JP5240948B2 - ガイドワイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、ガイドワイヤに関する。
従来、血管、消化管、尿管等の管状器官や体内組織に挿入して、目的部位へ医療デバイス等を案内する為に使用される種々のガイドワイヤが提案されてきた。
例えば、特許文献1には、コアワイヤ等の先端に被固定部を形成して固定部の離脱を防止したガイドワイヤが記載されている。
また、特許文献2には、外側コイル体と内側コイル体とを設けた二重コイル構造を有するガイドワイヤが記載されている。
特開2003−52829号公報 米国特許第5345945号明細書
しかしながら、特許文献1に記載のガイドワイヤは、コアワイヤの先端に被固定部を設けているため、固定部(先端ロウ付け部)の離脱を防止することができるものの、固定部の離脱を防止する程の被固定部を有するコアワイヤを使用すると、ガイドワイヤの先端が硬くなり過ぎてしまい、血管等を損傷する虞があった。
また、特許文献2に記載のガイドワイヤは、二重コイル体構造を有しているものの、コイル外径が等径であるため、先端ロウ付け部の離脱を防止することができなかった。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、ガイドワイヤの最先端部の抜けを防止するとともに、ガイドワイヤの先端部の柔軟性を確保するガイドワイヤを提供することにある。
<1>本願請求項1に係る発明は、コアシャフトと、前記コアシャフトの外周に捲回されたコイル体とを備えたガイドワイヤであって、前記コアシャフトの先端部と前記コイル体の先端部とは互いに固着されて、ガイドワイヤの最先端部を形成し、前記最先端部内に位置する前記コイル体の外径は、先端方向に向うに従って、前記最先端部の外周に沿って湾曲するように減少している、ことを特徴とする。
<2>本願請求項2に係る発明は、請求項1に記載のガイドワイヤにおいて、前記コイル体の内側に位置し、前記コアシャフトの外周に捲回された内側コイル体を備え、前記内側コイル体の先端部は前記最先端部に固着されていることを特徴とする。
<1>本願請求項1に記載のガイドワイヤは、最先端部内に位置するコイル体の外径が先端に向うにしたがって、最先端部の外周に沿って湾曲するように減少しているので、ガイドワイヤの最先端部の抜けを防止し、且つ、コアシャフトの形状に関係なく、コイル体の外径のみが変化しているので、ガイドワイヤ先端部の柔軟性を確保し、血管等への損傷を防止する効果を奏する。
<2>本願請求項2に記載のガイドワイヤは、コイル体の内側に位置し、コアシャフトの外周に巻回された内側コイル体を備えており、内側コイル体の先端部は最先端部に固着されていることから、ガイドワイヤからの最先端部の抜けを防止する効果を奏する。
本発明の第1実施形態のガイドワイヤを示す全体図である。 本発明の第2実施形態のガイドワイヤを示す全体図である。 本発明の第3実施形態のガイドワイヤを示す全体図である。 本発明の第1の変形例を示すガイドワイヤの先端拡大図である。 本発明の第2の変形例を示すガイドワイヤの先端拡大図である。 本発明の第3の変形例を示すガイドワイヤの先端拡大図である。 本発明の第4の変形例を示すガイドワイヤの先端拡大図である。 本発明の第5の変形例を示すガイドワイヤの先端拡大図である。 本発明の第6の変形例を示すガイドワイヤの先端拡大図である。 本発明の第7の変形例を示すガイドワイヤの先端拡大図である。 本発明の第8の変形例を示すガイドワイヤの先端拡大図である。 本発明の第9の変形例を示すガイドワイヤの先端拡大図である。
以下に、本発明のガイドワイヤを図面に示す好適実施形態に基づいて説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態のガイドワイヤを示す全体図である。
尚、図1では、説明の都合上、左側を「基端」、右側を「先端」として説明する。
また、図1では、理解を容易にするため、ガイドワイヤ1の長さ方向を短縮し、全体的に模式的に図示しているため、全体の寸法は実際とは異なる。
図1において、ガイドワイヤ1は、コアシャフト2と、そのコアシャフト2の先端部を覆うコイル体3とから構成されている。コアシャフト2の先端部とコイル体3の先端部とは互いに固着されて最先端部4を形成し、コイル体3の基端部は、最先端部4より基端方向にて、ロウ付け9によってコアシャフト2に固着されている。
コアシャフト2の材料としては、特に限定されるものではないが、例えば、ステンレス鋼(SUS304)、Ni−Ti合金等の超弾性合金、ピアノ線等の材料を使用することができる。
コアシャフト2とコイル体3とを固着する最先端部4の材料およびロウ付け9の材料としては、特に限定されるものではないが、例えば、アルミニウム合金ロウ、銀ロウ、金ロウ、亜鉛、Sn−Pb合金、Pb−Ag合金、Sn−Ag合金等を使用することができる。
尚、最先端部4を構成する材料は、放射線不透過性を有する材料で形成することが好ましい。最先端部4を放射線不透過性の材料で形成することで、放射線透視画像下で最先端部4の位置を把握することができる。
コイル体3は1本のコイル素線から形成された単線コイルである。最先端部4内に位置するコイル体3は、先端方向に向うに従って、そのコイル外径が減少している。
このような構造とすることで、ガイドワイヤ1の最先端部4が血管の狭窄部等にトラップされたとしても、ガイドワイヤ1を引き抜く際に、ガイドワイヤ1から最先端部4の離脱を防止することができる。また、この離脱防止構造は、コイル体3のコイル外径のみを変化させるだけで得られるので、ガイドワイヤ1の先端近傍の柔軟性を確保することもできる。
また、本実施形態では、最先端部4は、先端方向に向って、半円球型の形状を形成している。このような形状に形成する場合、最先端部4内に位置するコイル体3のコイル外径は、本実施形態のように、先端方向に向って減少させることもできる。
コイル体3のコイル外径を縮径させることで、コイル体3の先端を最先端部4から突出するのを防止することができる。また、最先端部4の先端近傍にコイル体3の先端を位置させることもできるので、ガイドワイヤ1からの最先端部4の離脱をさらに防止することができる。
このようなコイル体3は、一部の外径が縮径している芯金にコイル素線を巻きつけて、コイル状に形成する方法や等径のコイル外径を有するコイル体の先端を逆円錐形状の金型に押し込んで、コイル体の端部を縮径する方法等がある。作製方法はこれらの方法に限定されることなく、この他の公知の方法で作製することもできる。
このようなコイル体3の材料としては、放射線不透過性の素線、又は放射線透過性の素線を用いることができる。
放射線不透過性の素線の材料としては、特に限定されるものではないが、例えば、金、白金、タングステン、又はこれらの元素を含む合金(例えば、白金−ニッケル合金)等を使用することができる。
また、放射線透過性の素線の材料としては、特に限定されるものではないが、例えば、ステンレス鋼(SUS304やSUS316等)、Ni−Ti合金等の超弾性合金、ピアノ線等を使用することができる。
また、コイル体3の基端側を放射線透過材の素線で形成し、コイル体の先端側を放射線不透過材の素線で形成するようにして、コイル体3に放射線不透過性を付与することもできる。このようにすることで、コイル体3と最先端部4との位置関係を放射線透視画像下で確認することができる。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態のガイドワイヤ11について、図2を用いて、第1実施形態とは異なる点を中心に説明する。第1実施形態と共通する部分については、図中では同じ符号を付すこととする。
尚、図2も図1と同様に、理解を容易にするため、ガイドワイヤ11の長さ方向を短縮し、全体的に模式的に図示しているため、全体の寸法は実際とは異なる。
ガイドワイヤ11は、コアシャフト2と、コアシャフト2を覆う外側コイル体13Aと、外側コイル体13Aの内側に位置し、コアシャフト2を覆う内側コイル体13Bとから構成されている。コアシャフト2の先端部と外側コイル体13Aの先端部と内側コイル体13Bの先端部とは、互いに固着されて最先端部4を形成し、外側コイル体13Aの基端部は、最先端部4より基端方向にて、ロウ付け9によってコアシャフト2に固着されている。また、内側コイル体13Bの基端部は、最先端部4より基端方向にて、ロウ付け19によってコアシャフト2に固着されている。
最先端部4内の外側コイル体のコイル外径は、先端方向に向うに従って、減少しており、最先端部4内の内側コイル体13Bのコイル外径は、最先端部4の基端方向に位置する内側コイル体13Bのコイル外径と同じである。
ガイドワイヤ11は、外側コイル体13Aと内側コイル体13Bとの二重構造を有し、且つ、最先端部4内の外側コイル体13Aのコイル外径は、先端方向に向うに従って、減少させた構造を有するので、ガイドワイヤ11の先端に設けられた最先端部4のガイドワイヤからの離脱を防止することができる。
また、外側コイル体13Aのコイル外径が、最先端部4内にて縮小しただけの構造なので、ガイドワイヤ11の柔軟性を確保することもできる。
外側コイル体13Aと内側コイル体13Bの材質は、第1の実施形態のコイル体3と同じ材料を用いることができる。また、特に限定するものではないが、外側コイル体13A及び内側コイル体13Bの少なくとも一方を、放射線不透過性の素線にて形成して、放射線不透過性のコイル体とすることもできる。
また、内側コイル体13Bは、外側コイル体13Aよりもコイル外径が小さいので、内側コイル体13Bを形成する素線の素線径は、外側コイル体13Aを形成する素線の素線径よりも、径小とされたものを使用することで、外側コイル体13Aよりもコイル外径の小さい内側コイル体13Bを容易に作製することができる。
また、ロウ付け19の材料としては、最先端部4とロウ付け9で用いた材料と同じものを使用することができる。
<第3実施形態>
次に、第3実施形態のガイドワイヤ21について、図3を用いて、第2実施形態とは異なる点を中心に説明する。第2実施形態と共通する部分については、図中では同じ符号を付すこととする。
尚、図3も図1と同様に、理解を容易にするため、ガイドワイヤ21の長さ方向を短縮し、全体的に模式的に図示しているため、全体の寸法は実際とは異なる。
ガイドワイヤ21は、最先端部4内に位置するコイル外径が、先端方向に向うに従って減少する、内側コイル体13Cを備えている。また、内側コイル体13Cの基端部は、最先端部4から基端方向にて、ロウ付け19によって、コアシャフト2に固着されている。
このように、ガイドワイヤ21は、最先端部4内に位置するコイル外径が、先端方向に向うにしたがって減少する外側コイル13Aと、最先端部4内に位置するコイル外径が、先端方向に向って減少する内側コイル体13Cとの二重構造とすることで、ガイドワイヤ21の先端に設けられた最先端部4のガイドワイヤからの離脱をさらに防止することができる。
また、外側コイル体13A及び内側コイル体13Cのコイル外径が、最先端部4内にて減少しただけの構造なので、ガイドワイヤ21の柔軟性を確保することもできる。
また、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想内において、当業者により種々の変更が可能である。以下、本発明の各変形例について、ガイドワイヤの先端拡大図を用いて説明を行う。尚、各変形例における先端拡大図も理解を容易にするため、ガイドワイヤの長さ方向を短縮し、全体的に模式的に図示しているため、全体の寸法は実際とは異なる。
<第1の変形例>
最先端部4内のコイル外径が変化するコイル体として、例えば、図4に示したガイドワイヤ31のように、最先端部4内において、最先端部4の基端側から先端に向ってコイル外径が減少する外径減少部5Aと、その外径減少部5Aの先端側に隣接する外径一定部5Bとを設けたコイル体23を用いることができる。
<第2の変形例>
また、図5に示したガイドワイヤ41のように、最先端部4内において、最先端部4の基端側から先端方向に向ってコイル外径が一定の外径一定部5Cと、その外径一定部5Cの先端側に隣接するコイル外径が先端方向に向って減少する外径減少部5Dとを設けたコイル体33を用いることもできる。
このような第1及び第2の変形例で示したコイル体23や33は、例えば、縮径部とそれに続く径一定部を有した芯金(コイル体33では、芯金の外径構成はこの逆となる)に、コイル素線を巻きつけて形成することができる。
<第3の変形例>
また、図6に示したガイドワイヤ51のように、最先端部4内において、最先端部4の基端側から先端方向に向ってコイル外径が減少する外径減少部5Eと、その外径減少部5Eの先端側に隣接するコイル外径が先端方向に向って増大する外径増加部5Fとを設けたコイル体43を用いることもできる。
このようなコイル体43は、例えば、縮径させたコイル体に、この縮径させたコイル内径よりも細い先端を有するテーパー形状の棒をコイル体の先端から基端側方向に向って差し込むことで形成することができる。
<第4の変形例>
また、コイル体のコイル外径を縮小させるだけでなく、図7に示したガイドワイヤ61のように、最先端部14内のコイル外径が先端方向に向うに従って緩やかに増加するコイル体53を用いることもできる。
また、このようなコイル体53を有するガイドワイヤ61を血管等の狭窄部の治療に用いると、狭窄部を通過する際に、最先端部14にて病変部が押し広げられるので、最先端部14の基端方向に位置するコイル体53と病変部との接触が少なくなり、狭窄部におけるガイドワイヤの操作性を確保することもできる。
また、最先端部14の部分の外径は、最先端部14の基端側のコイル外径に対して、緩やかに増加しているので、一度通過した病変部から引き戻す際にも、最先端部14が病変部に引っかかり難くなり、最先端部14の離脱を防止することができる。
<第5の変形例>
また、図8に示したガイドワイヤ71のように、最先端部24内に位置するコイル体63のコイル外径は先端方向に向って減少しており、最先端部24の形状は、このコイル体63のコイル外径の減少に合わせて、先端方向に向ってその外径を減少させている。
このように最先端部24の形状を先端方向に向って減少する形状とすることで、血管等の末梢部への挿入性を向上させることができる。
<第6の変形例>
また、図9に示したガイドワイヤ81のように、コイル体73は、最先端部4内のコイル外径が減少している部分に疎巻き部を有している。これにより、最先端部4内を形成するロウ材等をコイル体73内に流し込み易くなるので、最先端部4を容易に形成することができるようになる。また、ロウ材が素線間に侵入し易くなるので、コイル体73と最先端部4との固着強度を高めることができる。
また、コイル体73の疎巻き部は、この変形例に限らず、最先端部4内のコイル外径が減少している部分の一部に設けても良い。
<第7の変形例>
また、最先端部より基端側のコイル体の形状は、ストレート形状のみならず、図10Aに示したガイドワイヤ91Aのように、先端方向に向ってコイル外径が減少するテーパー形状を有するテーパーコイル体83Aを用いることができる。最先端部34内のテーパーコイル体83Aは、最先端部34の基端のテーパーコイル体83Aが有するテーパー角度をそのまま維持して、最先端部34内に受け容れている。
また、図10Bに示したガイドワイヤ91Bのように、テーパーコイル体83Bは、最先端部34の基端方向では、そのテーパーコイルの延長線Laとガイドワイヤの中心線Lcとが成すθ1の角度を有し、さらに、最先端部34の基端を境にして、テーパーコイル体83Bのテーパー角度を変化させ、この変化させたテーパー角度の延長線Lbと中心線Lcとが成すθ2(θ2>θ1)の角度を有している。この変形例では、θ2はθ1よりも大きな角度を有しているが、これに限定されることなく、θ1>θ2としても良い。
また、図10Bはテーパーコイル体に対しての実施例であるが、ストレート形状のコイル体に対しても適用することができる。例えば、図1に記載した第1実施形態において、最先端部4内に位置するコイル体3を、その最先端部4の中間部の前後にて、縮径形状(テーパー形状)に差を設けることもできる。
また、このような方法は、縮径形状のみならず、拡大形状にも適用することができる。
また、図10Bでは2段階の角度変化を設けているが、これに限定されることなく、3段階以上の角度変化を設けることもできる。
尚、第2又は第3の実施形態のような、外側コイル体と内側コイル体とから構成される二重コイル体構造を有するガイドワイヤについても、外側コイル体と内側コイル体のそれぞれの形状に、上述した図4から図10に記載のコイル体の形状を適用することもできる。
<第8の変形例>
また、図11に示したガイドワイヤ101のように、外側コイル体93Aは、最先端部4内において、そのコイル外径が先端方向に向って減少した構造を有しており、内側コイル体93Bは、最先端部4内において、そのコイル外径が先端方向に向って増加した構造を有している。
<第9の実施例>
また、ガイドワイヤ111の断面図を図12Aに、図12Aを軸方向に90度回転させた図を図12Bに示したように、外側コイル体103Aは、最先端部4内の基端方向及びその内部において、一定のコイル外径を有している。内側コイル体103Bは、その先端部がプレス加工され、先端方向に向うに従い、その内空は潰された形状となる。即ち、内側コイル体103Bの先端部の外径(寸法)は、先端方向に向って、幅が広く、厚さが薄い形態となっている。
このような形態の内側コイル体103Bは、内側コイル体103Bをコアシャフト2に固着して、外側コイル体103Aをコアシャフト2に固着する前に、内側コイル体103の先端部にプレス加工を施すことで作製することができる。また、内側コイル体103Aをコアシャフト2に固着させた状態では、内側コイル体103Bの先端を外側コイル体103Aの先端よりも、先端方向に突出させる必要がある。この内側コイル体103Bの突出部にプレス加工を施すことでも作製することができる。
尚、内側コイル体103Bをプレス加工する際には、コアシャフト2の先端と共にプレス内側コイル体103Bをプレス加工しても良い。
図4〜図12に記載した変形例は、いずれも、最先端部内のコイル外径が変化しているので、ガイドワイヤからの最先端部の離脱を防止することができる。また、この離脱防止構造は、コイル体のコイル外径のみを変化させるだけで得られるため、ガイドワイヤの先端近傍の柔軟性を確保することもできる。
尚、コイル体については、単線コイルのみならず、複数の素線から形成される多条コイルを用いることもできる。複数の素線から形成することで、コイル体の機械的強度を高めて、最先端部の離脱をさらに防止することができる。
また、図示はしていないが、コイル体とコアシャフトとの固着箇所を最先端部とコイル体の基端のみではなく、コイル体の中間部をロウ材等によって、ロウ付けすることもできる。また、このロウ付けは、外側コイル体と内側コイル体との間に設けても良いし、内側コイルの中間部とコアシャフトとの間に設けても良い。
このような構成とすることで、最先端部とコイル体とが一体となったまま、ガイドワイヤから離脱することを防止することができる。
また、コイル体の外径を変化させたい場合は、例えば、外径を変化させる前にコイル体またはその素線に熱処理を施して、形状付与を行い易くする方法も採用することができる。
また、外径を変化させたコイル体を作製する場合には、芯金や金型等を用いて外径を変化させたコイル体を熱処理することで、その形状を安定的に維持させることができる。
また、本実施形態では、多重コイル体として、二重コイル体の実施例を記載したが、これに限定されることなく、ガイドワイヤのコイル体は、ガイドワイヤの柔軟性を確保できる範囲で、三重以上の構造体を用いることもできる。
また、ロウ材等を用いて最先端部を形成する場合には、コアシャフトの先端部やコイル体の先端部に、フラックスを塗布して、ロウ材との濡れ性を高めても良い。また、ロウ材の濡れ性を向上させる鍍金をコアシャフトの先端部やコイル体の先端部に設けても良い。
1、11、21、31、41、51、61、71、81、91、101、111
ガイドワイヤ、
2 コアシャフト、
3、23、33、43、53、63、73
コイル体
13A、93A、103A 外側コイル体
13B、93B、103B 内側コイル体
83A、83B テーパーコイル体
4、14、24、34 最先端部
5A、5D、5E 外径縮小部
5B、5C 外径一定部
5F 外径増加部
9、19 ロウ付け

Claims (2)

  1. コアシャフトと、
    前記コアシャフトの外周に捲回されたコイル体とを備えたガイドワイヤであって、
    前記コアシャフトの先端部と前記コイル体の先端部とは互いに固着されて、ガイドワイヤの最先端部を形成し、
    前記最先端部内に位置する前記コイル体の外径は、先端方向に向うに従って、前記最先端部の外周に沿って湾曲するように減少している、ことを特徴とするガイドワイヤ。
  2. 請求項1に記載のガイドワイヤにおいて、
    前記コイル体の内側に位置し、前記コアシャフトの外周に捲回された内側コイル体を備え、
    前記内側コイル体の先端部は前記最先端部に固着されている、ことを特徴とするガイドワイヤ。
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