JP5226768B2 - 偏心型減速機 - Google Patents

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Description

本発明は、クランク軸と、クランク軸が回転することで偏心して回転する外歯歯車と、外歯歯車の外歯と噛み合う内歯が設けられたケースと、クランク軸を回転自在に支持するキャリアと、を備える偏心型減速機に関する。
各種産業用機械等においては、高い減速比を実現可能な減速機として偏心型減速機が用いられる。このような偏心型減速機は、クランク軸と、クランク軸が回転することで偏心して回転する外歯歯車と、外歯歯車の外歯と噛み合う内歯が設けられたケースと、クランク軸を回転自在に支持するキャリアと、を備えて構成されており、特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1に記載された偏心型減速機においては、複数のクランク軸を回転自在に支持するキャリアが、各クランク軸の一端側を回転自在に支持する基部キャリア(基台部)と他端側を回転自在に支持する端部キャリア(端板部)とで構成されている。そして、基部キャリアには、この基部キャリアから端部キャリアに向かって延びて基部キャリアと端部キャリアとを連結する複数の支柱(柱部)が一体的に形成されている。
特開2003−83400号公報(第3頁、第1図、第2図)
偏心型減速機においては、小型で高出力を達成できることが望ましく、ケースの径方向の外形寸法(ケースの内周についての径方向におけるケースの外形寸法)を大きくすることなく、出力トルクの向上を図ることが求められている。そして、出力トルクの向上(高出力化)を図るためには、クランク軸を回転自在に支持する基部キャリアと端部キャリアとを連結する各支柱の強度の向上を図る必要がある。しかしながら、各支柱はケースの内周の内歯と噛み合う外歯が設けられた外歯歯車に形成された孔を貫通するように配置されるため、特許文献1に開示された構造に基づいて各支柱の強度を向上させるためには、各支柱をケースの径方向におけるより外側に配置することが必要となる。このため、特許文献1に記載の偏心型減速機においては、ケースの径方向の寸法に依存して支柱の強度が制限され、ケースの径方向の寸法を大きくすることなく出力トルクの向上を図ることが難しいという問題がある。
本発明は、上記実情に鑑みることにより、ケースの径方向の外形寸法を大きくすることなく出力トルクの向上を図ることができる偏心型減速機を提供することを目的とする。
第1発明に係る偏心型減速機は、内周に内歯が設けられたケースと、前記ケースに収納されるとともに、前記内歯に噛み合う外歯が外周に設けられた外歯歯車と、前記外歯歯車に形成された孔を貫通するとともに前記ケースの内周に沿う周方向に沿って配置され、回転することで前記外歯歯車を偏心させて回転させる複数のクランク軸と、前記クランク軸の一端側を回転自在に支持する回転支持穴が設けられた基部キャリアと、前記クランク軸の他端側を回転自在に支持する端部キャリアと、前記ケースの内周に沿う周方向に沿って各前記クランク軸の間にそれぞれ配置されるとともに前記基部キャリアに一体的に形成され、前記基部キャリアと前記端部キャリアとを連結する複数の支柱と、を備えている。そして、第1発明に係る偏心型減速機は、前記支柱の周囲側面には、当該支柱が前記基部キャリアに連続する根元部分において異なる曲率半径の曲面を形成して前記基部キャリアにそれぞれ連続するように設けられた第1曲部と第2曲部とが形成され、前記第1曲部及び前記第2曲部は、前記支柱の前記根元部分において前記支柱の長手方向と平行な断面にて異なる曲率半径を構成する曲面を形成して前記基部キャリアにそれぞれ連続するように設けられ、前記第1曲部は、前記支柱における前記回転支持穴に対向して配置された支持穴対向側面に形成され、前記第2曲部は、前記支柱において前記ケースの内周についての径方向における外側であるとともに前記ケースの内周に向く側に位置するよう配置された外側面と、前記支持穴対向側面と、の間に形成され、前記第2曲部は、曲率半径が前記第1曲部よりも大きくなるように形成されていることを特徴とする。
この発明によると、支柱の側面において基部キャリアに連続する根元部分に第1曲部とこの第1曲部よりも曲率半径が大きい第2曲部とが形成されている。そして、第1曲部が支持穴対向側面に形成され、第2曲部が外側面と支持穴対向側面との間に形成されている。このため、ケースの周方向(ケースの内周に沿う周方向)に作用する力が作用し易い箇所、即ち、支柱における外側面と支持穴対向側面との間で基部キャリアに連続する根元部分に、曲率半径の大きい第2曲部が形成されることになる。一方、第2曲部に隣接し、支持穴対向側面の根元部分には曲率半径の小さい第1曲部が形成されることになる。これにより、ケースの周方向に作用する力については、第2曲部に集中し過ぎることが抑制され、第1曲部に対しても分散して作用させることができる。このため、ケースの周方向の荷重について、第1曲部及び第2曲部の負担の差を低減でき、第1曲部と第2曲部とに効率よく分散して支持させることができる。そして、支柱の側面において全体的に効率よく荷重が分散し易くなり、支柱全体としての強度の向上が図られることになる。
従って、この発明によると、ケースの径方向の外形寸法を大きくすることなく出力トルクの向上を図ることができる偏心型減速機を提供することができる。
第2発明に係る偏心型減速機は、第1発明の偏心型減速機において、前記第1曲部が形成された前記支持穴対向側面は、前記回転支持穴に沿うように配置され、前記外側面は、前記ケースの内周に沿う周方向に沿うように配置され、前記第2曲部は、前記支柱において前記ケースの内周についての径方向における外側であるとともに前記ケースの内周に沿う周方向において張り出すように位置する張り出し部分に形成されていることを特徴とする。
この発明によると、曲率半径の大きい第2曲部が、支柱においてケースの周方向に作用する力がとくに作用し易い箇所である張り出し部分に形成されている。このため、ケースの周方向に作用する力が作用し易い張り出し部分の根元の部分に荷重が集中し過ぎることが抑制され、支柱においてより効率よく荷重を分散して支持することができる。これにより、支柱全体として、より効率よく強度の向上を図ることができる。
第3発明に係る偏心型減速機は、第2発明の偏心型減速機において、前記第2曲部は、前記張り出し部分において、当該張り出し部分に対向する前記回転支持穴の周縁に接して前記ケースの内周の中心を通る接線よりも当該回転支持穴側に形成されていることを特徴とする。
この発明によると、第2曲部が、張り出し部分において回転支持穴の周縁に接してケースの内周の中心を通る接線よりも回転支持穴側に形成されている。このため、ケースの周方向に作用する力が非常に作用し易い箇所、即ち、張り出し部分において上述の接線よりも回転支持穴側で基部キャリアに連続する根元部分に、曲率半径の大きい第2曲部が形成されることになる。これにより、支柱においてさらに効率よく荷重を分散して支持することができ、支柱全体として、さらに効率よく強度の向上を図ることができる。また、支柱の張り出し部分における前述の接線よりも回転支持穴側の部分は、もともとデッドスペースになっていた部分でありケースの径方向に肥大化する部分でもないため、第2曲部の曲率半径が大きく設定されても、ケースの径方向に肥大化することなくスペースの有効活用も図られることになる。
第4発明に係る偏心型減速機は、第1発明乃至第3発明のいずれかの偏心型減速機において、前記外歯歯車には前記支柱が貫通する支柱用孔が形成され、当該外歯歯車において前記支柱用孔を介して前記支柱の前記第2曲部に対向する位置に切欠部が形成されていることを特徴とする。
この発明によると、外歯歯車において支柱用孔を介して第2曲部に対向する位置に切欠部が形成されるため、支柱と外歯歯車とが干渉することなく、さらに第2曲部の曲率半径を大きく設定することができる。このため、さらに、第2曲部への荷重の集中を抑制して支柱の側面にて全体的に効率よく荷重を分散でき、支柱全体としてのさらなる強度の向上を図ることができる。また、外歯歯車において第2曲部に対向する部分という限られた一部分に切欠部が形成されても、外歯歯車の強度への影響はほとんどなく、外歯歯車の強度も維持されることになる。
本発明によると、ケースの径方向の外形寸法を大きくすることなく出力トルクの向上を図ることができる偏心型減速機を提供することができる。
本発明の一実施の形態に係る偏心型減速機の断面図である。 図1のA−A線矢視断面図である。 図1に示す偏心型減速機における基部キャリア及び支柱を図1のB線矢視位置から見た図である。 図3に示す支柱を拡大して示す図である。 図3に示す基部キャリア、支柱、及び外歯歯車を図3のC線矢視方向から見た図であって、D−D線矢視位置における一部切欠き断面を含む図である。 図3に示す基部キャリア、支柱、及び外歯歯車を図3のC線矢視方向から見た図であって、E−E線矢視位置における一部切欠き断面を含む図である。 図3に示す基部キャリア、支柱、及び外歯歯車を図6とは異なる作動状態で図3のC線矢視方向から見た図であって、E−E線矢視位置における一部切欠き断面を含む図である。
符号の説明
1 偏心型減速機
13 クランク軸
14 ケース
15 外歯歯車
16 基部キャリア
17 端部キャリア
18 支柱
22 内歯
23 外歯
35 張り出し部側面
36 支持穴対向側面
37 張り出し部分
38 第1曲部
39 第2曲部
42 外側面
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しつつ説明する。尚、本発明の実施形態に係る偏心型減速機は、産業用ロボットや種々の工作機械等の各種産業用機械や建設機械等において広く適用することができる。尚、例えば、風車においては、近年、ブレード(羽根)の直径が大きくなる傾向にあることから、風向きに合わせて風車を回転するための首振り用の駆動装置であるヨー(Yw)駆動装置として、寸法の大型化を抑制しつつ且つ高出力仕様の(負荷容量の大きな)減速機が要求される状況にある。このため、本実施形態に係る偏心型減速機は、このような風車のヨー駆動装置として用いられると好適である。また、この例に限らず、クランク軸と、クランク軸が回転することで偏心して回転する外歯歯車と、外歯歯車の外歯と噛み合う内歯が設けられたケースと、クランク軸を回転自在に支持するキャリアと、を備える偏心型減速機に関して本発明を広く適用することができる。
図1は、本発明の一実施の形態に係る偏心型減速機1を示す断面図である。偏心型減速機1は、例えば、風車のヨー駆動装置として用いられ、図1に示すように、上側に配置されたモータ100から入力された回転を減速して伝達して出力する。この偏心型減速機1は、入力軸11、スパーギア12、クランク軸13、ケース14、外歯歯車15、基部キャリア16、端部キャリア17、支柱18、ピン部材(19、20)(図2参照)、ボルト部材21などを備えて構成されている。
ケース14は、筒状の第1ケース部14aと第2ケース部14bとで構成されており、これらの縁部同士がボルトで連結されている。そして、ケース14の内部には、入力軸11、スパーギア12、クランク軸13、外歯歯車15、基部キャリア16の一部、端部キャリア17などが収納されている。このケース14は、出力側である一端側(第1ケース部14aの端部側)は開口形成され、入力側である他端側(第2ケース部14bの端部側)にはモータ100が固定されている。また、図1及び図1のA−A線矢視断面図である図2に示すように、ケース14には、内周に内歯22が設けられている。内歯22は、後述する外歯歯車15に設けられた外歯23と噛み合うピン状部材(丸棒状の部材)として形成されている。各内歯22は、ケース14の内周において等間隔でケース14に嵌め込まれた状態で配列されている。
入力軸11は、モータ100のモータ出力軸100aからの回転駆動力が遊星歯車機構24を介して入力されてモータ100に連動するように設けられている。即ち、ケース14の他端側に取り付けられたモータ100からケース14内に突出するモータ出力軸100aに遊星歯車機構24の太陽ギア24aが連結されている。そして、太陽ギア24aに噛み合う複数の遊星歯車24bを回転自在に支持するとともに公転運動を行う遊星枠24cの内周部分に対して入力軸11がスプライン結合により連結されている。このようにして、モータ100からの回転駆動力が遊星歯車機構24を介して減速されて入力軸11へと伝達されるようになっている。また、入力軸11は、ケース14の内周についての径方向(以下、「ケース14の径方向」という)における中心に配置されており、遊星枠24とスプライン結合する他端側(モータ100側)とは反対側の一端側の外周にリングギア11aがスプライン結合されている。
スパーギア12は、入力軸11の周囲にその周方向に沿って複数(本実施形態では、3つ)配設されている。そして、各スパーギア12は、入力軸11に結合されたリングギア11aに対して噛み合うようになっている。これにより、モータ100からの回転駆動力によって入力軸11が回転することで、この回転に伴ってスパーギア12が回転駆動されるようになっている。
クランク軸13は、モータ100側の端部においてスパーギア12が固定されており、スパーギア12とともに回転することで後述する外歯歯車15を偏心させて回転させる部材として設けられている。そして、クランク軸13は、図1及び図2に示すように、外歯歯車15に形成されたクランク軸用孔25を貫通するとともにケース14の内周に沿う周方向に沿って入力軸11と平行に複数(本実施形態では、3つ)配置されている。即ち、図2によく示すように、3つのクランク軸13は、ケース14の内周の中心であるケース中心P(図2にて点で示す)を中心とする所定の円Q(図2にて二点鎖線で示す)の周方向に沿って配置されている。
また、各クランク軸13は、図1によく示すように、第1カム部分13a、第2カム部分13b、第3カム部分13c、第1軸部13d、及び第2軸部13eを備えて構成されており、第1軸部13d、第1カム部分13a、第2カム部分13b、第3カム部分13c、第2軸部13eの順番で直列に設けられている。そして、第1〜第3カム部分(13a〜13c)は、軸方向と垂直な断面が円形断面となるように形成されており、それぞれの中心位置がクランク軸13の軸心(第1軸部13d及び第2軸部13eの中心位置)に対して偏心するように設けられている。また、第1軸部13dは後述する基部キャリア16に対してころ軸受け27を介して回転自在に支持されており、第2軸部13eは後述する端部キャリア17に対してころ軸受け28を介して回転自在に支持されている。尚、各クランク軸13の第2軸部13eの端部にはスパーギア12がそれぞれスプライン結合により取り付けられている。
基部キャリア16は、図1によく示すように、出力側である一端側がケース14の開口から突出した状態で配置され、この一端側において出力ギア32が取り付けられている。また、基部キャリア16は、他端側が支柱18、ピン部材(19、20)及びボルト部材21を介して端部キャリア17と連結されてケース14内に収納されており、この状態で偏心型減速機1における出力軸を構成している。そして、基部キャリア16及び端部キャリア17を備えて構成された出力軸は、ケース14の内周に沿って配設された出力側のころ軸受け29及びモータ100側の玉軸受け30を介してケース14に対して回転自在に支持されている。また、基部キャリア16には、各クランク軸13の一端側をその第1軸部13dにてころ軸受け27を介して回転自在に支持する回転支持穴31が設けられている。尚、図2では、回転支持穴31を破線で示している。
また、基部キャリア16の他端側で連結される端部キャリア17は、円板状の部材として設けられ、クランク軸13の第2軸部13eが貫通する貫通孔が形成されている。この貫通孔において、端部キャリア17は、クランク軸13の他端側をその第2軸部13eにてころ軸受け28を介して回転自在に支持している。
外歯歯車15は、図1及び図2に示すように、平行に重ねられた状態でケース14内に収納される第1外歯歯車15a、第2外歯歯車15b、及び第3外歯歯車15cを備えて構成されている。第1〜第3外歯歯車(15a〜15c)にはそれぞれ、クランク軸13が貫通するクランク軸用孔25、及び、後述する支柱18が貫通する支柱用孔26が形成されている。第1〜第3外歯歯車(15a〜15c)は、入力軸11の軸方向と平行な方向において、各クランク軸用孔25の位置が対応するとともに各支柱用孔26の位置が対応するように配置されている。クランク軸用孔25は、円形孔として形成され、各クランク軸13に対応して外歯歯車15の周方向に均等角度で3つ形成されている。このクランク軸用孔25は、第1外歯歯車15aにおいては第1カム部分13aを、第2外歯歯車15bにおいては第2カム部分13bを、第3外歯歯車15cにおいては第3カム部分13cを、それぞれニードル軸受け33を介して保持している。支柱用孔26は、内周壁面が円弧状の面で形成された三角形状断面の孔として形成され、各支柱18に対応して外歯歯車15の周方向に均等角度で3つ形成されている。即ち、支柱用孔26は、クランク軸用孔25と外歯歯車15の周方向において交互に形成されている。この支柱用孔26には、支柱18がそれぞれ遊嵌状態で貫通している。また、後述するように、外歯歯車15には、支柱18の基部キャリア16に連続する根元部分における所定箇所に対向する位置において、支柱用孔26の縁部分の一部が大きめの面取りが施されるように切り欠かれた状態に形成されることで、切欠部34が形成されている(図6参照)。
尚、外歯歯車15及びクランク軸13が上述のように配設されているため、入力軸11からスパーギア12を介して回転駆動力が伝達されてクランク軸13が回転すると、このクランク軸13の回転に伴い第1〜第3カム部分(13a〜13c)から外歯歯車15に対して荷重が作用する。この荷重により、外歯歯車15(第1外歯歯車15a、第2外歯歯車15b、第3外歯歯車15c)が揺動することになる。
また、第1外歯歯車15a、第2外歯歯車15b、第3外歯歯車15cのそれぞれの外周には、内歯22に噛み合う外歯23が設けられている。外歯歯車15(15a〜15c)の外歯23の歯数は、内歯22の歯数よりも1個少なくなるように設けられている。このため、クランク軸13が回転するごとに、噛み合う外歯23と内歯22との噛み合いがずれ、外歯歯車15(第1外歯歯車15a、第2外歯歯車15b、第3外歯歯車15c)が偏心して揺動回転するようになっている。
次に、支柱18の構成について詳しく説明する。図3は、基部キャリア16及び支柱18についてピン部材(19、20)及びボルト部材21の断面図とともに示す図であり、図1のB線矢視位置から見た図である。図1乃至図3に示すように、支柱18は、ケース14の内周に沿う周方向に沿って(図2の円Qの周方向に沿って)各クランク軸13の間にそれぞれ配置されている。そして、支柱18は、ケース14の内周に沿う周方向(以下、「ケース14の周方向」という)に均等角度で複数(本実施形態では、3つ)配置されており、それぞれ基部キャリア16と一体的に形成され、基部キャリア16の他端側(モータ100側)に向かって突出するように設けられている。この支柱18を介して、基部キャリア16と端部キャリア17とが連結される。
図1乃至図3に示すように、支柱18は、支柱18の長手方向(支柱18が基部キャリア16から端部キャリア17に向かって延びる方向)と垂直な断面において曲率半径の大きい円弧状の側面が曲率半径の小さい円弧状の側面を介して連続することで周囲側面が形成された三角形状断面を有するように形成されている。尚、図4は、図3に示す支柱18のうちの1つのみを拡大して示した図である。図4によく示すように、支柱18の周囲側面には、外側面42、張り出し部側面35、支持穴対向側面36等の側面が形成されている。外側面42は、支柱18において、ケース14の径方向における外側であるとともにケース14の内周に向く側(外歯歯車15を介して対向する側)に位置するよう配置された側面として設けられている(図2乃至図4参照)。また、この外側面42は、ケース14の周方向に沿うように配置されている。張り出し部側面35は、支柱18において、ケース14の径方向における外側であるとともにケース14の周方向において張り出すように位置する張り出し部分37における側面として設けられている。この張り出し部側面35は、支柱18の周囲側面において外側面42と支持穴対向側面36との間に配置されている。また、支持穴対向側面36は、支柱18における回転支持穴31に対向して配置され、回転支持穴31に沿うように円弧状に配置された側面として設けられている(図3、図4参照)。
図5及び図6は、それぞれ図3に示す基部キャリア16、支柱18、及び第1外歯歯車15aをC線矢視方向から見た図であって、支柱18を一部切欠き断面として示す図である。図5及び図6においては、1つの支柱18のみが図示されて他の支柱18の図示は省略されている。そして、図5においては、図示された支柱18はケース14の周方向に沿った断面であるD−D線矢視位置の断面として図示されており、さらに、ボルト部材21がボルト穴40に配置されていない状態が図示されている。また、図6においては、図示された支柱18はケース14の周方向に沿った断面であるE−E線矢視位置の断面として図示されており、さらに、ピン部材(19、20)がピン穴41に配置されていない状態が図示されている。
図4乃至図6に示すように、支柱18の周囲側面には、支柱18が基部キャリア16に連続する根元部分において異なる曲率半径の曲面を形成して基部キャリア16にそれぞれ連続するように設けられた第1曲部38と第2曲部39とが形成されている。即ち、第1曲部38及び第2曲部39は、支柱18の根元部分において支柱18の長手方向と平行な断面にて異なる曲率半径を構成する曲面を形成して基部キャリア16にそれぞれ連続するように設けられている。第1曲部38は、支持穴対向側面36の根元部分に形成されている。一方、第2曲部39は、支柱18の周囲側面における外側面42と支持穴対向側面36との間に位置する張り出し部側面35の根元部分に形成されている。そして、第2曲部39は、張り出し部分37において、この張り出し部分37に対向する回転支持穴31の周縁に接してケース中心Pを通る接線R(図3で破線で示す)よりも当該回転支持穴31側に形成されている。
また、第2曲部39は、曲率半径が第1曲部38よりも大きくなるように形成されており、例えば、第1曲部38は15Rの曲率半径となるように(曲率半径が15mmとなるように)形成され、第2曲部39は25Rの曲率半径となるように(曲率半径が25mmとなるように)形成されている。このように、第2曲部39の曲率半径が十分に大きな値となるように設定され、さらに、第1曲部38よりも第2曲部39の曲率半径が大きくなるように設定されることで、ケース14の周方向に作用する力を第1曲部38と第2曲部39とで効率よく分散して支持することができる。尚、本実施形態で説明したように、第1曲部38の曲率半径の寸法の第2曲部39の曲率半径の寸法に対する比率が5分の3或いはその近傍の比率となるように設定されることで、ケース14の周方向に作用する荷重を第1曲部38と第2曲部39とで効率よく分散して支持することができるが、この比率以外に設定されてもケース14の周方向の荷重を十分に分散して支持することができる。
また、図6に示すように、外歯歯車15における第1外歯歯車15aには、支柱用孔26を介して支柱18の第2曲部39に対向する位置に切欠部34が形成されている。この切欠部34は、前述のように、支柱用孔26の縁部分の一部が平面状に又は曲面状(例えば、円錐曲面の一部を成すような曲面状)に面取りが施されるように切り欠かれた状態のような形状に形成されている。図7は、図6に示す状態からクランク軸13の回転に伴って第1外歯歯車15aが揺動し、支柱用孔26の縁部分と第2曲部39とが接近した状態を示す図である。この図7に示すように、第1外歯歯車15に切欠部34が設けられていることで、第2曲部39の曲率半径の寸法が大きく設定されていても第2曲部39と外歯歯車15との干渉が発生することを防止することができる。
図1乃至図3に示すように、ピン部材(19、20)及びボルト部材21は、支柱18内にそれぞれの軸方向における一部が配置されて基部キャリア16と端部キャリア17とを連結する連結部材として設けられている。ピン部材(19、20)は、一端側が支柱18に形成された孔に対して、他端側が端部キャリア17に形成された孔に対して、それぞれ嵌合状態で嵌め込まれている。一方、ボルト部材21は、端部キャリア17に形成された貫通孔をそのボルト軸部が貫通するとともにそのボルト頭部が端部キャリア17に対して係止するように配置されている。そして、このボルト部材21は、支柱18に形成されて内周に雌ネジ部分が設けられたボルト穴40に対してその先端側の雄ネジ部分で螺合することで、基部キャリア17と端部キャリア18とを結合するように構成されている。
上述した構成を備える偏心型減速機1は、モータ出力軸100aが回転してモータ100からの回転駆動力が遊星歯車機構24を介して入力軸11に伝達されると、入力軸11が回転してリングギア11aと噛み合う複数のスパーギア12が回転する。この各スパーギア12の回転とともに複数のクランク軸13が回転し、このクランク軸13とともに第1カム部分13a、第2カム部分13b、及び第3カム部分13cが回転する。この回転に伴って、前述のように、第1外歯歯車15a、第2外歯歯車15b、及び第3外歯歯車15cが内歯22と噛み合いをずらしながら偏心して回転する。そして、第1〜第3外歯歯車(15a〜15c)の偏心回転に伴って、ニードル軸受け33で回転保持されたクランク軸13もケース中心Pを中心として公転運動を行う。これにより、第1曲部38及び第2曲部39が形成された支柱18で連結された基部キャリア16及び端部キャリア17を備えて構成されてクランク軸13を回転自在に支持する出力軸が回転し、大きなトルクが出力ギア32から出力されることになる。
以上説明した偏心型減速機1によると、支柱18の側面において基部キャリア16に連続する根元部分に第1曲部38とこの第1曲部38よりも曲率半径が大きい第2曲部39とが形成されている。そして、第1曲部38が支持穴対側面36に形成され、第2曲部39が外側面42と支持穴対向側面36との間に形成されている。このため、ケース14の周方向に作用する力が作用し易い箇所、即ち、支柱18における外側面42と支持穴対向側面36との間で基部キャリア16に連続する根元部分に、曲率半径の大きい第2曲部39が形成されることになる。一方、第2曲部39に隣接し、支持穴対向側面36の根元部分には曲率半径の小さい第1曲部38が形成されることになる。これにより、ケース14の周方向に作用する力については、第2曲部39に集中し過ぎることが抑制され、第1曲部38に対しても分散して作用させることができる。このため、ケース14の周方向の荷重について、第1曲部38及び第2曲部39の負担の差を低減でき、第1曲部38と第2曲部39とに効率よく分散して支持させることができる。そして、支柱18の側面において全体的に効率よく荷重が分散し易くなり、支柱18全体としての強度の向上が図られることになる。
従って、本実施形態によると、ケース14の径方向の外形寸法を大きくすることなく出力トルクの向上を図ることができる偏心型減速機1を提供することができる。
また、偏心型減速機1によると、曲率半径の大きい第2曲部39が、支柱18においてケース14の周方向に作用する力がとくに作用し易い箇所である張り出し部分37に形成されている。このため、ケース14の周方向に作用する力が作用し易い張り出し部分37の根元の部分に荷重が集中し過ぎることが抑制され、支柱18においてより効率よく荷重を分散して支持することができる。これにより、支柱18全体として、より効率よく強度の向上を図ることができる。
また、偏心型減速機1によると、第2曲部39が、張り出し部分37において回転支持穴31の周縁に接してケースの内周の中心を通る接線Rよりも回転支持穴31側に形成されている。このため、ケース14の周方向に作用する力が非常に作用し易い箇所、即ち、張り出し部分37において上述の接線Rよりも回転支持穴31側で基部キャリア16に連続する根元部分に、曲率半径の大きい第2曲部39が形成されることになる。これにより、支柱18においてさらに効率よく荷重を分散して支持することができ、支柱18全体として、さらに効率よく強度の向上を図ることができる。また、支柱18の張り出し部分37における上記接線Rよりも回転支持穴31側の部分は、もともとデッドスペースになっていた部分でありケース14の径方向に肥大化する部分でもないため、第2曲部39の曲率半径が大きく設定されても、ケース14の径方向に肥大化することなくスペースの有効活用も図られることになる。
また、偏心型減速機1によると、外歯歯車15において支柱用孔26を介して第2曲部39に対向する位置に切欠部34が形成されているため、支柱18と外歯歯車15とが干渉することなく、さらに第2曲部39の曲率半径を大きく設定することができる。このため、さらに、第2曲部39への荷重の集中を抑制して支柱18の側面にて全体的に効率よく荷重を分散でき、支柱18全体としてのさらなる強度の向上を図ることができる。また、外歯歯車15において第2曲部39に対向する部分という限られた一部分に切欠部34が形成されても、外歯歯車15の強度への影響はほとんどなく、外歯歯車15の強度も維持されることになる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、請求の範囲に記載した限りにおいて様々に変更して実施することができるものである。例えば、次のような変形例を実施することができる。
(1)本実施形態では、つの構成要素が重ねられた外歯歯車を例にとって説明したが、この通りでなくてもよく、つ以上の構成要素又は2つの構成要素が重ねられた外歯歯車であってもよい。この場合、クランク軸においても外歯歯車の構成要素の数に対応してカム部分を設ける構成とし、本発明を実施することができる。
(2)本実施形態では、クランク軸が3つ設けられる場合を例にとって説明したが、この通りでなくてもよく、クランク軸が4つ以上設けられるものであっても本発明を実施することができる。
(3)本実施形態では、ケースの内周の内歯がピン状部材として形成されているものを例にとって説明したが、この通りでなくてもよく、例えば、ケースと一体に形成された内歯が備えられているものであっても本発明を実施することができる。
(4)本実施形態では、外歯歯車に切欠部が設けられたものを説明したが、必ずしもこの通りでなくてもよく、第2曲部の曲率半径が第1曲部よりも大きくなるように形成されていれば、本発明の効果を奏することができる。
(5)本実施形態では、第2曲部が、支柱の張り出し部分において、回転支持穴の周縁に接してケースの中心を通る接線よりも回転支持穴側に形成されている場合を例にとって説明したが、この通りでなくてもよい。例えば、支柱の張り出し部分における上記接線よりも回転支持穴側と反対側に形成されていてもよい。また、上記接線よりも回転支持穴側に位置している部分が設けられていないような支柱における張り出し部分に第2曲部が形成されていてもよい。また、支持穴対向側面が平坦に形成されて回転支持穴に沿うように形成されておらず、張り出し部分が設けられていないような支柱において、外側面と支持穴対向側面との間に第2曲部が形成されているものであってもよい。また、外側面が平坦に形成されてケースの内周に沿う周方向に沿うように形成されておらず、張り出し部分が設けられていないような支柱において、外側面と支持穴対向側面との間に第2曲部が形成されているものであってもよい。
本発明は、クランク軸と、クランク軸が回転することで偏心して回転する外歯歯車と、外歯歯車の外歯と噛み合う内歯が設けられたケースと、クランク軸を回転自在に支持するキャリアと、を備える偏心型減速機として、広く適用することができるものである。

Claims (4)

  1. 内周に内歯が設けられたケースと、
    前記ケースに収納されるとともに、前記内歯に噛み合う外歯が外周に設けられた外歯歯車と、
    前記外歯歯車に形成された孔を貫通するとともに前記ケースの内周に沿う周方向に沿って配置され、回転することで前記外歯歯車を偏心させて回転させる複数のクランク軸と、
    前記クランク軸の一端側を回転自在に支持する回転支持穴が設けられた基部キャリアと、
    前記クランク軸の他端側を回転自在に支持する端部キャリアと、
    前記ケースの内周に沿う周方向に沿って各前記クランク軸の間にそれぞれ配置されるとともに前記基部キャリアに一体的に形成され、前記基部キャリアと前記端部キャリアとを連結する複数の支柱と、
    を備えている偏心型減速機であって、
    前記支柱の周囲側面には、当該支柱が前記基部キャリアに連続する根元部分において異なる曲率半径の曲面を形成して前記基部キャリアにそれぞれ連続するように設けられた第1曲部と第2曲部とが形成され、
    前記第1曲部及び前記第2曲部は、前記支柱の前記根元部分において前記支柱の長手方向と平行な断面にて異なる曲率半径を構成する曲面を形成して前記基部キャリアにそれぞれ連続するように設けられ、
    前記第1曲部は、前記支柱における前記回転支持穴に対向して配置された支持穴対向側面に形成され、
    前記第2曲部は、前記支柱において前記ケースの内周についての径方向における外側であるとともに前記ケースの内周に向く側に位置するよう配置された外側面と、前記支持穴対向側面と、の間に形成され、
    前記第2曲部は、曲率半径が前記第1曲部よりも大きくなるように形成されていることを特徴とする、偏心型減速機。
  2. 請求項1に記載の偏心型減速機であって、
    前記第1曲部が形成された前記支持穴対向側面は、前記回転支持穴に沿うように配置され、
    前記外側面は、前記ケースの内周に沿う周方向に沿うように配置され、
    前記第2曲部は、前記支柱において前記ケースの内周についての径方向における外側であるとともに前記ケースの内周に沿う周方向において張り出すように位置する張り出し部分に形成されていることを特徴とする、偏心型減速機。
  3. 請求項2に記載の偏心型減速機であって、
    前記第2曲部は、前記張り出し部分において、当該張り出し部分に対向する前記回転支持穴の周縁に接して前記ケースの内周の中心を通る接線よりも当該回転支持穴側に形成されていることを特徴とする、偏心型減速機。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の偏心型減速機であって、
    前記外歯歯車には前記支柱が貫通する支柱用孔が形成され、当該外歯歯車において前記支柱用孔を介して前記支柱の前記第2曲部に対向する位置に切欠部が形成されていることを特徴とする、偏心型減速機。
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