JP5226467B2 - ロックプラグ - Google Patents

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Description

本発明は、保護継電器盤の動作点検を行うための試験端子に用いるロックプラグに関するものである。
保護継電器盤(所謂、リレー盤)等の動作点検をする際には、特許文献1の如く、保護継電器盤に設置された試験端子に、遮断器のトリップ回路をロックして継電器、計器の校正を行うためのロックプラグが組み付けられる。かかるロックプラグとしては、試験端子に内蔵された2つの接点とそれぞれ接触させるための2つの接触子を絶縁ケースの背面の上下に設け、試験端子内部で、2つの接点の内の片方の上流側と他方の下流側とを接続させて固定するための棒状のロック軸を絶縁ケースを貫通するように設けたものが知られている。
特開平8−5659号公報
しかしながら、上記従来のロックプラグは、試験端子に取り付けると、上下の接触子が試験端子内に入り込んだ状態となるため、保護継電器盤の動作点検において仮リレーに切り替える必要がある場合に、仮リレーからの遮断器引き外し信号を取り込むことができなかった。それゆえ、仮リレーに切り替える必要がある場合には、試験端子に内蔵された接点同士をリード線によって繋ぎ、そのリード線に仮リレーのケーブルを接続させていたが、そのような方法では、一旦ロックプラグを外すことになり、一次的に保護継電器からのトリップ指令が遮断される。また、リード線を試験端子の接点に強固に固定することが困難であるため、仮リレーのケーブルにわずかな力が加わっただけで、リード線が試験端子の接点から外れたり、ケーブルがリード線から外れたりして、動作点検作業を中断せざるを得なかった。
本発明の目的は、上記従来のロックプラグにおける問題点を解消し、容易に仮リレーからの遮断器引き外し信号を取り込むことができ、そのように仮リレーに切り替えた場合でも、試験端子に強固に固着することが可能なロックプラグを提供することにある。
かかる本発明の内、請求項1に記載された発明は、保護継電器盤の動作点検を行うための試験端子用のロックプラグであって、前記試験端子に内蔵された2つの接点にそれぞれ接触させて両接点を導通させるための2つの接触子と、それらの接触子の基端部分を覆う絶縁ケースと、その絶縁ケースに貫設されており、前記試験端子内部で、前記2つの接点の内の片方の上流側と他方の下流側とを接続させて固定するための棒状のロック軸とを有しており、前記ロック軸の基端に、前記2つの接触子間に伝わる電気信号を外部に出力するための出力部が設けられていることを特徴とするものである。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載された発明において、前記ロック軸が、絶縁体からなる摘みを導電性金属製の軸本体の基端に固着するとともに、絶縁体からなる筒状部材を前記軸本体の外周にスライド可能に装着して前記摘みと隣接させたものであることを特徴とするものである。
請求項1に記載のロックプラグは、2つの接触子間を伝わる電気信号を外部に出力するための出力部がロック軸の基端に設けられているので、当該出力部を利用して、容易に仮リレーに切り替えることができ、そのように仮リレー切り替えた場合でも、試験端子に強固に固着することができる。
請求項2に記載のロックプラグは、摘みと隣接した位置において筒状部材が導電性金属製の軸本体の外周にスライド可能に装着された状態になっているので、摘みと筒状部材との間に、仮リレーのトリップケーブルを挟み込んで軸本体と接触させるだけで、非常に容易に仮リレーからの遮断器引き外し信号を取り込むことができる。
以下、本発明に係るロックプラグについて、図面に基づいて詳細に説明する。
図1〜図3は、それぞれ、ロックプラグの正面、右側面、背面を示したものである。また、図4は、ロックプラグの内部構造を示す説明図である。また、図5は、ロックプラグを試験端子に組み付ける様子を示す説明図である。ロックプラグ1は、絶縁ケース2、接触子3a,3b、ロック軸4、接地板5等によって組み付け形成されている。
絶縁ケース2は、絶縁体(たとえば、ABS樹脂)によって縦長な直方体状(高さ約44mm×長さ約14mm×幅約15mm)に形成されている。そして、中央には、ロック軸4を貫通させるための直径約5.0mmの貫通孔5が、前後を貫くように設けられている。また、絶縁ケース2の前面の貫通孔5の周囲は、円周状に突出した状態になっている。一方、絶縁ケース2の内部には、金属によって縦長な矩形状に形成された接地板6が、前後方向に対して垂直になるように内蔵されている。当該接地板6の中央(上下方向の中央)には、ロック軸4を挿通させるための円形の挿通孔12が穿設されている。
また、2つの接触子3a,3bは、金属(たとえば、黄銅)によって扁平な直方体状に形成されている。なお、上側の接触子3aの方が、下側の接触子3bに比べて、やや幅広(上下に幅広)になっている。そして、それらの接触子3a,3bは、基端を絶縁ケース2の背面に埋め込んで接地板6に当接させ、先端を当該背面と直交する方向へ突出させた状態になっている。
一方、ロック軸4は、軸本体7、摘み8、筒状部材9等によって構成されている。軸本体7は、導電性の金属(たとえば、鉄)によって直径約4.0mmの円柱状に形成されており、先端には、ネジ山が刻設されている。また、摘み8は、絶縁体(たとえば、ABS樹脂)によって直径約10.0mmの円柱状に形成されており、外周には帯状突起が等間隔で設けられている。一方、筒状部材9は、摘み8と同様な絶縁体によって、外径約7.0mmで内径約5.0mmの円筒状に形成されている。そして、ロック軸4は、基端に摘み8を固着させ、軸本体7に筒状部材9を挿通させた状態で、絶縁ケース2の貫通孔5を貫通し、先端際にリング体10が固着されることによって、絶縁ケース2に対して前後にスライド可能に取り付けられている。また、上記の如く、絶縁ケース2の貫通孔5を貫通することによって、絶縁ケース2に内蔵された接地板6の通過孔12内を、接地板6に接触することなく貫通した状態になっている。
上記の如く構成されたロックプラグ1は、図5の如く、保護継電器盤に設置される試験端子21に組み付けて使用される。当該試験端子21は、ロックプラグ1の接触子3a,3bを挿入させるための2つの挿入孔24a,24bが前面の上下に設けられており、内部の上下に2つの接点22a,22bが設けられている。また、それらの挿入孔24a,24bの間には、ロック軸4を挿入させるための軸孔25が穿設されている。なお、図5(a)の如く、上側の接点22aには、保護継電器からのトリップ指令が入力され、下側の接点22bは、遮断器と接続されている。また、接点22aの下流側、端子22bの上流側には、それぞれ、導電板23a,23bが、それぞれ、前後方向に対して垂直に設けられており、それらの導電板23a,23bの先端部分が、平行に対峙した状態になっている。さらに、導電板23a,23bには、それぞれ、ロック軸4の先端を挿通させるための挿通孔が穿設されており、それらの挿通孔には、ロック軸4の先端と螺合するネジ溝が設けられている。
そして、図5(b)の如く、接触子3a,3bを挿入孔に挿入させてロックプラグ1を試験端子21に組み付けると、ロックプラグ1の各接触子3a,3bが、試験端子に内蔵された各接点22a,22bと接触し、保護継電器からのトリップ指令が接点22a→接触子3a→接触子6→接触子3b→接点22bと伝達されて遮断器へと導かれる。また、図5(c)の如く、ロック軸4を軸孔25の内部に深く挿入し、摘み8を回転させて、ロック軸4の先端のネジ山を、導電板23aおよび導電板23bの挿通孔のネジ溝に螺合させると、導電板23aと導電板23bとがロック軸4の軸本体7を介して接続され、保護継電器からのトリップ指令が導電板23a→導電板23bを介して遮断器へと導かれる状態となる。
上記の如くロック軸4によって導電板23aと導電板23bとを接続する際に、ロック軸4の摘み8と筒状部材9との間に、ケーブル(たとえば、先端が扁平なU字状に形成されたもの等)を介在させ、当該ケーブルとロック軸4の軸本体7とを接触させることによって、導電板23aから導電板23bへと導かれる電気信号を仮リレーへ導くことが可能となる。また、上記の如く、また、ロック軸4を軸孔25の内部に深く挿入した状態で摘み8を回転させて、ロック軸4の先端のネジ山を、導電板23aおよび導電板23bの挿通孔のネジ溝に螺合させると、ロックプラグ1を試験端子21に固着することが可能となる。
ロックプラグ1は、上記の如く、接触子3a,3bが絶縁ケース2の背面の上下に突設されているとともに、棒状のロック軸4が絶縁ケース2に貫設されており、かつ、そのロック軸4の基端に、2つの接触子3a,3b間に伝わる電気信号を外部に出力するための出力部(すなわち、摘み8と筒状部材9との離反によって形成される軸本体7の露出部分)11が設けられている。それゆえ、当該出力部11を利用して、容易に仮リレーに切り替えることができ、そのように仮リレー切り替えた場合でも、試験端子21に強固に固着することができる。
また、ロックプラグ1は、ロック軸4が、摘み8を導電性金属製の軸本体7の基端に固着するとともに、筒状部材9を軸本体7の外周にスライド可能に装着して摘み8と隣接させたものであるため、摘み8と筒状部材9との間に、仮リレーへの接続用のケーブルを挟み込んで軸本体7に接触させるだけで、非常に容易に仮リレーからの遮断器引き外し信号を取り込むことができる。
なお、本発明に係るロックプラグの構成は、上記実施形態の態様に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で、必要に応じて適宜変更することができる。たとえば、ロック軸を試験端子の軸孔に挿入させた場合に、上下の導電板同士を接続するための構造は、上記実施形態の如く、ロック軸の軸本体を2つの導電板に螺合させるものに限定されず、軸本体の前後動によって片方あるいは両方の導電板を可動させて両者を接続するもの等に変更することも可能である。また、筒状部材は、上記実施形態の如く、全体が合成樹脂等の絶縁体からなるものに限定されず、金属からなる筒状体の周囲を合成樹脂でコーティングしたもの等に変更することも可能である。
本発明に係るロックプラグは、上記の如く優れた機能を奏するものであるから、各種の保護継電器盤の動作点検に好適に用いることができる。
ロックプラグの正面図である。 ロックプラグの右側面図である。 ロックプラグの背面図である。 ロックプラグの内部構造を示す説明図である。 ロックプラグを試験端子に組み付ける様子を示す説明図である。
符号の説明
1・・ロックプラグ
2・・絶縁ケース
3a,3b・・接触子
4・・ロック軸
7・・軸本体
8・・摘み
9・・筒状部材
11・・出力部
21・・試験端子
22a,22b・・接点

Claims (2)

  1. 保護継電器盤の動作点検を行うための試験端子用のロックプラグであって、
    前記試験端子に内蔵された2つの接点にそれぞれ接触させて両接点を導通させるための2つの接触子と、
    それらの接触子の基端部分を覆う絶縁ケースと、
    その絶縁ケースに貫設されており、前記試験端子内部で、前記2つの接点の内の片方の上流側と他方の下流側とを接続させて固定するための棒状のロック軸とを有しており、
    前記ロック軸の基端に、前記2つの接触子間に伝わる電気信号を外部に出力するための出力部が設けられていることを特徴とするロックプラグ。
  2. 前記ロック軸が、絶縁体からなる摘みを導電性金属製の軸本体の基端に固着するとともに、絶縁体からなる筒状部材を前記軸本体の外周にスライド可能に装着して前記摘みと隣接させたものであることを特徴とする請求項1に記載のロックプラグ。
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