JP2015077159A - ガイドワイヤ - Google Patents

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忠裕 小池
圭亮 牛田
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Abstract

【課題】コアシャフトにコイル体を固着する固着部への応力負荷を軽減し、コイル体がコアシャフトから離脱することを抑制し得るガイドワイヤを提供する。【解決手段】ガイドワイヤ10は、コアシャフト20と、コアシャフト20の先端部に巻回されているコイル体30と、コイル体30の基端をコアシャフト20に固着する固着部12とを備える。コアシャフト20は、固着部12が固着されている第1太径部20bよりも細い細径部20cを、第1太径部20bよりも基端側に有している。【選択図】図3

Description

本発明は、医療用のガイドワイヤに関する。
従来、治療や検査のために、血管、消化管、尿管等の管状器官や体内組織に挿入して使用されるカテーテル等を案内するガイドワイヤとして、様々なものが提案されている。
例えば特許文献1には、コアシャフトと、コアシャフトの先端部に巻回されているコイル体とを備えるガイドワイヤが開示されている。同コイル体の基端部は、コアシャフトに対して固着されている。そして、コアシャフトのうち、コイル体の基端側には、径を局所的に細くすることで柔軟部が設けられている。
特開2012−90949号公報
ここで、例えば病変部が硬かったり、病変部の狭窄の度合いが高かったり、あるいは病変部が閉塞していたりする場合において、これらの病変部にガイドワイヤを挿入する際には、ガイドワイヤに充分なトルク伝達性が求められる。仮に、充分なトルク伝達性を有するガイドワイヤを上述の病変部に挿入するに際して、その基端部分を回転させたときには、コイル体に強いねじり力が加わり、それに伴ってコイル体の固着部分に応力負荷が生じる可能性がある。
その結果、コアシャフトに対してコイル体を固着する固着部が破断する等して、コアシャフトに対するコイル体の固着が解除され、コイル体がコアシャフトから離脱する可能性があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、コアシャフトにコイル体を固着する固着部への応力負荷を軽減し、コイル体がコアシャフトから離脱することを抑制し得るガイドワイヤを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係るガイドワイヤは、以下のような特徴を有する。
本発明の態様1は、コアシャフトと、コアシャフトの先端部に巻回されているコイル体と、コイル体の基端を前記コアシャフトに固着する固着部と、を備えるガイドワイヤであって、コアシャフトは、固着部が固着されている第1太径部よりも細い細径部を、第1太径部よりも基端側に有していることを特徴とする。
本発明の態様2は、態様1に記載するガイドワイヤにおいて、コアシャフトには、細径部よりも太い第2太径部が、細径部より基端側に設けられており、第1太径部と細径部との間には基端側に向けて縮径する第1テーパ部が設けられているうえ、細径部と第2太径部との間には基端側に向けて拡径する第2テーパ部が設けられていることを特徴とする。
本発明の態様3は、態様2に記載するガイドワイヤにおいて、第2太径部は、第1太径部よりも太いことを特徴とする。
本発明の態様4は、態様1〜態様3の何れかに記載するガイドワイヤにおいて、コイル体は、複数の素線を撚り合わせた撚線を螺旋状に複数本巻回してなることを特徴とする。
態様1に記載のガイドワイヤにおけるコアシャフトは、コイル体の基端を固着する固着部が固着されている第1太径部よりも細い細径部を、その第1太径部より基端側に有している。通常、ガイドワイヤの手元側を所定方向に回転させた場合、コイル体が締まる形態へと変化する。このとき、コアシャフトのうち、コイル体の固着部分(第1太径部)及びその基端側近傍には、コイル体の捻れに伴う応力負荷が集中し、その結果、固着部が破断してコイル体の基端部がコアシャフトから離脱する可能性がある。
しかしながら、本態様においては、コイル体の捻れに伴う応力負荷が集中しやすい、第1太径部の基端側に、その第1太径部よりも細い細径部が設けられているため、その細径部へと応力負荷が分散しやすくなり、コイル体の固着部分(第1太径部)に加わる応力負荷が低減される。その結果、コアシャフトに対してコイル体を固着する固着部の破断が抑制され、コイル体がコアシャフトから離脱することを抑制することができる。
態様2に記載のガイドワイヤにおけるシャフトには、細径部よりも太い第2太径部が、細径部より基端側に設けられており、第1太径部と細径部との間には基端側に向けて縮径する第1テーパ部が設けられているうえ、細径部と第2太径部との間には基端側に向けて拡径する第2テーパ部が設けられている。
このような構成を有する態様2においては、コイル体が締まる形態へと変化した際にコイル体の固着部分(第1太径部)に生じる応力負荷が、第1テーパ部を介して徐変されながら細径部へと分散される。すなわち、上述した応力負荷は、徐々に弱められつつ細径部に対して分散されるようになり、細径部に加わる応力負荷が軽減される。その一方で、第2テーパ部を設けたことにより、細径部よりも基端側には分散されにくくなる。仮に、細径部よりも基端側に応力負荷が分散される場合であっても、第2テーパ部を介して応力負荷が弱められる。
従って、本態様においては、細径部に対して応力負荷を局所的に分散させることが可能となり、コイル体の固着部分(第1太径部)に加わる応力負荷を効果的に低減することができる。その結果、コアシャフトに対してコイル体を固着する固着部の破断を抑制することが容易となる。加えて、本態様においては、上述の応力負荷が弱められた状態で細径部へと分散されるため、細径部の破断も効果的に抑制することができるようになる。
態様3に記載のガイドワイヤにおいては、細径部の基端側に位置する第2太径部を第1太径部よりも太く形成している。これにより、コイル体が締まる形態へと変化した際にコイル体の固着部分(第1太径部)に生じる応力負荷が、第1テーパ部を介して細径部へと分散され、その一方で、第1太径部よりも太い第2テーパ部を細径部の基端側に隣接して設けたことにより、上述した応力負荷は細径部よりも基端側には一層分散されにくくなる。
従って、細径部に対して応力負荷を局所的に分散させることが一層容易となり、コイル体の固着部分(第1太径部)に加わる応力負荷を確実に低減することができる。その結果、コアシャフトに対してコイル体を固着する固着部の破断をより一層効果的に抑制することが可能となる。
態様4に記載のガイドワイヤにおけるコイル体は、複数の素線を撚り合わせた撚線を螺旋状に複数本巻回してなる。通常、ガイドワイヤの手元側を所定方向に回転させた場合、コイル体が締まる形態へと変化する。本態様のように複数の素線を撚り合わせた撚線を螺旋状に複数本巻回してなるコイル体を用いた場合には、単条コイルを用いた場合と比較して、強い捻れ力が加わり、それに伴ってコイル体の固着部分(第1太径部)及びその基端側近傍に集中する応力負荷が増大する。その結果、コアシャフトに対してコイル体を固着する固着部が破断しやすくなり、コイル体の基端部がコアシャフトから離脱する可能性が高まる。
しかしながら本態様においては、コイル体の捻れに伴う応力負荷が集中しやすい、第1太径部の基端側に、その第1太径部よりも細い細径部が設けられているため、その細径部へと応力負荷が分散しやすくなり、コイルの固着部分(第1太径部)に加わる応力負荷が低減される。その結果、コアシャフトに対してコイル体を固着する固着部の破断を抑制することが可能となる。
図1は、第1実施形態に係るガイドワイヤの一部拡大図である。 図2は、第2実施形態に係るガイドワイヤの一部拡大図である。 図3は、第3実施形態に係るガイドワイヤの一部拡大図である。 図4は、第4実施形態に係るガイドワイヤの一部拡大図である。 図5は、図4におけるコイル体のA−A断面図である。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態に係るガイドワイヤについて、図1を参照しながら説明する。図1において、左側が体内に挿入される先端側であり、右側が医師等の手技者によって操作される基端側である。なお、各図は、ガイドワイヤを模式的に図示したものであり、実際の寸法比とは異なる。
図1に示すように、ガイドワイヤ10は、コアシャフト20と、コアシャフト20の外周を覆うコイル体30とを備えている。
コアシャフト20は、最先端に位置する先端部20aと、先端部20aの基端側に隣接する第1太径部20bと、第1太径部20bの基端側に隣接する細径部20cと、細径部20cの基端側に隣接する第2太径部20dと、第2太径部20dの基端側に隣接して基端方向に向けて拡径する接続部20eと、接続部20eの基端側に隣接する第3太径部20fとを有している。
なお、コアシャフト20は上述した形状に限定されるものではない。例えば、第1太径部20bと細径部20cとの間、又は細径部20cと第2太径部20dとの間のいずれか一方に、テーパ部を設けてもよい。
本実施形態のガイドワイヤ10における第1太径部20bには、後述するコイル体30の基端部が固着されている。そして、その第1太径部20bの基端側に隣接する細径部20cの径は、同第1太径部20bの径よりも小さい。
このコアシャフト20を形成する材料としては、特に限定されるものではないが、例えば、ステンレス鋼(SUS304)、Ni−Ti合金等の超弾性合金、ピアノ線等を使用することができる。
次に、コイル体30について説明する。
コイル体30を形成する材料は、特に限定されるものでは無いが、本実施形態の場合、ステンレス鋼が用いられている。これ以外の材料としては、タングステンやNi−Ti合金のような超弾性合金等が用いられる。また、異なる材料の素線を組み合わせることも可能である。なお、本実施形態のコイル体30は単条コイルである。
コイル体30の先端は、先端固着部11によりコアシャフト20の先端に固着されている。一方、コイル体30の基端は、基端固着部12によりコアシャフト20に固着されている。
先端固着部11及び基端固着部12を形成する材料としては、例えば、Sn−Pb合金、Pb−Ag合金、Sn−Ag合金、Au−Sn合金等の金属ロウが挙げられる。
ここで、本実施形態においては、コアシャフト20に対してコイル体30の基端を固着する基端固着部12が第1太径部20bに設けられている。そして、この第1太径部20bの基端側には、同第1太径部20bよりも細い細径部20cが設けられている。
通常、ガイドワイヤ10の手元側を所定方向に回転させた場合、コイル体30が締まる形態へと変化する。このとき、コアシャフト20のうち、コイル体30の固着部分(第1太径部20b)及びその基端側近傍には、コイル体30の捻れに伴う応力負荷が集中し、その結果、基端固着部12が破断してコイル体30の基端部がコアシャフト20から離脱する可能性がある。
しかしながら、本実施形態においては、コイル体30の捻れに伴う応力負荷が集中しやすい、第1太径部20bの基端側に、その第1太径部20bよりも細い細径部20cが設けられている。このため、その細径部20cへと応力負荷が分散しやすくなり、コイル体30の固着部分(第1太径部20b)に加わる応力負荷が低減される。その結果、コアシャフト20に対してコイル体30を固着する基端固着部12の破断が抑制され、コイル体30がコアシャフト20から離脱することを抑制することができる。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態に係るガイドワイヤについて、図2を参照しながら説明する。図2において、左側が体内に挿入される先端側であり、右側が医師等の手技者によって操作される基端側である。なお、上記実施形態と同一の構成部品については、同符号を付して説明を省略し、以下では相違点を中心に説明する。
第2実施形態に係るガイドワイヤ100は、第1太径部20bと細径部20cとの間に、基端側に向けて縮径する第1テーパ部20gが設けられている。さらに、細径部20cと第2太径部20dとの間に、基端側に向けて拡径する第2テーパ部20hが設けられている。なお、本実施形態においては、第1太径部20bの径と第2太径部20dの径とは略同一に設定されている。
このような構成を有する第2実施形態においては、ガイドワイヤ100の手元側を所定方向に回転させ、コイル体30が締まる形態へと変化した際にコイル体30の固着部分(第1太径部20b)に生じる応力負荷が、第1テーパ部20gを介して徐変されながら細径部20cへと分散される。すなわち、上述した応力負荷は、徐々に弱められつつ細径部20cに対して分散されるようになり、細径部20cに加わる応力負荷が軽減される。
その一方で、第2テーパ部20hを設けたことにより、細径部20cよりも基端側には分散されにくくなる。仮に、細径部20cよりも基端側に応力負荷が分散される場合であっても、第2テーパ部20hを介して応力負荷が弱められる。
従って、本実施形態においては、細径部20cに対して応力負荷を局所的に分散させることが可能となり、コイル体30の固着部分(第1太径部20b)に加わる応力負荷を効果的に低減することができる。その結果、コアシャフト20に対してコイル体30を固着する基端固着部12の破断を抑制することが容易となる。
加えて、本実施形態においては、上述の応力負荷が弱められた状態で細径部20cへと分散されるため、細径部20cの破断も抑制することができる。
[第3実施形態]
本発明の第3実施形態に係るガイドワイヤについて、図3を参照しながら説明する。図3において、左側が体内に挿入される先端側であり、右側が医師等の手技者によって操作される基端側である。なお、上記実施形態と同一の構成部品については、同符号を付して説明を省略し、以下では相違点を中心に説明する。
第3実施形態に係るガイドワイヤ200のシャフト40においては、第2太径部20jを、第1太径部20bよりも太く設定している。これによれば、ガイドワイヤ200の手元側を所定方向に回転させ、コイル体30が締まる形態へと変化した際に同コイル体30の固着部分(第1太径部20b)に生じる応力負荷が、第1テーパ部を介して細径部20cへと分散され、その一方で、第1太径部20bよりも太い第2太径部20jを細径部20cの基端側に隣接して設けたことにより、上述した応力負荷は細径部20cよりも基端側にはより一層分散されにくくなる。
従って、細径部20cに対して応力負荷を局所的に分散させることが一層容易となり、コイル体30の固着部分(第1太径部20b)に加わる応力負荷を確実に低減することができる。その結果、コアシャフト40に対してコイル体30を固着する基端固着部12の破断をより一層効果的に抑制することが可能となる。
[第4実施形態]
本発明の第4実施形態に係るガイドワイヤについて、図4を参照しながら説明する。図4において、左側が体内に挿入される先端側であり、右側が医師等の手技者によって操作される基端側である。なお、上記実施形態と同一の構成部品については、同符号を付して説明を省略し、以下では相違点を中心に説明する。
本実施形態のガイドワイヤ300は、上述した他の実施形態に対してコイル体の構成が異なる。すなわち、本実施形態のガイドワイヤ300に用いられるコイル体330は、図4及び図5に示すように、芯線(素線)332aと芯線332aの外周を覆うように巻回されてなる6本の側線(素線)332bとからなる撚線332が、螺旋状に複数本(本実施形態においては8本)巻回されてなる。
なお、芯線332a及び側線332bを形成する材料としては、特に限定されるものではなく、例えばマルテンサイト系ステンレス、フェライト系ステンレス、オーステナイト系ステンレス、オーステナイト、フェライト二相ステンレス又は析出硬化ステンレス等のステンレス、Ni−Ti合金等の超弾性合金、X線不透過性金属である白金、金、タングステン、タンタル、イリジウム又はこれらの合金等が挙げられる。
本実施形態のガイドワイヤ300によれば、例えば単線による同程度の外径を有するコイル体を備える場合と比較して、コイル体の柔軟性が向上し、充分なトルク伝達性を確保することが可能となる。また、捻りに対する破断強度も向上することから、ガイドワイヤ200の安全性も高められる。
ここで、通常、ガイドワイヤ300の手元側を所定方向に回転させた場合、コイル体330が締まる形態へと変化する。本実施形態のように複数の素線を撚り合わせた撚線を螺旋状に複数本巻回してなるコイル体330を用いた場合には、単条コイルを用いた場合と比較して、強い捻れ力が加わり、それに伴ってコイル体330の固着部分(第1太径部20b)及びその基端側近傍に集中する応力負荷が増大する。その結果、コアシャフト20に対してコイル体330を固着する基端固着部12が破断しやすくなり、コイル体330の基端部がコアシャフト20から離脱する可能性が高まる。
しかしながら、本実施形態においては、コイル体330の捻れに伴う応力負荷が集中しやすい、第1太径部20bの基端側に、その第1太径部20bよりも細い細径部20cが設けられているため、その細径部20cへと応力負荷が分散しやすくなり、コイル体330の固着部分(第1太径部20b)に加わる応力負荷が低減される。その結果、コアシャフト20に対してコイル体330を固着する基端固着部12の破断を抑制することが可能となる。
なお、本実施形態のガイドワイヤ300においては、上述した第3実施形態のシャフト40を採用したが、そのシャフトの形状はこれに限定されるものではない。すなわち、第1実施形態及び第2実施形態の何れか一つのシャフトを採用してもよい。この場合においても、本実施形態と同様の効果を奏する。
10,100,200,300・・・ガイドワイヤ
20・・・コアシャフト
30,330・・・コイル体
12・・・固着部
20b・・・第1太径部
20c・・・細径部
20d,20j・・・第2太径部
20g・・・第1テーパ部
20h・・・第2テーパ部
332・・・撚線

Claims (4)

  1. コアシャフトと、コアシャフトの先端部に巻回されているコイル体と、コイル体の基端を前記コアシャフトに固着する固着部と、を備えるガイドワイヤであって、
    前記コアシャフトは、前記固着部が固着されている第1太径部よりも細い細径部を、前記第1太径部よりも基端側に有していることを特徴とするガイドワイヤ。
  2. 請求項1に記載のガイドワイヤであって、
    前記コアシャフトには、前記細径部よりも太い第2太径部が、前記細径部より基端側に設けられており、
    前記第1太径部と前記細径部との間には基端側に向けて縮径する第1テーパ部が設けられているうえ、前記細径部と前記第2太径部との間には基端側に向けて拡径する第2テーパ部が設けられていることを特徴とするガイドワイヤ。
  3. 請求項2に記載のガイドワイヤであって、
    前記第2太径部は、前記第1太径部よりも太いことを特徴とするガイドワイヤ。
  4. 請求項1〜請求項3の何れかに記載のガイドワイヤであって、
    前記コイル体は、複数の素線を撚り合わせた撚線を螺旋状に複数本巻回してなることを特徴とするガイドワイヤ。
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