JP3439321B2 - ルーフモール用クリップ - Google Patents
ルーフモール用クリップInfo
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Description
ップに関する。
ルーフパネルとサイドメンバパネルとが継ぎ合わされた
構造となっており、継ぎ目部分は天井面の長さ方向に沿
って凹溝となっていた。そのままでは外観が損ねられる
ため、継ぎ目部分を覆い隠すようにルーフモールと呼ば
れる装飾部材が取り付けられてきた。その取付けの構造
は、上記した継ぎ目部分にはフランジ壁を起立形成し、
ここに樹脂製のモールクリップ(保持具)を係合させ、
このクリップを介してモールの固定を行う、というもの
であった。
ようにルーフパネルとサイドメンバパネルとは溶接によ
って接合されているため、フランジ壁の位置等が正規の
位置からばらつくことはよく知られるところである。
ンバパネルとの間の隙間(溝部)がクリップの装着空間
となるのであるが、フランジ壁の位置がばらつけば、こ
の装着空間の隙間寸法がばらつくことになる。例えば、
この隙間寸法が正規寸法より増幅側にばらついている場
合には、モールの端縁がサイドメンバパネルから離れて
空きを生じ、逆に幅狭側にばらついた場合にはクリップ
の差し込みが困難あるいは不能になるという問題があっ
た。
発工夫されたものであり、その目的とするところは、パ
ネルのばらつきを吸収してルーフモールを確実に装着す
ることができるクリップを提供することである。
めの請求項1の発明は、ルーフパネルの側端部を屈曲さ
せて形成されたフランジ壁面と、このフランジ壁面に沿
設されたサイドメンバパネルの対向壁との間の溝部を覆
うルーフモールを、ルーフパネルに装着するためのルー
フモール用クリップであって、前記フランジ壁面に係止
して抜け止めを行う基部を有し、かつこの基部には前記
モールを装着可能なモール装着部と、前記フランジ壁面
側に向けて撓み変形可能に延出しフランジ壁面に対して
弾性力をもって当接することにより、前記ルーフモール
を前記サイドメンバパネルの対向壁側へ付勢する調整翼
部と、前記基部から前記対向壁に向かって突設するスト
ッパ突部とを備え、かつこのストッパ突部が前記調整翼
部の弾性力により前記対向壁に押圧されてクリップ全体
の位置決めが行われることにより、前記対向壁側を基準
位置として前記ルーフモールの取付けを可能とすること
を特徴とするものである。
側端部を屈曲させて形成されたフランジ壁面と、このフ
ランジ壁面に沿設されたサイドメンバパネルの対向壁と
の間の溝部を覆うルーフモールを、ルーフパネルに装着
するためのルーフモール用クリップであって、前記フラ
ンジ壁面に係止して抜け止めを行う基部と、この基部の
上部側から前記ルーフモールの両フランジ縁に向けて拡
開方向への撓み変形可能に延出されてこれら両フランジ
縁に弾性的に係合可能な各一対ずつの第1、第2のモー
ル装着翼片と、前記フランジ縁のうちサイドメンバパネ
ル側のものに係合する第1モール装着翼片にはサイドメ
ンバパネルの対向壁面に圧接可能な弾接部が一体にかつ
第1モール装着翼片と連動して撓み変形可能に形成され
るとともに、前記第1モール装着翼片は第2モール装着
翼片よりも剛性が高く設定されていることを特徴とする
ものである。
フモールを自動車の天井面に装着する場合には、例えば
モール装着部に対してモールを取付けて、これらを一体
化させておく。次に、基部をフランジ壁面に対して係止
させる。これにより、クリップひいてはモールに対する
抜け止めがなされる。また、調整翼部がフランジ壁面に
対して弾性力をもって圧接するため、クリップと共にモ
ールがサイドメンバパネル側へ押しつけられる。
って溝部の幅寸法がばらついたとしても、クリップの寸
法を溝部に予想される最小幅にも装着できるだけの設定
としておけばよく、また溝部の幅寸法が正規寸法より増
幅側にばらついたとしても、これに応じて調整翼部が撓
みモールを常にサイドメンバパネルに押しつけるように
付勢しているため、モールがサイドメンバパネルから離
れてしまうことなく、常に所定の位置に装着される。
車の天井面に装着する場合には、例えばまずルーフモー
ルの両フランジ縁に第1、第2のモール装着翼片を弾性
的に係合させておく。その後、基部を溝部に差し込んで
フランジ壁面に係合させることで全体の抜け止めがなさ
れる。これと同時に、弾接部がサイドメンバパネルの対
向壁面に弾性力をもって圧接する。
によって溝部の幅寸法にばらつきを生じている場合に
は、弾接部にはこれに応じた弾発力が作用し第1モール
装着翼片を拡開させようとするが、これよりも第2モー
ル装着翼片の方が剛性が低いため、相対的に第2モール
装着翼片が拡開変形する。つまり、溝部の幅寸法にばら
つきがあったとしても、第1モール装着翼片はサイドメ
ンバパネルに対して常に一定位置に保持されることにな
り、したがってモールはサイドメンバパネルから離れる
ことなく、常に所定の位置に装着される。
に基づいて説明する。 <第1実施形態>図1〜図4は本発明の第1実施形態を
示すものである。まず、本実施形態の装着対象であるル
ーフモールMが取り付けられる周辺の構造について説明
すると、図4に示すように、自動車の天井面の両側端部
はルーフパネルRとサイドメンバパネルSとが溶接によ
って継ぎ合わされており、またこの図には示されない
が、全体はチャンネル断面をもった凹溝となっていて、
ここにルーフモールMが装着されることになる。
Fがほぼ直角に長さ方向(自動車の前後方向)に沿って
起立形成され、さらにフランジ壁面Fの先端部はルーフ
パネルR側へ向けてさらにほぼ直角に折り曲げられて引
掛け縁1,2が形成されている。さらに、フランジ壁面
FのうちクリップC1が取り付けられる部分のみは、図
1に示すように、所定間隔をおいて二カ所の切り欠き部
3が開口し、この両切り欠き部3によって挟まれた部分
が中央引掛け縁1となり、各切り欠き部3の外側の部分
が側方引掛け縁2となる。一方、サイドメンバパネルS
の一端側はルーフパネルRの下面側に貼りつけられ、他
端側は外方へ露出した後、斜め上方へ向けてかつフラン
ジ壁面Fより僅かに高めの寸法をもって起立し、フラン
ジ壁面Fと対向する対向壁4となっている。これによ
り、フランジ壁面Fと対向壁4面との間にはクリップC
1の装着溝(本発明の溝部に相当する)が、自動車の前
後方向に沿って形成されることになる。
面に被覆された軟質樹脂部6とからなっており、内側に
は第1,第2のフランジ縁f1,f2が形成されてい
る。また、軟質樹脂部における対向壁4と対向する側及
びそれと反対側には共に良好な撓み性を備えたリップ片
7がそれぞれ長さ方向に沿って形成されている。
構造を説明すると、クリップC1は合成樹脂材によって
一体に成形されており、その中央部には方形の枠状に形
成された基部8が設けられている。この基部8は上下に
開口するとともに、両長辺部のうち一方の壁面の外面下
縁は一部が切り欠かれつつ階段状に舌片が連続してお
り、この切り欠かれた箇所の厚み部分(この部分を差し
込み縁10という)がフランジ壁面Fの両切り欠き部3
にそれぞれ嵌まり合うことで、クリップC1の位置決め
がなされる。舌片9は中央引掛け縁1を上方から覆うこ
とができるように形成され、またその下縁はルーフパネ
ルRの表面側へ向けて屈曲して支持縁11となってお
り、ルーフモールMが図4に示すQ矢視方向に回転しよ
うとしたときに、ルーフパネルRに当接してこれに抗す
ることができる。なお、舌片9の上面はルーフモールM
の第2フランジ縁f2を、次述する第2係止爪14との
間で挟み込む受け面12となっており、ルーフモールM
が図4に示すQ矢視方向と反対方向へ回転させようとす
る力が作用した場合に、第2フランジ縁f2と干渉する
ことで、ルーフモールMの外れ防止が図られている。
装着するためのモール装着部として機能する。すなわ
ち、基部8の長辺側の外面の中央部にはそれぞれ第1,
第2の係止爪13、14が突出している。そして、これ
らは各係止爪が設けられている壁面が内方へ撓み可能で
あることによってルーフモールMの第1,第2のフラン
ジ縁f1,f2に対してそれぞれ弾性的に係合可能とな
る。
は、一対の抜け止め片15が中心部へ向けて斜めにかつ
それぞれ独立して撓み変形可能に延出している。両抜け
止め片15の先端部には抜け止め爪15aが形成されて
おり、フランジ壁面Fの中央引掛け縁1の下側に係止可
能となっている。
は一対の調整翼片16(本発明の調整翼部に相当する)
が、舌片9側へ向けて末広がり状に設けられている。両
調整翼片16は先端側にゆくにしたがって徐々に幅狭に
形成されかつ相互に拡開する方向への撓み変形が可能に
形成されている。さらには、両調整翼片16の下縁は先
端に向けて上り勾配となるようなガイド縁16aが形成
されている。これは、クリップC1が装着溝5に差し込
まれる際に側方引掛け縁2と擦れ合ったときに拡開動作
が円滑になされるようにするためである。また、両調整
翼片16はクリップC1がルーフ側に装着されたとき
に、フランジ壁面Fの内側に弾性力をもって圧接し、ル
ーフモールMと共にクリップC1全体をサイドメンバパ
ネルS側へ移動させることができるようにしている。さ
らに、両調整翼片16の先端下部には抜け止め突起17
がそれぞれ突出しており、クリップC1が装着されたと
きには、それぞれ対応する側方引掛け縁2に係止して、
前記した抜け止め片15と共にクリップC1の抜け止め
の役割を果たす。
けられている面の両側下端部には一対のストッパ突部1
8が配されている。両ストッパ突部18の前面にはサイ
ドメンバパネルSの対向壁4の傾斜に適合可能な当接面
18aが形成されており、これら両当接面18aは前記
両調整翼片16の弾発力によって常に対向壁4に沿って
押しつけられるようになっている。
態の作用効果を具体的に説明する。ルーフモールMをル
ーフに対して装着する場合には、まずクリップC1に対
する取付けがなされる。すなわち、第1、第2の両係止
爪のうちのいずれか一方を、対応するルーフモールMの
フランジ縁に係止させておき、この状態で他方側の係止
爪をこれが設けられている壁面を撓み変形させつつ反対
側のフランジ縁に弾性的に係止させる。かくして、第1
係止爪13がルーフモールMの第1フランジ縁f1に、
また第2係止爪14が第2フランジ縁f2にそれぞれ係
合することによって、クリップC1がルーフモールMに
先付けされる。
Fの対応する切り欠き部3に適合させつつ基部8を装着
溝5へ押し嵌めると、舌片9によって中央引掛け縁1が
覆われ、また両抜け止め片15の抜け止め爪15aが中
央引掛け縁1の上縁に摺接することで、相互に閉じ方向
へ撓み変形し、中央引掛け縁1を通過した時点でそれぞ
れ復帰してその下面側に係止する。また、これと同時に
両調整翼片16のガイド縁16aが側方引掛け縁2の上
縁に摺接するため、両調整翼片16はクリップC1の押
し込み動作に伴って拡開変形し、側方引掛け縁2を通過
した時点で復帰することで両抜け止め突起17が対応す
る側方引掛け縁2の下側に係止する。かくして、クリッ
プC1は、両抜け止め突起17及び抜け止め爪15a
が、それぞれ側方引掛け縁2あるいは中央引掛け縁1に
係止することで、ルーフ側に対する抜けが規制される。
の装着がなされると、両調整翼片16がフランジ壁面F
に対して弾性力をもって圧接し、このときの弾発力がク
リップC1をモールと共にサイドメンバパネルS側に移
動させる力が作用することによって、ストッパ突部18
の当接面18aがサイドメンバパネルSの対向壁4に押
し当てられる。前述したように、フランジ壁面Fはその
位置がばらつき、装着溝5の溝幅が変動することがあ
る。その場合においても、予想される変動幅を考慮して
両調整翼片16の撓み量を設定し、常にストッパ突部1
8の当接面18aがサイドメンバパネルSの対向壁4に
当たり合うようにしておけば、装着溝5の溝幅に拘わら
ず、ルーフモールMの装着位置を常に定位置とすること
ができる。したがって、サイドメンバパネルSから離れ
てしまうことも、クリップC1の装着が不能になるよう
な事態も解消でき、常に良好な状態でルーフモールMの
装着を行うことができる。つまり、第1実施形態では装
着溝5幅が変動した場合においても、両調整翼片16が
クリップC1をサイドメンバパネルS側へ押しつけるこ
とで、このクリップC1と一体化されているルーフモー
ルMの第1フランジ縁f1側の取付け位置を常にサイド
メンバパネルSの対向壁4が基準位置となるわけであ
る。 <第2実施形態>図5〜図8は本発明の第2実施形態を
示すものである。第2実施形態においても、ルーフ側及
びルーフモールMの構造については、第2実施形態と同
様であるため、説明は省略し、クリップC2の構造につ
いてのみ詳細に説明する。
であり、中央部には上下に開口する方形枠状の基部21
が備えられている。この基部21にも第1実施形態と同
様、舌片22が設けられるとともに、基部21側との接
続部分には同様に差し込み縁23が形成されてフランジ
壁面Fの対応する切り欠き部3と適合可能である。ま
た、舌片22の上部中央には受け突部24が突出され、
後述する第2係止爪34との間でルーフモールMの第2
フランジ縁f2を挟み込み可能であり、第1実施形態と
同様、図8における反時計回りの回転によってクリップ
C2からルーフモールMが外れてしまう事態を規制して
いる。
側に比較して幅狭に形成された係止撓み片25を架設す
ることによって形成されている。この係止撓み片25は
外方へ撓み変形可能であるとともに、その中央部には抜
け止め爪26が突出してフランジ壁面Fの中央引掛け縁
1の下側に係止可能となっている。さらに、抜け止め爪
26の下面はガイド斜面27が形成されており、クリッ
プC2を装着溝5に押し嵌めるときにフランジ壁面Fの
中央引掛け縁1と摺接して係止撓み片25の外方への後
退動作が円滑になされるようにしてある。
れぞれ一対ずつの第1、第2のモール装着翼片28,2
9によって構成されている。両第1モール装着翼片28
は基部21における係止撓み片25寄りの端縁から末広
がり状にかつ拡開方向への撓み変形可能に延出してい
る。両第1モール装着翼片28の付け根部分の幅は基部
21と同じ幅をもっており、ここから先端にゆくにした
がって徐々に幅狭となるようにしてある。また、両第1
モール装着翼片28の外面側中央部には第1係止爪30
が形成されてルーフモールMの第1フランジ縁f1と弾
性的に係合可能である。さらに、両第1モール装着翼片
28の先端部にはルーフモールMの第1フランジ縁f1
との干渉を回避するための凹所31が形成されるととも
に、その前端面はサイドメンバパネルSの対向壁4に圧
接する弾接部32となっている。但し、両弾接部32は
対向壁4の勾配に沿うような傾斜面33としてある。
における第1フランジ縁f1とは反対側の端部から反対
側へ向けて末広がり状にかつ相互に拡開する方向へ撓み
変形可能に延出している。両第2モール装着翼片29は
先端にゆくにしたがって徐々に幅狭に形成され、かつ両
第2モール装着翼片29の付け根部分の幅は第1モール
装着翼片28の幅のほぼ半分程度に設定されていて、こ
のため第2モール装着翼片29は第1モール装着翼片2
8より剛性が低くなり、より撓み易い性質を持つ。ま
た、両第2モール装着翼片29の先端上部には第2係止
爪34が突出し、ルーフモールMの第2フランジ縁f2
に対して弾性的に係止しうる。
29はいずれもほぼ同じ長さをもって形成されている
が、自然状態では第1モール装着翼片28と第2モール
装着翼片29の先端間の距離(図6に示すW寸法)はル
ーフモールMの内側の幅よりも大きく設定されている。
るため、同一の構成については図面に符合のみを付し、
説明は省略する。
に構成されたものであり、ルーフモールMをルーフに対
して装着する場合には、まずクリップC2に対する取付
けを行っておく。すなわち、第1、第2の両係止爪のう
ちのいずれか一方を、対応するルーフモールMのフラン
ジ縁に係止させておき、この状態で他方側の係止爪をこ
れが設けられているモール装着翼片を撓ませつつ反対側
のフランジ縁に弾性的に係止させる。かくして、各モー
ル装着翼片が拡開方向に撓みながら、両第1係止爪30
がルーフモールMの第1フランジ縁f1に、また両第2
係止爪34が第2フランジ縁f2にそれぞれ係合するこ
とによって、クリップC2がルーフモールMに先付けさ
れる。
Fの対応する切り欠き部3に適合させつつ基部21及び
第1モール装着翼片28を装着溝5へ押し嵌めると、舌
片22によって中央引掛け縁1が覆われる。また、この
ときには抜け止め爪26のガイド斜面27が中央引掛け
縁1と摺接するため、係止撓み片25が円滑に外方へ拡
開し、抜け止め爪26が中央引掛け縁1を通過して復帰
したときにここに係止する。これによって、クリップC
2がルーフ側に対して抜け止めされる。
されるときには両第1モール装着翼片28の弾接部32
がサイドメンバパネルSの対向壁4に摺接しながら押し
嵌められてゆくが、この間にサイドメンバパネルSの対
向壁4からは、装着溝5の溝幅に応じた反力が第1モー
ル装着翼片28に作用する。つまり、第1モール装着翼
片28にはクリップC2をルーフモールMと共にフラン
ジ壁面F側へ移動させる力が作用するわけであるが、前
述したように、第1モール装着翼片28は第2モール装
着翼片29に比較して剛性が高いため、上記した反力に
基づいて第1モール装着翼片28ではなく第2モール装
着翼片29が拡開変形することになる。したがって、装
着溝5の溝幅がばらついたとしても、第2モール装着翼
片29が弾性変形することによって吸収され、常にルー
フモールMの第1フランジ縁f1側を対向壁4と一定の
位置関係に保持する。
着溝5の溝幅の幅寸法が予想される範囲内でばらついた
としても、弾接部32が対向壁4に常に弾性力をもって
当たり合う関係に設定しておけば、装着溝5の溝幅にば
らつきが生じていたとしても、ルーフモールMがサイド
メンバパネルSから離れたりするような事態は回避で
き、正規の組み付け関係を得ることができる。
Claims (2)
- 【請求項1】 ルーフパネルの側端部を屈曲させて形成
されたフランジ壁面と、このフランジ壁面に沿設された
サイドメンバパネルの対向壁との間の溝部を覆うルーフ
モールを、ルーフパネルに装着するためのルーフモール
用クリップであって、 前記フランジ壁面に係止して抜け止めを行う基部を有
し、かつこの基部には前記モールを装着可能なモール装
着部と、前記フランジ壁面側に向けて撓み変形可能に延
出しフランジ壁面に対して弾性力をもって当接すること
により、前記ルーフモールを前記サイドメンバパネルの
対向壁側へ付勢する調整翼部と、前記基部から前記対向
壁に向かって突設するストッパ突部とを備え、かつこの
ストッパ突部が前記調整翼部の弾性力により前記対向壁
に押圧されてクリップ全体の位置決めが行われることに
より、前記対向壁側を基準位置として前記ルーフモール
の取付けを可能とすることを特徴とするルーフモール用
クリップ。 - 【請求項2】 ルーフパネルの側端部を屈曲させて形成
されたフランジ壁面と、このフランジ壁面に沿設された
サイドメンバパネルの対向壁との間の溝部を覆うルーフ
モールを、ルーフパネルに装着するためのルーフモール
用クリップであって、 前記フランジ壁面に係止して抜け止めを行う基部と、こ
の基部の上部側から前記ルーフモールの両フランジ縁に
向けて拡開方向への撓み変形可能に延出されてこれら両
フランジ縁に弾性的に係合可能な各一対ずつの第1、第
2のモール装着翼片と、前記フランジ縁のうちサイドメ
ンバパネル側のものに係合する第1モール装着翼片には
サイドメンバパネルの対向壁面に圧接可能な弾接部が一
体にかつ第1モール装着翼片と連動して撓み変形可能に
形成されるとともに、前記第1モール装着翼片は第2モ
ール装着翼片よりも剛性が高く設定されていることを特
徴とするルーフモール用クリップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12388997A JP3439321B2 (ja) | 1997-05-14 | 1997-05-14 | ルーフモール用クリップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP12388997A JP3439321B2 (ja) | 1997-05-14 | 1997-05-14 | ルーフモール用クリップ |
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JPH10315879A JPH10315879A (ja) | 1998-12-02 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP12388997A Expired - Fee Related JP3439321B2 (ja) | 1997-05-14 | 1997-05-14 | ルーフモール用クリップ |
Country Status (1)
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Families Citing this family (2)
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-
1997
- 1997-05-14 JP JP12388997A patent/JP3439321B2/ja not_active Expired - Fee Related
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