JP5235595B2 - ファイル制御装置及びその制御方法、印刷システム - Google Patents

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Description

本発明は、ファイル制御装置、印刷システム、及びそれらを制御するプログラムに関する。例えば、印刷ジョブ生成装置、印刷ジョブ管理装置、印刷装置からなる印刷システムにおいて、大量のファイルを順番に効率よく印刷するための印刷ジョブの制御と、ホットフォルダの作成制御、ならびに制御を実行するプログラムに関するものである。
印刷システムとして、例えば、社内の部門をクライアントとし、上記クライアントから発注された印刷物(マニュアル、顧客向け報告書等)の作成依頼を受注し、所望の印刷物を作成して上記クライアントに納品するような、所謂社内印刷システムがある。このような顧客から受け取ったファイルを簡易に印刷を実施する印刷システムとして、所謂ホットフォルダ機能を使用した印刷が実施されている。例えば、ホットフォルダ機能を使用して印刷設定情報を指定して、印刷システムを構成する周知の画像形成装置が有する、出力された原稿用紙をフィニッシング装置で製本処理(ステイプル、穴あけ、中綴じ製本、包み製本等)を行う。
以下、従来のホットフォルダ(以下、HFとも記す)を使用したPOD(Print On Demand)システムにおける印刷ジョブ処理の一例を説明する。
図29Aと図29Bは、HFにファイルが投入された順番に印刷されている一例を示す。図30は、HFクライアントアプリにファイルが投入されてから、HFサーバアプリから印刷ジョブとして送信されるまでの一例を示す。
図29Aは、従来例のPODシステムの全体構成を説明する図を使用して、HF(以下、HFとも示す)にファイルが投入される順番を説明する図である。
本従来例のHFクライアントPCは、HFクライアントPC22と23と40とで構成されている。また、46〜48は、HFクライアントPC22,23,40で動作するHFクライアント・アプリケーション(以下、HFクライアントアプリと称す)である。HFクライアント22と23と40は、同一のPC上で構成されても構わない。41から43は、複数のオペレータから送られて来た印刷用のコンテンツデータファイルを示す。本従来例では、PDFファイルとし、第一番目にファイル41がHFクライアントアプリ46へ投入される。そして、第二番目にファイル42が、HFクライアントアプリ46へ投入され、最後にファイル43がHFクライアントアプリ48へ投入されることを示している。
4aは、HFサーバPC20で動作するHFサーバ・アプリケーション(以下、HFサーバアプリと称す)であり、その内部にカラーMFP37等の印刷機器へ印刷データを転送する為の送信キュー44を所持している。送信キュー44には、セットされた順番でカラーMFP36や37へ送信処理される。49は、HFサーバPC20で動作するジョブ管理アプリケーショ(以下、ジョブ管理アプリと称す)であり、HFサーバアプリ4aから送信される印刷ジョブの監視や、カラーMFP37内の印刷ジョブのステータスの監視等に使用される。
4bは、カラーMFP37に構築されているジョブ制御部であり、その内部にプリントキュー45を所持している。プリントキュー45にセットされた順番にカラーMFP37で印刷処理がなされる。また、プリントキュー45には、RIP済の印刷ジョブがセットされ、カラーMFP37の各種制限を受ける。4cは、カラーMFP37に構築されているジョブ処理部であり、プリントキュー45に記録されているジョブを印刷実行する。カラーMFP36の4dと4eに関しては、4bと4cに同様である。なお、上記従来例では、プリントキューには、RIP済の印刷ジョブがセットされるとしたが、以下の実施形態では、RIP前の印刷ジョブがセットされても構わない。
図29Bは、図29Aの続きの処理を示している。HFにファイルが投入された後、印刷されるまでの処理を説明する図である。なお、図29Aと同じ要素は同じ参照番号で示されている。
図29Aの操作後、PDFファイル−1とPDFファイル−2が、HFアプリ46上にコピーされている。また、PDFファイル−3は、HFアプリ47上にコピーされている。そして、HFクライアントアプリ46と47は、コピーされたPDFファイル−1、−2、−3を、順次にHFサーバアプリ4aに転送する。そして、HFサーバアプリ4a上で印刷設定情報ファイルであるJDF(Job Definition Format)を付加し、印刷ジョブ50〜52に変換し、送信キュー44上にセットしていく。印刷ジョブ50がPDFファイル−1に対応し、印刷ジョブ51がPDFファイル−2に対応し、印刷ジョブ52がPDFファイル−3に対応する。印刷ジョブ50〜52は、送信キュー44にセットされた順番に、其々の印刷ジョブ50〜52のJDFファイルに記述されているデバイス(カラーMFP36,37)に送信される。
本従来例では、印刷ジョブ50と51はカラーMFP37に送信され、印刷ジョブ50はプリントキュー45上にセットされ、印刷ジョブ53として印刷中であることを示している。また、印刷ジョブ51は、印刷ジョブ50の後にMFP37へ送信され、プリントキュー45上で印刷待機中の印刷ジョブ54であることを示している。印刷ジョブ52もカラーMFP37で印刷する指示がなされているが、カラーMFP37の制限により、印刷ジョブ53が終了するまで転送待ちとなっている。デバイス(カラーMFP36,37)の制限には、DISK容量や、頁毎に異なる設定を行う例外設定数や、用紙の挿入を指示する挿入指示数等がある。詳細に関しては、実施形態において後ほど説明する。
図30は、図29Aと図29Bにおける送信キュー44からの送信までのHFサーバアプり4aの処理を詳細に説明している。
P150〜P155は、処理内容(プロセス)を示し、この番号順に処理される。P150で、PDFファイル−1(41)をHFクライアントアプリ46へDrag&Dropする。本従来例では、HFクライアントアプリ46は、A3用紙で中綴じ印刷を実施する設定が記録されている。HFクライアントアプリ46が、PDFファイル−1(41)が投入されたことを検知すると、P151でHFクライアントアプリはHFサーバアプリ4aにデータ処理の依頼を通知する。HFサーバアプリ4aはデータ処理用のJDFジョブ生成スレッド1(158)を生成する。そして、HFクライアント46からPDFファイル−1(41)をHFサーバアプリ4aへ転送する。P152では、HFサーバアプリ4aとカラーMFPで処理可能なファイル種かどうかPDFファイル−1(41)のチェックを行う。そして、P153では、HFクライアントアプリ46に設定されている印刷設定情報が記録されている印刷指示書であるJFDファイル150を生成する。P154では、PDFファイル−1(41)とJFDファイル150とをMIMEエンコーディングして、印刷ジョブ50を生成する。そして、P155にて生成した印刷ジョブ50を送信を制御する送信スレッド159上の送信キュー44に転送する。この時の転送待ちの印刷ジョブ50をジョブ1(53)で示す。なお、156と157は、JDFジョブ生成スレッド1(158)とは別の、例えば、PDFファイル−2(42),PDFファイル−3(43)に対応するジョブ生成スレッド2,3である。
かかるHF作成時に設定した印刷属性を、HFを介して印刷を実行する際に変更可能とする技術も知られている。例えば、特許文献1においては、HF作成時に設定する印刷属性の項目単位に印刷実行時に変更を可能とするか否かをユーザが指定可能とすることにより、HFにファイルがドロップされた時点で変更の要否を問い合わせるダイアログをユーザに提示する。
特開2007−11576公報
しかしながら、上述した従来のHFによる印刷技術には、以下のような問題点がある。
図31は、上記従来の例において、投入した順番と異なる順番でカラーMFP37のプリントキュー45に印刷ジョブがセットされる例を示す。なお、図29A及び図29Bと同じ要素は同じ参照番号で示されている。
PDFファイル−1(41),−2(42),−3(43)の順番でHFクライアントアプリ46または47に投入されたことは、図29A及び図29Bの例と同じである。しかし、図31では、送信キュー44に、印刷ジョブ50、52、51の順番でセットされていることが、図29Bの例と異なる。送信キュー44にセットされている順番が異なるため、カラーMFP37のプリントキュー45にセットされる印刷ジョブの順番もPDFファイルを投入した順番と異なってしまっている。すなわち、PDFファイル−3(43)に対応する印刷ジョブ55が先にプリントキュー45にセットされ印刷されることになる。
このような順番の逆転は、次のような理由で発生する。例えば、図30で説明したように、PDFファイルのHFクライアントアプリ46,47への投入から、送信キュー44へのセットまでには多数の工程を経る。従って、投入されたPDFファイルのサイズや生成するJDFファイルの複雑さやサイズ、またHFサーバPC30上の環境によって、送信キュー44にセットするまでの処理時間に差が発生する。その結果、送信キュー44及びプリントキュー45にセットされる印刷ジョブの順番の、PDFファイルの投入の順番に対する逆転が発生する。
また、図32は、上記従来の例において、カラーMFP37の制限により印刷ジョブ52を転送できず、カラーMFP37のプリントキュー45に印刷待ちのジョブを作成出来ない例を示している。なお、図29A及び図29Bと同じ要素は同じ参照番号で示されている。
本従来例においては、印刷中の印刷ジョブ54が終了するまで、次の印刷ジョブ52を送信できず、印刷ジョブ54が終了後にカラーMFP37において印刷待ちが発生してしまい、パフォーマンスがダウンする例を示している。
更に、複数のHFクライアントアプリからの同時処理時に異なるクライアントアプリからのジョブが混在するため、印刷後に各クライアントアプリ単位に印刷物の仕分けが必要になる。すなわち、印刷オペレータA(X社担当)と印刷オペレータB(Y社担当)が、2つのHFクライアントアプリから同時に印刷処理を実行している場合には、異なる顧客(印刷設定)のジョブが混在して出力されることになる。そのため、各クライアントアプリ単位に印刷物の仕分けが必要となり、パフォーマンスがダウンする。特に、出力された印刷物をフィニッシング装置で製本処理(ステイプル、穴あけ、中綴じ製本、包み製本等)を行う場合には、パフォーマンスのダウンが著しい。
以上のように、従来技術においては、次のような問題点があった。HFクライアントアプリへの投入順に印刷されない場合がある。また、同じクライアントアプリに対する、他のHFクライアントアプリからの連続する印刷ジョブの投入と印刷処理が、印刷デバイスの制限でできない場合がある。更に、複数のHFクライアントアプリからの同時処理時に異なる顧客(印刷設定)の印刷ジョブが混在し、印刷物の仕分けが必要となる。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、HFクライアントアプリへの投入順に印刷されるよう制御されるファイル制御装置、印刷システム、及びそれらを制御するプログラムを提供する。
また、印刷デバイスの制限の下であっても、同じクライアントアプリに対する、他のHFクライアントアプリからの連続する印刷ジョブの投入と印刷処理が可能に制御されるファイル制御装置、印刷システム、及びそれらを制御するプログラムを提供する。
更に、複数のHFクライアントアプリからの同時処理時に異なる顧客(印刷設定)の印刷ジョブが混在しないように制御されるファイル制御装置、印刷システム、及びそれらを制御するプログラムを提供する。
上述した課題を解決するために、本発明のファイル制御装置は以下の構成を有する。すなわち、ファイル制御装置において、ファイルの投入を受け付ける受付手段と、前記受付手段へのファイルの投入順序を示す情報を含む印刷設定情報を生成する印刷設定情報生成手段と、前記受付手段で受け取ったファイルに前記印刷設定情報生成手段で生成した印刷設定情報を付加して、印刷ジョブを生成する印刷ジョブ生成手段と、前記印刷ジョブ生成手段で生成された印刷ジョブを印刷装置に送信する送信手段と、前記印刷ジョブ生成手段で生成された印刷ジョブの、前記送信手段から送信する順番を、前記印刷設定情報に含まれるファイルの投入順序を示す情報に基づいて並べる印刷ジョブ管理手段と、前記印刷装置のプリントキューにおいて同時に管理できる複数の印刷ジョブの設定に関する処理制限値を取得する取得手段と、前記印刷装置が複数の前記受付手段から受け付けた複数のファイルに対応する複数の印刷ジョブを連続して受信した場合に該印刷装置において前記処理制限値を超えるか否かを判断する判断手段と、記処理制限値を超えると前記判断手段が判断した場合に、前記印刷装置において前記処理制限値を超えないような印刷設定情報を更に生成する生成制御手段と、を有する。
本発明により、HFクライアントアプリに投入した順番で、印刷を実行することができる。
また、デバイス制限の下であっても、同じクライアントアプリに対する、他のHFクライアントアプリからの連続する印刷ジョブの投入と印刷処理が可能となる。
更に、複数のHFクライアントアプリからの同時処理時に異なる顧客(印刷設定)の印刷ジョブが混在しないので、印刷物の仕分けが必要とならない。
その結果、印刷待ち時間を生じさせないパフォーマンスの良い印刷システムを構築できる。
以下、添付図面に従って、本発明に係わる実施形態を詳細に説明する。
<本実施形態のPOD(Print On Demand)システムの構成例>
図1は、本実施形態のPODシステム、すなわち本発明における印刷システム全体の基本構成の一例を示すブロック図である。
本PODシステムは、1つまたは複数のオペレータ環境1,2と、インターネット(第2のネットワーク)を介して接続されているPODサイト環境3から成っている。
オペレータ環境1と2では、PODサイト環境3で印刷するデータを作成している。オペレータ環境1と2には、プリントの発注依頼を行う発注者が存在している。それぞれのオペレータ環境1と2(ここでは、オペレータ環境A及びオペレータ環境B)から、それぞれのクライアントPCを利用して、プリントジョブの依頼を始めとしてジョブのステータス確認などもできる。
一方、PODサイト環境3においては、通常はLANなど(第2のネットワーク)で接続されたホットフォルダ部4とデジタルプリント部5とから成り立っている。しかし、ディジタル複写機やディジタル複合機等のディジタル画像形成装置に接続されているフィニッシング装置の機能や能力では、ジョブの遂行に不足する場合には、ポストプレス部(不図示)を加えた3つから成り立っている場合もある。
本発明のファイル制御装置に相当するホットフォルダ部4は、オペレータ環境1と2の依頼で投入されたファイルに印刷指示書を付けて、ディジタルプリント部5へ転送する役割を果たしている。また、ホットフォルダ部4は、工程管理の役割も果たしている。ホットフォルダ部4は、PODサイト環境3におけるホットフォルダ部4やディジタルプリント部5(構成に加えられているならばポストプレス部)の各工程に対して作業を指示する。そして、ホットフォルダ部4は、コンピュータや各種デバイスにより構成される本システムのワークフローを一元管理する。ホットフォルダ部4は、前述のオペレータ環境1と2からジョブを受信したり、オペレータ環境1と2からのジョブを保管したり、各デバイスや各作業者における作業を効率よくスケジュールしたりといった役割を果たすものである。
ディジタルプリント部5は、ホットフォルダ部4より受信した印刷ジョブの作業指示に従って、印刷処理を実行するものである。また、その他のPOD処理としては、白黒MFPやカラーMFP等によりオペレータから受け取った紙原稿をコピーする。また、クライアントPCからプリンタドライバを経由して、オペレータから受信した文書/画像ファイルを白黒MFPやカラーMFP等のプリントデバイスにプリントアウトする。また、スキャンデバイスによりスキャンしたスキャン画像ファイルを白黒MFPやカラーMFP等のプリントデバイスにプリントアウトする。また、受信した文書/画像ファイルやスキャン画像ファイルを編集した文書/画像ファイルを、白黒MFPやカラーMFP等のプリントデバイスにプリントアウトするといった役割を果たすものである。
また、ポストプレス部が構成されていた場合には、ホットフォルダ部4あるいはディジタルプリント部5より受信したポストプレスジョブの作業指示に従って、紙折り機、中綴じ製本機、くるみ製本機、断裁機、封入機、帳合機等の後処理デバイスを制御する。それとともに、ディジタルプリント部5より出力された記録紙に対して、紙折り、中綴じ製本、くるみ製本、断裁、封入、帳合等の仕上げ処理を実行するという役割を果たすものである。
(ホットフォルダ部4の構成例)
図2は、上記PODシステム(印刷システム)におけるホットフォルダ部4の構成の一例を示すブロック図である。
ホットフォルダ部4は、ネットワークに接続されたホットフォルダサーバ20(以下、HFサーバ)、ファイルサーバ21、ホットフォルダクライアント22と23など(以下、HFクライアント)から成り立っている。
ここで、HFサーバ20は、受注から納品までのシステム全体のワークフローを管理すると共に、HFクライアント22と23を制御するサーバである。ファイルサーバ21は、インターネットを利用して、オペレータ環境1や2から印刷用のコンテンツファイルを受信するサーバである。また、オペレータからの同一原稿による再発注に備えて、オペレータから受信したファイルを保管するため文書管理のサーバである。一般に、画像データと前回出力の際の印刷ジョブを対応させて一緒に保存してある。
HFクライアント22と23は、オペレータから受信したファイルを、HFサーバ20に送り、PODシステム3内で処理可能な形式でデジタルプリント部5へ出力するHFクライアントアプリがインストールされている。例えば、オペレータからコンテンツファイルを受信した場合には、HFクライアント22または23上で印刷設定情報ファイルを付加した印刷ジョブに変換され、デジタルプリント部5へ送信される。
ホットフォルダ部4におけるこれらのHFサーバ20、ファイルサーバ21、HFクライアント22と23間で使用される印刷設定情報ファイルは、JDF(Job Definition Format)ファイルと呼ばれる。このJDFファイルはジョブの作業指示を記載したジョブチケットなどを利用して情報交換されている。そして、印刷ジョブを転送したり、制御コマンドを発行したりして、ホットフォルダ部4を中心にディジタルプリント部5(更にポストプレス部)などと連携をとって、トータルなワークフローの自動化を提供している。
(ディジタルプリント部5の構成例)
図3は、上記PODシステム(印刷システム)におけるディジタルプリント部5の構成の一例を示すブロック図である。
ここには、ネットワークに接続されたプリントサーバ30、クライアントPC31と32、カラーMFP35,36,37及び白黒MFP33,34が、それぞれ1つまたは複数個存在している。
プリントサーバ30は、2つの役割を持っている。1つ目はディジタルプリント部5の外部との情報の送受であり、入稿されるジョブの画像情報や設定情報などはまずプリントサーバ30に入力され、そのジョブが終了するとステータスなどの情報をプリントサーバ30から外部に知らせる役割を持っている。もう1つはディジタルプリント部5の内部の管理制御であり、外部から入力されたジョブ及びディジタルプリント部5の内部で発生したジョブは、プリントサーバ30によって一元管理されている。そして、プリントサーバ30では、ディジタルプリント部5の内部にある全てのデバイスと全てのジョブの状況が監視できると共に、ジョブの一時停止、設定変更、印刷再開あるいは、ジョブの複製、移動、削除などの制御が行えるようになっている。
クライアントPC31,32は、プリントサーバ30内で管理されているデバイスやジョブの監視や制御の補佐する役割を持っている。また、その他のPOD業務においては、入力されたアプリケーションファイルの編集、印刷指示、あるいは、プリントレディファイルの投入の役割を持っている。
カラーMFP35,36,37及び白黒MFP33,34は、スキャン、プリント、コピーなど様々な機能を有する画像形成装置であり、カラーMFPと白黒MFPとでスピードやコストなどが異なるため、それぞれの用途に応じて使い分ける。また、図3の例では、カラーMFP37にはフィニッシャ装置が接続されている。
<本実施形態のPODシステムの機能構成例>
図4は、本発明を説明するためのPODシステム(印刷システム)全体の機能構成の一例を示すブロック図である。図4は、図1のPODシステム(印刷システム)全体の構成ブロック図から、本発明を説明するのに必要な構成とその機能を示した図であり、以降はこの図を使って実施形態を説明する。
図4では、印刷システム内のホットフォルダ部4は、HFクライアントPC22,23,40とHFサーバPC20とで構成されるとする。また、デジタルプリント部5はカラーMFP37と36で構成される。カラーMFP37と36の内部構成は、印刷ジョブの受信からジョブ内に記録されている情報に従って印刷原稿の出力までを処理するカラーMFP本体部と、カラーMFP本体部から印刷原稿の搬送路として接続されているインラインフィニッシャとから成る。そして、HFクライアントPC22やHFサーバPC20やカラーMFP37などの上記の各機器は、LAN等のネットワーク(第1のネットワーク)で接続されている。
図29Aと同様であるが、4aは、HFサーバPC20で動作するHFサーバ・アプリケーションであり、その内部にカラーMFP37等の印刷機器へ印刷データを転送する為の送信キュー44(図示せず)を所持している。送信キュー44には、セットされた順番でカラーMFP36や37へ送信処理される。49は、HFサーバPC20で動作するジョブ管理アプリケーショであり、HFサーバアプリ4aから送信される印刷ジョブの監視や、カラーMFP37内の印刷ジョブのステータスの監視等に使用される。
4bは、カラーMFP37に構築されているジョブ制御部であり、その内部にプリントキュー45(図示せず)を所持している。プリントキュー45にセットされた順番にカラーMFP37で印刷処理がなされる。また、プリントキュー45には、RIP済の印刷ジョブがセットされ、カラーMFP37の各種制限を受ける。4cは、カラーMFP37に構築されているジョブ処理部であり、プリントキュー45に記録されているジョブを印刷実行する。カラーMFP36の4dと4eに関しては、4bと4cに同様である。なお、プリントキューには、RIP前の印刷ジョブがセットされても構わない。
本実施形態では、HFクライアントアプリ46〜48等にオペレータがPDFファイルを投入することが、印刷開始の指示であるとする。PDFファイルの投入は、PDFファイルをマウスポインタでフォルダ上へDrag&Dropするように、オペレータ層によっても構わないし、バッチファイル等のプログラムによってPDFファイルをコピーすることによって行っても構わない。PDFファイルが投入されたことをイベントによって検知すると、HFクライアントアプリ46等は、投入されたPDFファイルを受け付けてHFサーバ20に転送する。HFサーバ20では、受信したPDFファイルから印刷ジョブを作成して、指示されたカラーMFP37または36に転送する。すなわち、HFクライアントアプリ46等が受付部を構成する。
[実施形態1]
<本実施形態のPC(パーソナルコンピュータ)の構成例>
(PCのハードウエア構成例)
図5は、実施形態1のHFクライアントPC22,23,40とHFサーバPC20として動作するPC(パーソナルコンピュータ)のハードウエア構成例を示す図である。なお、図5には、1つのPCによりHFクライアントPC22,23,40とHFサーバPC20との機能を果たすような構成が例示されている。かかる機能は、HFクライアントPC22,23,40とHFサーバPC20との複数のPCに分離することも、HFクライアントPC22,23,40を複数のPCに分離することもできる。
図5において、101は、PC全体の動作を制御する演算制御用のCPUである。102は、CPU101が実行する初期IOプログラムや固定パラメータを記憶するROMである。103は、PCを外部のLANやインターネットなどと接続するための通信制御部である。
104は、CPU101が動作中にデータを一次記憶するワーク用のRAMである。RAM104には、後述の外部記憶部105に記憶されたアプリケーションプログラムがロードされて、CPU101により実行される領域も有する。本実施形態では、RAM104に、HFサーバPC20における送信キューの記憶領域104aが確保される。本例では、記憶領域104aに各ジョブ1,2...nへのポインタが転送順にキューイングされる。また、RAM104に、HFクライアントPC22,23,40において投入されたPDFファイルに対応して順序データを含むJDFファイルを生成して作成された、1つの印刷ジョブの記憶領域104bが確保される。かかる印刷ジョブは後述の外部記憶部105に保持され、送信キューの順番に従って対応するカラーMFP37または36に転送される。また、RAM104に、HFクライアントPC22,23,40において投入されたPDFファイルを一次記憶する投入ファイルの記憶領域104cが確保される。更に、RAM104に、上述のようにプログラムロード領域104dが確保される。なお、図5に図示された記憶領域は、本実施形態の実行のためのもののみであり、他の処理に必要な汎用の記憶領域は省かれている。
105は、CPU101が実行するアプリケーションプログラム及び不揮発性に保持するデータを格納するディスクなどの外部記憶部である。本実施形態では、外部記憶部105に、HFクライアントPC22,23,40において投入されたPDFファイルに対応して順序データを含むJDFファイルを生成して作成される複数の印刷ジョブの記憶領域105aが確保される。この複数の印刷ジョブが、送信キューの順番に従って対応するカラーMFP37または36に転送される。また、外部記憶部105に、本PCがHFクライアントPC22,23,40として動作するためのアプリケーションプログラムの記憶領域105bが確保される。更に、外部記憶部105に、本PCがHFサーバPC20として動作するためのアプリケーションプログラムの記憶領域105c及び105dが確保される。記憶領域105cには、HFサーバPC20のHFサーバアプリケーションが記憶される。記憶領域105dには、HFサーバPC20のジョブ管理アプリケーションが記憶される。なお、図5に図示された記憶領域は、本実施形態の実行のためのもののみであり、例えばOSや基本プログラムなどの汎用の記憶領域は省かれている。
106は、周辺装置からの入力をインタフェースする入力インタフェースである。入力インタフェース106には、例えばキーボード106aやポインティングデバイスのマウス106bなどが接続される。107は、周辺装置への出力をインタフェースする出力インタフェースである。出力インタフェース107には、例えば表示部107aなどが接続される。入出力周辺機器はかかる例に限定されず、PCの各役割と機能に応じて接続される。
(PCのソフトウエア構成例)
図6A及び図6Bは、HFクライアントPC22とHFサーバPC20とのソフトウエア構成例を示す図である。
図6Aにおいて、46はPDFファイルを投入するためのHFクライアントアプリである。また、図6Bにおいて、4aはHFサーバアプリであり、複数のHFクライアントアプリ46〜48を管理している。また、49はジョブ管理アプリであり、HFサーバアプリ4aから送信された印刷ジョブのステータスを監視&表示する。
図7A乃至図7Cは、HFクライアントアプリ46とHFサーバアプリ4aとジョブ管理アプリ49の更に詳細な構成を示すブロック図である。
図7AのHFクライアントアプリ46において、120は、HFクライアントアプリ46に投入されたPDFファイルに対して、図8にJDF管理情報として示す識別情報を作成する識別情報作成部である。この識別情報作成部120は、印刷ジョブの識別を可能にするHFクライアント名称や、HFクライアントアプリに投入されたPDFファイルにシーケンシャルに振られる連番や、PDFファイルの投入日時から構成される識別情報を作成する。121は、HFクライアントアプリ46に付随して設定されている印刷設定情報を基にして、印刷設定情報ファイルであるJDFファイルを作成するJDF生成部(印刷設定情報生成部)である。122は、投入されたPDFファイルとJDF生成部121で作成されたJDFファイルを、HFサーバアプリ4aに送信するデータ送信部である。
図7BのHFサーバアプリ4aにおいて、123は、HFクライアントアプリ46のデータ送信部122から送信されたPDFファイル及びJDFファイルを受信するデータ受信部である。HFサーバアプリ4aは、コンテンツチェック部124で、受信した印刷対象のPDFファイルをサポート対象かどうかをチェックする。チェック方法は、印刷対象のファイル種かどうか、またそのファイルフォーマットバージョン等によって行う。そして、受信したJDFファイルとPDFファイルを使用して、MIMEエンコーディングを行い、JDF仕様に準拠した印刷ジョブであるJDFジョブデータを生成するのがジョブデータ生成部125である。126は、ジョブデータ生成部125で作成された印刷ジョブをジョブ管理アプリ49に送信するデータ送信部である。
12gは、JDFファイル中の順序データに基づき、ジョブデータ生成部125で作成された印刷ジョブをジョブ管理アプリ49に送信する順番をPDFファイルの投入順に並べ替える印刷ジョブ管理を行うジョブ管理部である。12hは、画像形成装置であるカラーMFP37や36から印刷ジョブに関する処理制限情報を取得して保持するデバイス管理部である。後述の実施形態においては、HFクライアントアプリ46がこの処理制限情報に基づいて、印刷ジョブの送信先デバイスの変更や印刷ジョブの分割などの処理を実現する。
なお、HFサーバアプリ4aは、HFクライアントアプリから送信される印刷ジョブを管理する。なお、CRT等の表示部にそのステータスを表示する必要がない場合には、HFサーバアプリ4aからカラーMFP37や36等の印刷機に直接送信する用に構成しても構わない。本実施形態では、HF作成時には、印刷先はHFクライアントアプリ毎に事前に設定されているものとする。
図7Cのジョブ管理アプリ49において、127は、データ受信部であり、HFサーバアプリ4aのデータ送信部126から送信された印刷ジョブデータを受信する。128は、ジョブ管理アプリ全体の処理を制御する制御部である。12bは、受信した印刷ジョブに記録されているジョブチケットであるJDFファイルを解析するジョブチケット解析部である。12cは、ジョブ管理アプリ49に記録されているジョブからコンテンツデータとしてPDFファイルをエクスポートする処理を制御するコンテンツエクスポート制御部である。12dは、ジョブからコンテンツをエクスポートする際に、PDFファイルの作成を実際に行うコンテンツ生成部である。ユーザからキーボードによって指定されたパスのフォルダ下にファイルを作成したり、コンテンツエクスポート制御部12cの指示に従って、コンテンツの頁順を入れ替えたりする。
12eは、データ受信部127で受信された結果に基づき、ジョブ記録部12fに記録されている情報を更新するジョブ管理情報更新部である。129は、ジョブ管理情報更新部12eで管理されているジョブ情報を画面に表示する表示部である。12aは、印刷ジョブ送信・更新部である。印刷ジョブ送信・更新部12eは、ジョブ管理アプリ49からジョブをカラーMFP37や36等へ送信する。また、印刷ジョブ送信・更新部12aは、カラーMFP37や36からジョブのステータス情報を受け取り、ジョブのステータス情報をジョブ記録部12fへ記録する。そして、その更新されたステータス情報を表示部129を使用して画面に表示する(図14A乃至図14D参照)。
(本実施形態のジョブチケットの構成例)
図8及び図9を用いて、本実施形態の印刷設定情報が記録されているジョブチケットの一例を説明する。本例ではジョブチケットとしてJDFを使用して説明する。
図8は、印刷設定情報であるジョブチケットJDFの構造の一例を示す図である。
80はJDFデータ全体を示す。81は、以下のPrepress処理82とPress処理83とPostpress処理84を1つの処理にまとめるCombined Process処理を示す。82は、PDF等のコンテンツデータをどのように画像処理し、どのように配置するか等を示す複数のPrepress処理の指示群が記述されている。83はPrepress処理82において作成された画像データをどのように原稿に出力するか等を示す複数のPress処理の指示群が記述されている。84はPress処理83の指示に従って出力された原稿を包み製本等、どのように後処理するかを示すPostpress処理の指示が記述されている。
通常、デジタルプリントを司るカラーMFP37等では1回の印刷ジョブの入力に対して、Prepress処理にPress処理にPostpress処理まで実行終了した製本結果が唯一つの出力となる。このように一度のデータInputに対してPrepress処理+Press処理+Postpress処理までを同時に処理し、唯一つのOutputを出力する指示を行いたい場合にCombined Processは使用される。Prepress処理とPress処理とPostpress処理の少なくとも2つを所持するMFP等のデジタル画像形成装置に対する指示には、常に使用される。
85は、本実施形態において、JDF80に付加されるPDFファイルのHFクライアントアプリへの投入順を識別可能に記憶するJDF管理情報である。本明細書では、識別情報あるいは順位データとも呼ぶ。JDF管理情報85は、同じクライアントアプリへの投入順に印刷順を並べるためのソートに使用するための情報である。JDF管理情報85は、PDFファイルが投入されたクライアントアプリ名称(フォルダ名称とも称す)86、連番が振られる投入ファイル番号87、投入時刻であるイベント受取時刻88を含む。
図9は、PODシステム等で使用されるジョブチケットの構造の一例を示す別の概念図である。ジョブチケット90を表現するJDFはXMLフォーマットで記述されており、ノードの階層構造によって表現できる。図9は、JDFによって製本の一例を示す階層図である。一方、上記図8は、JDF構造を実行プロセスの種類で示している。
エンドユーザに届けられる「本」91は、表紙92を作ったり、中身93を作ったり、あるいは、それらを製本したりと様々な工程を経て出来上がっている。JDFでは、出力物を構成する際に、物理的な出力物を形作る工程をプロダクトノードとよぶ。そして、プロダクトノードを形作るための処理工程をプロセスノード、プロダクトノードを作成するための中間的段階の要素でいくつかのプロセスノードの集合体をプロセスグループノードと呼んで区別している。図9では、プロセスグループノードとして、表紙の出力94、カラーページの出力95、白黒ページの出力96、本全体の製本処理97が示されている。
なお、図8のPrepress処理82は、プロセスノードのカラーページのRIP処理である9a、白黒ページのRIP処理である9cに相当する。Press処理83は、表紙出力のプロセス1(98)、表紙のラミネート処理99、カラーページプリント処理9b、白黒ページプリント処理9dに相当する。Postpress処理は、包み製本処理9e、断裁処理9fに相当する。
<本実施形態のカラーMFPの構成例>
(カラーMFPの全体構成例)
図10は、カラーMFPの全体構成例を詳細に説明するブロック図である。なお、図10の構成要素は、ハードウエアあるいはソフトウエア、それらを組み合わせたファームウエアなどで実現が可能である。
MFPとは、自装置内部に複数のジョブのデータを記憶可能なハードディスク等のメモリを具備した装置である。例えば、スキャナから出力されたジョブデータに対し該メモリを介してプリンタ部でプリント可能にするコピー機能を具備する。また、コンピュータ等の外部装置から出力されたジョブデータに対し該メモリを介してプリント部でプリント可能にするプリント機能等の複数の機能を具備した画像形成装置である。MFPには、フルカラー機器とモノクロ機器があり、37や36はカラーMFPである。
又、本印刷システムの構成に関しては、上記の如く、複数の機能を具備したMFP(複合機能型の画像形成装置)を有するとした。しかし、プリント機能+フィニッシング機能のみを具備した画像形成装置を具備する構成でも良い。また、いずれか一方のタイプの画像形成装置のみを具備する構成でも良い。又、何れのタイプの画像形成装置であっても、複数台を具備する構成でも良い。いずれにしても、本形態の制御が実現可能な構成であれば制限されない。
図10に示すように、カラーMFPは外部とインタフェースする以下の各インタフェース要素を備えている。131は、紙原稿などの画像を読み取り、読み取られた画像データを画像処理する入力画像処理部である。132は、ファクシミリなどに代表される電話回線を利用した画像の送受信を行うFAX部である。133は、ネットワークを利用して画像データや装置情報をやりとりするNIC(Network Interface Card)部である。134は、外部装置と画像データなどの情報交換を行う専用インタフェース部である。135は、USB(Universal Serial Bus)メモリ(リムーバブルメディアの一種)に代表されるUSB機器と画像データなどを送受するUSBインタフェース(USB I/F)部である。
そして、MFP制御部130では、MFPの用途に応じて画像データを一時保存したり、経路を決定したりといった交通整理の役割を担っている。なお、MFP制御部130の更に詳細な構成は、以下に図11を参照に示す。
次に、13bは文書管理部であり、複数の画像データを格納可能なハードディスク等のメモリを具備している。例えば、画像形成装置が具備する制御部(例えばMFP制御部130のCPUなど)が主体となって制御する。そして、上記インタフェース要素を介して入力された複数種類の画像データを、ハードディスクに複数格納可能に制御する。複数種類の画像データとしては、入力画像処理部131からの画像データや、FAX部132を介して入力されたファクシミリジョブの画像データや、NIC部133を介して入力されたコンピュータ等の外部装置からの画像データを含む。また、専用I/F部134やUSB I/F部135を介して入力された複数種類の画像データを含む。そして、ハードディスクに格納された画像データを適宜読み出して、プリンタ部139等の出力部に転送して、プリンタ部139によるプリント処理等の出力処理を実行可能に制御する。又、操作部136を介したオペレータからの指示により、ハードディスクから読み出した画像データを、コンピュータや他の画像形成装置等の外部装置に転送可能に制御する。
画像データを文書管理部13bに記憶する際には、必要に応じて、画像データを圧縮して格納する。逆に、圧縮して格納された画像データを読み出す際に、元の画像データに伸張して戻したりする。これらの処理を圧縮伸張部13aを介して行っている。また、データがネットワークを経由する際には、JPEG、JBIG、ZIPなど圧縮データを使用することも一般知られており、データがカラーMFPに入った後、この圧縮伸張部13aにて解凍(伸張)される。
また、13cはリソース管理部であり、フォント、カラープロファイル、ガンマテーブルなど共通に扱われる各種パラメータテーブルなどが格納されている。そして、必要に応じて呼び出すことができると共に、新しいパラメータテーブルを格納したり、修正して更新したりすることができる。
次に、MFP制御部130では、PDLデータが入力された場合には、RIP部137でRIP(Raster Image Processor)処理を施す。また、プリントする画像に対して、必要に応じて出力画像処理部138でプリントのための画像処理を行ったりする。更に、その際に作られる画像データの中間データやプリントレディデータ(プリントのためのビットマップデータやそれを圧縮したデータ)を必要に応じて、文書管理部13bに再度格納することもできる。
文書管理部13bに格納された画像形成用に準備された各画像データは、画像形成を行うプリンタ部139に送られる。プリンタ部139でプリントアウトされた印刷原稿シートは、後処理部であるインラインフィニッシャ13dへ送り込まれ、シートの仕分け処理やシートの仕上げ処理が行われる。
ここで、MFP制御部130は円滑にジョブを流す役割を担っており、カラーMFPの使い方に応じて、パス切り替えが行われている。以下に一例を示す。必要に応じて利用される圧縮伸張部13aと後処理部であるインラインフィニッシャ13d、あるいは、全体のコアとなるMFP制御部130などの処理は省略して、おおよそのフローがわかるように記載する。
(A) FAX受信機能:FAX部→出力画像処理部→プリンタ部
(B) ネットワークプリント:NIC部→RIP部→出力画像処理部→プリンタ部
(C) 外部装置からのプリント:専用I/F部→出力画像処理部→プリンタ部
(D) 外部メモリからのプリント:USB I/F部→RIP部→出力画像処理部→プリンタ部
(E) ボックスプリント機能:文書管理部→プリンタ部
なお、ボックスプリント機能とは、文書管理部13bを利用したMFPの処理機能であり、ジョブ毎やユーザ毎に文書管理部13b内のメモリを分割して一次的にデータを保存して、ユーザIDやパスワードを組み合わせてデータの入出力を行う機能である。
また、操作部136は、上記の様々なフローや機能を選択したり操作指示したりするためのものである。なお、操作部136の表示装置の高解像度化に伴い、文書管理部13bにある画像データをプレビューし、確認後OKならばプリントするといったこともできる。
図11は、MFP制御部130の構成例を詳細に説明するブロック図である。
MFP制御部130は、大きく分けて5つの部分から成っている。すなわち、入力デバイスを管理する入力デバイス管理部と、入力されたジョブを解釈する入力ジョブ制御部とを有する。また、ジョブの設定情報を整理する出力ジョブ制御部と、出力デバイスを割り当てる出力デバイス管理部とを有する。また、HFサーバアプリ4aやジョブ管理アプリ49からの指示をMFP制御部130に伝達し、印刷ジョブの制御を行うジョブ管理部140である。
入力デバイス管理部には、入力デバイス制御部142が存在する。入力信号としては、クライアントPC31からのPDLデータや画像データ、HFサーバ4aやジョブ管理アプリ91やジョブ管理部140からのJDFやPPML等がある。
入力ジョブ制御部は、プロトコル解釈部143とジョブ生成部144から構成されている。入力デバイス制御部142から送られてくる一連の操作要求は、コマンド(プロトコル)と呼ばれる命令信号で受信され、プロトコル解釈部143でその操作要求の概要が解釈されて、MFP内部で理解できる操作手順に変換される。一方、ジョブ生成部144は、MFP内でどのように処理するかが記述された内部ジョブを生成する。生成された内部ジョブは、MFP内部でどのような処理を施して、どこに送られるかといったそれぞれのシナリオが定義付けされて、そのシナリオに従ってMFP内部を流れることとなる。
出力ジョブ制御部は、ジョブ解析部145、バインダ解析部146、ドキュメント解析部147、及び、ページ解析部148において、ジョブの設定情報と画像情報を作成する。ジョブ解析部145は、印刷する文書名や印刷部数、出力先の排紙トレイ指定、複数バインダで構成されるジョブのバインダ順などジョブ全体に関わるジョブ設定情報149の詳細を解析する。バインダ解析部146は、製本方式の設定やステープルの位置、複数ドキュメントで構成されるバインダのドキュメント順などバインダ全体に関わるバインダ設定情報14aの詳細を解析する。ドキュメント解析部147は、複数ページで構成されるドキュメントのページ順、両面印刷の指定、表紙や合紙の付加などドキュメント全体に関わるドキュメント設定情報14bの詳細を解析する。ページ解析部148は、画像の解像度、画像の向き(ランドスケープ/ポートレイト)等の各種設定ページ全体に関するページ設定情報14cの詳細を解析すると共に、PDLデータが入力された場合にはRIP部137を呼び出してラスタライズ処理を施す。なお、画像情報を生成するに当たっては、RIP部137を呼び出して、ラスタライズ処理にてページ画像情報14fが生成される。ページ画像情報14fは、圧縮伸張部13aにおいて圧縮された後、文書管理部13bに設定情報と関連付けされて格納される。
出力デバイス管理部は、出力デバイス制御部14dを有する。文書管理部13bに保存された画像情報は圧縮伸張部13aにて伸張され、関連付けられていた設定情報と一緒に読み出され、設定情報と画像情報とは一対になって出力デバイス部に送られてくる。出力デバイス制御部14dは、プリンタ部、インラインフィニッシャなどどのデバイスを利用するかのMFP内部の処理をスケジューリングする。
通信部141は、HFサーバアプリ4aやジョブ管理アプリ49と通信し、印刷ステータスの送受信や印刷ジョブの処理指示を受け取る。ジョブ管理部140は、通信部141を介してHFサーバアプリ4aやジョブ管理アプリ49から印刷ジョブであるPPMLやJDFを受信したり、印刷ジョブの開始や中断や中止や処理内容の変更の指示を受ける。また、疎な指示内容に従って印刷ジョブの処理を変更する指示をMFP内部の各制御部へ送り、MFPで実行中の印刷ジョブのステータスをEFMへ送る。
<実施形態1のPODシステムの動作例>
図12及び図13は、実施形態1における、PDFファイルがHFクライアントアプリに投入された順番での印刷を可能とするPODシステムの動作例に関して説明する。
(HFクライアントアプリ46とHFサーバアプリ4aでの詳細動作例)
図12は、従来例の図30に対応する実施形態1のHFクライアントアプリ46とHFサーバアプリ4aとの詳細な処理手順を示す図である。なお、以下の説明では、図30からの変更点を中心に説明する。図30と同じ要素や処理は同じ参照番号で示す。
PDFファイル−1(41)がHFクライアントアプリ46にDrag&Dropされると、HFクライアントアプリ46はOSからPDFファイル−1が投入されたイベントを受け取る。HFクライアントアプリ46は、イベントを受信すると以下のデータを生成する。すなわち、HFクライアントアプリ毎に事前にユニークに設定されているHFクライアントアプリ名称、HFクライアントアプリ46にファイルが投入される毎に+1される投入ファイル番号、イベントを受け取った時間、を順序データとして生成する。この順序データは、図8のジョブ管理情報の対応する。そして、HFクライアントアプリ46は、投入されたPDFファイル−1に付加する印刷指示書であるJDFデータを生成する。処理P160は、このJDFファイル162内に、順序データを埋め込む処理を示す。処理P161は、生成したJDFファイル162と投入されたPDFファイル−1(41)をHFサーバ20のHFサーバアプリ4aに転送する処理を示す。
次に、HFサーバアプリ4aでは、転送されたJDFファイル162と投入されたPDFファイル−1(41)とから印刷ジョブ生成して、印刷ジョブ記憶部105a(図5参照)に保持する。HFサーバアプリ4aは、保持された印刷ジョブを、JDFファイル内に記録した順序データを使用して投入されたHFクライアントアプリ名称毎にソートする。また、HFクライアントアプリ名称毎に投入された順序である投入ファイル番号を連番でソートする。
JDF内には、同じHFクライアントアプリ名称の投入ファイル番号は連番で記入されているので、上記ソートにより、同じHFクライアントアプリ名称のPDFファイルはHFクライアントアプリへの投入順に並べられて、送信キュー44に送られる。その結果、送信キュー44からデバイス(カラーMFP)への印刷ジョブの送信順序は、PDFファイルのHFクライアントアプリへの投入順序に一致する。
なお、上記ソートは印刷ジョブの送信キュー44への転送毎に行われてもよい。また、データを送信する送信スレッド159からの印刷ジョブデータの送信は、連番で次となる印刷ジョブが送信キューにない場合には、送信しないように処理することでも構わない。
(PODシステムでの動作例)
図13は、上記図12の処理に従うPODシステムでの動作例を説明する図である。なお、図13は、図31に従って課題の欄で説明したHFサーバアプリ4aへのPDFファイルの転送順序が、PDFファイルのHFクライアントアプリ46,47への投入順序と異なる場合の実施形態1での処理を示している。ここでは、各クライアントアプリ46〜48であるホットフォルダ−1〜−3は、PC20上に作成されたHFサーバアプリ4aのフォルダをネットワーク共有することで実現している。なお、図4、図29A、図29B、図31及び図32と同じ要素は同じ参照番号で示されている。
PDFファイル−1(41),−2(42),−3(43)の順番でHFクライアントアプリ46または47に投入されたが、HFサーバアプリ4aへの転送順序がPDFファイル−1,−3,−2となった状況は、図31と同じである。
このような順番の逆転は、次のような理由で発生する。例えば、PDFファイルのHFクライアントアプリ46,47への投入から、送信キュー44へのセットまでには多数の工程を経る。従って、投入されたPDFファイルのサイズや生成するJDFファイルの複雑さやサイズ、またHFサーバPC30上の環境によって、送信キュー44にセットするまでの処理時間に差が発生する。その結果、送信キュー44及びプリントキュー45にセットされる印刷ジョブの順番の、PDFファイルの投入の順番に対する逆転が発生する。
図13においては、図12で説明したように、HFクライアントアプリ46または47で投入されたPDFファイルに対応する順序データを含むJDFファイルが生成されて、PDFファイルとJDFファイルの対としてHFサーバアプリ4aへ転送される。例えば、PDFファイル−1(41),−2(42),−3(43)には、生成された順次データを含むJDFファイル−1(41a),−2(42a),−3(43a)が付加されて、HFサーバアプリ4aへ転送される。PDFファイルとJDFファイルの対は、図13に50a〜52aで示されている。
従って、JDFジョブ生成スレッド2に、PDFファイル−3(43)とJDFファイル−3(43a)の対が転送された後に、PDFファイル−2(42)とJDFファイル−2(42a)の対が転送される場合がある。この場合であっても、送信キュー44には投入順に並べられる。
また、投入されたPDFファイルのサイズや生成するJDFファイルの複雑さやサイズ、またHFサーバPC30上の環境によって、送信キュー44にセットするまでの処理時間に差が発生した場合を想定する。この場合であっても、実施形態1の処理によって、送信キュー44及びプリントキュー45にセットされる印刷ジョブの順番はPDFファイルの投入の順番に一致する。更に、異なるHFクライアントアプリ(異なる顧客(印刷設定))から投入されたPDFファイルが混在した場合を想定する。この場合であっても、PDFファイルはHFクライアントアプリ名称でソートされるので、送信キュー44及びプリントキュー45への印刷ジョブのセットにおいてHFクライアントアプリ(異なる顧客(印刷設定))が混在することがない。
(実施形態1のジョブ管理アプリでのHFジョブリストの表示例)
図14Aから図14Dは、HFサーバアプリ4aからの印刷ジョブの送信順番変更が行われている例を、ジョブ管理アプリ49上における表示を用いて説明する。なお、ジョブ4まであることを除いて、上記図13と同じ状況の場合を示す。
図14Aにおいて、170はジョブ管理アプリ49がHFサーバアプリ4a中の印刷ジョブのステータスを表示している画面である。171はHF名称を示し、選択するとHFサーバアプリ4aに転送された印刷ジョブから、選択されたHFクライアントアプリ名称から送信処理中のジョブのみが表示される。本例では、HF名称として"A3-中綴じHF"172が選択され、"A3-中綴じHF"に投入されたPDFファイルから生成された印刷ジョブのみが表示されている。
本HFサーバアプリ4aでは自動でHF名称と投入された順番で印刷ジョブをソートすることとするが、HF名称を選択したことをトリガとして、印刷ジョブのソートを実行しても構わない。
174はHFサーバアプリ4aに存在する、選択されたHFクライアントアプリ名称の印刷ジョブである。図14Aでは、174の1つだけが存在している。なお、173を選択すると、HF名称に関係なくHFサーバアプリ4aに存在する全印刷ジョブが表示される。
図14Bは、HFサーバアプリ4aに存在する、"A3-中綴じHF"に投入されて作成された印刷ジョブが1つ追加になっている状態を示している。180は"A3-中綴じHF"に3番目に投入されたPDFファイルである。本例では、便宜上、ジョブ名に投入された順番の番号を付けて分かり易くしている。すなわち、図14Bは、"A3-中綴じHF"に最初に投入されたA社ジョブ1の次に、"A3-中綴じHF"に3番目に投入されたA社ジョブ3がHFサーバアプリ4aに転送された、あるいはA社ジョブ3が送信キューに移行したことを示している。
図14Cは、更にHFサーバアプリ4aに、"A3-中綴じHF"に投入されて作成された印刷ジョブが2つ追加になっている状態を示している。但し、190は"A3-中綴じHF"に投入された2番目のPDFファイルであり、200は"A3-中綴じHF"に投入された4番目のPDFファイルである。
図14Dは、実施形態1の順序データに基づくソートにより、HFサーバアプリ4aの印刷ジョブが、投入されたHFの名称毎、且つそのHFクライアントアプリに投入された順番でソートされた結果を示している。2番目に"A3-中綴じHF"に投入されたPDFファイルの印刷ジョブ(A社ジョブ2)190と、3番目に"A3-中綴じHF"に投入された印刷ジョブ(A社ジョブ3)180との順番が投入順に変更されている。順番の変更には、JDFファイルに記録したHFクライナトアプリ名称と連番の投入ファイル番号とを使用して、HFサーバアプリ4aが実行する。
<実施形態1のPCの処理手順例>
図15及び図16は、実施形態1の処理を実現するための、HFクライアントPC及びHFサーバPCの処理手順例を示すフローチャートである。なお、図15及び図16は、実施形態1に特徴的な一部の手順のみを示している。かかるフローチャートは、図5のCPU101により実行される。
図15は、実施形態1のHFクライアントPCの処理手順例を示すフローチャートである。
まず、ステップS151で、CPU101は、PDFファイルのHFクライアントアプリへの投入を待機する。CPU101は、PDFファイルの投入があればステップS152に進んで、クライアントアプリ名称、投入ファイル番号、イベント受取時刻を取得する。投入ファイル番号の取得は、HFクライアントアプリからHFサーバアプリ4aに要求することで行われる。CPU101は、ステップS153で取得した情報から順序データとなるJDF管理情報を作成する。
ステップS154では、CPU101は、ステップS153で作成したJDF管理情報を含むJDFファイルを作成する。ステップS155で、CPU101は、このJDF管理情報を含むJDFファイルと投入されたPDFファイルとを対にして、HFサーバのHFサーバアプリに転送する。
ステップS156で、CPU101は、同じクライアントアプリ名称への投入ファイル番号を1つ加算して、ステップS151に戻って次のPDFファイルの投入を待つ。CPU101は、ステップS157でHFクライアントアプリの終了指示があれば、処理を終了する。
図16は、実施形態1のHFサーバPCの処理手順例を示すフローチャートである。
まず、ステップS161で、CPU101は、HFクライアントアプリPCからのPDFファイルとJDFファイルとの対の転送を待機する。CPU101は、PDFファイルとJDFファイルとの対の転送があればステップS162に進んで、JDFジョブ生成スレッドを生成する。CPU101は、ステップS163で転送されたPDFファイルのコンテンツチェックを行う。ステップS164では、CPU101は、PDFファイルとJDFファイルとを含むJDFジョブ(印刷ジョブ)を生成して格納する。ステップS165では、CPU101は、PDFファイルの投入が更にあればステップS161に戻って、PDFファイルとJDFファイルとの対の転送を待つ。
PDFファイルの更なる投入が無ければ、CPU101は、ステップS166で、JDFファイルの順序データであるクライアントアプリ名称と投入ファイル番号とで印刷ジョブをソートする。ソートしてHFクライアントアプリへの投入順に並んだ印刷ジョブを送信キューに移行する。なお、印刷ジョブの送信キューへの移行毎にソートを行って、順番を入れ替えてもよい。かかる処理が、印刷ジョブ変更処理に含まれる。
ステップS168では、CPU101は、印刷先のデバイスのプリントキューに空きが有るかが判定される。空きがなければ、CPU101は、先の印刷が終了してプリントキューに空きが出来るのを待つ。プリントキューに空きが有ればステップS169で、CPU101は、印刷先のデバイスに次の印刷ジョブを送信する。CPU101は、ステップS170で印刷ジョブが全て送信されたかを判定し、送信されて無ければステップS168に戻って残る印刷ジョブのデバイスへの送信を行う。CPU101は、全ての印刷ジョブが送信されたら処理を終了する。
なお、実施形態1の処理を実現する処理手順は、図15及び図16に限定されない。
[実施形態2]
図17から図23に、本発明の実施形態2を示す。実施形態2は、HFを作成する際に、大量印刷業務実行時に連続して実行されるHFの関係が分かっている場合は、カラMFPで連続印刷が可能な設定情報をオペレータに表示する例である。
(本実施形態を実施する前提例)
図17は、HFクライアントアプリ4647を連続でカラーMFP37で印刷実行させる場合に、カラーMFPのプリントキューに次のジョブの事前送信が出来ないために、印刷を実行していない時間帯が出来る例を示している。なお、図4と同じ要素は同じ参照番号で示す。
本例では、カラーMFP37の印刷機が、同時にプリントキューに記録できるのは、(1)ページ単位での例外設定としては1000パーティションまで、(2)挿入紙の設定としては1000箇所まで、(3)DISK容量としては1000GBまでとする。また、HFクライアントアプリ46の印刷設定220は、400パーティションと100箇所の挿入紙設定がなされており、HFクライアントアプリ47の印刷設定221としては、650パーティションと400箇所の挿入紙設定がなされている。また、HFクライアントアプリ48の印刷設定222としては、100パーティションと50箇所の挿入紙設定がなされている。
この場合、HFクライアントアプリ46から後続の印刷ジョブをカラーMFP37へ送信した後に、上記HFクライアントアプリ46の印刷ジョブ終了前にHFクライアントアプリ47から印刷ジョブをカラーMFP37に送信しようとする。すると、400+650=1050とパーティショニング設定数の上限を超えるので、印刷が終了するまで送信できない。
(実施形態2の印刷ジョブの送信例)
図18は、後続の印刷ジョブを投入するHFクライアントアプリ47を作成時に、印刷先のカラーMFPを変更することによって、カラーMFPにおける連続印刷を可能にする処理例を示している。
HFクライアントアプリ47がHFの設定上限値を表示した後に、オペレータが印刷先のカラーMFPを変更することによって、印刷業務実行時に連続印刷されずに、結果として業務の予定時間をオーバすることを防ぐことが出来る。
図18では、HFクライアントアプリ47の出力先をカラーMFP37からカラーMFP36に変更している。カラーMFP36を使用するHFはHFクライアントアプリ48のみであり、パーティション数も挿入紙の数もカラーMFP36の上限内に収まっている。
以下、本実施形態2の処理について、詳細に説明する。
図19は、HFクライアントアプリ46を作成した後に、HFクライアントアプリ46に続いて印刷実行処理されるHFクライアントアプリ47を作成開始する処理の一例に関して説明している。
図19で、230は印刷設定画面である(詳細は、以下の図20に示す)。印刷設定画面230で設定ボタンを選択し、HFクライアントアプリ46を作成する。その後、HFの作成をキーボード等の入力部で指示する。すると、HFの作成指示画面250が表示され、業務実行時に直前で実施されるHFの名称を指示する。名称の指示がない場合には、未入力とし、以降の処理は実施されない。251は、先行して実行されるHF名称を入力するフィールドである。入力フィールド251にHF名称を入力して実行ボタン252を押下すると、HFの印刷設定画面240と、これから使用できる設定の上限値が上限値表示254として表示される。キャンセルボタン253が押下されると、HFの作成がキャンセルされる。HFの上限値表示254は、印刷設定画面230で作成したHFクライアントアプリ46の印刷設定情報を基に計算される。印刷設定画面230の設定でHFクライアントアプリ46では、1ジョブで400パーティションと100挿入紙の設定を消費する。従って、残された設定可能なカラーMFP37のリソースは、「パーティション数:600、挿入紙の設定箇所数:900箇所」となる。
オペレータは、上限値表示254に表示された残りのMFPリソース表示を超えない範囲で、印刷設定画面240上で印刷設定を行う。そうすれば、印刷実行時にHFクライアントアプリ46と47へ投入された同じクライアントアプリのPDFファイルを連続実行可能になる。
また、パーティション数や挿入紙の設定可能箇所数など、MFPの残リソースは、印刷設定画面240で設定がされるたびにリアルタイムで計算しなおし、表示することができる。その結果、オペレータは、リアルタイムで表示しなおした情報に基づいて、印刷設定画面240で印刷設定を行うことができる。
図20は、図19のHFクライアントアプリ46の印刷設定230の一例を示す図である。
図20で、230はHFの印刷設定画面を示し、231は印刷ジョブの送信先デバイス名称を指定するフィールドである。232は印刷する部数を設定するフィールドであり、233は印刷に使用するメディア種を指定するフィールドであり、234は印刷方法として片面印刷か両面印刷かを指定するフィールドである。235は頁単位で印刷設定を変更する例外頁の設定ボタンであり、236は何ページ目に用紙を挿入するかの挿入紙の設定を行うボタンである。
また、237は中綴じ製本指定時に左開きか右開きかを指定するフィールドであり、238は折りとステイプルを実行するか、どちらも実行しないかを指定するフィールドである。また、239はステイプルを実施する際のステイプル箇所は、左上か左下か左中央かを指定するフィールドである。23a及び23bはくるみ製本を実施する際に、表紙の原稿と本文の原稿を給紙する先を指定するフィールドである。
本例の設定では、100部印刷する、且つ一部印刷する毎に用紙を挿入する、且つ印刷設定全体で400のパーティショニングに分かれているとする。よって、印刷ジョブ全体では、400パーティションと100挿入紙設定を消費する。
図21は、図19のHFクライアントアプリ47の印刷設定240の途中を示す拡大図である。
図22は、上記の説明としてパーティション数のカウント方法に関して説明する図である。
図22では、例として全100頁の文書の印刷設定とパーティショニング数の計算方法に関して説明する。262は全100頁に対して例外設定がされておらず、1パーティションで表現されている。260は1頁目を示し、261は100頁目を示す。その状態で、1頁〜80頁に対して光沢紙の使用を指定したのが263である。1頁〜80頁までと81頁〜100頁までとの2パーティションに設定が分かれている。そして更に、50頁目の描画方法だけをモノクロ印刷に変更した場合が264である。1頁〜49頁、50頁、51頁〜80頁、81頁〜100頁の4つのパーティションに分かれている。
上記のようにページ単位で例外の設定を行うことが可能であり、例外の設定が為されると、例外の設定数以上に印刷設定情報が処理するパーティション数が増えていく。
<実施形態2のPCの処理手順例>
図23は、実施形態2のHFクライアントPC及びHFサーバPCの処理手順例を示すフローチャートである。かかるフローチャートは、図5のCPU101により実行される。
図21のHFの設定画面240で、設定ボタンが指示されたとする。このHFクライアントアプリ47の作成を指示されたときに、CPU101は、ステップS1にて、HFクライアントアプリ46と連続印刷は可能かどうかを判断する。連続印刷が可能な場合には、本処理は終了する。
連続印刷が出来ないと判断された場合には、CPU101は、ステップS2へ進む。そして、HFクライアントアプリ47で指定されている排紙先(カラーMFP37)を取得し、カラーMFP37より出力可能な残りの枚数を取得する。CPU101はステップS3へ進み、指定されているカラーMFP37には他に排紙可能な排紙先のカラーMFPがあるかどうかを判断する。他に排紙可能な排紙先がない場合には、図25の実施形態3のフローチャートへ進む。
他に排紙可能な排紙先(カラーMFP36)がある場合には、CPU101はステップS4へ進み、その他の排紙先名称と排紙可能な用紙枚数を排紙先(カラーMFP36)から取得する。ステップS5では、CPU101は、ステップS4で取得した新たな排紙先の排紙可能な用紙枚数と、ステップS2で記録した現在の排紙先設定と排紙可能な枚数とを比較する。そして、ステップS4で取得した他の排紙先の方が出力可能な用紙枚数が多いか否かを判断する。少ない場合には、CPU101は、何も変更しないでステップS3へ戻る。多い場合には、CPU101はステップS6へ進み、ステップS4で取得した出力先へ、排紙先の設定を変更する。かかる処理が、印刷ジョブ変更処理に含まれる印刷先変更に当る。
なお、本実施形態2の排紙先の変更処理は、HFクライアントPCとHFサーバPCとが独立している場合には、HFサーバPCからHFクライアントPCへのサービスとして実現するのが、望ましい。
[実施形態3]
図24から図28を参照して、実施形態3の処理例を説明する。実施形態3では、HFを作成する際に、大量印刷業務実行時に連続して実行されるHF関係が分かっている場合には、カラMFPで連続印刷が可能なように後から作成するHFの印刷設定を自動で分割する例に関して説明する。
(実施形態3の印刷ジョブの送信例1)
図24は、図17で示したHFクライアントアプリ46とHFクライアントアプリ47の連続印刷が出来ない例を、実施形態2とは異なる方法で解決した例を示す。すなわち、後続の印刷ジョブを投入するHFクライアントアプリ47を作成する際に、自動で印刷設定を分割してカラーMFP37の制限内に収まるようにし、同じドライブで連続処理する例を示している。なお、図24において、図4及び図17と同じ要素には同じ参照番号を付している。
図17で説明したように、HFクライアントアプリ47の印刷設定221では、HFクライアントアプリ46とHFクライアントアプリ47の印刷ジョブをカラーMFP37のプリントキューに同時に登録することは出来ない。何故なら、合計で1050パーティションとなり、カラーMFP37のリソースの制限値(1000パーティション)を超えているからである。
従って、図24では、HFクライアントアプリ47を作成時に、HFクライアントアプリ47の印刷設定を、オペレータが処理し易いように自動で分割作成している。本実施形態では、カラーMFP37にスタッカが接続されている場合の例を示しており、スタッカに出力可能な原稿枚数毎でHFを分割することを示している。例えば、スタッカに1000枚出力が可能な場合には、HFクライアントアプリ47の印刷設定から出力用紙枚数が1000枚以下になるように分割する。本実施形態では、HFクライアントアプリ47の作成を指示すると、HF−2a(280)、−2b(282)、−2c(284)、−2d(286)の4つが作成されている。
今回の印刷設定では、281に示すように、200パーティションと100箇所の挿入紙の設定で、HF−1との合計出力用紙枚数が1000になるものとする。HF−2bとHF−2cの印刷設定はHF−2aと同じ設定となり、HF−2dは残りの50パーティションと100挿入紙が設定される。
なお、本実施形態では分割の単位を排紙原稿の枚数で判断したが、部数単位でのシフト排紙が設定されている場合には、この部数設定を使用しても構わない。また、部数単位での合紙の挿入が設定されていた場合には、この部数設定を使用しても構わない。また、デバイスの制限値を均等分割した値でも構わない。
(実施形態3の送信例1の手順例)
図25は、実施形態3の送信例1(図24)の手順例を説明するフローチャートである。なお、図25のフローチャートは図23の処理からの続きとして示されるが、独立した処理であってもよい。図23からの続きの場合は、図23のステップS3でHFクライアントアプリ47の設定で他の出力可能な排紙先が無い時に、図25の処理に進む。
ステップS7にて、CPU101は、HFクライアントアプリ47のHF-2で設定されている印刷設定情報221を取得し、一部当たり印刷するのに必要な出力用紙枚数を計算する。CPU101はステップS8に進み、ステップS7で取得した一部あたりで印刷出力する用紙枚数から、スタッカ等の排紙先を一杯にするのに必要な印刷部数を計算する。そして、CPU101はステップS9へ進み、ステップS8で取得した部数に相当する印刷ジョブを生成した場合、HFクライアントアプリ46の印刷ジョブと同時にカラーMFP37のプリントキューにセットが可能かどうかを判断する。
同時にカラーMFP37のプリントキューにセットが可能な場合には、CPU101はステップS10へ進み、ステップS8で取得した出力部数単位をHFクライアントアプリ47による印刷ジョブの分割生成単位とする。また、ステップS9で同時にカラーMFP37のプリントキューにセットが不可と判断された場合には、CPU101はステップS11へ進み、HFクライアントアプリ46の設定と連続印刷が可能な部数のMAX値を計算する。そして、そのMAX値をHFクライアントアプリ47の印刷ジョブの分割生成単位とする。そして、CPU101はステップS12へ進み、これまでの処理で獲得した出力部数でHFを1つ作成する。そして、ステップS13で、CPU101は、HFクライアントアプリ47で生成したかった全部数の残部数を計算し、ステップS14で、印刷可能なHFが作成されたかどうかを判断する。残部数が有る場合には、ステップS12へ戻り、無い場合には処理を終了する。この例の分割結果を示したのが、図24のHF−2a(280)、−2b(282)、−2c(284)、−2d(286)である。かかる処理が、印刷ジョブ変更処理に含まれる。
(実施形態3の印刷ジョブの送信例2)
図26から図28では、実施形態3の印刷ジョブの送信例2を説明する。送信例2では、実際の印刷業務を実行する際に、MFPのDISK容量制限によって連続印刷が出来ない場合に、HFから送信する印刷ジョブを自動で分割生成する例に関して説明する。なお、図26で、図4,図17,図24と同じ要素には、同じ参照番号を付している。
カラーMFP37は、デバイス制限として1000パーティションであり、1000箇所の挿入紙設定まで可能であり、DISK容量制限は1000GBである。313は、カラーMFP37のプリントキューで印刷中の印刷ジョブであり、HFクライアントアプリ46の印刷設定220で生成されている。
この時、HFクライアントアプリ47で作成される印刷ジョブ310は、パーティションの合計が1100となって、カラーMFP37のパーティション数の制限(1000パーティション)を越える。また、カラーMFP37のDISK容量制限(1000GB)も越えると想定する。そのため、印刷ジョブ313が終了するまでカラーMFP37へ送信できない。従って、HFクライアントアプリ47から送信する印刷ジョブに関しては、パーティション数の制限とDISK容量の制限とを満たす2つの印刷ジョブ311,312に分割して送信する。この例を示したのが図26であり、分割された印刷ジョブ311がカラーMFP37のプリントキューの印刷ジョブ314に相当する。分割されたもう一方の印刷ジョブ312は、印刷中の印刷ジョブ313の終了後に送信される。かかる処理が、印刷ジョブ変更処理に含まれる。
(実施形態3の送信例2の手順例)
図27は、DISK容量や処理プログラムの上限値による制限を考慮して印刷ジョブを分割する手順例を示すフローチャートである。例えば、上限値は、メモリなどを占有して他の処理に問題がでないよう設定される。かかるフローチャートも、図25と同様に図23に続くように図示されているが、単独のフローチャートでも構わない。
まず、ステップS21で、CPU101は、HFクライアントアプリ47のHF-2で設定されている印刷設定情報221を取得し、一部当たり印刷するのに必要な出力用紙枚数を計算する。CPU101はステップS22に進み、ステップS21で取得した一部あたりで印刷出力する用紙枚数から、排紙先のDISK容量を一杯にするのに必要な印刷部数を計算する。そして、CPU101はステップS23へ進み、ステップS22で取得した部数に相当する印刷ジョブを生成した場合、排紙先のパーティション数や挿入紙数の上限以下であるかどうかを判断する。
排紙先のパーティション数や挿入紙数の上限以下であれば、CPU101はステップS24へ進み、ステップS22で取得した出力部数単位をHFクライアントアプリ47による印刷ジョブの最初の分割単位とする。また、ステップS23で排紙先のパーティション数や挿入紙数の上限を越えると判断された場合には、CPU101はステップS25へ進み、排紙先のパーティション数や挿入紙数の上限を越えない部数のMAX値を計算する。そして、そのMAX値をHFクライアントアプリ47の印刷ジョブの最初の分割単位とする。
そして、CPU101はステップS26で、これまでの処理で獲得した出力部数でHFを1つ作成する。そして、ステップS26で、CPU101は、HFクライアントアプリ47で生成したかった全部数の残部数を計算し、ステップS27で、印刷可能なHFが作成されたかどうかを判断する。残部数が有る場合には、ステップS22へ戻って残りの分割を行い、無い場合には処理を終了する。この例の分割結果を示したのが、図26の311(314)と312である。
図28は、図26の印刷ジョブ分割を、バリアブルデータで行った場合のZIPファイルの例を示している。
320は、HFクライアントアプリ47に投入されたバリアブルデータファイルであり、321と322は、分割生成された印刷ジョブである。バリアブルデータファイル320は、バリアブルの印刷処理指示323と、反復印刷実行されるリユーザブルデータ324と、ユーザ名称等の可変データ325、326、327、328、329から構成されている。32aは印刷設定311が記録されている印刷指示データであり、32bは印刷設定312が記録されている印刷指示データである。
尚、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェース機器、プリンタなど)から構成されるシステムあるいは統合装置に適用しても、ひとつの機器からなる装置に適用してもよい。
又、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。又、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけではない。そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれる。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明を上記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応するプログラムコードが格納されることになる。
本実施形態のPODシステム(印刷システム)の構成例を示す図である。 本実施形態のホットフォルダ部4の構成例を示す図である。 本実施形態のデジタルプリント部5の構成例を示す図である。 実施形態1のPODシステム(印刷システム)の構成例を示す図である。 本実施形態のパーソナルコンピュータ(PC)の構成例を示すブロック図である。 本実施形態のHFクライアントPCの構成例を示すブロック図である。 本実施形態のHFサーバの構成例を示すブロック図である。 実施形態1のHFクライアントアプリの詳細な構成例を示すブロック図である。 実施形態1のHFサーバアプリの詳細な構成例を示すブロック図である。 実施形態1のジョブ管理アプリの詳細な構成例を示すブロック図である。 本実施形態のJDFの構成例を説明する第1の図である。 本実施形態のJDFの構成例を説明する第2の図である。 本実施形態のカラーMFPの構成例を示すブロック図である。 図10のMFP制御部の構成例を示すブロック図である。 実施形態1のHFクライアントPC及びHFサーバPCでの処理例を説明する図である。 実施形態1のPODシステムの処理例を説明する図である。 実施形態1のジョブ管理アプリ上で印刷ジョブの順番が変更されている例を示す図である。 実施形態1のジョブ管理アプリ上で印刷ジョブの順番が変更されている例を示す図である。 実施形態1のジョブ管理アプリ上で印刷ジョブの順番が変更されている例を示す図である。 実施形態1のジョブ管理アプリ上で印刷ジョブの順番が変更されている例を示す図である。 実施形態1のHFクライアントPCにおける処理手順例を示すフローチャートである。 実施形態1のHFサーバPCにおける処理手順例を示すフローチャートである。 実施形態2のPODシステムにおける課題例を説明する図である。 実施形態2のPODシステムにおける処理例を説明する図である。 実施形態2のHFの印刷設定処理例を説明する図である 図19のHFの印刷設定画面230の例を示す拡大図である。 図19のHFの印刷設定画面240の例を示す拡大図である。 実施形態2におけるパーティション設定例を説明する図である。 実施形態2の処理手順例を示すフローチャートである。 実施形態3のPODシステムの第1の処理例を説明する図である。 図24の処理を実現する処理手順例を示すフローチャートを説明する図である。 実施形態3のPODシステムの第2の処理例を説明する図である。 図26の処理を実現する処理手順例を示すフローチャートを説明する図である。 実施形態3における印刷ジョブの分割を説明する図である。 従来のPODシステムのHFへのコンテンツの投入処理例を説明する図である。 従来のPODシステムのHFへ投入されたコンテンツの印刷処理例を説明する図である。 従来のHFクライアントPC及びHFサーバPCの処理例を説明する図である。 従来のHFへのコンテンツの投入順と印刷順とが違う場合を説明する図である。 従来のデバイスのプリントキューで待ち時間が発生する例を説明する図である。

Claims (12)

  1. ファイルの投入を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段へのファイルの投入順序を示す情報を含む印刷設定情報を生成する印刷設定情報生成手段と、
    前記受付手段で受け取ったファイルに前記印刷設定情報生成手段で生成した印刷設定情報を付加して、印刷ジョブを生成する印刷ジョブ生成手段と、
    前記印刷ジョブ生成手段で生成された印刷ジョブを印刷装置に送信する送信手段と、
    前記印刷ジョブ生成手段で生成された印刷ジョブの前記送信手段から送信する順番を、前記印刷設定情報に含まれるファイルの投入順序を示す情報に基づいて並べる印刷ジョブ管理手段と、
    前記印刷装置のプリントキューにおいて同時に管理できる複数の印刷ジョブの設定に関する処理制限値を取得する取得手段と、
    前記印刷装置が複数の前記受付手段から受け付けた複数のファイルに対応する複数の印刷ジョブを連続して受信した場合に該印刷装置において前記処理制限値を超えるか否かを判断する判断手段と、
    記処理制限値を超えると前記判断手段が判断した場合に、前記印刷装置において前記処理制限値を超えないような印刷設定情報を更に生成する生成制御手段と、
    を有することを特徴とするファイル制御装置。
  2. 前記印刷設定情報生成手段は、前記受付手段として構成されたフォルダが有するフォルダ名称を更に含む印刷設定情報を生成し、
    前記印刷ジョブ管理手段は、前記印刷ジョブ生成手段で生成された印刷ジョブの前記送信手段から送信する順番を、同じフォルダ名称を有するファイルの投入順序を示す情報に基づいて並べることを特徴とする請求項1に記載のファイル制御装置。
  3. 前記生成制御手段は、前記処理制限値を超えると前記判断手段が判断した場合に、少なくとも前記処理制限値を超えると判断された印刷ジョブの印刷先を他の印刷装置に変更した印刷設定情報を生成することを特徴とする請求項1または2に記載のファイル制御装置。
  4. 前記処理制限値を超えると前記判断手段が判断した場合に、少なくとも前記処理制限値を超えると判断された印刷ジョブを複数の印刷ジョブに分割する印刷ジョブ分割手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のファイル制御装置。
  5. 前記処理制限値は、前記印刷装置のプリントキューにおいて同時に管理される複数の印刷ジョブのパーティションの設定数の合計値、または当該複数の印刷ジョブに設定される挿入紙の設定数の合計の上限値であることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のファイル制御装置。
  6. 複数の印刷装置を含むプリント部と、前記プリント部とネットワークを介して接続した前記複数の印刷装置の印刷処理を制御する請求項1乃至のいずれか1項に記載のファイル制御装置とを有する印刷システム。
  7. 複数の印刷装置を含むプリント部と、前記プリント部と第1のネットワークを介して接続した前記複数の印刷装置の印刷処理を制御する請求項1乃至のいずれか1項に記載のファイル制御装置と、前記ファイル制御装置と第2のネットワークを介して接続され、前記ファイル制御装置の前記受付手段にファイルを投入するオペレータ環境とを有する印刷システム。
  8. ファイル制御装置の制御方法であって、
    ファイルの投入を受け付ける受付工程と、
    前記受付工程でのファイルの投入順序を示す情報を含む印刷設定情報を生成する印刷設定情報生成工程と、
    前記受付工程で受け取ったファイルに前記印刷設定情報生成工程で生成した印刷設定情報を付加して、印刷ジョブを生成する印刷ジョブ生成工程と、
    前記印刷ジョブ生成工程で生成された印刷ジョブを印刷装置に送信する送信工程と、
    前記印刷ジョブ生成工程で生成された印刷ジョブの前記送信工程で送信する順番を、前記印刷設定情報に含まれるファイルの投入順序を示す情報に基づいて並べる印刷ジョブ管理工程と、
    前記印刷装置のプリントキューにおいて同時に管理できる複数の印刷ジョブの設定に関する処理制限値を取得する取得工程と、
    前記印刷装置が複数の前記受付工程で受け付けた複数のファイルに対応する複数の印刷ジョブを連続して受信した場合に該印刷装置において前記処理制限値を超えるか否かを判断する判断工程と、
    記処理制限値を超えると前記判断工程により判断された場合に、前記印刷装置において前記処理制限値を超えないような印刷設定情報を更に生成する生成制御工程と、
    を有することを特徴とするファイル制御装置の制御方法。
  9. 前記生成制御工程では、前記処理制限値を超えると前記判断工程により判断された場合に、少なくとも前記処理制限値を超えると判断された印刷ジョブの印刷先を他の印刷装置に変更した印刷設定情報を生成することを特徴とする請求項に記載のファイル制御装置の制御方法。
  10. 前記処理制限値を超えると前記判断工程により判断された場合に、少なくとも前記処理制限値を超えると判断された印刷ジョブを複数の印刷ジョブに分割する印刷ジョブ分割工程を更に有することを特徴とする請求項またはに記載のファイル制御装置の制御方法。
  11. 前記処理制限値は、前記印刷装置のプリントキューにおいて同時に管理される複数の印刷ジョブのパーティションの設定数の合計値、または当該複数の印刷ジョブに設定される挿入紙の設定数の合計の上限値であることを特徴とする請求項乃至10のいずれか1項に記載のファイル制御装置の制御方法。
  12. 請求項乃至11のいずれか1項に記載のファイル制御装置の制御方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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