JP5230250B2 - 電動機および電力供給制御装置 - Google Patents

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Description

この発明は電動機および電力供給制御装置に関し、特に、多重巻線を備えた電動機および電力供給制御装置に関する。
従来より、多重巻線を持つ電動機の提案がなされている(例えば、特許文献1参照。)。
この種の電動機において、例えば、2組3相巻線で、組間の位相差が30°の場合を考える。このとき、インバータ高調波のうち、5次高調波が1組目の巻線で発生する磁束は次式(1)で表される。
Figure 0005230250
また、2組目の巻線で発生する磁束は次式(2)で表される。
Figure 0005230250
ここで、式(1)と式(2)の和が、トータル磁束となるため、1組目の磁束と2組目の磁束が180°位相差であるため、磁束が消滅することがわかる。同様に、7次高調波においても、2組の巻線が発生する磁束の相互作用により、磁束が消滅する。この磁束が消滅する高調波は、2組30°位相差の場合、5,7,17,19,29,31・・・次高調波であり、この高調波を特定高調波と呼ぶ。
3組20°位相差の場合、特定高調波は5,7,11,13,23,25・・・次となり、4組15°位相差では、5,7,11,13,17,19,29,31・・・・次となる。
特開2001−086794号公報
特定高調波は、上記のようにトルクリップルや電磁加振力の元となる高調波磁束を発生させないため、電動機の特性を向上させる。しかしながら、印加電圧高調波に特定高調波があれば、磁束を発生させず、すなわち、インダクタンスが小さくなり、高調波電圧に対するインピーダンスが小さくなるという現象となる。言い換えると、特定高調波電圧が印加されると、インピーダンスが小さいため、その高調波電流が大きくなり、電流リップルが大きくなる。電流リップルが大きくなると、巻線の損失を増大させる以外に、電力供給制御装置の容量を増大させる必要があり、システムの大型化を招くという問題点があった。
さらに、上記の特定高調波電流を低減する目的で、平滑リアクトルを導入した場合、5次、7次などの比較的低次の高調波電流を抑制する必要があり、リアクトルの容量を大きくしなければならないという問題点があった。
この発明は、かかる問題点を解決するためになされたものであり、特定高調波のうち特に問題となる比較的低次の高調波電圧の発生を抑制することが可能な電動機および電力供給制御装置を得ることを目的としている。
この発明は、略等間隔にスロットが設けられた略環状の固定子鉄心と上記固定子鉄心に巻回された固定子巻線とから構成される固定子と、上記固定子鉄心の内側に回転自在に設けられた回転子とを備え、上記固定子巻線が2組以上の3相巻線から構成され、この各組の3相巻線がそれぞれの組ごとに別々の電力供給制御装置に接続されて、上記電力供給制御装置からの給電により駆動されるものであって、上記3相巻線の組数をn(n≧2)としたとき、それぞれの組間の位相差を電気角で略(60/n)°とし、上記電力供給制御装置により供給される電圧波形のパルス数をmとしたとき、当該パルス数mを、m≧2n−1を満たすパルス数としたことを特徴とする電動機である。
この発明は、略等間隔にスロットが設けられた略環状の固定子鉄心と上記固定子鉄心に巻回された固定子巻線とから構成される固定子と、上記固定子鉄心の内側に回転自在に設けられた回転子とを備え、上記固定子巻線が2組以上の3相巻線から構成され、この各組の3相巻線がそれぞれの組ごとに別々の電力供給制御装置に接続されて、上記電力供給制御装置からの給電により駆動されるものであって、上記3相巻線の組数をn(n≧2)としたとき、それぞれの組間の位相差を電気角で略(60/n)°とし、上記電力供給制御装置により供給される電圧波形のパルス数をmとしたとき、当該パルス数mを、m≧2n−1を満たすパルス数としたことを特徴とする電動機であるので、特定高調波のうち特に問題となる比較的低次の高調波電圧の発生を抑制することができる。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態を図について説明する。
図1は、この発明の実施の形態1に係る電動機とその電力供給制御装置例を示した図である。図2は、図1に用いられる電動機の構成例である。図3は、電動機に用いられる固定子の構成を示した正面図および部分拡大図である。
本実施の形態における電動機1は、略環状の固定子鉄心15と固定子鉄心15に装着された固定子巻線16とからなる固定子(ステータ)8と、固定子鉄心15の内周側に空隙18を介して回転可能に設けられた回転子(ロータ)7とから構成されている。本実施の形態においては、図1に示すように、固定子巻線が2組以上の3相巻線(図1の例では、4組3相巻線)から構成されており、この各組の3相巻線が、それぞれの組ごとに、別々の3相インバータ等からなる電力供給制御装置2に装着されている。電力供給制御装置2には、それらを駆動するための電源3が接続されている。また、電力供給制御装置2と電動機1との間には、交流リアクトル(ACR)からなる平滑リアクトル4が接続されている。このように、図1に示した電動機1は、4組3相巻線を備えた4重巻線電動機であり、電力供給制御装置2および平滑リアクトル4は、組数分だけ設けられるので、のべ4個ずつ設けられている。
本実施の形態におけるシステムは、図2に示すように、回転子7と固定子8とから構成された電動機が組み込まれている。
回転子7は、回転子鉄心17に回転子スロット19が設けられ、電流を流して磁束を発生する界磁コイル13と、制動作用をするダンパ回路20などから構成され、シャフト21を介して動力が伝達される。
固定子8は、図3(a)に示すように、環状(円筒状)の固定子鉄心15の内縁に、軸線方向に延びるティース15aが周方向に略等間隔に(略所定ピッチで)複数個形成されている。これらのティース15a間は、固定子スロット15bとなっている。なお、固定子鉄心15は、図3(a)に示すように環状(円筒状)であるが、図3(b)では、平坦化して図示してある。この固定子鉄心15の固定子スロット15bには、図3においては図示していない導線が電気角α°の位相差で巻回されて2組以上の3相固定子巻線16が形成される。固定子鉄心15は、薄板鋼板を略等間隔に凹凸形状に打ち抜いて巻き重ね、あるいは、積層して、環状(円筒状)に構成されている。
図4は、2組30°位相差(α°=30°)の巻線配置(以下、2組30°位相差巻とする。)を示した図である。2組の3相固定子巻線16は、それぞれ固定子スロット15b内に電気角30°の位相差で設けられている。図5は、3組20°位相差(α°=20°)の巻線配置(以下、3組20°位相差巻とする。)を示した図である。3組の3相固定子巻線16は、それぞれ固定子スロット15b内に電気角20°の位相差で設けられている。図6は、4組15°位相差(α°=15°)の巻線配置(以下、4組15°位相差巻とする。)を示した図である。4組の3相固定子巻線16は、それぞれ固定子スロット15b内に電気角15°の位相差で設けられている。
なお、図1〜図3に示した電動機および電力供給制御装置の構成は一例に過ぎず、これに本願発明が限定されるものではない。これらの構成は適宜変更してもよく、本発明は誘導電動機、永久磁石同期電動機をはじめ任意の多重巻線を備えた電動機および電力供給制御装置に適用可能なものである。
本実施の形態における電動機は、上述したように、略環状の固定子鉄心15とそれに巻回された固定子巻線16とから構成されて固定設置されている固定子8と固定子鉄心15の内側に回転自在に設けられた回転子7とを備え、固定子8を構成する固定子巻線16に電力を供給することで、回転子7を回転させる電動機であって、固定子巻線16が、2組以上の3相巻線から構成されており、この各組の3相巻線がそれぞれの組ごとに、別々の電力供給制御装置2に接続されているものである。このとき、組数をnとしたとき、それぞれの組間の位相差が、図4〜図6に示す例のように、電気角で略(60/n)°にし、電力供給制御装置において、電圧波形を作るパルス数をmとしたとき、m≧2n−1となるパルス数の電圧で駆動する。このようにしてパルス数を規定することにより、位相差巻により発生する特定高調波の最も低次成分(高調波として最も大きくなると推定される)をキャンセルする駆動電圧波形を生成することができる条件を備えるため、低次の特定高調波電圧の発生を抑制でき、その結果、特定高調波による電流リップルが低減できる。
これについて、以下に詳細に説明する。
まず、電圧波形v(t)のフーリエ級数展開は次式(3)で表される。
Figure 0005230250
ここで、
Figure 0005230250
とする。
この電圧波形v(t)に半周期反対称性v(t+T)=−v(t)を持たせることで、偶数次成分が消去される。さらに、1/4周期対称性v(T/2−t)=v(t)を持たせることで、上記の式(4),(5),(6)は、それぞれ、以下の式(7),(8),(9)ようの簡略化できる。
Figure 0005230250
よって、1/4周期の電圧波形でパルスパターンを検討することで、高調波が検討できる。
例えば、3パルス(3レベル)の1/4周期の波形は、図7に示すように、3つの電圧が変動する位相を持っている。この位相を、図7のように、α1、β1、α2とすると、すなわち、0<α<β<α<π/2の関係を満たし、かつ、0〜αまでの範囲が電圧値が0で、α〜βまでの範囲が電圧値が1で、β〜αまでの範囲が電圧値が0で、α〜π/2までの範囲が電圧値が1となるように、α1、β1、α2を任意に選ぶと、式(9)のnが奇数の場合は、次式(10)で表される。なお、nが偶数の場合は、b=0(k:偶数)である。
Figure 0005230250
式(10)における、α1、β1、α2は任意の値であるため、波形に関して3自由度が存在することになる。このうち、基本波電圧を決定するために1自由度を使うとしても、あと2自由度が残る。そこで、この2自由度を特定高調波除去のために使うことができる。
2組30°位相差巻の場合、特定高調波は5次、7次が顕著であり、次は17次、19次であるため、かなり高周波になる。よって、特定高調波5次、7次を除去することが必要となる。パルス数は基本波電圧のために1自由度を使うため、パルス数mに対して高調波除去に使える自由度はm−1である。よって、nを組数としたとき、
Figure 0005230250
とすれば、低次特定高調波を除去することが可能となる。
また、式(11)を満たすパルス数であれば、式(10)より計算できるパルスパターンを用いることで、低次特定高調波を除去できる。このように、与えられたパルス数の電圧が、特定高調波が消去できるように電圧波形を作成することで、位相差巻により発生する特定高調波の最も低次成分(高調波として最も大きくなると推定される)をキャンセルする駆動電圧波形を生成することができるため、特定高調波による電流リップルが低減できる。
これにより、電力供給制御装置2と電動機1との間のそれぞれの組に対して挿入した平滑リアクトル4の容量も低減することができる。すなわち、特定高調波による電流リップルを低減する目的で、平滑リアクトル4の導入が必要となる場合、平滑リアクトル4のインピーダンスは周波数にほぼ比例するため、低次高調波に対する平滑リアクトル4の容量が大きくなる。しかしながら、本実施の形態による上述の方法で低次特定高調波を除去するようにすれば、平滑リアクトル4の容量を低減することができる。
なお、本実施の形態の説明においては、3レベルインバータを用いる場合を例に挙げて説明したが、その場合に限らず、2レベルあるいは4レベル以上にしてもよく、その場合も同様の効果を奏することは言うまでもない。
4組15°位相差巻では、固定子巻線16のうち、図6に示すように、1組巻線と2組巻線および1組巻線と4組巻線は隣り合っているが、1組巻線と3組巻線は隣り合った位置にない。このため、1組巻線で発生したノイズが、2組巻線および4組巻線に与える影響と、3組巻線に与える影響とは異なる。このため、電流制御を設けてアンバランスを低減することがなされている。しかし、特定高調波により電流波形にリップル成分が大きくなると、電流制御ループの精度が十分ではなくなる傾向にある。すなわち、4組15°位相差においては、17,19次などの高次特定高調波まで除去する必要がある。
図8に示す7パルスの電圧波形は、式(12)に示すように、α1、α2、α3、α4、β1、β2、β3の7自由度を持つ。このうち、1自由度は基本波で使うため、高調波除去に用いられる自由度は6である。4組15°位相差巻では、5,7,11,13,17,19次高調波が特定高調波となるため、この6個の高調波を除去するために6自由度を使うことで、電流ループの精度を確保することができる。
Figure 0005230250
このように、本実施の形態においては、4組の3相巻線が別々の電力供給制御装置2に装着されており、この組間位相差が15°(電気角)である電動機において、電力供給制御装置2は、それぞれ低次特定高調波を消去されるように駆動される7パルス以上の電圧を供給する。特に、2組30°位相差巻、3組20°位相差巻と比較して、4組巻線は、1組巻線と3組巻線との関係が、1組巻線と4組巻線あるいは1組巻線と2組巻線との関係と比べて、巻線配置上異なっており、そのため、詳細な電流制御が必要となるが、特定高調波電流が多く流れると電流制御誤差が大きくなる。
特定高調波を発生させる電圧高調波は、これまでに示したインバータ高調波だけではなく、回転子起磁力高調波からも発生する。回転子起磁力高調波の高調波成分を低減する方法として短節巻を形成する以外に毎極毎相のスロット数を多くすることで高調波に対する分布巻き係数を小さくすることが知られている。しかし、多重巻線位相差巻では、毎組毎極毎相のスロット数を多くとるとスロット数が多くなりすぎるために難しく、高調波に対する分布巻き係数を小さくすることが難しい。なお、誘起電圧は巻線係数に比例する。
本発明は、多重巻線位相差巻の電動機において、高調波に対する分布巻き係数を低減できる巻線方式を提案する。図9に、2組毎組毎極毎相のスロット数が3の本発明による巻線方式を示す。各組の相帯の端を隣のスロットと入れ替えている。この巻線方式を分散相帯と呼ぶ。
本方式を用いた場合と用いない場合の巻線係数を図10〜図12に比較する。ただし、特定高調波として5,7次高調波について検討している。なお、図10は2組30°位相差巻の場合、図11は3組20°位相差巻の場合、図12は4組位相差巻の場合をそれぞれ示しており、いずれの図においても、3本の実線の折れ線グラフが、上から順に、基本波、5次高調波、7次高調波をそれぞれ示し、3本の破線の折れ線グラフが、上から順に、分散相帯基本波、分散相帯5次高調波、分散相帯7次高調波をそれぞれ示している。これらの図より、分散相帯を用いることで基本波に対する分布巻き係数はほとんど変化無しに特定高調波の低減に効果があることがわかる。
このように、図9に示すように、固定子巻線16が2組以上の3相巻線から構成されており、この各組の3相巻線がそれぞれの組ごとに別々の電力供給制御装置2に装着されている電動機において、組数をnとしたとき、それぞれの組間の位相差が、電気角で略(60/n)°で、毎組毎極毎相のスロット数が3以上である場合において、相帯の両端のスロットに入る巻線を隣の巻線と入れ替えて巻回することにより、回転子起磁力高調波による誘起電圧高調波を低減することで、誘起電圧高調波に含まれる特定高調波を低減し、特定高調波による電流リップルを低減することができる。
同様に、図13に示す不等ピッチスロットを使用することでも、図14に示す巻線係数の変化より、基本波の巻線係数を低下させることなく、特定高調波の巻線係数を低減することができる。なお、図14において、3本の実線の折れ線のグラフが、上から順に、基本波、5次高調波、7次高調波を、それぞれ示している。
すなわち、図13に示すように、固定子巻線16が2組以上の3相巻線から構成されており、この各組の3相巻線がそれぞれの組ごとに別々の電力供給制御装置2に装着されている電動機において、組数をnとしたとき、それぞれの組間の位相差が、電気角で略(60/n)°で、毎組毎極毎相のスロット数が2以上である場合において、組間位相差を電気角(60/n)°にしたまま、隣り合うスロット間隔を不等ピッチとすることにより、回転子起磁力高調波による誘起電圧高調波を低減することで、誘起電圧高調波に含まれる特定高調波を低減し、特定高調波による電流リップルを低減することができる。
以上のように、本実施の形態によれば、固定子巻線16が2組以上の3相巻線から構成されて、この各組の3相巻線がそれぞれの組ごとに別々の電力供給制御装置2に装着されている電動機において、組数をnとしたとき、それぞれの組間の位相差が、電気角で略(60/n)°とし、電力供給制御装置において電圧波形を作るパルス数をmとしたとき、m≧2n−1となるパルス数の電圧で駆動するようにしたので、位相差巻きにより発生する特定高調波の最も低次成分(高調波として最も大きくなると推定される)をキャンセルする駆動電圧波形を生成することができる条件を備えるため、低次の特定高調波をキャンセルでき、その結果、特定高調波による電流リップルを低減することができる。
この発明の実施の形態1に係る電動機の駆動回路例を示した構成図である。 この発明の実施の形態1に係る電動機の断面図である。 この発明の実施の形態1に係る電動機の固定子の構成を示した説明図である。 この発明の実施の形態1に係る電動機の固定子の構成を示した説明図である。 この発明の実施の形態1に係る電動機の固定子の構成を示した説明図である。 この発明の実施の形態1に係る電動機の固定子の構成を示した説明図である。 この発明の実施の形態1に係る電動機に供給される電圧のパルスパターン例を示した説明図である。 この発明の実施の形態1に係る電動機に供給される電圧のパルスパターン例を示した説明図である。 この発明の実施の形態1に係る電動機の固定子の分散相帯による構成を示した説明図である。 この発明の実施の形態1に係る電動機の分散相帯による分布巻き係数の低減効果をグラフで示した説明図である。 この発明の実施の形態1に係る電動機の分散相帯による分布巻き係数の低減効果をグラフで示した説明図である。 この発明の実施の形態1に係る電動機の分散相帯による分布巻き係数の低減効果をグラフで示した説明図である。 この発明の実施の形態1に係る電動機の固定子の不等ピッチによる構成を示した説明図である。 この発明の実施の形態1に係る電動機の固定子の不等ピッチ角度と分布巻き係数との関係をグラフで示した説明図である。
符号の説明
1 電動機、2 電極供給制御装置、3 電源、4 平滑リアクトル、7 回転子、8固定子、15 固定子鉄心、16 固定子巻線、15a ティース、15b 固定子スロット。

Claims (7)

  1. 略等間隔にスロットが設けられた略環状の固定子鉄心と上記固定子鉄心に巻回された固定子巻線とから構成される固定子と、
    上記固定子鉄心の内側に回転自在に設けられた回転子と
    を備え、
    上記固定子巻線が2組以上の3相巻線から構成され、
    この各組の3相巻線がそれぞれの組ごとに別々の電力供給制御装置に接続されて、上記電力供給制御装置からの給電により駆動されるものであって、
    上記3相巻線の組数をn(n≧2)としたとき、それぞれの組間の位相差を電気角で略(60/n)°とし、上記電力供給制御装置により供給される電圧波形のパルス数をmとしたとき、当該パルス数mを、m≧2n−1を満たすパルス数としたことを特徴とする電動機。
  2. 上記パルス数mの電圧の電圧波形は、特定高調波が消去できるパルスパターンとなるように所定の演算により求められることを特徴とする請求項1記載の電動機。
  3. 上記組数nが4で、組間の位相差が15°(電気角)のとき、上記電力供給制御装置は7以上のパルス数の電圧を供給することを特徴とする請求項1または2に記載の電動機。
  4. 上記各組の3相巻線と上記電力供給制御装置との間に各組ごとにリアクトルが接続されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の電動機。
  5. 組毎極毎相のスロット数が3以上で、相帯の両端のスロットに入る巻線を隣の巻線と入れ替えて巻回する分散相帯としたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の電動機。
  6. り合うスロット間隔を不等ピッチとしたことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の電動機。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1項に記載の電動機を備えたことを特徴とする電力供給制御装置。
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