JPS6212403A - タイヤのすべり止め装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、雪道や凍結道路、或はぬかるみ上を走行する
とき、タイヤのスリ、デを防ぐ為に駆動路Ｉ／ｒ壮薗卆
１〃ノセハ÷Ｒｈ　＋１−広壮濤１ｙ朗半１１のである
。

「従来の技術」 一般に積雪時には、タイヤのスリップを防ぐ為にタイヤ
チェーンやスパイクタイヤが用いられる。

しかし、タイヤチェーンはタイヤへの装着が難かしく装
着性に欠けると共に走行時の振動が大きく、またスパイ
クタイヤは積雪、凍結路面以外では路面を傷つけたシ粉
塵を発生させる等の問題点がちる。

一方、タイヤへの装着性を改良したものとして、ノルウ
ェー国特許第１１６１８８号の公知例がある。しかし、
該ノルウェー国特許のものは、走行時に激しい衝撃を生
ずると共に、装置全体が大形化、重量化し、その上タイ
ヤの太さに対応した多種類の装置を必要とする等の実用
性上の難点がある。

「発明が解決しようとする問題点」 本発明は、以上の従来の技術における諸問題点を解消し
、タイヤへの装着性ならびに走行性等に優れる新規のタ
イヤのすべり止め装置を提供するのが目的である。

「問題点を解決するだめの手段」 以上の目的を達成する本発明は［タイヤの外周に横断状
に巻着するＵ字状の巻着部と、前記巻着部の底部から前
後方向に伸設した連結片を有する合成樹脂製のスノーキ
ック体の集合から成り、前記スノーキック体が連鎖体状
に連結されると共に、前記連鎖体の両端を相互連結する
連結部が設けてあυ、さらに、前記巻着部の上端には、
滑車を枢支したロープ掛止部が形成されており、前記連
鎖体をエンドレス状にしてタイヤ外周に装着すると共に
、前記滑車にロープを順次巻き掛けして緊締連結する構
造」から成っている。

「作用」 以上の構成の本発明のタイヤのすベシ止め装置は、合成
樹脂製のスノーキック体を連結した連鎖体から成り、そ
の端部の連結部によってタイヤ外周に巻着されるので、
タイヤへの装着が極めて簡便になると共に、走行時の衝
撃や振動が少なく特段の走行性能が得られる作用がある
。

「実施例」 以下実施例によって詳しく説明する。その一実施例を示
す第１〜４図において、第１図は本発明のタイヤのすべ
り止め装置をタイヤへ装着した状態、第２図はスノーキ
、り体の詳細、第８図は連結部の詳細を示している。

本発明のタイヤのすベシ止め装置は、第１図の様にＵ字
状の横断面を有してタイヤ８の外周に巻着するスノーキ
、り体１の集合から成り、同一のスノーキ、り体１が連
頷体状に連結されて帯状を成し、その端部には連結部２
があってスノーキック体群をエンドレス状に連結し、タ
イヤ８の外周に装着する様に成っている。

詳しくは、スノーキック体１は合成樹脂によって成形さ
れており、タイヤ３の外局に横断状に巻き着くＵ字状の
巻着部５と、巻着部５の底部８から前後方向に伸長した
連結片６から成っている。

そして、連結片６は一側の雌連結片６Ａと他側の２叉状
の雌連結片６Ｂによって対を成すと共に１雌雄連結片６
Ａ６Ｂの先端には、連結ピン用のピン挿入孔１４がそれ
ぞれ複数個横設してあシ、雌雄連結片６ム６Ｂを相互に
組合せてピン挿入孔１４に連結ピンを挿着すると、スノ
ーキック体１が順次連続的に直列に連結され、連鎖体を
成す様に成っている。

また、巻着部５は底部８の左右に概ね対称に延設した側
片７Ａ７ＢによってＵ字状を形成すると共に、側片７Ａ
７Ｂのそれぞれの上端には、滑節点１１’に連結した一
対のリンクプレート１１に滑車１０を枢支したロープ掛
止部１２が形成しである。

即ち、ロープ掛止部１２はスノーキ、り体１が連鎖体を
成して第１図の様にタイヤ３の外周に装着したとき、緊
締ロープ９を滑車１０に巻掛けして隣接するスノーキッ
ク体１を順次連結して緊締する様に成っている。なお、
この実施例の緊縛ロープ９はナイロンロープ（４粍直径
）を用いて、その両端には緊締ロープ９をエンドレス状
にワンタッチロックするロープコネクタ２０が設けてあ
り、滑車１０はベアリング入シの合成樹脂製にしである
。

−ｈ＋＋／１％１ｌ−ｘｊ＆ｍｍｅＭｅｍＯＭ４り＝番
＊ｍｍ＋ｒは凹部を集合させたブロックパターン１５が
形成され、プロ、クパターン１５によってすペシ止め作
用を成す様に構成しである。なお、図中の１３は側片７
ム７Ｂの外側に形成したリプ、１６は底部８に設けたス
パイクピンである。

一方、連結部２は第８図の様に雄連結板１７と雌連結板
１８ならびくロック板１９によって構成された２支点口
、り機構の連結部に成っている。

即ち、雄連結板１７はスノーキック体１の雌連結片６Ｂ
と連結できる様に、その一端に数個のピン挿入孔１４を
並列に有し、他端は口、り板１９と折曲自在に連結され
ている。また雌連結板１８の一端はスノーキック体１の
雌連結片６Ａと連結できる様に数個のピン挿入孔１４を
並列に有し、他端はロック板１９と折曲自在に連結され
ている。そして、雌連結板１８を押し倒してロック板１
９を倒すと、ロック板１９と雄連結板１７の半分が雌連
結板１８の内側に形成した凹部２１に収納されると共に
、雌雄連結板１７．１８が引き寄せられ、第３図０のよ
うに雌雄連結板１７．１８を連通するロックビン孔２２
にロックビンが挿着されると、一体に折シたたまれてロ
ックされる２支点口、り機構の連結部２に成っている。

そして、以上のスノーキック体１と連結部２は、耐寒性
と耐摩耗性を有し、かつ適度な弾性と剛性が調和した合
成樹脂によって成形されると共に、必要によって任意色
に着色されている。

以上のスノーキック体１と連結部２は、第４図の様に装
着するタイヤの局長に対応した数のスノーキック体１を
相互連結して連鎖体にすると共に、スノーキック体１の
滑車１０の下側に所要長の緊締ロープ９を挿通して該連
鎖体の全長に渡して装着し、端部のスノーキ、り体１に
連結部２を連結してタイヤのすベシ止め装置として構成
される。

なお、以上の本発明の構成において、前記実施例の２支
点ロック機構は連結部２の一例を示したもので、他の構
造の連結部２に変更しても良く、また、緊締ロープ９の
両端連結の手段は前記のローブコネクタ２０以外の手段
に変更しても良い。

以上の構成の本発明のタイヤのすベシ止め装置は、巻着
部５を上向きにして装着すべき駆動輪の前方に直線状に
展開し、その上を緩やかに走らせてスノーキック体１を
タイヤ８の外周に順次巻着させ、連結ピンによってエン
ドレス状Ｋ　Ｌテ連結部２をロックすると共に、緊締ロ
ープ９を緊締連結すると、第１図の様にタイヤ３の外周
に緊張して装着される。

以上の本発明のタイヤのすペシ止め装置によると、適度
な弾性と剛性を有する合成樹脂製のスノーキ、り体１が
連鎖体を成してタイヤ８に装着されると共に１スノ一キ
ツク体１は自己の側片７Ａ７Ｂの上端に設けたロープ掛
止部１２の滑車１０に緊締ロープ９を巻き掛けして相互
連結され、その２本の緊締ロープ９がタイヤ８の両側に
沿ってスノーキック体群を緊締連結する構成から成るの
で、車輌走行時に個々のスノーキック体１はタイヤ８の
接地時変形に敏感に追随して柔構造的に作用することが
できる。

従って、スノーキ、り体ｌは走行時のタイヤ８にフィツ
トし、走行時の衝撃や、振動、騒音が極めて少くなって
格段の走行性能が得られると共に、ロープ掛止部１２に
巻き掛けした緊締ロープ９によって走行時のスノーキ、
り体１の位置ずれや、巻着姿勢の崩れが防止され、前記
の走行性能を安定させる特有作用がある。

そして、タイヤへの装着は前記の装着手段がとれるので
装着装脱操作がワンタッチ的となって極めて簡便となシ
、女性、未経験者等誰しもが簡易かつ迅速にして的確に
装着装脱できる優れた装着性がある。

さらに、本発明のタイヤのすぺ〕止め装置は、・スノー
キック体１の連結数の調整によって展開長の調整ができ
るので、タイヤの局長に対して汎用性があシ、タイヤの
横断形状に合せて３〜４種類のスノーキ、り体１を準備
するのみで、全車種に使用可能となって経済的である。

・軽′Ｍ（概ね四輪車用で４．５に９以下）であシ、か
つタイヤから外したときポーμ状に巻き取れるので取扱
性ならびに収納性が良い。

・スノーキック体１に前記実施例のプロ、クバらびにア
イス盤いずれにもすベシ止め作用すると共に、タイヤの
槓すベシ防止作用があり、使用地域（豪雪地、極寒地、
その他）使用期間（厳寒期、初春率等）を問わず万能す
ベシ止め性能がある。

・スノーキ、り体１ならびに連結部２は着色自在であり
、着色によってタイヤのすペシ止め装置が遠視確認でき
るので、装着徹底の管理が容易になる。

・タイヤへの装着不良による「たたき音」のおそれがな
い。

・軽量特性から走行中の遠心力が小さく、走行中に外れ
る危険が少い。

・従来のタイヤチェーンでアスファルト路面を走行する
と早期に切損するが、本発明のすベシ止め装置はアスフ
ァルト路面を走行しても耐久性があシ、また切損しても
車体を損傷することが少い。

・スノーキック体１の部分交換のみによって、経済的な
保守ができる。

以上の優れた諸利点がある。

め装置は、例えば自転車の様に車輪の両側に車軸を支え
るフオ°−り体が存在してもタイヤへの装着脱ができる
ので自動二輪車ならびに自転車のタイヤにも応用するも
のである。

「発明の効果」 以上の様に本発明のタイヤのすペシ止め装置は、走行時
の装着姿勢が安定すると共に、振動や衝撃、騒音が極め
て少い格段の走行性能が得られ、かつ、タイヤへの装着
装脱が極めて簡便になる優れた装着性がある。

そして、軽量コンパクトにして日常の取扱いが便利であ
ると共に、耐久性が良く、破損、摩耗のときは部分交換
によって経済的に使用できる等の実用的諸効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図工本発明−実施例のタイヤのすペシ止め装置の装
着状態を示す斜視図、第２図：第１図実施例のスノーキ
ック体を示し、（２）はその正面図、０はその側面図、
０はその底面図、第８図（ト）（ロ）：第１図実施例の
連結部を示す斜現図、第４図：第１図実施例のタイヤの
すべり止め装置の展開状態を示す側面図 主な符号、１：スノーキ、り体、２：連結部、３：タイ
ヤ、５：巻着部、６Ａ６Ｂ：連結片、７Ａ７Ｂ：側片、
８：底部、９：緊締ローブ、１０：滑車、１１：リンク
プレート、１２：ロープ掛止部、１４．２２：ビン挿入
孔、１７：雄連結板、１８二雌連結板、１９：口、り板 特許出願人　　　　　　　住友′ｆ！１装株式会社　（
ほか１名）代理人弁理士　　　　　　　　岡　　　　賢
　　　美第３図 （Ｂ） 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）タイヤの外周に横断状に巻着するＵ字状の巻着部
   と、前記巻着部の底部から前後方向に伸設した連結片を
   有する合成樹脂製のスノーキック体の集合から成り、前
   記スノーキック体が連鎖体状に連結されると共に、前記
   連鎖体の両端を相互連結する連結部が設けてあり、さら
   に、前記巻着部の上端には、滑車を枢支したロープ掛止
   部が形成されており、前記連鎖体をエンドレス状にして
   タイヤ外周に装着すると共に、前記滑車にロープを順次
   巻き掛けして緊締連結する構造を特徴とするタイヤのす
   べり止め装置。