JP2016013269A - ガイドワイヤ - Google Patents

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忠裕 小池
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Abstract

【課題】病変部に衝突した場合でも過剰な折れ曲がりが抑制され、安定的な使用が可能となるガイドワイヤを提供する。
【解決手段】ガイドワイヤ10は、シャフト20と、シャフト20の先端部に巻回されてなる外側コイル体30と、その外側コイル体30の内側に設けられている内側コイル体50とを備えている。内側コイル体50は、外側コイル体30の先端部内側に配置されている第1内側コイル部52と、その第1内側コイル部52の基端側に配置されている第2内側コイル部54とを有し、第1内側コイル部52の基端側は第1接合部45によって、且つ、第2内側コイル部54の先端側は第2接合部46によって各々シャフト20に接合されており、これら第1接合部45と第2接合部46とは長手方向Nにおいて離間している。
【選択図】図1

Description

本発明は、治療や検査を目的として体腔内に挿入される医療器具として用いられるガイドワイヤに関する。
従来、治療や検査のために、血管、消化管、尿管等の管状器官や体内組織に挿入して使用されるカテーテル等を案内するガイドワイヤとして、様々なものが提案されている。
例えば、先行文献1には、芯線と、芯線の先端部外周に配置されている外側コイルと、その外側コイルの内側に設けられている内側コイルとを備えているガイドワイヤが開示されている。
特開平8−317989号公報
ここで、例えば、先行文献1に記載のガイドワイヤを下肢領域において使用する場合、硬度の高い病変部に先端部分が衝突したときには先端部分が極度に折れ曲がり、この状態においてガイドワイヤを更に内奥へと挿入しようとすると、その折曲状態が拡大する可能性がある。その結果、折曲箇所が塑性変形を起こし、手作業による先端部分の形状の復元が困難となる。すなわち、こうした従来のガイドワイヤにおいては、病変部に衝突した際の過剰な折れ曲がりを抑制するといった点に関し、依然として改善の余地があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、病変部に衝突した場合でも過剰な折れ曲がりが抑制され、安定的な使用が可能となるガイドワイヤを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係るガイドワイヤは、以下のような特徴を有する。
本発明の態様1に係るガイドワイヤは、シャフトと、シャフトの先端部に巻回されてなる外側コイル体と、その外側コイル体の内側に設けられている内側コイル体と、を備えるガイドワイヤであって、内側コイル体は、外側コイル体の先端部内側に配置されている第1内側コイル部と、その第1内側コイル部の基端側に配置されている第2内側コイル部と、を有し、第1内側コイル部の基端側は第1接合部によって、且つ、第2内側コイル部の先端側は第2接合部によって各々シャフトに接合されており、これら第1接合部と第2接合部とは長手方向において離間していることを特徴とする。
本発明の態様2は、態様1に記載のガイドワイヤであって、外側コイル体は先端側から基端側へ向けて外径が大きくなっており、第2内側コイル部は、第1内側コイル部よりも大きな径を有していることを特徴とする。
本発明の態様3は、態様1又は態様2に記載のガイドワイヤであって、第1内側コイル部及び第2内側コイル部は、複数の素線を撚り合わせた撚線を巻回してなることを特徴とする。
本発明の態様4は、態様1〜態様3のいずれか1つに記載のガイドワイヤであって、外側コイル体は、複数の素線が撚り合わされた撚線が螺旋状に複数本巻回されてなることを特徴とする。
態様1のガイドワイヤにおける内側コイル体は、第1内側コイル部と、その第1内側コイル部の基端側に配置されている第2内側コイル部とを有しており、第1内側コイル部の基端側を接合する第1接合部と、第2内側コイル部の先端側を接合する第2接合部とは長手方向において離間している。
通常、ガイドワイヤの手元側に回転操作が加えられて外側コイル体が締め付けられる際、外側コイル体は縮径するように内方へと変形し、その変形が過剰な場合には、隣接する素線において一方の素線が他方の素線に乗り上げるといった不具合が生じる。このため、こうした外側コイル体の過剰な変形を抑制するべく、外側コイル体を支持する内側コイル体を設けている。そして、本実施形態においては、外側コイル体の内方への変形が生じ、内側コイル体に干渉する場合には、第1内側コイル部と第2内側コイル部とが各々別体で設けられて離間しているため、相互の影響が防止されるようになる。
また、このようなガイドワイヤの先端部が、例えば、石灰化した硬い病変部に衝突した場合、同ガイドワイヤが先端部にて折れ曲がろうとする。その際、本態様においては、第1接合部と第2接合部とが接触して係止することで過剰な折れ曲がりが抑制され、ガイドワイヤ先端部の塑性変形を防止することが可能となる。その結果、石灰化した硬い病変部内にガイドワイヤを挿入する場合でも、同ガイドワイヤの安定的な使用が可能となる。
態様2のガイドワイヤは、先端側から基端側へ向けて外径が大きくなる外側コイル体を備え、第2内側コイル部は、第1内側コイル部よりも大きな径を有している。
すなわち、先端側から基端側へ向けて拡径する外側コイル体の形状に対応し、その内方への変形を抑制し得る適度な間隔を保持するように配設される第1内側コイル部及び第2内側コイル部において、第1内側コイル部の基端部分と第2内側コイル部の先端部分とが長手方向に直交する方向に離間することとなり、互いの干渉が確実に回避される。
これによれば、例えば、第1内側コイル部の基端側を接合した後に第2内側コイル部の先端側を接合する際、その第2内側コイル部の接合箇所(第2内側コイル部の先端側)が第1内側コイル部の基端部分に干渉されることなく、接合作業を効率的に行うことができるようになる。
態様3におけるガイドワイヤは、複数の素線を撚り合わせた撚線を巻回してなる内側コイル体を備えている。これによれば、内側コイル体の所定箇所を接合する際、接合材料が毛細管現象によって優先的に長手方向に沿って素線間の隙間に浸透し、充分な体積及び剛性を備えた接合部(第1接合部、第2接合部)が形成される。
このため、ガイドワイヤの先端部が、例えば、石灰化した硬い病変部に衝突した場合において同ガイドワイヤが先端部にて折れ曲がろうとする際には、第1接合部と第2接合部とが干渉して確実に係止し合うことで、過剰な折れ曲がりが効果的に抑制され、ガイドワイヤ先端部の塑性変形をより確実に防止することが可能となる。
態様4のガイドワイヤは、複数の素線が撚り合わされた撚線が螺旋状に複数本巻回されてなる外側コイル体を有している。このようなコイル体は、素線間で相対的に微小な移動が可能であるため、自由度があって柔軟性が高いうえ、充分な復元性が確保されている。従って、ガイドワイヤの先端部が石灰化した硬い病変部に衝突し、仮に同ガイドワイヤが先端部にて折れ曲がってしまった場合でも、その形状を手作業によって容易に復元することが可能となり、ガイドワイヤを継続的に使用することができるようになる。
さらに、ガイドワイヤの手元側に回転力が加えられた際には素線同士が締め付けられると同時に撚線同士も互いに締め付けられて接触圧が増加し、密着性が高められる。その結果、トルク伝達性が向上し、ガイドワイヤの良好な通過性が確保されるようになる。
図1は、本発明の第1実施形態に係るガイドワイヤを示す部分断面拡大図である。 図2は、本発明の第1実施形態に係るガイドワイヤが折り曲げられた状態を示す部分断面拡大図である。 図3は、本発明の第2実施形態に係るガイドワイヤを示す部分断面拡大図である。 図4は、本発明の第3実施形態に係るガイドワイヤを示す部分断面拡大図である。 図5は、本発明の第4実施形態に係るガイドワイヤを示す部分断面拡大図である。 図6は、本発明の第5実施形態に係るガイドワイヤを示す部分断面拡大図である。 図7は、本発明の第6実施形態に係るガイドワイヤを示す部分断面拡大図である。 図8は、本発明の第7実施形態に係るガイドワイヤを示す部分断面拡大図である。 図9は、本発明の第7実施形態に係るガイドワイヤの内側コイル体を示す斜視図である。 図10は、本発明の第8実施形態に係るガイドワイヤを示す部分断面拡大図である。 図11は、図10におけるA−A断面図である。 図12は、本発明の第9実施形態に係るガイドワイヤを示す部分断面拡大図である。 図13は、図12におけるB−B断面図である。
まず、本発明のガイドワイヤを図面に示す実施形態に基づいて説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明のガイドワイヤの第1実施形態を示す部分断面拡大図である。図1において、左側が体内に挿入される先端側であり、右側が医師等の手技者によって操作される基端側である。
図1に示すガイドワイヤ10は、例えば、Cross Over法による下肢血管の治療に使用されるものである。ガイドワイヤ10は、シャフト20と、シャフト20の先端部外周を覆う外側コイル体30と、その外側コイル体30の内側に設けられている内側コイル体50とを備えている。
まず、シャフト20について説明する。シャフト20は、先端から基端側に向かって順に、細径部20a、テーパ部20b及び太径部20cを有している。細径部20aは、シャフト20の最も先端側の部分であり、シャフト20の中で最も柔軟な部分である。この細径部20aは、プレス加工により平板状に形成されている。テーパ部20bは、断面が円形のテーパ形状をなしており、先端側に向けて縮径している。太径部20cは、細径部20aよりも大きな径を有している。
シャフト20を形成する材料としては、特に限定されるものではないが、例えば、ステンレス鋼(SUS304)、Ni−Ti合金等の超弾性合金、ピアノ線、コバルト系合金等を使用することができる。
次に、外側コイル体30について説明する。本実施形態における外側コイル体30は、素線32が螺旋状に巻回されてなる単条コイルである。そして、外側コイル体30の外径は、長手方向Nにおいて略同一である。
外側コイル体30を形成する材料としては、特に限定されるものではなく、例えばマルテンサイト系ステンレス、フェライト系ステンレス、オーステナイト系ステンレス、オーステナイト、フェライト二相ステンレス又は析出硬化ステンレス等のステンレス、Ni−Ti合金等の超弾性合金、X線不透過性金属である白金、金、タングステン、タンタル、イリジウム又はこれらの合金等が挙げられる。
図1に示すように、外側コイル体30の先端は、先端側接合部41によってシャフト20の先端に固着されている。一方、外側コイル体30の基端は、基端側接合部42によってシャフト20に固着されている。また、基端側接合部42よりも先端側であって先端側接合部41よりも基端側に位置する、外側コイル体30の略中間部は、中間接合部43によってシャフト20に固着されている。
これら先端側接合部41、基端側接合部42及び中間接合部43を形成する材料としては特に限定されないが、例えば、Sn−Pb合金、Pb−Ag合金、Sn−Ag合金、Au−Sn合金等の金属ロウが挙げられる。
この外側コイル体30の内側であって、上述した中間接合部43よりも先端側には、内側コイル体50が設けられている。内側コイル体50は、外側コイル体30の先端部内側に配置されている第1内側コイル部52と、その第1内側コイル部52の基端側に配置されている第2内側コイル部54とを備えている。
なお、本実施形態においては、第1内側コイル部52及び第2内側コイル部54は、それぞれ素線52a,54aが螺旋状に巻回されてなる単条コイルである。そして、第1内側コイル部52の外径と第2内側コイル部54の外径とは、略同一である。
第1内側コイル部52の先端は、先端側接合部41によってシャフト20の先端に固着されている。一方、第1内側コイル部52の基端は、第1接合部45によってシャフト20に固着されている。
また、第2内側コイル部54の先端は、第2接合部46によってシャフト20に固着されている。一方、第2内側コイル部54の基端は、第3接合部47によってシャフト20に固着されている。
このとき、第1内側コイル部52の基端を接合する第1接合部45と、第2内側コイル部54の先端を接合する第2接合部46とは、長手方向Nにおいて離間している。
ここで、通常、ガイドワイヤ10の手元側に回転操作が加えられて外側コイル体30が締め付けられる際、外側コイル体30は縮径するように内方へと変形し、その変形が過剰な場合には、隣接する素線32において一方の素線が他方の素線に乗り上げるといった不具合が生じる。このため、こうした外側コイル体の過剰な変形を抑制するべく、外側コイル体を支持する内側コイル体を設けている。そして、本実施形態においては、外側コイル体の内方への変形が生じ、内側コイル体に干渉する場合には、第1内側コイル部と第2内側コイル部とが各々別体で設けられて離間しているため、相互の影響が防止されるようになる。
また、このようなガイドワイヤ10の先端部が、例えば、石灰化した硬い病変部に衝突した場合、同ガイドワイヤ10が先端部にて折れ曲がろうとする。その際、本実施形態のガイドワイヤ10においては、図2に示すように、第1接合部45と第2接合部46とが接触して係止することで過剰な折れ曲がりが抑制され、ガイドワイヤ先端部の塑性変形を防止することが可能となる。その結果、石灰化した硬い病変部内にガイドワイヤ10を挿入する場合でも、同ガイドワイヤ10の安定的な使用が可能となる。
[第2実施形態]
図3は、本発明のガイドワイヤの第2実施形態を示す部分断面拡大図である。図3において、左側が体内に挿入される先端側であり、右側が医師等の手技者によって操作される基端側である。なお、上述した第1実施形態と同一の構成部品については、同符号を付して説明を省略し、以下では相違点を中心に説明する。
上述した第1実施形態においては、第1内側コイル部の基端を接合する第1接合部と、第2内側コイル部の先端を接合する第2接合部とが設けられていた。これに対し、第2実施形態のガイドワイヤ100は、図3に示すように、第1内側コイル部152の基端側において、その基端K1よりも先端側を接合する第1接合部145を設け、且つ、第2内側コイル部154の先端側において、その先端S1よりも基端側を接合する第2接合部146を設けている。すなわち、第1内側コイル部152の基端K1は、第1接合部145から基端側へと突き出ており、第2内側コイル部154の先端S1は、第2接合部146から先端側へと突き出ている。
こうした構成を有する第2実施形態のガイドワイヤ100においても、上述した第1実施形態と同様、その先端部が、例えば、石灰化した硬い病変部に衝突した場合には第1接合部145と第2接合部146とが接触して係止することで過剰な折れ曲がりが抑制され、ガイドワイヤ先端部の塑性変形を防止することが可能となる。
[第3実施形態]
図4は、本発明のガイドワイヤの第3実施形態を示す部分断面拡大図である。図4において、左側が体内に挿入される先端側であり、右側が医師等の手技者によって操作される基端側である。なお、上述した第1実施形態と同一の構成部品については、同符号を付して説明を省略し、以下では相違点を中心に説明する。
上述した第1実施形態においては、第1内側コイル部の外径と第2内側コイル部の外径とを略同一とした。これに対し、第3実施形態のガイドワイヤ200においては、第2内側コイル部254の外径を第1内側コイル部252の外径よりも大きくしている。そして、第1内側コイル部252の基端は、第1接合部245によってシャフト20に固着されており、第2内側コイル部254の先端は、第2接合部246によってシャフト20に固着されている。
本実施形態においては、第1内側コイル部252の基端を接合する第1接合部245よりも、第2内側コイル部254の先端を接合する第2接合部246の幅h1(長手方向Nに直交する方向における高さ)や体積が相対的に大きくなる。これによれば、例えば、ガイドワイヤ200の先端部が石灰化した硬い病変部に衝突し、折れ曲がろうとする際には、上述した第1実施形態と比較して、第1接合部245に対する第2接合部246の接触面積が増大し、第1接合部245と第2接合部246とが確実に接触して係止されるようになる。その結果、ガイドワイヤ200の過剰な折れ曲がりが抑制され、ガイドワイヤ先端部の塑性変形を効果的に防止することが可能となる。
また、本実施形態においては、第2内側コイル部254の外径を第1内側コイル部252の外径よりも大きくしているため、第1内側コイル部252の基端部分と第2内側コイル部254の先端部分とが、長手方向Nに直交する方向においても離間しており、互いの干渉が確実に回避される。
これによれば、例えば、第1内側コイル部252の基端側を接合した後に第2内側コイル部254の先端側を接合する際、その第2内側コイル部254の接合箇所(第2内側コイル部254の先端側)が第1内側コイル部252の基端部分に干渉されることなく、接合作業を効率的に行うことができるようになる。
[第4実施形態]
図5は、本発明のガイドワイヤの第4実施形態を示す部分断面拡大図である。図5において、左側が体内に挿入される先端側であり、右側が医師等の手技者によって操作される基端側である。なお、上述した第3実施形態と同一の構成部品については、同符号を付して説明を省略し、以下では相違点を中心に説明する。
上述した第3実施形態においては、第1内側コイル部の基端を接合する第1接合部と、第2内側コイル部の先端を接合する第2接合部とを設けた。これに対し、第4実施形態のガイドワイヤ300は、図5に示すように、第1内側コイル部352の基端側において、その基端K2よりも先端側を接合する第1接合部345を設け、且つ、第2内側コイル部354の先端側において、その先端S2よりも基端側を接合する第2接合部346を設けている。すなわち、第1内側コイル部352の基端K2は、第1接合部345から基端側へと突き出ており、第2内側コイル部354の先端S2は、第2接合部346から先端側へと突き出ている。
こうした構成を有する第4実施形態のガイドワイヤ300においても、上述した第3実施形態と同様、その先端部が、例えば、石灰化した硬い病変部に衝突した場合には第1接合部345と第2接合部346とが接触して係止することで過剰な折れ曲がりが抑制され、ガイドワイヤ先端部の塑性変形を防止することが可能となる。
[第5実施形態]
図6は、本発明のガイドワイヤの第5実施形態を示す部分断面拡大図である。図6において、左側が体内に挿入される先端側であり、右側が医師等の手技者によって操作される基端側である。なお、上述した第1実施形態と同一の構成部品については、同符号を付して説明を省略し、以下では相違点を中心に説明する。
上述した第1実施形態においては、内側コイル体を、第1内側コイル部及び第2内側コイル部の2つの部材より構成した。これに対し、本実施形態のガイドワイヤ400においては、内側コイル体450を、先端側から順に、第1内側コイル部452、第2内側コイル部454及び第3内側コイル部456の3つの部材より構成した。
第1内側コイル部452の基端は、第1接合部445によりシャフト20に接合されている。第2内側コイル部454の先端は第2接合部446によりシャフト20に接合されており、第2内側コイル部454の基端は第3接合部447によりシャフト20に接合されている。そして、第3内側コイル部456の先端は第4接合部448によりシャフト20に接合されており、第3内側コイル部456の基端は第5接合部449によりシャフト20に接合されている。このとき、第2内側コイル部454の基端を接合する第3接合部447と、第3内側コイル部456の先端を接合する第4接合部448とは、長手方向Nにおいて離間している。
これによれば、ガイドワイヤ400の先端部が、例えば、石灰化した硬い病変部に衝突して折れ曲がろうとする場合には、第1接合部445と第2接合部446との係止に加えて、第3接合部447と第4接合部448との係止においても、過剰な折れ曲がりが抑制されるようになる。その結果、ガイドワイヤ先端部の塑性変形を更に効果的に防止することが可能となる。
なお、本実施形態においては、内側コイル体を3つの部材(内側コイル部)から形成したが、この内側コイル体を形成する部材の数はこれに限定されるものではなく、4つ以上であってもよい。
[第6実施形態]
図7は、本発明のガイドワイヤの第6実施形態を示す部分断面拡大図である。図7において、左側が体内に挿入される先端側であり、右側が医師等の手技者によって操作される基端側である。なお、上述した第1実施形態と同一の構成部品については、同符号を付して説明を省略し、以下では相違点を中心に説明する。
上述した第1実施形態では、長手方向において外径が同一である外側コイル体を採用した。これに対し、本実施形態のガイドワイヤ500においては、先端側から基端側へ向けて外径が大きくなる外側コイル体530を用いる。すなわち、本実施形態の外側コイル体530は、先端側から基端側へと順に、第1直線部532、テーパ部534、及び第1直線部532よりも大きい外径を有する第2直線部536を有している。
これによれば、例えば、狭い狭窄部にもガイドワイヤ500の先端部分(第1直線部532)を容易に挿入することが可能となり、テーパ部534によって徐々に狭窄部を押し広げながら内奥へとスムーズに進入させることができるようになる。
また、本実施形態においては、第2内側コイル部554は、第1内側コイル部552よりも大きな外径を有している。第1内側コイル部552と外側コイル体530(第1直線部532)との間隔t1と、第2内側コイル部554と外側コイル体530(第2直線部536)との間隔t2とは、略同一となっている。この間隔t1(t2)は5〜10μmであり、外側コイル体530が締まる方向へ捻れた際の内方への変形を抑制し得る適度な値に設定されている。
そして、本実施形態では、先端側から基端側へ向けて拡径する外側コイル体530の形状に対応し、その内方への変形を抑制し得る適度な間隔t1(t2)を保持するように配設される第1内側コイル部552及び第2内側コイル部554において、第1内側コイル部552の基端と第2内側コイル部554の先端とが、長手方向Nに直交する方向においても離間しており、互いの干渉が確実に回避される。
これによれば、例えば、第1内側コイル部552の基端側を接合した後に第2内側コイル部554の先端側を接合する際、その第2内側コイル部554の接合箇所(第2内側コイル部554の先端側)が第1内側コイル部552の基端部分に干渉されることなく、接合作業を効率的に行うことができるようになる。
また、本実施形態においては、第1内側コイル部552の基端を接合する第1接合部545よりも、第2内側コイル部554の先端を接合する第2接合部546の幅h2(長手方向Nに直交する方向における高さ)や体積が相対的に大きくなる。これによれば、例えば、ガイドワイヤ500の先端部が石灰化した硬い病変部に衝突し、折れ曲がろうとする際には、上述した第1実施形態と比較して、第1接合部545に対する第2接合部546の接触面積が増大し、第1接合部545と第2接合部546とが確実に接触して係止されるようになる。その結果、ガイドワイヤ500の過剰な折れ曲がりが抑制され、ガイドワイヤ先端部の塑性変形を効果的に防止することが可能となる。
[第7実施形態]
図8は、本発明のガイドワイヤの第7実施形態を示す部分断面拡大図である。図8において、左側が体内に挿入される先端側であり、右側が医師等の手技者によって操作される基端側である。なお、上述した第6実施形態と同一の構成部品については、同符号を付して説明を省略し、以下では相違点を中心に説明する。
上述した第6実施形態においては、内側コイル体(第1内側コイル部、第2内側コイル部)を、素線が螺旋状に巻回されてなる単条コイルにより形成した。これに対し、本実施形態のガイドワイヤ600においては、複数の素線を撚り合わせた撚線を巻回してなる内側コイル体650(第1内側コイル部652、第2内側コイル部654)を採用する。
すなわち、本実施形態のガイドワイヤにおいては、図9に示すように、複数(本実施形態では10本)の素線652a(654a)を撚り合わせた撚線からなる中空状の内側コイル体(第1内側コイル部652、第2内側コイル部654)が用いられている。これによれば、内側コイル体650の所定箇所を接合する際、接合材料が毛細管現象によって優先的に長手方向に沿って素線652a(654a)間の隙間に浸透し、充分な体積及び剛性を備えた接合部(第1接合部645、第2接合部646)が形成される。
このため、ガイドワイヤ600の先端部が、例えば、石灰化した硬い病変部に衝突した場合において同ガイドワイヤ600が先端部にて折れ曲がろうとする際には、第1接合部645と第2接合部646とが干渉して確実に係止し合うことで、過剰な折れ曲がりが効果的に抑制されるようになり、ガイドワイヤ先端部の塑性変形をより確実に防止することが可能となる。
[第8実施形態]
図10は、本発明のガイドワイヤの第8実施形態を示す部分断面拡大図である。図10において、左側が体内に挿入される先端側であり、右側が医師等の手技者によって操作される基端側である。本図は、ガイドワイヤを模式的に図示したものであり、撚線から形成されてなる内側コイル体の断面形状を含め、実際の寸法比とは異なるものとする。なお、上述した第7実施形態と同一の構成部品については、同符号を付して説明を省略し、以下では相違点を中心に説明する。
図10及び図11に示すように、本実施形態のガイドワイヤ700における内側コイル体750(第1内側コイル部752、第2内側コイル部754)は、複数の素線を撚り合わせた撚線757を螺旋状に複数本巻回してなる。より詳しくは、図11に示すように、第1内側コイル部752(第2内側コイル部754)は、芯線757aと芯線757aの外周を覆うように巻回されてなる6本の側線757bとから構成される撚線757が螺旋状に6本巻回されてなる。
なお、第1内側コイル部752(第2内側コイル部754)における芯線757a及び側線757bを形成する材料としては、特に限定されるものではなく、例えばマルテンサイト系ステンレス、フェライト系ステンレス、オーステナイト系ステンレス、オーステナイト、フェライト二相ステンレス又は析出硬化ステンレス等のステンレス、Ni−Ti合金等の超弾性合金、X線不透過性金属である白金、金、タングステン、タンタル、イリジウム又はこれらの合金等が挙げられる。
本実施形態のように、複数の素線757a,757bを撚り合わせた撚線757を螺旋状に複数本巻回してなる内側コイル体757(第1内側コイル部752、第2内側コイル部754)は、撚線757同士が密接されることで素線間の隙間が更に微細なものとなる。その結果、内側コイル体757(第1内側コイル部752、第2内側コイル部754)の所定箇所に接合部745,746を設ける際には、上述した第7実施形態と比較して、内側コイル体757(第1内側コイル部752、第2内側コイル部754)を形成する素線間の隙間における長手方向Nに沿った接合部材(接合部745,746)の浸透がより一層促進され、そうした接合部745,746の体積が増大するとともに剛性がさらに高められるようになる。
このため、ガイドワイヤ700の先端部が例えば石灰化した硬い病変部に衝突した場合において同ガイドワイヤ700が先端部にて折れ曲がろうとする際には、第1接合部745と第2接合部746とが干渉してより確実に係止し合うことで、過剰な折れ曲がりが効果的に抑制され、ガイドワイヤ先端部の塑性変形をより一層確実に防止することが可能となる。
[第9実施形態]
図12は、本発明のガイドワイヤの第9実施形態を示す部分断面拡大図である。図12において、左側が体内に挿入される先端側であり、右側が医師等の手技者によって操作される基端側である。本図は、ガイドワイヤを模式的に図示したものであり、撚線から形成されてなる外側コイル体の断面形状を含め、実際の寸法比とは異なるものとする。なお、上述した第6実施形態と同一の構成部品については、同符号を付して説明を省略し、以下では相違点を中心に説明する。
上述した第6実施形態においては、素線が螺旋状に巻回されてなる単条コイルから形成されている外側コイル体を採用した。これに対し、本実施形態のガイドワイヤ800における外側コイル体830は、図12に示すように、複数の素線を撚り合わせた撚線857を螺旋状に複数本巻回してなる。より詳しくは、図13に示すように、外側コイル体830は、芯線857aと、芯線857aの外周を覆うように巻回されてなる6本の側線857bとから構成される撚線857が螺旋状に6本巻回されてなる。
なお、外側コイル体830における芯線857a及び側線857bを形成する材料としては、特に限定されるものではなく、例えばマルテンサイト系ステンレス、フェライト系ステンレス、オーステナイト系ステンレス、オーステナイト、フェライト二相ステンレス又は析出硬化ステンレス等のステンレス、Ni−Ti合金等の超弾性合金、X線不透過性金属である白金、金、タングステン、タンタル、イリジウム又はこれらの合金等が挙げられる。
本実施形態のように、複数の素線を撚り合わせた撚線857を螺旋状に複数本巻回してなる外側コイル体830は、素線857a,857b間で相対的に微小な移動が可能であるため、自由度があって柔軟性が高いうえ、充分な復元性が確保されている。従って、ガイドワイヤ800の先端部が石灰化した硬い病変部に衝突し、仮に同ガイドワイヤ800が先端部にて折れ曲がってしまった場合でも、その形状を手作業によって容易に復元することが可能となり、ガイドワイヤ800を継続的に使用することができるようになる。
さらに、ガイドワイヤ800の手元側に回転力が加えられた際には素線同士が締め付けられると同時に撚線同士も互いに締め付けられて接触圧が増加し、密着性が高められる。その結果、トルク伝達性が向上し、ガイドワイヤ800の良好な通過性が確保されるようになる。
なお、本実施形態においては、第6実施形態のガイドワイヤを用いた例を記載したが、その他の実施形態の各々に本構成を採用してもよい。このような場合においても、本実施形態の作用効果に何ら影響を及ぼすものではなく、同様に、ガイドワイヤの継続的な使用が可能になり、且つ、トルク伝達性の向上が図られて良好な通過性が確保されるようになる。
10,100,200,300,400,500・・・ガイドワイヤ
20・・・シャフト
30,530,830・・・外側コイル体
50,450,650,750・・・内側コイル体
52,152,252,352,452,552,652,752,・・・第1内側コイル部
54,154,254,354,454,554,654,754,・・・第2内側コイル部
652a,757a,757b・・・第1内側コイル部を形成する複数の素線
654a,757a,757b・・・第2内側コイル部を形成する複数の素線
857・・・外側コイル体を形成する撚線
N・・・長手方向
第1内側コイル部452の基端は、第1接合部445によりシャフト20に接合されている。第2内側コイル部454の先端は第2接合部446によりシャフト20に接合されており、第2内側コイル部454の基端は第3接合部447によりシャフト20に接合されている。そして、第3内側コイル部456の先端は第4接合部448によりシャフト20に接合されており、第3内側コイル部456の基端は第5接合部449によりシャフト20に接合されている。このとき、第1内側コイル部452の基端を接合する第1接合部445と、第2内側コイル部454の先端を接合する第2接合部446とは、長手方向Nにおいて離間しており、また、第2内側コイル部454の基端を接合する第3接合部447と、第3内側コイル部456の先端を接合する第4接合部448とは、長手方向Nにおいて離間している。
上述した第6実施形態においては、内側コイル体(第1内側コイル部、第2内側コイル部)を、素線が螺旋状に巻回されてなる単条コイルにより形成した。これに対し、本実施形態のガイドワイヤ600においては、複数の素線を巻回してなる内側コイル体650(第1内側コイル部652、第2内側コイル部654)を採用する。
すなわち、本実施形態のガイドワイヤにおいては、図9に示すように、複数(本実施形態では10本)の素線652a(654a)を巻回してなる中空状の内側コイル体(第1内側コイル部652、第2内側コイル部654)が用いられている。これによれば、内側コイル体650の所定箇所を接合する際、接合材料が毛細管現象によって優先的に長手方向に沿って素線652a(654a)間の隙間に浸透し、充分な体積及び剛性を備えた接合部(第1接合部645、第2接合部646)が形成される。
10,100,200,300,400,500,600,700,800・・・ガイドワイヤ
20・・・シャフト
30,530,830・・・外側コイル体
50,450,650,750・・・内側コイル体
52,152,252,352,452,552,652,752,・・・第1内側コイル部
54,154,254,354,454,554,654,754,・・・第2内側コイル部
652a,757a,757b・・・第1内側コイル部を形成する複数の素線
654a,757a,757b・・・第2内側コイル部を形成する複数の素線
857・・・外側コイル体を形成する撚線
N・・・長手方向

Claims (4)

  1. シャフトと、シャフトの先端部に巻回されてなる外側コイル体と、その外側コイル体の内側に設けられている内側コイル体と、を備えるガイドワイヤであって、
    前記内側コイル体は、前記外側コイル体の先端部内側に配置されている第1内側コイル部と、その第1内側コイル部の基端側に配置されている第2内側コイル部と、を有し、
    前記第1内側コイル部の基端側は第1接合部によって、且つ、前記第2内側コイル部の先端側は第2接合部によって各々前記シャフトに接合されており、
    これら第1接合部と第2接合部とは長手方向において離間していることを特徴とするガイドワイヤ。
  2. 請求項1に記載のガイドワイヤであって、
    前記外側コイル体は先端側から基端側へ向けて外径が大きくなっており、
    前記第2内側コイル部は、前記第1内側コイル部よりも大きな径を有していることを特徴とするガイドワイヤ。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のガイドワイヤであって、
    前記第1内側コイル部及び前記第2内側コイル部は、複数の素線を撚り合わせた撚線を巻回してなることを特徴とするガイドワイヤ。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載のガイドワイヤであって、
    前記外側コイル体は、複数の素線が撚り合わされた撚線が螺旋状に複数本巻回されてなることを特徴とするガイドワイヤ。
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