JP5233438B2 - 車両用シートの作動操作構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用シートの作動操作構造に関する。詳しくは、操作部材に操作を戻す方向の操作力がかけられることにより、この操作部材の取り付けられている構造体が作動操作される車両用シートの作動操作構造に関する。
従来、車両用シートにおいて、操作レバーの操作によってシート本体を前後方向にスライドさせるなどの作動操作を行えるようになっている構造が知られている。ここで、下記特許文献1には、操作レバーの操作によって、シート本体のスライドロック状態を解除してシート本体をスライド可能な状態にすることができる構造が開示されている。この開示では、操作レバーがシートバックの肩口に設けられており、これを前倒しする操作によってシート本体のスライドロック状態が解除されるようになっている。そして、上述した前倒し操作された操作レバーにそのまま前方側への操作力をかけることにより、その操作力をかけた前方側にシート本体をスライド操作することができる。
特開2005−22550号公報
しかし、上記開示の従来技術では、シート本体を後方側にスライド操作する際には、操作レバーが戻し方向に操作されないようにこれを前倒しした位置に保持しながら操作を行わなければならず、シート本体のスライド操作性が悪くなってしまうことがある。
本発明は、上記した問題を解決するものとして創案されたものであって、本発明が解決しようとする課題は、操作部材に操作を戻す方向の操作力がかけられることにより操作部材の取り付けられている構造体が作動操作される構成において、構造体の作動操作性を向上させることにある。
上記課題を解決するために、本発明の車両用シートの作動操作構造は次の手段をとる。先ず、第1の発明は、操作部材に操作を戻す方向の操作力がかけられることにより、操作部材の取り付けられている構造体が作動操作される車両用シートの作動操作構造である。操作部材の操作構造には、操作部材の戻し操作を阻止可能な戻し阻止機構が設けられている。構造体の作動操作は、戻し阻止機構によって操作位置に保持された操作部材に戻し方向の操作力がかけられることで行われるようになっている。戻し阻止機構による戻し操作の阻止状態は、操作部材を操作位置から再度進行方向に移動させる操作によって解除されるようになっている。
この第1の発明によれば、操作部材の取り付けられている構造体は、操作部材に操作位置から戻される方向の操作力がかけられることで作動操作される。このとき、操作部材にかけられる戻し方向の操作力は、操作部材が戻し阻止機構によって戻し操作が阻止された状態で行われる。したがって、操作部材をばたつかせることなく操作部材に戻し方向の操作力をかけることができるため、構造体の作動操作性を向上させることができる。この戻し阻止機構による操作部材の操作位置での保持状態は、操作部材を再度進行方向に移動させる操作によって解除される。したがって、かかる解除操作を操作部材の直接の操作によって簡便に行うことができる。
次に、第2の発明は、上述した第1の発明において、操作部材には、その操作時の移動に伴ってスライド運動を行う移動体が、構造体との間に設けられている。戻し阻止機構は、移動体に回転可能に設けられた回転カムが、移動体のスライド運動によって移動経路と接触して、移動体の戻り方向へのスライドを阻止可能に移動経路と係合する回転姿勢に切り換えられるようになっており、かつ、移動体の戻り方向へのスライドが阻止された状態から、移動体を進行移動させることにより、回転カムが再び移動経路との接触によって移動体の戻り方向への移動を許容する回転姿勢に切り換えられる構成となっている。
この第2の発明によれば、移動体に設けられた回転カムは、その移動経路との接触に伴って回転することにより、移動体の戻り方向へのスライドを阻止可能に移動経路と係合することのできる姿勢状態となる。これにより、操作部材の戻し方向の操作が阻止された状態となる。そして、この状態から、移動体を再度進行移動させることにより、回転カムが再び移動経路と接触して、移動体の戻り方向へのスライドを許容できる回転姿勢に切り換えられる。このように、回転カムを用いたストッパ構造によって、戻し阻止機構を具現化することができる。
次に、第3の発明は、上述した第1又は第2の発明において、操作部材の操作構造には、操作部材を常時操作を戻す方向に附勢する附勢部材が設けられている。
この第3の発明によれば、操作部材の操作をした後にその操作をやめることにより、操作部材は附勢部材の附勢力により戻し阻止機構によって戻し操作が阻止される操作位置にて保持される。そして、この操作位置に保持された操作部材を、上記の附勢に抗して更に進行移動させてからその操作をやめることにより、操作部材は附勢によって上記の阻止された操作位置を越えた操作前の位置まで戻される。このように、操作部材の一連の操作を、操作部材の進行方向への操作のみによって簡便に行えるようにすることができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態の実施例について図面を用いて説明する。
始めに、実施例1の車両用シートの作動操作構造について、図1〜図13を用いて説明する。ここで、図1には、本実施例の車両用シートの概略構成が示されている。この車両用シートは、車両の後部側座席として配設されており、着座部となるシート本体1をフロアF上の使用位置から車体天井C下の格納位置まで持ち上げて格納できるように構成されている。
このシート本体1は、背凭れとなるシートバック2と、着座部となるシートクッション3と、頭受けとなるヘッドレスト4と、を有する。ここで、シートクッション3は、その後端部が、シートバック2に対して起倒回転可能にヒンジ連結されている。そして、シートクッション3は、常時はこのヒンジ連結部に設けられた図示しない附勢ばねの附勢力によって、シートバック2の前面部に向けて起こし上げられる回転方向に附勢されている。
しかし、上記したシートクッション3は、常時はその底面部に設けられたクッションロック装置9がフロアF上のストライカS1に係合ロックされることにより、フロアF上に倒し込まれた姿勢に保持されている。一方、シートバック2は、常時はその背面部に設けられたフロアロック装置7がフロアFと一体的に設けられたストライカS2に係合ロックされることにより、フロアFに対して起立した姿勢に保持されている。
これにより、シート本体1は、常時はシートバック2やシートクッション3がフロアFに係合ロックされた状態として、着座使用可能な姿勢状態に保持されている。なお、シートバック2の下端部には、シート本体1を格納移動させた際に、車体天井C下に設けられたストライカS3と係合ロックすることのできる天井ロック装置8が設けられている。これら各ロック装置7〜9(フロアロック装置7、天井ロック装置8及びクッションロック装置9)は、シートバック2やシートクッション3の左右両サイドに設けられて左右一対で構成されている。
そして、各ロック装置7〜9は、シートバック2の背面部に設けられた板状の操作レバー5を後方側に倒し込む操作を行うことにより、それらのロック状態が一斉に解除操作される。これにより、シートクッション3が附勢によってシートバック2の前面部位置まで起こし上げられると共に、シートバック2がフロアFとの係合ロック状態から外されて、シート本体1が格納移動可能な状態となる。ここで、操作レバー5が本発明の操作部材に相当し、シート本体1が本発明の操作部材の取り付けられている構造体に相当する。
ここで、シート本体1は、シートバック2の両肩口に一体的に連結された連結アーム6によって、車体天井Cに対して回転可能にリンク連結されている。これにより、シート本体1は、上述したフロアFとの係合ロック状態が解除されることにより、連結アーム6と車体天井Cとのヒンジ連結部を中心に、フロアF上の使用位置から車体天井C下の格納位置まで起こし上げられるようになっている。
なお、図示は省略されているが、上述した連結アーム6と車体天井Cとの間には、シート本体1を格納移動させる方向に附勢する附勢ばねが設けられている。更に、連結アーム6と車体側部との間には、シート本体1の回転運動に弾みが付き過ぎないように回転速度を抑制するダンパー6dが設けられている。これにより、シート本体1を上述した使用位置と格納位置との間で回転させる移動操作が、上述した附勢ばねやダンパー6dの作用によってアシストされるようになっている。
ところで、上述した操作レバー5は、その下端部が連結軸5dによってシートバック2の背面部に回転可能にヒンジ連結されており、常時はシートバック2との間に掛着された図示しない附勢ばね(本発明の附勢部材に相当する。)の附勢力によって、起こし上げられる回転方向に附勢されている。これにより、操作レバー5は、常時はシートバック2の背面側の凹部内に収容された状態に保持されている。
ここで、図2に示されるように、操作レバー5の上端側近傍の面部には、開口部が形成されており、この開口部の形成によって、操作レバー5の上端部には、操作者Pが手を掛けて把持することのできる把持部5aが形成されている。これにより、図1に示されるように、操作者Pが車両の後方側に立った位置から操作レバー5の把持部5aに容易に手を掛けて、操作レバー5を上記の附勢に抗して後方側に引き込んで倒し込む操作を容易に行えるようになっている。
この操作レバー5を倒し込む回転操作は、後述する操作レバー5に連結されたスライドアーム5bのスライド運動が止められる位置で係止されるようになっている。そして、本実施例では、操作レバー5が上述した回転が止められる位置まで倒し込まれることにより、その附勢のかけられた回転を戻す方向(起こし上げ方向)の動きが阻止されるようになっている。これにより、操作レバー5は、その倒し込み操作された回転位置に保持されるため、続いて操作レバー5に操作を戻す方向の操作力をかけることにより、シート本体1を同方向に押し動かして車体天井C下の格納位置まで起こし上げることができる。
ここで、操作レバー5とシートバック2との間には、操作レバー5の開閉操作に追従してスライド運動するスライドアーム5bが連結されている。このスライドアーム5bは、図2に示されるように、その一端が連結軸bqによって操作レバー5に回転可能にヒンジ連結されており、他端が連結軸bpによってシートバック2の骨格をなす縦方向に延びるバックフレーム2fの背面部に設置されたスライドレール2rに回転可能にヒンジ連結されている。
ここで、スライドレール2rは、ブラケット2bを介してバックフレーム2fに一体的に接合固定されて設けられており、そのレール形状がシートバック2の高さ方向に沿って延びるように配設されている。そして、このスライドレール2rには、そのレールの延びる方向に沿ってスライド可能となるようにスライド駒baが嵌め込まれており、このスライド駒baから突出して設けられた連結軸bpによって、スライドアーム5bの他端がスライド駒baに対して回転可能にヒンジ連結されている。ここで、スライド駒baが本発明の移動体に相当する。なお、スライド駒baは、スライドレール2rに対してガタツキが生じないように幅方向に隙間の少ない状態で嵌め込まれている。
上記構成のスライドアーム5bは、操作レバー5の開閉操作に伴って、スライド駒baをスライドレール2rのレール形状に沿ってスライドさせながら、連結軸bq,bpを中心に各端部を回転運動させる。そして、このスライドアーム5bのスライドを伴った回転運動に伴って、操作レバー5のシートバック2に対する開閉操作が許容されるようになっている。次に、前述した操作レバー5の回転操作を戻す方向の動きを阻止する機構について説明する。
この操作レバー5の戻し操作を阻止する機構は、図2に示されるように、操作レバー5が後方側に倒し込まれた時に、スライド駒baのスライドレール2rに対するスライド動作を食い止めることで戻し操作を阻止する構成となっている。具体的には、図2では隠れているが、スライド駒baに回転可能に連結された回転カムbcが、スライドレール2rに形成されたガイド孔rhの係止形状と掛着することで、スライド駒baのスライド動作を食い止める構造となっている。ここで、ガイド孔rhが本発明の移動経路に相当する。
より具体的に説明すると、回転カムbcは、スライドアーム5bとスライド駒baとの間に挟まれた位置に配置されており、連結軸bpに対して回転可能に軸支連結されて設けられている。これにより、回転カムbcは、スライド駒baのスライド運動に伴って、スライドレール2rに形成されたガイド孔rhに沿って移動することのできる配置構成とされている。ここで、ガイド孔rhは、スライドレール2rのレールの延びる方向に延びて形成されており、回転カムbcを回転させない状態で移動させられるようにその両サイド面をガイドすることのできる幅長に形成されている。
しかし、ガイド孔rhの下端部領域の形状は、部分的に広がった幅長に形成されており、この領域内で回転カムbcを回転させて、スライド駒baの戻り方向の移動を阻止可能な回転姿勢に切り換えられるようになっている。以下、スライド駒baのスライド運動によって回転カムbcの回転姿勢が切り換えられる構成について、図3〜図7を用いて詳しく説明する。すなわち、図2において前述したように、操作レバー5の倒し込み操作が行われると、スライド駒baがスライドレール2r上を図示下方側に向けてスライド移動していく。
これにより、図3に示されるように、回転カムbcがガイド孔rhの幅長の広がった領域内に入り込み、回転カムbcの図示右下側の丸みのかかった角部がガイド孔rhの終端面に形成された図示左下がりに傾斜した第1傾斜面r1と当接する。そして、この状態からスライド駒baの図示下方側へのスライドが更に進行すると、図4に示されるように、回転カムbcが第1傾斜面r1に案内されて、連結軸bpを中心に図示時計回り方向に回転し、図示上方側に起立した受止面r2と当接してその回転が止められる。
そしてこれにより、回転カムbcが第1傾斜面r1と受止面r2とに突き当てられた状態となり、スライド駒baの図示下方側へのスライドが係止された状態となる。したがって、この状態で操作レバー5の倒し込み操作をやめると、スライド駒baは、前述した操作レバー5が起こし上げ方向に戻される附勢力の作用を受けて、図示上方側に戻されようとする。しかし、このスライド駒baが図示上方側に戻される動きは、図5に示されるように、前述した回転姿勢が傾けられた回転カムbcの図示右上側の丸みのかかった角部がガイド孔rhに形成された図示下方側を向く右上がりに傾斜した係止面r3と当接することで食い止められる。
詳しくは、回転カムbcの図示右上側の角部が係止面r3と当接して、この状態からスライド駒baの図示上方側へのスライドが更に進行すると、同角部が係止面r3に案内されて連結軸bpを中心に時計回り方向に回転し、図示左上側の角部がガイド孔rhの図示右側面と当接する。これにより、スライド駒baが図示上方側にスライドしようとする動きが、回転カムbcの回転規制に伴って阻止されることとなる。
すなわち、回転カムbcを図5の実線で示されている状態から図示時計回り方向に回転させるための移動は、回転カムbcの回転中心(連結軸bp)を図示左方側にシフトさせながら行われなければならない。しかし、この連結軸bpの移動方向は、スライド駒baがスライドする移動方向(図示一点鎖線で示された軌跡線の延びる方向)のみに制限されている。したがって、この回転カムbcの回転が規制された状態となった係止力によって、スライド駒baの図示上方側へのスライドが阻止された状態となって保持される。
そして次に、上述したスライド駒baの戻り方向の移動が阻止された状態を解除するには、操作レバー5を再度その戻り方向の附勢に抗して倒し込む方向に操作すればよい。これにより、図6に示されるように、前述した回転姿勢が傾けられた回転カムbcの図示下側の丸みのかかった角部がガイド孔rhの終端面に形成された図示左下がりに傾斜した第2傾斜面r4と当接する。
そして、この状態からスライド駒baの図示下方側へのスライドが更に進行すると、回転カムbcが第2傾斜面r4に案内されて連結軸bpを中心に図示時計回り方向に回転し、第2傾斜面r4と第1傾斜面r1とに当接してその回転が止められる。そして、この状態で操作レバー5の倒し込み操作をやめることにより、操作レバー5がその戻り方向にかけられた附勢によって起こし上げられる動きに伴って、スライド駒baが図示上方側にスライドしていく。
そして、スライド駒baが図示上方側に戻されていくと、図7に示されるように、前述した回転カムbcは、その回転姿勢が傾けられていることによって、その図示右上側の丸みのかかった角部が係止面r3と当接して、図示時計回り方向に回される。そして、回転カムbcは、スライド駒baの図示上方側への移動に伴って、回転しながら元のガイド孔rhのガイド形状に即した回転姿勢に復帰する。このように、本実施例の構成では、図12に示されるように、操作レバー5の戻し操作が阻止された状態から、操作レバー5を再度倒し込み操作することによって、その倒し込み操作された位置での保持状態を簡便に解除することができる。
ところで、図1に戻って、前述した各ロック装置7〜9は、各ストライカS1〜S3との係合ロックから外された状態時には、シート本体1がフロアFや車体天井Cに押し付けられる動きによって、各ストライカS1〜S3とそれぞれ係合ロックすることのできるロック可能状態となっている。そして、各ロック装置7〜9は、上述した操作レバー5をシートバック2の後方側に倒し込む解除操作を行うことによって、各ストライカS1〜S3に対する係合ロック状態が一斉に解除操作されるようになっている。
ここで、各ロック装置7〜9のうち、フロアロック装置7及び天井ロック装置8は、操作レバー5によるロック解除の操作が、シートバック2内に設けられた切換機構20を介して行われるようになっている。この切換機構20は、図8に示されるように、操作レバー5に繋がれて牽引操作される操作ケーブル5cと、フロアロック装置7に繋がれた解除ケーブル7c及び天井ロック装置8に繋がれた解除ケーブル8cと、をそれぞれ操作力伝達可能に連結したり伝達不能に遮断したりすることのできる構成となっている。
具体的には、切換機構20は、シートバック2の骨格に固定設置されたベース板21と、このベース板21に軸支連結された第1アーム22及び第2アーム23と、によって構成されている。ここで、第1アーム22は、支軸22aによってベース板21に回転可能に軸支連結されている。そして、第1アーム22は、常時は図示しない附勢ばねの附勢力を受けて、図示反時計回りに回転附勢された状態として、ベース板21から切り起こされたストッパ21aと当接する初期位置の姿勢状態に保持されている。そして、この第1アーム22の図示左側の腕部には、操作ケーブル5cの下端部が連結されている。
一方、第2アーム23は、支軸23aによってベース板21に回転可能に軸支連結されている。そして、第2アーム23は、常時は図示しない附勢ばねの附勢力を受けて、同図に示された初期位置の姿勢状態に保持されている。そして、この第2アーム23の図示下側の腕部には、前述した各解除ケーブル7c,8cの右側端部が連結されている。そして、この第2アーム23には、第1アーム22の回転軌跡内に張り出す位置に係合ピン23bが設けられている。
上記構成の切換機構20は、操作レバー5が解除操作される前の常時は、各解除ケーブル7c,8cを図示された初期位置の状態に保持している。そして、操作レバー5が解除操作されて操作ケーブル5cが図示上方側に牽引操作されることにより、第1アーム22が時計回りに回転操作される。これにより、図9の仮想線状態で示されるように、第1アーム22が第2アーム23の係合ピン23bと当接し、これを押し回すことで、第2アーム23が反時計回りに回転操作されて両解除ケーブル7c,8cが一斉に牽引操作される。
しかし、この後、操作レバー5の解除操作の進行によって操作ケーブル5cが更に牽引操作されると、同図の実線で示されるように、第1アーム22が係合ピン23bとの当接状態から外される。これにより、第2アーム23が前述した附勢ばね(図示省略)の附勢力によって時計回りに初期位置まで戻されて、両解除ケーブル7c,8cの牽引操作状態が解除される。
すなわち、切換機構20は、操作レバー5の解除操作の進行に伴って、一旦牽引操作した両解除ケーブル7c,8cの牽引操作状態が解除される構成となっている。これにより、操作レバー5に繋がれた操作ケーブル5cと各解除ケーブル7c,8cとが、操作レバー5の解除操作の進行に伴って、互いに操作力伝達可能に連結されたり伝達不能に遮断されたりするようになっている。
なお、切換機構20は、操作レバー5の解除操作をやめることにより、第1アーム22が附勢ばね(図示省略)の附勢力によって初期位置に戻されることで初期状態に戻される。このとき、第1アーム22が初期位置に戻される途中で、第1アーム22が係合ピン23bと当接した状態となるが、この当接状態は、第2アーム23が図示時計回りに押動されて回避回転することによって外されるようになっている。
次に、前述した各ロック装置7〜9の構成について図10〜図11を用いて説明する。なお、各ロック装置7〜9は、実質的には互いに同じロック構造10を備えているため、以下ではこれらのロック構造10についてまとめて説明することとする。
すなわち、図10に示されるように、各ロック装置7〜9は、シートバック2或いはシートクッション3の骨格部に固定設置されたベース板11と、このベース板11に対して回転可能に軸支連結されたラッチ12及びポール13と、このラッチ12とポール13との間に掛着された引張ばね14と、解除ケーブル15(解除ケーブル7c,8c,9c)と、によって構成されている。これらロック装置7〜9は、ストライカ16(ストライカS1〜S3)がベース板11に形成された受入口11aの内部に押し込まれることによって、このストライカ16にラッチ12を係合ロックさせる構成となっている。
詳しくは、ラッチ12は、支軸12eによってベース板11に回転可能に軸支連結されている。そして、ラッチ12は、常時はその掛部12cとポール13の掛部13cとの間に掛着された引張ばね14の附勢力を受けて、図示反時計回りに回転附勢された状態として、ベース板11に形成されたストッパ11bと当接した初期位置の姿勢状態に保持されている。
このラッチ12には、その初期位置の姿勢状態時に、ベース板11に形成された受入口11aの口内に張り出す上顎12aと、ラッチ12が初期位置から時計回りに回転した際に、受入口11aを塞ぐように移動する下顎12bと、が形成されている。そして更に、ラッチ12には、これが初期位置から時計回りに回転した際に、ポール13に形成された爪部13bと係止し合う角部12dが形成されている。
一方、ポール13は、支軸13eによってベース板11に回転可能に軸支連結されている。そして、ポール13は、常時は前述したラッチ12との間に掛着された引張ばね14の附勢力を受けて、図示時計回りに回転附勢された状態として、ラッチ12の角部12dに押し当てられた初期位置の姿勢状態に保持されている。このポール13には、解除ケーブル15の右側端部と連結されて作動操作される操作腕13aと、ラッチ12が初期位置から時計回りに回転した際に、その角部12dと係止し合う爪部13bと、が形成されている。
上記構成の各ロック装置7〜9は、ストライカ16(ストライカS1〜S3)がベース板11の受入口11aの内部に押し込まれる動きによって、この口内に上顎12aを露出させているラッチ12が時計回りに押し動かされる。これにより、図11に示されるように、ラッチ12が、引張ばね14の附勢力によって、その角部12dにポール13の爪部13bが引き寄せられて互いに係止し合った状態となってその回転がロックされる。
そして、この時計回りの回転に伴って、下顎12bがストライカ16の背後に回り込むかたちで移動して、受入口11aを塞ぎ込む。これにより、ストライカ16が受入口11aの内部において、ラッチ12によって係合ロックされた状態として保持される。すなわち、上記構成のロック構造10は、解除ケーブル15の牽引操作が行われる前の状態では、これをストライカ16に押し込む操作によって互いに係合ロックすることのできるロック可能状態となっている。
そして、このストライカ16の係合ロック状態は、解除ケーブル15(解除ケーブル7c,8c,9c)を牽引操作することによって解除することができる。具体的には、図10に示されるように、解除ケーブル15を牽引操作することにより、操作腕13aが操作されてポール13が反時計回りに回転操作される。これにより、ポール13の爪部13bとラッチ12の角部12dとの係止状態が外れて、ラッチ12が引張ばね14の附勢力によって反時計回りに回転する。
これにより、ストライカ16がラッチ12の上顎12aによって押し出される格好で受入口11aから吐き出され、両者の係合ロック状態が解除される。そして、解除ケーブル15の牽引操作が解除されることにより、ポール13が再びラッチ12の角部12dに押し当てられた状態となり、各ロック装置7〜9は再びストライカ16と係合ロックすることのできるロック可能状態に戻される。
しかし、各ロック装置7〜9は、解除ケーブル15の牽引操作が継続された状態では、ストライカ16が受入口11aの内部に押し込まれてラッチ12が時計回りに回転しても、ポール13の動きが留められているためにこのポール13との係止は行われない。したがって、この状態では、ロック構造10は、これをストライカ16に押し込む操作を行っても互いに係合ロックすることのないロック不能状態とされている。
ここで、図8において前述したように、フロアロック装置7の解除ケーブル7cと天井ロック装置8の解除ケーブル8cは、操作レバー5の解除操作を行うことにより、一旦牽引操作された後、切換機構20によってその解除操作状態が解かれる。したがって、フロアロック装置7及び天井ロック装置8は、操作レバー5の解除操作状態を継続した状態であっても、ロック状態が解除操作された後に再びロック可能状態に戻される。
なお、図1において前述したクッションロック装置9の解除ケーブル9c(図10参照)は、図示は省略されているが、操作レバー5或いは操作ケーブル5cと直結されている。これにより、クッションロック装置9は、操作レバー5の解除操作状態が解かれることによって、ロック可能状態に戻されるようになっている。
したがって、シート本体1を格納操作する場合には、操作レバー5の倒し込み操作を行って、操作レバー5が倒し込まれた操作位置に固定されたら、次に操作レバー5を操作を戻す方向(前方)に押して、シート本体1を車体天井C下に押し付けるように操作すればよい。これにより、図12に示されるように、天井ロック装置8が車体天井C下のストライカS3に押し付けられて係合ロックするため、シート本体1が車体天井C下の格納位置に係合ロックされた状態となって保持される。
そしてその後に、操作レバー5を再度倒し込む方向に操作することにより、操作レバー5の操作位置での保持状態が解除されて、操作レバー5が附勢によって操作前の位置に戻されて保持される。次に、シート本体1を格納位置からフロアF上の使用位置に戻す場合には、前述した格納操作時と同じく、操作レバー5をシートバック2の後方側に倒し込む操作を行えばよい。これにより、操作レバー5が倒し込まれた操作位置に固定されるため、これをそのまま手前に引き込むように操作することで、シート本体1をフロアF上に落とし込んでいくことができる(図13参照)。
そしてこれにより、フロアロック装置7がフロアF上のストライカS2に押し付けられて係合ロックするため、シート本体1がフロアF上の使用位置に戻されて保持される。そして、この時、シート本体1をフロアF上に戻す操作によって操作レバー5が更に倒し込み操作された状態となっていれば、操作レバー5の操作位置での保持状態は解除されているため、その操作した手を離せば、操作レバー5が附勢によって操作前の位置に戻されて保持される。
また、操作レバー5の倒し込み操作が進行した状態となっていなければ、再度の倒し込み操作を行うことにより、操作レバー5を附勢によって操作前の位置に戻すことができる。そして次に、シートクッション3をフロアF上に倒し込むことにより、クッションロック装置9がフロアF上のストライカS1に押し付けられて係合ロックするため、シート本体1を元の着座使用可能な姿勢状態に戻すことができる。
このように、本実施例の車両用シートの作動操作構造によれば、操作レバー5の取り付けられているシート本体1は、操作レバー5に操作位置から戻す方向の操作力をかけることによって作動操作される。このとき、操作レバー5にかけられる戻し方向の操作力は、操作レバー5の戻し操作が阻止された状態で行われる。したがって、操作レバー5をばたつかせることなく操作レバー5に戻し方向の操作力をかけることができるため、シート本体1の作動操作性を向上させることができる。
この操作レバー5の戻し操作の阻止は、操作レバー5を倒し込み操作して操作をやめた後に、再度の倒し込み操作を行うことによって解除される。したがって、かかる解除操作を操作レバー5の直接の操作によって簡便に行うことができる。
また、スライド駒baに設けられた回転カムbcは、その移動経路となるガイド孔rhの形成面との接触に伴って回転することにより、スライド駒baの戻り方向へのスライドを阻止可能にガイド孔rhの形成面と係合することのできる姿勢状態となる。これにより、操作レバー5の戻し操作が阻止された状態となる。そして、この状態から、スライド駒baを再度進行移動させることにより、回転カムbcが再びガイド孔rhの形成面と接触して、スライド駒baの戻り方向へのスライドを許容できる回転姿勢に切り換えられる。このように、回転カムbcを用いたストッパ構造によって、操作レバー5の戻し操作を阻止する機構を具現化することができる。
また、操作レバー5の倒し込み操作をした後にその操作をやめることにより、操作レバー5は図示しない附勢部材の附勢力によって、戻し阻止機構によって戻し操作が阻止される操作位置にて保持される。そして、この操作位置に保持された操作レバー5を、上記の附勢に抗して更に進行移動させてからその操作をやめることにより、操作レバー5は附勢によって上記の阻止された操作位置を越えた操作前の位置まで戻される。このように、操作レバー5の一連の操作を、操作レバー5の倒し込み方向への操作のみによって簡便に行えるようにすることができる。
以上、本発明の実施形態を1つの実施例について説明したが、本発明は上記実施例のほか各種の形態で実施できるものである。例えば、本発明の車両用シートの作動操作構造は、シート本体をフロア上で車両前後方向にスライドさせたり、シートバックの背凭れ角度を調整したりする作動操作を目的として構成されていてもよい。また、操作部材(操作レバー5)の操作は回転操作タイプのものでなくても良く、例えば直動操作タイプのものであってもよい。
実施例1の車両用シートの作動操作構造の概略を表した側面図である。 操作レバーを後倒し操作した状態を表した斜視図である。 回転カムが第1傾斜面に当接して回転した状態を表した模式図である。 回転カムが受止面に突き当てられた状態を表した模式図である。 回転カムが係止面に突き当てられた状態を表した模式図である。 回転カムが第2傾斜面に当接して回転した状態を表した模式図である。 回転カムがガイド孔に沿った回転姿勢に復帰した状態を表した模式図である。 切換機構の操作前状態を表した構成図である。 操作レバーの操作によって切換機構が作動操作された状態を表した構成図である。 フロアロック装置及び天井ロック装置のロック構造を表した構成図である。 フロアロック装置及び天井ロック装置のロック状態を表した構成図である。 シート本体を車体天井下に格納移動させた状態を表した構成図である。 シート本体をフロア上に戻し込んだ状態を表した構成図である。
符号の説明
1 シート本体(操作部材の取り付けられている構造体)
2 シートバック
2f バックフレーム
2r スライドレール
rh ガイド孔(移動経路)
r1 第1傾斜面
r2 受止面
r3 係止面
r4 第2傾斜面
2b ブラケット
3 シートクッション
4 ヘッドレスト
5 操作レバー(操作部材)
5a 把持部
5c 操作ケーブル
5d 連結軸
5b スライドアーム
ba スライド駒(移動体)
bc 回転カム
bp 連結軸
bq 連結軸
6 連結アーム
6d ダンパー
7 フロアロック装置
7c 解除ケーブル
8 天井ロック装置
8c 解除ケーブル
9 クッションロック装置
9c 解除ケーブル
10 ロック構造
11 ベース板
11a 受入口
11b ストッパ
12 ラッチ
12a 上顎
12b 下顎
12c 掛部
12d 角部
12e 支軸
13 ポール
13a 操作腕
13b 爪部
13c 掛部
13e 支軸
14 引張ばね
15 解除ケーブル
16 ストライカ
20 切換機構
21 ベース板
21a ストッパ
22 第1アーム
22a 支軸
23 第2アーム
23a 支軸
23b 係合ピン
F フロア
C 車体天井
S1 ストライカ
S2 ストライカ
S3 ストライカ
P 操作者

Claims (2)

  1. 操作部材に操作を戻す方向の操作力がかけられることにより該操作部材の取り付けられている構造体が作動操作される車両用シートの作動操作構造であって、
    前記操作部材の操作構造には該操作部材の戻し操作を阻止可能な戻し阻止機構が設けられており、前記構造体の作動操作は前記戻し阻止機構によって操作位置に保持された操作部材に戻し方向の操作力がかけられることで行われるようになっており、該戻し阻止機構による戻し操作の阻止状態は前記操作部材を操作位置から再度進行方向に移動させる操作によって解除されるようになっており、
    前記操作部材にはその操作時の移動に伴ってスライド運動を行う移動体が前記構造体との間に設けられており、前記戻し阻止機構は前記移動体に回転可能に設けられた回転カムが前記移動体のスライド運動によって移動経路と接触して該移動体の戻り方向へのスライドを阻止可能に前記移動経路と係合する回転姿勢に切り換えられるようになっており、かつ、該移動体の戻り方向へのスライドが阻止された状態から該移動体を進行移動させることにより前記回転カムが再び前記移動経路との接触によって前記移動体の戻り方向への移動を許容する回転姿勢に切り換えられる構成となっていることを特徴とする車両用シートの作動操作構造。
  2. 請求項1に記載の車両用シートの作動操作構造であって、
    前記操作部材の操作構造には前記操作部材を常時操作を戻す方向に附勢する附勢部材が設けられていることを特徴とする車両用シートの作動操作構造。
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