を持たせることでその一様性を崩し、スジとしての視認性を弱める。
具体的には実施形態1でも触れた主走査画素位置の剰余に対して乱数を加える。ここで乱数を加えるタイミングであるが、全画素一様に乱数を加えると、補間前後で濃度が保存できない場合が出る。そこで、16分割したエリアに対してスキャン中にエリアをまたいだ際に一度だけ乱数を発生させ、その値をエリア内では共通に使う。このようにすることで、副走査方向の一様性は崩しながら、上下選択頻度は保存できるので、補間処理前後で濃度は保存される。
図12は、その様子を示している。図12の上図は、主走査画素位置が一致しているがために、スジが視認できてしまう例であり、図12の下図は、走査中のラインずらし開始位置を副走査ごとに乱数で乱したものの例を示している。このように周期動作が乱されるために、図12の下図でのスジ視認性は弱まる。
(その他の実施形態)
また本発明の目的は、上記実施形態で示した処理の手順を実現するプログラムコードを記憶した記憶媒体から、コンピュータが、そのプログラムコードを読出し実行することによっても達成される。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現することになる。そのため、このプログラムコードやプログラムコードを記憶した記憶媒体も本発明を構成することができる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
実施形態1に係る補間処理のブロック図である。 本発明に係る画像形成装置の構造を示す図である。 画像形成装置の色毎の走査線のプロファイル特性を示す図である。 実施形態1に係る電子写真方式カラー画像形成装置において静電潜像作成に関係する各ブロックの図である。 レーザースキャン方向に対する画像形成装置の曲がり特性と補正方法を示す図である。 実施形態1に係る補間処理のエリア毎の様子を示す図である。 プロファイル定義による画像処理部402で補正がなされるべき方向と画像形成部401のずれ方向の相関を示す図である。 記憶部408が保持しているデータの状態を模式的に示す図である。 乗り換えポイントの主走査方向の画素位置と次の乗り換えポイントまでの変化の方向性を示す図である。 実施形態2に係る処理ブロック図である。 エッジ検出オペレータの図である。 実施形態3に係る画像の流れを模式的に示す図である。 走査線の曲がりプロファイルの一例を示す図である。 各色版の属性判定結果と補間判定結果の一例を示す図である。 1画素未満の補正方法を説明する図である。 レーザーによるドットの露光状態を模式的に示す図である。 画素位置をずらしにより重心移動を行なうサンプル図である。
符号の説明
21 給紙トレイ
22Y 感光体
22M 感光体
22C 感光体
22K 感光体
23Y 注入帯電器
23M 注入帯電器
23C 注入帯電器
23K 注入帯電器
23YS スリーブ
23MS スリーブ
23CS スリーブ
23KS スリーブ
24Y スキャナ部
24M スキャナ部
24C スキャナ部
24K スキャナ部
26Y 現像器
26M 現像器
26C 現像器
26K 現像器
27Y 一次転写ローラ
27M 一次転写ローラ
27C 一次転写ローラ
27K 一次転写ローラ
28 中間転写体
29a 二次転写ローラ
29b 二次転写ローラ
30 クリーニング手段
32 定着ローラ
33 加圧ローラ

Claims (11)

  1. 感光体を走査することで画像を記録する記録手段を有する画像形成装置であって、
    副走査方向の画素ずれ量に応じて各画素の位置を副走査方向にずらすことで画素単位のずれが生じる画像のデータに対して、画像が記録される位置に対応して出力する画像のデータを補正する補正手段を備え、
    前記補正手段は、画素ずれ量と主走査方向の画素位置に応じて、注目ラインのデータ、前記注目ラインに隣接するラインのデータ、前記注目ラインと前記注目ラインに隣接するラインとの中間値のデータ、のうちのいずれか1つを出力し、
    前記記録手段は前記出力されたデータに従い前記感光体を走査することを特徴とする画像形成装置。
  2. 感光体の走査線の副走査方向についての画素ずれ量に応じて、画像データの各画素の位置を副走査方向にずらすラインの乗り換え処理手段と、
    前記ラインの乗り換え処理手段による画像データのずらしにより生じ、画素単位のずれを平滑化する補間処理手段とを備え、
    前記補間処理手段は、画素ずれ量と主走査方向の画素位置に応じて、ドットが位置している主走査方向のライン、前記主走査方向のラインに隣接するライン、前記主走査方向のラインと前記主走査方向のラインに隣接するラインとの中間値、のうちのいずれか1つを選択して、前記画像データを補間処理することを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記画像データに含まれる画素が、補間を必要とする画素であるかどうかを判定する判定手段をさらに備え、
    前記判定手段により補間を必要とすると判定された場合にのみ、前記補間処理を、前記画像データに対して施すことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記ラインの乗り換え処理手段における副走査方向のラインの選択周期は、副走査方向にランダム成分を持つことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 感光体の走査線の副走査方向についての画素ずれ量に応じて、画像データの各画素の位置を副走査方向にずらすラインの乗り換え処理手段と、
    前記ラインの乗り換え処理手段による画像データのずらしにより生じ、画素単位のずれを平滑化する補間処理手段とを備え、
    前記補間処理手段は、注目ライン、前記注目ラインに隣接するライン、前記注目ラインと前記注目ラインに隣接するラインとから求まる中間のライン、のうちのいずれか1つを選択する選択周期を変更して、前記画像データを補間処理することを特徴とする画像形成装置。
  6. 感光体を走査することで画像を記録する記録ステップを有する画像形成方法であって、
    副走査方向の画素ずれ量に応じて各画素の位置を副走査方向にずらすことで画素単位のずれが生じる画像のデータに対して、画像が記録される位置に対応して出力する画像のデータを補正する補正ステップを備え、
    前記補正ステップは、画素ずれ量と主走査方向の画素位置に応じて、注目ラインのデータ、前記注目ラインに隣接するラインのデータ、前記注目ラインと前記注目ラインに隣接するラインとの中間値のデータ、のうちのいずれか1つを出力し、
    前記記録ステップは前記出力されたデータに従い前記感光体を走査することを特徴とする画像形成方法。
  7. 感光体の走査線の副走査方向についての画素ずれ量に応じて、画像データの各画素の位置を副走査方向にずらすラインの乗り換え処理ステップと、
    前記ラインの乗り換え処理ステップによる画像データのずらしにより生じ、画素単位のずれを平滑化する補間処理ステップとを備え、
    前記補間処理ステップは、画素ずれ量と主走査方向の画素位置に応じて、ドットが位置している主走査方向のライン、前記主走査方向のラインに隣接するライン、前記主走査方向のラインと前記主走査方向のラインに隣接するラインとの中間値、のうちのいずれか1つを選択して、前記画像データを補間処理することを特徴とする画像形成方法。
  8. 前記画像データに含まれる画素が、補間を必要とする画素であるかどうかを判定する判定ステップをさらに備え、
    前記判定ステップにより補間を必要とすると判定された場合にのみ、前記補間処理を、前記画像データに対して施すことを特徴とする請求項7に記載の画像形成方法。
  9. 前記ラインの乗り換え処理ステップにおける副走査方向のラインの選択周期は、副走査方向にランダム成分を持つことを特徴とする請求項7に記載の画像形成方法。
  10. 感光体の走査線の副走査方向についての画素ずれ量に応じて、画像データの各画素の位置を副走査方向にずらすラインの乗り換え処理ステップと、
    前記ラインの乗り換え処理ステップによる画像データのずらしにより生じ、画素単位のずれを平滑化する補間処理ステップとを備え、
    前記補間処理ステップは、注目ライン、前記注目ラインに隣接するライン、前記注目ラインと前記注目ラインに隣接するラインとから求まる中間のライン、のうちのいずれか1つを選択する選択周期を変更して、前記画像データを補間処理することを特徴とする画像形成方法。
  11. 請求項6乃至10のいずれかに記載の画像形成方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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