JP5221918B2 - シャッターカーテンを構成するパイプの端部構造 - Google Patents

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本発明は、シャッターカーテンを構成するパイプの端部構造に係り、詳しくは、シャッターカーテンの少なくとも一部がパイプから構成されたシャッターにおける、パイプ端部のガイドレールからの抜け出し防止機能および開閉音低減機能を備えたパイプ端部構造に関するものである。
上下に並列した複数のパイプを、長さ方向に適宜間隔を存して複数のリンクで連結してなる格子状のシャッターカーテンで開口部を開閉するパイプシャッターが知られている。さらに、パイプシャッターの変形として、シャッターカーテンの上部をパイプシャッター、下部をスラットシャッターとしたシャッター装置が存在する(特許文献1)。
このようなシャッターにおいて、パイプの直径は、スラットの厚みよりも小さい寸法を備えており、ガイドレールの開口溝幅は、スラットの厚みよりも大きい寸法を有している。したがって、ガイドレールの開口溝とそれに受け入れられたパイプとの間には、必要以上のクリアランスが形成されることになり、この大きなクリアランスは、パイプ端部のガイドレールからの抜け出しや不快な音の発生原因となる。
また、パイプシャッター(シャッターカーテン全体がパイプ構造からなるパイプシャッターを含む)全般において、ガイドレールに受け入れられたパイプの端部が直接ガイドレールに接触する時の摩擦によって塗装が剥がれて外観を損ねるおそれがあるため、これを避けることが望ましいし、また、開口溝幅とパイプとのクリアランスが大きい場合にはやはりパイプ端部のガイドレールからの抜け出しや不快音の発生が問題となり得る。また、このようなパイプシャッターのシャッターカーテンにおいて、シャッターカーテンに強度を持たせるために、パイプの長さ方向両端部を端リンクで連結する場合がある(特許文献2)。
特開2001−140558号 特開平7−324570号
本発明は、シャッターカーテンの少なくとも一部がパイプから構成されたシャッターにおいて、パイプ端部とガイドレールとのクリアランスが大きい場合に、パイプ端部のガイドレールからの抜け出しを防止し、かつ、開閉音を低減することを目的とする。
本発明が採用した技術手段は、シャッターカーテンを構成するパイプの端部構造において、
パイプ端部が受け入れられるガイドレール溝部は、建物開口部側の開口溝と、当該開口溝部に対してガイドレール底側に位置する内部溝とからなり、ガイドレール内部の対向状の側壁には、前記開口溝の溝幅を前記内部溝の溝幅よりも狭くするように段部状の被掛止部が形成されており、パイプ端部の周面には、少なくともガイドレールの開口溝に対向する拡径部を備えた筒状部材と、前記拡径部に対してガイドレール底側に離間して前記内部溝の対向状の側壁に向かって溝幅方向に延出する掛止部が形成されている、パイプの端部構造、である。
一つの態様では、前記シャッターカーテンは、パイプ構造とスラット構造とを備えており、前記スラット構造のスラットの厚さは前記パイプ構造のパイプの外径よりも大きく、前記開口溝の溝幅は、前記スラット構造のスラットの厚さよりも大きい。一つのより具体的態様では、前記シャッターカーテンは、上側のパイプ構造と下側のスラット構造からなる。
一つの態様では、前記筒状部材は、前記拡径部から前記掛止部に向かって延出する小径部を備えている。より具体的な態様では、小径部は、前記拡径部から前記掛止部に向かって外径が縮径しながら延出するテーパ部である。あるいは、漸次縮径するテーパ部に代えて、前記拡径部から前記掛止部に向かって一定の径の外径を備えた小径部を設けてもよい。
前記掛止部は、前記筒状部材から一体的に形成されてもよく、あるいは、前記筒状部材とは別の部材から形成されてもよい。あるいは、後述するように、端リンクが前記掛止部を形成してもよい。
一つの態様では、各パイプの端部は、前記拡径部に対してガイドレール底側に設けた端リンクで上下方向に互いに連結されている。このものにおいて、当該端リンクの部分が前記掛止部を形成するようにしてもよい。こうすることで、新たな部材を用意して掛止部を形成する必要がないので、部品点数の削減に貢献する。
端リンクを設ける具体的な手段としては、パイプ端部の外周面に端リンクの当接部を設け、上下隣位の端リンクの一方の端リンクを当接部に当接させ、さらに他方の端リンクを一方の端リンクに当接させた状態で、2枚の端リンクを挟むようにキャップをパイプ端部に被着することが例示される。このものにおいて、端リンクの前記当接部は、筒状部材の部分(例えば上記小径部の端部)であってもよい。あるいは、端リンクの前記当接部は、筒状部材とは別部材の短筒体から構成されていてもよい。これらの態様においても、掛止部は、筒状部材の部分から構成することもでき、あるいは、短筒体の部分から構成することもでき、または、端リンクの部分から構成することもできる。また、キャップは、端リンクの固定、シャッターカーテン片寄り時のパイプ端部の金属接触の防止の機能を備えているが、このキャップの部分が前記掛止部を形成してもよい。
パイプ端部に装着される各部材、具体的には、筒状部材、短筒体、キャップは好ましくは樹脂製である。
本発明では、パイプ端部において開口溝に位置して設けた拡径部が、パイプ周面とガイドレール側壁とのクリアランスを狭めるので、パイプ端部の溝幅方向の移動を小さくすることができ、パイプ端部とガイドレールとが当接することによる開閉音を低減することができる。特に、樹脂製の拡径部を採用することで、開閉音をさらに低減することができる。
本発明では、パイプ端部側に掛止部を、ガイドレール側に被掛止部を設けたので、シャッターカーテンに荷重が作用してパイプ端部がガイドレールから抜け出そうとする場合には、パイプ端部の掛止部がガイドレールの被掛止部に引っ掛かって、パイプ端部の抜け出しを防止する。また、被掛止部はガイドレール内部の側壁の形状によって形成されているので、被掛止部のために別部材を用意する必要がない。
特に、前記シャッターカーテンは、パイプ構造とスラット構造とを備えており、前記スラット構造のスラットの厚さは前記パイプ構造のパイプの外径よりも大きく、前記開口溝の溝幅は、前記スラット構造のスラットの厚さよりも大きいものにおいては、パイプ端部とガイドレールとの間に大きなクリアランスが形成されるため、上記効果は極めて有用である。
本発明では、パイプ端部は拡径部を介してガイドレールに接触するため、パイプ端部の周面が直接ガイドレールに接触することはなく、パイプの端部が直接ガイドレールに接触して塗装が剥がれて外観を損ねるようなことはない。さらに、前記筒状部材は、前記拡径部から前記掛止部に向かって延出する小径部を備えているものでは、シャッターカーテンが片寄っても、ガイドレールに接触し得るパイプ端部の周面は小径部に被覆されているので、パイプの端部が直接ガイドレールに接触して塗装が剥がれて外観を損ねるようなことはない。また、小径部のガイドレール底側の端部に位置して掛止部を設けることで、溝幅方向のより小さい延出寸法で良好に掛止部を形成することができ、コンパクトなパイプ端部構造を提供することができる。
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明が適用されるシャッター装置の正面図であり、当該シャッター装置のシャッターカーテンは、上側がパイプ構造のシャッターカーテン1、下側がスラット構造のシャッターカーテン2、からなり、建物開口部の開放時には、該開口部の上方に設けられたシャッターケース3内に収納された巻取りドラム4に巻き取られ、該開口部の閉鎖時には、該開口部左右のガイドレール5に両端が案内されて下降して開口部を閉鎖するように構成されている。
パイプ構造のシャッターカーテン1は、左右方向に水平に延出する複数の長尺パイプ6を上下方向に間隔を存して平行状に配設すると共に、上下方向に隣位のパイプ6同士を、リンク7を介して連設するようになっている。後述するように、ガイドレール5内に受け入れられる複数のパイプ6の長さ方向両端部は、端リンク12で上下方向に互いに連結されている。シャッターカーテン1は、図示しない複数の吊元側スラットを介して巻取りドラム4に連結されている。
スラット構造のシャッターカーテン2は、左右方向に水平に延出する複数枚のスラット9を上下方向にインターロック結合して連設して形成されている。パイプ構造のシャッターカーテン1の下端のパイプ6には継板8が連結されており、パイプ構造のシャッターカーテン1は継板8を介してスラット構造のシャッターカーテン2と連結されている。
以下に、本発明の要部をパイプ6の一方の端部を示す図面に基づいて説明するが、本発明は、左右のガイドレール5内に受け入れられるパイプ6の両方の端部構造に関するものである。
図4に示すように、ガイドレール5は、対向状の側部50,51と底部52とから断面視略コ字形状に形成されており、ガイドレール5の内部の壁面は、対向状の側壁50A,51A、対向状の側壁500A,510A、底壁52A、から構成されている。ガイドレール5の溝部は、対向状の側壁50A,51A間の内部溝G1と、側壁500A,510A間の開口溝G2と、からなる。側壁500A,510A間の間隔が、開口溝G2の溝幅、すなわち、ガイドレール5の開口溝幅Wを決定している。
開口溝G2の溝幅、すなわち、開口溝幅Wは、内部溝G1の溝幅よりも小さい。対向状の側壁50A,51Aの建物開口部側(底壁52Aから離間する側)には、対向する側壁50A,51A間の間隔(すなわち、内部溝G1の溝幅)を狭めて対向状の側壁500A,510Aを形成するように段部53が形成されている。
図示の態様では、側部50,51は中空状で厚みを備えており、側部50,51の建物開口部に面する側が前壁50B,51Bとなっている。側壁500A,510Aには消音材16が設けてあるが、消音材16は任意であって、特に、後述する拡径部10A,10A´が樹脂製の場合には、必ずしも消音材16を設ける必要はない。
上側のシャッターカーテン1を形成するパイプ6の直径は、下側のシャッターカーテン2を形成するスラット9の厚みよりも小さい寸法を備えており、ガイドレール5の開口溝幅Wは、スラット9の厚みよりも大きい寸法を有している。したがって、ガイドレール5の開口溝G2を形成する側壁500A,510Aとパイプ6との間には、必要以上のクリアランスが形成されることになり、この大きなクリアランスは、パイプ6の端部のガイドレール5からの抜け出しや不快な音の発生原因となり得る。
本発明の第1の実施形態では、パイプ6の端部のガイドレール5の溝部G1,G2内に受け入れられる部位には、樹脂製の筒状部材10が外装されている。図6に示すように、筒状部材10は、ガイドレール5の側壁500A,510Aに対向する拡径部10Aと、拡径部10Aからガイドレール5の底側に向かって漸次縮径することでテーパ状の外周面を備え、全体として円錐台状に形成されたテーパ部10Bと、テーパ部10Bに対してガイドレール底側に形成した端リンク装着部10Cと、端リンク装着部10Cからガイドレール底側に向かってパイプ6の端縁にまで延出するキャップ被装着部10Dと、からなる。
図2、図3に示すように、端リンク12は上下に隣位のパイプ6の端部同士を順次上下方向に連結するように設けられる。端リンク12は、プレート状の長尺部材であり、上下にパイプ6の端部を挿通させる挿通孔が形成されている。また、端リンク装着部10Cは端リンク12の2枚分の幅寸法を備えており、上下隣位の端リンク12の上側の端リンクの下方の挿通孔と下側の端リンクの上方の挿通孔が共通のパイプ6を挿通させて、共通の端リンク装着部10Cで重ね合わせるように装着される。
端リンク装着部10Cとキャップ被装着部10Dは略同じ外径を備えており、また、テーパ部10Bの底部側の端部の外径は、端リンク装着部10Cの外径よりも若干大きい寸法を備えている。端リンク12を端リンク装着部10Cに外装させ、キャップ11をキャップ被装着部10Dに被着することで、テーパ部10Bのガイドレール底側の端部(当接部)とキャップ11との間に挟むようにして端リンク12が連結される。キャップ11はリベット15を用いて、キャップ被装着部10D、パイプ6に固定される。図示の例では、キャップ11をパイプ6の端部に被せて外周面からリベット15を用いて固定しているが、キャップ11の内側に嵌入部を形成し、パイプ6の端部の中空部に当該嵌入部を嵌め込むようにして固定してもよい。
パイプ6の端部には、側壁500A,510A間の開口溝G2に対応して拡径部10Aが外装されているので、側壁500A,510Aとパイプ6との間のクリアランスが拡径部10Aによって狭められ、パイプ6の溝幅方向の揺れ幅が小さくなるので、発生音も低減される。さらに、筒状部材10は樹脂製なので、仮に、消音部材16を側壁50A,51Aに設けない場合であっても、パイプ6とガイドレール5の側壁500A,510Aが直接接触して異音を生成させることを防止できる。
図示の例では、拡径部10Aに加えて、筒状部材10のテーパ部10Bがさらにパイプ6の端部の周面を覆っているので、シャッターカーテン1が片寄りした場合であっても、パイプ6の端部の周面が直接ガイドレール5(側壁50A,51A)に接触することが防止される。また、キャップ11も好ましくは樹脂製であり、シャッターカーテン1が片寄りした場合には、シャッターカーテン端部はキャップ11を介してガイドレール5の側壁50A,51Aや底壁52に接触するので、金属同士が直接接触して異音が発生することがない。
ガイドレール5の内部において、対向状の側壁50A,51Aと側壁500A,510Aとの間に形成された段部53は、パイプ6の端部の抜け出し防止用の被掛止部として機能する。一方、パイプ6の端部において、筒状部材10のテーパ部10Bのガイドレール底側の端部に位置する端リンク12の部分が、内部溝G1の対向状の側壁50A,51Aに向かって溝幅方向に延出する掛止部13を形成している。
シャッターカーテンに荷重が加わって、シャッターカーテン1を構成するパイプ6の端部がガイドレール5から抜け出そうになる時には、パイプ6の端部(筒状部材10)をいずれかのガイドレール5内部の側壁50A,500A、あるいは、51A,510Aに押し付けるような力が作用し、そのような力が作用しつつパイプ6の端部がガイドレール5の底から離間する方向(すなわち、建物開口部側)へ移動すると、パイプ6の端部に形成された掛止部13が段部53からなる被掛止部に引っ掛かって、パイプ6の端部の抜け出しを防止する(図5参照)。
本発明の第2の実施形態を図7乃至図9に基づいて説明する。第2の実施形態では、第1の実施形態における筒状部材10が2つの部材(短筒状の拡径部10A´と短筒体14)に分割されている。拡径部10A´は、パイプ6の端部において、開口溝G2に位置してガイドレール5の側壁500A,510Aに対向するように外装されている。図9に示すように、短筒体14は、端リンク装着部10C´とキャップ被装着部10D´を備えており、さらに、端リンク装着部10C´の建物開口部側には端リンク装着部10C´とキャップ被装着部10D´に比べて大径の大径部140が形成されている。図示の例では、大径部140の径は、キャップ11の外径と略同じである。
端リンク装着部10C´は端リンク12の2枚分の幅寸法を備えており、上下隣位の端リンク12の上側の端リンクの下方の挿通孔と下側の端リンクの上方の挿通孔が共通のパイプ6を挿通させて、共通の端リンク装着部10C´で重ね合わせるように装着される。短筒体14をパイプ6の端部に外装し、2枚の端リンク12を端リンク装着部10C´に外装させ、キャップ11をキャップ被装着部10D´に被着することで、大径部140(当接部)と端キャップ11との間に挟むようにして端リンク12が連結される。端キャップ11はリベット15を用いて、短筒体14(キャップ被装着部10D´)、パイプ6に固定される。
パイプ6の端部には、側壁500A,510A間の開口溝G2に対応して拡径部10A´が外装されているので、側壁500A,510Aとパイプ6との間のクリアランスが拡径部10A´によって狭められ、パイプ6の溝幅方向の揺れ幅が小さくなるので、発生音も低減される。さらに、拡径部10A´は樹脂製なので、仮に、消音部材16を側壁50A,51Aに設けない場合であっても、パイプ6とガイドレール5の側壁500A,510Aが直接接触して異音を生成させることを防止できる。
ガイドレール5の内部において、対向状の側壁50A,51Aと側壁500A,510Aとの間に形成された段部53は、パイプ6の端部の抜け出し防止用の被掛止部として機能する。一方、パイプ6の端部において、短筒体14の大径部140が、内部溝G1の対向状の側壁50A,51Aに向かって溝幅方向に延出する掛止部13を形成している。
シャッターカーテンに荷重が加わって、シャッターカーテン1を構成するパイプ6の端部がガイドレール5から抜け出そうになる時には、パイプ6の端部をいずれかのガイドレール5内部の側壁50A,500A、あるいは、51A,510Aに押し付けるような力が作用し、そのような力が作用しつつパイプ6の端部がガイドレール5の底から離間する方向(すなわち、建物開口部側)へ移動すると、パイプ6の端部に形成された掛止部13が段部53からなる被掛止部に引っ掛かって、パイプ6の端部の抜け出しを防止する(図8参照)。
本発明は、シャッターカーテンの少なくとも一部がパイプから構成されたシャッターに利用することができる。上記実施形態では、上側がパイプ、下側がスラットからなるシャッターについて説明したが、シャッターカーテンの少なくも一部がパイプから構成されたシャッターには、上側がスラット、下側がパイプからなるシャッター、あるいは、上側がパイプ、中間部位がスラット、下側がパイプからなるシャッター等が含まれる。
本発明の抜け出し防止構造が適用されるシャッター装置の全体正面図である。 図1に示すシャッターカーテンの端部構造を示す部分図であり、本発明に係る第1の実施形態を示している。 本発明の第1の実施形態に係り、パイプ端部に装着される部材のみを示しており、パイプは省略されている。 本発明の第1の実施形態に係るパイプ端部の構造を示す横断面図である。 図4に類似する図であって、パイプ端部側の掛止部がガイドレール側の被掛止部に引っ掛かった状態を示している。 本発明の第1の実施形態に係る部材(筒状部材、キャップ)の部品図である。 本発明の第2の実施形態に係るパイプ端部の構造を示す横断面図である。 図7に類似する図であって、パイプ端部側の掛止部がガイドレール側の被掛止部に引っ掛かった状態を示している。 本発明の第2の実施形態に係る部材(短筒体、キャップ)の部品図である。
符号の説明
1 パイプ構造を備えたシャッターカーテン
2 スラット構造を備えたシャッターカーテン
5 ガイドレール
50A,51A,500A,510A 側壁
53 段部(被掛止部)
G1 内部溝
G2 開口溝
W 開口溝幅
10 筒状部材
10A,10A´ 拡径部
10B テーパ部
10C,10C´ 端リンク装着部
10D,10D´ キャップ被装着部
11 キャップ
12 端リンク
13 掛止部
14 短筒体
140 大径部

Claims (2)

  1. シャッターカーテンを構成するパイプの端部構造において、
    パイプ端部が受け入れられるガイドレール溝部は、建物開口部側に位置し、パイプの直径よりも大きい溝幅を備えた開口溝と、当該開口溝部に対してガイドレール底側に位置する内部溝とからなり、ガイドレール内部の対向状の側壁には、前記開口溝の溝幅を前記内部溝の溝幅よりも狭くするように段部状の被掛止部が形成されており、前記ガイドレール内部の対向状の側壁は、前記開口溝に対応する第1側壁と、当該第1側壁に対してガイドレール底側に位置し、前記内部溝に対応する第2側壁と、からなり、
    前記パイプ端部は、パイプの長さ方向に移動可能にガイドレール溝部内に受け入れられており、当該パイプ端部の周面には、少なくともガイドレールの前記第1側壁に対向し、当該パイプの直径よりも大径の拡径部を備えた筒状部材と、前記拡径部に対してガイドレール底側に離間して前記第2側壁に向かって溝幅方向に延出する掛止部と、が形成されており、前記拡径部と前記掛止部は小径部によって離間しており、
    シャッターカーテンの昇降時には、前記パイプ端部の前記拡径部が前記第1側壁に接触し、
    シャッターカーテンに荷重が作用して前記パイプ端部がガイドレールから抜け出そうとする場合には、前記小径部が前記第1側壁に押し付けられつつ、当該パイプ端部がガイドレールの底から離間する方向へ移動して、当該パイプ端部の前記掛止部が前記被掛止部に引っ掛かるように構成されている、パイプの端部構造。
  2. 前記筒状部材は前記小径部を備えており、当該小径部は、前記拡径部から前記掛止部に向かって外径が縮径しながら延びるテーパ部である、請求項1に記載のパイプの端部構造。
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