JPS6212403B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6212403B2
JPS6212403B2 JP53002625A JP262578A JPS6212403B2 JP S6212403 B2 JPS6212403 B2 JP S6212403B2 JP 53002625 A JP53002625 A JP 53002625A JP 262578 A JP262578 A JP 262578A JP S6212403 B2 JPS6212403 B2 JP S6212403B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fastener
panel
mold
base
edge
Prior art date
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Expired
Application number
JP53002625A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5423867A (en
Inventor
Aran Maarei Ronarudo
Denisu Raito Piitaa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Northrop Grumman Space and Mission Systems Corp
Original Assignee
TRW Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by TRW Inc filed Critical TRW Inc
Publication of JPS5423867A publication Critical patent/JPS5423867A/ja
Publication of JPS6212403B2 publication Critical patent/JPS6212403B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J10/00Sealing arrangements
    • B60J10/70Sealing arrangements specially adapted for windows or windscreens
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J10/00Sealing arrangements
    • B60J10/20Sealing arrangements characterised by the shape
    • B60J10/26Sealing arrangements characterised by the shape characterised by the surface shape
    • B60J10/265Sealing arrangements characterised by the shape characterised by the surface shape the surface being primarily decorative
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J10/00Sealing arrangements
    • B60J10/30Sealing arrangements characterised by the fastening means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)
  • Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
  • Insertion Pins And Rivets (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Window Of Vehicle (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はフアスナーに関し、更に詳細には自動
車における窓パネルとこのパネルを支持するボデ
イ枠との間のギヤツプ内に装飾モールドを能率良
く取付けることができるフアスナーに関するもの
である。
自動車において、風防ガラスおよび後方窓の如
き固定窓は、一般に、粘着物によつて窓開口を形
成する窓わくに形成されたしやくりみぞ内に保持
されている。このしやくりみぞは一対の第1およ
び第2の側面を有し、その第1はパネルの縁に対
して略平行であり、その第2はパネルの内側面に
対して略平行である。粘着物は一般にパネルの内
側面の周辺の周りに連続ビードで加えられ、粘着
物がそのように加えられると、粘着物がパネルと
しやくりみぞの第2の側面との間に注入されてパ
ネルはしやくりみぞに対して押圧される。
窓パネルがこのように取付けられるときあるギ
ヤツプがパネルの縁としやくりみぞの第2の側面
との間でパネルの周辺に残る。このギヤツプは一
般に装飾モールドによつて被覆され、この装飾モ
ールドは殆んどの場合開口の周辺に合致するよう
にした金属製のモールドストリツプとして形成さ
れている。
窓、モールドおよび窓わくに審美的外観を与え
るためモールドが窓の全周の周りで窓としやくり
みぞに対して適切に位置決めされることが重要で
ある。又重要なことはモールドが車輌の寿命中不
意に緩んだり脱落したりしないよう所定位置にし
つかり保持されることである。
ギヤツプを横切つてモールドを取付ける一般的
な方法は開口の周辺の周りの間隔をあけた位置で
複数のスタツドをしやくりみぞ内に溶接すること
であつた。次いで特別に設計されたモールドクリ
ツプがこれらスタツドに固定される。これらクリ
ツプは典型的にはギヤツプから突出してギヤツプ
上の所定位置にモールドを保持するためモールド
内に係合する部材を有している。この型式の締結
クリツプに係合するスタツドの例が米国特許第
3631569号および英国特許第1292103号に示されて
いる。
スタツド締結技術の主な欠点はその比較的不便
さにある。スタツドをしやくりみぞ内に溶接する
ことはかなりの時間を要し従つて車輌組立工程が
遅くなる。この溶接作業は又クリツプおよびモー
ルドが正しく適合したとしてもスタツドの高さお
よび整列の点で厳格に制御されなければならな
い。更にこの溶接作業はしやくりみぞを形成する
金属材料に圧力を加え且つ度々スタツドの基部に
カーボンの不純物を残し、このためスタツド基部
に隣接するしやくりみぞへの有効なペイント付着
を妨げて湿気によつてスタツドに隣接する窓わく
が早くさびつく状態になつてしまう。
溶接スタツドを用いることなく取付けられた窓
パネルとしやくりみぞとの間のギヤツプを横切つ
てモールドを取付けることができるフアスナーの
幾つかの提案がなされて来た。これらのスタツド
のないフアスナーは典型的にはモールドされたプ
ラスチツクユニツトとして形成され、このユニツ
トはしやくりみぞの所定位置にフアスナーを保持
するため窓パネルの縁を囲む部材と、ギヤツプか
ら突出しギヤツプを横切つて所定位置にモールド
を保持するためモールド内にスナツプ止めしさも
なければモールドに対して係合する部材とを有し
ている。このようなフアスナーの例が米国特許第
3611633号および英国特許第1232344号、同第
1237500号に示されている。
上記型式の従来のフアスナーは一般に車輌組立
工程を簡単化するのに有効であると認められたが
車輌製造者が用いないための幾つかの問題があつ
た。一つの問題は製造に融通性がないことおよび
車輌において窓パネルとしやくりみぞとの間に通
常存在する組立公差に関する。幾つかの従来のフ
アスナーは公差を一方向に即ち窓パネルの縁とし
やくりみぞの第1の側面との間のギヤツプの幅に
相殺させることができる。
典型的には、パネルの縁を囲む上記フアスナー
における部材は上方向に延びた弾性ウイングとし
て形成され、このウイングはある範囲内の任意の
幅を有するギヤツプ内にフイツトするよう不向き
にたわむことができる。しかし、これらフアスナ
ーの殆んどは他の横方向即ち窓パネル内面をしや
くりみぞの第2の側面との間のスペースで公差を
相殺させることが困難である。この問題は、従来
のフアスナーが取付けられたパネルの縁について
それ自身を位置決めする傾向があるために生ず
る。例えば、もし取付けられたパネルとしやくり
みぞの第2の側面との間のスペースが大きすぎる
と、フアスナーはしやくりみぞから突出し過ぎて
しまい、モールドはフアスナーの近くでボデイか
ら離れてわん曲してしまう。他方、スペースが小
さすぎると、フアスナーはしやくりみぞ内で行き
届かず、モールドはフアスナーの近くで内方向に
わん曲するか又はフアスナーに全く係合しない。
従つてモールドの外観は相当悪くなる。
従来のフアスナーの他の問題は、それらが、モ
ールドの脱落の前にモールドに加えられる引張力
の量について自動車製造者の仕様に照会すること
が困難であることである。ある場合に、モールド
に係合しこのモールドを保持するフアスナー上の
部材は、力がモールドに加えられたとき、特に窓
パネルに重なるモールドの側面がパネルから引張
られるときモールドを部材から容易に引張ること
ができるようにたわむことができる。他の場合に
はこの保持部材はモールドを適切に保持するが、
モールドが窓パネルから引張られたときフアスナ
ー全体がギヤツプから容易に引張られるようフア
スナー自身が形成されている。モールドがフアス
ナーから離脱可能であり、且つモールド又は窓パ
ネルの修理又は取換えが必要である場合にフアス
ナーがギヤツプから取外可能であることが望まし
いが、フアスナーは例えばモールドとパネルとの
間にある物体が押し込められた場合にもモールド
に不注意に離脱させるものでない。
又、パネルとしやくりみぞとの間にパテ即ち粘
着物が介在されるが、従来技術ではこのパテがし
やくりみぞ内に充分に行き届かないという欠点が
あつた。
本発明の目的は上述の如き従来技術の欠点を改
善した実用上有益なフアスナーを提供することに
ある。
かかる目的を達成するために、本発明では突起
とウイングとの後端を鋭角の縁に形成したことに
ある。
又、装飾モールドを能率良く取付けるためにベ
ースにリブ、アーム及びタブを形成したフアスナ
ーを提供するものである。
以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に
説明する。
先ず、第1図乃至第4図には本発明に係るフア
スナーの第一の実施例が示してあり、このフアス
ナーが全体的に符号50で示してある。第4図に
示すように、このフアスナー50は、特に、自動
車における固定された窓のパネル20(例えばガ
ラス板)とこのパネルを支持するしやくりみぞ3
0との間の隙間Wを通して装飾モールド(装飾
体)10を取付けるようにしてある。しやくりみ
ぞ30は、窓わくに形成され、この窓わくは典型
的には、窓の開口を囲む車輌の金属ボデイを加工
して形成されている。このしやくりみぞはパネル
20とこのパネルを支持する本発明のフアスナー
とを支持する支持面を備えている。この支持面は
互いにある角度(例えば90゜)で配置されている
第1の側面32と第2の側面34とから成つてい
る。パネル20は内側面22と外側面24と隙間
Wに略等しい距離だけ第1の側面32から間隔を
あけて配置された縁26とを有する。パネル20
は、内側面22とパネル20の周囲の第2の側面
34との間に押し込まれるパテ、即ち粘着物の連
続ビード40によつてしやくりみぞ30内に取付
けられる。粘着物ビード40のためパネル20は
距離Sだけ第2の側面34から間隔をあけてあ
る。モールド10は一般に自動車の窓の開口の周
辺に合致し且つ後述するようにフアスナー50の
各突出部分に係合するよう形成されている。一般
にはモールド10が複数の位置に取付けられるよ
う複数のフアスナー50がパネル20の周辺に所
定の間隔をあけた位置に設けられる。
好ましくは、フアスナー50はプラスチツクの
如き材料から一体に作られる。このフアスナーは
下面が実質的に平坦であつて第1の側面32に係
合するようにしたベース52を備えている。この
ベースの上面から両方向即ち、互いに反対方向に
延びる一対のウイング54,56が突出してい
る。これらウイングはベース52から上向きに傾
斜して延びている。これらウイングは、その自由
端を押圧すると、これらウイングをベース52に
向つて下向きに変形することができ、この押圧を
解放すると、第1図に示す通常の上方位置に弾性
的に復帰させることができるように設定されてい
る。
ウイング54,56の自由端には夫々上方向に
延びる突起58,60が形成されている。各突起
58,60は夫々第2図で見て垂直方向に延びる
後縁68a,60aと、上方から下方にかけて突
起の幅が広くなるように傾斜した前方のベアリン
グ面62,64とを有する。各ベアリング面6
2,64は後縁58a,60aに対して約45゜の
角度で下方向に傾斜しているのが好ましい。第4
図に示したようにベアリング面62,64は窓パ
ネル20の縁26の内側隅に係合するようにされ
ている。
突起58,60は後縁58a,60aとウイン
グ54,56のウイング54a,56aとベース
52の後端52a(第2図)は全て略同一の平面
にあつてしやくりみぞの第2の側面34の内側面
に接触するようにされている。突起及びウイング
の後縁58a,60a,54a,56aは第1図
〜第4図に示すように、テーパーが付けられてい
てフアスナー50に比較的鋭い後縁を形成するよ
うにしている。この鋭い縁は、フアスナー50が
しやくりみぞの第2の側面34に対して正しく着
座されることを保証すると同時にしやくりみぞ3
0の下部内の隅々に粘着物ビード40の幾らかを
入り込ませるのに有効である。第3図に明瞭に示
すように、ベース52の後端52aも又1点に向
つてテーパーがつけられているのが好ましい。し
やくりみぞ30の内側隅に粘着物ビード40の幾
らかを入り込ませることに加えてこのテーパーの
付いた後端52aは、又、フアスナー50がしや
くりみぞ30に取付けられるときに2つのウイン
グ54,56の負荷を均等化させるのを助ける。
アーム66がベース52の前端から上方に突出
している。このアームの下側でベース52の両側
から前方に一対の脚68,70が突出している。
これら脚の夫々の前端は下向きに後方に延びるリ
ブ68a,70aを有している。第4図に示すよ
うに、モールド10は略C形状を有しその両端に
は内方向に折曲された上下のフランジ12,14
が形成されている。このモールド10はその上方
フランジ12がアーム66の上端即ち自由端に係
合され、次いでフランジ14がリブ68a,70
aに係合するまでモールドの下端を内方向に押圧
することによつてフアスナー50に取付けられ
る。
アーム66の前面には例えば垂直方向に延びる
細長い膨出部72が設けられている。モールド1
0がアーム66に係合されるとき膨出部72の上
端72aがモールド10の上部内側面に当接して
モールド10をある程度変形してフランジ12を
アーム66の内面に弾性的に把持させる。
膨出部72は、又、アーム66をベース52に
対する折曲げから補強する。従つてこのアーム6
6は比較的堅くて可撓性を有せず、もしモールド
10の上端がパネル20から離れるよう押圧され
る場合にはアーム66はたわまないでフアスナー
50全体をしやくりみぞ30内で傾斜させるよう
にする。
ウイング54,56のベアリング面62,64
はパネル20の内側面22に向つて上方向に傾斜
して形成されている。この結果、モールド10が
パネル20から離れて押圧されるときフアスナー
50は、実際に、パネル20を堅固に把持してパ
ネルがしやくりみぞから脱落するのを防ぐ。これ
に関連して第1図、第2図、第4図に示すように
アーム66は、その自由端が下向きに引張られる
とき、ベース52の傾斜を行なうある小角度でベ
ースに対して前方に傾斜するのが好ましい。玉状
突出部74がアーム66の内側面に形成されてお
り、この突出部は第4図に示すように、外側面2
4に係合してフアスナー50が取付けられた後に
アーム66を好ましい角度に維持する。
アーム66の両側でベース52から上方向に一
対の独立のタブ76a,76bが突出している。
もう一つの独立のタブ78がベース52の下端か
ら前方に突出している。タブ76a,76bはモ
ールド10の上部とパネル20の外側面24との
間の直接の接触を防止するが、タブ78はモール
ド10の下部としやくりみぞの第1の側面32と
の間の直接の接触を防ぐ。
製作および組立公差のためパネル20としやく
りみぞの第2の側面34との間の隙間Wと間隔S
とは車輌に応じて、典型的には同じ車輌ではパネ
ル20の周辺の周りに変わる。各フアスナー50
はこれら公差にも拘らずしやくりみぞにしつかり
取付けることができることが必要である。また、
審美的な理由のため各フアスナー50は公差に関
係なく第4図に示す如くモールド10をしやくり
みぞ30の外縁36の上方に直接位置決めするこ
とができることが望ましい。従来のフアスナーで
は間隔Sの変化はほぼしやくりみぞの外縁36に
対するモールド10の位置の変化に直接影響す
る。
フアスナー50では間隔Wの幅の変化はウイン
グ54,56の弾性によつて吸収される。フアス
ナー50のウイング54,56の長さおよびベー
ス52から上方向に延びるウイングの角度は、通
常の幅の間隙Wのためにウイング54,56が第
2図と第4図とを比較することによつて判るよう
にこの間隙に適合するようにある中間位置に下向
きにたわまされなければならないように選定され
ている。ウイング54,56がその通常の上方位
置に戻るる傾向があるためフアスナー50はしや
くりみぞにしつかり固定される。ギヤツプWが通
常の幅より大きいか又は小さい幅を有するならウ
イング54,56は中間位置の上方又は下方の位
置に夫々下方にたわまされる。一般に、ウイング
54,56の下方向たわみの量は通常の車輌の窓
パネル・しやくりみぞ組立体におけるギヤツプW
の幅の範囲に適合するのに十分である。
パネル20としやくりみぞの第2の側面34と
の間のスペースSの変化はウイング54,56の
ベアリング面62,64のためにフアスナー50
によつて調節される。一般に、スペースSが通常
であると、縁26の内側隅は第4図に示すように
ベアリング面62,64の中間部に接触する。ス
ペースSが通常より小さいと、ウイング54,5
6は第4図に示す位置の下方で下向きにたわまさ
れ、縁26の内側隅はベアリング面62,64の
比較的高い部分に接触する。他方、スペースSが
通常より大きいと、ウイング54,56は第4図
に示す位置の上方で上向きに移動し、縁26の内
側隅はベアリング面62,64の比較的下部に接
触する。ウイング54,56の弾性およびベアリ
ング面62,64は、第4図に矢印Fで示したよ
うに斜め方向に作用する反作用力を起すことにな
り、この力はフアスナー50をしやくりみぞ30
内にその第1及び第2の側面32,34の両方に
対してぴつたり押しつけて着座させる。従つて、
フアスナー50はスペースSの変化にもかかわら
ずしやくりみぞの第2の側面34に対してそれ自
身を位置決めする傾向がある。このことはモール
ド10が常にしやくりみぞ30の外縁36に対し
て正しく位置決めされることを保証する。
上述のようにフアスナー50はしやくりみぞ内
に取付けるようにされているのでモールド10は
続いてこの取付けられたフアスナーの上にスナツ
プ止めされる。第5図乃至第7図は本発明の第二
の実施例のフアスナー80を示し、このフアスナ
ーは、第4図に示された型式の窓パネル・しやく
りみぞ組立体を用いており、先ず、モールド10
の中にスナツプ止めされ次いでモールド10と共
にしやくりみぞの中に取付けられる。このフアス
ナー80は上述のフアスナー50の構造と略同一
である。フアスナー50の相応する部品と同一で
あるフアスナー80の部品は、第1図乃至第4図
に用いられた符号と同じ符号で示され且つ機能も
同じである。フアスナー50の相応する部品と異
なるフアスナー80の部品は詳細に後述される。
フアスナー80のベース52の前端から上方向
にアーム82に延び、このアームはフアスナー5
0のアーム66と異なつていて円弧状に形成され
ている。フアスナー80はモールドのフランジ1
2内にアーム82の自由端82aを挿入し、リブ
付き脚68,70が下方のモールドフランジ14
内に係合するまでベース52をモールド10に向
つて押圧することによつてモールド10内に取付
けられる。アーム82の自由端82aは又それが
モールド10を点82b(第7図)で曲げ緊張し
てフランジ12がアーム82の自由端82aを弾
性的に把持するよう設定されている。
アーム82の基部82cはアーム82が堅くベ
ース52に対してたわまないように十分な厚味で
作られている。このアーム82の円弧形状のため
にモールド10の上端をパネル20から離して引
張る傾向にある力はアーム82の曲率に沿つて向
けられた圧縮力に変換される。この力はフアスナ
ー80の全体をしやくりみぞ30内で傾斜し、パ
ネル20の後方でスペースSの中にベアリング面
を一層強く装填するようにし、従つて、フアスナ
ー80がしやくりみぞから脱落しないようにす
る。
一対の円弧状の比較的可撓性の独立のタブ84
a,84bがアーム82の両側で上方向に突出し
てフランジ12がパネル20の外面24に直接接
触しないように作用する。
第8図乃至第10図は本発明の第3の実施例の
フアスナー90を示す。このフアスナー90と上
記のフアスナーとの間の一つの異なる点は、フア
スナー90が特に幅の大きいモールドに用いるよ
うにされていることである。他の異なる点は以下
に述べられる。尚、フアスナー90の多くの部品
はフアスナー50の相応する部品と略同一であ
る。従つて、これら部品は第8図乃至第10図
に、他の図面に用いられたものと同じ符号によつ
て示され且つ機能も同じである。
第10図において、しやくりみぞ130には窓
パネル20が上述の如く粘着物ビード40によつ
て取付けられている。このしやくりみぞ130
は、その側面132,134間の角度が90゜より
大きい点で第4図および第7図に示されたしやく
りみぞ30と僅かに異なる。第9図に明瞭に示す
ように側面132,134に係合するようにした
フアスナー90の部分は同じく傾斜しているのが
好ましい。更に詳細に述べると、フアスナー90
はベース152を有し、その下面は、それが側面
132に対してぴつたりフイツトするよう傾斜し
ている。ウイング54,56の後縁54a,56
aおよびウイングの突起58,60の後縁58
a,60aによつて形成されている如くフアスナ
ー90の後縁も又側面134にぴつたりフイツト
するよう傾斜しているのが好ましい。第10図で
フアスナー90に取付けられて示されたモールド
110は上方フランジ112と下方フランジ11
4とを有するが第4図および第7図で示されたモ
ールド10よりやや異なつた横断面形状を有して
いる。例えば、しやくりみぞ130およびモール
ド110はしやくりみぞ30およびモールド10
が用いられる車輌とは異なつた型式の車輌に用い
られる形態から成る。
第8図に示すように、一対の対称のアーム9
2,94がフアスナー90のベース152の前端
から上方向に外方に延びている。各アームの自由
端92a,94aは丸味がつけられた横方向に外
方に向く先端の形状に形成されている。ベース1
52の前端はノーズ96が形成される凹部152
bを有する。このフアスナー90はパネル20の
縁26と側面132との間ギヤツプWにフアスナ
ー50と同様の方法で取付けられるようにされて
いる。次いでモールド110は、フランジ112
をアーム92,94の自由端92a,94aの周
りに係合し、フランジ14が第10図に示したよ
うにノーズ96の後方に係合するまでモールド1
10の下部をフアスナー90に向つて内方に押圧
することによつてフアスナー90に取付けられ
る。アーム92,94がモールド110内に係合
したとき各アームの前面のひざ92b,94bが
モールド110の内面に係合して緊張しフランジ
12がアームの自由端92a,94aをしつかり
把持するようにする。好ましくは堅く、ベース1
52に対して前方にたわまないアーム92,94
は互いに離れる横方向外方には弾性変形するよう
にされている。このようにアーム92,94が外
方且つ横方向にたわむと、フアスナー90がモー
ルド110に類似するが異なつた幅(例えば小さ
い幅)のモールドに用いることができる。従つ
て、たとえパネルの一つを囲むモールドが他のパ
ネルを囲むモールドとは幅が異なりその長さに沿
つて幅が変化するモールドと共に用いられたとし
ても同じ車輌の異なる窓パネルと共同してフアス
ナー90を用いることができる。
上述の他のフアスナー50,80と同様に、フ
アスナー90のベース152の後端152aは一
点に向つてテーパーがつけられるのが好ましく、
このためしやくりみぞ130の内側隅に粘着物ビ
ード40の幾らかが自由に入り込むことができ且
つフアスナー90が取付けられたときウイング5
4,56にかかる負荷が均等化される。第9図か
ら判るように、アーム92,94はモールド11
0の上部がパネル20から離れて引張られるとき
フアスナー90全体をしやくりみぞ内で傾斜させ
るようにベース152に対して僅かな前方角度で
傾斜しているのが好ましい。各アーム92,94
の内面に突出部92c,94cが夫々形成されて
おり、この突出部はパネル20の外面24に係合
してアームを所望の角度に維持するようにされて
いる。
フアスナー90は又単一の独立のタブ98を有
し、このタブはアーム92,94間でベース15
2の前端から上方向に延び且つモールド110の
上部が外側面24に直接接触しないように作用す
る。一対の独立のタブ100a,100bがベー
ス152の下端から前方に突出し、モールド11
0の下部が側面132に直接接触しないように働
く。
上述したフアスナー50,80,90の夫々は
ナイロンの如きプラスチツクから一体に作られる
のが好ましい。例えば、各フアスナーはインジエ
クシヨンモールドの如き一段工程を用いて経済的
にモールドされる。
上述のように、本発明によれば、パテをしやく
りみぞ内に充分行き届かせることができ且つ自動
車等において窓パネルの縁およびこのパネルを支
持するしやくりみぞの支持面に対して装飾モール
ドを能率良く取付けることができる。尚上記では
本発明のフアスナーを3つの実施例について述べ
たがその他種々の変形が可能である。例えば、本
発明のフアスナーを自動車でなく他の装置に用い
ることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るフアスナーの第一の実施
例を示す斜視図、第2図は第1図の側面図、第3
図は第1図の底面図、第4図は自動車の窓パネル
としやくりみぞとの間のギヤツプに取付けられた
第1図のフアスナーとこのフアスナーに取付けら
れた装飾モールドとを示す横断面図、第5図は本
発明のフアスナーの第二の実施例を示す斜視図、
第6図は第4図のフアスナーの側面図、第7図は
自動車における窓パネルとしやくりみぞとの間の
ギヤツプに取付けられた第5図のフアスナーとこ
のフアスナーに取付けられた装飾モールドとを示
す横断面図、第8図は幅の異なるモールドに用い
るようにした本発明のフアスナーの第三の実施例
を示す斜視図、第9図は第8図のフアスナーの側
面図、第10図は自動車における窓パネルとしや
くりみぞとの間のギヤツプに取付けられた第8図
のフアスナーとこのフアスナーに取付けられた装
飾モールドとを示す横断面図である。 10……装飾モールド、20……パネル、3
2,34……第1および第2の側面、40……粘
着物ビード、50……フアスナー、52……ベー
ス、54,56……ウイング、58,60……突
起、62,64……ベアリング面。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 内側面と外側面とを有するパネルを、該パネ
    ルの縁に隣接し該パネルから間隔をあけた第1の
    側面と前記パネルの内側面に隣接し該内側面から
    間隔をあけた第2の側面とを有するしやくりみぞ
    内に支持するフアスナーであつて、前記第1の側
    面とパネルの縁との間に配置され且つ第1の側面
    上に載置されるベースと、該ベースから互いに反
    対方向に傾斜して延びる第1および第2の弾性の
    ウイングと、該ウイングの夫々の自由端に設けら
    れて前記パネルの縁に対して弾性係合し且つ前記
    第1および第2の側面に対して前記フアスナーを
    支持させる反力を生じさせるように配置されたベ
    アリング面とを備え、前記ウイングの後縁および
    前記突起の後縁には、前記第2の側面に接触する
    鋭い縁を形成するテーパーが設けられているフア
    スナー。 2 前記ベースは前端と後端とを有し、その後端
    は第2の側面に接触するようにされている特許請
    求の範囲第1項記載のフアスナー。 3 前記ベースの後端には第2の側面に接触する
    鋭い縁を形成するテーパーが設けられている特許
    請求の範囲第2項記載のフアスナー。 4 内側面と外側面とを有するパネルを、該パネ
    ルの縁から間隔をあけた第1の側面と前記内側面
    から間隔をあけた第2の側面とを有するしやくり
    みぞ内に支持するフアスナーであつて、前記第1
    の側面とパネルの縁との間で第1の側面上に配置
    されるベースと、該ベースから互いに反対方向に
    傾斜して延びる第1および第2の弾性のウイング
    と、該ウイングの夫々の自由端に形成され前記パ
    ネルの縁を支持するベアリング面と、前記ベース
    に形成され装飾モールドの下方フランジに係合す
    るリブと、前記ベースの前方においてこのベース
    から上方に延びその上端が装飾モールドの上方フ
    ランジに係合するアームと、該アームに隣接して
    前記ベースに設けられ前記パネルの外側面に接触
    するタブとを備えて成るフアスナー。
JP262578A 1977-07-22 1978-01-13 Fastener Granted JPS5423867A (en)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US05/818,025 US4170855A (en) 1977-07-22 1977-07-22 Molding fasteners

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5423867A JPS5423867A (en) 1979-02-22
JPS6212403B2 true JPS6212403B2 (ja) 1987-03-18

Family

ID=25224453

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JP262578A Granted JPS5423867A (en) 1977-07-22 1978-01-13 Fastener

Country Status (9)

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US (1) US4170855A (ja)
JP (1) JPS5423867A (ja)
AU (1) AU3136877A (ja)
BR (1) BR7800549A (ja)
DE (1) DE2758850A1 (ja)
ES (1) ES245335Y (ja)
FR (1) FR2398205A1 (ja)
GB (1) GB1588236A (ja)
SE (1) SE7800384L (ja)

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