JP5225056B2 - 熱電モジュール - Google Patents

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Description

本発明は、熱電モジュールに関する。より詳しくは、例えば、空調機、冷温庫、半導体製造装置、光検出装置、レーザダイオード等の温度調節等に使用される熱電モジュールに関する。
従来の熱電モジュールとしては、例えば、特許文献1に開示されているものがある。湿度による劣化を防止するために、素子の外面にシール材を塗布した熱電モジュールおよび基板間の素子配設部の外周にシール材を充填した熱電モジュールが開示されている。
特開2000−286460号公報
上記のような従来の熱電モジュールは、シール材を備えているので耐湿性能が比較的優れているが、さらなる性能の向上が求められている。
本発明の熱電モジュールは、第1の基板と、該第1の基板と所定の距離を隔てて配置された第2の基板と、前記第1の基板と前記第2の基板との間のスペースに配列された複数のP型熱電素子と、前記スペースに配列された複数のN型熱電素子と、それぞれが前記スペースで前記複数のP型熱電素子の一つおよび前記複数のN型熱電素子の一つに接続され、前記複数のP型熱電素子および前記複数のN型熱電素子を電気的に直列に接続する、複数の電極と、前記スペースの周縁部に配置されたシール材と、を備える熱電モジュールであって、前記複数の電極は、前記スペースの周縁部側に配置された第1の電極を備え、該第1の電極は、前記P型熱電素子との接続部および前記N型熱電素子との接続部の間の部位に、前記スペースの周縁部から離れる方向に窪む凹部を有しており、前記シール材は、少なくともその一部が前記凹部の内側に存在するとともに、前記第1の基板の角部における前記第1の電極の前記凹部が、前記第1の基板の他の部位における前記第1の電極の前記凹部よりも大きいことを特徴とするものである。
また、本発明の熱電モジュールは、上記の各構成において、前記第1の電極は、前記P型熱電素子との接続部および前記N型熱電素子との接続部の間の部位に、前記スペースの周縁部から離れる方向に突出する凸部を有することを特徴とするものである。
また、本発明の熱電モジュールは、上記の各構成において、前記第1の基板および前記第2の基板は多角形であり、前記第1の電極は、その長手方向が前記多角形のうち近接する一辺に平行に配置されていることを特徴とするものである。
また、本発明の熱電モジュールは、上記の各構成において、前記第1の電極は、前記スペースの周縁部側の外縁が曲線であることを特徴とするものである。
本発明の熱電モジュールは、第1の基板と、第1の基板と所定の距離を隔てて配置された第2の基板と、第1の基板と第2の基板との間のスペースに配列された複数のP型熱電素子と、スペースに配列された複数のN型熱電素子と、それぞれがスペースで複数のP型熱電素子の一つ及び複数のN型熱電素子の一つに接続され、複数のP型熱電素子および複数のN型熱電素子を電気的に直列に接続する、複数の電極と、スペースの周縁部に配置されたシール材と、を備える熱電モジュールであって、複数の電極は、スペースの周縁部側に配置された第1の電極を備え、第1の電極は、P型熱電素子との接続部およびN型熱電素子との接続部の間の部位に、スペースの周縁部から離れる方向に窪む凹部を有することから、スペースの周縁部側に配置された第1の電極が上記凹部を有しているので、第1の電極がシール材よりも外部に露出することが抑制される。これにより、熱電モジュールの耐湿性能が向上するという効果がある。
また、本発明の熱電モジュールは、上記の構成において、シール材は、少なくともその一部が凹部の内側に存在するときには、シール材と基板との接合面積が増加するので、シール性がさらに向上する。
また、本発明の熱電モジュールは、上記の各構成において、第1の電極は、P型熱電素子との接続部およびN型熱電素子との接続部の間の部位に、スペースの周縁部から離れる方向に突出する凸部を有するときには、第1の電極の面積が減少するのを抑制できるので、電極の剛性が低下するのを抑制できる。これにより、熱電モジュール全体の剛性が高いレベルで維持される。
また、本発明の熱電モジュールは、上記の各構成において、第1の基板および第2の基板は多角形であり、第1の電極は、その長手方向が多角形のうち近接する一辺に平行に配置されているときには、第1の電極が全周にわたってシール材から外部に露出しにくくなるので、熱電モジュールの耐湿性能および絶縁性能がさらに向上する。
また、本発明の熱電モジュールは、上記の各構成において、第1の電極は、スペースの周縁部側の外縁が曲線であるときには、熱電モジュールの使用時に基板の一方が高温になり他方が低温になるというように温度変化が生じることで基板が変形するので、第1の電極には基板から剥離するような応力が働くが、その応力が緩和されるので第1の電極の耐久性が向上し、その結果、熱電モジュールの耐久性が向上する。
以下、図面を参照して本発明の実施形態にかかる熱電モジュールについて説明する。
<第1の実施形態>
図1〜図5に本発明の第1の実施形態にかかる熱電モジュールを示す。
図1および図2に示すように、本実施形態の熱電モジュールは、対向して配置された一対の基板11,13(第1の基板11、第2の基板13)と、一対の基板11,13の対向面間のスペースに配列された複数のP型熱電素子15および複数のN型熱電素子17と、P型熱電素子15とN型熱電素子17を電気的に直列に接続するために一対の基板11,13の対向面にそれぞれ配列された複数の電極19と、を備えている。この熱電モジュールは、一対の基板11,13間のスペースの周縁部にシール材21が配置されている。これにより、一対の基板11,13の間に存在するスペースはシール材21により囲まれて密閉された状態になるので、熱電モジュールの耐湿性能が向上する。
図3および図4に示すように、複数の電極19のうち基板11(13)の周縁部に沿って配置された第1の電極19aは、基板11の周縁部11a側の外縁の一部が第1の基板11の周縁部11aから離れる方向に窪む凹部23を有している。この凹部23は、P型熱電素子15の接続部分とN型熱電素子17の接続部分との間に位置し、かつ、第1の基板11の周縁部11a側に位置している。このように第1の電極19aの一部に凹部23が形成されていることで、第1の電極19aがシール材21から外部に露出するのを抑制できるので、第1の電極19aの劣化が抑制される。その結果、熱電モジュールの耐湿性能がより向上するとともに、絶縁性能も向上する。
第1の電極19aに設けられる凹部23を構成する外縁の一部は曲線からなることが好ましい。熱電モジュールの使用時には、第1の基板11および第2の13の一方が高温になり他方が低温になる。このように温度変化が生じることで第1の基板11が変形するので第1の電極19aには第1の基板11から剥離するような応力が働く。本実施形態にかかる第1の電極19aのように外縁が曲線からなる凹部23が形成されていることで、上記応力が緩和されるので第1の電極19aの耐久性が向上し、その結果、熱電モジュールの耐久性が向上する。
この場合、第1の電極19aに設けられる凹部23を構成する外縁の一部(曲線部)が円弧状の曲線から成ることが好ましく、応力が緩和され易いものとなる。その他の形状として、楕円弧状の曲線等であってもよい。
また、図9に示すように、第1の基板11の角部(隅部)において応力が大きくなり易いため、第1の基板11の角部における第1の電極19aの凹部23を構成する曲線部の大きさまたは深さを、第1の基板11の他の部位における第1の電極19aの凹部23を構成する曲線部よりも大きくまたは深く形成することが好ましい。この場合、第1の基板11の角部(隅部)において生じるより大きな応力を緩和することができる。
また、第1の電極19aの凹部23を構成する曲線部は、一つの第1の電極19aに複数あってもよい。この場合、凹部23は波形等の形状となる。
さらに、第1の電極19aの両端部の外縁も円弧状等の曲線から成ることが好ましい。この場合、第1の電極19aの両端部においても応力を緩和することができる。
また、図3および図4に示すように、シール材21は凹部23に入り込んでいることが好ましい。これにより、シール材21と第1の基板11との接合面積が増加するので、シール性がさらに向上する。
図5に示すように、第1の基板11の対向面が四角形等の多角形である場合、第1の基板11の周縁部11aに沿って配置された第1の電極19aは、それらの長手方向が対向面の近接する一辺に平行に配置されていることが好ましい。これにより、第1の電極19aが全周にわたってシール材21から外部に露出しにくくなるので、熱電モジュールの耐湿性能および絶縁性能がさらに向上する。また、電極19の長手方向が全て同方向に配置される場合と比較して、曲げ位置による第1の基板11の強度差を小さくすることができるので、基板の強度が向上する。
図3〜5に示す第1の実施形態では、第1の基板11の周縁部11aに沿って配置された第1の電極19aは、第1の基板11の周縁部11a側にのみ凹部23が形成されており、第1の基板11の周縁部11a側と反対側の外縁は直線状であるが、後述する図6に示すような形態であってもよい。
<第2の実施形態>
図6に本発明の第2の実施形態にかかる熱電モジュールを示す。なお、本実施形態においては前述した第1の実施形態と異なる点のみについて説明し、同様の構成要素については同一の参照符号を用いて重複する説明を省略する。
本実施形態にかかる熱電モジュールでは、第1の基板11の周縁部11aに沿って配置された第1の電極19bは、第1の基板11の周縁部11a側の外縁の一部が第1の基板11の周縁部11aから離れる方向に窪む凹部25を有していることに加え、第1の基板11の周縁部11a側とは反対側に位置する外縁の一部が第1の基板11の周縁部11aから離れる方向に突出する凸部27を有している。この凸部27はP型熱電素子15の接続部分とN型熱電素子17の接続部分との間に位置している。これにより、図3および図4に示す第1の実施形態と比較して第1の電極19bの面積が減少するのを抑制できるので、電極の剛性が低下するのを抑制できる。これにより、熱電モジュール全体の剛性が高いレベルで維持される。
この場合、第1の電極19bに設けられる凸部27を構成する外縁の一部(曲線部)が円弧状の曲線から成ることが好ましく、応力が緩和され易いものとなる。その他の形状として、楕円弧状の曲線等であってもよい。
また、第1の基板11の角部(隅部)において応力が大きくなり易いため、第1の基板11の角部における第1の電極19bの凸部27を構成する曲線部の大きさまたは突出の長さを、第1の基板11の他の部位における第1の電極19bの凸部27を構成する曲線部よりも大きくまたは長く形成することが好ましい。この場合、第1の基板11の角部(隅部)において生じるより大きな応力を緩和することができる。
また、第1の電極19bの凸部27を構成する曲線部は、一つの第1の電極19bに複数あってもよい。
さらに、第1の電極19bの両端部の外縁も円弧状等の曲線から成ることが好ましい。この場合、第1の電極19bの両端部においても応力を緩和することができる。
<第3の実施形態>
図7に本発明の第3の実施形態にかかる熱電モジュールを示す。なお、本実施形態においては前述した第1の実施形態と異なる点のみについて説明し、同様の構成要素については同一の参照符号を用いて重複する説明を省略する。
本実施形態にかかる熱電モジュールでは、第1の基板11の周縁部11aに沿って配置された第1の電極19cは、P型熱電素子15の接続部分とN型熱電素子17の接続部分との間の外縁が内側に窪む2つの凹部29,31を有している。このような構成の場合、第1の電極19cがシール材21から外部に露出するのを抑制できるので、第1の電極19cの劣化が抑制される。また、図7に示すように、第1の基板11の周縁部11aに沿って配置された第1の電極19cの外縁全体を覆うようにシール材21が配置されている場合には、2つの凹部29,31を有していることでシール材21と第1の基板11との接合面積がより大きくなるので、シール性がさらに向上する。
この場合、第1の電極19cに設けられる互いに対向する凹部29,31が円弧状の曲線から成ることが好ましく、応力が緩和され易いものとなる。その他の形状として、楕円弧状の曲線等であってもよい。
また、第1の基板11の角部(隅部)において応力が大きくなり易いため、第1の基板11の角部における第1の電極19cの凹部29,31の大きさまたは深さを、第1の基板11の他の部位における第1の電極19cの凹部29,31よりも大きくまたは深く形成することが好ましい。この場合、第1の基板11の角部(隅部)において生じるより大きな応力を緩和することができる。
また、第1の電極19cの一対の凹部29,31は、一つの第1の電極19cに複数対あってもよい。
さらに、第1の電極19cの両端部の外縁も円弧状等の曲線から成ることが好ましい。この場合、第1の電極19cの両端部においても応力を緩和することができる。
<第4の実施形態>
図8に本発明の第4の実施形態にかかる熱電モジュールを示す。なお、本実施形態においては前述した第1の実施形態と異なる点のみについて説明し、同様の構成要素については同一の参照符号を用いて重複する説明を省略する。
本実施形態にかかる熱電モジュールでは、第1の基板11の周縁部11aに沿って配置された第1の電極19dは、P型熱電素子15の接続部分とN型熱電素子17の接続部分との間の外縁が内側に窪む2つの凹部29,31を有している。これらの第1の電極19dの一部は、凹部29が基板の周縁部11aに対向するように配置されており、その他の第1の電極19dは、長手方向の端部が第1の基板11の周縁部11aに隣接する周縁部11bに対向するように配置されている。このような構成の場合、長手方向の端部が第1の基板11の周縁部11bに対向するように配置された第1の電極19dにおける凹部29,31にシール材21が入り込んでいることによってアンカー効果が得られる。これにより、シール材21と基板11との接合強度が向上し、耐湿性能がより向上する。
シール材21は、一対の基板11,13間の全体に充填されていてもよいが、以下の理由から第1の基板11および第2の基板13の周縁部にのみ配置されている方が好ましい。すなわち、一対の基板11,13間にシール材21が配置された充填部とそれ以外の空隙部とをともに備えているので、充填部を形成したことによる熱電モジュールの冷発熱特性に対する影響を小さくできる。例えば、一対の基板11,13間の全体にシール材21を充填すると熱電モジュールの耐湿性能等は向上させることができるが、冷発熱特性が低下する。熱電モジュールでは基板11,13の一方が発熱側となり他方が吸熱側(冷却側)となるので、複数ある熱電素子間の全てに樹脂材を充填するとその充填された樹脂材を通じて第1の基板11および第2の基板13間で熱が伝達されて冷発熱特性が低下する。一方、シール材21が第1の基板11の周縁部11aにのみ配置されている場合には、第1の基板11および第2の基板13間における熱の伝達が抑えられて冷発熱特性に対する影響を小さくできる。
シール材21としては、例えばシリコーン樹脂、エポキシ樹脂などが使用できるがこれらに限定されるものではない。第1の基板11および第2の基板13としては、アルミナなどのセラミック基板を用いてもよいが、エポキシ樹脂基板、ポリイミド樹脂基板などの基板を用いることで基板が変形しやすくなるので、電極の密着強度を高めることができる。
なお、上記の各実施形態では、第1の基板11における第1の電極19a〜19dの形状や配置について説明したが、他方の第2の基板13についても第1の基板11と同様に第1の電極19a〜19dが配置されるのが好ましい。また、上記の各実施形態では、熱電素子の断面が円形である場合を例に挙げて説明したが、熱電素子の断面形状は円形以外の例えば多角形などであってもよい。ただし、上記の各実施形態のように外縁の一部が曲線からなる凹部である場合には、その凹部に沿って配置しやすい円形の断面であるのが好ましい。これにより、熱電素子が電極からはみ出しにくくなる。
また、上記した各実施形態にかかる熱電モジュールは発電手段として発電装置に搭載したり、温度調節手段として温度調節装置に搭載することができる。温度調節装置としては、例えば熱電モジュールを冷却手段として用いた冷却装置や、熱電モジュールを加熱手段として用いた加熱装置などが挙げられる。
本発明の第1の実施形態にかかる熱電モジュールを示す斜視図である。 図1に示す熱電モジュールにおいてシール材を除いた状態を示す斜視図である。 図1に示す熱電モジュールにおける電極の配列状態を示す平面図である。 図1におけるA−A線による横断面図である。 図1に示す熱電モジュールにおける電極の配列状態を示す平面図である。 本発明の第2の実施形態にかかる熱電モジュールにおける電極の配列状態を示す平面図である。 本発明の第3の実施形態にかかる熱電モジュールにおける電極の配列状態を示す横断面図である。 本発明の第4の実施形態にかかる熱電モジュールにおける電極の配列状態を示す横断面図である。 本発明の第1の実施形態にかかる熱電モジュールの他例における電極の配列状態を示す平面図である。
符号の説明
11 第1の基板
11a 周縁部
13 第2の基板
15 P型熱電素子
17 N型熱電素子
19 電極
19a,19b,19c,19d 第1の電極
21 シール材
23 凹部
27 凸部

Claims (4)

  1. 第1の基板と、
    該第1の基板と所定の距離を隔てて配置された第2の基板と、
    前記第1の基板と前記第2の基板との間のスペースに配列された複数のP型熱電素子と、
    前記スペースに配列された複数のN型熱電素子と、
    それぞれが前記スペースで前記複数のP型熱電素子の一つおよび前記複数のN型熱電素子の一つに接続され、前記複数のP型熱電素子および前記複数のN型熱電素子を電気的に直列に接続する、複数の電極と、
    前記スペースの周縁部に配置されたシール材と、を備える熱電モジュールであって、
    前記複数の電極は、前記スペースの周縁部側に配置された第1の電極を備え、
    該第1の電極は、前記P型熱電素子との接続部および前記N型熱電素子との接続部の間の部位に、前記スペースの周縁部から離れる方向に窪む凹部を有しており、
    前記シール材は、少なくともその一部が前記凹部の内側に存在するとともに、
    前記第1の基板の角部における前記第1の電極の前記凹部が、前記第1の基板の他の部位における前記第1の電極の前記凹部よりも大きいことを特徴とする熱電モジュール。
  2. 前記第1の電極は、前記P型熱電素子との接続部および前記N型熱電素子との接続部の間の部位に、前記スペースの周縁部から離れる方向に突出する凸部を有することを特徴とする請求項1に記載の熱電モジュール。
  3. 前記第1の基板および前記第2の基板は多角形であり、
    前記第1の電極は、その長手方向が前記多角形のうち近接する一辺に平行に配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の熱電モジュール。
  4. 前記第1の電極は、前記スペースの周縁部側の外縁が曲線であることを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記載の熱電モジュール。
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