JP5228842B2 - 圧電アクチュエータの製造方法 - Google Patents
圧電アクチュエータの製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5228842B2 JP5228842B2 JP2008302531A JP2008302531A JP5228842B2 JP 5228842 B2 JP5228842 B2 JP 5228842B2 JP 2008302531 A JP2008302531 A JP 2008302531A JP 2008302531 A JP2008302531 A JP 2008302531A JP 5228842 B2 JP5228842 B2 JP 5228842B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- piezoelectric layer
- active
- potential
- intermediate electrode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
第4の発明に係る圧電アクチュエータの製造方法は、第1〜第3のいずれかの発明に係る圧電アクチュエータの製造方法であって、前記振動板、前記下部圧電層及び前記上部圧電層の積層方向から見て、前記下部電極と前記中間電極とが重なる面積と、前記上部電極と前記中間電極とが重なる面積とが、異なっていることを特徴とするものである。
第5の発明に係る圧電アクチュエータの製造方法は、第1〜第4のいずれかの発明に係る圧電アクチュエータの製造方法であって、前記圧電アクチュエータが、ノズル、及び、前記ノズルに連通する圧力室を含む液体流路が形成された流路ユニットに組み付けられた、前記圧力室内の液体に圧力を付与するためのものであって、前記第1活性部及び前記第2活性部が分極される前の状態の前記圧電アクチュエータが前記流路ユニットに組み付けられた後に、前記第1活性部分極工程及び前記第2活性部分極工程を行うことを特徴とするものである。
複数の圧力室10に対応して、複数の圧力室10のほぼ全域と対向するように配置されており、紙送り方向に関する長さが中間電極44の対向部44aよりも長い、略矩形の平面形状を有している。また、上部電極45は、走査方向に関するノズル15と反対側の端における一部分が、走査方向に圧力室10と対向しない部分まで延びており、この部分がFPC50に接続される接続端子45aとなっている。また、上部電極45は、FPC50を介してドライバIC51に接続されており、グランド電位と上記所定の電位(例えば、20V)との間でその電位が切り替えられる。
(i)図9(a)に示すように、下部電極43を上部電極45よりも低電位(例えば、上部電極45を30V程度、下部電極43を−30V程度)にするとともに、中間電極44を下部電極43と同電位(例えば、−30V程度)にすることによって、第2活性部R2を分極した後、図9(b)に示すように、本実施の形態と同様にして第1活性部R1を分極する方法、
(ii)図10(a)に示すように、下部電極43を上部電極45よりも低電位(上部電極45を30V程度、下部電極43を−30V程度)にするとともに、中間電極44を上部電極45と同電位(例えば、30V程度)にすることによって、第2活性部R2を分極した後、図10(b)に示すように、本実施の形態と同様にして第1活性部R1を分極する方法、
(iii)図11(a)に示すように、本実施の形態と同様にして、第1活性部R1を分極した後、図11(b)に示すように、下部電極43を上部電極45よりも低電位(例えば、上部電極45を30V程度、下部電極43を−30V程度)にするとともに、中間電極44を上部電極45と同電位(例えば、30V程度)にすることによって第2活性部R2を分極する方法などが考えられる。
31 流路ユニット
32 圧電アクチュエータ
40 振動板
41 下部圧電層
42 上部圧電層
43 下部電極
44 中間電極
45 上部電極
62 圧電アクチュエータ
72 圧電アクチュエータ
143 下部電極
144 中間電極
154 中間電極
Claims (5)
- 振動板と、
前記振動板の一表面側に配置された下部圧電層と、
前記下部圧電層の前記振動板と反対側の面に配置された上部圧電層と、
前記下部圧電層の前記振動板側の面に形成された下部電極と、
前記下部圧電層と前記上部圧電層との間に形成されており、前記下部電極の一部分と対向する中間電極と、
前記上部圧電層の前記下部圧電層と反対側の面に形成されており、前記中間電極と対向しているとともに、前記中間電極と対向しない部分において前記下部電極と対向した上部電極とを備えており、
前記上部圧電層の前記上部電極と前記中間電極とに挟まれた部分が、前記中間電極から前記上部電極に向かって分極された第1活性部となっており、
前記下部圧電層及び前記上部圧電層の前記下部電極と前記上部電極とに挟まれており且つ前記中間電極と対向しない部分が、前記上部電極から前記下部電極に向かって分極された第2活性部となった圧電アクチュエータの製造方法であって、
前記第2活性部を分極する第2活性部分極工程と、
前記第2活性部分極工程の後、前記第1活性部を分極する第1活性部分極工程とを備えており、
前記第2活性部分極工程において、前記下部電極を前記上部電極よりも低い電位とするとともに、前記中間電極を前記上部電極及び前記下部電極の間の電位とすることによって、前記上部電極と前記下部電極との間に分極電圧を印加し、
前記第1活性部分極工程において、前記上部電極と前記下部電極とを同電位にした状態で、前記中間電極を前記上部電極及び前記下部電極よりも高い電位とすることによって、前記上部電極と前記中間電極との間に、分極電圧を印加することを特徴とする圧電アクチュエータの製造方法。 - 振動板と、
前記振動板の一表面側に配置された下部圧電層と、
前記下部圧電層の前記振動板と反対側の面に配置された上部圧電層と、
前記下部圧電層の前記振動板側の面に形成された下部電極と、
前記下部圧電層と前記上部圧電層との間に形成されており、前記下部電極の一部分と対向する中間電極と、
前記上部圧電層の前記下部圧電層と反対側の面に形成されており、前記中間電極と対向しているとともに、前記中間電極と対向しない部分において前記下部電極と対向した上部電極とを備えており、
前記上部圧電層の前記上部電極と前記中間電極とに挟まれた部分が、前記上部電極から前記中間電極に向かって分極された第1活性部となっており、
前記下部圧電層及び前記上部圧電層の前記下部電極と前記上部電極とに挟まれており且つ前記中間電極と対向しない部分が、前記下部電極から前記上部電極に向かって分極された第2活性部となった圧電アクチュエータの製造方法であって、
前記第2活性部を分極する第2活性部分極工程と、
前記第2活性部分極工程の後、前記第1活性部を分極する第1活性部分極工程とを備えており、
前記第2活性部分極工程において、前記上部電極を前記下部電極よりも低い電位とするとともに、前記中間電極を前記上部電極及び前記下部電極の間の電位とすることによって、前記上部電極と前記下部電極との間に分極電圧を印加し、
前記第1活性部分極工程において、前記上部電極と前記下部電極とを同電位にした状態で、前記中間電極を前記上部電極及び前記下部電極よりも低い電位とすることによって、前記上部電極と前記中間電極との間に、分極電圧を印加することを特徴とする圧電アクチュエータの製造方法。 - 前記中間電極が、前記下部電極の中央部と対向するように配置されており、
前記下部電極が、前記中間電極、及び、前記下部電極の前記中間電極と対向する部分よりも外側の部分と対向するように配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の圧電アクチュエータの製造方法。 - 前記振動板、前記下部圧電層及び前記上部圧電層の積層方向から見て、前記下部電極と前記中間電極とが重なる面積と、前記上部電極と前記中間電極とが重なる面積とが異なっていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の圧電アクチュエータの製造方法。
- 前記圧電アクチュエータが、
ノズル、及び、前記ノズルに連通する圧力室を含む液体流路が形成された流路ユニットに組み付けられた、前記圧力室内の液体に圧力を付与するためのものであって、
前記第1活性部及び前記第2活性部が分極される前の状態の前記圧電アクチュエータが前記流路ユニットに組み付けられた後に、前記第1活性部分極工程及び前記第2活性部分極工程を行うことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の圧電アクチュエータの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008302531A JP5228842B2 (ja) | 2008-11-27 | 2008-11-27 | 圧電アクチュエータの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008302531A JP5228842B2 (ja) | 2008-11-27 | 2008-11-27 | 圧電アクチュエータの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010129760A JP2010129760A (ja) | 2010-06-10 |
JP5228842B2 true JP5228842B2 (ja) | 2013-07-03 |
Family
ID=42329956
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008302531A Active JP5228842B2 (ja) | 2008-11-27 | 2008-11-27 | 圧電アクチュエータの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5228842B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6107520B2 (ja) * | 2013-07-31 | 2017-04-05 | ブラザー工業株式会社 | 圧電アクチュエータ及び液体吐出装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3801057B2 (ja) * | 2002-01-30 | 2006-07-26 | ブラザー工業株式会社 | 圧電トランスデューサおよびそれを用いた液滴噴射装置 |
JP4802445B2 (ja) * | 2003-09-29 | 2011-10-26 | 株式会社村田製作所 | 積層型圧電素子とその製造方法 |
JP4450636B2 (ja) * | 2004-02-12 | 2010-04-14 | 株式会社豊田中央研究所 | 圧電セラミックスの製造方法 |
US7980680B2 (en) * | 2007-03-30 | 2011-07-19 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Method for manufacturing piezoelectric actuator, method for manufacturing liquid transporting apparatus, piezoelectric actuator, and liquid transporting apparatus |
-
2008
- 2008-11-27 JP JP2008302531A patent/JP5228842B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010129760A (ja) | 2010-06-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4596030B2 (ja) | 圧電アクチュエータ及び液体移送装置、並びに、圧電アクチュエータの製造方法 | |
JP4788764B2 (ja) | 圧電アクチュエータ及び液体移送装置 | |
JP6213335B2 (ja) | 液体吐出装置 | |
JP2011212865A (ja) | 圧電アクチュエータ | |
JP5428656B2 (ja) | 液滴吐出装置 | |
JP2016132123A (ja) | 液体吐出装置 | |
JP4059168B2 (ja) | インクジェット記録装置、インクジェット記録方法及びプログラム | |
US8353579B2 (en) | Droplet ejecting head capable of suppressing worsening of deformation efficiency of actuator | |
JP5240001B2 (ja) | 圧電アクチュエータの製造方法、圧電アクチュエータ、及び、液体移送装置 | |
JP5402476B2 (ja) | 液滴吐出装置 | |
JP5012625B2 (ja) | 液体移送装置及び圧電アクチュエータ | |
JP5392187B2 (ja) | 圧電アクチュエータ及び液体噴射装置 | |
JP4973646B2 (ja) | 液体移送装置の製造方法及び圧電アクチュエータの製造方法 | |
JP2011167875A (ja) | 圧電アクチュエータ及び圧電アクチュエータの製造方法 | |
JP5228842B2 (ja) | 圧電アクチュエータの製造方法 | |
JP4900218B2 (ja) | 液体移送装置及び圧電アクチュエータ | |
JP2008055900A (ja) | 液滴噴射装置及び液滴噴射装置の製造方法 | |
JP4930390B2 (ja) | 液体移送装置 | |
JP5206071B2 (ja) | 圧電アクチュエータ及び液体移送装置 | |
JP4831186B2 (ja) | 液体移送装置の製造方法 | |
JP2009241325A (ja) | 液体移送装置及び液体移送装置の製造方法 | |
JP6347300B2 (ja) | 液体噴射ヘッド | |
JP6476884B2 (ja) | 液体吐出装置 | |
JP2010233428A (ja) | 圧電アクチュエータの駆動装置 | |
JP2006082357A (ja) | インクジェットヘッド |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100305 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121120 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20121122 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130117 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130219 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130304 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160329 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5228842 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |