JP5096706B2 - シャッターカーテンの静音構造 - Google Patents

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本発明は、シャッターカーテンの静音構造に関するものである。
シャッター装置のシャッターカーテンは複数枚の金属製スラットを上下に連結することで形成されており、シャッターカーテンを巻取シャフトに巻き取ることで建物開口部を開放し、シャッターカーテンを巻取シャフトから繰り出すことで建物開口部を閉鎖する。シャッターカーテンが巻き取られる時には、既に巻取シャフトに巻き取られたスラットに対して、スラットが重なり合うようにして巻きを形成していくため、金属製のスラット同士が接触することで不快な音が発生し得る。シャッターカーテンを繰り出す時も同様に、金属製のスラット同士が擦れ合ったりすることで不快な音が発生し得る。
特許文献1に開示された技術手段は、スラットの裏面に裏打ち材を介在させることで、スラット同士が接触することがなく、かつ、スラットを巻き上げ、巻き下げるときや、風が吹いたときでも、スラット同士が互いに触れ合って大きな音を出すことがないようにするものである。
しかしながら、裏打ち材によって発生音の抑制に効果があるスラットの連結部分をカバーしようとすると、裏打ち材に、スラット全面をカバーすることに加えて、上下隣位のスラットの連結部位が可動できる程度の余裕(だぶつき)を持たせる必要があり、裏打ち材に必要な材料の面積が大きくなってしまい、コスト高となる。
特開平10−311188
本発明は、低コストかつシンプルな構成で、シャッターの開閉に伴う発生音を低減することができる構造を提供することを目的とするものである。
かかる課題を達成するために本発明が採用した技術手段は、複数枚のスラットを上下に連結することで形成したシャッターカーテンの静音構造において、スラットの裏面には被係止部が一体形成されており、前記被係止部には、スラット同士の連結部位を覆うように延出する緩衝部材が装着されていることを特徴としている。スラットの裏面にスラット同士の連結部位を覆うように延出する緩衝部材を設けることで、シャッターカーテンが巻き取られる時に重なり合うスラット同士が前記緩衝部材を介して接触し、また、一巻目を形成するスラットは緩衝部材を介して巻取体に接触する。
各スラットは、スラット面部と、スラット面部の上下に形成した連結部と、からなり、前記緩衝部材は、スラット同士の連結部位(上下隣位のスラットにおいて、上側のスラットの下側の連結部と下側のスラットの上側の連結部)を覆うように延出している。すなわち、互いに連結されているスラットの連結部を、スラット同士の連結部位という。スラット同士が緩衝部材を介して接触する結果、スラットの金属部分同士の接触を規制できるものであれば、緩衝部材は、必ずしも、スラット同士の連結部位の全てを覆う必要はない。また、一つの好ましい態様では、前記緩衝部材(連結部位を覆う部位)と前記連結部位との間には隙間が形成されている。緩衝部材と連結部位との間に隙間を形成することで、シャッターカーテンの巻取り時には、緩衝部材が先に巻かれているスラットに当接した後に、当該緩衝部材に連結部位が当接することで、シャッターカーテン巻取り時のスラット同士の当接を緩和することができ、この緩衝部材のクッション性によって静音性能をさらに向上させることができる。
一つの態様では、被係止部は、スラットの幅方向に延出しており、スラットと同じ幅寸法を有している。一つの態様では、緩衝部材は、スラットの幅方向に延出しているが、被係止部の幅方向の寸法よりもやや短い寸法となっており、緩衝部材の両端は、スラットの幅方向端部には達していない。一つの態様では、緩衝部材は、スラットの幅方向に間隔を存して複数設けたものでもよい。
一つの態様では、前記被係止部は、ロール成形によって形成されている。スラットはロール成形によって形成されるため、スラットを形成する工程で、被係止部を一体形成することができる。前記静音構造を備えたシャッターカーテンは、スラット及び被係止部をロール成形によって形成するステップと、被係止部に緩衝部材を装着するステップと、緩衝部材が装着されたスラット同士を連結してシャッターカーテンを組立てるステップと、から製造することができる。尚、スラットの裏面に一体形成された被係止部は、型材(例えば、アルミ型材)から一体形成されたものでもよい。
本発明では、スラットの裏面に緩衝部材を設けることで、シャッターカーテンが巻き取られる時に重なり合うスラット同士が前記緩衝部材を介して接触し、また、一巻目を形成するスラットは緩衝部材を介して巻取体に接触するので、スラット同士が接触する時の発生音を低減することができる。本発明に係るシャッターカーテンの静音構造は、特に被係止部をロール成形で一体形成するものにおいては、シャッターカーテンを製造する工程の中で得ることができるため、生産性が良く、製造コストを抑えることができる。前記緩衝部材と前記連結部位との間に隙間が形成されているものでは、シャッターカーテン巻取り時のスラット同士の当接を緩和することで静音性能がさらに向上すると共に、シャッターカーテン組立時におけるスラット同士の連結を円滑に行うことができる。また、緩衝部材は、発生音を低減するために必要な部分のみに設けられればよいので、スラット全面に設ける場合に比べて、緩衝部材の材料費を削減することができる。
本発明は、シャッター装置におけるシャッターカーテンの静音構造に関するものである。図1乃至図4は、第1の実施形態に係り、図5乃至図8は、第2の実施形態に関するものである。同一の部材については、図面全体を通して共通の参照番号を付してある。
シャッター装置は、建物開口部を開閉するシャッターカーテン1と、建物開口部の左右に立設され、シャッターカーテンの幅方向端部を案内するガイドレール2と、建物開口部の上方に設けられ、シャッターカーテン1が巻き取られる巻取体3と、建物開口部の上方に設けられ、巻取体3及び巻取体3に巻装されたシャッターカーテン1を内装するシャッターケース4、とを有している。
シャッターカーテン1は、複数枚のスラット5を上下に回動可能に連結することで形成されており、巻取体3に対して巻装可能となっている。図面において、Aは屋外側、Bは屋内側である。スラット5の屋外側を表面、屋内側を裏面とし、スラット5は裏面側に巻取体3が位置するようにして、巻取体3に巻き取られ、既に巻き取られたスラット5の表面に、巻き取られようとしているスラット5の裏面が当接する。各スラット5は、スラット面部50と、スラット面部50の上下に一体形成された連結部51,52と、からなる。好ましい態様では、図示のように、連結部51,52はインターロック部である。スラット面部50は、スラット5の表面側に膨出するように湾曲しており、一方、スラット面部50の上下の連結部51,52がスラット面部50に対して裏面側に位置している。したがって、従来のシャッターカーテンでは、シャッターカーテン1が巻き取られる時には、既に巻き取られたスラット5の表面に対して、次に巻き取られるスラット5の連結部51,52が当接することで巻きを形成するようになっており、その結果として金属部分同士が接触して不快音が発生することになっていた。
本発明では、スラット面部50の裏面には被係止部6が一体形成されていると共に、被係止部6には、緩衝部材7が取り付けられており、緩衝部材7はスラット同士の連結部位(連結部51,52)を覆うように下方に延出している。緩衝部材7は、それが金属製のスラット5に当接した時に不快音が発生しない程度の軟質部材であり、例えば、樹脂から形成される。本発明の実施形態では、スラット5の裏面に設けた緩衝部材7がスラット5同士の連結部位を覆うように延出することで、シャッターカーテン1が巻き取られる時に、重なり合うスラット5同士が緩衝部材7を介して接触し、また、一巻目のスラット5は、緩衝部材7を介して巻取体3に接触する。以下に、スラット5に一体形成された被係止部6及び被係止部6に装着される緩衝部材7のより具体的な構成を説明する。
第1の実施形態では、被係止部6は、スラット面部50の下端部に形成されている。具体的には、被係止部6は、スラット5の裏面において、スラット面部50の下端部から上側に向かって延出する立ち上がり片であり、被係止部6は、スラット5の下側の連結部52の直上に位置して形成されている。また、被係止部6によって、被係止部6とスラット面部50の下端部との間に溝部60が形成されている。
被係止部6は、ロール成形によってスラット5に一体的に形成されている。被係止部6は、スラット5の幅方向に延出しており、スラット5の幅と同じ幅寸法を有している。また、被係止部6は、スラット5の裏面側において、上下の連結部51,52を結ぶ仮想線より裏面側に突出しない構成を有しており、スラット5の巻取り時や、スラット5の幅方向端部がガイドレール2に案内される時に、被係止部6が支障となることがないようになっている。
緩衝部材7は、上端側に形成された係止部70と、下側に向かって延出するカバー部71と、を有している。緩衝部材7は、スラット5の幅方向に延出する長尺材であるが、図1に示すように、その両端はガイドレール2までは達していない。緩衝部材7は、係止部70を被係止部6に係止させることでスラット5の裏面に装着される。カバー部71の下半部は湾曲状となっており、緩衝部材7をスラット5の被係止部6に装着した時に、カバー部71の下半部が、スラット5の下側のスラット同士の連結部分(連結部51,52)を全体的に覆うようになっている。カバー部71の下半部は、スラット同士の連結部位を構成する下側のスラット5の上側の連結部51の外周形状に沿って延出しており、カバー部71の下半部の先端は、前記下側のスラット5の上側の連結部51の下方にまで達している。
緩衝部材7は、一つの好ましい態様では、樹脂製であり、少なくともカバー部71は、スラット5に接触した時に不快音が生じない程度の軟性を有している。また、カバー部71の少なくとも下半部は、スラット同士の連結部分の回動を妨げない程度の柔軟性を備えている。さらに、緩衝部材7の係止部70は所定の強度を備えていることが望ましく、第1の実施形態では、係止部70の肉厚を大きくすることで、係止部70に強度を与えている。
図4に基づいて被係止部6を備えたスラット5の形成及び被係止部6に対する緩衝部材7の装着について説明する。図4(a)に示すように、ロール成形機を用いて、裏面側に被係止部6が一体形成されたスラット5を形成する。この段階では、被係止部6はスラット5の面部50に対して拡開しており、被係止部6によって形成される溝部60が拡開状となっている。図4(b)、図4(c)に示すように、拡開した被係止部6に対して緩衝部材7の係止部70が装着される。拡開した被係止部6に対して緩衝部材7の係止部70を挿入することで、緩衝部材7の挿入を容易に行うことができる。図4(c)に示すように、被係止部6により形成される溝部60の底に係止部70の先端が当接する状態(緩衝部材7の係止部70により形成された溝部の底に被係止部6の先端が当接する状態)まで差し込まれると、緩衝部材7のカバー部71の下半部がスラット5の下側の連結部52を裏面側から覆うことになる。
図4(d)に示すように、拡開状の被係止部6を閉じるように緩衝部材7及びスラット5の下方部位をプレス(一つの好ましい態様では機械プレスであるが、手動によるプレスも含む)して潰すことで、被係止部6により形成された溝部60に緩衝部材7の係止部70が挟まれて、緩衝部材7はスラット5に対して強固に連結される。図4(d)の状態において、カバー部71の下半部とスラット5の下側の連結部52との間に隙間が形成されており、当該連結部52と下側に位置するスラットの連結部51を長手方向から差し込むようにして連結する時に、緩衝部材7が妨げとなることがない。そして、上下隣位のスラット5同士が連結された時には、スラット同士の連結部位(連結部51,52)を、上側のスラット5に装着された緩衝部材7のカバー部71の下半部が覆うことになる。また、図2に示すように、シャッターカーテン1が組立てられた後においても、緩衝部材7のカバー部71の下半部とスラット同士の連結部位との間には隙間Sが形成されている。
第2の実施形態では、被係止部6は、スラット面部50の下方部位に形成されている。具体的には、被係止部6は、スラット5の裏面において、スラット面部50の下方部位から上側に向かって延出する立ち上がり片である。また、被係止部6によって、被係止部6とスラット面部50の下方部位との間に溝部60が形成されている。
被係止部6は、ロール成形によってスラット5に一体的に形成されている。被係止部6は、スラット5の幅方向に延出しており、スラット5の幅と同じ幅寸法を有している。また、被係止部6は、スラット5の裏面側において、上下の連結部51,52を結ぶ仮想線より裏面側に突出しない構成を有しており、スラット5の巻取り時や、スラット5の幅方向端部がガイドレール2に案内される時に、被係止部6が支障となることがないようになっている。
緩衝部材7は、上端側に形成された係止部70と、下側に向かって延出するカバー部71と、を有している。緩衝部材7は、スラット5の幅方向に延出する長尺材であるが、図5に示すように、その両端はガイドレール2までは達していない。緩衝部材7は、係止部70を被係止部6に係止させることでスラット5の裏面に装着される。カバー部71の下方部位は、緩衝部材7を被係止部6に装着した時に、カバー部71の下方部位が、スラット5の下側のスラット同士の連結部分(連結部51,52)を覆うようになっている。第2の実施形態では、カバー部71の下端部は平板状となっている。第1の実施形態の緩衝部材7とは異なり、第2の実施形態では、カバー部71の下端部は、スラット同士の連結部分(連結部51,52)の下方部位までは回りこんでいない。
緩衝部材7は、樹脂製であり、少なくともカバー部71は、スラット5に接触した時に不快音が生じない程度の軟性を有している。さらに、緩衝部材7の係止部70は所定の強度を備えていることが望ましく、第2の実施形態では、係止部70の樹脂を、カバー部71の樹脂よりも硬質の樹脂から形成することで、係止部70に強度を与えている。
図8に基づいて被係止部6を備えたスラット5の形成及び緩衝部材7の装着について説明する。図8(a)に示すように、ロール成形機を用いて、裏面側に被係止部6が一体形成されたスラット5を形成する。この段階では、被係止部6はスラット5の面部50に対して拡開しており、被係止部6によって形成される溝部60が拡開状となっている。図8(b)、図8(c)に示すように、拡開した被係止部6に対して緩衝部材7の係止部70が装着される。拡開した被係止部6に対して緩衝部材7の係止部70を挿入することで、緩衝部材7の挿入を容易に行うことができる。図4(c)に示すように、被係止部6により形成される溝部60の底に係止部70の先端が当接する状態(緩衝部材7の係止部70により形成された溝部の底に被係止部6の先端が当接する状態)まで差し込まれると、緩衝部材7のカバー部71の下方部位がスラット5の下側の連結部52を裏面側から覆うことになる。
図8(d)に示すように、拡開状の被係止部6を閉じるように緩衝部材7及びスラット5の下方部位をプレスして潰すことで、被係止部6により形成された溝部60に緩衝部材7の係止部70が挟まれて、緩衝部材7はスラット5に対して強固に連結される。図8(d)の状態において、カバー部71とスラット5の下側の連結部52との間に隙間が形成されており、当該連結部52と下側に位置するスラットの連結部51とを長手方向から差し込むようにして連結する時に、緩衝部材7が妨げとなることがない。そして、上下隣位のスラット5同士が連結された時には、スラット同士の連結部位(連結部51,52)を、上側のスラット5に装着された緩衝部材7のカバー部71が覆うことになる。また、図6に示すように、シャッターカーテン1が組立てられた後においても、緩衝部材7のカバー部71の下半部とスラット同士の連結部位との間には隙間Sが形成されている。
図9に、スラット5の被係止部6と緩衝部材7の係止部70の装着の他の態様を示している。緩衝部材7の係止部70の面部には、複数のガイド突部70Aが形成されており、ガイド突部70Aは、被係止部6によって形成される溝部60に差し込まれる方向には移動し易く、溝部60から外れる方向には移動し難い形状を有している。スラット5に形成された被係止部6の溝部60は、図4、図8に示すような拡開状でなはなく、係止部70がガイド突部70Aを利用して嵌入できるような寸法となっている。図9の態様では、図4、図8で説明したプレス工程を省略することができる。
本発明に係るシャッターカーテンの静音構造は、ロール成形機、走間せん断機、搬送手段等を用いてシャッターカーテンを自動的に組立てる工程で得ることができる。本発明に係る静音構造を備えたシャッターカーテンの製造法について、図9、図10を参照しながら説明する。先ず、長尺状の平板5´を用意する((a))。長尺状の平板5´をロール成形することで、所定の断面形状に形成する((b))。ロール成形の過程で被係止部6を形成する。所定の断面形状にロール成形された長尺板材は、定尺切断されて、スラット5が形成される((c))。長尺状の平板のロール成形・定尺切断と平行して、長尺状の緩衝部材7´が所定の寸法に切断されて、緩衝部材7が形成される((d))。定尺切断されたスラット5に緩衝部材7が挿入される((e))。スラット5の被係止部6と緩衝部材7との連結は、被係止部6に対して緩衝部材7の係止部70を装着させればよく、自動的に行うことができる。緩衝部材7の装着工程には、図4、図8で説明したプレス工程が含まれても良い。緩衝部材7が装着されたスラット5同士を連結してシャッターカーテン組立を行う((f))。緩衝部材7が装着されたスラット5の組立は、通常のシャッターカーテンの組立と同様に、連結部51,52同士をスラット5の幅方向にスライドさせることで行われる。
本発明は、シャッターカーテンの静音構造に利用することができる。
本発明の第一の実施形態に係るシャッター装置を屋内側から見た部分正面図である。 図1の部分正面図を側面から見た図である。 第一の実施形態に係るシャッターカーテンが巻き取られた状態を示す図である。 第一の実施形態に係るスラットに緩衝部材を装着する工程を示す図である。 本発明の第二の実施形態に係るシャッター装置を屋内側から見た部分正面図である。 図5の部分正面図を側面から見た図である。 第二の実施形態に係るシャッターカーテンが巻き取られた状態を示す図である。 第二の実施形態に係るスラットに緩衝部材を装着する工程を示す図である。 スラットの被係止部と緩衝部材の係止部の装着の他の態様を示す図である。 本発明に係る静音構造を備えたシャッターカーテンの製造工程を説明する図である。 本発明に係る静音構造を備えたシャッターカーテンの製造工程を説明する図である。
符号の説明
1 シャッターカーテン
5 スラット
6 被係止部
7 緩衝部材
70 係止部
71 カバー部

Claims (2)

  1. 複数枚のスラットを上下に連結することで形成したシャッターカーテンの静音構造において、
    各スラットは、スラット面部と、スラット面部の上下に一体形成されたインターロック部からなる連結部と、スラット面部の裏面に一体形成された被係止部と、からなり、
    前記被係止部には、上端側に形成された係止部と、下側に向かって延出するカバー部と、からなる緩衝部材が装着されており、
    前記被係止部は上側に向かって延出する立ち上がり片であり、当該被係止部とスラット面部の下方部位との間に溝部が形成されており、前記緩衝部材は、前記溝部に前記係止部が差し込まれた状態で、当該緩衝部材のカバー部の下方の先端が各スラットの下方のインターロック部を離間した状態で覆うように延出しており、
    緩衝部材が装着された上側のスラットの下方のインターロック部に下側のスラットの上方のインターロック部を長手方向から差し込んで連結することで連結部位が形成されており
    上側のスラットと下側のスラットが上下に連結された状態において、前記カバー部と前記連結部位との間には隙間が形成されており、当該カバー部の下方の先端が下側のスラットから離間した状態で前記連結部位を覆っている、
    シャッターカーテンの静音構造。
  2. 請求項1において、前記被係止部は、ロール成形によって形成されている、シャッターカーテンの静音構造。
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