JP6694773B2 - シャッター用ガイドレール構造 - Google Patents
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Description
抜け止め片は、ガイドレールの対向するそれぞれのレール内壁から垂直に突出してスリットを構成する。抜け止め部材は、首部がスリットを貫通し、その裏側であるガイドレール奥方に幅広部が配置することで、幅広部がスリットから抜けなくなり、縁部を抜け止めする。
この抜け止め構造においても、抜け止め部材を円滑にスリットに導入するための案内手段が形成される。抜け止め片に形成される案内手段は、正面視(レール開口をスラットの外側から見る視線方向)で逆ハの字状の導入部で形成される。
本発明の請求項1記載のシャッター用ガイドレール構造は、建物躯体に固定され建物開口部13を開閉する開閉体11の縁部39が挿入されるレール開口41を有する断面コ字状のガイドレール27(67)と、
前記ガイドレール27(67)の対向するそれぞれのレール内壁43から垂直に突出してスリット55を構成し、前記縁部39から延出する抜け止め部材57を前記スリット55で抜け止めして案内する一対の抜け止め片29と、
前記抜け止め片29の開閉体進入開始端63に形成され、前記レール内壁43と平行に折り曲げられて前記レール内壁43に近接して沿う平行重ね部31と、
前記レール内壁43から垂直に突出している前記抜け止め片29と前記平行重ね部31との間に設けられ、前記レール内壁43に垂直な向きから前記レール内壁43と平行な向きに捩り曲げられて形成された曲げ潰し部33と、
を具備することを特徴とする。
前記曲げ潰し部33が、前記レール内壁43に垂直な向きから前記レール開口41に向かう方向に捩り曲げられて前記レール内壁43と平行な向きとなることを特徴とする。
前記曲げ潰し部33が、連続曲面で形成されることを特徴とする。
前記平行重ね部31が、前記開閉体進入開始端63から前記曲げ潰し部33まで所定長さで形成されていることを特徴とする。
前記ガイドレール27(67)が、一対の前記レール内壁43と、一対の前記レール内壁43を接続する奥壁面65とにより前記断面コ字状に形成され、
前記ガイドレール27(67)の前記開閉体進入開始端63には、少なくとも一対の前記レール内壁43を切り開いた漏斗状ガイド面37が形成され、
前記漏斗状ガイド面37に沿って前記平行重ね部31が設けられることを特徴とする。
前記抜け止め片29が、前記ガイドレール27の内方に固定された補強材53に形成されていることを特徴とする。
前記補強材53が鋼板製であることを特徴とする。
図1は本発明の実施形態に係るシャッター用ガイドレール構造を備えたシャッター装置の外観を表す斜視図である。
本実施形態に係るシャッター用ガイドレール構造は、開閉体であるシャッターカーテン11を用いて建物開口部13を開閉するシャッター装置15に好適に用いることができる。なお、開閉体は、アルミ製やスチール製のスラット17を複数連結した一般的なシャッターカーテン11の他、樹脂製シートを用いたシートシャッターカーテンとすることもできる。本実施形態では、開閉体がシャッターカーテン11である場合を例に説明する。
本実施形態において、ガイドレール27は、上下に延在する部分の殆どが、図5に示すように平断面において断面コ字状に形成される。なお、図2はガイドレール27の上端に拡開された漏斗状ガイド面37が平面視されるため、図5に示す断面コ字状は漏斗状ガイド面37に隠れる。ガイドレール27は、建物開口部13を開閉するシャッターカーテン11の縁部39が挿入されるレール開口41を有する。レール開口41を挟む一対のレール内壁43には、消音帯取付溝45が形成される。この消音帯取付溝45には、モヘア等の消音帯47が取り付けられる。シャッターカーテン11は、この消音帯47に縁部39の表裏面が摺接しながら昇降する。
曲げ潰し部33は、連続曲面で形成される。この連続曲面は、抜け止め片29を構成する帯板状の面を、捩り曲げることにより形成される曲面となる。
本実施形態に係るシャッター用ガイドレール構造では、シャッターカーテン11の縁部39から延出した抜け止め部材57が、ガイドレール27の上端部から進入開始すると、抜け止め部材57が、一対の平行重ね部31の間に離間して配置される。この離間配置は、シャッターカーテン11の縁部39が、レール開口41に進入することにより、大まかに位置決めされることで可能となる。
抜け止め片29の折り曲げ方向を上記構成と逆に形成した場合には、抜け止め部材57は、幅広部59が一対の連続曲面にガイドされず、最初に抜け止め片29の突出先端縁に首部61が摺接してしまう虞がある。このため、抜け止め部材57は、突出先端縁により削られやすくなる。
本構成では、抜け止め片29の曲げの方向を、レール開口41に向かう方向、すなわちガイドレール27の奥側から手前に向かう方向としたことで、スラット17の抜け止め部材57の幅広部59をスムースに導くことができる。すなわち、この形状となる曲げ潰し部33によって、図4に示すように、ガイドレール27奥方に向かって奥行幅が狭まるような略漏斗状に形成され、幅広部59をスリット55よりも奥へ導くようになっている。
図7は抜け止め片が一体に形成されるアルミ押し出し成形品の場合のガイドレールを表す平断面図、図8は図7に示したアルミ製ガイドレールの上端近傍の平断面図である。
この変形例に係るシャッター用ガイドレール構造は、ガイドレール67が、アルミ押し出し成形品となる。ガイドレール67には、上記同様の抜け止め部材57を抜け止めするための一対の抜け止め片29が、一体に成形される。すなわち、ガイドレール67は、押し出し成形時に抜け止め片29を同時に成形するアルミ製ガイドレールとなる。
13…建物開口部
27,67…ガイドレール
29…抜け止め片
31…平行重ね部
33…曲げ潰し部
37…漏斗状ガイド面
39…縁部
41…レール開口
43…レール内壁
53…補強材
55…スリット
57…抜け止め部材
63…開閉体進入開始端
65…奥壁面
Claims (7)
- 建物躯体に固定され建物開口部を開閉する開閉体の縁部が挿入されるレール開口を有する断面コ字状のガイドレールと、
前記ガイドレールの対向するそれぞれのレール内壁から垂直に突出してスリットを構成し、前記縁部から延出する抜け止め部材を前記スリットで抜け止めして案内する一対の抜け止め片と、
前記抜け止め片の開閉体進入開始端に形成され、前記レール内壁と平行に折り曲げられて前記レール内壁に近接して沿う平行重ね部と、
前記レール内壁から垂直に突出している前記抜け止め片と前記平行重ね部との間に設けられ、前記レール内壁に垂直な向きから前記レール内壁と平行な向きに捩り曲げられて形成された曲げ潰し部と、
を具備することを特徴とするシャッター用ガイドレール構造。 - 請求項1記載のシャッター用ガイドレール構造であって、
前記曲げ潰し部が、前記レール内壁に垂直な向きから前記レール開口に向かう方向に捩り曲げられて前記レール内壁と平行な向きとなることを特徴とするシャッター用ガイドレール構造。 - 請求項1または2記載のシャッター用ガイドレール構造であって、
前記曲げ潰し部が、連続曲面で形成されることを特徴とするシャッター用ガイドレール構造。 - 請求項1〜3のいずれか1つに記載のシャッター用ガイドレール構造であって、
前記平行重ね部が、前記開閉体進入開始端から前記曲げ潰し部まで所定長さで形成されていることを特徴とするシャッター用ガイドレール構造。 - 請求項1〜4のいずれか1つに記載のシャッター用ガイドレール構造であって、
前記ガイドレールが、一対の前記レール内壁と、一対の前記レール内壁を接続する奥壁面とにより前記断面コ字状に形成され、
前記ガイドレールの前記開閉体進入開始端には、少なくとも一対の前記レール内壁を切り開いた漏斗状ガイド面が形成され、
前記漏斗状ガイド面に沿って前記平行重ね部が設けられることを特徴とするシャッター用ガイドレール構造。 - 請求項1〜5のいずれか1つに記載のシャッター用ガイドレール構造であって、
前記抜け止め片が、前記ガイドレールの内方に固定された補強材に形成されていることを特徴とするシャッター用ガイドレール構造。 - 請求項6記載のシャッター用ガイドレール構造であって、
前記補強材が鋼板製であることを特徴とするシャッター用ガイドレール構造。
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- 2016-07-15 JP JP2016140477A patent/JP6694773B2/ja active Active
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