JP5241225B2 - エレベータ制御盤 - Google Patents

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Description

この発明は、エレベータを制御する制御機器を含む制御盤本体がケース内に収容されているエレベータ制御盤に関するものである。
従来のエレベータ制御盤では、前面カバーが上下方向に複数に分割されており、各前面カバーの下端部がその下側に隣接する前面カバーの上端部に重ねられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−338152号公報
上記のような従来のエレベータ制御盤では、上方からの水の浸入を防ぐことはできるものの、その他の方向からの水の浸入を防ぐことができない。特に、エレベータ制御盤が昇降路の最下階付近に設置される機械室レスエレベータでは、大雨等により最下階から昇降路内に水が侵入した場合に、エレベータ制御盤が水没し、制御機器が漏電したり短絡したりする恐れがある。また、ケーブル引込口の構造が複雑であり、コストが高くなる。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、簡単な構造でケース内への水の浸入を防止することができるエレベータ制御盤を得ることを目的とする。
この発明に係るエレベータ制御盤は、下面に下面開口部が設けられているとともに、下面以外の部分が密閉構造となっているケースと、エレベータを制御する制御機器を含み、ケース内に収容されている制御盤本体とを備えている。
この発明のエレベータ制御盤は、ケースの下面以外が密閉構造となっているため、ケース内の空気圧と下から上がってくる水の水圧とが釣り合い、ケース内への水の浸入を防止することができる。また、ケースには下面開口部が設けられているので、ケーブルの引き込みは下面開口部から行うことができ、構造が簡単である。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるエレベータの要部を示す斜視図である。図において、エレベータ制御盤1は、昇降路2内の最下階乗場3と同じ高さの位置に配置されている。
図2は図1のエレベータ制御盤1を示す正面図、図3は図2のエレベータ制御盤1を示す側面図である。上下方向に平行な一対の取付部材4a,4bは、昇降路2内に固定された取付腕(図示せず)又は昇降路壁に固定されている。取付部材4a,4bには、直方体状のケース(筐体)5が固定されている。ケース5の下面には、下面開口部5aが設けられている。また、ケース5の下面以外の部分は、密閉構造となっている。
ケース5内には、制御盤本体6が収容されている。制御盤本体6には、エレベータを制御する複数の制御機器(図示せず)と、複数のケーブル7が接続された複数の端子台8とが含まれている。ケーブル7は、例えば電源機器や制御対象機器等の外部機器と制御盤本体6とを接続している。
制御盤本体6は、ケース5内に収容された位置である通常位置(図2、3)と、下面開口部5aからケース5の下方へ引き出され露出された位置である作業位置(図4、5)との間で変位可能である。
ケース5の下部には、ケース5の幅方向に互いに間隔をおいて一対の下部固定ねじ(固定部)9a,9bが固定されている。ケース5内の上部には、ケース5の幅方向に互いに間隔をおいて一対の上部固定ねじ9c,9d(固定部)が固定されている。
制御盤本体6の下端部には、制御盤本体6の幅方向に互いに間隔をおいて一対の下部係合孔(係合部)6a,6bが設けられている。制御盤本体6の上端部には、制御盤本体6の幅方向に互いに間隔をおいて一対の上部係合孔(係合部)6c,6dが設けられている。この例では、係合孔6a〜6dはだるま孔である。
制御盤本体6が通常位置に位置するときには、下部係合孔6a,6bに下部固定ねじ9a,9bが係合され、上部係合孔6c,6dに上部固定ねじ9c,9dが係合される。また、制御盤本体6が作業位置に位置するときには、上部係合孔6c,6dに下部固定ねじ9a,9bが係合される。
図6は図1のエレベータ制御盤1が冠水した状態を示す正面図である。実施の形態1のエレベータ制御盤1では、例えばAの位置まで冠水しても、ケース5の下面以外が密閉構造となっているため、ケース5内の空気圧と下から上がってくる水の水圧とが釣り合い、ケース5内への水の浸入を防止することができる。また、ケース5内の空気は、水圧によりBの位置まで圧縮されるが、この圧縮量Cは微少であり、制御盤本体6の制御機器や端子台8が濡れることはない。従って、冠水による漏電や短絡の発生を防止することができ、これによりエレベータの閉じ込め故障の発生も防止することができる。このため、エレベータ制御盤1の設置場所の制限を少なくすることもできる。
また、ケース5には下面開口部5aが設けられているので、ケーブル7の引き込みは下面開口部5aから行うことができ、構造が簡単である。
さらに、制御盤本体6は、通常位置と作業位置との間で変位可能となっているため、メンテナンス作業やケーブル7の接続作業の作業性を向上させることができる。
なお、制御盤本体6を通常位置と作業位置とに保持するための固定部は、固定ねじ9a〜9dに限定されるものではなく、例えばフック等であってもよい。また、固定部を制御盤本体6に設け、固定部が係合する係合部をケース5側に設けてもよい。
また、上記の例では、制御盤本体6を通常位置及び作業位置の2箇所のみで保持するようにしたが、3箇所以上で保持できるようにしてもよく、さらには制御盤本体6のケース5からの引出量を連続的に調整可能とするスライド案内機構をケース5と制御盤本体6との間に設けてもよい。
さらに、ケース5に対して制御盤本体6を上下動させる駆動装置を設けてもよい。
実施の形態2.
次に、図7はこの発明の実施の形態2によるエレベータ制御盤を示す正面図、図8は図7のエレベータ制御盤を示す側面図、図9は図7のエレベータ制御盤を示す平面図、図10は図7の前面カバーを開放した状態を示す正面図である。
図において、エレベータ制御盤1は、取付部材4a,4bと、ケース11と、ケース11内に収容された制御盤本体6とを有している。ケース11の下面には、下面開口部11aが設けられている。また、ケース11の下面以外の部分は、密閉構造となっている。
また、ケース11は、前面に前面開口部12aが設けられているケース本体12と、前面開口部12aを開閉する前面カバー13と、ケース本体12と前面カバー13とを接続する複数のヒンジ14a,14bと、ケース本体12と前面カバー13との間に設けられているシーリング材(パッキン)15(図10の斜線部)とを有している。他の構成は、実施の形態1と同様である。
実施の形態2のエレベータ制御盤1では、例えば図6のように冠水しても、ケース11の下面以外が密閉構造となっているため、ケース11内の空気圧と下から上がってくる水の水圧とが釣り合い、ケース11内への水の浸入を防止することができる。従って、冠水による漏電や短絡の発生を防止することができ、これによりエレベータの閉じ込め故障の発生も防止することができる。このため、エレベータ制御盤1の設置場所の制限を少なくすることもできる。
また、ケース11には下面開口部11aが設けられているので、ケーブル7の引き込みは下面開口部11aから行うことができ、構造が簡単である。
さらに、ケース本体12に前面開口部12aを設け、前面開口部12aを前面カバー13により開閉可能としたので、メンテナンス作業やケーブル7の接続作業の作業性を向上させることができる。
さらにまた、制御盤本体6をケース11内に固定したままでも、メンテナンス作業やケーブル7の接続作業を行うことができるので、ケーブル7の長さに余長を持たせておく必要がない。また、ケーブル7が周囲の機器に接触して損傷したり、ケーブル7の端子台8への接続部に過大な応力が生じたりすることがない。
なお、上記の例では、ケース本体12の前面のほぼ全体に前面開口部12aを設けたが、部分的に設けてもよい。
また、前面開口部12aを複数の開口部に分割してもよい。これに伴って、前面カバー13を複数に分割してもよい。
さらに、上記の例ではケース本体12と前面カバー13とをヒンジ14a,14bで接続したが、前面開口部12aを開放する際に前面カバー13をケース本体12から完全に取り外す構造としてもよい。また、ケース本体12に対して前面カバー13を上下又は左右へスライドさせることにより前面開口部12aを開放する構造としてもよい。但し、いずれの構造であっても、前面開口部12aを閉じたときに密閉構造が確保される必要があるのは勿論である。
さらにまた、この発明のエレベータ制御盤の設置場所は、図1に示した場所に限定されるものではない。
この発明の実施の形態1によるエレベータの要部を示す斜視図である。 図1のエレベータ制御盤を示す正面図である。 図2のエレベータ制御盤を示す側面図である。 図1の制御盤本体を作業位置へ変位させた状態を示す正面図である。 図4のエレベータ制御盤を示す側面図である。 図1のエレベータ制御盤1が冠水した状態を示す正面図である。 この発明の実施の形態2によるエレベータ制御盤を示す正面図である。 図7のエレベータ制御盤を示す側面図である。 図7のエレベータ制御盤を示す平面図である。 図7の前面カバーを開放した状態を示す正面図である。
符号の説明
1 エレベータ制御盤、5,11 ケース、5a,11a 下面開口部、6 制御盤本体、12 ケース本体、12a 前面開口部、13 前面カバー、15 シーリング材。

Claims (3)

  1. 下面に下面開口部が設けられているとともに、上記下面以外の部分が密閉構造となっているケースと、
    エレベータを制御する制御機器を含み、上記ケース内に収容されている制御盤本体と
    を備えていることを特徴とするエレベータ制御盤。
  2. 上記制御盤本体は、上記ケース内に収容された位置である通常位置と、上記下面開口部から上記ケースの下方へ引き出された位置である作業位置との間で変位可能である請求項1記載のエレベータ制御盤。
  3. 上記ケースは、前面に前面開口部が設けられているケース本体と、上記前面開口部を開閉する前面カバーと、上記ケース本体と上記前面カバーとの間に設けられているシーリング材とを有していることを特徴とする請求項1記載のエレベータ制御盤。
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