JP2850892B2 - シャッターのガイド構造 - Google Patents
シャッターのガイド構造Info
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Description
スラットが撓む際に、該スラットがガイドレールから抜
け出すのを防止するようにした、所謂、耐風圧用の、シ
ャッターのガイド構造に関するものである。
ラットが弓なりに撓んだ際、このスラットの端縁がガイ
ドレールから抜け出さないように、スラットの端部に
は、耐風爪が設けてあって、これが、前記ガイドレール
の開口部の内側縁に係合し、抜け止め作用をしている。
しかしながら、ガイドレールの開口部の内側縁とこれに
接触する耐風爪との係り具合が充分でない場合には、風
圧の増大で、スラットが大きく撓んだ時、スラットの縁
で、ガイドレールの開口部を拡開し、前記内側縁に対す
る耐風爪の係りがあまくなり、その結果、スラットがガ
イドレールから外れる虞がある。
号公報に開示されているように、ガイドレールの内側
に、スラット抜け止め用のサブガイドレールを装填し
て、スラット両端の耐風爪を、前記ガイドレールの開口
部を介して、前記サブガイドレールの内側に挿入し、ス
ラットの撓みの際に、前記サブガイドレールの開口部の
縁に形成された係合部で、前記耐風爪を支持するように
構成したシャッターのガイド構造が提案されている。こ
の提案された構造のサブガイドレールは、スラットの抜
き差し方向に対して、ガイドレール内で移動できるよう
に構成されており、スラットの撓み量に応じて、前記ガ
イドレール内での、耐風爪の充分な移動量を確保してい
る。
構造では、サブガイドレールをガイドレール内で移動さ
せるために、ガイドレールの左右幅を広げなければなら
ず、また、スラットの撓み量が大きくなって、スラット
によりガイドレールの開口部が拡開される事態を避ける
のに、ガイドレールの剛性を充分にしなければならな
い。これは、材料コストや加工コストを高めることにな
る。
ので、風圧を受けて、スラットが撓んだ際、スラットに
よりガイドレールの開口部が拡開される事態になって
も、サブガイドレールが、前記ガイドレール内で、スラ
ットの撓み方向に傾くことで、スラットの係合状態を確
保し、スラットの抜け止めを達成できるシャッターのガ
イド構造を提供しようとするものである。
1の発明では、実施の形態を示す図1〜図3でも明らか
にしたように、ガイドレール2の内側に、スラット抜け
止め用のサブガイドレール4を装填して、スラット3の
両端の耐風爪5を、ガイドレール2の開口部2Aを介し
て、サブガイドレール4の開口部4Aの内側に挿入し、
スラット3の撓みの際に、サブガイドレール4の開口部
4Aの縁に形成された係合部4Bで、耐風爪5を支持す
るように構成したシャッターのガイド構造において、ガ
イドレール2は、その開口部2Aの両内側縁に、サブガ
イドレール4の開口部4Aの両側支持部4Cを支持する
支持部2Bを形成しており、スラット3の撓みの際に、
ガイドレール2の開口部2Aの縁にスラット3が当接し
て、開口部2Aを拡開する時、ガイドレール2の変形に
応じて、サブガイドレール4が、ガイドレール2内で撓
み方向に傾くように、その支持部2B、4Cで支持して
いることを特徴とする。
を防止するために、ガイドレール2の開口部2Aの対向
案内面とガイドレール2の支持部2Bの支持面には、緩
衝機能若しくは消音機能を有する緩衝帯6を装着してい
るとよい。緩衝帯6は、サブガイドレール4の支持部4
Cの支持面に装着することもできる。
風圧等によりスラット3が撓むと、これによりガイドレ
ール2の開口部2Aがスラットの撓み方向に押し曲げら
れるとともに、サブガイドレール4の係合部4Bが耐風
爪5に引かれて、サブガイドレール4全体が上記の押し
曲げ方向に傾斜し、サブガイドレール4の開口部4Aが
押し曲げ変形されるということはない。従って、耐風爪
5は、サブガイドレール4の開口部4Aに安全に係合さ
れ、支持部4Cを介して強固に抜け止め支持される。
るシャッターのガイド構造では、実施の形態を示す図
4、図5、図6、図9、図10又は図11にも示すよう
に、ガイドレール102の内側に、スラット抜け止め用
のサブガイドレール104を装填して、スラット3両端
の耐風爪5を、前記ガイドレール102の開口部102
Aを介して、前記サブガイドレール104の内側に挿入
し、スラット3の撓みの際に、前記サブガイドレール1
04の開口部104Aの縁に形成された係合部104B
で、前記耐風爪5を係合するように構成したシャッター
のガイド構造において、前記ガイドレール102とサブ
ガイドレール104は、その対向壁部の一部が互いに係
止若しくは固定又は結合されていることを特徴としてい
る。
02とサブガイドレール104とは、スラット3の撓み
の際に変形する側又はその反対側のガイドレールの内壁
面とこれと対向するサブガイドレールの壁面の一箇所
(図4の実施の形態参照)若しくは複数カ所(図5、図
6、図9、図10又は図11の実施の形態参照)を係止
若しくは固定又は結合することが望ましい。
風圧等によりスラット3が撓むと、これによりガイドレ
ール102の開口部102Aがスラット3の撓み方向に
押し曲げられるが、この時、内部のサブガイドレール1
04も係止部102D, 104D(及び102E, 10
4E)を介して押し曲げ方向に傾く。従って、サブガイ
ドレール104の開口部104Aは変形せず、耐風爪5
と安全に抜け止め係合する。
等によりスラット3が撓むと、スラット3はガイドレー
ル102の取り付けられた躯体7とは反対側の開口部1
02Aをスラット3の撓み方向に押し広げるが、サブガ
イドレール104とガイドレール102とがガイドレー
ル102の取り付けられた躯体7とは反対側の部分で係
止されていないため、ガイドレール102の開口部10
4Aの変形に伴うサブガイドレールの開口部104Aの
変形は無い。そのため、耐風爪5との抜け止め係合がよ
り強固になる。
シャッターのガイド構造では、実施の形態を示す図7又
は図8にも示すように、ガイドレールの内側に、スラッ
ト抜け止め用のサブガイドレールを装填して、スラット
両端の耐風爪を、前記ガイドレールの開口部を介して、
前記サブガイドレールの内側に挿入し、スラットの撓み
の際に、前記サブガイドレールの開口部の縁に形成され
た係合部で、前記耐風爪を係合するように構成したシャ
ッターのガイド構造において、前記ガイドレールとサブ
ガイドレールは、サブガイドレールがスラットの動きに
追動可能なようにその対向壁部の一部が互いに結合又は
係止若しくは固定されていることを特徴としている。
サブガイドレールとは、サブガイドレールがスラットの
動きに追動可能なように、ガイドレールの内壁面底部と
これと対向するサブガイドレールの外壁面底部の一部が
回動自在に結合(図7の実施の形態参照)又は弾性的に
傾斜自在に結合(図8の実施の形態参照)されている。
より、ガイドレール102の開口部102Aがスラット
3の撓み方向に押し広げられるが、この時、内部のサブ
ガイドレール104も回転可能なように構成されている
結合部113(図7の実施の形態参照)又は弾性的に曲
がることが可能なように構成されている係止部118
(図8の実施の形態参照)によって開口部102Aの広
がり方向に傾く。そのため、サブガイドレール104の
開口部104Aは、耐風爪との掛かり具合が十分維持さ
れたまま、撓んだスラットの方向を向くので、安全に耐
風爪5と安全に抜け止め係合する。
ーのガイド構造の実施の形態1を示すものであり、実施
の形態1を説明する。実施の形態1は、基本的には、ス
ラットカーテン1の両側端をガイドレール2に沿って昇
降する際に、スラットカーテン1を構成する各スラット
3の両端部をガイドレール2内に保持し、案内するもの
である。特に、本発明に係わる構造は、ガイドレール2
の内側に、スラット抜け止め用のサブガイドレール4を
装填して、スラット3の両端の耐風爪5を、ガイドレー
ル2の開口部2Aを介して、サブガイドレール4の内側
に挿入し、風圧によるスラット3の撓みの際に、サブガ
イドレール4の開口部4Aの縁に形成された係合部4B
で、耐風爪5を支持するように構成している。
により形成され、その開口部2Aの開口縁は、対向内方
にL形に折曲されて案内面を構成し、案内面の奥部は、
対抗外方向に略直角に折り返されて、支持部2Bを形成
している。すなわち、開口部2Aの両開口縁は、内方に
略コ形に折り返されて、案内面と支持部2Bを形成して
いる。この案内面と支持部2Bの支持面には、緩衝若し
くは消音機能を成す、例えば、硬質樹脂板よりなる緩衝
帯6が、略L形に連続して装着されている。
上記支持部2Bの支持面により、略矩形状の案内空間が
上下に連続して形成されており、この案内空間内には、
上下方向に連続して、該案内空間に略沿った形状、又
は、該案内空間に多少の間隙を介して略接する形状のサ
ブガイドレール4が遊挿されている。サブガイドレール
4は、略コ形の金属ビーム材よりなり、その開口縁が、
ガイドレール2の開口部2Aに略一致するようにして遊
挿され、両開口縁の前縁には略T形に支持部4Cが形成
され、開口縁のやや奥部の対向面には、突片よりなる係
合部4Bが形成され、両係合部4B間は、耐風爪5を上
下に案内する開口部4Aとなっている。サブガイドレー
ル4の略コ形枠部の奥部の両角部には、略井桁状に突片
4Fが突設され、突片4Fの先端が、正常の状態にある
(図2)ガイドレール4の内壁面に略接するようになっ
ている。
が風圧等の影響を受けない正常な状態では、図2に示す
ように、ガイドレール2の内部に、サブガイドレール4
が略接する状態で内挿さる。この時、スラットカーテン
1は、ガイドレール2の開口部2Aに案内されて開閉
し、耐風爪5は、サブガイドレール4の開口部4Aから
挿入されて案内される。ガイドレール2とサブガイドレ
ール4は略接する状態で遊挿されていることから、開閉
時にガイドレール2とサブガイドレール4とのガタつき
等は発生せず、シャッターの開閉動作はスムーズであ
る。また、図3に示すように、スラットカーテン1に風
圧を受けて、スラット3が撓んだ際、スラット3により
ガイドレール2の開口部2Aが拡開される事態になって
も、サブガイドレール4が、ガイドレール2内で、スラ
ット3の撓み方向に傾くことで、支持部2B、4Cでの
平行面接触による係合状態を確保し、スラット3の抜け
止めを達成できる。しかも、サブガイドレール4におけ
る耐風爪5は、サブガイドレール4が傾くことで、係合
部4Bに対して、耐風爪5が正規の姿勢、すなわち直交
する姿勢を維持することができるので、その係合状態を
確保されている。
移動量を確保するために、サブガイドレール4を、スラ
ット3の抜き差しの方向に移動させる必要がなく、ガイ
ドレール2の幅を広げる必要がなくなり、また、ガイド
レール2の変形をおそれて、その素材の肉厚を上げるな
どの剛性、強度の向上の必要がないから、材料コストや
加工コストを高める虞もない。
である。この実施の形態2では、ガイドレール102と
サブガイドレール104の一部が互いに係止又は固定さ
れている。すなわち、ガイドレール102とサブガイド
レール104とは、スラット3の撓みの際に、前者の変
形に連れて後者が傾くように両者を連携する、シャッタ
ーの前後方向の係止部102Dおよび104Dを構成し
ている。具体的には、ガイドレール102が躯体7に取
り付けられる側とは反対側の開口部102Aの内部壁面
に、内方向に開口するスリット溝状の係止部102Dを
設け、これに、サブガイドレール104の開口縁に形成
した突片よりなる係止部104Dを挿入して係止してい
る。また、ガイドレール102とサブガイドレール10
4との上記係止部と反対側の壁部は、係止されておらず
フリーである。さらに、実施の形態2では、ガイドレー
ル102の開口部102Aの対向壁に筒状の緩衝帯10
6を設けており、この一方の緩衝帯取付部の奥部に上記
係止部102Dおよび104Dを形成し、他方の緩衝帯
取付部の奥部には支持部102Bとなる段部が形成され
ている。また、この支持部102Bと対面するサブガイ
ドレール104のコ形開口縁の先端が他方の支持部10
4Cとされている。
ラットカーテン1が撓んで、ガイドレール2の躯体7と
反対側の開口部102Aが開いても、この開き側の部分
でガイドレール102とサブガイドレール104とが係
合しており、他方の側の部分の支持部104Cが対向す
るガイドレール102の支持部102Bに当接するま
で、サブガイドレール104が傾き、耐風爪5を係合部
104Bに係合させる。実施の形態2では、ガイドレー
ル2の変形にサブガイドレール104の傾きが良く追従
し、且つ、正常時にガイドレール102とサブガイドレ
ール104とがガタ付くということがない。実施の形態
2では、ガイドレール102の変形が躯体7と反対側に
おいてのみ発生する点を、設計上で配慮したことによ
る。
実施の形態3では、係止部102Dおよび104Dの奥
部のガイドレール102とサブガイドレール104との
対向壁部には、上記係止部と対象形状の係止部102E
および104Eを形成し、互いに係止又は固定してい
る。
および104E’が、係止部102Dおよび104Dと
同一方向である点を除き、上記実施の形態3と略同様で
ある。
この実施の形態5では、サブガイドレール104が水平
方向に回転可能なように、ガイドレール102とサブガ
イドレール104とが結合されている。すなわち、サブ
ガイドレール104の外部壁面底部110中央に断面円
形状の突起部111をガイドレールの長手方向にわたっ
て連続して又は断続して設け、ガイドレール102の対
向壁に該突起部111を把持することができる断面略C
字形状の保持部112を同じようにガイドレールの長手
方向に連続して又は断続して設けることによってガイド
レール102とサブガイドレール104とを結合させる
ことにより、サブガイドレール104が水平方向に回転
可能になる。これにより、風圧等によりスラットカーテ
ン1が撓んで、ガイドレール102の躯対7と反対側の
開口部102Aが開いても、サブガイドレール104が
スラット3の撓み方向に傾くことで、スラット3の抜け
止めを達成することができる。
のサブガイドレールがスラット3の撓む方向に回転可能
なように結合部113が構成されているのに対し、ガイ
ドレール102とサブガイドレール104とが係止部1
18で弾性的に傾斜可能なように係止又は固定されてい
る状態になる。すなわち、ガイドレール102の内部壁
面底部114の中央に断面略T字形状の突起部116を
ガイドレールの長手方向にわたって連続して又は断続し
て設け、サブガイドレール104の対向壁に該突起部1
16を把持することができる蟻溝状の保持部117を同
じようにサブガイドレール104の長手方向に連続して
又は断続して設けることによってガイドレール102と
サブガイドレール104とを係止又は固定させる。風圧
等によりスラットカーテン1が撓んで、ガイドレール1
02の躯体7と反対側の開口部102Aが開いても、当
該開口部102Aの広がり方向に突起腕部115が弾性
的に曲げられることにより、サブガイドレール104が
スラット3の撓み方向に傾くので、上記実施の形態5と
同様にスラット3の抜け止めを達成することができる。
突起腕部115は弾性的に折れ曲がり可能な金属により
形成される。
ある。この実施の形態7では、ガイドレール102とサ
ブガイドレール104が躯体7側のガイドレール102
の内壁面で係止又は固定されている。すなわち、係止部
102Dおよび104Dが、図4に示された実施の形態
2における係止部102Dおよび104Dとは、左右対
称面に設けられたものである。具体的には、ガイドレー
ル102が躯体7に取り付けられる側の開口部102A
の内部壁面に、内方向に開口するスリット溝状の係止部
102Dを設け、これに、サブガイドレール104の開
口縁に形成した突片よりなる係止部104Dを挿入して
ガイドレール102とサブガイドレール104とを係止
したものである。また、ガイドレール102とサブガイ
ドレール104との上記係止部と反対側の壁部は、係止
されておらずフリーである。なお、図9の実施の形態7
においては、図4に示された実施の形態2における緩衝
帯がガイドレール102の開口部102Aの対向壁に記
載されてはいないが、実施の段階でこれを設けてもよ
い。この一方の緩衝帯取付部の奥部には、上記係止部1
02Dおよび104Dを形成し、他方の緩衝帯取付部の
奥部には支持部102Bとなる段部が形成されている。
また、この支持部102Bと対面するサブガイドレール
104のコ形開口縁の先端が他方の支持部104Cとさ
れる。
ラットカーテン1が撓んで、ガイドレール2の躯体7と
反対側の開口部102Aが開いても、躯体側の部分でガ
イドレール102とサブガイドレール104とが係合し
ており、他方の側の部分の支持部104Cが対向するガ
イドレール102の支持部102Bに当接するまで、サ
ブガイドレール104が傾き、耐風爪5を係合部104
Bに強固に係合させる。その際、ガイドレール102と
サブガイドレール104とは、ガイドレール102の取
り付けられた躯体7と反対側の部分で係止又は固定され
ていないため、ガイドレール102の開口部102Aの
変形にサブガイドレール104の傾きが良く追従し、耐
風爪5との抜け止め係合が強固になると共に、正常時に
ガイドレール102とサブガイドレール104とがガタ
付くということがない。
る。実施の形態8では、係止部102Dおよび104D
と係止部102Eおよび104Eが、図5に示された実
施の形態3における係止部102D, 104D, 102
Eおよび104Eと左右対称面に設けられている。
および104Eが、係止部102Dおよび104Dと同
一方向である点を除き、上記実施の形態8と略同様であ
る。
方向のガタツキを防止させるため、互いに結合させるこ
とが望ましいが、図9〜図11の実施の形態7〜9は、
躯体7の側においてカイドレールとサブガイドレールが
係合されている。従って、両者の結合を躯体7の側にお
いて行わせることができ、その場合リベットのような結
合具の頭は躯体7側に表出し、ガイドレールの外面に結
合具の頭が表出されるという不体裁がない。
イドレールの内側に、スラット抜け止め用のサブガイド
レールを装填して、スラット両端の耐風爪を、前記ガイ
ドレールの開口部を介して、前記サブガイドレールの内
側に挿入し、スラットの撓みの際に、前記サブガイドレ
ールの開口部の縁に形成された係合部で、前記耐風爪を
支持するように構成したシャッターのガイド構造におい
て、前記ガイドレールは、その開口部の両内側縁に、前
記サブガイドレールの開口部の両側を支持する支持部を
形成しており、スラットの撓みの際に、前記ガイドレー
ルの開口部の縁にスラットが当接して、該開口部を拡開
する時、前記ガイドレールの変形に応じて、前記サブガ
イドレールが、前記ガイドレール内で撓み方向に傾くよ
うに、その支持部で支持している。従って、風圧を受け
て、スラットが撓んだ際、スラットによりガイドレール
の開口部が拡開される事態になっても、サブガイドレー
ルが、前記ガイドレール内で、スラットの撓み方向に傾
くことで、係合状態を確保し、スラットの抜け止めを達
成できる。しかも、ガイドレールは従来通りの剛性、強
度で充分であるから、これによる製作コストの上昇を避
けることができる。
合するサブガイドレールの溝幅があまり変わらないの
で、耐風爪のサイズを必要以上に大きくすることなくシ
ャッターの耐風圧性能を向上させることができる。さら
に、耐風爪のサイズを必要以上に大きくすることがない
ので、耐風爪がスラットの巻き取りの障害になることが
ない。また、ガイドレール内にサブガイドレールを差し
込むことにより耐風効果が得られるので、従来のガイド
レールに適応して耐風性能を向上することができる。
の対向底壁面を、回動自在又は弾性的に傾動自在に結合
又は係合させることにより、サブガイドレールがガイド
レール内でスラットの撓み方向に傾くことで係合状態を
確保し、スラットの抜け止めを達成できるばかりでな
く、サブガイドレールがガイドレール内で不必要に移動
することがなく、騒音等の発生を防止できる。
略斜視図である。
図である。
る。
る。
る。
る。
る。
る。
ある。
ある。
Claims (7)
- 【請求項1】 ガイドレールの内側に、スラット抜け止
め用のサブガイドレールを装填して、スラット両端の耐
風爪を、前記ガイドレールの開口部を介して、前記サブ
ガイドレールの内側に挿入し、スラットの撓みの際に、
前記サブガイドレールの開口部の縁に形成された係合部
で、前記耐風爪を係合するように構成したシャッターの
ガイド構造において、 前記ガイドレールは、その開口部の両内側縁に、前記サ
ブガイドレールの開口部の両側支持部を支持する支持部
を形成しており、スラットの撓みの際に、前記ガイドレ
ールの開口部の縁にスラットが当接して、該開口部を拡
開する時、前記ガイドレールの変形に応じて、前記サブ
ガイドレールが、前記ガイドレール内で撓み方向に傾く
ように、その支持部で支持していることを特徴とするシ
ャッターのガイド構造。 - 【請求項2】 前記ガイドレールの開口部の対向案内面
と前記ガイドレールの支持部の支持面には、緩衝機能若
しくは消音機能を有する緩衝帯を装着していることを特
徴とする請求項1に記載のシャッターのガイド構造。 - 【請求項3】 ガイドレールの内側に、スラット抜け止
め用のサブガイドレールを装填して、スラット両端の耐
風爪を、前記ガイドレールの開口部を介して、前記サブ
ガイドレールの内側に挿入し、スラットの撓みの際に、
前記サブガイドレールの開口部の縁に形成された係合部
で、前記耐風爪を係合するように構成したシャッターの
ガイド構造において、 前記ガイドレールとサブガイドレールは、その対向壁部
の一部が互いに係止若しくは固定されていることを特徴
とするシャッターのガイド構造。 - 【請求項4】 前記ガイドレールとサブガイドレールと
は、スラットの撓みの際に変形する側のガイドレールの
内壁面とこれと対向するサブガイドレールの壁面の一箇
所若しくは複数カ所が係止若しくは固定されていること
を特徴とする請求項3に記載のシャッターのガイド構
造。 - 【請求項5】 前記ガイドレールとサブガイドレールと
は、スラットの撓みの際に変形する側とは反対側のガイ
ドレールの内壁面とこれと対向するサブガイドレールの
壁面の一箇所若しくは複数カ所が係止若しくは固定され
ていることを特徴とする請求項3に記載のシャッターの
ガイド構造。 - 【請求項6】 ガイドレールの内側に、スラット抜け止
め用のサブガイドレールを装填して、スラット両端の耐
風爪を、前記ガイドレールの開口部を介して、前記サブ
ガイドレールの内側に挿入し、スラットの撓みの際に、
前記サブガイドレールの開口部の縁に形成された係合部
で、前記耐風爪を係合するように構成したシャッターの
ガイド構造において、 前記ガイドレールとサブガイドレールは、ガイドレール
の内壁面底部とこれと対向するサブガイドレールの外壁
面底部の一部が回動自在に結合されていることを特徴と
するシャッターのガイド構造。 - 【請求項7】 ガイドレールの内側に、スラット抜け止
め用のサブガイドレールを装填して、スラット両端の耐
風爪を、前記ガイドレールの開口部を介して、前記サブ
ガイドレールの内側に挿入し、スラットの撓みの際に、
前記サブガイドレールの開口部の縁に形成された係合部
で、前記耐風爪を係合するように構成したシャッターの
ガイド構造において、 前記ガイドレールとサブガイドレールは、ガイドレール
の内壁面底部とこれと対向するサブガイドレールの外壁
面底部の一部が、サブガイドレールがスラットの動きに
追動可能なように弾性的に傾動自在に結合されているこ
とを特徴とするシャッターのガイド構造。
Priority Applications (1)
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JP34757096A JP2850892B2 (ja) | 1996-06-19 | 1996-12-26 | シャッターのガイド構造 |
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JP8-158350 | 1996-06-19 | ||
JP15835096 | 1996-06-19 | ||
JP34757096A JP2850892B2 (ja) | 1996-06-19 | 1996-12-26 | シャッターのガイド構造 |
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