JP5228597B2 - 自動車の物品収納装置 - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1では、収納容器27の取っ手29を収納容器27の前後方向壁面の内側に入り込むような長さで形成するとともに、収納容器27の内側面に取っ手29の握り部29aを圧接して保持するようなラップ代Lを形成しており、これにより、取っ手29が収納容器27の内側面で保持されるようになっている。
また、図11に示すように、従来では、ハンドル(取っ手)11を保持するために、収納容器10の内側に張出すように段差部12を設けているので、収納容器10の容積が減ってしまい、商品性が低下してしまうという問題があった。
また、持ち手部に第2の突起を設けるとともに収納容器の側壁に孔を設けるような構成となっているので、従来のように、収納容器に内側に張出すような段差部を設ける必要がなく、収納容器の容積が減ることがない。したがって、従来に比べて収納容器の容積を大きくすることができる。
さらに、持ち手部を立ち上げて使用する際に、第2の突起が第1の孔の下方にある第3の孔と嵌合することになり、上下方向の荷重に対する保持力を高めることができる。これにより、収納容器及び収納容器内の内容物の荷重により第1の突起が上方に強く引っ張られても、回動軸となる第1の突起の下方で持ち手部がしっかりと保持されるので、大きな荷重がかかることにより第1の突起が第1の孔から外れることを防止することができる。
また、第1の孔の下方に連続して第3の孔を設けて、全体として長穴になるように構成されているので、第1の孔と第3の孔とを別々に設ける場合に比べて、持ち手部を保持する機構を全体として小さく構成することができる。
シートクッション2は、クッション本体4とクッションフレーム5とから構成されており、クッション本体4は、ヒンジ機構6を介して前端部4aを中心に回動可能にクッションフレーム5に装着されている。クッション本体4の下側には空間部7が設けられており、クッション本体4bを上方へ立ち上げると、クッション本体4が前端部4aを中心に回動し、空間部7が露出するようになっている。また、クッション本体4の下側の空間部7には、箱形状のトレイ(収納容器)8が格納されており、トレイ8は自動車用シート1から取外して使用できるように構成されている。
ここで、ハンドル組付用丸孔8d及びハンドル固定用丸孔8fは、ハンドル9を回動軸用丸穴8cを中心に回動した際のハンドル固定用エンボス9cの軌道上にそれぞれ設けられている。また、ハンドル固定用エンボス9cの径方向の長さが、ハンドル組付用丸孔8dの口径よりも大きく、また、ハンドル固定用丸孔8fの口径よりも大きく形成されている。
また、図7(a)及び(c)に示すように、ハンドル9がトレイ8内に収納された際には、ハンドル固定用エンボス9cが回動してハンドル固定用丸孔8fに嵌合することになる。ハンドル固定用エンボス9cは、ハンドル固定用丸孔8fにおいても、円錐形状の側面9eがハンドル固定用丸孔8fに当接するように嵌合している。したがって、ハンドル9を上方へ立ち上げる際も、ハンドル9とトレイ8とが撓むことにより、ハンドル固定用エンボス9cがハンドル固定用丸孔8fから抜けるようになっている。
本実施形態では、まず、ハンドル9の回動軸9bをトレイ8の側壁8bのハンドル組付用丸孔8dに挿通する。その後、ハンドル9を上方へ引き上げると、回動軸9bが回動軸用丸孔8cとハンドル組付用丸孔8dとの間の括れ部8eを通過して、回動軸9bが回動軸用丸孔8cに嵌合することになる。
以上により、ハンドル9をトレイ8に組付ける手順が完了することになる。
加えて、ハンドル固定用エンボス9cが、ハンドル固定用丸孔8fに対して当接するように嵌合するので、ハンドル9を立ち上げて使用する際には、ハンドル9とトレイ8とが撓むことにより、ハンドル固定用エンボス9cがハンドル固定用丸孔8fから抜けるようになっている。すわなち、ハンドル9を回動する際に、特別な操作を行うことなく、自動的にハンドル9の保持が解除され、自動的にハンドル9が再度保持されるようになっている。
また、ハンドル固定用エンボス9cが、ハンドル組付用丸孔8dに対して当接するように嵌合するので、ハンドル9を倒して収納する際には、ハンドル9とトレイ8とが撓むことにより、ハンドル固定用エンボス9cがハンドル組付用丸孔8dから抜けるようになっている。すわなち、ハンドル9を倒して収納する際においても、特別な操作を行うことなく、自動的にハンドル9の保持が解除され、自動的にハンドル9が再度保持されるようになっている。
これに対し、本実施形態の自動車の物品収納装置によれば、図8に示すように、ハンドル9の両端部9aにハンドル固定用エンボス9cを設け、トレイ8の側壁8bにハンドル固定用丸孔8f及びハンドル組付用丸孔8dを設けるような構成となっているので、従来のようにトレイ8に内側に張出すような段差部を設ける必要がなく、トレイの容積が減ることがない。したがって、従来に比べてトレイ8の容積を大きく形成するとともに、走行時の振動でハンドル9がバタつくことも防止することができる。
これに対し、本実施形態の自動車の物品収納装置によれば、図9に示すように、ハンドル9のハンドル固定用エンボス9cがハンドル組付用丸孔8dに嵌合し、ハンドル9が回動しないように保持されるので、トレイ8に液体や円筒形の内容物を入れた場合においてもトレイ8が傾かず、容易に内容物を持ち運ぶことができる。
また、回動軸用丸孔8cの下方に連続してハンドル組付用丸孔8dを設けて、全体として長穴になるように構成されているので、回動軸用丸孔8cとハンドル組付用丸孔8dとを別々に設ける場合に比べて、ハンドル9を保持する機構を全体として小さく構成することができる。
このような構成の場合、図10に示すように、空間部7にトレイ8を配置した後にクッション本体4を倒すと、ハンドル9がクッション本体4に押され、自動的にハンドル固定用エンボス9cがハンドル固定用丸孔8fに嵌合する位置まで回動することになる。このように、使用者が直接手でハンドル9を動かして収納する必要がなく、クッション本体4を倒しただけでハンドル9の収納を行うことができる。これにより、使用者が空間部7にトレイ8を配置した後にハンドル9を倒して収納するのを忘れて、クッション本体4を倒した場合においても、ハンドル9が自動的に収納されることになる。
ラゲッジアンダーボックスは、深さに対して奥行きが広いレイアウトであることから、ハンドル9を有するトレイ8を配置することで荷物の持ち運びが容易になる。しかも、ラゲッジアンダーボックスにはトレイ8の上部を覆う蓋があるので、上述した実施形態と同様に、蓋を閉めると同時に、自動的にハンドル9が収納されるように構成することもできる。
2 シートクッション
3 シートバック
4 クッション本体
5 クッションフレーム
6 ヒンジ機構
7 空間部
8 トレイ
8a フランジ部
8b 側壁
8c 回動軸用丸孔
8d ハンドル組付用丸孔
8e 括れ部
8f ハンドル固定用丸孔
9 ハンドル
9a ハンドルの両端部
9b 回動軸
9c ハンドル固定用エンボス
9d ハンドルの端縁
9e ハンドル固定用エンボスの側面
Claims (3)
- クッションフレームとクッション本体とからなるシートクッションと、前記クッションフレームの後端部に装着されたシートバックとから自動車用シートが構成され、前記シートクッションの前記クッション本体が前端部を中心に前方に向けて回動可能に前記クッションフレームに装着され、前記クッション本体の下側空間部には、持ち手部を有する収納容器が配置され、該収納容器の対向する一対の側壁には、前記持ち手部の両端部が回動可能に取付けられている自動車の物品収納装置において、
前記持ち手部の両端部には、第1の突起が前記収納容器の前記側壁に向けて突設されるとともに該第1の突起に並列して第2の突起が突設され、前記収納容器の前記一対の側壁には、前記第1の突起が嵌合する第1の孔が設けられるとともに該第1の孔を中心に前記持ち手部を回動した際の前記第2の突起の軌道上に第2の孔及び第3の孔がそれぞれ設けられ、前記持ち手部の前記第2の突起が、前記収納容器を前記下側空間部に収納する際に前記第2の孔に嵌合し、前記持ち手部の前記第2の突起が、前記収納容器を使用する際に前記第3の孔に嵌合するように構成され、
前記第3の孔が前記第1の孔の下方に設けられていることを特徴とする自動車の物品収納装置。 - 前記第3の孔の孔径が前記第1の孔の孔径よりも大きく形成され、前記第1の孔及び前記第3の孔が繋げられ、前記第1の孔及び前記第3の孔が、前記第1の孔と前記第3の孔との間に括れ部を有するようなひょうたん形状で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の自動車の物品収納装置。
- 前記第2の孔が前記第1の孔に対して車両前方側に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の自動車の物品収納装置。
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JP2008111339A JP5228597B2 (ja) | 2008-04-22 | 2008-04-22 | 自動車の物品収納装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Family Applications (1)
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