JP2000313571A - エレベータの制御装置 - Google Patents

エレベータの制御装置

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JP2000313571A
JP2000313571A JP11124465A JP12446599A JP2000313571A JP 2000313571 A JP2000313571 A JP 2000313571A JP 11124465 A JP11124465 A JP 11124465A JP 12446599 A JP12446599 A JP 12446599A JP 2000313571 A JP2000313571 A JP 2000313571A
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JP
Japan
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elevator
controller
hoistway
control device
intake
Prior art date
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Pending
Application number
JP11124465A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Kusuho
浩一 九十歩
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Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エレベータの制御装置を昇降路底部に設置す
るエレベータにおいて、風雨などにより昇降路の冠水に
見舞われた場合において、冠水による制御装置への損害
を回避可能で尚且つエレベータの制御装置内部の冷却機
能を有するエレベータの制御装置を提供するにある。 【解決手段】 エレベータの制御装置1の箱体11に防
水性を持たせ、その頂部から吸気及び排気を行うよう構
成したことから、たとえ昇降路2底部に浸水した場合に
も制御装置1の頂部まで水位が到達しない限り浸水被害
を被ることはないとともに、吸気口3と排気口4との間
にはファン5により吸入された気体が電気部品19〜2
2の近傍を通ったのち排出されるよう気流路を設けてあ
るため、電気部品19〜22の発熱によるオーバーヒー
トもない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防水及び冷却機能
を有して構成されたエレベータの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に屋外に面した場所などのように
風雨の流入し易い場所に設置されたエレベータには、昇
降路内へ浸水しないように対策を行う必要があった。特
に制御装置を昇降路の底部に載置するタイプのエレベー
タでは浸水したならその損害が多大なため前記対策が非
常に重要であった。そして従来における対策の一例とし
ては、特開平7−267556号公報に記載のように、
最下階乗場に防水シャッターを設置するものが知られて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来のように防
水シャッターのために複雑な機構を出入り口部に設ける
のは、大きな製品変更を余儀なくされコスト的負担が大
きいという不都合があった。
【0004】本発明は上記不都合を鑑みてなされたもの
で、その目的は、昇降路底部近傍に設置しても浸水の損
害を回避可能なエレベータの制御装置を提供するにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、エレベータ制御用の各種電気部品を収納す
る箱体を含むとともに昇降路底部近傍に設置されるエレ
ベータの制御装置において、前記箱体をその頂部の一部
を除いて防水性を持たせて形成するとともに、前記箱体
の頂部にそれぞれ設けられた吸気口及び排気口と、前記
吸気口もしくは排気口の少なくとも一方の近傍に設けら
れたファンと、前記吸気口から吸入された吸入気が前記
電気部品の近傍を通ったあと前記排気口から排気される
よう前記吸気口と排気口との間に形成された吸気及び排
気ダクトとを有して構成したことを特徴とする。
【0006】本発明は以上のように、前記箱体に防水性
を持たせるとともに、その頂部から吸気及び排気を行う
よう構成したことから、例え昇降路底部に浸水したとし
ても、制御装置の頂部まで水位が到達しない限り浸水被
害を被ることはない。
【0007】また、前記吸気口と排気口との間にはファ
ンにより吸入された気体が電気部品の近傍を通ったのち
排出されるよう気流路を設けてあるため、電気部品の発
熱によりオーバーヒートすることもない。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
に基づき説明する。
【0009】まず、本発明のエレベータの制御装置を設
置するエレベータの全体構成を図5を用いて説明する。
図5は本発明のエレベータの制御装置を設置するエレベ
ータの全体構成を示す昇降路縦断面図である。
【0010】本発明が適用されるエレベータの昇降路2
には、乗かご8、吊合いおもり9、巻上機10、制御装
置1、駆動ロープ12、かご側ロープエンド13、吊合
いおもり側ロープエンド14、かご側固定プーリ15、
吊合いおもり側固定プーリ16、かご下プーリ17、吊
合いおもりプーリ18が設置されている。
【0011】駆動ロープ12の経路は、かご側ロープエ
ンド13から、かご下プーリ17−かご側固定プーリ1
5−巻上機10−吊合いおもり側固定プーリ16−吊合
いおもりプーリ18−吊合いおもり側ロープエンド14
迄の2:1ローピングとなっており巻上機10は昇降路
底部に設置される。
【0012】次に、昇降路2底部に設置される本発明の
エレベータの制御装置1について説明する。
【0013】図1は本発明のエレベータの制御装置の内
部構造を示す正断面図、図2は図1の側断面図である。
【0014】制御装置1は、電気部品である電源部1
9、制御部20、主回路部21、抵抗部22がそれぞれ
収納されるとともにその頂部の一部を除いて防水性を備
えた箱体11と、この箱体11の頂部にそれぞれ設けら
れた吸気口3及び排気口4と、前記吸気口3から吸入さ
れる吸入気が前記電気部品19〜22の近傍を通ったあ
と前記排気口4から排気されるよう前記吸気口3と排気
口4との間に形成された吸気ダクト6及び排気ダクト2
と、前記吸気口3もしくは排気口4の近傍に設けられた
ファン5とを有して構成されている。
【0015】次に制御装置1内部の冷却方法について説
明する。
【0016】内部の冷却は空冷で行う。吸気口3及び排
気口4の近傍に設けられたファン5の動作により、最下
階の乗り場床面高さ23よりも高い位置に開口している
吸気ダクト6から気体が取り込まれる。その後気体は吸
気口3より箱体11内に取り込まれ電源部19、主回路
部21、制御部20、抵抗部22を通過して排気口4、
排気ダクト7より排出される。前記気体が前記の電源部
19、主回路部21、制御部20、抵抗部22を通過す
る際に冷却が行われる。
【0017】次にエレベータの制御装置の防水構造につ
いて説明する。
【0018】図3は本発明のエレベータの制御装置の防
水構造を示す正断面図、図4は図3の側断面図である。
【0019】制御装置1の防水構成としては、箱体11
と箱体蓋24が密着する部分の箱体11側にパッキン2
5を装着し、箱体蓋24を装着する際にはバックル26
によりパッキン25と箱体蓋24間に圧力をかけ密着さ
せることにより気密性を保つ構造となっている。
【0020】また、吸気ダクト6、排気ダクト7部分は
筒型となっており箱体11との開口部は吸気口3、排気
口4のみである。吸気ダクト6及び排気ダクト7の外気
との開口部は最下階の乗り場床面高さ23よりも高い位
置となっている。
【0021】本実施形態の制御装置は、以上のように、
前記箱体11に防水性を持たせるとともに、その頂部か
ら吸気及び排気を行うよう構成したことから、例え昇降
路2底部に浸水したとしても、制御装置1の頂部、すな
わち最下階乗り場床面高さ23より上方まで水位が到達
しない限り浸水被害を被ることはない。
【0022】また、前記吸気口3と排気口4との間には
ファン5により吸入される気体が電気部品の近傍を通っ
たのち排出されるよう気流路を設けてあるため、電気部
品19〜22の発熱によりオーバーヒートすることもな
い。
【0023】また、本実施形態によれば、吸気口3及び
排気口4の近傍にファン5を設けたが、ファン5の流量
が十分であればどちらか一方を設けるだけで良いことは
言うまでもない。
【0024】
【発明の効果】本発明は以上のようにエレベータの制御
盤を構成したため、昇降路底部近傍に設置しても浸水に
よる損害を回避可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエレベータの制御装置の内部構造を示
す正断面図である。
【図2】図1の側断面図である。
【図3】本発明のエレベータの制御装置の防水構造を示
す正断面図である。
【図4】図3の側断面図である。
【図5】本発明のエレベータの制御装置を設置するエレ
ベータの全体構成を示す昇降路縦断面図である。
【符号の説明】
1 制御装置 2 昇降路 3 吸気口 4 排気口 5 ファン 6 吸気ダクト 7 排気ダクト 8 乗かご 9 吊合いおもり 10 巻上機 11 箱体 12 駆動ロープ 13 かご側ロープエンド 14 吊合いおもり側ロープエンド 15 かご側固定プーリ 16 吊合いおもり側固定プーリ 17 かご下プーリ 18 吊合いおもりプーリ 19 電源部 20 制御部 21 主回路部 22 抵抗部 23 最下階の乗り場床面高さ 24 箱体蓋 25 パッキン 26 バックル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベータ制御用の各種電気部品を収納
    する箱体を含むとともに昇降路底部近傍に設置されるエ
    レベータの制御装置において、 前記箱体をその頂部の一部を除いて防水性を持たせて形
    成するとともに、前記箱体の頂部にそれぞれ設けられた
    吸気口及び排気口と、前記吸気口もしくは排気口の少な
    くとも一方の近傍に設けられたファンと、前記吸気口か
    ら吸入された吸入気が前記電気部品の近傍を通ったあと
    前記排気口から排気されるよう前記吸気口と排気口との
    間に形成された吸気及び排気ダクトとを有して構成した
    ことを特徴とするエレベータの制御装置。
  2. 【請求項2】 前記吸気口及び排気口から最下階乗場近
    傍まで延設したダクトを有して構成したことを特徴とす
    る請求項1記載のエレベータの制御装置。
JP11124465A 1999-04-30 1999-04-30 エレベータの制御装置 Pending JP2000313571A (ja)

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